JPS58117212A - 積層板の製造方法 - Google Patents
積層板の製造方法Info
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- JPS58117212A JPS58117212A JP12359281A JP12359281A JPS58117212A JP S58117212 A JPS58117212 A JP S58117212A JP 12359281 A JP12359281 A JP 12359281A JP 12359281 A JP12359281 A JP 12359281A JP S58117212 A JPS58117212 A JP S58117212A
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- Japan
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- resin
- powdered
- laminate
- phenol
- paper
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- Laminated Bodies (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、パルプ等の繊維性基材原料に粉末フェノール
樹脂な内添抄紙し、乾燥してプリプレグを得た後、更に
熱プレス工程を経て、積層板を作成しようとする方法に
於て、この製造方式に適した粉末フェノール樹脂に関す
るものである。
樹脂な内添抄紙し、乾燥してプリプレグを得た後、更に
熱プレス工程を経て、積層板を作成しようとする方法に
於て、この製造方式に適した粉末フェノール樹脂に関す
るものである。
従来より、紙フェノール積層板の製造方法はパルプ、コ
ントンリンター等の繊維性基材をあらかじめ、叩解抄紙
した原紙に、有機溶媒に溶解したフェノール樹脂ワニス
を含浸し、乾燥して溶媒を除去したプリプレグを製造し
、これを必要枚数積層後、加熱加圧工程を経て、積層板
とする方法が使われている。
ントンリンター等の繊維性基材をあらかじめ、叩解抄紙
した原紙に、有機溶媒に溶解したフェノール樹脂ワニス
を含浸し、乾燥して溶媒を除去したプリプレグを製造し
、これを必要枚数積層後、加熱加圧工程を経て、積層板
とする方法が使われている。
近年では、上述のような、ワニス含浸工程の廃止による
省資−声機溶媒による危険性、臭気公害の全く無い、新
しい技術、すなわち、上述するような樹脂内添抄造方式
が試みられている。
省資−声機溶媒による危険性、臭気公害の全く無い、新
しい技術、すなわち、上述するような樹脂内添抄造方式
が試みられている。
該方法の工程の概略を述べるならば、水とパルプ基材を
叩解機を用いて分散した後、粉末ツーノール樹脂を攪拌
機でよく分散せしめ、円網又は長網抄紙機にて抄紙し、
熱風又はホットプレスで水分を蒸発乾燥させて、プリプ
レグを製造し、これを更に加熱加圧成型して積層板を得
る方法である。
叩解機を用いて分散した後、粉末ツーノール樹脂を攪拌
機でよく分散せしめ、円網又は長網抄紙機にて抄紙し、
熱風又はホットプレスで水分を蒸発乾燥させて、プリプ
レグを製造し、これを更に加熱加圧成型して積層板を得
る方法である。
しかしながら、樹脂内添抄造方式に於ける大きな技術的
問題点としては、通常市販されている粉末7−ノール樹
脂を使用した場合、抄紙された樹脂内添ウェットシート
中の水(沸点100℃)を蒸発させるために、100℃
以下で乾燥させた場合は、非常に長時間の乾燥時間を要
する。例えば80℃では160分の乾燥時間を要する。
問題点としては、通常市販されている粉末7−ノール樹
脂を使用した場合、抄紙された樹脂内添ウェットシート
中の水(沸点100℃)を蒸発させるために、100℃
以下で乾燥させた場合は、非常に長時間の乾燥時間を要
する。例えば80℃では160分の乾燥時間を要する。
一方乾燥効率を高めるために、乾燥温度を100℃以上
に\すると例えば120℃で乾燥すれば、乾燥時間は8
0分と短いが樹脂の化学反応が進行して、樹脂の流れが
悪くなり、加熱加圧成型時の樹脂とパルプとの間に於け
るぬれ不良を起し、いわゆる「かすれ」現象を生じ、電
気的特性、機械的特性及び耐水性が低下することである
。
に\すると例えば120℃で乾燥すれば、乾燥時間は8
0分と短いが樹脂の化学反応が進行して、樹脂の流れが
悪くなり、加熱加圧成型時の樹脂とパルプとの間に於け
るぬれ不良を起し、いわゆる「かすれ」現象を生じ、電
気的特性、機械的特性及び耐水性が低下することである
。
本発明者らは、樹脂内添抄造方式に於ける、かかる乾燥
効率(生産性)と物性を両立させるべく鋭意研究した結
果、本発明の特許請求の範囲に記載せる、JIS−に−
6910の方法において、ゲルタイム120〜300秒
、流動度150〜230■、窒素含有量が3.3〜5.
