JPS58116413A - 静注用総合ビタミン剤 - Google Patents
静注用総合ビタミン剤Info
- Publication number
- JPS58116413A JPS58116413A JP21044681A JP21044681A JPS58116413A JP S58116413 A JPS58116413 A JP S58116413A JP 21044681 A JP21044681 A JP 21044681A JP 21044681 A JP21044681 A JP 21044681A JP S58116413 A JPS58116413 A JP S58116413A
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- JP
- Japan
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- vitamin
- vitamins
- acid
- biotin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
る。
TPNは、経口的に栄養補給が困難な患者を対象とし、
生命の維持に必要なカロリー源、たん白源、微量金属、
13種の必須ビタミンなどの栄養源を静脈を通して投与
する方法であり、近年急速に一般化されてきた療法であ
る。
生命の維持に必要なカロリー源、たん白源、微量金属、
13種の必須ビタミンなどの栄養源を静脈を通して投与
する方法であり、近年急速に一般化されてきた療法であ
る。
TPN用のビタミン剤としては、使用する13種の必須
ビタミン即ち、ビタミンA、 B□r B2 r B6
#最も好ましい。しかし必須ビタミンには水溶性のも
の及び脂溶性のものがあり、又、ビタミンは同一容器内
に配合する種゛類が多くなればなる程安定性が悪くなり
、含量が低下し、又−着色等の外観変化が著しくなる。
ビタミン即ち、ビタミンA、 B□r B2 r B6
#最も好ましい。しかし必須ビタミンには水溶性のも
の及び脂溶性のものがあり、又、ビタミンは同一容器内
に配合する種゛類が多くなればなる程安定性が悪くなり
、含量が低下し、又−着色等の外観変化が著しくなる。
例えば凍結乾燥品においてすらビタミンの組合せによっ
ては含量に変化はなくても外観が著しく変化したり、又
外観は変化しないが含量の低下が顕著であったりする。
ては含量に変化はなくても外観が著しく変化したり、又
外観は変化しないが含量の低下が顕著であったりする。
そのため含量や外観全てに安定であるビタミンの組合せ
は仲々見出し難く、単一の製剤を作ることは困難であり
、TPN用輸液を作るさいには個々の注射用ビタミン剤
を組合せて使用しているのが現状である。
は仲々見出し難く、単一の製剤を作ることは困難であり
、TPN用輸液を作るさいには個々の注射用ビタミン剤
を組合せて使用しているのが現状である。
しかし、この方法では使用時に配合するビタ時間がかか
り、細菌1発熱物質、異物などにより輸液が汚染され易
く、さらに組合せによっては市販のビタミン剤に添加さ
れている安定剤の影響により他のビタミンが不安定にな
るなどの欠点を有する。
り、細菌1発熱物質、異物などにより輸液が汚染され易
く、さらに組合せによっては市販のビタミン剤に添加さ
れている安定剤の影響により他のビタミンが不安定にな
るなどの欠点を有する。
以上のような欠点を改善する目的で、13種の必須ビタ
ミンを3又は5つの容器比わけ、それを1セツトとして
使用するTPN用ビタミン剤が作られている(特開昭5
6−77222)。
ミンを3又は5つの容器比わけ、それを1セツトとして
使用するTPN用ビタミン剤が作られている(特開昭5
6−77222)。
しかし、5つの容器にわけたものを使用することは手間
がかかって極めて繁雑であり、又。
がかかって極めて繁雑であり、又。
3つの容器にわけたものはビタミンの安定性が必ずしも
改善されたものとなっておらず、いずれもTPN用ビタ
ミン剤として充分でない。
改善されたものとなっておらず、いずれもTPN用ビタ
