JPS58113255A - 水性被覆組成物 - Google Patents

水性被覆組成物

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JPS58113255A
JPS58113255A JP20963681A JP20963681A JPS58113255A JP S58113255 A JPS58113255 A JP S58113255A JP 20963681 A JP20963681 A JP 20963681A JP 20963681 A JP20963681 A JP 20963681A JP S58113255 A JPS58113255 A JP S58113255A
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weight
emulsion resin
cement
resin
coating composition
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JP20963681A
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Mitsuhiro Matsuda
充弘 松田
Yoshitsugu Nakamoto
仲本 良嗣
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Dai Nippon Toryo KK
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Dai Nippon Toryo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4IKセメント製品用に適した厚膜塗装可能
な水性被覆組成物に関する。
モルタル、コンクリート、スレート等セメント製品基材
を使用した建材が、例えば瓦、屋根板、外装、ブロック
堺等に多く利用されている。建築物の寿命が延びるに従
い、これら建材には耐久性の高い仕上げが要求されて負
ており、さらに建材の量産化に伴い塗鍼仕上ケメスピー
ド化が要求されて傘ているが、従来このような要求を満
す被覆組成物はいまだ開発されていない。すなわち従来
、例えば未養生セメント製品への塗装は1〜2週間放置
後、セメント製品の表面のpH及び含水率を調整し1そ
の後被覆組成物を塗装しないとハクリ、変色等塗膜欠陥
が生じたりする欠点があった。また、従来の被覆組成物
、例えばアクリルエマルジョン樹脂とセメントとを主成
分とする被覆組成物を塗布し、さらに耐候性の優れ良溶
剤型塗料を上塗塗装すると、下塗塗膜に耐溶剤性がない
ため、光沢が低下し九り塗膜にシワが生じた抄する欠点
があっ九。
以上の如〈従来のセメント製品に適用する被覆組成物に
は性能上及び適用上種々の欠陥が存在していた。
本発明は、上記の如専従来技術に@み、優れ走性能の被
覆組成物を提供することを目的とする本のである。この
ような目的は (all)  アクリル酸又はメタクリル酸エステル共
重合エマルジョン樹脂(エステルF′i炭素数1〜8の
アルキル基)あるいは前記アクリル酸又はメタクリル酸
エステルとスチレンとの共重合エマルジョン樹脂(スチ
レン含量は30重量%以下)固形分・・・・・・2〜1
5重t% (II)  ビスフェノール型エポキシエマルジョン樹
脂固形分   ・・・・・・ 1〜5重tπ(ltD 
 充填剤     ・・・・・・25〜70重量イdv
)  セメント    ・・・・・・20〜60@J写
(■)着色顔料    ・・・・・・ 1〜5重量%付
−前記エボキンエマルジョン樹脂ノo、s〜1.2当量
のポリアミド樹脂又は脂肪多価アミン硬化剤、及びさら
に必要に応じ各種添加剤少量からなり、かっC(+)+
(i+) )/Gψの重量比が(0,15〜0.28)
の範囲であイ。
混合物100重量部 ならびに (b)水 15〜70重量部 からなる粘度50〜1oooボイズの水性被覆組成物に
より達成される。
本発明の被覆組成物は、硬化セメント製品は4ちろん未
養生のセメント製品にもただちに塗装出来るため施工期
間が短縮出来、ま九常温もしくは強制乾燥で厚膜塗膜が