0重量%である粉末アンモニアレゾール樹脂を含んでな
るフェノール樹脂を使用することにより、100℃以上
の高温下で、非常に効率よく水分を乾燥させ得て、しか
もその工程においては、樹脂の反応を抑制し、最終工程
での加熱加圧によって、積層板を成型する時には「かす
れ」現象を起さずに、電気特性、耐水性及び機械的特性
の優れた積層板が得られることを見い出した。
効率(生産性)と物性を両立させるべく鋭意研究した結
果、本発明の特許請求の範囲に記載せる、JIS−に−
6910の方法において、ゲルタイム120〜300秒
、流動度150〜230■、窒素含有量が3.3〜5.
0重量%である粉末アンモニアレゾール樹脂を含んでな
るフェノール樹脂を使用することにより、100℃以上
の高温下で、非常に効率よく水分を乾燥させ得て、しか
もその工程においては、樹脂の反応を抑制し、最終工程
での加熱加圧によって、積層板を成型する時には「かす
れ」現象を起さずに、電気特性、耐水性及び機械的特性
の優れた積層板が得られることを見い出した。
本発明の特許請求範囲に記載せる粉状シーノール樹脂は
、フェノール類とホルムアルデヒド類とをアンモニア及
び又はその誘導体の存在下において温度が50〜120
℃、好ましくは60〜100℃の条件下で製造されるも
のでありかっ、窒素含有量が3,3〜5.0チでゲルタ
イム120〜300秒、流動度150〜230111+
の範囲にあることを特徴とする粉状ツーノール樹脂であ
る。
、フェノール類とホルムアルデヒド類とをアンモニア及
び又はその誘導体の存在下において温度が50〜120
℃、好ましくは60〜100℃の条件下で製造されるも
のでありかっ、窒素含有量が3,3〜5.0チでゲルタ
イム120〜300秒、流動度150〜230111+
の範囲にあることを特徴とする粉状ツーノール樹脂であ
る。
窒素含有量が3.3チ以下の場合は、抄紙工程に於て、
樹脂が、塊状物をつくらない程度まで、反応を進めたも
のについては、所望の樹脂特性が得られ難くレゾールの
熱硬化官能基数が多すぎて乾燥工程での熱安定性がない
ため、積層加工時に「かすれ」現象を生じる一方所望の
樹脂特性にした場合は、粉状になり難く、抄紙工程に於
て、塊状物をつくり、実用に供し難い。
樹脂が、塊状物をつくらない程度まで、反応を進めたも
のについては、所望の樹脂特性が得られ難くレゾールの
熱硬化官能基数が多すぎて乾燥工程での熱安定性がない
ため、積層加工時に「かすれ」現象を生じる一方所望の
樹脂特性にした場合は、粉状になり難く、抄紙工程に於
て、塊状物をつくり、実用に供し難い。
一方、窒素含有量が、5.0%以上の場合、レゾールの
熱硬化性官能基数が少く、熱安定性に優れるが、積層加
工した場合、得られた積層板は、電気特性、耐水性及び
機械的特性が悪く、実用に供し難い。
熱硬化性官能基数が少く、熱安定性に優れるが、積層加
工した場合、得られた積層板は、電気特性、耐水性及び
機械的特性が悪く、実用に供し難い。
該粉状ツーノール樹脂の製造に用いられるフェノール類
としては、フェノール又はその誘導体が単独あるいは、
任意の組合せで使用される。
としては、フェノール又はその誘導体が単独あるいは、
任意の組合せで使用される。
ツーノール誘導体の例は、炭素数1°〜6のアルキル基
を有するクレゾール、プロピルフェノール、イングロビ
ルフェノール、ブチルフェノニル、ターシャリ−ブチル
フェノール等のアルキルフェノール類中で好ましくは、
メタ置換ツーノール類、ビスフェノール−A1 ビスフ
ェノールS1 ビスフェノールF等フェノール2核体、
レゾルシノール等の多価ツーノール類である。
を有するクレゾール、プロピルフェノール、イングロビ
ルフェノール、ブチルフェノニル、ターシャリ−ブチル
フェノール等のアルキルフェノール類中で好ましくは、
メタ置換ツーノール類、ビスフェノール−A1 ビスフ
ェノールS1 ビスフェノールF等フェノール2核体、
レゾルシノール等の多価ツーノール類である。
アルデヒド源としてはホルムアルデヒド、パラホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキザール等を単独
又は、混合して使用するが、最も好ましくはホルマリン
や、バラホルムアルデヒドの形態のものである。
ルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキザール等を単独
又は、混合して使用するが、最も好ましくはホルマリン
や、バラホルムアルデヒドの形態のものである。
