JPS58116469A - α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびその製造法 - Google Patents
α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびその製造法Info
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- JPS58116469A JPS58116469A JP21381081A JP21381081A JPS58116469A JP S58116469 A JPS58116469 A JP S58116469A JP 21381081 A JP21381081 A JP 21381081A JP 21381081 A JP21381081 A JP 21381081A JP S58116469 A JPS58116469 A JP S58116469A
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- caprolactam
- epsilon
- alpha
- amino
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(分野)
本発明は、新規なα−置換メチレンアミノ−ε−カプロ
ラクタムおよびその製造法に関する。
ラクタムおよびその製造法に関する。
本発明化合物は、医薬・農薬の中間体またはその他の化
合物の中間体として有用な化合物であり、特に光学活性
な化合物は光学分割剤製造用中間体として有用である。
合物の中間体として有用な化合物であり、特に光学活性
な化合物は光学分割剤製造用中間体として有用である。
(目的)
本発明の目的は新規物質としてのα−置換メチレンア゛
ミノーε−カプロラクタムにあり、この化合物は医薬・
農薬およびそれらの中間体として、さらには分割剤とし
て有用なα−モノアルキルアミノ−ε−カプロラクタム
の中間体としての利用もできる。
ミノーε−カプロラクタムにあり、この化合物は医薬・
農薬およびそれらの中間体として、さらには分割剤とし
て有用なα−モノアルキルアミノ−ε−カプロラクタム
の中間体としての利用もできる。
(構成)
すなわち、本発明は次の一般式(1)
%式%
(式中、Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基を、φはフェニル基ヲ示ス)で示されるα−置換メチ
レンアミノ−ε−カプロラクタムである。また、本発明
はα−アミノ−ε−カプロラクタムと次の一般式(1)
%式%) (式中、Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基を、φはフェニル基を示す)で示される芳香族化合物
とを反応させることを特徴とする次の一般式(1) %式% (式中、Rは上記一般式(1)と同じものを示す) で示されるα−置換メチレノアミノ−ε−カプロラクタ
ムの製造法である。
基を、φはフェニル基ヲ示ス)で示されるα−置換メチ
レンアミノ−ε−カプロラクタムである。また、本発明
はα−アミノ−ε−カプロラクタムと次の一般式(1)
%式%) (式中、Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基を、φはフェニル基を示す)で示される芳香族化合物
とを反応させることを特徴とする次の一般式(1) %式% (式中、Rは上記一般式(1)と同じものを示す) で示されるα−置換メチレノアミノ−ε−カプロラクタ
ムの製造法である。
(構成の説明)
以下、本発明を具体的に説明するが、はじめに本発明の
方法について述べ、次に本発明の化合物について述べる
。
方法について述べ、次に本発明の化合物について述べる
。
まず原料を用意する。
本発明方法の原料であるα−アミノ−ε−カプロラクタ
ムはいかなる方法で製造したものも使用できる。例えば
、α−クロル−ε−カプロラクタムのアミノ化(特公昭
46−23747号公報)、α−ニトロ−ε−カプロラ
クタムの還元(スイス国特許第375720号明細書)
、α−アミノ−シクロへキサノンオキシムのベックマン
転位(特公昭41−18089号公報)、リジン低級ア
ルキルエステルの脱アルコール環化(特公昭46−37
352号公報)など種々の製法が知られており、これら
のいずれの方法で製造されたα−アミノ−ε−カプロラ
クタムでも使用可能である。
ムはいかなる方法で製造したものも使用できる。例えば
