JPS58117188A - 突き出し横引き窓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、嵌殺し窓状の外観を有しかつ障子戸を外側
に突き出したのち横引き移動することができる突き出し
横引き窓に関するものである。

次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。

図面はこの発明の一実施例を示すものであって、建築物
の開口部に固定されるサツシ枠４における下枠材５が主
下枠材５Ａと補助下枠材５Ｂとによ多構成され、下枠材
５の左右両側に配置された下部軸受ケース７の下部の筒
状部分は、主下枠材５Ａの透孔に上方から挿通され、そ
の筒状部分に螺合したナツト８およびビス９によシ下部
軸受ケース７が主下枠材５Ａに締付固定され、かつ各下
部軸受ケース７に下部従動軸１０の下部が回動自在に嵌
合され、その下部従動軸１０の中間部には下部従動歯車
１１が一体に設けられ、その下部従動歯車１１は下部軸
受ケース７と補助下枠材５Ｂとの間に配置され、さらに
下部従動軸１０の上端部に下部アーム１２の基端部が固
定され、その下部アーム１２の基端部と補助下枠材５Ｂ
との間にはスラストリング１６が介在されている。

左右方向に延長する断面上向開口溝形の下部ガイド部材
２は、各下部アーム１２の先端部にスラストリング１４
を介して載置され、下部７−ム１２の先端部と下部ガイ
ド部材２とは支軸１５によシ枢着され、かつ下部ガイド
部材２の溝内には、多数の下部戸車１６が配置されて戸
車軸１７により回転自在に取付けられ、さらにガラス１
８人シの障子戸１０下枠材１９の下部に左右方向に延長
する下部レール２０が一体に設けられ、その下部レール
２・０は前記下部戸車１６の溝内に嵌入載置されている
。

前記サツシ枠４における上枠材６は主上枠材６Ａと補助
上梓材６Ｂとによシ構成され、上枠材６の左右両側に配
置された上部軸受ケース２１の上部の筒状部分は、主上
枠材６Ａの透孔に上方から挿通され、その筒状部分に螺
合したナツト２２およびビスによシ上部軸受ケース２１
が主上枠材６Ａに締付固定され、かつ各上部軸受ケース
２１に上部従動軸２３の上部が回動自在に嵌合され、そ
の上部従動軸２６の中間部には上部従動歯車２４が一体
に設けられ、その上部従動歯車２４は上部軸受ケース２
１と補助上枠材６Ｂとの間に配置され、さらに上部従動
軸２３の下端部に上部アーム２５０基端部が固定され、
その上部アーム２５の基端部と補助上梓材６Ｂとの間に
は、スラストリング２６が介在されている。

左右方向に延長する断面上向開口溝形の上部ガイド部材
６は、各上部アーム２５の先端下部にスラストリング２
７を介して重合され、上部アーム・・２５の先端部と上
部ガイド部材６とは支軸２８により枢着され、かつ上部
ガイド部材６の溝内には、多数の上部戸車２９が配置さ
れて戸車軸３０により回転自在に取付けられ、さらに前
記障子戸１の上枠材６１の上部に左右方向に延長する上
部レール３２が一体に設けられ、その上部レール６２は
前記上部戸車２９の溝内に嵌入載置されている。

前記主下枠材５Ａの中間下部に駆動部ギヤケース３３が
ビス３４によシ固定され、かつ主下枠材５Ａの中間上部
にはハンドル支承部材３５がビス３６により固定され、
前記ギヤケース６６内に配置されたほぼ４分の１円形の
駆動歯車ろ７は、垂直なハンドル軸６８の下部に嵌合さ
れてノックピン５９により固定され、そのノ・ンドル軸
３８はギヤケース６ろおよびハンドル支承部材３５に回
動自在に嵌設され、かつ・・ンドル軸３８の上端部にハ
棒状のハンドル４０の一端部が固定されている１サツシ
枠４内の周囲に沿って延長する公知の可撓性を有するギ
ャードケーブル４１は、前記各下部従動歯車１１．各上
部従動歯車２４および駆動歯車ろ７における円弧状歯に
噛み合わされ、かつ前記ギャードケーブル４１は、下部
軸受ケース７０ケーブルガイド孔４２．上部軸受ケース
２１のケーブルガイド孔４６．ギヤケースろ６のケーブ
ルガイド孔４４．前記各ケース間においてサツシ枠４に
ビス４５によシ固定されたガイド部材４６のケーブルガ
イド孔４７に移動自在に挿通されている。

