JPS5811467B2 - スチ−ルコ−ド ノ コウキヨウリヨクセツゾクホウホウ - Google Patents
スチ−ルコ−ド ノ コウキヨウリヨクセツゾクホウホウInfo
- Publication number
- JPS5811467B2 JPS5811467B2 JP1350774A JP1350774A JPS5811467B2 JP S5811467 B2 JPS5811467 B2 JP S5811467B2 JP 1350774 A JP1350774 A JP 1350774A JP 1350774 A JP1350774 A JP 1350774A JP S5811467 B2 JPS5811467 B2 JP S5811467B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel cord
- connection
- steel
- strength
- epoxy resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチールコード同志を接続するにあたり高度の
接続強力を付与する接続方法に関する。
接続強力を付与する接続方法に関する。
スチールコードは強靭な鋼線をいろいろな構成に撚り合
わせたもので、タイヤ、ベルト等多方面に利用されてい
る。
わせたもので、タイヤ、ベルト等多方面に利用されてい
る。
しかしながら、スチールコード同志の接続において接続
外観、接続強力、接続に起因する寸法変化等の多くの問
題があり、スチールコード本来の性能を生かしきれない
のが実状である。
外観、接続強力、接続に起因する寸法変化等の多くの問
題があり、スチールコード本来の性能を生かしきれない
のが実状である。
たとえばスチールコードの接続方法としてハンダ付けあ
るいは溶接する方法があり、外観あるいは寸法変化は一
応満足されるとしてもその接続強力はスチールコードの
数分の1以下に低下するのが普通であり、スチールコー
ド本来の強力が生かせず、また電線接続においてコネク
チングスリーブが用いられるが、とくに厳しい接続強力
まで要求されないのが普通であり、実際にコネクチング
スリーブをスチールコードの接続に応用してもその接続
強力はスチールコードの引張強力にくらべて著しく劣る
ものである。
るいは溶接する方法があり、外観あるいは寸法変化は一
応満足されるとしてもその接続強力はスチールコードの
数分の1以下に低下するのが普通であり、スチールコー
ド本来の強力が生かせず、また電線接続においてコネク
チングスリーブが用いられるが、とくに厳しい接続強力
まで要求されないのが普通であり、実際にコネクチング
スリーブをスチールコードの接続に応用してもその接続
強力はスチールコードの引張強力にくらべて著しく劣る
ものである。
本発明は、スチールコード同志を接続するにあたり高度
の接続強力を付与する接続方法を得んと鋭意努力した結
果、到達したものであり、即ちスチールコードが挿入で
きる程度の内径を有する金属製管状物の両側より金属粉
配合エポキシ樹脂を介して2つのスチールコード端を挿
入したのら、圧着することにより、驚くほどの高強力の
接続強力を得んとするものである。
の接続強力を付与する接続方法を得んと鋭意努力した結
果、到達したものであり、即ちスチールコードが挿入で
きる程度の内径を有する金属製管状物の両側より金属粉
配合エポキシ樹脂を介して2つのスチールコード端を挿
入したのら、圧着することにより、驚くほどの高強力の
接続強力を得んとするものである。
金属製管状物は鉄、銅、アルミニウム等の金属から成る
管状物であって、その内径はスチールコードが挿入でき
る程度の大きさであり、スチールコード径よりもO〜1
mm大なる内径のものが好ましい。
管状物であって、その内径はスチールコードが挿入でき
る程度の大きさであり、スチールコード径よりもO〜1
mm大なる内径のものが好ましい。
また金属製管状物の厚みは所定の接続強力あるいはスチ
ールコード強力、さらにはかしめ効果より決定される。
ールコード強力、さらにはかしめ効果より決定される。
金属製管状物の両端より挿入する2つのスチールコード
端は2本のスチールコードの各一端又は一本のスチール
コードの両端であり、金属製管状物の中ではゾ合致させ
ることが望ましい。
