JPS5811549B2 - 多重効用吸収冷凍機 - Google Patents

多重効用吸収冷凍機

Info

Publication number
JPS5811549B2
JPS5811549B2 JP12617578A JP12617578A JPS5811549B2 JP S5811549 B2 JPS5811549 B2 JP S5811549B2 JP 12617578 A JP12617578 A JP 12617578A JP 12617578 A JP12617578 A JP 12617578A JP S5811549 B2 JPS5811549 B2 JP S5811549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorption liquid
concentration
liquid
temperature regenerator
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12617578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5553663A (en
Inventor
高畠修蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP12617578A priority Critical patent/JPS5811549B2/ja
Publication of JPS5553663A publication Critical patent/JPS5553663A/ja
Publication of JPS5811549B2 publication Critical patent/JPS5811549B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は水を冷媒とし、臭化リチウム等の塩類水溶液
を吸収液とする多重効用吸収冷凍機に関する。
一般に二重効用吸収冷凍機では、高圧側の高温再生器で
吸収液を加熱濃縮する際発生した冷媒蒸気を低圧側の低
温再生器で再び吸収液を加熱濃縮するのに使用する方式
が行なわれているが、安全性の面から高温再生器の圧力
は0.9ata程度の真空状態に保たれており、この高
温再生器より発生した冷媒蒸気によって加熱される低温
再生器での経済的な吸収液の濃縮範囲は約60.5%〜
62.5%程度とされている。
一方、吸収器へ供給する濃吸収液の濃度は高い程吸収能
力が強いが、周知の溶解度曲線以下での結晶の問題があ
り、通常64%〜65%程度が好ましいとされている。
しかし、従来の二重効用吸収冷凍機においては、一番圧
力の低い吸収器よりの稀吸収液を第1交換器(低温側)
より第2熱交換器(高温側)を経て圧力を上げた高い温
度の高温再生器に供給し、これを冷媒が蒸発可能な状態
の吸収液温度に加熱し約半分の濃度にまで濃縮して、こ
の濃縮された中間濃度吸収液を第2熱交換器すなわち高
温熱交換器を通して低温再生器に導入し、この低温再生
器で前記高温再生器から発生した冷媒蒸気によって残り
半分を加熱濃縮後、第1熱交換器すなわち低温熱交換器
を通り吸収器へ循環させるような冷凍サイクルが行なわ
れている。
従って、吸収器へ供給される濃吸収液の濃度は約62.
5%程度で不満足なものであり、濃吸収液の濃度を約6
4.5%程度にまで上げることができる一重効用吸収冷
凍機に比し著しく多くの吸収器伝熱面積を必要とした。
さらに低温熱交換器の濃吸収液側では低温再生器液出口
とその下方の吸収液散布装置の位置の差と、低温再生器
と吸収器の器内圧力差との合計の微量な圧力差(約0.
1kg/d程度)を利用して濃吸収液を流す関係から許
容流路抵抗が制限されるので、熱交換器の内部流速を遅
くする必要があり、ために伝熱性能が悪く、いきおい大
型の熱交換器を必要とした。
そこで本願出願人は先に特願昭49− 126979号を以って従来方式の二重効用吸収冷凍機
と機内圧力条件が全く同じ状態に維持されて、吸収液濃
度をより高めて吸収器を小形化すると共に低温及び高温
の各熱交換器の器内抵抗が多くとれこれにより内部流速
を早めて各熱交換器の小形化を計った多重効用吸収冷凍
機を提案している。
すなわち、この多重効用吸収冷凍機は吸収器から稀吸収
液ポンプで送られた稀吸収液を低温再生器で中間濃度に
濃縮し、その低温再生器から中間濃度吸収液ポンプで送
られた中間濃度吸収液を高温再生器で高濃度に濃縮して
、この高濃度吸収液を吸収器へ循環させるようにしたも
のである。
従って、吸収器や低温熱交換器、高温熱交換器のある程
度の小形化は計れるようになったが、自ら限度があり、
省資源、省エネルギーの見地からも未だ充分満足すべき
ものであるとは言えない。
この発明は前記の観点にかんがみてなされたものであっ
