JPH0318210A - テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接続方法 - Google Patents
テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接続方法Info
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- JPH0318210A JPH0318210A JP14969789A JP14969789A JPH0318210A JP H0318210 A JPH0318210 A JP H0318210A JP 14969789 A JP14969789 A JP 14969789A JP 14969789 A JP14969789 A JP 14969789A JP H0318210 A JPH0318210 A JP H0318210A
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Links
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、有機新素材をテンションメンバとし、この
周りにアルミ導体を撚り合せた架空配電線の直線接続方
法に関する。
周りにアルミ導体を撚り合せた架空配電線の直線接続方
法に関する。
[従来の技術]
導体の中心にテンションメンバを配置した中心補強形の
架空配電線は、従来亜鉛メッキ鋼線をテンションメンバ
としてその周りにアルミ導体を撚り合せて構成されてい
る。ところで、最近、アラミド繊維を樹脂加工したもの
が伸びが大きく強靭なことからこれをテンションメンバ
として使用した架空配電線が開発されている。
架空配電線は、従来亜鉛メッキ鋼線をテンションメンバ
としてその周りにアルミ導体を撚り合せて構成されてい
る。ところで、最近、アラミド繊維を樹脂加工したもの
が伸びが大きく強靭なことからこれをテンションメンバ
として使用した架空配電線が開発されている。
この有機新素材をテンションメンバどした架空配電線の
構成を第2図に示す。即ち、中心のテンションメンバ2
はアラミド繊維を樹脂により固めて棒状にしたものであ
る。このテンションメンバ2の外周にアルミ素線1を撚
り合せ、さらにその外周を絶縁体3で押出し被覆して構
成されている。
構成を第2図に示す。即ち、中心のテンションメンバ2
はアラミド繊維を樹脂により固めて棒状にしたものであ
る。このテンションメンバ2の外周にアルミ素線1を撚
り合せ、さらにその外周を絶縁体3で押出し被覆して構
成されている。
このような有機新素材を用いた架空配電線の接続方法に
おいて、テンションメンバ2.2′同志を固定する方法
としてエボキシ樹脂等でスリーブと一体に固める接続方
法が広く行なわれている。
おいて、テンションメンバ2.2′同志を固定する方法
としてエボキシ樹脂等でスリーブと一体に固める接続方
法が広く行なわれている。
以下、この従来の有機新素材をテンションメンバとした
架空配電線の接続方法を第3図を参照して説明する。接
続する架空配電線の端部の絶縁体および撚線で構成され
るアルミ導体1.1′を段剥ぎしてテンションメンバ2
,2′を露出させ、アルミスリーブ4内で突き合せる。
架空配電線の接続方法を第3図を参照して説明する。接
続する架空配電線の端部の絶縁体および撚線で構成され
るアルミ導体1.1′を段剥ぎしてテンションメンバ2
,2′を露出させ、アルミスリーブ4内で突き合せる。
そして、このアルミスリーブ4の注入孔4aからエポキ
シ樹脂剤をテンションメンバ2,2′の周囲に充填し硬
化させる。次に、アルミスリーブ4の両端のアルミ導体
1,■′上の部分を外部から圧縮することにより接続す
るものである。
シ樹脂剤をテンションメンバ2,2′の周囲に充填し硬
化させる。次に、アルミスリーブ4の両端のアルミ導体
1,■′上の部分を外部から圧縮することにより接続す
るものである。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このようにして接続部を形成するエボキシ樹脂
は、その硬化に長時間を必要とし、硬化中は剥離し易く
接続部を動かすことが不可能である。また、このエポキ
シ樹脂剤は、2種類以上の溶液をスリーブ4内に注入す
る直前に混合するため、混合不十分等が発生し易く、接
着力にバラッキを生じさせる。そして、エポキシ樹脂剤
はベトつきがあり手や衣服を汚し易く、また、皮膚に付
着すればかぶれる虞れがある等の作業性に不具合が存在
していた。
は、その硬化に長時間を必要とし、硬化中は剥離し易く
接続部を動かすことが不可能である。また、このエポキ
シ樹脂剤は、2種類以上の溶液をスリーブ4内に注入す
る直前に混合するため、混合不十分等が発生し易く、接
着力にバラッキを生じさせる。そして、エポキシ樹脂剤
はベトつきがあり手や衣服を汚し易く、また、皮膚に付
着すればかぶれる虞れがある等の作業性に不具合が存在
していた。
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、前
述した従来技術の欠点を解消するとともに、現行の工具
をそのまま使用することができ、かつ作業性を大幅に改
善することができるテンションメンバに有機新素材を用
いた架空配電紐の接続方法を提供することを目的とする
。
述した従来技術の欠点を解消するとともに、現行の工具
をそのまま使用することができ、かつ作業性を大幅に改
善することができるテンションメンバに有機新素材を用
いた架空配電紐の接続方法を提供することを目的とする
。
[実 施 例]
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。第
1図は、この発明のテンションメンバに有機新素材を用
いた架空配電線の接続方法を説明するための接続部の構
成を示す断面図である。接続する架空配電線は、中央の
テンションメンバ2.2′として有機新素材であるアラ
ミド繊維を硬化性樹脂で硬めて棒状とした引張強さが強
靭なものが使用され、その周囲にアルミ素線1,1′が
撚り合されて構成されている。そして、このアルミ撚線
導体1,1′は、導体引張荷重を増大させるため、その
撚ピッチを標準よりも短かく、例えば導体外径の11倍
以下になるように形成されている。
1図は、この発明のテンションメンバに有機新素材を用
いた架空配電線の接続方法を説明するための接続部の構
成を示す断面図である。接続する架空配電線は、中央の
テンションメンバ2.2′として有機新素材であるアラ
ミド繊維を硬化性樹脂で硬めて棒状とした引張強さが強
靭なものが使用され、その周囲にアルミ素線1,1′が
撚り合されて構成されている。そして、このアルミ撚線
導体1,1′は、導体引張荷重を増大させるため、その
撚ピッチを標準よりも短かく、例えば導体外径の11倍
以下になるように形成されている。
このような架空配電線を直線接続させるため、先ず、接
続すべき端部の絶縁体およびアルミ素線1.1′をそれ
ぞれ段剥してテンションメンバ2.2′を露出させる。
