JPS58116180A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、印字キャリフジ上に配置された印字ヘッドと
、該印字へツｒを前記印字キャリツノに着脱可能に装着
するための固定機構と、前記の印字ヘッドと印字キャリ
ノジとの間隔を調節するための調整機構とを備えた印字
装置に関するものである。

このような印字装置では、固定機構と調整機構とのため
に夫々固有の操作部材を設けることは公知である。例え
ば固定機構の操作部材はフランジ機構から成り、該フラ
ンジ機構によって印字ヘラＰは印字キャリッジ上に固定
され、また必要に応じて再び解離される。印字ヘッドと
プラテンとの間の種々異なった間隔の調整は、印字すべ
き材料例えば紙の厚さ、あるいは所望のタイプ部数に関
連している。印字ヘッドの製１手時には（プラテンに対
して印字ヘッドを配置する際に両者の間隔にも不都合な
影響を及ぼすことになるような）製作誤差が生じるので
、この製作誤差を補正しかつ印字ヘッドとプラテンとの
間隔を一義的に規定する基本調整が先ず行なわれる。こ
の基本調整は、製作所で実施されるので、「工場調整」
とも呼ばれ、この工場調整は、実際の使用者である顧客
によってはもはや変えることができない。顧客は、ただ
所謂「顧客調整」によって、すでに工場調整により固定
的に規定された印字ヘッドとプラテンとの間隔を変化さ
せうるにすぎない。

しかしながら、このような形式の固定機構と調整機構と
を備えた印字装置は顕著な欠点を有している。例えば顧
客調整はきわめて煩雑である。それというのは、大抵は
印字装置内の特定の部品を弛めるために例えばス・ξす
のような補助手段を用いてしか顧客調整を行なうことが
できないからである。これによって、紛失し易い多数の
ルーズな可動部品が生じる。それゆえにこのような公知
の構造はきわめて高くつき不経済である。

本発明の課題は、前記の諸欠点を除くと共に操作を簡単
に行なえるような固定機構と調整機構を提供すること！
ある。

この課題を解決する本発明の要旨とするところは、固定
機構と調整機構との機能を兼備する一本化された印字ヘ
ラＰ固定兼調整機構が設けられておりかつ印字キャリッ
ジに回動可能に取付けられた支承部材を有しており、該
支承部材が、印字ヘッドの受は面上にばね作用を以て載
っている操作子と固定結合し、かつ、前記印字キャリッ
ジ上で摺動可能にガイドされる印字ヘッドに偏心輪を介
して係合している点にある。

本発明の有利な実施態様では偏心輪は前記支承部材に配
置されており、かつ、印字ヘラＰに設けた嵌合成形部内
に係合している。

本発明のその他の有利な実施態様は、従属環としての請
求範囲第３項乃至第６項に記載されている。

一本化された印字ヘン１？固定兼調整機構の使用によっ
て操作が蕃しく簡便になる以外に、本発明により得られ
る利点は特に印字ヘッドの調整が顧客にも難しくなくな
り、必要に応じて顧客ｆも印字ヘラＰの交換を難なく行
なえることフあり、これは本発明では紛失し易いルーズ
な部品が生じないからｔある。そればかりか印字ヘラＰ
は、その受は面にばね作用を以て座着する操作子によっ
て印字キャリノジに遊びなく装着されている。またプラ
テンに対する印字ヘッドの間隔を大きく調整することに
よってリゼンの挿入もきわめて容易になる。

次に図面につき本発明の実施例を詳説する。

第１図及び第２図には印字キャリッジ２の一部分が示さ
れており、該印字キャリフジ上には印字ヘンＦ″１例え
ばニードル印字ヘッドがビン３によってガイＰされてい
る。印字ヘッドの固定及び調整のために支承部材５が印
字キャリッジ２に回転可能に装着されている。この場合
支承部材５はビンとして構成されており、該ビンは印字
キャリッジ２の孔１１内に装嵌されている。支承部材５
は操作子６と固定結合している。

該操作子６はばねレノ々−として構成されておりかつ印
字ヘッド１の受は面１３の上にばね作用を以て載設され
ている。このばね作用を得るために孔１１の範囲にばね
部材４が設けられている。ばね部材４は例えば圧縮ばね
、板ばね又は皿ばねから成ることが〒きる。

図示の実施例においてはばね部材４として圧縮ばねが使
用され、該圧縮ばねは印字キャリン）２の孔１１の外周
壁範囲で支承部材５を取囲んでいる。ところで印字キャ
リツジ２に印字ヘッド１を固定するために支承部材５が
操作子６と共に孔１１から少し引出され、その結果圧縮
ばねは緊縮した状態にある。次いで操作子６が印字ヘン
ド１の受は面１３上に載せられ、こうして印字へラド１
が印字キャリツジ２に固定的に圧着される。