可能であるため、現地塗装だけでなく工場ライン塗装も
可能であ抄、さらに有機と無機の特定複合材を特定割合
で配合しているので長期耐久性、密着性、耐アルカリ性
の優れた塗膜が得られ、また上塗塗料として水系あるい
は溶剤型塗料を塗り重ねても、前述の如き塗膜欠陥のな
い塗膜を得ることが可能である。
本発明において用いられるアクリル酸又はメタクリル酸
エステル共重合エマルジョン樹脂を構成する成分である
アクリル酸の炭素数1〜8のアルキルエステルモノマー
、メタクリル酸の炭素数1〜8のアルキルエステルモノ
マーのアルキルエステルとしてはメチル、エチル、n−
ブチル、イソブチル、ターンヤ+7−7’チル、2−エ
チルヘキシル、ベンジル、プロピル、イソプロピル、冠
−ブチル等が代表的なものとして用いられる。炭素数9
以りのエステ、ルは乳化重合時にゲル物が発生したり、
エマル237粒子の疎水性が高くなり、セメント混和用
エマルジョン樹脂の合成には不適である。又、これらの
アクリル酸(又はメタクリル酸)エステルとスチレンと
の共重合エマルジョン樹脂も用いられるが、スチレンを
30重量%以上用いると、出来たエマルジョン塗膜の耐
候性が著しく低下する九め耐久性の必要な屋外用エマル
ジョン樹脂とし°Cは好ましくない。
特に好ましいアクリル酸又はメタクリル酸エステルとし
てはメタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2ニエチルヘキシルであり、ま九
スチレンを使用する場合は20重着%以下が特に好まし
いUま九必要ならばアクリル酸、メタクリル酸、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル等の官能基モノマーを数重
量%共重合することも可能である。本発明に用いられる
アクリル酸(又はメタクリル酸)エステル共重合エマル
ジョン樹脂又はアクリル酸(又はメタクリル酸)エステ
ルとスチレンとの共重合エマルジョン樹脂はセメントと
混和されるため、耐アルカリ性を有し、セメント混和安
定性に優れているものがよく、そのためには乳化重合時
の乳化剤としてアルキルフェノールポリエチレンエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル、ホリエチレングリコ
ールオレイルエーテル等のエーテル類;ソルビタンアル
キルエステル、ポリオキシエチレンンルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリグリコール脂肪酸エステル等のエステル類
;ボリグロビレングリコールポリエチレングリコール重
合体、ポリオ“tジエチレンアルキルアミド、ポリオキ
シエチレンアルキルアミンなどのノニオン界面活性剤単
独又はアニオン界面活性剤との併用でもノニオン界面活
性剤が多くアニオン界面活性剤は少量で使用することが
必要である。
これらアクリルエマルジョン樹脂の分子量は5万〜30
万好ましくは10万〜20万であるのが有利である。ま
た最低造膜温度は5℃以下が好ましく、それ以上になる
と成膜時にクラック、ワレが生じやすくなる。またアク
リルエマルジョン樹脂は固形分40重t%の時の粘度が
100 cps  以下が好ましい。それ以上になると
水の量を多くし粘度を下げる必要があり、そのため固形
分が低下し塗膜乾燥時のヤセによりクラック、ワレが生
じやすくなる。
これらの樹脂は上記混合物(a)中において固形分2〜
15重竜%の割合で配合される。樹脂が2重量%未満で
あると塗膜の初期硬度、耐候性が低下し、エフロレッセ
ンスが生じ易くなる。一方樹脂が15重1tXを越える
と厚換塗装(約1〜10■)が出来ず、クラック、ワレ
が生じ易くなる。
また本発明において用いられるビスフェノール減エイキ
ンエマルジョン樹脂としては、ビスフェノールAとエピ
クロルヒドリンから得られる芳香族ジグリシジルエーテ
ル類で平均分子量350〜1000の樹脂を乳化剤を用
いて、水分散型にしたものであ抄、樹脂固形分として、
上記混合物(a)中に1〜5重量%が用いられる。樹脂
が1重量%未満であると、素地との密着性が低下し、4
重量%を越えると、形成された塗膜の耐候性が著しく低
下する。
また本発明において用いられる充填剤は体質顔料として
