JPS58113212A - オレフイン共重合体ゴムの製造方法 - Google Patents

オレフイン共重合体ゴムの製造方法

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JPS58113212A
JPS58113212A JP56209713A JP20971381A JPS58113212A JP S58113212 A JPS58113212 A JP S58113212A JP 56209713 A JP56209713 A JP 56209713A JP 20971381 A JP20971381 A JP 20971381A JP S58113212 A JPS58113212 A JP S58113212A
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propylene
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ethylene
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Kenya Makino
健哉 牧野
Hideo Sakurai
秀雄 桜井
Toshiyuki Toyoda
豊田 利幸
Yoshitaka Matsuo
義隆 松尾
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加工性が良好で引張強度の大きなランダム共
重合性に優れた、エチレン・プロピレン共重合体ゴムを
収率よ〈製造する方法に関するものである。
本発明者らは、エチレンとプロピレンのランダム共重合
性の良いゴム状共重合体を製造すぺく、新規な触媒の研
究を行なってきた。その結果、四ハロゲン化チタンを液
状を保ちつつ、還元した液状物と周期律表第1〜■族の
化合物(好ましくは有機アルミニウム化合物)から成る
触媒を用いると加工性が良好で、引張強度、伸びの大き
なゴム状共重合体を得るととに成功し、先に特許出願し
た(4I開昭56−59813 、56−59814 
、56−59815 号公報、特願昭55−53556
号)。
これまでに四塩化チタンを有機マグネシウム化合物で還
元し、液状物を得る方法としては特開昭52−1538
96号公報および本発明者らが発明した上記特開昭56
−59815号公報がある。
さらに本発明者らは、エチレンとプロピレンの共重合を
行なうに当り、ランダム共重合性が高く、高活性である
触媒を研究してきた。その結果、四ハロゲン化チタンを
エーテルの存在下に有機マグネシウム化合物で還元する
際、ハロゲン化炭化水素溶媒を用いて均一な黄黒色の液
状物とし、該液状物から析出させた固体微粉末と有機ア
ルミニウム化合物から成る触媒を用いると、高活性でラ
ンダム共重合性の良い、ゴム状共憲合体が得られること
を見出した。
特開昭52−153896号公報の方法は、四塩化チタ
ンをエーテルの存在下に芳香族炭化水素溶媒中で、有機
!グネシウム化合物を用いて還元した液状物にケイ素、
ホウ素のハロゲン化物を添加し、加熱して固体微粉末を
得、該固体砿粉末と有機アルミニウム化合物から成る触
媒を用いてオレフィンを重合し、立体規則性の高いポリ
オレフィンの製法を示している。すなわち、四塩化チタ
ンの還元時に芳香族炭化水素を用いることにより、立体
規則性の高いポリオレフィン(4IKイソタクチツクポ
リプロピレン)の−造が目標となっている。
また、2種以上のα−オレフィンのランダム共重合およ
び同ブロック共重合ができる旨記載がある。
しかしながら本方法によって得られた触媒を用い、エチ
レンとプロピレンの共重合を行なうと明細書記載のとう
り、ブロック的な共重合体が生成しプラスチック状の重
合体が得られるが、エチレンとプロピレンのランダム共
重合体は得られなかった。
本発明では、四ハロゲン化チタンを液状を保ったままM