て、低温再生器からの中間濃度吸収液の全部を高温再生
器に送らず、その一部を高温再生器から吸収器に送られ
る高濃度吸収液の循環系にバイパスさせると共にその高
濃度吸収液循環系の上流側にフラッシュ室を設け、その
フラッシュ室の上流側管路をU字形に形成してそのフラ
ッシュ室側外液部に複数個のオリフィスを設けることに
より、高温高圧の高濃度吸収液の減圧による自己蒸発作
用にて濃縮冷却せしめ、すなわち、液温を下げると同時
に濃度が上げられるため、高温熱交換器を不要とし、吸
収器や低温熱交換器のより一層の小形化による構造の簡
単化を実現でき、高価な吸収液の保有量を減少させるこ
とができるうえ、高温再生器での吸収液再生量すなわち
加熱量や吸収器からの稀吸収液の循環量を調節する制御
弁や制御弁に代って従来用いられているフロート弁を不
要とし、低コストの面でも一層有利にしたものである。
以下付図に示す実施例によって本発明を説明する。
第1図及び第2図において、14は蒸発器で、蒸発器1
4には規則正しく配列され胴13両端の管板の管孔にエ
キスバンドなどで固定されて、それぞれヘッダを介して
接続した管路(図示省略)により流出入する冷却すべき
冷水が内部に流通し、管外表面に冷媒が流下する蒸発器
管群14aと、その上位に冷媒を蒸発器管群14a上に
均一に分布する分配装置17とが収納され、さらにその
分配装置17の上方には仕切板31が円筒体よりなる胴
13の全長にわたって設けられ、これにより胴13内を
上部の高圧側と下部の低圧側とにそれぞれ区画している
蒸発器14の下位の吸収器15には規則正しく配列され
前記同様に胴13両端の管板に固定されて、図示しない
管路により流出入する冷却水が内部に流通して管外面に
吸収液が流下する吸収器管群15aと、その上部に吸収
液を吸収器管群15a上に均一に分布する分配装置18
とが収納されている。
胴13の内部は高圧側、低圧側のいずれも高度の真空に
保たれているため、前記蒸発器管群14aの管表面を流
下する液状冷媒は低温で蒸発し、管壁を通じて管内部の
流体を所要の低温に冷却する。
従って、この流体、主として水は冷房、工業その他各種
の冷却のための用途に向けられる。
未蒸発冷媒は蒸発器管群14aの最下端より冷媒液溜め
32に流下し、液出口33を出て冷媒ポンプ22により
管路23を通り再び分配装置17に戻され、この動作を
繰返えす。
蒸発した冷媒蒸気は通路に設けるエリミネータ(図示せ
ず)にて液滴を分離し吸収器管群15aの管表面を流下
する吸収液により直ちに吸収されるため、冷媒の蒸発は
盛んに連続して行なわれる。
冷媒蒸気を吸収して吸収能力を失った稀吸収液は胴13
下部の稀吸収液溜め19より稀吸収液ポンプ20により
管路9に設けた低温熱交換器7を経て管路10を通り低
温再生器1に汲上げられる。
低温再生器1には吸収液が所定の液面を保つまで充填さ
れており、低温再生器管群1a内を流れる後述する冷媒
蒸気により加熱され、まず、作動濃度条件の約半分の濃
度つまり中間濃度に濃縮され、この濃縮によって蒸発し
た冷媒蒸気は吸収液を含む液滴の分離の役目を司るエリ
ミネータ26を経て凝縮器16へ流入して、外部より図
示しない管路を通り供給される冷却水が内部を通る規則
正しく配列された凝縮器管群16aの管外面に接触し、
凝縮して滴下する。
低温再生器管群1aの内部で復水した冷媒は管路12を
経て凝縮器16の凝縮器管群16aの下位に設けられた
仕切板25上に流入し、凝縮器管群16aの管表面上で
凝縮して滴下した冷媒と混合する。
この冷媒は管路24を経て前記管路23を通る冷媒と合
流して分配装置17に戻される。
一方、低温再生器1で冷媒が蒸発分離して濃縮された中
間濃度吸収液は、管路2に設けた中間濃度吸収液ポンプ
21によって管路3を経て高温再生器4に汲上げられる
高温再生器4には中間濃度吸収液が所定の液面を保つま
で充填されており、この例では加熱媒体として燃焼ガス
が使用され、外部よりの燃料を燃焼させる燃焼室29を
内蔵し、その上方に燃焼室29で発生した燃焼ガスの通
路となる伝熱管群28が配置されているが、この燃焼室
を廃止して伝熱管群28に外部より蒸気や高温水、燃焼
ガスを導入してもよく、これらの加熱媒体の熱により中
間濃度吸収液を加熱沸騰させると、さきの低温再生器1
での未蒸発冷媒の一部が蒸発し、あと半分の濃度が上げ
られる。
この蒸発した冷媒蒸気はエリミネータ30を通過時吸収
液を含んだ液滴を分離し、管路11を経て低温再生器1
の規則正しく配列された低温再生容管群1aの管内へ流
入する。
一方、前記高温再生器4で高濃度に濃縮された吸収液は
高温再生器4より流出し、従来方式では高温熱交換器を
通り低温再生器1へ流入し、低温再生器で残り半分の濃
度が上昇した濃吸収液は低温熱交換器を経て吸収器15
Aすなわち、吸収器管群15aの上位の分配装置18へ