、α−クロル−ε−カプロラクタムのアミノ化(特公昭
46−23747号公報)、α−ニトロ−ε−カプロラ
クタムの還元(スイス国特許第375720号明細書)
、α−アミノ−シクロへキサノンオキシムのベックマン
転位(特公昭41−18089号公報)、リジン低級ア
ルキルエステルの脱アルコール環化(特公昭46−37
352号公報)など種々の製法が知られており、これら
のいずれの方法で製造されたα−アミノ−ε−カプロラ
クタムでも使用可能である。
また、本発明化合物を経由して光学活性な最終生成物を
取得する場合には、光学活性なα−アミノ−ε−カプロ
ラクタムを出発物質として用いる。この光学活性なα−
アミノ−ε−カプロラクタムはいかなる方法で得たもの
も使用可能であり、例えば前述の方法によって製造した
α−7iノーε−カプロラクタムを適当な光学分割剤に
よって光学分割して得ることもできる。
取得する場合には、光学活性なα−アミノ−ε−カプロ
ラクタムを出発物質として用いる。この光学活性なα−
アミノ−ε−カプロラクタムはいかなる方法で得たもの
も使用可能であり、例えば前述の方法によって製造した
α−7iノーε−カプロラクタムを適当な光学分割剤に
よって光学分割して得ることもできる。
本発明のもう一方の原料である前記(1)式で示される
芳香族化合物としては、具体的にはベンズアルデヒド、
アセトフェノン、エチルフェニルケトン、プロピルフェ
ニルケトン、ブチルフェニルケトン、ペンゾフエノノ等
カ挙if ラれる。これらは従来より周知の方法で製造
できる。
芳香族化合物としては、具体的にはベンズアルデヒド、
アセトフェノン、エチルフェニルケトン、プロピルフェ
ニルケトン、ブチルフェニルケトン、ペンゾフエノノ等
カ挙if ラれる。これらは従来より周知の方法で製造
できる。
次に、α−アミノ−ε−カプロラクタムと前記(璽)式
で示される芳香族化合物とを反応させて前記(+)式で
示されるα−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタム
(以下シフ塩基と略称する)を製造する。
で示される芳香族化合物とを反応させて前記(+)式で
示されるα−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタム
(以下シフ塩基と略称する)を製造する。
ここで用いる芳香族化合物の量はα−アミノ−ε−カプ
ロラクタム1モルに対して160〜10.0モル好まし
くは1.1〜2.5モルである。
ロラクタム1モルに対して160〜10.0モル好まし
くは1.1〜2.5モルである。
シフ塩基の製造方法としては一般的なものが採用できる
。シフ塩基形成反応は次式(1)1こ示すごとく平衡反
応なので、発生する水を何らかの方法で除去する工夫が
一般に行なわれて(する。
。シフ塩基形成反応は次式(1)1こ示すごとく平衡反
応なので、発生する水を何らかの方法で除去する工夫が
一般に行なわれて(する。
(■)
具体的には
(1) ベンゼン、トルエン等の溶媒を用いて生成す
る水を共沸除去する、 (2) モレキュラーシーブ等の脱水剤を共存させる
、 (3) 水と混ざらない溶媒を用いて発生する水を層
分離して除く などの方法があり、本発明の方法としてはいずれも採用
できる。
る水を共沸除去する、 (2) モレキュラーシーブ等の脱水剤を共存させる
、 (3) 水と混ざらない溶媒を用いて発生する水を層
分離して除く などの方法があり、本発明の方法としてはいずれも採用
できる。
ここで用いる溶媒は、上述のごとく発生する水の除去方
法としていかなる方法を採用するかによっても異なるが
、好ましくは水に不溶な溶媒、特にベンゼン、トルエン
等の芳香族炭化水素溶媒がより好ましく用いられる。溶
媒の使用量は原料のα−アミノ−ε−カプロラクタムの
2.0〜30重量倍である。
法としていかなる方法を採用するかによっても異なるが
、好ましくは水に不溶な溶媒、特にベンゼン、トルエン
等の芳香族炭化水素溶媒がより好ましく用いられる。溶
媒の使用量は原料のα−アミノ−ε−カプロラクタムの
2.0〜30重量倍である。
反応温度は30〜150℃、好ましくは50〜110℃
である。
である。
反応時間は反応温度によっても異なるが、一般に0.1
〜5゜0時間である。
〜5゜0時間である。
特に、原料の光学活性を保持しつつ反応を進めラセミ化
を起こさせないためには、できるだけ温和な条件を採用
する必要がある。安全な条件的目安として、次式(IV
)に示した反応温度と反応時間の関係を守ればよい。
を起こさせないためには、できるだけ温和な条件を採用