窒素源としては、アンモニア及び又はその誘導体として
ヘキサメチレンテトラミン、モノエチルアミン、トリエ
チルアミン等が用いられるが好ましくは、アンモニアや
ヘキサメチレンテトラミンである。
ヘキサメチレンテトラミン、モノエチルアミン、トリエ
チルアミン等が用いられるが好ましくは、アンモニアや
ヘキサメチレンテトラミンである。
以下、本発明品の使用の態様を含めて実施例により説明
する。
する。
実施例 1゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール1oooy、37%ホルマリン12901.
28チアンモニア水250?を70℃で3時間反応させ
た。これを65℃の温水10001で水洗し、上澄液を
除去した後、反応物を水中へ投入し、冷却固化せしめ、
水中にて破砕し遠心分離機で水切りし、風乾して、固型
のレゾール型樹脂を得た。これを粉砕機で粉砕し粉状樹
脂とした。こうして得た樹脂の特性は、ゲルタイム18
0秒、流動度180m、窒素含有量は3.7チであった
。
28チアンモニア水250?を70℃で3時間反応させ
た。これを65℃の温水10001で水洗し、上澄液を
除去した後、反応物を水中へ投入し、冷却固化せしめ、
水中にて破砕し遠心分離機で水切りし、風乾して、固型
のレゾール型樹脂を得た。これを粉砕機で粉砕し粉状樹
脂とした。こうして得た樹脂の特性は、ゲルタイム18
0秒、流動度180m、窒素含有量は3.7チであった
。
(b)7−ノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製造
300C8Fに叩解されたLBKP 100部に対し上
記粉末樹脂120部をチースト内で混合し、更に定着剤
としてカチオン性ポリアクリルアマイド04部を添加し
てパルプにフェノール樹脂粉末を定着させる。
記粉末樹脂120部をチースト内で混合し、更に定着剤
としてカチオン性ポリアクリルアマイド04部を添加し
てパルプにフェノール樹脂粉末を定着させる。
円網抄紙機にて常法抄紙法により抄き上げメーキングロ
ールにて積層した坪量2.2 K17m2のウェットシ
ートを120℃の熱風乾燥機でおよそ80分乾燥した。
ールにて積層した坪量2.2 K17m2のウェットシ
ートを120℃の熱風乾燥機でおよそ80分乾燥した。
乾燥したプリプレグを150℃、120にηノの成型条
件で、60分間°加熱加圧し厚さ1.5 mの「かすれ
」のない良好な積層板を得た。
件で、60分間°加熱加圧し厚さ1.5 mの「かすれ
」のない良好な積層板を得た。
実施例 2゜
実施例1(a)で得た粉状ツーノール樹脂を使用し、実
施例1(b)と同様にしてウェットシートを作成した。
施例1(b)と同様にしてウェットシートを作成した。
この積層ウェットシートをテフロンコーティングの離型
処理を施したホットプレス機にて110℃、0.2に錆
の条件下で、40分間乾燥した後、150℃、120に
ηノのプレス条件で60分間加熱加圧し、厚さ1.5
mの1かすれ」のない良好な積層板を得た。積層板の特
性を表−1に示す。
処理を施したホットプレス機にて110℃、0.2に錆
の条件下で、40分間乾燥した後、150℃、120に
ηノのプレス条件で60分間加熱加圧し、厚さ1.5
mの1かすれ」のない良好な積層板を得た。積層板の特
性を表−1に示す。
実施例 3゜
(a) 粉状7−ノール樹脂の製造
フェノール1001?−137%ホルマリン12901
.28%アンモニア水250y−を90℃で1時間反応
させた後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この
樹脂特性はゲルタイム210秒、流動塵208iEI+
1窒素含有量3.7%であった。
.28%アンモニア水250y−を90℃で1時間反応
させた後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この
樹脂特性はゲルタイム210秒、流動塵208iEI+
1窒素含有量3.7%であった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
H&。
H&。
刀1
上記粉末樹脂を使用し実施例1(b)と同様にして、厚
さ1.51111の「かすれ」のない良好な積層板を得
た。積層板の特性を表−1に示す。
さ1.51111の「かすれ」のない良好な積層板を得
た。積層板の特性を表−1に示す。