は炭酸カルシウム、硫酸ノ(リウム、炭酸マグネシウム
、メルク、クレー等の無機質系粒状物が例示で角、骨材
としては砕砂等である。この充填剤は、もろさの改良、
増量のため、及び塗布後組成物が未だ流動性を保持して
いる間に比重差によね上記樹脂成分を塗膜表面へ浮上さ
せるため配合されるものであや、比重の大飯い粒径50
〜too。
μ好ましくは50〜500μのものを用いる。
充填剤は、上記混合物(、)中において25〜70重量
%の割合で配合される。これはこの範囲において、厚嗅
塗膜においてもクラック、ワレのない塗膜が得られるか
らである。
また本発明において用いられるセメントとしてはポルト
ランドセメント、高炉セメント、ンリカセメント、アル
ミナセメント等が例示で舞るが、その種類は特に制限は
ない。セメント−は本発明においては上記の混合物体)
中において20〜60重量%の割合で配合される。
セメントが20重量%未満だと厚嗅時クラック、ワレが
生じやすくなり、また密着性が低下する。一方60重量
%を越えると塗膜がも口くナリ、またエフロレッセンス
が生じやすくなる。
ま九本発明において用いられる着色顔料としては一般の
無機質顔料が代表的であるが、色によっては、耐アルカ
リ性及び耐候性を有する有機顔料でもよい。たとえば黒
く着色する場合には、カーボンブラック、酸化鉄等、赤
の場合には弁柄等、縁の場合には酸化クロム等、青の場
合にはシアニンブルー等、白の場合には二酸化チタン等
が例示できる。着色顔料は上記の混合物(1)中におい
て1〜5重量%の割合で配合され、この範囲内での配合
により充分に着色する事が出来る。
また本発明に用いられるエポキシ樹脂用硬化剤としては
、ジアミン又はジアミン誘導体等と二塩基酸又は二塩基
酸−導体等の重縮合によって得られるポリアミド樹脂あ
るいはエチレンジアミン、ジエチレントリアミ/、トリ
エチレンテトラミン等の脂肪族多価アミンアルイハフェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂等で変性した脂肪族多価アミ
シが適当である。硬化剤の使用量はエポキシ樹脂のエポ
キシ基の0.8〜゛1.2当量になる様に使用する必要
がある。0.8当量未満及び1.2当量を越えると本来
のエポキシ樹脂の特性例えば密着性、可撓性が著しく低
下しその他耐久性等の性能も低下するので好ましくない
また本発明において用いられる添加剤としては、たとえ
ば顔料分散性、塗装作業性及び保存性等を良好なものと
するだめの分散剤、消泡剤、増粘剤、防腐剤、防カビ剤
があり塗膜の成膜性をよくするための成嘆助剤等が例示
で斂る。
さらに、上記混合物(a)中(1)アクリルes<又は
メタクリル酸)エステル共重合エマルジョン樹脂又はア
クリル酸(又はメタクリル酸)エステルとスチレンとの
共重合エマルジョン樹脂の固形分と(il)エポキシエ
マルジョン樹脂の固形分との和と、(iv)セメントと
の重量比はC(1)+(It) ml 10ψ=0.1
5〜0.28である。この比率が0,15より小さい場
合には、!!を膜の初期硬度が出すエフロレッセンスが
発生し、塗膜性能の良い状態での厚膜を形成することが
出来ず、一方この比率が0.28より犬^い場合には厚
膜時、クラック、ワレが生じやすくなる。
また前記((1)+(V) )/ ((1)+(il)
+(v) ) ノ重量比は%に0.2〜0.45が好ま
しく、この比率が0.2より小さい場合は密着性が低下
し、一方この比率が0.45よ抄大角い場合には耐候性
が低下゛する。
本発明の水性被覆組成物は、上記混合物(a)ものであ
る。この範囲内であればセメントの硬化及び塗装作業性
が良好であるからである。
なお、水の量が15重量部未満だとセメント混和時にア
クリルエマルジョンが凝集しヤスくなり、一方70重量
部を越えると固形分が低下し乾燥時にヤセを生じクラッ
ク、ワレが生じやすくなる。
なお、本発明者等はエマルジョン樹脂として酢酸ビニル
樹脂、酢酸ビニル−アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル樹脂等の酢酸ビニル系エマルジョン樹脂あるいはスチ
レン−ブタジェン系エマルジョン樹脂等塗料業界におい
て代表的に使用されているエマルジョン樹脂についても
