JPS58118067A - 情報再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、情報記録円盤（以下「ディスク」と称す）
に記録された情報をピックアップで読み取って再生する
ようにした情報再生装置に関する。

情報再生装置として、ディスクを角速度一定制御（以下
「ＣＡＶ制御」と略称する）で回転させ々から、このデ
ィスクに記録された情報をピックアップで読み取って再
生するようにしたものがある。

ところが、ディスク’ｔｃＡＶ制御で回転させていても
、ディスクの偏心や反り、あるいはピックアップアーム
の長さや角度によってディスクの記録跡（＋−ランク）
とピックアップとの相対速度が変化するため、再生信号
中に所謂時間軸誤差（以下「ノック」と称す）が含まわ
、でしまう。

そこで、従来から再生信号中の基準信号を標準信号と比
較して、その比較結果に基づいて電磁ジンタザーホヲか
けてぎツクアップをディスクのトラックの接線方向に駆
動変位させてジッタが生じないようにしている。

ところで、電磁ジッタサーボをかける場合、ディスクを
ＣＡＶ制御で回転させているので、ディスクの内周側と
外周側とでは線速度が変化するので、ディスクの中心位
置からピックアップがトレースしているトラック位置ま
での距離（以下、「トラック半径」と称す）に応じて電
磁ジッタサーボ系のオープンケゞインｔ＝化させること
が必要になる。

寸だ、情報再生装置として、フェーズロック・ループ（
ＰＬＬ）制御を行なってディスクを線速度一定制御（以
下ｒＣＬＶ制御」と略称する）で回もある。

このような情報再生装置においては、一定の線速度を安
定させるために、ＰＬＬ制御に必要な自動周波数制御（
ＡＦＣｌをトラック半径に応じて調整することが必要に
なる。

さらに、斜式の情報再生装置においては、マイクロスイ
ッチ等を使用して針のディスクへのローディング位置を
決めるようにしていたので、位置調整が難しく、容易に
位置調整できるようにすることが望まれている。

この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、情報
再生装置における上述のような各種の要求に応えられる
ようにすることを目的とする。

そのため、この発明による情報再生装置は、記録情報読
み取り用のピックアップのディスク径方向の変位量に応
じて出力インピーダンスが変化するインピーダンス素子
を設けて、トレース中のトラック半径を検出できるよう
にしたものである。

以下、この発明の実施例を添付図面を参照して説明する
。

第１図は、この発明の一実施例を示す概略構成図である
。

同図において、ディスク１に記憶された情報を読み取る
針２全先端に取付けたカンチレバー３の後端部は永久磁
石を備えており、ジッタ制御及びトラッキング制御用の
電磁駆動装置４内に嵌入している。

このカンチレバー３を有するカートリッジと電磁駆動装
置４は、後述する駆動機構によって矢示Ｐ及びＱ方向に
リニア駆動されるピックアップブロック５内に取付けら
れており、トラッキング制（財）補正信号に応じて電磁
駆動装置４がカンチレバー３をディスク１の半径方向に
駆動変位させると共に、ノック補正信号に応じてカンチ
レバー３をディスク１のトラックの接線方向に駆動変位
させる。

ピックアップブロック５の駆動機構は、駆動モプドライ
ブローラ１１に伝達して、このロープドライブローラ１
１に数回巻回してグーＩＪ１２，１３間に張装したロー
プ１４を矢示Ｒ又はＳ方向に回動させ、このロープ１４
に固定したピックアップブロック５を矢示Ｐ又はＱ方向
にリニア駆動するようになっている。

そして、この駆動機構のロープドライブローラ１１の回
転軸１１ａにインピーダンス素子である可変抵抗器１５
の回転摺動子１５ａを連結しである。

このように、この情報再生装置は、ピックアップブロッ
ク５をディスク１の半径方向にリニア送りし々から、カ
ートリッジのカンチレバー３をトラッキング制御してト
ラックをトレースし、情報を読み取って再生する。

そして、このぎツクアップブロック５の変位量に応じて
可変抵抗器１５の出力インピーダンスである出力端子ｂ
−ｃ間の抵抗値が変化する。

したがって、可変抵抗器１５の出力端子ｂ−ｃ間の抵抗
値は、ディスク１の中心位置に対するピツクアップの針
２がトレースしているトラック位置（＋−ランク半径）
に応じて変化するととになる。

そこで、この可変抵抗器１５の出力端子ｂ−Ｃ間の抵抗
値に基づいて前述したＣＡＶ制御におけるオープンゲイ
ンの調整、、ＣＬＶ制御におけるＡＦＣの調整、針のロ
ーディング位置決め制御等のピックアップブロック５の
システムコントロールを行なうようにすることができる
。