実施例 4゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール100OP137%ホルマリン1290部、
28チアンモニア水3201を70℃で4時間反応させ
た後、実施例1(a)と同様にして粉状とする。この樹
脂の特性はゲルタイム300秒、・流動塵2251m1
、窒素含有量4.5%であつた。
28チアンモニア水3201を70℃で4時間反応させ
た後、実施例1(a)と同様にして粉状とする。この樹
脂の特性はゲルタイム300秒、・流動塵2251m1
、窒素含有量4.5%であつた。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末ツーノール樹脂を使用し、実施例1(b)と同
様にして厚さ1.5Mの「かすれ」のない良好な積層板
を得た。積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末ツーノール樹脂を使用し、実施例1(b)と同
様にして厚さ1.5Mの「かすれ」のない良好な積層板
を得た。積層板の特性を表−1に示す。
実施例 5゜
(a) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール100(1,37チホルマリン6901、ヘ
キサメチレンテトラミン1001を70℃で3時間反応
させた後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この
樹脂特性はゲルタイム140秒、流動塵207謹、窒素
含有量3.5%であった。
キサメチレンテトラミン1001を70℃で3時間反応
させた後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この
樹脂特性はゲルタイム140秒、流動塵207謹、窒素
含有量3.5%であった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末樹脂を使用し1.実施例1(b)と同様にして
厚さ1.5111111の「かすれ」のない良好な積層
板を得た。積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末樹脂を使用し1.実施例1(b)と同様にして
厚さ1.5111111の「かすれ」のない良好な積層
板を得た。積層板の特性を表−1に示す。
実施例 6゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール9001、メタクレゾール100y−β7%
ホルマリン850P、28%アンモニア水2501を7
0℃で3時間反応させた後、実施例1(a)と同様にし
て粉状とする。この樹脂の特性はゲルタイム130秒、
流動塵165■、窒素量3.7チであった。
ホルマリン850P、28%アンモニア水2501を7
0℃で3時間反応させた後、実施例1(a)と同様にし
て粉状とする。この樹脂の特性はゲルタイム130秒、
流動塵165■、窒素量3.7チであった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末樹脂を使用し、実施例1(b)と同様にして厚
さl、 5 tmの「かすれ」のない良好な積層板を得
た。積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末樹脂を使用し、実施例1(b)と同様にして厚
さl、 5 tmの「かすれ」のない良好な積層板を得
た。積層板の特性を表−1に示す。
実施例 7゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール1000y−137%ホルマリン950?、
28%アンモニア水180y−を60℃で、5時間反応
させた後、実施例1(a)と同様にして粉状とする。こ
の樹脂の特性はゲルタイム130秒、流動塵164+a
g、窒素含有量3.4チであった。
28%アンモニア水180y−を60℃で、5時間反応
させた後、実施例1(a)と同様にして粉状とする。こ
の樹脂の特性はゲルタイム130秒、流動塵164+a
g、窒素含有量3.4チであった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末ツーノール樹脂を使用し、実施例1(b)と同
様にして、厚さ1.5簡の「かすれ」のない、良好な積
層板を得た。積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末ツーノール樹脂を使用し、実施例1(b)と同