流入し、吸収器管群15aの管表面に滴下して吸収作用
を行なっていた。
本発明では、前記高温再生器4から吸収器15に戻す高
濃度吸収液のの循環系にフラッシュ室35を設け、これ
により高温高圧の高濃度吸収液を減圧して自己蒸発冷却
せしめ、しかる後フラッシュ室35の下流側に低温再生
器1から高温再生器4に送る中間濃度吸収液の一部をバ
イパスさせるようにしである。
すなわち、高温再生器4からの高濃度吸収液を吸収器1
5に送る途中の管路5,6相互間に設けたフラッシュ室
35では自己蒸発作用によって高濃度吸収液から所定量
の冷媒を蒸発させるのに必要とする熱量が減少し、いき
おい液温が低下すると同時に濃度が上る。
そしてフラッシュ室35内で発生した冷媒蒸気の熱は管
路36、低温再生器1を経て凝縮器16で装置外に取り
去られる。
フラッシュ室35から管路6に流入しだ液温か下り濃度
の上った高濃度吸収液は、前記低温再生器1からの中間
濃度吸収液を高温再生器4に送る管路2.3相互間に設
けた中間濃度吸収液ポンプ21の吸込側の管路2より分
岐した分岐管路34か、又はその吐出側の管路3より分
岐した分岐管路(図示省略)より流入する中間濃度吸収
液を合流せしめ、その混合液を管路6より低温熱交換器
7、管路8を経て吸収器15における分配装置18へ送
り、吸収器管群15aの管表面に滴下して吸収作用を行
なうものである。
さて、このような方式の冷凍機でその容量制御と蒸発器
管群14aから管路を通り流出する冷水温度を一定に保
つための制御は、冷水出口の温度を温度検出器で検出し
て高温再生器4の加熱量すなわち加熱用の燃料、蒸気そ
の他高温水等の供給量を制御弁で制御することにより実
施できることが知られている。
この場合稀吸収液ポンプ20及び中間濃度吸収液ポンプ
21を設けた各管路9,3にそれぞれ流量制御弁を設け
、加熱用の燃料等の供給量調節と連動してその各管路に
おける吸収液循環量を制御して部分負荷時における冷凍
効率を高めたり、これら吸収液ポンプ20.21の流量
バランスを計ったりすることも判っている。
又、この様な従来の制御弁を用いることなく、特に機内
の圧力及び流動の変化つまり負荷の増減に応じて吸収液
循環系統において所要の流量と流量変化を比較的容易に
実現でき、従って所望の吸収液再生量の得られる制御弁
に比ベランニングコストを大巾に逓減できるフロート弁
を第1図に示すように吸収液循環系の管路に設けること
が考えられる。
すなわち、第1図では、高温再生器4の高濃度吸収液の
液出口にフロート弁室37を設け、これにフロート弁4
0を装着したフロート38を浮べる。
フロート弁40と弁座39とによってフロート弁室液面
が一定に保たれるようにして、これに接続した管路5か
ら高濃度吸収液をフラッシュ室35、管路6、低温熱交
換器7を経て吸収器15へ導く。
このようにすれば、従来の制御弁を用いず、単に機内の
圧力や流動の変化に影響されることなく、高温再生器で
の発生冷媒蒸気がフラッシュ室側へ逃げるのを防止し、
所望の吸収液再生量の調節が得られるが、この方式の欠
点はフロート弁の作動による打音のごとき騒音の発生、
弁座部への錆等異物の噛込み、フロート内部への液の漏
洩等である。
これらの欠点の排除のため本発明では、前記フラッシュ
室35を設けた管路5の上流側を下方へU字形に形成し
、そのフラッシュ室35側昇液部に所要の間隔を保って
2個のオリフィス、すなわち、上流側の第1のオリフィ
ス47と後流側の第2のオリフィス4Bが設けである。
かくて、高温再生器4から管路5を流下する高濃度吸収
液が減じU字形管路の液面が下ると、第1のオリフィス
47部では液柱による加圧圧力が減少しオリフィス部を
通過する自身の減圧によりフラッシュが初まる。
すると盛んに生じる気泡がU字形管路の外液部に充満し
てゆき第2のオリフィス48に達し、第2のオリフィス
48部を通過するための抵抗が増大して液の通過量が減
少し、U字形管路でのより以上の液面低下が止まるので
液シールの状態が保たれる。
従って吸収液制御弁やフロート弁と同様の機能が発揮さ
れ、負荷の増減に応じて所望の吸収液再生量が容易に得
られるものとなる。
勿論、管路5のフラッシュ室35側昇液部に設けるオリ
フィスは2個に限らず、要望の複数個設けても同様の作
用が得られる。
以上のとおり構成された本発明の冷凍機における冷凍サ
イクル線図は定性的に第3図に示すようになる。
すなわち、縦軸に吸収液の飽和蒸気圧Pを、横軸に吸収
液濃度ξ1〜ξ5をとると、吸収器15より低温熱交換
器7を通ってゆく間に吸収過程において温度および濃度
の下った稀吸収液は昇温して9から10点に変わり、続
いて低温再生器に入ってその飽和点まで加熱され10か
ら1の状態に変わり、さらに低温再生器1内で加熱され
て濃縮され、その濃度が半分増加して1から2点に移り
ξ2の濃度となる。
濃度がξ2の中間濃度吸収液は低温再生器1の出口2点