ミン剤として充分でない。
そこで本発明者らは安定なTPN用ビタミン剤について
種々検討した結果、13種の必須ビタミンを ■ビタミンB2.ビタミンBatパントテン酸ビタミン
C ■ビタミンB、、ビタミンBlz−葉酸上記■、■の少
なくともどちらか一方にビオチン及びニコチン酸の双方
を含む八又はどちらか一方にはビオチン、他方にはニコ
チン酸を含む ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
種々検討した結果、13種の必須ビタミンを ■ビタミンB2.ビタミンBatパントテン酸ビタミン
C ■ビタミンB、、ビタミンBlz−葉酸上記■、■の少
なくともどちらか一方にビオチン及びニコチン酸の双方
を含む八又はどちらか一方にはビオチン、他方にはニコ
チン酸を含む ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
ビタミンに
のそれぞれの組成で3つの容器にわけたビタミン剤が安
定性の点で最も好ましいことを見い出した。
定性の点で最も好ましいことを見い出した。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
本発明において■の組合せが安定であることは、ビタミ
ンCはビタミンB2又はニコチン酸の存在下で分解する
ことが知られていることから考えると、極めて驚くべき
ことである。
ンCはビタミンB2又はニコチン酸の存在下で分解する
ことが知られていることから考えると、極めて驚くべき
ことである。
本発明のビタミン剤の組成においては配合安定性の点か
ら水溶性ビタミンのうち■ビタミンB2.ビタミンB6
、パントテン酸、ビタミンCを1群とし■ビタミンB工
、ビタミンB1□1葉酸を】群としてわけるととが必須
である。しかしビオチン及びニコチン酸は特にわける必
要はなく、■、■のどちらかにはいっていればよい。又
。
ら水溶性ビタミンのうち■ビタミンB2.ビタミンB6
、パントテン酸、ビタミンCを1群とし■ビタミンB工
、ビタミンB1□1葉酸を】群としてわけるととが必須
である。しかしビオチン及びニコチン酸は特にわける必
要はなく、■、■のどちらかにはいっていればよい。又
。
脂溶性ビタミン、即ち、■ビタミンA、ビタミンD、ビ
タミンE、ビタミンには水溶性ビタミンとは異なった物
理化学的性質を有するため。
タミンE、ビタミンには水溶性ビタミンとは異なった物
理化学的性質を有するため。
蓄積されて副作用を現わすものが多いことからその使用
量を適宜質えつるようにする必要があるので、これを1
群とした。
量を適宜質えつるようにする必要があるので、これを1
群とした。
本発明のビタミン剤の組成を具体的にあげると次のとお
りである。
りである。
(1) ■ビタミンBzsビタミンBs I ハント
テン酸ビタミンC,ビオチン ■ビタミンB1j ビタミンB1□9葉酸、ニコテ/
酸 ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
テン酸ビタミンC,ビオチン ■ビタミンB1j ビタミンB1□9葉酸、ニコテ/
酸 ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
ビタミンK
(2)■ビタミンBzvビタミンB、 、 ハントテン
酸。
酸。
ビタミンC
■ビタミンB1.ビタミンB12.ニコチン酸、葉酸、
ビオチン ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
ビオチン ■ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。
ビタミンK
(3)■ビタミンBz、ビタミンB6 m ハントテン
酸。
酸。
ビタミンC,ビオチン、ニコチン酸
■ビタミンBljビタミンB122葉酸■ビタミンA、
ビタミンD、ビタミンE。
ビタミンD、ビタミンE。
ビタミンK
(4) ■ビタミンB2.ビタミンB6+パントテン
酸。
酸。
ビタミンC,ニコチン酸
■ビタミンB、ビタミンB□21葉酸、ビオチン■ビタ
ミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンに 本発明において用いられるビタミンB2としてはリン酸
リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンア
デニンジヌクレオチドなどが。
ミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンに 本発明において用いられるビタミンB2としてはリン酸
リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンア
デニンジヌクレオチドなどが。
ビタミンB6としては塩酸ピリドキシン、リン酸ピリド
キサール、リン酸ピリドキサミンなどが、パントテン酸
としてはパントテン酸カルシウム、パントテノールなど
が、ビタミンCとしてはアスコルビン酸などが、ビタミ
ンBlとしては塩酸チアミン、プロスルチアミン、オク
トチアミンなどが、ビタミンB□2としてはジアノコバ
ラミン。
キサール、リン酸ピリドキサミンなどが、パントテン酸
としてはパントテン酸カルシウム、パントテノールなど
が、ビタミンCとしてはアスコルビン酸などが、ビタミ
ンBlとしては塩酸チアミン、プロスルチアミン、オク
トチアミンなどが、ビタミンB□2としてはジアノコバ
ラミン。
酢酸ヒドロキソコバラミン、メチルコバラミンなどが、
ニコチン酸としてはニコチン酸、ニコチン酸アミドなど
が、ビタミンAとしてはバルミチン酸レチノールなどが
、ビタミンDとしてはコレカルシフェロール(D3)、
エルゴカルシフェロール(D2)などが、ビタミンEと
してはdl−α−トコフェロール、酢酸)コフェロール
などが、ビタミンにとしてはフィトナジオン、メナテム
ンノン、メナジオンなどがあげられる。
ニコチン酸としてはニコチン酸、ニコチン酸アミドなど
が、ビタミンAとしてはバルミチン酸レチノールなどが
、ビタミンDとしてはコレカルシフェロール(D3)、
エルゴカルシフェロール(D2)などが、ビタミンEと
してはdl−α−トコフェロール、酢酸)コフェロール
などが、ビタミンにとしてはフィトナジオン、メナテム
ンノン、メナジオンなどがあげられる。
又1本発明のビタミン剤の各成分はビタミンB21−I
Qmg、 ビタミンB61−10rr@、パントテン酸
5−25111g、 ビタミンc50−250HIg
、ビタミyBz 1−I QUIg、ビタミ7 Buz
1 30 lag、葉酸100−1000μg、ビ、
t f 720−300 ag。
Qmg、 ビタミンB61−10rr@、パントテン酸
5−25111g、 ビタミンc50−250HIg
、ビタミyBz 1−I QUIg、ビタミ7 Buz
1 30 lag、葉酸100−1000μg、ビ、
t f 720−300 ag。
二コf :/酸10−5011に−ビタミ:/A200
0−5000IU、ビタミンD200−1000IU−
ビタミ/E5−20IU、ビタミyK0.2−ioqの
割合で配合されていることが望ましい。
0−5000IU、ビタミンD200−1000IU−
ビタミ/E5−20IU、ビタミyK0.2−ioqの
割合で配合されていることが望ましい。
本発明のビタミン剤は■、■の群は使い易さの点から水
性溶液か好筐しく、又、■の群は安定性の点から凍結乾
燥製剤が好ましい。
性溶液か好筐しく、又、■の群は安定性の点から凍結乾
燥製剤が好ましい。
第0群の水溶液のpHは5〜6が好ましい、又第0群の
水溶液のpH4−8,好ましくはpH5−7がよく、バ
ッファーを使用すると安定性の点で更に好ましい。バッ
ファーとしては例えば酢酸、クエン酸、酒石酸が好1し
く、その量は溶液1 ml当り1,25〜30■添加す
ればよい。
水溶液のpH4−8,好ましくはpH5−7がよく、バ
ッファーを使用すると安定性の点で更に好ましい。バッ
ファーとしては例えば酢酸、クエン酸、酒石酸が好1し
く、その量は溶液1 ml当り1,25〜30■添加す
ればよい。
■の群を凍結乾燥製剤とする場合、賦形剤を加えてから
