JPS58117826A - 鋳造オ−ステナイト鋼構造品の高温性質を向上するための熱機械的処理 - Google Patents

鋳造オ−ステナイト鋼構造品の高温性質を向上するための熱機械的処理

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JPS58117826A
JPS58117826A JP22783282A JP22783282A JPS58117826A JP S58117826 A JPS58117826 A JP S58117826A JP 22783282 A JP22783282 A JP 22783282A JP 22783282 A JP22783282 A JP 22783282A JP S58117826 A JPS58117826 A JP S58117826A
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JP
Japan
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temperature
high temperature
deformation
casted
mechanical treatment
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Pending
Application number
JP22783282A
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English (en)
Inventor
リユジカ・ペトコビク・リユトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ExxonMobil Technology and Engineering Co
Original Assignee
Exxon Research and Engineering Co
Esso Research and Engineering Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/005Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment of ferrous alloys

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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋳造オーステナイト質耐熱合金構造品を、昇
温下で優れた強度と延性を具備すると共に高温において
炭化(炭素浸透)或いは酸化環境に曝される時改善され
たクリープ性質を示す組織を発現するよう熱−機械的に
処理する方法に関係する。
様々の産業上のプロセス、とりわけ化学プ皇セスにおい
ては、更に一段と高い温度に耐えることができまた材料
にとって有害な環境雰囲気に更に一層耐えることのでき
る合金材及び合金製品に対する要求が絶ゆまず生みださ
れている。このような有害な環境とは炭化雰囲気及び酸
化算囲気いづれをも含むものであり、これらは多くの産
業プロセスにおいてプラントの性能と効率に著しい愚影
響を及ぼすことが知られている。これら影響は、エチレ
ン熱分解チューブ、二酸化炭素及びへりりム冷却原子炉
、石炭処理プラント、炭化水嵩リホー2ング義置、蒸気
発生器のような熱搗瑠設備において顕著である。
様々の合金材及び合金製品がこのような環境での使用に
向けて設計されてきた。特には、耐熱性及び炭化乃至炭
素浸透耐性を示すオーステナイト質合金鋼が炭化水素の
スチームクランキングのような有機物質の熱分解用の熱
分解炉において使用する為開発された。一般に、熱分解
炉は一層の耐熱合金鋼製管を収納し、その内部で反応が
行われる。ここで、「管」とは、昇温下で炭化性及び酸
化性物質を収蔵する、チューブ、パイプ、取付具、その
他の部品を包括するものである。
オーステナイト質合金鋼を管のような構造品に鋳造する
時、管壁の厚さを通して半径方向に配向される柱状結晶
粒から主に成るミクロ組織が発現する。高温での使用中
、この型式の粒組織はクラックの発生(核生成)と伝播
を生じやすく・、いったんそれが開始されると構造体の
厚さ全体を通してクラックが走る傾向がある。この重大
な欠点の為K、このようなりラックの発生と伝播を阻止
するようこれら構造品を処理する方法の開発がきわめて
待望されている。更に、このようなりラックの発生と伝
播を阻止し、同時にクリープや延性のような他の高温性
質をも併せて改善するととも更に一層所望される。
本発明に従えば、鋳造オーステナイト質耐熱クロム含有
合金鋼構造品の高温性質を改善する為の熱−機械的処理
法が提供され、この方法は、偵)炭化クロムを固溶せし