機マグネシウム化合物で還元する際、溶媒にハロゲン化
炭化水素を使用することに%長がある。さらに該均一液
状物から析出した固体微粉状成分と有機アル1ニウム化
合物を組合せることKより、エチレンとプロピレンがラ
ンダムに共重合し、高活性であるところに特長を有する
すなわち本発明は、■一般般式”OR” (式中R1゜
♂は同一または異なる炭素数2〜12の炭化水素基を示
す。)で表わされるエーテルおよびハロゲン化炭化水素
溶媒の存在下に、四ハロゲン化チタンを有機マグネシウ
ム化合物で処理して得られる液状物から析出させた固体
成分と、(殉有機アルミニウム化合物から成る触媒を用
い、エチレンとプロピレン、またはエチレンとプロピレ
ンと非共役ジエンを溶液重合し、プロピレン含量が25
〜75重量−の共重合体を得ることを%徴とするオレフ
ィン共重合体ゴムの製造方法を提供するものである。
以下に本発明をさらに畦細に説明する。
本発明で用いうる触媒成分ωの調製に用いる西ハロゲン
化チタンとしては、四塩化チタン、四臭化チタxvsA
*つ化チタンであり、これらの混合物を用いることもで
きる。
本発明で用いるエーテルは、一般式R”OR” (式中
B” e♂は炭素数2〜12の同一または異なる炭化水
素基である。)で表わされるエーテル類が使用されるが
、それらの具体例としては以下のエーテルが挙げられる
1)ジアルキルエーテル ジエチルエーテル、’)−n−プロピルエーテル、ジー
勤−ブfルエーテル、ジー!l−ヘキシルエーテル、ジ
−n−オクチルエーテル、ジ−n−デシルエーテル、ジ
−n−ドデシルエーテル、ヘキシルオクチルエーテル、
ジシクロヘキシルエーテル等 2)ジアルケニルエーテル ビス(l−オクテニル)エーテル、ビス(1−デシニル
)エーテル、1−オクテニル−9−デシニルエーテル等 3)ジアラルキルエーテル ビス(ベンジル)エーテル等 4)アルキルアルケニルエーテル 励−オクチルー1−デシニルエーテル、n−’7シルー
1−デシニルエーテル等 5)アルキルアラルキルエーテル 勤−オクチかベンジルエーテル、n−デシルベンジルエ
ーテル等 6)アラルキルアルケニルエーテル 1−オクテニルベンジルエーテル等 これらのエーテルのうち前記一般式中のitt 、 n
Mが直鎖のアルキル基であるものが特に好ましい。
触媒成分(2)を調製する際使用しうるハロゲン化炭化
水素溶媒としては、炭素数1〜12の飽和脂肪族炭化水
素のハロゲン化物、炭素数5〜νの飽和脂環式炭化水素
のハロゲン化物および炭素数6〜9の芳香族炭化水素の
ノ鴬ロゲン化物などがあるが、以下にその具体例を示す
。これらのノ・ロゲン化炭化水素溶媒を2種以上混合し
て用いることもできる。
1)飽和脂肪族炭化水素のノ・ロゲン化物メチレンクロ
ライド、クロロホルム、四塩化炭素、モノクロルエタン
、ヨウ化エチル、1.2−ジクロルエタン、1.1−ジ
クロルエタン、1.1.2− ) ジクロルエタン、1
.1.2.2−テトラクロルエチレン、塩化ローブチル
、ヨウ化り−ブチル等 2)飽和脂環式炭化水素のノ・ロゲン化物クロルシクロ
ヘキサン等 3)芳香族炭化水素の!・ロゲン化物 クロルベンゼン、臭化ベンゼン、ヨウ化ベンゼン、オル
トジクロルベンゼン等 これらのハロゲン化炭化水素溶媒のうち、好ましくは炭
素数1〜12の飽和脂肪族炭化水素の710ゲン化物が
用いられる。
本発明で四ハロゲン化チタンの還元剤として用いられる
有機マグネシウム化合物としては一般式RMgX  (
式中RIfi炭素数1−20、好ましくは炭素数l−ν
の炭化水素基、XtiBと同じ炭化水素基、N、Oまた
は8原子を介して結合する炭素数1〜加、好ましくFi
i〜12の炭化水素基、またはハロゲン原子を示す。)
で表わされるものであ抄、該式中の8が直鎖状アルキル
基、アルケニル基である化合物が特に好ましい。使用さ
れる有機マグネシウム化合物の例としては、たとえばジ
エチルマグネシウム、ジブチルマグネシウム、エチルマ
グネシウムクロライド、ブチルマグネシウムクロライド