凍結乾燥する万が外観及び安定性の点で望ましい。
凍結乾燥する万が外観及び安定性の点で望ましい。
医薬用の賦形剤は種々のものが知られているが、ここで
用いる賦形剤としてはビタミンの安定性の点からヒスチ
ジン、アルギニン、デキストラン、コンドロイチン硫酸
塩が最も好ましい。
用いる賦形剤としてはビタミンの安定性の点からヒスチ
ジン、アルギニン、デキストラン、コンドロイチン硫酸
塩が最も好ましい。
コンドロイチン硫酸塩としてはコンドロイチン硫酸ナト
リウムなどがあげられる。これらの賦形剤は2種以上混
合して使用でき、又、その添加量は前記のビタミン配合
量の場合には5−50111gの範囲内で適宜定められ
る。
リウムなどがあげられる。これらの賦形剤は2種以上混
合して使用でき、又、その添加量は前記のビタミン配合
量の場合には5−50111gの範囲内で適宜定められ
る。
次に本発明のビタミン剤の製法について述べる。本発明
のビタミン剤は常法により製造することができる。例え
ば第0群は配合するビタミンを注射用蒸留水に溶解しp
HをpH5−6に調整した後ミリポアフィルタ−で除菌
沖過し、その液を無菌的にアンプル又はバイアルなどの
容器に充填し、必要に応じ窒素ガスなどの不活性ガスを
封入すればよい。
のビタミン剤は常法により製造することができる。例え
ば第0群は配合するビタミンを注射用蒸留水に溶解しp
HをpH5−6に調整した後ミリポアフィルタ−で除菌
沖過し、その液を無菌的にアンプル又はバイアルなどの
容器に充填し、必要に応じ窒素ガスなどの不活性ガスを
封入すればよい。
第0群は配合するビタミン及び所望に応じ賦形剤を注射
用蒸留水に溶解し11 pH5−7好ましくはpH5,
5−6に調整した後ミリポアフィルタ−で除菌濾過し、
その液をバイアルなどの容器に充填した後凍結乾燥すれ
ばよい。
用蒸留水に溶解し11 pH5−7好ましくはpH5,
5−6に調整した後ミリポアフィルタ−で除菌濾過し、
その液をバイアルなどの容器に充填した後凍結乾燥すれ
ばよい。
第0群は配合するビタミンに界面活性剤を加えて熱時溶
解した後、溶解補助剤としてプロビレングリコールを加
え、さらに注射用蒸留水を加えて水溶液とする。次いで
この水溶液をミリポアフィルタ−で除菌済過した後無菌
的にアングル又はバイアルなどの容器に充填し、必要に
応じ窒素ガスを封入すればよい。
解した後、溶解補助剤としてプロビレングリコールを加
え、さらに注射用蒸留水を加えて水溶液とする。次いで
この水溶液をミリポアフィルタ−で除菌済過した後無菌
的にアングル又はバイアルなどの容器に充填し、必要に
応じ窒素ガスを封入すればよい。
次に実施例及び実験例により本発明を具体的に説明する
。
。
実施例1゜
1−1. リン酸リボフラビンNa、517、塩酸ピ
リドキシン407、パントテノール140?、ビオチン
1fF及びアスコルビン酸1kgを注射用蒸留水に溶解
し全量を501となす。pHを水酸化ナトリウムと塩酸
で約6に調整した後0.22μのミリポアフィルタ−で
除菌濾過し、無菌的にろ液5rI!をアンプルに充填し
、窒素ガスを封入したのちアンプルをよう閉して第1群
のビタミンが得られた。
リドキシン407、パントテノール140?、ビオチン
1fF及びアスコルビン酸1kgを注射用蒸留水に溶解
し全量を501となす。pHを水酸化ナトリウムと塩酸
で約6に調整した後0.22μのミリポアフィルタ−で
除菌濾過し、無菌的にろ液5rI!をアンプルに充填し
、窒素ガスを封入したのちアンプルをよう閉して第1群
のビタミンが得られた。
次に塩酸チアミン30 f−、ジアノコバラミン100
■1葉酸41.ニコチン酸アミド4001、賦形剤とし
てヒスチジンf(CIを適量、蒸留水に溶解し、全量を
10形となす。pHを水酸化ナトリウム、塩酸で約5.
5に調整した後0,22μのミリポアフィルタ−で除菌
濾過し、炉液1rnI!を無菌的にバイアルに充填v雀
結乾燥し、ゴム栓をして第2群のビタミンが得られた。
■1葉酸41.ニコチン酸アミド4001、賦形剤とし
てヒスチジンf(CIを適量、蒸留水に溶解し、全量を
10形となす。pHを水酸化ナトリウム、塩酸で約5.