する必要がある。安全な条件的目安として、次式(IV
)に示した反応温度と反応時間の関係を守ればよい。
T:反応時間(hr )
t:反応温度(℃)
すなわち80℃で行なう場合は1時間以内に反応を終了
すればラセミ化は起こらない。勿論本発明の反応は非常
に速いのでこの条件で十分反応を終了することができる
。その際、反応温度、反応時間はそれぞれ70〜90℃
、2〜0.5時間のうちから選択することが好ましい。
すればラセミ化は起こらない。勿論本発明の反応は非常
に速いのでこの条件で十分反応を終了することができる
。その際、反応温度、反応時間はそれぞれ70〜90℃
、2〜0.5時間のうちから選択することが好ましい。
シフ塩基形成反応は一般に酸触媒によって加速されるが
、アルデヒドまたはケトンの種類によっては触媒を用い
なくとも十分に目的を達成することができる。触媒とし
ては三フッ化ホウ素などのルイス酸やパラトルエンスル
ホン酸などが用いられる。
、アルデヒドまたはケトンの種類によっては触媒を用い
なくとも十分に目的を達成することができる。触媒とし
ては三フッ化ホウ素などのルイス酸やパラトルエンスル
ホン酸などが用いられる。
かくして得られたシフ塩基を含有する反応混合物からシ
フ塩基を単離する方法としては、任意の方法が採用でき
るが、反応混合物中に他の副生物がほとんど存在しない
ため、反応混合物から溶媒を除去することによって単離
する方法が最も簡便である。単離したシフ塩基は高純度
のものが得られるが、さらに精製に付すこともできる。
フ塩基を単離する方法としては、任意の方法が採用でき
るが、反応混合物中に他の副生物がほとんど存在しない
ため、反応混合物から溶媒を除去することによって単離
する方法が最も簡便である。単離したシフ塩基は高純度
のものが得られるが、さらに精製に付すこともできる。
精製方法としては、カラムクロマトグラフィによる方法
、再結晶による方法等、通常用いられる方法が採用でき
る。
、再結晶による方法等、通常用いられる方法が採用でき
る。
このシフ塩基をアルキル化剤によりアルキル化し、さら
に酸の存在下加水分解することによりα−モノアルキル
アミノ−ε−カプロラクタムを製造することができる。
に酸の存在下加水分解することによりα−モノアルキル
アミノ−ε−カプロラクタムを製造することができる。
原料として光学活性なα−アミノ−ε−カプロラクタム
を使用した場合には原料の光学活性を保持したまま反応
が進行し、光学活性な本発明化合物が得られ、さらにこ
の化合物を原料としてアルキル化反応次いで加水分解反
応に供することにより光学活性なα−アルキルアミノ−
ε−カプロラクタムが製造可能である。
を使用した場合には原料の光学活性を保持したまま反応
が進行し、光学活性な本発明化合物が得られ、さらにこ
の化合物を原料としてアルキル化反応次いで加水分解反
応に供することにより光学活性なα−アルキルアミノ−
ε−カプロラクタムが製造可能である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1
500鱈lのフラスコにα−アミノ−ε−カプロラクタ
ム25.6y(0,20モル)、ペンズアルテヒF 2
5.4 g(0,24モル)およびベンゼン300 m
lを仕込み、共沸脱水装置を装着して加熱した。1時間
加熱還流後、不溶物を熱ろ過して除去し冷却した。析出
した結晶をろ過してα−フェニルメチレンアミノ−ε−
カプロラクタム37.5gを得た。収率は86.8%で
あった。
ム25.6y(0,20モル)、ペンズアルテヒF 2
5.4 g(0,24モル)およびベンゼン300 m
lを仕込み、共沸脱水装置を装着して加熱した。1時間
加熱還流後、不溶物を熱ろ過して除去し冷却した。析出
した結晶をろ過してα−フェニルメチレンアミノ−ε−
カプロラクタム37.5gを得た。収率は86.8%で
あった。
また、ろ液を更に濃縮してa−フェニルメチレンアミノ
−ε−カプロラクタムの結晶4.1fを得た。
−ε−カプロラクタムの結晶4.1fを得た。
得うれたα−フェニルメチレンアミノ−ε−カプロラク
タムの物性は次のとおりであった。
タムの物性は次のとおりであった。
元素分析(C13H16N20として)0% N%
N% 分析値 72.11 7.59 12.70計
算値 72.19 7.46 12.95融点
165〜166℃ 1H核磁気共鳴スペクトル(CDC1,溶媒)1.4