、オクチルマグネシウムクロライド、エチルマグネシウ
ムブロマイド、ブチルマグネシウムブロマイド、エチル
マグネシウムアイオダイド、ブチルマグネシウムアイオ
ダイド、オクチルマグネシウムアイオダイド、エチル勤
−ブトキシマグネシウム、カーブチルn−ブトキシマグ
ネシウム、ジエチルアミノエチル!グネシウム、ジエチ
ルアミノカーブチルマグネシウム、ジ−n−ブチルアミ
ノカーブチルマグネシウム、エチルn−ブチルチオマグ
ネシウム、n−ブチルn−ブチルチオマグネシウム、な
どが挙げられる。有機マグネシウム化合物ll12m以
上の併用も可能である。
を九四ハロゲン化チタンを有機マグネシウム化合物で還
元する際マグネシウム以外の鵬期体表第1〜鳳族の有機
金属化合物を少量併用することもできる。
さらに四ハロゲン化チタンの還元物の可溶化を促進する
ために、少量の無機ノ・ロゲン化物を加えることも可能
である。
四ハロゲン化チタンの有情マグネシウム化合物による還
元処理は、還元時に上述のエーテルを存在させるならば
任意の方法で行なうことができるカ%好’!しくに、四
ハロゲン化チタンのノ・ロゲン化炭化水素溶液と有機マ
グネシウム化合物のエーテル溶液とをいずれか一方を滴
下しながら混合する方法がとられる。
四ハロゲン化チタンと有機マグネシウム化合物との接触
は、通常80℃以下、好ましくは50℃以下の温度で行
なう。接触温度が低い場合には、接触後温度を上げ熟成
してもよい。
また四ハロゲン化チタンを有機マグネシウム化合物で還
元する際、α−オレフィンたとえばプロピレン、ブテン
−1、ヘキセン−1などを少量存在させることも可能で
ある。
またこれらの方法で使用される四ハロゲン化チタンとエ
ーテルとのモル比は、好ましくはl:0・2〜1:20
、%に好ましくは1 : 0.5〜1:5の範囲である
さらに四ハロゲン化チタンと有機マグネシウム化合物と
のモル比はチタンと有機マグネシウム化合物のアルキル
基とのモル比で表わされ、1 : 0.2〜1:10、
好ましくは1 : 0.3〜1:5の範囲がよい。
上記液状物から微粉状の固体成分の析出方法としては次
の方法が挙げられる。
■加熱、■エーテルの除去、■貧溶剤の添加、■溶媒の
除去 これらの方法あるいはこれらを組合わせることにより効
果的に微粉状の固体成分を得ることができる。これらの
任意の方法をと抄うるが、その方法を次に例示する。但
し、これらの方法に限定されるものではない。
■液状物を200℃以下の温度、好ましくは50〜15
0℃の温度に加熱する。
■液状物を攪拌しながら貧溶剤をゆっくり滴下する。
■液状物に貧溶剤を加えながら加熱しエーテルおよびま
たは溶媒を除去する。
■液状物を加熱することKより、エーテルおよび/また
は溶媒を除去する。
上記操作において使用する貧溶媒としては炭素数5〜1
2の脂肪族炭化水素を用いることができる。
たとえば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ノナン、デカンなどであり、ペンタン、ヘキサン、ヘプ
タンが好ましい。
上記操作により固体成分を析出させるときに、微粉末状
の無機固体化合物を存在させることができる6微粉末状
の無機固体化合物としてはシリカ、アルミナ、ゼオライ
トなどであり、表面積が100が50μ以下、好ましく
 #i30μ以下、平均細孔径が50x以上、好ましく
 ti 601以上のものである。
上記の操作により析出した微粉状固体成分は上記貧浴剤
で洗浄し、王妃貧溶剤に懸濁させて使用するのが好まし
い。
本発明で用いる触媒成分(B)は、一般式ムIRmXs
−m  (Rは水素または炭素数1−球の炭化水素基5
Xtiハμゲンまたは炭素数1〜12のアルコキシ基、
1≦m≦3)で表わされる有機アルミニウム化合物であ
る。2種以上の化合物を組合せてもよい。
具体的な有機アルミニウム化合物としては、例えばトリ
エチルアルミニウム、トリーカープロピルアルミニウム
、トリー1−ブチルアルミニウム、トリーn−オクチル