から中間濃度吸収液ポンプ21にて加圧され管路を経て
高温再生器4に入り加熱されて飽和温度の状態4点に達
する。
高温再生器4内でさらに加熱を受は冷媒の蒸発によって
濃縮され、高濃度ξ4の吸収液となり4から5点に移り
、高温再生器4の出口から管路を通る途中でフラッシュ
室35において減圧による自己蒸発作用にて液温か下る
と同時に濃縮され、高濃度ξ、の吸収液となり5から6
点に移る。
フラッシュ室35から管路6に流入した高濃度吸収液は
途中で分岐管路34により低温再生器1より高温再生器
4に送られる中間濃度吸収液の一部をバイパスして合流
させるため前述の所要の濃度ξ2に薄められる。
一方、バイパス中間濃度吸収液は合流しつつ混合して一
様の濃度および温度に変わり、2及び6からそれぞれ7
点に移り、これら混合液の高濃度吸収液が低温熱交換器
7を通る間に吸収器15より低温再生器1に送られる稀
吸収液と熱交換してこれに熱を与え温度が下り7つ)ら
8点に変わる。
8から9点が吸収器15における吸収作用過程での吸収
液の圧力及び濃度の変化の状態を示し、吸収器15に入
って濃吸収液は、吸収器管群の管内を流れる冷却水で冷
やされながら管表面を流下する際に蒸発器14からの冷
媒蒸気を吸収することにより、濃度がξ1まで低下して
下部の吸収液溜19に溜る。
又、同時に温度も下る。
以上の実施例についての説明から明らかであるように、
本発明の構成によれば、高温再生器から吸収器に戻す高
濃度吸収液循環系にフラッシュ室を設けたから、従来方
式の高温熱交換器を不要とし、しかも高濃度吸収液は減
圧による自己蒸発作用にて濃縮されると同時に冷却する
こともできる。
又、高濃度吸収液循環系に設けたフラッシュ室の下流側
と低温再生器からの中間濃度吸収液を高温再生器に送る
管路に設けた中間濃度吸収液ポンプの吸込側又は吐出側
とを連通させた分岐管路を設けたから、熱損失が大きい
高温再生系統への循環量を減少させることができ、冷凍
サイクル効率を大巾に向上することができる。
又、前記フラッシュ室からの温度が下り濃度の上った高
濃度吸収液に中間濃度吸収液の一部をバイパスさせ流し
、その混合液を低温熱交換器を通して吸収器へ導ひくよ
うにしたから、通常温度が下って結晶の心配が生じる低
温熱交換器部においては適度の濃度に薄っており結晶の
心配が解消される。
又、前記分岐管路を中間濃度吸収液ポンプの吐出側に設
けると、より大きな低温熱交換器の圧力損失が許容でき
るので、前記混合液の流速を早め伝熱性能を向上させ低
温熱交換器の小形化が可能であり、従って高価な吸収液
の保有量を減少できるから経済的に極めて有益である。
更に、前記フラッシュ室の上流側の管路をU字形に形成
してそのフラッシュ室側外液部に所要の間隔とって複数
個のオリフィスを設けたので、従来の高温再生器での加
熱量に応じて低温再生器及び高温再生器に濃縮のために
送る稀吸収液及び中間濃度吸収液の流量を、それぞれ制
御する制御弁あるいはフロート弁を不要とし、高温再生
器とフラッシュ室間の液シールを確実に所望の吸収液再
生量を容易にかつ安価に得ることができる。
更に又、稀吸収液をまず低温側再生器で濃縮し残りの濃
縮を高温側再生器で行なうようにしたから、相対的に濃
度を従来方式に比して高めることができ、冷凍機全体を
大巾に小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は吸収冷凍機の容量制御にフロート弁を用いた場
合の系統図、第2図は本発明の一実施例を示す系統図、
第3図は第2図の冷凍サイクル線図である。 1・・・・・・低温再生器、4・・・・・・高温再生器
、5・・・・・・U字形管路、7・・・・・・低温熱交
換器、14・・・・・・蒸発器、15・・・・・・吸収
器、16・・・・・・凝縮器、19・・・・・・吸収液
溜め、20・・・・・・稀吸収液ポンプ、21・・・・
・・中間濃度吸収液ポンプ、22・・・・・・冷媒ポン
プ、32・・・・・・冷媒液溜め、34・・・・・・分
岐管、35・・・・・・フ・ラッシュ室、47,48・
・・・・・オリフィス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸収器からの稀吸収液を低温再生器で中間濃度に濃
    縮し、その中間濃度吸収液を高温再生器で高濃度に濃縮
    して吸収器へ循環させる多重効用吸収冷凍機において、
    高濃度吸収液循環系にフラッシュ室を設け、その上流側
    の管路をU字形に形成してそのフラッシュ室側外液部に
    複数個のオリフィスを設けると共にその下流側に中間濃
    度吸収液の一部をバイパスさせるようにしたことを特徴
    とする多重効用吸収冷凍機。
