JPS5811510Y2 - 印字媒体切断機構 - Google Patents

印字媒体切断機構

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Publication number
JPS5811510Y2
JPS5811510Y2 JP1979091382U JP9138279U JPS5811510Y2 JP S5811510 Y2 JPS5811510 Y2 JP S5811510Y2 JP 1979091382 U JP1979091382 U JP 1979091382U JP 9138279 U JP9138279 U JP 9138279U JP S5811510 Y2 JPS5811510 Y2 JP S5811510Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
stamp
rotary
printing
rotary blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979091382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5611096U (ja
Inventor
良男 益田
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP1979091382U priority Critical patent/JPS5811510Y2/ja
Publication of JPS5611096U publication Critical patent/JPS5611096U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、商店等における売上げ精算用レシート等のよ
うな印字媒体の切断機構に関し、切断動作とスタンプ動
作を同時にかつ確実に行い得る装置を提供するものであ
る。
従来、店舗等において売上げ内容を精算し顧客に手渡す
レシートは、レジ係が、売上げ内容の記録された用紙を
手でカッタ部に当てて切断している。
本考案はこの切断動作を、自動的に行わせるものである
が、その際切断動作と同時にスタンプ動作も行われるよ
うになっている。
通常のレジスターにおいては、印字内容はゴム式の活字
で記録されるが、例えばPOS(Point Of 5
ales)システムノように、各販売時点で販売情報を
電子計算機に入力し、在庫管理等を行うようになると、
レシートの印字機構もドツトマトリックス方式等のよう
に印字速度の速いものが望ましい。
ところが、レシート等には売上げ内容のほかに、売上げ
店名等のように常に一定した内容も記録される。
このように一定した内容については、ドツト印字式より
もスタンプ式によりワンタッチで印字する方が、印字速
度の面でも有利である。
また、店名だけでなく、商標等の絵模様を記録すること
も行われているが、そのような複雑なパターンはスタン
プで行うのが簡便である。
特公昭39−18783号公報に記載の発明は、上下動
する植字版の先端にカッタの刃がついていて、スタンプ
動作と連続用紙の切断を1工程で同時に行なうことがで
き、極めて合理的である。
ところが植字版とカッタ刃がカム機構によって水平面に
対して垂直に上下動する構成のため、カッタ刃および植
字版の駆動部が大型となり、特に印字部に紙詰りか発生
するとそれを除去するための指の差し入れ口を確保する
のが困難である。
指に差入れ口を大きくするために、植字版を保持してい
る昇降杆のストロークを長くすると、スタンプ動作が不
安定で、均一印字が困難になり、外形もますます大きく
なる。
この思想を実開昭47−11881号公報に記載のよう
に、大和鋏式の回転刃が一端の支軸を中心に回転して切
断動作する構造の回転刃にスタンプを取付けると、スペ
ース的には有利である。
ところがこの回転刃に単にスタンプを取付けただけでは
、回伝力の回転動作が不安定なためにスタンプが片当を
しがちで、正常な印字が困難であり、また紙詰りか発生
した場合に指の差入れ口を確保することが困難で゛ある
本考案は、設置スペースの小さな回転刃式のカッタ刃に
スタンプを取付けた場合のこのような問題を解消し、ス
タンプが片当りしたり二重印字されたりするこのがなく
、かつ紙詰りか発生した場合に容易に指の差入れ口を確
保することが可能な印字媒体切断機構を実現することを
目的とする。
この目的を達成するために本考案は、回転軸を中心にし
て往復回転するように駆動される回転刃が、固定刃に対
し摺接して開閉することにより、固定刃と回転刃との間
を通過する印字媒体を切断する切断機構において、固定
刃が装備された装置本体側には、回転刃に取付けられた
スタンプと対応する位置に、印字媒体と平行の印字媒体
受は面を備え、前記のスタンプは、回転刃の刃の部分か
ら側方へずれた位置に取付けられていて、回転刃が印字
媒体の切断のために閉じる方向に回転した際に、スタン
プが印字媒体受は面上の印字媒体に当接するような位置
関係にされ、前記回転刃は、前記回転軸と切断部の中間
部において、駆動部材に係合され、かつ該回転刃は前記
回転軸への軸支部付近の端部がガイドスリットに係合さ
れてなる構成を採っている。
次に本考案による印字媒体切断機構が実際上どのように
具体化されるかを実施例で説明する。
図面はスタンプ機構を兼ねた印字媒体切断機構を示すも
ので、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は右側
面図である。
1と2は切断機構の刃であり、1は印字媒体3のガイド
即ち印字媒体受けを兼ねた下刃(固定刃)であり、2は
回転する上刃(回転刃)である。
下刃1は、平板状に戒っていて、装置本体等に水平状態
に固定されており、その印字媒体受は面上に矢印a1方
向から印字用紙3が移送される。
上刃2は、右側のフレーム4に軸5で支持され、軸5を
中心に上下回動可能になっている。
Mは電磁石であり、その可動鉄芯(プランジャー)に連
結された駆動板6にピン7が設けてあり、該ピン7は上
刃2の軸孔8に嵌入している。
そして、電磁石Mの非励磁状態において、その復帰バネ
9で上刃2が押し上げられ、第2図のように上刃2と下
刃1間が開いた状態で、間に印字用紙3が供給される。
次に、電磁石Mの励磁によって上刃2が引下げられ、軸
5を支点にして鎖線2′で示す位置まで回転し、間の印
字用紙3を切断する。
従って、切断機構は、上刃2の下端縁と下刃1の上端縁
が夫々刃先になっていて、大和鋏と同様な回転式で切断
を行うことになる。
上刃2とフレーム間にはスプリング10が張られ、上刃
2が下刃1にぴったり圧接するようになっている。
上刃2の背面には、ブラケット11を介してスタンプS
が固設されており、第2図鎖線のように上刃2が下降し
て用紙3の切断を完了した直後に、スタンプSの下面の
スタンプ面が下刃1の印字媒体受は面上の用紙3に接す
るように位置決めされている。
従って、切断動作の終了に続いて用紙へのスタンプ動作
が行われることになる。
また、用紙3の切断機構より手前の部分31が、切断分
離され、顧客に渡す部分であり、下刃1の印字媒体受は
