JPS5811177B2 - 密閉式漬物器 - Google Patents

密閉式漬物器

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Publication number
JPS5811177B2
JPS5811177B2 JP56040691A JP4069181A JPS5811177B2 JP S5811177 B2 JPS5811177 B2 JP S5811177B2 JP 56040691 A JP56040691 A JP 56040691A JP 4069181 A JP4069181 A JP 4069181A JP S5811177 B2 JPS5811177 B2 JP S5811177B2
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JP
Japan
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annular plate
inner annular
plastic bag
pickle
lid
Prior art date
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Expired
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JP56040691A
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English (en)
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JPS57155945A (en
Inventor
井野正敏
高村幸夫
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大根、白菜等の漬物容器に関するものである。
従来、漬物は木樽又はプラスチック構内に根菜類等を食
塩並びにヌカを混合させて収容した後に押し蓋と重石を
載せて貯蔵する様になしているもので、保存性の高い食
品として多くの人に好まれているものである。
しかし、食塩の浸透圧によって置換された水分が押し蓋
や重石まで上昇し、漬液面に産膜酵母や酵母類糸状菌類
が繁殖して腐敗し、異臭を発生したり、同時にハエ、蚊
等が漬液面に卵を産み、虫が発生したりして漬物の保存
性が短縮され、品質が低下し易いもので、そこで、出願
人は漬液面を空気より遮断して密閉すると共に浸透圧で
置換された漬液水を構外へ自動的に排水する漬物容器を
開発し出願(昭和54年特許願第169977号)した
わけである。
しかし、該漬物容器は外構内に内構を三重に組合せるた
めに機構が複雑となり、製作コストが割高となり易い欠
点があった。
本発明は、上記諸欠点を解消する目的において外構内に
漬物類を収容するビニール袋を挿入し、該ビニール袋の
上端を押え蓋に嵌着させて内部を密閉し、該押え蓋に内
部に連通した排水孔を設けて漬物液等を排水し得る様に
なした漬物容器であって、構成が簡易で取扱いがなし易
く、且つ製作コストも割安である等を特徴とするもので
ある。
以下、実施例図により本発明の詳細な説明する。
1 下面に凹凸溝1を設けた外部環状板2の内周面の上
端縁に円周段部3を設けて円周段部3の水平部にリンク
パツキン4を装着し、円周段部3に係着するフランジ5
を周側面に突設した内部環状板6の下面に凹凸溝1を設
けると共に上下面に連通した排水孔7を任意数設けて各
排水孔Tの上端にホース8を連通させて外部環状板2内
に内部環状板6を嵌合させ、内部環状板6の内周面の上
端縁に円周段部3を設けてリンクパツキン4を装着し、
内部環状板6の内周面に嵌合する取出し蓋9の下面に凹
凸溝1を、上面中央に把手10を、外周面上端にフラン
ジ5を設けて取出し蓋9を内部環状板6内に嵌合させた
押え蓋11aを形成し、漬物器12内に挿入した漬物包
装用のビニール袋13の上端折返し部14を押え蓋11
aの内部環状板6と外部環状板2との接合部に下面より
嵌挿して係止させる様になした密閉式漬物器15aを構
成すべくなして成るものである。
2 下面に凹凸溝1を設けると共に内周面の上端部に円
周段部3を設けた1対の半円板16.16の1端をピン
1Tで枢着すると共に他端をピン17で着脱自在に連結
させた外部環状板18を形成し、該外部環状板1Bの各
半円板16.16の円周段部3,3の水平部にパツキン
4,4を装着し、円周段部3,3に係着するフランジ5
を周側面に突設した内部環状板6の下面に凹凸溝1を設
けると共に上下面に連通した排水孔7を任意数設けて各
排水孔7の上端にホース8を連通させて外部環状板18
内に内部環状板6を嵌合させ、内部環状板6内に取出し
蓋9を嵌合させた押え蓋11bを形成し、漬物器12内
に挿入した漬物包装用のビニール袋13の上端折返し部
14を押え蓋11bの内部環状板6と外部環状板18と
の接合部に下面より嵌挿して係止させる様になした密閉
式漬物器15bを構成すべくなして成るものである。
尚、図中19は重石、20は根菜類を示す。
つぎに、実施例図により本発明の作用効果を説明する。
本発明になる密閉式漬物器15aでもって漬物を作る場
合には、押え蓋11aの外部環状板2より内部環状板6
を取出し蓋9と共に取外してビニール袋13の係止を解
除し、更に外部環状板2もビニール袋13より取外して
ビニール袋13の上端を漬物器12の上端に掛は着して
開口し、そしてビニール袋13内に根菜類20を塩をま
ぶしながら漬込みしてゆき、満杯となったらビニール袋
13の上端を漬物器12より取外して外側へ二重に折返
した上端折返し部14を絞り、該上端折返し部14の外
面に外部環状板2を嵌挿した後にビニール袋の上端折返
し部14を外部環状板2の外側上方へ拡開させ、該拡開
した上端折返し部14内へ内部環状板6を挿入して外部
