JPS58110524A - 軽質オレフイン系炭化水素の異性化方法 - Google Patents

軽質オレフイン系炭化水素の異性化方法

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JPS58110524A
JPS58110524A JP57222219A JP22221982A JPS58110524A JP S58110524 A JPS58110524 A JP S58110524A JP 57222219 A JP57222219 A JP 57222219A JP 22221982 A JP22221982 A JP 22221982A JP S58110524 A JPS58110524 A JP S58110524A
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    • C07C11/00Aliphatic unsaturated hydrocarbons
    • C07C11/02Alkenes
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    • C07C11/00Aliphatic unsaturated hydrocarbons
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明Fi炭化水素の異性化方法に関するものでおって
、さらに詳しくは炭素数が4〜7である軽質ノルマルオ
レフィン系炭化水素の異性化方法に係る。
〔従来技術〕
炭化水素流を含有する水を乾燥塔の塔頂系に導入して、
炭化水素流から水を除くことは、よく知られた商業的実
用手段である。炭化水素流は乾燥塔の、トップトレーに
通過せしめられるか、あるいは米国特許第400828
9号が教示する如く、塔の塔頂受器に供給される。
ノルマルオレフィン系炭化水素の異性化は米国特許第3
821123号に記載されている。この文献はブチ/−
1からブチン−2への異性化に使用して好ましい触媒も
教示している。さらKこの文献は触媒を用いた異性化方
法を検討し、処理可能なオレフィン系炭化水素と適当な
反応条件を開示する。
米国特許第4104321号は分留塔と二・りのオレフ
ィン異性化反応帯域を使用した軽質オレフィン系炭化水
素の分離方法を記載する。分留塔の塔頂流に異性化帯域
の一方に供給される。しかし、この文献に紹介されてい
るプロセス70−は本発明のそれと実質的に相違する。
この文献では供給原料流から水を除去することが企図さ
れていない。
米国特許w、4217461号も軽質オレフィン系炭化
水素の異性化方法を提案する。この方法ではブチン−1
を含有する供給原料流と、水素を含有するリサイクル流
と、ゾテ/−2を含有するリサイクル流とを混合し、こ
の混合物を直列流れで操作される二つのブテン異性化帯
域の第1帯域に通過させる。第2異性化帯域の流出物は
気−液分離帯域に送られ、この帯域から水素含有リサイ
クル流が取り出される。前記の分離帯域から取り出され
る液相の炭化水素流は分留塔に送られ、この分留塔の塔
頂流はブチンーlを含有するリサイクル流として異性化
帯域に戻される。
米国特許第3800003号は異稽のブチレンの混合物
を含有する供給原料流を、ブチンーlとイソブチレンを
含有するリサイクル流と混合し、次いでこれを異性化反
応器に供給する方法を教示する。異性化反応器の流出物
は分留塔に送られ、ここで生成物たるブテン−2が塔底
に濃縮される。この塔底流は次いでイソブタンと反応せ
しめてモータ燃料を製造すべく、下流側のアルキル化帯
域に送られる。
〔発明の概要〕
本発明は軽質ノルマルオレフィン系炭化水素の新しい異
性化方法を提供する。その方法は水を含有する供給原料
を使用する場合に特に適しており、本発明の方法によれ
ば、下流側の処理工程に余計な水を送るようなことがな
い。而して本発明では!チレ/供給原料流の乾燥塔とし
て、また異性化帯域流出流の生成物分離塔としても働く
単一の分留塔と塔頂系を使用する。従って、本発明の方
法は、供給原料流の乾燥塔の塔頂系より上流位に異性化
帯域を設け、供給原料流を塔頂系の塔頂分離器に供給せ
ずに異性化帯域に供給している点で、従来技術と区別さ
れる。その他の相違部分は順次切らかになろう。
本発明の留部様は次のような炭化水素転化方法として特
徴付けることができる。すなわち、その転化方法は水と
第1のオレフィンを含有する供給原料流、水素リサイク