めるが、初期溶融を起さな〜1温度にまで構造品を加熱
し、(b)構造品を炭化クロムの少くとも501、好ま
しくは少くとも75−が固溶するよう充分な期間その温
度に維持し、(cl高温成形操作により約15〜6〇−
塑性変形を適用し、そして(dl結晶粒の完全な再結晶
を起させるような速度で構造品を室温まで冷却すること
から成る。
本発明に従って処理されうるオーステナイト質合金構造
品は、鋳造法により作製されそして高温用途向けKこれ
まで開発されて幹たもの一般である。一般に、これら構
造品は、ニッケルを基とするか或いは約50重量−まで
の鉄を含有するものである。ここで使用される構造品は
約20ル30好ましくは約CL3〜α5重量%炭素を含
有している。構造品はまた、珪素、タングステン、モリ
ブデン、マンガン、ニオブ、ハフニウム、アルミニウム
、イツトリウム等のような元素をも少量含有しているこ
とが多くそしてこの種の合金に代表的に見いだされる任
意的な添加元素及び微量の随伴不純物をも含有している
本発明に従い構造品を処理することkより、鋳造状態の
ままのミクロ組織が改質されて、比較的粗い等細粒組織
が発現し、それにより主たる応力に対して横断方向に配
向される粒界の数を最小限とするようkなる。ここで「
比較的粗い等釉粒」とは約45μm 〜180#mのA
STM6〜2の粒寸をおおよそ有する整った軸方向の粒
を意味する。非常に微細な粒はそれらがクリープ中粒界
摺りを最大限化し、それにより合金の強度を低下しそし
てクラックの核生成と伝播を促進するから、所望されな
い。
本発明に従う熱−機械的処fin、次のような性質を有
する構造品が得られる; (al  優れた高温強度、 (bl  優れた高温延性、 (C)゛ 高温での改善されたクリープ性質、(d) 
 粒界面積の増大とそれkよる連続炭化物の容積分率の
減少及びクラック核発生点の最小限化、tel  クラ
ック伝播を最小限とするような所要の方位の粒界、及び げ)粒安定化を与えそして高温への再唾露中の粒成長を
防止する粒界におけるブロック状炭化物。
本発明に従い構造品を処理するに当って、構造品は、炭
化クロムが固溶状態となる温度であり、しかも初期溶融
が起る温度以下の温度まで加熱される。「初期溶融」と
は合金の低融点相が溶融を示し始める温度を意味する。
一般K、構造品は約1050〜1500℃の、好ましく
は約1100〜1200℃の温度まで加熱される。構造
品はその温度に有効時間維持される。有効時間とは膨化
クロムの少くとも5016、好ましくは少くとも75%
を固溶せしめるに必要とされる特定温度での時間を意味
する。このような高温に構造品をなお維持したまま、約
15〜60チの変形が起るよう高温成形操作により制御
下での塑性変形が構造品に適用される。好ましくは、変
形は一段階当り約10〜15慢づつ何段階かにわたって
適用される。本発明において使用するに適当な高温成形
操作の例としては、例えば圧延、押出、引板、鍛造郷が
挙げられる。一般K、炭化クロムを固溶せしめる温度に
おいて変形をもたらしつるような任意の高温成形操作が
適当である。これら温度以下では、炭化物粒子の近傍に
おける共存下の応力がiトリックスにおけるクリープに
よって緩和されず、応力を吸収する為の別の緩和機構と
してクラックが発生する。
変形操作の完了に際して、構造品は炉に移されそして結
晶粒の再結晶化を起らしめるよう約り00℃/時間を越
えない速度で冷却される。
以下、本発明の理解を助ける為、比較例及び実施例を示
す。これらは本発明の例示目的で示すのであって、本発
明を限定することを急回するものでない。
比較例A−E 寸法t25cR×5cIL×20菌を有する5つの試片
が、重量−で表わしてα44嘔C,t35憾8i。
Q、6%Mn、2&11GCr、2t21Ni 110
3% Mo、残部Feの組成の鋳造オーステナイト鋼管
の壁から採取された。各試片の最初の鋳造状態のママノ
ミクロ組織は、約15■平均直径の等軸ノそして柱状の
結晶粒混合物から成り、これら粒には炭化クロムの連続
したネットワークが中央周辺に多量に存在した。
各試片は、冷間圧鷺により約6o嘩質形され続いてチュ
ーブ状炉内で約1ooo℃±5℃の温度で焼鈍された。
但し、試料Eのみは800”Cにおいて追加焼鈍を受け
た。焼鈍はすべて高純度アルゴン雰囲気中で実施された
。表■は各試料を焼鈍した温度及び時間をまとめたもの
である。
閃」 A        1000     1B     
  1000    8 C100024 D       1000   120E      
1000   24     800   1すべての
試片は、焼鈍処理後実質上の再結晶化を示しそして各々
のミクロ組織は約10μm寸法の再結晶化等釉粒を有し
て、不連続軟化物ネットワークを含むことが見出された
。これら試片は約10Jfflの寸法を有する等軸結8
粒から成りそして粒界炭化物の不連続ネットワークを有