アルミニウム、トリ(2−メチルペンチル)アルミニウ
ム、ジ−ミーブチルアルミニウムハイドライド、エチル
アルばニウムセスキクロライド、ジエチルアルミニウム
クロライド、エチルアル建ニウムジクロライド、ジエチ
ルアルきニウムエトキサイド、ジエチルアル、ミニラム
アイオダイドなどがある。これらの有機アルミニウム化
合物の中でも、トリアルキルアルミニウムが特に好まし
い。触媒成分(4)と触媒成分ω)との比はチタンとア
ルミニウムとの原子比で表わされ、通常1 : 0.2
〜1 : 200の範囲であり、好ましく轄1:1〜1
:50の範囲が選ばれる。
重合用モノマーとしてはエチレンとプロピレンである。
これらを共重合させるととKよりゴム状共重合体を得る
ことができる。
また、共重合体ゴムの加硫を容易にするために非共役ポ
リエン類のモノマーを前記エチレン、プロピレンモノマ
ーと共に共重合させることができる。非共役ポリエンと
しては架橋環炭化水素化合物、単環化合物、複素環化合
物、鯖状化合物、スピロ型化合物など任意の形式のもの
から選ばれる。
具体的に#′iジシクロペンタジェン、トリシクロペン
タジェン、5−メチル−2,5−ノルボルナジェン、5
−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、5−インプロピリデン−2・−ノルボル
ネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−(
1−ブテニル)−2−ノルボルネン、5−(2’−ブテ
ニル)−2−ノルボルネン、シクロオクタジエン、ビニ
ルシクロヘキセン、1.5.9−シクロドデカトリエン
、6−メチル−4,フ、8.9−テトラヒドロインデン
、2.2′−ジシクロペンテニル、トランス−1,2−
ジビニルシクロブタン、1.4−へキサジエン、1.6
−オクタジエン、4−メチル−1,4−へキサジエン、
5−メチル−1,4−へキナジエン、6−メチル−1,
5−ヘプタジエンなどがある。
重合温度は通常10〜150℃、好ましくは論〜120
℃である。重合圧力は通常常圧から100 K/cdの
範囲である。供給する七ツマーガス組成はエチレン/プ
ロピレン=1/9〜515の範囲である。共重合は一般
に共重合体の良溶媒中で共重合を行なう溶液重合法が好
適である。その際の溶媒としては、p−へキサン、ロー
へブタンなどの炭化水素両線がよく用いられる。共重合
はバッチ重合でも連続重合でもよい。共重合体の分子貴
社必要に応じて水素を用いることにより任意に調節する
ことができる。
エチレンとプロピレンの供給は、ゴム状共重合体を製造
する本発明目的に徴し、内省を適宜割合に混合した混合
ガスとして、あるいは供給量をそれぞれ制御して同時に
供給することによって、ガス相のエチレンとプロピレン
の濃度割合が常に所定の値となるように維持し、生成す
る共重合体中のプロピレン含量が25〜70重量%、好
1しくは35〜65重量−の共重合体とする。
ゴム状のランダム共重合体とするために1生成する共重
合体は、重合溶媒に溶解し、溶液重合が行なわれるよう
、ガス組成、重合温度、圧力を選定する必要がある。
次に実施例により本発明を史に具体的KB明する。表お
、実施例中の共重合体の諸物性の#j定仙はムーニー粘
度は予熱1分、測定4分、温度100℃での測定により
、またプロピレン含tFi赤外−吸収スベクトルにより
、ヨーソ価は滴定法により、100−モジュラス、引張
強度、破断伸び、およびショアーA硬度はJI8 K 
6301  に準じた測定方法により求めた値である。
以下の実施例および比較例では、共重合体中のエチレン
とプロピレンのランダム状配列の尺度として赤外線吸収
スペクトルの730 m−” (ポリエチレンの結晶性
に起因する吸収)と7205+(+ CHs %の骨格
振動による吸収)との強度比を図1のようにして表わし
、各々の面積を求め下記式により計算してランダーム・
インデックス(Ll、)を求めた。