続すべき端部の絶縁体およびアルミ素線1.1′をそれ
ぞれ段剥してテンションメンバ2.2′を露出させる。
次に、円筒形のアルミスリーブ4の両端から露出したテ
ンションメンバ2.213よびアルミ素IJII,1′
の端部を挿し込み、その中央部にてテンションメンバ2
,2′同志を当接させるように固定する。このアルミス
リーブ4の中央部には注入口4aが穿設されており、こ
の孔から砂6をテンションメンバ2.2′の周りのアル
ミ撚#.1 1 .1′とアルミスリーブ4とで形成さ
れる空間にまんべんなく充填させる。
ンションメンバ2.213よびアルミ素IJII,1′
の端部を挿し込み、その中央部にてテンションメンバ2
,2′同志を当接させるように固定する。このアルミス
リーブ4の中央部には注入口4aが穿設されており、こ
の孔から砂6をテンションメンバ2.2′の周りのアル
ミ撚#.1 1 .1′とアルミスリーブ4とで形成さ
れる空間にまんべんなく充填させる。
そして、上記アルミスリーブ4の外周から接続部分全体
を圧縮工具により圧縮して接続させるものである。
を圧縮工具により圧縮して接続させるものである。
従って、このようにして接続された架空配電線の接続部
分は、充填した砂により直接テンションメンバ2. 2
′が包み込まれ、圧縮力がアルミスリーブ4によりテン
ションメンバ2.2′,砂6およびアルミ導体1,1′
ともに一休的に圧縮され、この接続部分は把持力が増加
し、強固な接続部を形成するとともに、その接続作業が
極めて簡単なものとなる。
分は、充填した砂により直接テンションメンバ2. 2
′が包み込まれ、圧縮力がアルミスリーブ4によりテン
ションメンバ2.2′,砂6およびアルミ導体1,1′
ともに一休的に圧縮され、この接続部分は把持力が増加
し、強固な接続部を形成するとともに、その接続作業が
極めて簡単なものとなる。
以上説明したとおり、この発明のテンションメンバに有
機新素材を用いた架空配電線の接続方法は、砂を入れる
部分だけアルミスリーブを長く形成しなければならない
が、このアルミスリーブの内径・外径は現行のスリーブ
と同等であるので、標準圧縮工具がそのまま使用でき、
また、接続作業が何ら汚損させることもなく簡単にでき
る。
機新素材を用いた架空配電線の接続方法は、砂を入れる
部分だけアルミスリーブを長く形成しなければならない
が、このアルミスリーブの内径・外径は現行のスリーブ
と同等であるので、標準圧縮工具がそのまま使用でき、
また、接続作業が何ら汚損させることもなく簡単にでき
る。
そして、架空配電線の接続部の把持力が強固なちのが得
られる。
られる。
第1図は、この発明の接続方法を適用した架空配電線接
続部を示す断面図、 第2図は、架空配電線の構成を示す端部の斜視図、 第3図は、従来の架空配電線の接続部を示す断面図であ
る。 1.1′・・アルミ導体 2 2′・・新素材テンションメンバ 4・・アルミスリーブ 4a・ 注入孔 6 ・砂
続部を示す断面図、 第2図は、架空配電線の構成を示す端部の斜視図、 第3図は、従来の架空配電線の接続部を示す断面図であ
る。 1.1′・・アルミ導体 2 2′・・新素材テンションメンバ 4・・アルミスリーブ 4a・ 注入孔 6 ・砂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接
続において、 接続する架空配電線を端末処理して中心のテンションメ
ンバを露出させ、直線スリーブ内で突き合せ、この直線
スリーブ内に砂を入れて直線スリーブを圧縮して接続す
ることを特徴とする有機新素材を用いた架空配電線の接
続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14969789A JPH0318210A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14969789A JPH0318210A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0318210A true JPH0318210A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15480839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14969789A Pending JPH0318210A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | テンションメンバに有機新素材を用いた架空配電線の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318210A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05135808A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-01 | Yazaki Corp | 防水型端子接続構造とその製造方法 |
JP2003007361A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-10 | Fujikura Ltd | 圧着端子 |
JP2012079563A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Yazaki Corp | 電線 |
EP4024618A1 (en) * | 2021-01-04 | 2022-07-06 | Nexans | Subsea power cable with tension and continuity joint |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP14969789A patent/JPH0318210A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05135808A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-01 | Yazaki Corp | 防水型端子接続構造とその製造方法 |
JP2003007361A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-10 | Fujikura Ltd | 圧着端子 |
JP2012079563A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Yazaki Corp | 電線 |
EP4024618A1 (en) * | 2021-01-04 | 2022-07-06 | Nexans | Subsea power cable with tension and continuity joint |
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