環状板2と内部環状板6との嵌合部内にビニール袋の上
端折返し部14を係止し、更に内部環状板6内に取出し
蓋9を嵌着させた後に上面に重石19を載着しおくもの
である。
ビニール袋13内の根菜類には重石19と押え蓋11a
との重量が加わり、漬込みしてから1週間位で根菜類内
の水分は食塩水の浸透圧並びに重みによって根菜類の外
部へと浸出するものである。
浸出した漬液水はビニール袋13並びに押え蓋11aで
もって密閉されて外気と遮断されるため産膜酵母菌や酵
母類糸状菌類に汚染されることなく、またハエや蚊等が
卵を産みつけることなく、ビニール袋内の漬物類を衛生
的に保持して保存性を高め、臭も少なく、品質の良好な
漬物を得ることが出来るもので、根菜類が収縮して水分
を出し押え蓋11aが重石19の重量で下降して圧縮さ
れるとビニール袋13内の漬液水は圧力が上昇して内部
環状板6に設けた任意数の排水孔7よりホース8内を上
昇して外部へと排出させるものである。
押え蓋11aにおいて外部環状板2と内部環状板6との
接合部並びに内部環状板6と取出し蓋9との接合部はパ
ツキン4,4を装着すると共にフランジ5,5のために
重石19が重いほど完全密閉され、内部の根菜類を取出
す時には重石19を取外すと共に取出し蓋9により容易
に取出しをなし得るものである。
また漬物器15bにおいては、押え蓋11bの外部環状
板18を2組に分断してピン17で枢着したことにより
、ビニール袋13への装着時にピン17を取外して1端
を開口させて外側より巻着させて再び閉口した後にピン
17で連結することによりビニール袋13への押え蓋1
1bの装着を簡易化させ得るものである。
そして本発明においては、漬物器12とビニール袋13
は現在販売されている製品を用い押え蓋11a、11b
をプラスチック、木材、金属、コンクリート等を素材と
して成型して組合せて販売すればよく、漬物器のコスト
も安価になし得る等、前記した様な顕著な諸効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る漬物器の縦断面図、
第2図はその平面図、第3図は押え蓋11aの一部拡大
断面図、第4図は押え蓋の構成片である取出し蓋9の平
面図、第5図はその底面図、第6図は同じく内部環状板
6の平面図、第7図はその底面図、第8図は同じく外部
環状板2の平面図、第9図はその底面図、第10図は第
2実施例に用いる外部環状板18の平面図、第11図は
そのA−A線矢視図、第12図は第2実施例の漬物器の
平面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外部環状板内に内部環状板を着脱自在に嵌合させる
    と共に内部環状板内に取出し蓋を着脱自在に嵌着させ、
    内部環状板に上下面に連通した排水孔を任意数開孔して
    上端にホースを連通した押え蓋を形成し、漬物構内に挿
    入した漬物包装用のビニール袋の上端を押え蓋の外部環
    状板と内部環状板との接合部に係着して密閉することを
    特徴として成る、密閉式漬物器。 21対の半円板を開閉自在に枢着させた外部環状板内に
    内部環状板を着脱自在に嵌合させると共に内部環状板内
    に取出し蓋を着脱自在に嵌着させ内部環状板に上下面に
    連通した排水孔を任意数開孔して上端にホースを連通し
    た押え蓋を形成し、漬物構内に挿入した漬物包装用のビ
    ニール袋の上端を押え蓋の外部環状板と内部環状板との
    接合部に係着して密閉することを特徴として成る、密閉
    式漬物器。
JP56040691A 1981-03-19 1981-03-19 密閉式漬物器 Expired JPS5811177B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP56040691A JPS5811177B2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19 密閉式漬物器

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Publication Number Publication Date
JPS57155945A JPS57155945A (en) 1982-09-27
JPS5811177B2 true JPS5811177B2 (ja) 1983-03-01

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JP56040691A Expired JPS5811177B2 (ja) 1981-03-19 1981-03-19 密閉式漬物器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023679A (ja) * 1983-07-15 1985-02-06 Aisin Seiki Co Ltd 感温性三方向切替弁
JPS6023680A (ja) * 1983-07-15 1985-02-06 Aisin Seiki Co Ltd 感温性二方向切替弁

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JPS6023679A (ja) * 1983-07-15 1985-02-06 Aisin Seiki Co Ltd 感温性三方向切替弁
JPS6023680A (ja) * 1983-07-15 1985-02-06 Aisin Seiki Co Ltd 感温性二方向切替弁

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JPS57155945A (en) 1982-09-27

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