〜2.3p(6H) 2.8 ′3.5FF(LH) 3.5 〜4.0F(IH) 4、0 〜4.3PF(IH) 6.8 〜7.2F(−NH) 7.2 〜7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 8.3 〜 (IH) 実施例2 500 atのフラスコにα−アミノ−ε−カプロラク
タム25.6y(0,20モル)、ベンゾフェノン45
.5g (0,25モル)、トルエン300 mlおよ
び三フッ化ホウ素−エーテル錯体0、5 dを仕込み、
共沸脱水装置を装着して加熱した。5時間発生水を除去
しながら加熱還流後、室温まで冷却し、2%炭酸ナトリ
ウム水溶液で洗浄してから濃縮した。濃縮物を酢酸エチ
ルで再結晶してα−ジフェニルメチレンアミノ−ε−カ
プロラクタムの結晶31.6Fを得た。収率は53.0
%であった。
N% 分析値 72.11 7.59 12.70計
算値 72.19 7.46 12.95融点
165〜166℃ 1H核磁気共鳴スペクトル(CDC1,溶媒)1.4
〜2.3p(6H) 2.8 ′3.5FF(LH) 3.5 〜4.0F(IH) 4、0 〜4.3PF(IH) 6.8 〜7.2F(−NH) 7.2 〜7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 8.3 〜 (IH) 実施例2 500 atのフラスコにα−アミノ−ε−カプロラク
タム25.6y(0,20モル)、ベンゾフェノン45
.5g (0,25モル)、トルエン300 mlおよ
び三フッ化ホウ素−エーテル錯体0、5 dを仕込み、
共沸脱水装置を装着して加熱した。5時間発生水を除去
しながら加熱還流後、室温まで冷却し、2%炭酸ナトリ
ウム水溶液で洗浄してから濃縮した。濃縮物を酢酸エチ
ルで再結晶してα−ジフェニルメチレンアミノ−ε−カ
プロラクタムの結晶31.6Fを得た。収率は53.0
%であった。
得うしたα−ジフェニルメメチンア之ノーε−カブロラ
クタムの物性は次のとおりであった。
クタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(C19H2ON20として)6% N%
N% 分析値 78.21 6.85 9.60計算
値 78.05 6.90 9.58融点
208〜209℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)L3〜2
.2F(6H) 2.5 〜3.2F(LH) 3.4 〜4.0F(IH) 4.0 〜4.3F(LH) 6.5 〜6.9F(−NH) 7.0 〜7.7F(IOH) 実施例3 実施例2と同様に反応してα−ア=ノーε−カプロラク
タム12.8F(0,10モル)とアセトフxiン18
.Ott (0,15モル)よりa−フェニルメチル
メチレンアミノ−ε−カプロラクタム16.5 fを得
た。収率は71.6%であった。
N% 分析値 78.21 6.85 9.60計算
値 78.05 6.90 9.58融点
208〜209℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)L3〜2
.2F(6H) 2.5 〜3.2F(LH) 3.4 〜4.0F(IH) 4.0 〜4.3F(LH) 6.5 〜6.9F(−NH) 7.0 〜7.7F(IOH) 実施例3 実施例2と同様に反応してα−ア=ノーε−カプロラク
タム12.8F(0,10モル)とアセトフxiン18
.Ott (0,15モル)よりa−フェニルメチル
メチレンアミノ−ε−カプロラクタム16.5 fを得
た。収率は71.6%であった。
得られたa−フェニルメチルメチレンアミノ=ε−カプ
ロラクタムの物性は次のとおりであつtこ。
ロラクタムの物性は次のとおりであつtこ。
元素分析(CI 4 H+ s N 20として)6%
N% N% 分析値 72.95 7.92 12.18
計算値 73.01 7.88 12.16
融点 153〜154℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDC1,溶媒X1.4
〜2.2F(6H) 2.3 FF−(3H) 2.8〜3.4PF(IH) 3.5〜4.0Wa(IH) 4.3 〜4.6P(IH) 6.7 〜7.2F(−NH) 7.2 〜7.5FF(3H) 7.5 〜8.IF(2H) 実施例4 実施例2と同様に反応してα−ア2ノーε−カプロラク
タム12.8. y (0,10モル)とフェニルエチ
ルヶトノ20.1f(0,15モル)よりα−フェニル
エチルメチレノアミノ−ε−カプロラクタム15.61
を得た。収率は63.9%であった。
N% N% 分析値 72.95 7.92 12.18