ル流及び分留塔塔頂流を、異性化帯域に供給して第1の
オレフィンの異性体である第2のオレフィンを含有する
異性化帯域流出流を形成させ;この異性化帯域流出流を
部分的に凝縮して水素を含有する蒸気相流と、液相の水
と、第1及び第2のオレフイ/を含有する液相の炭化水
素流とに分離し;前記蒸気相流の少なくとも一部を水素
リサイクル流として異性化帯域に供給し;液相の水を系
外に除去し;液相の炭化水素流を分留塔に供給して練炭
化水素流を分留塔塔頂流と、第2のオレフィンに富んだ
分留塔塔底流に分離することからなる。この方法はブテ
ン−1をブテン−2に異性化するのに好んで利用される
〔図面による説明〕
図面は本発明の好ましい留部様を図示したものである。
この図示は明細書に述べる他の態様やそれから当業者が
合還的に予測できる変更を本発明から排除することを意
図したものではない。理解を簡単且り容易にするため、
ポンプ、コンプレッサ、プロセス調節具、すぜイ2−及
び流量調節バルブなどのようなプロセスの完全遂行に必
要な多くの装置は、図示を省略した。
図面に於て、ブテン−2やイソブチレンのような他種の
ブチレンを異なる量でかなり含有し、好ましくはブテン
−1に富んだ供給原料流は、ラインlから系内に導入さ
れる。この供給原料流は輸送又は貯蔵中に捨象したり、
あるいは上流側の処理工程に由来するかなりの、恐らく
は可変量の水を含有する。供給原料流は間接熱交換器2
及び3で加熱され、次いで2イ/4で運ばれる水素リサ
イクル流と混合されろ。この混合物はライン6の分留塔
塔頂流との合流点まで2イ15で運ばれる。ライン5及
び6からそれぞれ送られる物質は、2イン7に流れ、間
接熱交換器8で所望の異性化温度に加熱される。この水
素と炭化水素の混合物はさらに2イン7を通り、好まし
くは単一の反応器9を含む異性化帯域に入る。ことに導
入された炭化水素は、オレフィンの異性化に有効な条件
下にある異性化触媒と接触し、ブテン−1の相当量がブ
テン−2に転化する。
反応器9の流出物(これを異性化帯域流出流ともいう)
は、ライン10から間接熱交換器3に送られる。この流
出流は次いで冷却器11に送られてから気−液分離器1
2に導入される。
この分離器はここに送られた混相流から、水軍とその他
の蒸気相成分を含有する蒸気相流をライン4に有効に分
離できるよう設計され、操作される。2イ/10で運ば
れた反応器流出流の希、相成分は、ライン16から水流
として系外に取出される水性相と、ブテン−11ゾテン
−2及び供給原料流中にもともと存在した他の炭化水素
の混合物を含有する炭化水素相とに分離堰れる。
この炭化水素相はライン13に送られる炭化水素流とし
て分離器から連続的に取出され、分留帯域に送られる。
好ましくはこの分留帯域は単一の分留塔14からなり、
炭化水素流はその分留塔の頂部に入る。この分留塔はこ
こに導入され九炭化水素流が、C4炭化水素と2イン1
3からの炭化水素流に溶けた実質的にすべての水との混
合物を含んでライン6に運ばれる塔頂蒸気流と、ライン
15に運ばれる正味の塔底流とに分離されるよう設計さ
れ、操作される。正味の塔底流はブテン−2に、すなわ
ち反応器で遂行される異性化反応の対応生成物に富んで
いることが好ましい。
〔発明の詳述〕
石油工業ないし石油化学工業では、ある糧のオレフィン
異性体に対する原料としての需要と、その有効な供給と
の間には、しばしば不均軛が生じている。ある特定のオ
レフィン異性体が好ましい原料として使用される場合、
あるいはオレフィン消費反応が極めて特異で、ただ1種
のオレフィンを優先的に消費するような場合には、上記
の不均衡が起る。ちなみに、高オクタン価のガソリン混
合成分を製造するために04オレフインをイソブタンと
反応させるところのHF触媒によるアルキル化方法では
、!テンー1のアルキル化よりも高品位のアルキル化物
が得られる関係で、ゾテ/−2をオレフィン原料として
使用することが通常望ましい。また、メタノールとイソ
ゾチレンとの間のエーテル化反応は、他のC4オレフィ
ンが共存してもインゾチレンに対して全く選択的である
。さらにまた、オリゴ車台ないしポリ重合の原料として
、特定なオレフィンを使用することが望ましい場合もあ
る。
ブテン−2は広く使用される化学薬品や各種のグラスチ
ックス及び溶剤を含む化学製品の製造にも利用される。
ブテンー2から製造される化学薬品には、5ec−ブチ
ルアルコール、無水マレイン酸、ブタジェン、メチルエ
チルケト/などがある。それ故に、入手容易なオレフイ