検討したが、例えば前者においては耐候性、耐アルカリ
性が劣り、さらに長期耐久性に欠け、また後者において
は耐候性等が劣り、本発明においては適当でないことが
判明した。
以上の如舞木発明の水性被覆組成物は通常の塗装方法た
とえば吹付塗装、ローラー塗装、流し塗り等によりセメ
ント基材表面等に塗布される。本発明の水性被覆組成物
は1〜10箇程度の厚膜でも良好な被覆を施すことが出
来、常温あるいは100℃以下の温度で強制乾燥させる
以下実施例によ抄本発明を説明する。なお実施例中で部
及び%は重量基準である。
実施例1〜3及び比較例1〜4 第1表の水性被覆組成物を石綿スレート板表面に乾燥膜
厚的1.5 msになるように吹付塗布し、常温で7日
間放置することにより塗膜を硬化せしめた。
得られた着色セメント瓦の密着性、エフロレッセンス促
進試験、凍結融解サイクル試験、促進耐候性試験の各試
験結果を第1表の下段に示した。なお試験方法及び評価
は下記の通り行なった。
(1)密着性 試験方法:塗膜の2■ゴパン目セロフ アンテープハクリ試験 評価:◎・・・50150、○・・・49150〜26
150、×・・・25150以下 (2)  エフロレッセンス促進試験 試験方法:飽和消石灰雰囲気にて 〔5℃×16時間→ 20℃×8時間〕20サイ クル 評価:◎・・・全く異常なし、○・・・極く一部異常あ
り、×・・・全面異常 あり (3)凍結融解サイクル試験 試験方法:[−20℃×16時間凍結→室温×8時間〕
35サイク ル 評価:◎・・・全く異常なし、O・・・極〈一部異常あ
り、×・・・全面異常 あね(クラック有) (4)促進耐候性試験 試験方法:サンシャインカーボン 2000時間照射 評価:◎・・・全く異常なし、O・・・極〈一部異常あ
り、×・・・全面異常 有(チョーキング有) 第1表よ妙明らかな如く本発明の水性被覆組成物は優れ
た塗膜性能を有していたが、セメントを過剰に添加した
比較例1、エポキシ樹脂を含まない比較例2、スチレン
を過剰に含むアクリル樹脂を使用した比較例3、酢酸ビ
ニル樹脂を使用した比較例4はいずれも塗膜性能が劣っ
ていた。
実施例4〜6 実施例1,2.3の水性被覆組成物を未硬化セメント板
表面に乾燥膜厚め1.5−になるように吹付塗布し、8
0℃で15分間加熱後、温度40℃、湿度98%中に1
2時間蒸気養生した。得られた塗膜は実施例1.2.3
と同様優れた塗膜性能を有していた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (a)中 アクリル酸又はメタクリル酸エステ
    ル共重合エマルジョン樹脂(エステル は炭素数1〜8のアルキル基)あるい は前記アクリル酸又はメタクリル酸エ ステルとスチレンとの共重合エマルジ ョン樹脂(スチレン含量は30重量% 以下)固形分  ・・・・・・2〜15重量%(1) 
     ビスフェノール型エポキシエマルジョン樹脂固形分 
    ・・・・・・ 1〜5重量%(IiD  充填剤   
     ・・・・・・25〜70重量%Qψ セメント   
    ・・・・・・20〜60重量%(v)着色顔料   ・
    ・・・・・ 1〜5重量にM 前記エポキシエマルジョ
    ン樹脂の 0.8〜1.2当量のポリアミド樹脂又は脂肪族多価ア
    ミン硬化剤、及びさらに 必要に応じ各種添加剤少量からなり、 かつ[(1) + (li) ) /嗜V)の重量比が
    (0,15〜0.28)の範囲である混合物100重量
    部 ならびに (b)水 15〜70重量部 からなる粘度50〜1000ボイズの水性被覆組成物。
  2. (2)  前記C(1)+(vl )/(1)+(M)
    +(vl 〕の重量比が0.2〜0.45の範囲である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の水性
    波−組酸物。
  3. (3)前記アクリル共重合エマルジョン樹脂の最低造膜
    温度が5℃以下であることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の水性被覆組成物。
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