様にして、厚さ1.5簡の「かすれ」のない、良好な積
層板を得た。積層板の特性を表−1に示す。
実施例 8゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール1000p、37%ホルマリン12901.
28%アンモニア水3201を90℃で1時間反応させ
た後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この樹脂
特性はゲルタイム260秒、流動塵223問、窒素含有
量4.5チであった。
28%アンモニア水3201を90℃で1時間反応させ
た後実施例1(a)と同様にして粉状とする。この樹脂
特性はゲルタイム260秒、流動塵223問、窒素含有
量4.5チであった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末樹脂を使用し、実施例1(b)と同様にして厚
さ1.5Mの「かすれ」のない積層板を得た。積層板の
特性を表−1に示す。
造 上記粉末樹脂を使用し、実施例1(b)と同様にして厚
さ1.5Mの「かすれ」のない積層板を得た。積層板の
特性を表−1に示す。
比較例 1゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール1000y−137%ホルマリン21601
.28チアンモニア水70?を70℃で3時間反応させ
た後、実施例1(a)と同様にして粉状とするこの樹脂
特性はゲルタイム50秒、流動塵48謹、窒素含有量1
,4%であつtこ。
.28チアンモニア水70?を70℃で3時間反応させ
た後、実施例1(a)と同様にして粉状とするこの樹脂
特性はゲルタイム50秒、流動塵48謹、窒素含有量1
,4%であつtこ。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末樹脂を使用して、実施例1(b)と同様にして
厚さ1.5 mの積層板を得たが、「かすれ」を生じた
、積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末樹脂を使用して、実施例1(b)と同様にして
厚さ1.5 mの積層板を得たが、「かすれ」を生じた
、積層板の特性を表−1に示す。
一方上記組成の粉末樹脂を用いても乾燥温度を低く設定
すれば、樹脂の反応進行が、おさえられるため良好な積
層板を得ることができる。
すれば、樹脂の反応進行が、おさえられるため良好な積
層板を得ることができる。
120℃で乾燥した場合と80℃にて乾燥した場合の積
層板の状態を表−2にて比較した。
層板の状態を表−2にて比較した。
80℃にて乾燥した場合は「かすれ」も生ぜず良好であ
るが、乾燥時間が長時間要し、工業生産の場合の経済性
を大巾に損ねる結果となり本発明の目的からはずれる。
るが、乾燥時間が長時間要し、工業生産の場合の経済性
を大巾に損ねる結果となり本発明の目的からはずれる。
比較例 2゜
(a)、ツーノール樹脂の製造
フェノール1000i、37%ホルマリン2160J、
28チアンモニア水701を70℃で1.5時間反応さ
せた後、実施例1(a)と同様にして得た樹脂特性はゲ
ルタイム145秒、流動塵160關、窒素含有量1.4
係であったがこれは、室温で塊状になり、粉状にならな
かった。
28チアンモニア水701を70℃で1.5時間反応さ
せた後、実施例1(a)と同様にして得た樹脂特性はゲ
ルタイム145秒、流動塵160關、窒素含有量1.4
係であったがこれは、室温で塊状になり、粉状にならな
かった。
そのため、上記樹脂は、フェノール樹脂内添紙の製造に
供すことは出来なかった。
供すことは出来なかった。
比較例 3゜
(、) 粉状ツーノール樹脂の製造
フェノール100i、37チ1380部、28%アンモ
ニア水360Jを70℃で3時間反応させた後実施例1
(a)と同様にして粉状とする。この樹脂はゲルタイム
340秒、流動塵270m窒素量5.3%であった。
ニア水360Jを70℃で3時間反応させた後実施例1
(a)と同様にして粉状とする。この樹脂はゲルタイム
340秒、流動塵270m窒素量5.3%であった。
(b) ツーノール樹脂内添紙の製造及び積層板の製
造 上記粉末樹脂を使用し、・実施例1 (b)と同様にし
て、厚さ1.51111の積層板を得たが、電気的特性
が悪いものであった。積層板の特性を表−1に示す。
造 上記粉末樹脂を使用し、・実施例1 (b)と同様にし
て、厚さ1.51111の積層板を得たが、電気的特性