実施例1 (1)触媒成分(4)の調製 回転子、温度計、三方コックを取り付けた200−の三
つロフラスコを充分乾燥し、窒素置換する。
乾燥した1、2−ジクロルエタン30dと四塩化チタン
2 mmol  を加えた。フラスコを冷却して0℃に
保ち、烏−ブチルマグネシウムアイオダイドのジ−n−
ブチルエーテル溶液をn−ブチルマグネシウムアイオダ
イドにして2mmolを攪拌しなから徐々に滴下した〔
マグネシウム/チタン= 1.0 (WL子比〕、エー
テル/チタン=3.0(モル比)〕。
滴下後、均一な黒褐色の溶液が生成した。該#液に乾燥
したカーヘキサン100−を加え、1時間攪拌した。攪
拌を止めると微粉末状の三塩化チタンを含む固体成分が
沈殿した。テカンテーションにより上澄を除去し、新た
なn−ヘキサン1oo−を加え微粉末固体成分を洗浄し
た。この日−へキサンの洗浄を5回行々つた後n−ヘキ
サンを加えて全量を5oWIlとした。このスラリー中
のチタン金型を可視吸収スペクトルを用いて吸光度法に
より分析したところチタン濃度FiO−039mol/
lであった。
(2)共重合 3tのセパラブルフラスコに*14羽根、三方コック、
ガス吹込管、温度計を取り付け、充分窒素で置換し乾燥
した。このフラスコに乾徹し九n −ヘキサン2000
−を入れた。モレキュラーシーブスを通して乾燥したエ
チレン4 tAni o s プロピレン64/min
、および水素0 、3 t//rni aの混合ガスを
35℃に温度制御したフラスコにガス吹込管を通して1
0分間通気した。
トリー1−ブチルアルミニウム1.75mmolと前述
の触媒成分(4)をチタン換算で0−175 mmol
  添加し重合を開始した。重合中前記の流速で混合ガ
スを吹込んだ。重合中の温度を35℃に保ち(資)分間
共重合を行なった。メタノール5−を重合溶液に添加し
て共重合を停止させた。共重合中溶液は均一であり、そ
の間共重合体の析出ll1Mめられなかった。水1tを
加えよく攪拌した後、スチームストリッピングによりゴ
ム状共重合体を得た。共重合体の収量は156tであっ
た。触媒TI原子1f当り、1時間当りの共重合体の収
量は、35.800 t/f−Tk/hrであった。共
重合体の赤外線吸収スペクトルから求めたR、1.値は
ほぼ0であった。
本実施例によって得られた共重合体の諸物性は以下の如
くである。
プロピレン含量= 51 vtチ ioo” ・N■1=30 凰+4 100−モジュラス = 5 K47cm”引張強度=
 8 Kg/cIIR” 破断伸び= 330011G ショアーA硬質=33 実施例2 攪拌羽根、ガス導入管、温度計、触媒導入t1に有する
5tのオートクレーブに、乾燥し脱酸素したn−ヘキサ
ン3tを入れた。モレキュラーシーブスを通して乾燥し
たモノマーと水素の混合ガス(エチレン/プロピレン/
水業の容量比3ニア:0.3)を45℃に@廖制御した
、オートクレーブにガス導入管を通して、圧カフ !1
0Jに保った。
トリイソブチルアルミニウム1.Ommol  ト実1
?A例1の触媒成分(4)をチタン(11II′xで0
.1mmol添加し重合を開始した。重合中前記組成の
混合ガスを7Q/ex”の圧力に保ちながら供給し、重
合温度を45℃に保って(資)分間共重合を行なった。
メタノールlOdを加えて重合を停止した。溶解モノマ
ーをパージし、少量の老化防止剤を添加後スチームスト
リッピングによりゴム状共重合体を得た。
共重合体の収tは290fであった、触媒のTi原子1
f当り、1時間当りの共重合体の収量は120.000
 t/1−Ti/ hr  であった。共重合体中のプ
ロピレン含量#i43 vtlg  であり、赤外線吸
収スペクトルから求めたR、1.  値Fillぼ0で
あった。
実施例3 実施例1の方法で重合開始から3分間、5−エチリデン
−2−ノルボルネンを添加(5−エチリデン−2−ノル
ボルネン■−をヘキサンで溶解して阻−とし、この溶液
を2 d / m1mの速度で添加)すること以外は実