したけれども、これらは冷間圧延作業中存在する連続炭
化物が砕かれそして分断されそして微細な再結晶化ミク
ロ組織によって受継がれたものだから、所望されない。
それ故、改変組織中には予備形成りラックが多数存在し
ており、これは延性と強度の不通を招来するため、材料
を高温用途で用いることを不適当とする。
比較例F−N及び例1−7 先きの例における管と同じ組成を有する鋳造オステナイ
ト管壁からt 25cILX 5(!IIX 20αの
寸法の試片が採取された。すべての試片は、先ず120
0℃において一時間加熱されそして単一スタンドミルに
少くとも2回それらを通すととにより様々の温度で熱間
加工を受けた。各パスは、試片の約10−〇減厚をもた
らした。変形後、試片はクリープ破断試験された0表■
は各試片に対する実験条件を示しそして表■はクリープ
試験データを示す。
上記表のデータは、比較的大きな粒寸において試片は本
発明におけるような粒寸な有する試片とは対照的にクリ
ープ破断を受けやすくなることを示す。
比較例0−Q 上記例と同じ寸法及び組成を有する3つの試片が120
0℃で1時間加熱されそして後年−スタンドミルを2回
通すことにより900℃で熱間加工された。試片は様々
な温度及び時間焼鈍された。
表■は試片が処理された条件を示す。
表■ 0   2   19   1100   1  59
P    2   19   1100  120  
60Q    2   19   1000   1 
  s1表■に示された試片の熱間圧延は多量のクラッ
ク発生及び裂けをもたらした。従って、熱間加工は90
0℃を越える温度で達成されねばならない。
例8 先きと同じ組成を有する鋳造オーステナイト鋼試片が1
200℃で1時間加熱されそして30−減厚をもたらす
よう押出による変形を受けた。管は1100℃で1時間
焼鈍されそして100℃/時間以下の速度で室温に冷却
された。管は優れた高温強度及び靭性並びに改善された
クリープ性質を持つことが見出された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)鋳造オーステナイト質鋼構造晶o*p*掌を一改善
    する為の方法であって、 (a)  構造品を炭化り四ムを固溶せしめる温度以上
    で且つ初期溶融を起さない温度よりtい温度に加熱する
    段階と、 (bl  構造品をその温度に有効時間維持する段階と
    、(C)  約15〜60−mm変形を適用す養ことk
    より構造品を熱間加工する段階と、 (d)  構造品を約り00℃/時間以下の適度で冷却
    して生成平均粒寸が約45〜1・o srs O@囲に
    あるよう粒の再結晶を起させる段階とを包含する前記方
    法。 2)構造品が約108@〜1200℃の温度に加熱され
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)構造品が約1100〜1200℃の温度に加熱され
    る特許請求の範囲第2項記載の方法。 4)構造品が炭化クロムの少くとも75嘩を固溶せしめ
    るに充分長く維持される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 5)タロムの実質上すべてを固溶せしめるに充分長く構
    造品が維持される特許請求の範囲第4項記載の方法。 6)少くとも50esの変形が実現される特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 7)少くとも50チの変形が実現される特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 @)構造品が管である特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 9)構造品が管である特許請求の範囲第7項記載の方法
    。 10)生成平均粒寸が約80〜100μmである特許請
    求の範囲第7項記載の方法。
JP22783282A 1981-12-28 1982-12-28 鋳造オ−ステナイト鋼構造品の高温性質を向上するための熱機械的処理 Pending JPS58117826A (ja)

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US33465181A 1981-12-28 1981-12-28
US334651 1981-12-28

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EP0083191A3 (en) 1985-04-03
CA1196555A (en) 1985-11-12
EP0083191A2 (en) 1983-07-06

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