が悪いものであった。積層板の特性を表−1に示す。
表−1積層板の特性
表−2
手続補正書1,3え。
昭和5g年’ +/乙 11
特許庁長官 621夫 殿
1、事件の表示
特願昭5乙−723!;92
3、補正をする者
事イ牛との関係 特許出願人
氏名(名利;) 1□カ材工業よ5.□4、代 理
人 明細書中発明の名称の欄 7、補正の内容 明細書中筒1ページ第3行目の発明の名称に「樹脂含有
積響板用フェノール樹脂jとあるのを[積層板用フェノ
ール樹脂」と訂正します。
人 明細書中発明の名称の欄 7、補正の内容 明細書中筒1ページ第3行目の発明の名称に「樹脂含有
積響板用フェノール樹脂jとあるのを[積層板用フェノ
ール樹脂」と訂正します。
以 上
Claims (1)
- 150℃でのゲルタイムが120〜300秒、125℃
での流動塵が150〜2301111の範囲にあり、窒
素含有量が3.3〜5.0重量%である粉末アンモニア
レゾールを含んでなる粉末状をした樹脂含有積層板用ツ
ーノール樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12359281A JPS58117212A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12359281A JPS58117212A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 積層板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117212A true JPS58117212A (ja) | 1983-07-12 |
JPS6328475B2 JPS6328475B2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=14864413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12359281A Granted JPS58117212A (ja) | 1981-08-08 | 1981-08-08 | 積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117212A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05156037A (ja) * | 1991-12-02 | 1993-06-22 | Kanebo Ltd | 繊維とフェノール系樹脂とからなる構造体 |
KR101062896B1 (ko) | 2011-03-24 | 2011-09-08 | 김철환 | 종이와 열경화성수지를 이용한 건축용 내외장재 및 그의 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5328950A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-17 | Meikou Kasei Kk | Separating and precipitating apparatus |
-
1981
- 1981-08-08 JP JP12359281A patent/JPS58117212A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5328950A (en) * | 1976-08-30 | 1978-03-17 | Meikou Kasei Kk | Separating and precipitating apparatus |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05156037A (ja) * | 1991-12-02 | 1993-06-22 | Kanebo Ltd | 繊維とフェノール系樹脂とからなる構造体 |
KR101062896B1 (ko) | 2011-03-24 | 2011-09-08 | 김철환 | 종이와 열경화성수지를 이용한 건축용 내외장재 및 그의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6328475B2 (ja) | 1988-06-08 |
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