施例1と同様の方法で共重合を行なった。
共重合体の収量ti136f、共重合体中のプロピレン
含量は48 wt% 、ヨーソ価ti 16であった。
本実施例で得た共重合体の諸物性値は次の如くであ10
・0 った。 凪1+4   ”34 100チモジユラス= 7 Kg/cx?引張強度= 
10に47cxi” 破  断  伸  び  = 3100 SショアーA
硬度 =35 実施例4 実施例3で使用した5−エチリデン−2−ノルボルネン
の代わりにジシクロペンタジェンを使用したほかは実施
例3と同様の操作を行なった。共重合体の収量は122
f、共重合体中のプロピレン口I0 含量は46wt1G、ヨーソ価は14、匹、+4 は4
1であった。赤外線吸収スペクト蕎−から求めたR、I
埴はほぼ0であった、 実施例5〜13 実施例1の触媒成分(4)を―製するに当り、表1記載
のグリニヤー化合物、エーテルを用いて′#Jj4製し
、実施例3の方法によりエチレンとプロピレンと5−エ
チリデン−2−ノルボルネンの共重合を行をうた。結果
を表IKまとめた。
実施例14 (1)触媒成分(4)の調製 実施例1の触媒成分(4)の自製において便用したn−
ブチルマグネシウムアイオダイドのジーn −ブチルエ
ーテル溶液の代わりに1ジ−ローブチルマグネシウム1
mmolとジローブチルエーテル3mmolをn−ヘキ
サン溶液として添加したほかは実施例1と同様にして触
媒取分(2)を+94Mした。
(2)共重合 実施例3と同様の操作を行なった。共1合体の収量は8
2f1共重合体中のプロピレン金賞は4610@’ wt嚢、ヨーソ価21、ML、+4が51であった。赤
外線吸収スペクトルから求めたR、1.  値はほぼ0
であった。共重合中ゲルの生成は認められなかった。
比較例1 実施例1で触媒成分(4)の調製時に使用した1、2−
ジクロルエタンの代わりにトルエンを使用した。
n−ブチルマグネシウムアイオダイドを添加すると完全
な均一溶液にならず触媒の一部が洗絨した。
そのまま実施例1の操作をトは触媒成分(4)を′o4
製した。共重合も実施例1と同様にして行なった。
共重合体の収量Fi116f、共重合体中のプロピレン
含量は35wt−であった。共重合反応中ゲルが多量に
生成した。赤外線吸収スペクトルにより測定したR、1
.  値Fi1.7であった。
このことからも触媒成分(4)の調製時にノ翫ロゲン化
炭化水素化合物を用いることの優秀性がわかる。
比較例2 実施例1で触媒成分(4)の調製時に使用した1、2−
ジクロルエタンの代わりにn−ヘキサンを使用したnP
)−ブチルマグネシウムアイオダイドを添加するとオイ
ル状の生成物が生成し、均一な液状物が得られなかった
。さらKn−ヘキサン10〇−を加えても粉末状の固体
成分は得られずオイル状のままであり、共重合を試みる
ことはできなかった。
比較例3 実施例1の触媒成分(2)を用い、実施例1の共重合方
法でエチレンとプロピレンを共重合するに当り、エチレ
ン0.5 L / mlt+ 、プロピレン9.5t/
wimの混合ガス(水素無添加)を使用したtlかは実
施例1と同様の操作を行なった。共重合中ゲルの生成f
iまったくなくきれいな均−浴液状態で進行したが、生
成共重合体の収量が低く36fでbつ1@@0 た。共重合体中のプロピレン含ill a 80vt−
s ML1+4ti8であった。ムーニー粘度が低いた
めロール粘着が大きく、ゴム原料とし、て1史用に耐え
ないことがわかった。
比較例4 実施例1の触媒成分(2)を用い、実相例1の方法で共
重合を行なう際、エチレン7.5 t/ min %プ
ロピレン2.5 t / mit+ 、水素0.3 t
 / winの混合ガスを使用したほかFi賽施例1と
同様の操作を行りつた。共重合中ゲルの重合齢媒不浴ゲ
ルが生成した。共重合体の収量は163t、共電合体中
のブ100’ ロビタン含量は21wt−であった。ML、ヤ、ti 
72であり、赤外線吸収スペクトルから求めたR、1.
