JPS641257Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS641257Y2
JPS641257Y2 JP1981019764U JP1976481U JPS641257Y2 JP S641257 Y2 JPS641257 Y2 JP S641257Y2 JP 1981019764 U JP1981019764 U JP 1981019764U JP 1976481 U JP1976481 U JP 1976481U JP S641257 Y2 JPS641257 Y2 JP S641257Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
transparent sheet
circumferential groove
window
inner part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981019764U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57134252U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981019764U priority Critical patent/JPS641257Y2/ja
Publication of JPS57134252U publication Critical patent/JPS57134252U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS641257Y2 publication Critical patent/JPS641257Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は積み重ねて使用可能な容器にあつ
て、収納された魚介類又は生鮮野菜等を透視でき
る窓付の包装用容器の蓋に関する。
〈従来技術及び考案が解決しようとする課題〉 従来における包装用容器の蓋は発泡ポリスチレ
ン等の発泡樹脂にて形成されたもので、一旦蓋を
すると、内部が見えず、内部を見たい場合にはい
ちいち蓋の着脱をなさねばならず不便であつた。
そのため蓋に透視窓を形成し、透明シートを張設
することも提案された(実開昭55−41309号参
照)。
しかしながら、上記従来技術の蓋は透明シート
が張設された状態の蓋の上面が同一高さのもので
あるゆえ、多くの容器本体を蓋と共に積重ねて使
用する場合の安定性が極めて悪いもので、蓋の上
に載つた容器本体が横方向へずれたりし易く、し
かもずれる際に透明シートが擦られて破れたりす
るおそれもあつた。また容器本体の下部水切り孔
から出てくる水が蓋の上面を伝つて中央側に入つ
てくると蓋の上面が漏れ易く上記透視窓のある場
合透明シートが漏れ水にて剥がれたり、たるみ易
くなる欠点もあつた。
この考案は、上記従来の包装用容器の蓋の欠点
および不便を解消できるものを提供しようとして
いる。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案は、発泡樹
脂にて形成された蓋であつて、蓋上面の外周枠が
丈高に形成されると共に内方部分が外周枠よりや
や低く形成されてあり、上記内方部分の一部をさ
らに低い凹陥部として形成してあり、該凹陥部に
は、貫通形成された窓部が形成されてあると共に
透明シートを、シートの上面が上記内方部分と略
面一となるようにして張設してあり、さらに上記
外周枠と凹陥部間の内方部分には、内方部分より
さらに低い周溝状部分が形成され、丈高な外周枠
には、積重ね時に上側の容器本体下部の水切り孔
と対応した位置に、上記周溝状部分と面一かある
いは周溝状部分より低く切欠形成された欠除部が
設けられてなる包装用容器の蓋に存する。
上記窓部としては複数の窓部の間に補強リブが
渡された形状をなすものを用いることができる。
さらに、透明シートとして曇り止め加工を施した
合成樹脂シートを用いることができる。
〈作用〉 上記のようにこの考案は包装用容器の蓋を構成
したものであり、容器本体と組合せて使用される
もので、収納物透視用の窓部を有するものゆえ、
閉蓋したままで容器本体内の状態を窓部から透視
して確認できる。
また、蓋は外周枠より内方部分をやや低く形成
し、内方部分の一部をさらに低い凹陥部として形
成し、この凹陥部に透明シートを、シートの上面
が上記内方部分と略面一となるようにして張設し
たものゆえ、凹陥部の窓部上面は外周枠より低く
形成されたものとなり、容器同士を積重ねた場合
でも容器本体が蓋からずれたりすることはなく、
積重ね時の安定性を高くでき、透明シートの表面
を擦つたりして破損させるおそれも解消できる。
また蓋上面の丈高な外周枠に水切り用の欠除部
を形成するとともに外周枠と凹陥部の間の内方部
分に内方部分よりさらに低い周溝状部分を形成
し、上記外周枠の欠除部を周溝状部分と面一とな
るかあるいは周溝状部分より低くなるように切欠
形成してなるものゆえ、容器同士を積み重ねた場
合にあつても、積重ねた上側の容器本体からの水
については、周溝状部分にて蓋中央に浸水するの
を阻止でき、確実に欠除部にて落水させることが
でき、蓋の上面を伝つて水が、透明シートを内方
部分と略面一に張設した窓部上面へと至ることも