障子戸１における下枠材１９の中間部の左右両側および
上枠材６１の中間部の左右両側に、サツシ枠４の縦枠材
４８に係合すべき横引制限用ストッパ４９がビス５０に
より固定され、かつサツシ枠４における内周側の室外側
部分に、障子戸１のフレームの室内側部分に接触される
ゴムのシール材５１が嵌設され、さらに障子戸１のフレ
ームにおける外周側の室内側部分には、サツシ枠４の外
周側の室外側部分に接触されるゴムのシール材５２が嵌
設されている〇 次に前記実施例の突き出し横引き窓の動作について説明
する。

ハンドル４０を障子戸１の下枠材１９と平行な向きにし
たときは、下部ガイド部材２および上部ガイド部材６が
サツシ枠４内に配置され、かつ内周側のシール材５１が
障子戸１のフレームに当接されると共に外周側のシール
材５２がサツシ枠４に当接されて、障子戸１が閉塞位置
に保持されている。

次に前記ハンドル４０を室内側に必要角度回動すると、
ハンドル軸６８によシ駆動歯車６７が必要角度回動され
、かつその駆動歯車３７に噛み合っているギャードケー
ブル４１がサツシ枠４に沿って循環移動され、そのギャ
ードケーブル４１によシ、各下部従動歯車１１および各
上部従動歯車２４を介して、各下部アーム１２および各
上部アーム２５がそれぞれガイド部材突き出し方向に回
動され、各下部アーム１２および各上部アーム２５によ
シ、下部ガイド部材２および上部ガイド部材６がサツシ
枠４内から室外側に突き出される。この状態では、障子
戸１の室内側部分がサツシ枠４における縦枠材４８．下
枠材１９．上枠材３１０室外側部分よシも室外側に配置
されているので、第１図および第２図に鎖線で示すよう
に、障子戸を左端位置１Ａまたは右端位置１Ｂまで左右
方向に移動することができ、したがって、サツシ枠４と
障子戸１の間の開口部を、ガラス１８の外面清掃、緊急
避難口、排煙口等として利用することができる。なお障
子戸１の左右方向の最大開放中は、ストッパ４９とサツ
シ枠４の縦枠材４８との係合によシ設定される。

次に障子戸１を中央位置に戻したのち、ノ・ンド゛　ル
４０を障子戸１の下枠材１９と平行になる位置まで回動
すると、ノ・ンドル軸６８によシ駆動歯車３７を介して
ギャードケーブル４１が逆方向に循環移動され、そのギ
ャードケーブル４１により、各下部従動歯車１１および
各上部従動歯車２４を介して、各下部アーム１２および
各上部アーム２５がそれぞれガイド部材引込み方向に回
動され・各下部アーム１２および各上部アーム２５によ
シ、１部ガイド部材２および上部ガイド部材６ならびに
障子戸１がサツシ枠４内に引込まれる。

なお突き出し引込み装置によシ、下部ガイド部材および
上部ガイド部材を介して障子戸をサツシ枠内から室外側
に突き出せば、室内外の換気を行なうことができる。

障子戸を常時横引可能状態にしておく必要がない場合は
、障子戸１と下部ガイド部材２または上部ガイド部材６
とに、障子戸をガイド部材の中央位置に係止するロック
機構を設けてもよい。また前記駆動歯車３７は半円形で
あってもよい。

なお前記ギャードケーブル４１は硬鋼線の撚線（ワイヤ
ロープ）４１Ａの外周に硬鋼線からなるプロジェクトワ
イヤ４１Ｂを等ピッチでかつ緊密に巻付けて構成したも
のであって、ガイトノ（イブその他のガイド部材のガイ
ド孔に挿通されて押圧力または引張力の伝達に用いられ
るものである。