まず、ＣＡＶ制御におけるオープンゲインの調整につい
てＮＴＳＣビデオディスク金側にして説明する。

第２図は、一般的なジッタ補正回路の一例を示すブロッ
ク図である。

このジッタ補正回路は、ディスクＩＫＭＦＭ変調で記録
されたビデオ信号を第１図におけるピックアップブロッ
ク５内の針２等によるピックアップ部１６で読み取って
ＦＭ復調回路１７で復調し、復調信号の２．５６ＭＨｚ
のクロマ信号をＡＭ変調回路１８で６．１４　ＭＨｚ　
Ｋ変調して基準信号である３、５８ＭＨｚのクロマ信号
にした後、・ぐ−スト分離回路１９でバースト信号を分
離して位相検波回路２０に入力する。

この位相検波回路２０によって、入力さり、た基準信号
である３、５８ＭＨｚのクロマ信号を標準信号発生回路
２１からの標準の３．５８ＭＨｚの信号と位相比較して
、ディスク１の再生信号中に含まれるブック成分を位相
検波信号Ｓ１　　として出力する。

そして、この位相検波回路２０の位相検波信号８１ｋ、
高域フィルタ２２を介して低周波分を除去した信号Ｓ３
を発振周波数６．１４．　Ｍ　Ｈｚの電圧制御形発振回
路（ＶＣＯ）２３に入力してＡＭ変調の際の補正信号と
すると共に、低域フィルタ２４を介して高周波分を除去
した信号Ｓ２をドライバ回路２５に入力し、このドライ
バ回路２５の出力をジッタ補正信号ＳＪとして電磁駆動
装置４に入力して、ｔツクアラプ部１６の力／テレパー
３全ディスク１のトラックの接線方向に駆動変位させて
ブックを補正する。

そこで、ドライバ回路２５を、第３図に示すようにオ被
アンプ２６と、固定抵抗Ｒｊ、Ｒ２及び可変抵抗ＶＲ１
１等からなる非反転増幅器によって構成し、その可変抵
抗ｖＲ１として第１図に示す可変抵抗器１５の出力端子
ｂ−ｃ間の抵抗を使用する。

なお、可変抵抗器１５は、ピックアップ部１６がディス
ク１の外周側から内周側へ移動するに従って出力端子ｂ
−ｃ間の抵抗値が大きくなるように摺動子１５ａが回転
される。

とのようにドライバ回路２５を構成したので、この電磁
ノツタサーボ系のオープンゲインＧは、ドライ・ぐ回路
２５の抵抗Ｒ＋、Ｒ２の抵抗値をｒｌ。

ｒ２、可変抵抗ＶＲ＋の抵抗値全ｒ３、電磁駆動装置４
のインピーダンスをＺとした場合、 で示す式で表わされる。

この式において、抵抗値ｒ３は上述のように惑≠奏学≠
針２がディスク１の外周側から内周側に移動するに従っ
て大きくなる。

したがって、オープンゲインＧば、ピックアップ部１６
がディスク１の外周側から内周側に移動するに従って、
つまりトレースするトラックの半径が小さくなるに従っ
て小さくなる。

それによって、この電磁ジンタサーボ系のオープンゲイ
ンをディスクの外周側に合わせて設定しても内周側で発
振等の不都合を生ずることなく、トラック半径に応じた
ジッタ補正を行なうことができる。

次に、ＣＬＶ制御におけるＡＦＣの調整について説明す
る。

第４図は、ＣＬＶ制御回路の一例を示すブロック図であ
る。

とのＣＡＶ制御回路は、ピックアップ部１６によって読
み取った信号に含丑れるディスク１の回転に伴うパルス
をＡＦＣ回路３０の回転パルス検出回路３１で検出する
。

そして、この回転・ぐルス検出回路３１からの回転パル
スＰ１を微分回路３２で微分してタイミング・ぐルス発
生回路３３に入力し、所定のタイミングでタイミングノ
ｅルスＴＰを出力させて鋸波発生回路３４から鋸波を発
生させ、この鋸波をサンプルホールド回路６５によって
タイミングノｅ）レスＴＰのタイミングでサンプルホー
ルドする。