面上に残りかつ切断動作の際にスタンプが押された用紙
は、次の売上げ内容印字に供される部分となる。
なお印字は、スタンプSの後方のP位置で、ドツトマト
リックス式等により用紙3上に行われる。
ところが、上刃2がスプリング10で下刃1に圧接され
ているとはいえ、上刃の回転が高速で行われることもあ
って、動作の安定性が充分でなく、スタンプSの面が用
紙3に片当たりし、全面均一な押印が行われなかったり
、スタンプのバウンドにより2重印字されたりする恐れ
がある。
そこで、上刃支軸5付近にガイ板12を設けて、垂直方
向即ち上刃2の回転方向のガイドスリット13を形威し
、その中に、上刃2の後端21を嵌入させである。
そのため、上刃2の回転時にその後端21がガイトスノ
ット13でガイドされ、第3図矢印a2方向の振れが規
制される。
従って、スタンプSは常に全面が安定した状態で用紙3
に接触することになり、全面にわたって均一にスタンプ
できる。
万一スタンプがバウンドしたとしても、ガイド作用によ
り、同じ位置に印字されるので、2重印字となることも
無い。
また、ガイドスリットは、上刃2の左側に設けて、上刃
の左端をガイドすることも考えられるが、図のように支
軸5側をガイドすることにより、摩擦による力のロスが
軽減されるほか、ジャム用紙の処理が簡便になる。
即ち、印字部P付近において、用紙3が引掛かったりし
た状態で矢印a1方向から用紙が供給されて来ると、用
紙が印字部付近に詰まってしまう。
このような場合、上刃2を第1図の鎖線2“で示すよう
に手前に引いて軸孔8を駆動ピン7から外した状態で、
第2図矢印a3のように上へ回転させ、鎖線2″′の位
置へ移動させると、上刃2が邪魔にならず、第3図矢印
a4方向から容易にジャム処理作業を行うことができる
このとき、第1図のようにガイドスリット13を中心に
して上刃2が手前に回転できるので、ガイドスリット1
3が、上刃の退避動作の妨げとなることも無い。
なお、上刃2の上方には、フレーム4からストッパー1
4が突出しており、ジャム処理にあたって、このストッ
パー14に上刃2″を引掛けられるようになっている。
以上のように本考案によれば、大和鎖式に一端の回転軸
を中心に回転する回転刃が、該回転軸と切断部の中間部
において、回転刃を回転させる駆動部材に係合され、か
つ該回転刃は支軸側の端部がガイドスリットに係合され
た構成になっている。
そのため安定性の悪い回転刃式の切断機構においても、
回転刃に直接スタンプを取付けて、スタンプ動作と同時
に印字用紙の切断を行なっても、スタンプが片当りした
り、バウンドしたために二重印字されるようなことがな
い。
従って設置スペースの小さい回転刃式の切断機構におい
ても、スタンプ動作と切断を1工程で同時に行なうこと
が可能となる。
また回転刃は、回転軸と切断部との中間において、回転
刃の駆動部材に係合されているので、回転刃はガイドス
リットを支点にして、回転動作方向の面と垂直方向に回
転刃を開いて駆動部材との保合を外し、切断部から退避
させることができる。
従って紙詰りか発生しても、容易に回転刃を退避させて
ジャム処理を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による印字媒体切断機構の実施例を示すも
ので、第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は右側
面図である。 図において、1は下(固定)刃、2は上(回転)刃、3
は印字用紙、5は回転軸、7は係合ピン、12はガイド
板、13はガイドスリット、Mは電磁石、Sはスタンプ
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸を中心にして往復回転するように駆動される回転
    刃が、固定刃に対し摺接して開閉することにより、固定
    刃と回転刃との間を通過する印字媒体を切断する切断機
    構において、 固定刃が装備された装置本体側には、回転刃に取付けら
    れたスタンプと対応する位置に、印字媒体と平行の印字
    媒体受は面を備え、 前記のスタンプは、回転刃の刃の部分から側方へずれた
    位置に取付けられていて、回転刃が印字媒体の切断のた
    めに閉じる方向に回転した際に、スタンプが印字媒体受
    は面上の印字媒体に当接するような位置関係にされ、 前記回転刃は、前記回転軸と切断部の中間部において、
    駆動部材に係合され、かつ該回転刃は前記回転軸への軸
    支部付近の端部がガイドスリヅトに係合されてなること
    を特徴とする印字媒体切断機構。
JP1979091382U 1979-07-03 1979-07-03 印字媒体切断機構 Expired JPS5811510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979091382U JPS5811510Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 印字媒体切断機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979091382U JPS5811510Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 印字媒体切断機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5611096U JPS5611096U (ja) 1981-01-30
JPS5811510Y2 true JPS5811510Y2 (ja) 1983-03-04

Family

ID=29324447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979091382U Expired JPS5811510Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 印字媒体切断機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811510Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928611A (ja) * 1972-07-12 1974-03-14

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4711881U (ja) * 1971-03-08 1972-10-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928611A (ja) * 1972-07-12 1974-03-14

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Publication number Publication date
JPS5611096U (ja) 1981-01-30

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