なく、蓋上面の漏れおよび浸水による透明シート
の剥がれ原因を起すことを解消できる。
〈実施例〉 次いで、この考案の実施例を図を参照しながら
以下に例示する。
図中、10は発泡ポリスチレン或はその他の発
泡樹脂にて形成されたこの考案による蓋であり、
20は蓋10と組合せて使用される容器本体であ
る。
11は蓋10の上面周囲にて丈高に形成された
外周枠、12は外周枠11よりも内側にあつて外
周枠11よりやや低く形成されてなる内方部分、
13は内方部分12の一部にさらに内方部分12
より低く形成された凹陥部であり、14は凹陥部
13に貫通形成された窓部を示している。
凹陥部13には、窓部14の上方に、透明シー
ト15を、シートの上面が上記内方部分12と略
面一となるようにして張設してある。シート15
をその上面が内方部分12と略面一となるように
するには、凹陥部13の深さと同厚の厚みを有す
る透明シート15を、凹陥部13内に接着手段等
にて張設するか、その他例えば凹陥部13とシー
ト15間に板状部材を介在させる等してシート1
5の上面が内方部分11と略面一となるようにす
ることもできる。
透明シート15としては塩化ビニルシート又は
他の合成樹脂シートからなるもので、特に帯電防
止処理等曇り止め加工されたシートが冷凍又は保
冷時に結露等による曇り止め対策上好適である。
図の場合には、窓部14が2個形成され、窓部
14,14間に補強リブ16が渡されてある場合
を例示してある。
図中、17は上記外周枠11に切欠形成された
水切用の欠除部であり、積重ね時に上側の容器本
体20下部の水切り孔27と対応する位置に形成
されている。
18は結束帯をかける場合に至便なように設け
た欠除部であり、水切り用の欠除部17の一部も
結束帯をかけるのに利用することもできる。
19は外周枠11と凹陥部13間にあつて、上
記内方部分12に、内方部分12よりさらに低く
形成された周溝状部分であり、上記外周枠11の
水切用の欠除部17は、この周溝状部分19と面
一かあるいは周溝状部分より低くなるように切欠
形成されている。
また、容器本体20の底部には周脚29が形成
されており、蓋10の周溝状部分19に嵌合でき
るようになつている。
図の容器本体20では、水切り孔27が内側底
を横切つてある溝21と通ずるよう形成されてあ
るが、側壁板と底板部の境界部にのみ部分的に溝
を形成して水切り孔27から外部へ通ずるよう構
成したものでも上記と同様に蓋10と組合せて使
用できる。
なお、図の場合、2個の窓部14,14に対
し、補強リブ16の部分も含めて大きな透明シー
ト15が取付けられている。しかしながら窓部1
4の数、形状および補強リブ16の数、形状等に
ついては実施上種々変更が可能であることは勿論
のこと、何れの場合も補強リブ16は窓部14の
貫通形成にて蓋10が強度低下するのを防止する
と同時に透明シート15のたるみ防止に役立つて
いる。
〈考案の効果〉 この考案は上記のごとき構成を有する蓋であ
り、容器本体20と組合せて使用されるもので、
閉蓋したままで容器本体20内の状態を蓋10の
透明シート15付の窓部14から透視して確認で
きるものであり、非常に至便である。
また、蓋10は上面外周枠11より内方部分1
2をやや低く形成し、内方部分12の一部をさら
に低い凹陥部13として形成し、この凹陥部13
に透明シート15を、シートの上面が内方部分1
2と略面一となるようにして張設したものゆえ、
凹陥部13の窓部14の上面は外周枠11上面よ
り低く形成されたものとなり、容器同士を積重ね
た場合でも容器本体20が蓋10からずれたりす
ることはなく、非常に積重ね時の安定性が高いも
のとなり、透明シート15の表面を擦つたりして
破損させるおそれも解消できるものとなる。
また蓋10上面の丈高な外周枠11に水切り用
の欠除部17を形成するとともに外周枠11と凹
陥部13の間の内方部分12に内方部分12より
さらに低い周溝状部分19を形成し、上記外周枠
11の欠除部17を周溝状部分19と面一となる
かあるいは周溝状部分19より低くなるように切
欠形成したものゆえ、容器同士を積み重ねた場合
にあつても、積重ねた上側の容器本体20からの
水については、周溝状部分19にて蓋中央に浸水
するのが阻止され、確実に欠除部17にて落水さ
せることができ、蓋10の上面を伝つて水が、透
明シートを内方部分と略面一に張設した窓部14
上面へ至ることもなくなり、蓋10の上面漏れお
よび浸水による透明シート15の剥がれ原因を起
すことを確実に解消できる。
従つて、この考案によると容器に対する積重ね
を安定させることができ且つ内部透視を可能にで
きるものであるから、種々の魚介類又は生鮮野菜
等を収納する容器本体に対する蓋として好適品を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1
図は組合せる容器本体と共に示した斜視図、第2
図は積重ね使用時の断面図である。 10……蓋、11……丈高な外周枠、12……
内方部分、13……凹陥部、14……窓部、15
……透明シート、17……水切り用の欠除部、1
9……周溝状部分、20……容器本体、27……
水切り孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 発泡樹脂にて形成された蓋であつて、蓋上面
    の外周枠が丈高に形成されると共に内方部分が
    外周枠よりやや低く形成されてあり、上記内方