計算値 73.01 7.88 12.16
融点 153〜154℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDC1,溶媒X1.4
〜2.2F(6H) 2.3 FF−(3H) 2.8〜3.4PF(IH) 3.5〜4.0Wa(IH) 4.3 〜4.6P(IH) 6.7 〜7.2F(−NH) 7.2 〜7.5FF(3H) 7.5 〜8.IF(2H) 実施例4 実施例2と同様に反応してα−ア2ノーε−カプロラク
タム12.8. y (0,10モル)とフェニルエチ
ルヶトノ20.1f(0,15モル)よりα−フェニル
エチルメチレノアミノ−ε−カプロラクタム15.61
を得た。収率は63.9%であった。
得うレタα−フェニルエチルメチレノアミノ−ε−カプ
ロラクタムの物性は次のとおりであった。
ロラクタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(C,5H2,N20として)6% N%
N% 分析値 73.68 8.33 11.59計
算値 73.74 8.25 11.47融点
150〜151℃ lH核磁気共鳴スペクトル(CDcI3溶媒)1.1
〜14F(3H) L4〜2.4F(6H) 2.6 〜3.3FF(IH) 3.3 〜4.OF(IH) 48.2 〜 4.5F(3H) 6.6 〜 6.9F(−NH) 7.2 〜 7.5FF(3H) 7.5 〜 8゜0F(2H) 実施例5 実施例2と同様に反応してα−アミノ−ε−カプロラク
タム12.8f(0,10モル)とフェニルプロピルケ
トン22.2r(0,15モル)よりα−フェニルプロ
ピルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム14.91を
得た。収率は57.7%であった。
N% 分析値 73.68 8.33 11.59計
算値 73.74 8.25 11.47融点
150〜151℃ lH核磁気共鳴スペクトル(CDcI3溶媒)1.1
〜14F(3H) L4〜2.4F(6H) 2.6 〜3.3FF(IH) 3.3 〜4.OF(IH) 48.2 〜 4.5F(3H) 6.6 〜 6.9F(−NH) 7.2 〜 7.5FF(3H) 7.5 〜 8゜0F(2H) 実施例5 実施例2と同様に反応してα−アミノ−ε−カプロラク
タム12.8f(0,10モル)とフェニルプロピルケ
トン22.2r(0,15モル)よりα−フェニルプロ
ピルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム14.91を
得た。収率は57.7%であった。
得られたα−フェニルプロピルメチレンアミノ−ε−カ
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(Cl6H22N20 トシ−’c )0%
N% N% 分析値 74.21 8.69 10.93計
算値 74.38 8.58 10.84融点
150〜151℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI、溶媒)0.9
〜 1.IF(3H) 14 〜 2.4F(8H) 2.6 〜 3.4P(IH) 3.3 〜 4.0F(3H) 4.1 〜 4.5F(IH) 6.7 〜7.OF (−NH) 7.2 〜 7.5F(3H) 7.5 〜 8.0F(2H) 実施例6 実施例2と同様に反応してα−アミノ−ε−カプロラク
タム12.8f(0,10モル)とフェニルブチル・ケ
トン24.3g (0,15モル)よりαニフェニルブ
チルメチレンアミノーε−カプロラクタム15.1 f
を得た。収率は55.496であった。
N% N% 分析値 74.21 8.69 10.93計
算値 74.38 8.58 10.84融点
150〜151℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI、溶媒)0.9
〜 1.IF(3H) 14 〜 2.4F(8H) 2.6 〜 3.4P(IH) 3.3 〜 4.0F(3H) 4.1 〜 4.5F(IH) 6.7 〜7.OF (−NH) 7.2 〜 7.5F(3H) 7.5 〜 8.0F(2H) 実施例6 実施例2と同様に反応してα−アミノ−ε−カプロラク
タム12.8f(0,10モル)とフェニルブチル・ケ
トン24.3g (0,15モル)よりαニフェニルブ
チルメチレンアミノーε−カプロラクタム15.1 f
を得た。収率は55.496であった。
得うれたα−フェニルブチルメチレンアミノ−ε−カプ