端は2本のスチールコードの各一端又は一本のスチール
コードの両端であり、金属製管状物の中ではゾ合致させ
ることが望ましい。
2つのスチールコード端を重ね合せることも可能であり
、作業性に欠けるが接続強力は向上するので、使用目的
によって採用することが望ましい。
、作業性に欠けるが接続強力は向上するので、使用目的
によって採用することが望ましい。
圧着は全面圧着によることも可能であるが、金属管状物
とスチールコードとの喰い込みがゆるみ、強力が低下し
、外観も見苦しいので、部分的に2個所以上を圧着する
ことが好ましい。
とスチールコードとの喰い込みがゆるみ、強力が低下し
、外観も見苦しいので、部分的に2個所以上を圧着する
ことが好ましい。
圧着の程度は圧着部分が変形し、金属管状物とスチール
コードとの喰い込みのみによる接続では、その強力は不
十分であり両者の間に接着剤を介在させることが必要で
あり、更に接着剤としては金属粉配合工ポキシ樹脂が最
適であることを見出した。
コードとの喰い込みのみによる接続では、その強力は不
十分であり両者の間に接着剤を介在させることが必要で
あり、更に接着剤としては金属粉配合工ポキシ樹脂が最
適であることを見出した。
金属粉エポキシ樹脂はエポキシ樹脂に鉄、銅、アルミニ
ウム等の金属又はその化合物等の粉を配合したもので、
これにアミン系等の硬化剤を配合することにより化学反
応を生じ、硬化するものである。
ウム等の金属又はその化合物等の粉を配合したもので、
これにアミン系等の硬化剤を配合することにより化学反
応を生じ、硬化するものである。
スチールコードの挿入、圧着は金属粉配合エポキシ樹脂
が反応して完全硬化する前に行なうことが好ましく、さ
らに圧着後反応を進めるために接続部を加温しても良い
。
が反応して完全硬化する前に行なうことが好ましく、さ
らに圧着後反応を進めるために接続部を加温しても良い
。
金属粉配合エポキシ樹脂を金属管状物とスチールコード
との間に介在させることにより、圧着時にスチールコー
ドかんだり、ばらけるのを防止する効果をもたせること
ができるとともに弛んだ部分に樹脂が入り込み完全硬化
することにより、スチールコードとの接着効果が生じ、
更に張力がかかつもスチールコード又はその構成素線の
変形が完全硬化した樹脂により抑制され、局部的歪集中
によるスチールコードの抜は要因を取り除くことにより
高強力の接続強力を得ることができる。
との間に介在させることにより、圧着時にスチールコー
ドかんだり、ばらけるのを防止する効果をもたせること
ができるとともに弛んだ部分に樹脂が入り込み完全硬化
することにより、スチールコードとの接着効果が生じ、
更に張力がかかつもスチールコード又はその構成素線の
変形が完全硬化した樹脂により抑制され、局部的歪集中
によるスチールコードの抜は要因を取り除くことにより
高強力の接続強力を得ることができる。
エポキシ樹脂及びその中の金属粉は上記の効果に重要な
役割を演するものであり、とくに金属粉を配合すること
によりスチールコードの接続強力を著しく向上させる。
役割を演するものであり、とくに金属粉を配合すること
によりスチールコードの接続強力を著しく向上させる。
以下、実施例を挙げて説明する。
実施例 1
素線径0.27mmの7X7mm構成よりなるコート径
2.4mmの2つのスチールコード端部を鉄粉配合エポ
キシ樹脂(鉄粉80係、エポキシ樹脂20係の主剤に1
0%のアミン系硬化剤を配合)で塗布し、内径3.0m
m、外径6.0mm、長さ35mmの鉄製管状物に両端
より挿入し、中央部ではゾ合致させ、電気配線工事用圧
着ベンチ(マーベル製NO61)を用いて管状物の上下
から4個所を圧着変形させ、約70℃で2時間加温して
エポキシ樹脂を硬化させた。
2.4mmの2つのスチールコード端部を鉄粉配合エポ
キシ樹脂(鉄粉80係、エポキシ樹脂20係の主剤に1
0%のアミン系硬化剤を配合)で塗布し、内径3.0m
m、外径6.0mm、長さ35mmの鉄製管状物に両端
より挿入し、中央部ではゾ合致させ、電気配線工事用圧
着ベンチ(マーベル製NO61)を用いて管状物の上下
から4個所を圧着変形させ、約70℃で2時間加温して
エポキシ樹脂を硬化させた。
得られた接続体を固定し、スチールコードに荷重をかけ
て接続強力を測定した。
て接続強力を測定した。
本発明の接続方法を他の種々の方法と比較するために可