印字ヘンド１とプラテン９との間隔を調整するためには
、支承部材５乃至は操作子６の回転運動を並進運動に変
換する機構が必要である。

このために前記支承部材５の上に配置された偏心輪７が
設けられている。この場合支承部材５は、印字キャリッ
ジ２上でビン３によって摺動可能にガイドされる印字ヘ
ッド１に前記偏心輪７を介して係合する。このために印
字ヘンド１には、偏心輪７を囲む嵌合成形部１２が設ｃ
士られている。

製作所で基本位置調整つまり所謂「工場調整」を行なう
ために支承部材５には六角形体１０が装着されており、
該六角形体の上に前記偏心輪７が装嵌されている。特定
の位置へ偏心輪７を回動させることによって印字ヘッド
１とプラテン９との間隔ａが規定される。次い↑操作子
６が所定の係止位置例えば印字ヘンド１の受は面１３に
設けた係止ノンチに１へ回動されかつこの調整位置は六
角形ナンド８によって固定される。

使用者が所謂「顧客調整」を行ないつるようにするため
に受は面１３には、操作子６が係合する別の係止ノンチ
に２．’に３が配設されている。操作子６を回動させか
つ係止ノツチＫｌ。

Ｋ２．に３を係合させることによって偏心輪７は印字ヘ
ッドｌをプラテン９に対して接近方向又は離反方向に移
動させる。この場合各係止ノンチＫｌ、に２．に３には
、印字ヘンド１とプラテン９との特定の間隔ａが夫々割
当てられている。係止ノンチに１とに２への操作子６の
係合は、印字すべき材料例えば紙の厚す賀応じて選ばれ
る。前記位置の中間位置への調整を可能にするためには
付加的な係止ノツチが必要である。

操作子６が係止ノンチに３に係合する場合には印字ヘン
ド１は、手を汚さずにＩＪ　、％ン交換を可能にする程
度にプラテン９から離間する。

図面に破線で示した操作子６の位置〒は印字ヘンＰ１と
印字キャリッジ２はもはや互に固定されていないの１、
この位置〒は印字ヘッド１の交換だけが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の印字ヘッド固定兼調整機構を有する印
字装置を一部破断して示した側面図、第２図は第１図に
示した印字ヘッド固定兼調整機構の平面図である。 １・・・印字ヘッド、２・・・印字キヤリツジ、３・・
・ビン、４・・・ばね部材、５・・・支承部材、６・・
・操作子、７・・・偏心輪、８・・・六角形ナツト、９
・・・プラテン、１０・・・六角形体、１１・・・孔、
１２・・・嵌合成形部、１３・・・受は面、ａ・・・間
隔、Ｋ１．、に２、に３・・・係止ノツチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　印字キャリッジ上に配置された印字ヘッドと、該
   印字ヘラＰを前記印字キャリッジに着脱可能に装着する
   ための固定機構と、前記の印字ヘッドと印、字キャリッ
   ジとの間隔を調節するための調整機構とを備えた印字装
   置において、固定機構と調整機構との機能を兼備する一
   体化された印字ヘンＰ固定兼調整機構が設けられており
   かつ印字キャリッジ（２）に回動可能に取付けられた支
   承部材（５）を有しており、該支承部材が、印字ヘッド
   （１）の受は面（１３）上にばね作用を以て載っている
   操作子（６）と固定結合し、かつ、前記印字キャリッジ
   （２）上を摺動可能にガイドされる印字ヘッド（１）に
   偏心輪（７）を介して結合していることを特徴とする、
   印字装置。 ２　偏心輪（７）が支承部材（５）に配置されており、
   か２印字ヘッド（１）に設けた嵌合成形部（１２）内に
   係合している、特許請求の範囲第１項記載の印字装置。 ３、印字ヘラＰ（１）の受は面（１３）が、操作子（６
   ）を位置決めするための係止ノンチ（Ｋｌ、に２．に３
   ・・・）を有している、特許請求の範囲第１項又は第２
   項記載の印字装置。 ４、偏心輪（７）が、支承部材（５）に配属された六角
   形体（１０）の上にかぶせ嵌められており、かつ、前記
   偏心輪（７）上に載設された操作子（６）が六角形ナツ
   ト（８）によって固定されている、特許請求の範囲第１
   項乃至第３項のいずれか１項記載の印字装置。 ５、支承部材（５）が、印字キャリツノ（２）の孔（１
   １）内に嵌込まれたビンとして構成されておりかつばね
   部材（４）を有している、特許請求の範囲第１項乃至第
   ４項のいずれか１項記載の印字装置。 ６、操作子（６）がばねレノ々−から成っている、特許
   請求の範囲第１項乃至第５項のいずれか１項記載の印字
   装置。