ロラクタムの物性は次のとおりであった。
ロラクタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(C17H24N20として)0% N%
N% 分析値 74.87 8.79 10.34計
算値 74.96 8.8B 10.28融
点 158〜159℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDC13溶媒)0.8
〜 LIF(3H) 1.2 〜2.4F(IOH) 2.5 〜3.2F(IH) 3.4 〜4.0F(3H) 4.3 〜4.6F(IH) 6.5 〜6.9F(−NH) 7.2 〜7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 実施例7 500 g/のフラスコに(−)−α−アミノ−ε−カ
プロラクタム25.6f(0,20モJし)、ベンズア
ルデヒド25.49(0,24モJし)およびベンゼン
300 m/を仕込み、実施例1と同様に反応して(−
)−α−フェニルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム
31.6fを得た。収率は73.1%であった。
N% 分析値 74.87 8.79 10.34計
算値 74.96 8.8B 10.28融
点 158〜159℃ IH核磁気共鳴スペクトル(CDC13溶媒)0.8
〜 LIF(3H) 1.2 〜2.4F(IOH) 2.5 〜3.2F(IH) 3.4 〜4.0F(3H) 4.3 〜4.6F(IH) 6.5 〜6.9F(−NH) 7.2 〜7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 実施例7 500 g/のフラスコに(−)−α−アミノ−ε−カ
プロラクタム25.6f(0,20モJし)、ベンズア
ルデヒド25.49(0,24モJし)およびベンゼン
300 m/を仕込み、実施例1と同様に反応して(−
)−α−フェニルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム
31.6fを得た。収率は73.1%であった。
得うれた(−)−α−フェニルメメチンアiノーC−カ
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(C13H16N20として)0% N
% N% 分析値 72.24 7.52 12.99計
算値 72.19 7.46 12.95融点
164℃ 旋光度 〔α〕20“5 〜21.07(C= 18
CH30H) IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)1.4
〜2.3F(6H) 2.8 〜3.5FF(IH) 3.4 〜4.0FF(IH) 4.0 〜4.3F(IH) 6.8 〜7.2F(−NH) 7.2 ′ 7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 8.3 F(IH) 実施例8゜ 実施例7において(+)−α−アミノ−ε−カプロラク
タム25.6 Fを用いて同様に反応を行すい、(+)
−α−フェニルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム3
4.9 Fを得た。収率は80、7 %であった。
% N% 分析値 72.24 7.52 12.99計
算値 72.19 7.46 12.95融点
164℃ 旋光度 〔α〕20“5 〜21.07(C= 18
CH30H) IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)1.4
〜2.3F(6H) 2.8 〜3.5FF(IH) 3.4 〜4.0FF(IH) 4.0 〜4.3F(IH) 6.8 〜7.2F(−NH) 7.2 ′ 7.5F(3H) 7.5 〜7.9F(2H) 8.3 F(IH) 実施例8゜ 実施例7において(+)−α−アミノ−ε−カプロラク
タム25.6 Fを用いて同様に反応を行すい、(+)
−α−フェニルメチレンアミノ−ε−カプロラクタム3
4.9 Fを得た。収率は80、7 %であった。
得られた(+)−α−フェニルメチレンアミノ−ε−カ
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
プロラクタムの物性は次のとおりであった。
元素分析(Cl5H16N20として)C5%