能な限り同一条件で接続した結果を表1に示す。
能な限り同一条件で接続した結果を表1に示す。
本発明による接続体は他の接続方法によるものよりも著
しく犬であり、圧着によるスチールコードの強力低下が
わずかに認められるが、スチールコードの引張強力に匹
敵する優れた効果を有する。
しく犬であり、圧着によるスチールコードの強力低下が
わずかに認められるが、スチールコードの引張強力に匹
敵する優れた効果を有する。
実施例 2
実施例1と同じスチールコードの2つの端部にブロンズ
粉配合エポキシ樹脂(青銅80係、エポキシ樹脂20係
の主剤に10%のアミン系硬化剤を配合)を塗布し、内
径3.0mm、外径6mm、7mm、長さ35mmの2
種の銅製管状物に挿入したのら、実施例1と同様にして
スチールコードを接続した。
粉配合エポキシ樹脂(青銅80係、エポキシ樹脂20係
の主剤に10%のアミン系硬化剤を配合)を塗布し、内
径3.0mm、外径6mm、7mm、長さ35mmの2
種の銅製管状物に挿入したのら、実施例1と同様にして
スチールコードを接続した。
本発明による接続体は他の接続方法によるものよりも著
しく接続強力が犬であり、スチールコードが抜けること
なく、破断は管状物あるいはスチールコードの破壊によ
り生ずる。
しく接続強力が犬であり、スチールコードが抜けること
なく、破断は管状物あるいはスチールコードの破壊によ
り生ずる。
実施例 3
実施例1と同じスチールコードの2つの端部にアルミニ
ウム粉配合エポキシ樹脂(アルミニウム粉80係、エポ
キシ樹脂20係の主剤に10係のアミノ系硬化剤を配合
)を塗布し、内径3.Qmm。
ウム粉配合エポキシ樹脂(アルミニウム粉80係、エポ
キシ樹脂20係の主剤に10係のアミノ系硬化剤を配合
)を塗布し、内径3.Qmm。
外径io、omm、長さ35mmのアルミニウム製管状
物に挿入したのら、実施例1と同様にしてスチールコー
ドを接続したところ、接続強力450Kgの接続体が得
られた。
物に挿入したのら、実施例1と同様にしてスチールコー
ドを接続したところ、接続強力450Kgの接続体が得
られた。
Claims (1)
- 1 スチールコードが挿入できる程度の内径を有する金
属製管状物の両側より金属粉配合エポキシ樹脂を介して
2つのスチールコード端を挿入したのち圧着することを
特徴とするスチールコードの高強力接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1350774A JPS5811467B2 (ja) | 1974-02-01 | 1974-02-01 | スチ−ルコ−ド ノ コウキヨウリヨクセツゾクホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1350774A JPS5811467B2 (ja) | 1974-02-01 | 1974-02-01 | スチ−ルコ−ド ノ コウキヨウリヨクセツゾクホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50108332A JPS50108332A (ja) | 1975-08-26 |
JPS5811467B2 true JPS5811467B2 (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=11835040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1350774A Expired JPS5811467B2 (ja) | 1974-02-01 | 1974-02-01 | スチ−ルコ−ド ノ コウキヨウリヨクセツゾクホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811467B2 (ja) |
-
1974
- 1974-02-01 JP JP1350774A patent/JPS5811467B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50108332A (ja) | 1975-08-26 |
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