5に調整した後0,22μのミリポアフィルタ−で除菌
濾過し、炉液1rnI!を無菌的にバイアルに充填v雀
結乾燥し、ゴム栓をして第2群のビタミンが得られた。
次ニパルミチン酸レチノール3300万IU−ビタミン
Da 400万IU、酢酸トコフェロールをロピレング
リコールを適量加え、さらに注射用蒸留水を加えて全量
を201とする。
Da 400万IU、酢酸トコフェロールをロピレング
リコールを適量加え、さらに注射用蒸留水を加えて全量
を201とする。
0.22μのミリポアフィルタ−で除菌濾過したのビタ
ミンが得られた。
ミンが得られた。
1−2.上記1−1の第0群からヒスチジン塩酸塩を除
き他の組成及び製造法は1−1と同様にして本発明のビ
タミン剤が得られた。
き他の組成及び製造法は1−1と同様にして本発明のビ
タミン剤が得られた。
1−3.上記1−11の第0群にクエン酸を適量添加し
、他の組成及び製造法は1−1と同様にして本発明のビ
タミン剤が得られた。
、他の組成及び製造法は1−1と同様にして本発明のビ
タミン剤が得られた。
実施例2゜
第0群及び第0群のビタミン組成及び第2群の賦形剤を
下記の組成にした他は実施例1−1と同様にして本発明
のビタミン剤を得た。なお第0群。
下記の組成にした他は実施例1−1と同様にして本発明
のビタミン剤を得た。なお第0群。
第0群のビタミン配合量及び第0群のビタミンは実施例
1−1と同一なので省略した。
1−1と同一なので省略した。
2−1゜
第0群 リン酸リボフラビンナトリウム塩酸ピリドキシ
ン パントテノール アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン ジアノコバラミン 葉酸 ニコチン酸アミド ビオチン デキストラン40(賦形剤) 2−2゜ 第0群 リン酸リボフラビンナトリウム塩酸ピリドキン パントテノール ニコチン酸アミド ビオチン アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン ジアノコバラミン 葉酸 アルギニン塩酸塩(賦形剤) 2−3、 第0群 リン酸リボフラビンナトリウム塩酸ピリドキシ
ン パントテノール ニコチン酸アミド アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン シアノコバラミ/ 葉酸 ビオチン コンドロイチン硫酸ナトリウム(賦形剤)実験例1.保
存安定性試験(ビタミン組成)上記実施例により製造し
たビタミン剤を試料とし、市販品2種及び特開昭56−
77222に記載されたビタミン剤(3本にわけたもの
)を対照とし、50t:’の苛酷条件下で4週間の保存
安定性試験をおこなった。その結果を表1に示す。
ン パントテノール アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン ジアノコバラミン 葉酸 ニコチン酸アミド ビオチン デキストラン40(賦形剤) 2−2゜ 第0群 リン酸リボフラビンナトリウム塩酸ピリドキン パントテノール ニコチン酸アミド ビオチン アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン ジアノコバラミン 葉酸 アルギニン塩酸塩(賦形剤) 2−3、 第0群 リン酸リボフラビンナトリウム塩酸ピリドキシ
ン パントテノール ニコチン酸アミド アスコルビン酸 第0群 塩酸チアミン シアノコバラミ/ 葉酸 ビオチン コンドロイチン硫酸ナトリウム(賦形剤)実験例1.保
存安定性試験(ビタミン組成)上記実施例により製造し
たビタミン剤を試料とし、市販品2種及び特開昭56−
77222に記載されたビタミン剤(3本にわけたもの
)を対照とし、50t:’の苛酷条件下で4週間の保存
安定性試験をおこなった。その結果を表1に示す。
表1.50t、4週後のビタミン含量(対イニシャル%
)器中で溶液となっている。ビタミン B12、葉酸、ビオチンは配合されていない。
)器中で溶液となっている。ビタミン B12、葉酸、ビオチンは配合されていない。
0対照2:室温保存でよい市販品、1容器中で溶液とな
っている。ビタミンB1□、葉酸、ビオチンは配合され
ていない。
っている。ビタミンB1□、葉酸、ビオチンは配合され
ていない。
0対照3:特開昭56−77222に記載されたビタミ
ン剤3本の組成は次のとおり ■ビタミンC,パントテン酸(水溶 液) ■ビタミンBl 、 B2 、 Be 、 B□2.ニ
コチン酸、ビオチン(凍結乾燥) ■ビタミンA、 D、 E、 K(水溶液〕ビタミンD
:103.9%、ビタミンE:100.6係、ビタミン
に:100.3%であった。
ン剤3本の組成は次のとおり ■ビタミンC,パントテン酸(水溶 液) ■ビタミンBl 、 B2 、 Be 、 B□2.ニ
コチン酸、ビオチン(凍結乾燥) ■ビタミンA、 D、 E、 K(水溶液〕ビタミンD
:103.9%、ビタミンE:100.6係、ビタミン
に:100.3%であった。
表1から明らかなように対照1,2ではビタミンB1.