H% N% 分析値 72.11 7.58 12.74計
算値 72.19 7.46′12.95融点
164℃ 旋光度 〔α〕20°5 +22.52(C= 2.
OCH30H) IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)1.4
〜2.3F(6H) 2.8 〜3.5F(IH) 3.4 〜4.0FF(IH) 4.0 〜 4.3P(IH) 6・8 ′ 7.2p(−NH)7.2 ′
7.5FFI(3H) 7.5 〜 7.9F(2H) 8.3 F(IH) 特許出願人 東 し 株 式 会 社 手 続 補 正 書 (方式)%式% 1、事件の表示 昭和56年特許願第 213810号 2、発明の名称 α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびそ
の製造法五補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋室町2丁目2番地49
、補正命令の日付 昭和57年4月27日(発送日) 5 補正により増加する発明の数 0&補正の対象
H% N% 分析値 72.11 7.58 12.74計
算値 72.19 7.46′12.95融点
164℃ 旋光度 〔α〕20°5 +22.52(C= 2.
OCH30H) IH核磁気共鳴スペクトル(CDCI3溶媒)1.4
〜2.3F(6H) 2.8 〜3.5F(IH) 3.4 〜4.0FF(IH) 4.0 〜 4.3P(IH) 6・8 ′ 7.2p(−NH)7.2 ′
7.5FFI(3H) 7.5 〜 7.9F(2H) 8.3 F(IH) 特許出願人 東 し 株 式 会 社 手 続 補 正 書 (方式)%式% 1、事件の表示 昭和56年特許願第 213810号 2、発明の名称 α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびそ
の製造法五補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区日本橋室町2丁目2番地49
、補正命令の日付 昭和57年4月27日(発送日) 5 補正により増加する発明の数 0&補正の対象
Claims (2)
- (1) 次の一般式(1) (式中、Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基を、φはフェニル基ヲ示ス)で示されるα−置換メチ
レンアミノ−ε−カプロラクタム。 - (2) α−アミノ−ε−カプロラクタムと次の一般
式(1) %式%(1) (式中、Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル
基を、φはフェニル基ヲ示ス)で示される芳香族化合物
とを反応させることを特徴とする次の一般式(I) (式中、Rは上記一般式(厘)と同じものを示す) で示されるα−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタ
ムの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21381081A JPS58116469A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21381081A JPS58116469A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116469A true JPS58116469A (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=16645408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21381081A Pending JPS58116469A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | α−置換メチレンアミノ−ε−カプロラクタムおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116469A (ja) |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP21381081A patent/JPS58116469A/ja active Pending
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