    部分の一部をさらに低い凹陥部として形成して
    あり、該凹陥部には、貫通形成された窓部が形
    成されてあると共に透明シートを、シートの上
    面が上記内方部分と略面一となるようにして張
    設してあり、さらに上記外周枠と凹陥部間の内
    方部分には、内方部分よりさらに低い周溝状部
    分が形成され、丈高な外周枠には、積重ね時に
    上側の容器本体下部の水切り孔と対応した位置
    に、上記周溝状部分と面一かあるいは周溝状部
    分より低く切欠形成された欠除部が設けられて
    なることを特徴とする包装用容器の蓋。 2 複数の窓部の間に補強リブが渡された形状を
    なす上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    包装用容器の蓋。 3 透明シートが曇り止め加工された合成樹脂シ
    ートからなる上記実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の包装用容器の蓋。
JP1981019764U 1981-02-14 1981-02-14 Expired JPS641257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981019764U JPS641257Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981019764U JPS641257Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134252U JPS57134252U (ja) 1982-08-21
JPS641257Y2 true JPS641257Y2 (ja) 1989-01-12

Family

ID=29817690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981019764U Expired JPS641257Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS641257Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541309B2 (ja) * 1974-08-28 1980-10-23

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5355329U (ja) * 1976-10-14 1978-05-12
JPS5541309U (ja) * 1978-09-08 1980-03-17
JPS55131924U (ja) * 1979-03-13 1980-09-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541309B2 (ja) * 1974-08-28 1980-10-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57134252U (ja) 1982-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0240955B1 (en) Storage receptacle
TWI381830B (zh) 具有內部排液構件的眼科鏡片包裝
US6883678B2 (en) Food container sealing structure
US20040040967A1 (en) Sterile container and lid for a sterile container
US5074461A (en) Container
US3979020A (en) Article dispensing container
US4638909A (en) Container for retaining paint
US6076698A (en) Molded storage container with dual compartments
JPS641257Y2 (ja)
CA1155088A (en) Multiple seal container device
CA2183702A1 (en) Method of lining sheet metal casket with liquid impervious liner and casket with liner constructed by such method
JPH043967Y2 (ja)
JP2005022735A (ja) 生花包装用容器
JP3114859B2 (ja) 食品収納用容器
JP4205353B2 (ja) 容器
JP2004338764A (ja) 汁物密閉容器
JPH0248021Y2 (ja)
JP2554456Y2 (ja) 蓋付容器
JPH0439190Y2 (ja)
KR0124157Y1 (ko) 발포폴리스티렌 상자
JPS5911097Y2 (ja) 麺類等の食品用容器
CA2504816A1 (en) Improvement to a food container
JP3026168U (ja) 包装用カバーフィルム
JP4560315B2 (ja) 包装用容器
JP2559663Y2 (ja) 包装容器