  値は2.1であった。本比較例かられかるように共
電合体中のプロピレン含有量が低いとゴム状共重合体で
はなくなり、軟質ポ°リエチレンに近い樹脂様になるこ
とがわかった。
実施例15 実施例1の触媒成分(2)を用い、実施例1の方法で共
重合を行々う際、エチレン5−51 / mig+ %
プロピレン4−5 L / mim、水素0.317 
mlnの混合ガスを使用したほかは実施例1と同様の操
作を行なった。共重合中、ごく微量の重合溶媒不溶性ゲ
ルが生成したが、実質的に均一重合系で進行した。
共重合体の収量は158tであり、共重合体中のプあり
、赤外線吸収スペクトルから求めたR、1.  値は0
.7であった。
実施例16 実施例1の触媒成分(4)を用い、実施例1の方法で共
重合を行なう際、エチレン2−5 t / min 、
プロピレン7.5 t / win %水素0−I L
 / minの混合ガスを使用したほかは実施例1と同
様の操作を行なった。共重合中溶媒不溶ゲルの生成にま
ったくなかった。共重合体の収量Fi75fであった。
共電1G(1’ 合体中のプロピレン含量は68wt9Gであり、虱、。
/fi21であり九。
比較例5 チタン成分が均一な溶液である場合の比較実験を行なっ
た。
(1)触媒成分の鋼製 充分に乾燥し、窒素蓋換した200 ml!三つロフラ
スコに四塩化チタン10 mmolと1.2−ジクロル
エタン5−とを仕込み、次いでフラスコを0℃に保ち、
これKn−ブチルマグネシウムアイオダイドのジーn−
ブチルエーテル溶液fn−ブチルマグネシウムアイオダ
イドにして10 mmol攪拌しなから徐々に滴下した
〔マグネシウム/チタン=1.0(原子比)、エーテル
/チタン= 3.0 (モル比)〕滴下後、均一な黒褐
色の溶液が生成した。
(2)#重合 実施例1で使用した触媒成分(4)の代わりに上記(1
)でl#製した均一溶液をチタン当り0.7!nIno
lとトリイソブチルアルミニウム0.7mmal t−
使用したほかは実施例1と同様の操作を行ない共電合を
行なった。その間共重合体の析出は認められなかった。
共重合体の収量は124 tであった。共重合体のR,
1,値/fio、s *であった。触媒チタン原子12
当り、1時間当りの共重合体の収量Fi7400 f 
/l−T i/’h rであった。すなわち実施例1の
約115の重合活性にすぎない1ことがわかった。
【図面の簡単な説明】
図IFi、本発明の特徴とするエチレンとプロピレンの
ランダム性を示すランダムインデックス(R,1,) 
 を求めるため、共重合体の赤外巌吸収スペクトルの7
20および7305 Kピークを有する吸収部分を拡大
図示したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (4)一般式R” OR″(式中R’ * R2#i同
    一または真なる炭素数2〜12の炭化水素基を示す。)
    で表わされるエーテルおよびハロゲン化炭化水素浴媒の
    存在下に、四ハロゲン化チタンを有機マグネシウム化合
    物で処理して得られる液状物から析出させた同体成分と
    、ω)有機アルミニウム化合物から成る触媒を用い、エ
    チレンとプロピレン、またはエチレンとプロピレンと非
    共役ジエンを溶液東金し、プロピレン含量が25〜75
    重tチの共重合体を得ることを特徴とするオレフィン共
    重合体ゴムの製造方法。
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