JPS58111296A - 電場発光素子の製造方法 - Google Patents

電場発光素子の製造方法

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JPS58111296A
JPS58111296A JP56208611A JP20861181A JPS58111296A JP S58111296 A JPS58111296 A JP S58111296A JP 56208611 A JP56208611 A JP 56208611A JP 20861181 A JP20861181 A JP 20861181A JP S58111296 A JPS58111296 A JP S58111296A
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JP
Japan
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layer
phosphor
dielectric
transparent
electroluminescent device
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JP56208611A
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English (en)
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加藤 義徳
和彦 河地
芳省 上條
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加熱による蛍光体り劣化を防ぐことにより一
&寿命化を図り、かつ製造時間會短絹り、iIt産化を
可能にした。分散形市場発元素子の製造法に関するもの
である。
従来の分触形を場発光素子においては、バインダー(マ
トリックス)を構成する物質として、エホキシ彌・信あ
るいはシアンエチルセル口 −スが多用逼れて来友。エ
ポキシ倒盾は比較的11湿性に後れ、また電極との接層
力も強いという反F9Tを待っているが、酵電率が低い
ため宛光輝寝が低いのが欠点であり友。また、シアンエ
チルセルロースは通常の肩機重合体の中では誘電率が特
VC商<、−商輝度化が司舵であるが、吸水率が大きい
(1知の数13ため11場発元糸子男化の鰍大費囚の一
つである水音素子内に取り込むという欠やや、電極との
接着力が低く信頼性に欠けるという欠点があった。
これらに対して、本発明者等による先の出細(%顧昭5
5−138426号) vcおいて評述し友ように、フ
ッ化ビニリチンの共重合体の一種である六フッ化グロピ
レンとの共重合体(以下フッ素ゴムと略記する)を使用
すれは、扇輝膚で艮寿酩という前性能の電場発光素子を
侍ることができる。ところで、このフッ素ゴムを使い尚
性能の亀j1M発光本子1r製造するためには、本発明
者等による光の出願(%鵬昭55−175452号)に
詳述したように、次のような方法が取られる6まず透明
南峰フィルム上に形成され′fc坊明電惨上に、加硫剤
を配合し、たフッ素ゴムビヒクルに蛍光体粉末を分散さ
せたペーストを乾祿換厚が10〜20μmとなるように
塗布して乾様する。これ?蛍光体ノーε叶ふ。またホリ
エステルフィルムで保持されたアルミ箔からなる対向′
th忰上に#l妨電体籾木たとえはri01めるいはB
aTiOsなどの粉末を加硫剤を配合したフランゴムビ
ヒクルに分載芒せたペーストを乾謙喚厚が15〜20μ
mになるように塗布して乾砿する。これt−誘電体層と
叶ぶ。このようにして作成した蛍光体層とvj1体ノー
との4面を対向させ密接保持し、また対向X極保持フィ
ルム側にシリコンゴム弾性体′fr載重し、このゴムに
5〜10時/−の圧力をカロえ、さらに加圧した′1ま
で150℃で5〜10時間加熱圧看する。このとき、バ
インダーである7ツ木ゴムが加硫するが、その際に蛍光
体層と誘電体層とが架慟反応により強固に接着するため
、密層不足による発光むらがなくなり、かつシリコンゴ
ムが産布禰の凹凸をなぞるため均一な発光面となり、信
頼性の高い筒綽度電場発光素子管得ることができる。し
かし、この方法によると製造時に瀘元体が150℃とい
うような高温に艮時間嘔ら逼れるため蛍光体が劣化する
こと、また製造に長時間を資するという欠点を持ってい
た。本発明は、フッ素ゴム倉パインターとしてt春発元
素子を製造する際に生ずるこれらの欠点を改良するため
に、フランゴムの熱可雫性を利用し加#C?しなくとも
信頼性が幌く、艮轡命で【、かもI量化にもかなう電場
発光素子の製造方法を提供するものである。
以下本発明の第10爽施例を第1図について説明すると