とのＡ　’Ｆ”　Ｃ回路６０のサンプルホールド回路６
５の出力であるＡＦＣ出力電圧ＶＡＦＯと、回転ノＲル
ス検出回路ろ１からの回転ノクルスＰ１を入力するＰＬ
Ｌ（フェイズ・ロックド・ループ）回路６６の出力ＶＰ
ＬＬとを加算器６７によって加算し、この加算器６７の
出力をモータ制御回路６８に入力してディスク駆動モー
タ３９を制御する。

とのＣＬＶ制御回路において、ディスク１の回転速度は
鋸波発生回路６４によって発生される鋸波に係わるので
、その鋸波のレベルを可変抵抗Ｖ　Ｒ２によって変化さ
せるようにし、その可変抵抗ＶＲ２全第１図の可変抵抗
器１５によって構成している。

その可ｉ抵抗ｖＲ２の抵抗値ｋ　Ｒ＋　、　Ｒ２、Ｒ３
、Ｒ４と変化させた場合のＡＦＣ出力電圧ＶＡＦＯとデ
ィスク回転数ｆ（Ｈｚ）との関係の一例を第５図に示し
である。

そして、ＣＬＶ制御においては、トラック半径ｒとディ
スク回転数ｆの積ｒ−ｆを一定の関係になるように制御
するので、例えばトラック半径が５Ｑｍｍから１２０朋
に変化した場合、ディスク回そこで、可変抵抗ＶＲ２の
抵抗値変化曲線がディスク回転数ｆの変化曲線と対応す
るように可変抵抗器１５を構成しておけば、半径に応じ
て線速一定回転の自動速度制御を行なうことができる。

次に、斜式の情報再生装置におけるローディング位置の
調整等のピックアップ部１６のシステムコントロールに
ついては、第１図の可変抵抗器１５に加えて可変コンデ
ンサ、可変インダクタンスをもピックアップブロック５
の変位量に応じて出力インピーダンスが変化するように
設け、それ等の変化量に基づいてシステムコントロール
−を行々うことによって、特に針のローディング位置の
Ａ整が容易になる。

なお、インピーダンス素子の出力インピーダンスに基づ
いて行なう制御は、上述の制御に限るものでないことは
勿論であり、トラック半径に応じた各種制御を行なうこ
とが可能である。

また、インピーダンス素子の個数（ｌ−１：１個に限る
ものではなく、必要な制御に応じて複数設けてもよい。

。 さらに、この発明は斜式ピックアップを用いた情報再生
装置に限るものではなく、光式ピックアップを用いるも
のにも同様に適用し得る。

以上説明したように、この発明によれば情報再生装置に
おいてトラック半径に基づく制御が要求される場合に、
その要請に応えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す概略構成図、第２
図は、この発明を応用した角速度一定制御の情報再生装
置におけるノック補正回路の一例を示すブロック図、 第３図は、第２図のドライバ回路の具体例を示す回路図
、 第４図は、この発明全応用した線速度一定制御の情報再
生装置におけるＣＬＶ制御回路の一例を示すブロック図
、 第５図は、第４図におけるＡＦＣ出力電圧ＶＡ　Ｆ　Ｃ
！とディスク回転数で及び可変抵抗■Ｒ２の抵抗値の関
係の一例を示す線図である。 １・・・ディスク（情報記録円盤）　　２・針３・・・
カンチレバー　　　４・・・電磁駆動装置５・・・ピッ
クアップブロック １１・・ロープドライブローラ １５・・・可変抵抗器（インピーダンス素子）１６・・
・ピックアップ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　情報記録円盤に記録された情報をピックアップで読
   み嘔って再生するようにした情報再生装置において、前
   記ピックアップの前記円盤径方向の変位量に応じて出力
   インピーダンスが変化するインピーダンス素子を設けた
   ことを特徴とする情報再生装置。 ２　情報記録円盤が、角速度一定制御で回転される円盤
   であり、インピーダンス素子が、ピックアップのジッタ
   補正回路におけるオープンゲインを変化させるだめの素
   子である特許請求の範囲第１項記載の情報再生装置。 ６　情報記録円盤が、線速度一定制御で回転される円盤
   であり、インピーダンス素子がフェーズロック・ループ
   制御のための自動周波数制御用の素子である％許請求の
   範囲第１項記載の情報再生装置。 ４　ピックアンプが針を有するピックアップ郁で１、イ
   ンピーダンス素子が前記針のローディング位置調整用の
   素子である特許請求の範囲第１項記載の情報再生装置。 ５　ピックアップがロープドライブによりリニア駆動さ
   れるものであり、インピーダンス素子が、前記ロープド
   ライブ用ローラの回転軸に連結された可変抵抗器である
   特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の情
   報再生装置。