JP12617578A 1978-10-16 1978-10-16 多重効用吸収冷凍機 Expired JPS5811549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12617578A JPS5811549B2 (ja) 1978-10-16 1978-10-16 多重効用吸収冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12617578A JPS5811549B2 (ja) 1978-10-16 1978-10-16 多重効用吸収冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553663A JPS5553663A (en) 1980-04-19
JPS5811549B2 true JPS5811549B2 (ja) 1983-03-03

Family

ID=14928529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12617578A Expired JPS5811549B2 (ja) 1978-10-16 1978-10-16 多重効用吸収冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811549B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118147U (ja) * 1982-02-03 1983-08-12 鉄建建設株式会社 スラブ型枠解体用工具
JPS63156162A (ja) * 1986-12-20 1988-06-29 株式会社 国元商会 スラブ下コンクリ−ト型枠解体方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818066A (ja) * 1981-07-25 1983-02-02 川重冷熱工業株式会社 二重効用吸収冷凍機
JP2547178Y2 (ja) * 1991-09-18 1997-09-10 株式会社豊田自動織機製作所 産業車両のラジエータスクリーン除塵装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118147U (ja) * 1982-02-03 1983-08-12 鉄建建設株式会社 スラブ型枠解体用工具
JPS63156162A (ja) * 1986-12-20 1988-06-29 株式会社 国元商会 スラブ下コンクリ−ト型枠解体方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5553663A (en) 1980-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100346049B1 (ko) 흡수식 냉동기 및 그 제조방법
US3154930A (en) Refrigeration apparatus
JPS5811549B2 (ja) 多重効用吸収冷凍機
US3452550A (en) Maintaining effectiveness of additives in absorption refrigeration systems
JP3554858B2 (ja) 吸収冷凍機
US2986906A (en) Absorption refrigerating machine
JP4031377B2 (ja) 吸収式冷温水機
JPS5825949B2 (ja) 多重効用吸収冷凍機
JP4034215B2 (ja) 三重効用吸収式冷温水機
JPS5818065A (ja) 給湯取出形吸収冷温水発生機
JPS6040590B2 (ja) 多重効用吸収冷凍機
JPH0355743B2 (ja)
JP3813348B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPH09243197A (ja) 吸収冷温水機の冷却水温度制御装置
JP2002243309A (ja) 吸収冷凍機
JP3434280B2 (ja) 吸収冷凍機とその運転方法
JPH0345090Y2 (ja)
JP3434279B2 (ja) 吸収冷凍機とその起動方法
US3299665A (en) Purge system for refrigeration apparatus
JPH073301B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3484142B2 (ja) 2段2重効用吸収冷凍機
JP6463954B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP3241498B2 (ja) 吸収冷凍機
JPH0666454A (ja) 吸収式冷凍機
JPS60599Y2 (ja) 低温発生器