、まず)K機フィルム(11上に形成された透明導電層
(21上に、フッ素ゴムに蛍光体粉末を分散させた蛍光
体層(3)を印刷、ロールコータ−あるいはへケ塗りな
どにより形成し、さらにこの蛍光体# (31の上にフ
ッ素ゴムに#ht体粉米粉末散場せた誘電体#t4+を
蛍光体m (31と同様の方法で積層して形成する。た
だし、従来法とは異なりフッ素ゴムは加硫剤を含んでい
ない。この積層体の誘電体層(4)上に対向電極(5)
としてアルミなどの金鵬板を対向して保持し、160℃
〜160℃に加熱したプレスで20〜60Kg/cIT
Iの圧力を数秒から数分間加える、あるいは、プレスと
同じ効果が現われる程度の負侑を加えた160℃〜16
0℃に保温したロールを逼す、などの手段VCより加熱
圧層する。
次に第2の実施例につさ前6ピ実施例と同一の部分は同
一の番号を用いて説明すると金−板からなる対向電極f
5)上にフッ素ゴムに誘電体粉末を分散場せた誘電体1
1111(4)t−印刷、ロールコータ−あるいはへケ
墜りなどにより形成し、烙らにこの誘電体層(4)の上
にフッ素ゴムに蛍光体粉末を分散させた蛍光体層(3)
を誘電体層(4)と同じ方法で積層塗布して形成する。
たたしこの場合もフッ素ゴムは加硫剤を含んでいないも
のを使用する。この積層体の蛍光体# 131上に、透
明有機フィルム(11上に形成された透明導電層(2)
を対向して保持し、前述と同じ条件で加熱プレスをする
かあるいは、加熱ロールを通すなどの手段で加熱圧着す
る。
前記本発明によれば、従来法とは異なり加硫する必要が
ないため前記側れの方法の場合も、従来150℃で5〜
10時間保持されるものと比較し。
て、lI+温にさらされる時間が数秒から数分と大幅に
短縮することができた。一般に蛍光体は高温にさらされ
ると劣化することが知られており、このことは発光寿命
の点から大きな利点となる。着たここで使用しているフ
ッ素ゴムは、フッ化ビニリチンのような他のフッ素樹脂
に比べ、ムーニー積度(M L、+、。150℃)(こ
こでM L、+、0150゜とは、ムーニー粘度針にお
いて大形ローターを使用し、試料を投入してから150
℃に1分間保持したのち、ローターを毎分2[!l!1
転の速さで回転を開始し・10分間回転を継続した後に
得られる回転トルクの値で表したfI!i度をいう)の
値が60であって、汎用の生ゴムに近い可塑性を示し、
塗布喚の凹凸が圧着時にならでれ均一な膜厚となるため
発光#度のむらがなくなり、また粘着性にも富んでいる
ため、透明電極の耐熱限界温度以下で、対向電極を良好
に加熱圧着できる。
本発明のフッ素ゴムを他のバインダーで置き代えると次
のような問題が生する。フッ素樹脂の一種であるフッ化
ビニリデンをバインダーとした場合には、誘電率が而く
発光fIP度の而からは良好であるが、結晶性で融点が
170〜180℃と篩く、本発明による製造方法を通用
するためには可塑性が埃われてくる融点以上に加熱する
心情があるが、このよりな市温では透明電極が熱破壊し
てしまう。
また従来からパインターとして多用ちれて来ているシア
ノエチルセルロースを使用した場合には、積着性が乏し
いため塗布線と対向電極の接着力が低くなること、熱可
〒性でないため接着時に塗布−の凹凸が残ること、など
が原因となり発光むらが生ずる。これらの点を改良する
ために、シアノエチルセルロースに可〒剤をブレンドす
る方法も試みられているが、一般に可〒剤は誘電率が低
いこと、また熱劣化による経時変化、揮発成分が発光素
子内に散り込まれること、などにより素子としての寿命
、信頼性に対して不安定要因を持ち込むことになる。
以上述べて来たように、本発明の製造法により信頼性の
高い長寿命の電場発光素子を作るためには、バインダー
としてはフッ化ビニリデンと六フッ化プロピレン共重合
体が良好な結果を与えることがわかる。
そこで前記実施例における蛍光体層及び誘電体層の形成
過禅を史に絆細に説明すると、フッ素ゴムをアセトン、
メチルエチルケトン、アセト酢酸エチル婢の壱機尋剤に
6解させ、重量比で20〜40%4#j、(ビヒクル)
を作る。このビヒクルに電場発光素子用の蛍光体、例え
はマンガンを拡散L7たZn8などの粉末を重量比でビ
ヒクル/蛍光体=1/3〜1/11の配合率で混合し蛍
光体ペーストを作成する。また同じく上記方法で作成し
たビヒクルに′目0.あるいはBaTiOsなどの高誘
電率の材料の初禾を重量比でビヒクル/蛍光体=110
.5〜174の配合率で混合し訪電体ペーストを作成す
る。このようにして作成したペーストのうち、まず蛍光
体ペーストを透明電極上に乾燥膜厚が10〜60μmに
なるようにスクリーン印刷、ロールコータ−などの手法
により顔布し、60℃で2〜6時間乾燥する。なお透明