Cの含量が対照3ではビタミンBs * Be * B
10及び葉酸の含量の低下が著しい。これに対し、本発
明品の含量はいずれも90%以上あり保存安定性のすぐ
れているものであることがわかる。
Cの含量が対照3ではビタミンBs * Be * B
10及び葉酸の含量の低下が著しい。これに対し、本発
明品の含量はいずれも90%以上あり保存安定性のすぐ
れているものであることがわかる。
又1本発明品の中でも賦形剤を入れない実施例1−2に
比し賦形剤を入れた実施例1−1の方がビタミンB11
1及び葉酸の保存安定性においてすぐれているものであ
ることがわかる。
比し賦形剤を入れた実施例1−1の方がビタミンB11
1及び葉酸の保存安定性においてすぐれているものであ
ることがわかる。
実験例2.保存安定性試験(賦形剤)
第0群のビタミンに各種賦形剤を添加し、凍結乾燥後5
0Cの苛酷条件下で1週間の保存安定性試験をおこなっ
た。この試験に供したビタミンの組成はビタミンB1m
B12 +葉酸、ニコチン酸アミド及びビオチンであ
る。
0Cの苛酷条件下で1週間の保存安定性試験をおこなっ
た。この試験に供したビタミンの組成はビタミンB1m
B12 +葉酸、ニコチン酸アミド及びビオチンであ
る。
まず外観変化を指標としぞ安定性を判断した。
その結果を表2に示す。
表2
注)○は外観良好のもの、×は凍結乾燥不能又は外観変
化の著しいもの 表2から明らかなように賦形剤を使ったもの18種のう
ち、外観の良好なものは6種類であっナー − この6種類についてビタミン含量を測定した。
化の著しいもの 表2から明らかなように賦形剤を使ったもの18種のう
ち、外観の良好なものは6種類であっナー − この6種類についてビタミン含量を測定した。
その結果表3に示す。
表3から明らかなように外観の良好なもののうち賦形剤
としてアラニン、グリシンを用いたものはビタミンB1
13u及び葉酸の含量低下が著しい。
としてアラニン、グリシンを用いたものはビタミンB1
13u及び葉酸の含量低下が著しい。
しかし、ヒスチジン、アルギニン、デキストラン。
コンドロイチン硫酸を用いたものの含量はいずれも95
係以上であった。従って1本発明のビタミン剤は、これ
ら4つの賦形剤を使用した場合に保存安定性が極めて良
好となる。
係以上であった。従って1本発明のビタミン剤は、これ
ら4つの賦形剤を使用した場合に保存安定性が極めて良
好となる。
特許出願人 日本化薬株式会社
Claims (2)
- (1)13種の必須ビタミンが ■ ビタミンB21ビタミンB61ノ(ントテン酸。 ビタミンC ■ ビタミンBigビタミンB12+葉酸上記■、■の
少なくともどちらか一万にビオチン及びニコチン酸の双
方を含むか、又はどちらか−万にはビオチン、他方には
ニコチン酸を含む ■ ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE。 ビタミンに のそれぞれの組成で3つの容器にわけられている静注用
総合ビタミン剤 - (2)13種の必須ビタミンが ■ ビタミンB2.ビタミスB61パントテン酸。 ビタミンC ■ ビタミンBigビタミンB12.葉酸上記[F]、
■の少なくともどちらか一万にビオチン及びニコチン酸
の双方を含むか、又はどちらか−万にビオチン、他方に
ニコチン酸を含む ■ ビタミンA、ビタミンD、 ビタミンE。 ビタミンに のそれぞれの組成で3つの容器にわけられ。 さらに■にヒスチジン、アルギニン、デキストラン又は
コンドロイチン硫酸塩が配合されている静注用総合ビタ
ミン剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044681A JPS58116413A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 静注用総合ビタミン剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21044681A JPS58116413A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 静注用総合ビタミン剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58116413A true JPS58116413A (ja) | 1983-07-11 |
JPH0133087B2 JPH0133087B2 (ja) | 1989-07-11 |
Family
ID=16589457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21044681A Granted JPS58116413A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 静注用総合ビタミン剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58116413A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59152327A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-31 | Otsuka Pharmaceut Co Ltd | 安定な静注用総合ビタミン製剤 |
EP0215596A2 (en) * | 1985-09-05 | 1987-03-25 | Teijin Limited | Composition for injection of active type vitamins D3 |
JPS6372626A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-04-02 | エド・ガイストリヒ・ゼ−ネ・アクチエンゲゼルシヤフト・フユ−ア・ヒエ−ミシエ・インドウストリ− | 薬学的組成物 |
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