この発明を実施する場合、下部ガイド部材２および上部
ガイド部材３をサツシ枠４内の位置およびサツシ枠４か
ら室外側に突出した位置に移動させるだめの突き出し引
込み装置とし、では、図示以外の任意の構造のものを採
用してもよく、また障を戸１の上部および下部に多数の
戸車を取付け、その戸車における周面溝を下部ガイド部
材および上部ガイド部材におけるレール部分に嵌合して
もよい１゜ 前記各スラストリングの材質は合成樹脂または金属であ
ってもよい。また／・ンドル４０とサツシ枠の下枠材５
との間またはサツシ枠４と障子戸）　　Ｊレームとの間
に、障子戸１を閉止位置に固定するロック機構を設ける
のが好ましい、。

この発明によれば、単に突き出し引込み装置の動作によ
って、下部ガイド部材２．上部ガイド部。

材３およびこれらにより支持されている障子戸１を、サ
ツシ枠４内から室外側に突き出すことにより、障子戸１
を下部ガイド部材２および、Ｌ部ガイド部材乙によυガ
イドして横引き移動することができ、かつ障子戸１を下
部ガイド部材２および上部ガイド部材３の中央部に配置
した状態で、単に前記突き出し引込み装置の動作によっ
て、下部ガイド部材２．上部ガイド部材３およびこれら
によ　　　　。

り支持されている障子戸１を、室外側からサツシ枠４内
に引込むことにより、障子戸１を嵌殺し窓状に容易に閉
じることができ、したがって嵌殺し窓状の外観を有する
窓を横引き窓に容易にかつ迅速に切換えて、サツシ枠４
と障子戸１との間の開口部を、障子戸のガラスの外面清
掃、緊急避難口。

排煙口等として利用できる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一施例を示すものであって、第１図は
突き出し横引き窓の概略正面図、第２図はその横断平酊
図、第６図はその一部を示す拡大正面図である。第４図
ないし第１０図は窓が閉じられているときの各部の状態
を示すものであって、第４図は下部の突き出し引込み装
置を示す一部切欠斜視図、第５図はその縦断側面図、第
６図はその一部を示す平面図、第７図は上部の突き出し
引込み装置の縦断側面図、第８図は手動による駆動部を
示す一部切欠斜視図、第９図はその一部を示す一部切欠
平面図、第１０図は窓の側部を示す横断平面図である。 第１１図は下部ガイド部材および障子戸が突き出された
状態を示す縦断側面図、第１２図はその一部を示す一部
切欠斜視図、第１６図は上部ガイド部材および障子戸が
突きｆＨされた状態を示す縦断側面図、第１４図は障子
戸を横引いた状態を示す横断平面図である。 図において、１は障子戸、２は下部ガイド部材、６は上
部ガイド部材、４はサツシ枠、５は下枠材、６は上枠材
、７は下部軸受ケース、１０は下部従動軸、１１は下部
従動歯車、１２は下部アーム、１６は下部戸車、２０は
下部レール、２１は上部軸受ケース、２３は上部従動軸
、２４は上部従動歯車、２５は上部アーム、２９は上部
戸車、６１は−Ｌ枠材、６２は上部レール、６３は駆動
部ギヤケース、６５はハンドル支承部材、６７は駆動歯
車、３８はハンドル軸、４０はハンドル、４１は可撓性
ギャードケーブル、４２ないし４４はケーブルガイド孔
、４６はガイド部材、４７はケーブルガイド孔、４９は
横引制限用ストッパである。。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 障子戸１の下部および上部を左右方向に移動し得るよう
   に支承している下部ガイド部材２および上部ガイド部材
   ３が、サツシ枠４における下枠材５および上枠材６に設
   けられた突き出し引込み装置によシ、サツシ枠４内の位
   置およびサツシ枠４から外側に突き出された位置に移動
   し得るように支持されていることを特徴とする突き出し
   横引き窓。