電極としては、ポリエステル等の有機フィルム上に蒸着
あるいはスパッタにより酸化錫、或いは酸化インジウム
叫の透明導電mを形成したものが多く使用される。
ついで蛍光体階上に酵電体ペーストを蛍光体の場合とr
e11様の手法で積層塗布し乾顧する。このときの膜厚
は、乾燥膜厚で蛍光体層と誘電体層を合せて15〜65
μmになるようにする。ここでビヒクル作成時に使用し
ている有機層剤が成膜内圧残留していると、発光の不安
定要因となるため、真空中で60℃〜160℃に加熱乾
燥し充分に除去することが要点となる。次いで、このよ
う圧して得られた積鳩体の誘電体層上に、厚さ0.3 
smのアルミ板製の対向電極を重ね、加熱フ”レスで圧
縮接着する。プレス温度は150℃、圧縮圧力V140
縁/−、プレス時間は2分とした。さらに、防湿性に富
む材料、例えは三フフ化塩化エチレンシートで真空封止
すれば目的とする電場発光素子が得られる。第1図にお
いて(61、(61は真空封止によって形成された防湿
保麹膜である。このようにして得られた素子を、従来の
加硫接着法によるものと比較すると、発光輝度は従来品
と同程度、常温における100V、50H!負荷時の発
光輝度半減期は従来品の1.6〜1.5倍、70℃にお
ける100■、50 Hz負向時の発光輝度半減期は従
来品の2〜5倍となり、寿命の点で大幅な改良がなされ
た。第2図は、測足結果の一例として、従来法による加
硫タイプの電場発光素子と、本発明による非加硫タイプ
の電場発光素子について、常温の下で100V、50H
zで連続点灯した際の、発光輝環保持率と時間との関係
を示したものである。
以上のように、本発明によれはバインダーであるフッ素
ゴムを加硫する必要がないため蛍光体の熱劣化を防ぐこ
とができ、素子の長寿命化を図ることができると共に、
従来の加硫タイプよりも製造時間を大幅に短縮すること
ができ匍頼性の高い電場発光素子を提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図に本発明の実施例における部分拡大側断面図、第
2図は、従来法による加硫タイプと本発明による非加硫
タイプの電場発光素子について、常温の下で100V、
50Hzで連続点灯した際の全輝度保持率と点灯時間の
関係を比較して示したものである。 il+  透明フィルム    (2)透明電極(3)
蛍光体層      (41i*電体層(5)対向電極
      (6)防湿保nrJI4第1図 第2図 時閉(hr) 手続補正書(自発) 昭和57年11月19日 特許庁長官殿 1、事件の表示 持H昭56〜208611 号 2、@明の名称 電場発光素子の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  出願人 住 所東京都大田区雪谷大塚町1番7号〒145   
    電話東京(726) + 211 (代表)ギ ill明細畜W−2頁9Fr目に[可能にした。分散型
電場発光索子」とあるを[可能にした分散型電場発光索
子」と補正する。 (2)明細書第3頁12行目に「光の山軸」とあるを1
先の山軸」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明電極と、加硫剤を添加しない7フ化ビニリデ
    ンと六フッ化プロピレンの共重合体中に螢光体粉末を分
    散させた蛍光体層と、加硫剤を添加しないフッ化ビニリ
    デンと六フッ化ゾロピレンの共重合体中に高誘電率の材
    料の粉末を分散させた誘電休場と、対向電極とを密着さ
    せ、加熱加圧することを特徴とする電場発光素子の製造
    方法。 (21透明フィルムと透明導電層とから成る透明電極上
    に前記蛍光体層の塗Psを形成した後、該塗偵上に削記
    妨電体層の塗IIIIt槙層して形成し、該誘電体l!
    1!幌上に金楓板より成る対向電極を重畳し、加熱して
    加圧接着させて一体化することを特徴とする特許―求の
    範囲第1項記載の電場発光素子の枳遣方法。 ■ 金輌板より成る対向電極上に、前記誘電休場を塗布
    した後、該誘電体重膜上に前記蛍光体層(r積増して塗
    布し5、訃塗幌上に崖明フィルムと透明導電層とから成
    る透明1゛極tit畳シ1、加熱して加圧接着させて一
    体化とすること?r%像とする特許請求の範囲第1JJ
    4記載の電場発光素子の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166398A (ja) * 1984-09-06 1986-04-05 ダイキン工業株式会社 発光素子用組成物およびその用途
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