/を所望のオレフィンに異性化し、これによって特定の
オレフィンに対する需要と供給をノセランスさせること
が必要となる。
異性化プロセスの原料流にかなりの量の水が含゛まれて
いるとと扛しばしばある。そうした水は例えば凝縮水、
洗浄水、ノ々ラスト水などを含む容儀で原料流が輸送さ
れたり、貯蔵されたりすることに由来する。また水と接
触するプロセスから異性化用原料流が供給されることも
あり、この場合の原料流は平衡量の水を通常含有する。
ちなみに、オレフィン原料流は分留塔の塔頂受器から取
出すこともできるが、そこにも液相の水が存在する。オ
レフィン含有原料流の別の供給源H1c4オレフィン混
合物をメタノールと混合してエステル化触媒と接触させ
、C4オレフイン中のインゾチレンをメタノールと選択
的に反応せしめるようなエステル化反応帯域から供給さ
れる不活性な炭化水素流出物である。このエステル化反
応ではイソゾチレン以外の04オレフインは未反応のま
ま反応帯域を通過し、通常C4留分として分離されて系
外に取出され、次いでメタノールを回収すべく水洗され
る。この種の原料流はメタノールを回収するために行わ
れる水洗工程を経るため、水を含有するものと予想され
る。
本発明の目的は軽質非環式オレフィン系炭化水素の異性
化方法を提供することにあり、特に含水ブテンー1を異
性化して含水量が低く!テンー2の濃度が増大した生成
物を得る方法を提供することにある。
本発明はオレフィン系炭化水素を他の異性体から分離す
る際に使用される分留塔で通常塔頂成分となるオレフィ
ン系辰化水素の異性化に応用可能である。好ましい供給
原料は軽質オレフィン系炭化水素でろって、ことで「軽
質」とは分子当り4〜6個の炭素原子を含有する炭化水
素を指す。好ましい供給原料物質はブテン類及びアミシ
ン類であり、ブチ/71をブテン−2に転化することは
本発明の最も好ましい利用例である。
本発明の方法は通常の乾燥塔で原料流から水を除去する
場合に比較して、極めて僅かな増額で所望の異性化を実
行できる利点がある。すなわち、本発明の方法でオレフ
ィンを異性化する際に付加されるユーティリイティコス
トと基本費用は、オレフィンの異性化装置とは別に原料
流の乾燥装置を建設して運転する場合よりも低額である
。この経費削減が可能になるのは、原料流を乾燥するた
めに用いる装置の中間に異性化帯域を挿入したことが大
きな理由であり、これによって装置コストとユーティリ
ティの重複が回避できる。例えば、異性化生成物の分留
塔としても機能する乾燥塔の塔頂蒸気流が保有する潜熱
は、異性化帯域の下流域まで除去されないので、分留塔
りlイラーに加えられた熱を、原料流の加温と蒸発にも
利用することができる。
また、異性化帯域の下流で起る冷却は、分留塔塔頂蒸気
流の冷却と反応器流出流の冷却の二つであるので、熱交
換器の必要数が少なくてすむ。
さらに同一の容器が分留塔の塔頂成分分離粉として、そ
じてまた異性化反応器の生成物分離器として機能するこ
とも、基本費用が節減できる理由のひとっである。この
ような兼用によってもたらされる利益には、プロセスの
装備たるバルブ、Iンプ及びコントロールシステムを省
略又は減少できることが含まれる。
本発明の方法は好ましくは原料流の蒸留乾燥と組合わせ
使用されるが、脱水の要のない乾燥原料流に4適用可能
である。原料流は好ましくは水を含有し、その典型的な
濃度は1.0モル−以下である。この少量の水は触媒、
吸着剤などに対して非常に有害でめ6.0.sモル饅程
度の水でも重大な汚染物であると考えられている。
原料流は異性化したい特定の炭化水素と他の様様な炭化
水素との混合物であるのが通常である。
しかし、原料流は原料炭化水素と同じ炭票数の化合物に
富んでいることが好ましい。ここで「富む」(リッチ)
とは、特定の化合物のモル濃度が50%以上であること
を指す。原料流中の全炭化水嵩の少なくとも90モルチ
が、分子当り同じ又はほぼ同じ炭素原子を有しているこ
とは極めて好ましい。原料流は比較的少量の単一原料し
か含まないこともある。例えばブテン−1異性化装置へ
の典型的な原料量は10モルチのブテン−1しか含有、
しない。他の適当な原料流に、流動接触分解装置から導
かれるC1とC4の炭化水翼混合物であって、このもの
は全体で約55モル慢のC4炭イヒ水素を含有する。
本発明のフローは一面に示したものと同様であることが
好ましい。このフローには分留塔塔底流から回収される
熱で原料流を加熱し、さらにその原料流を異性化帯域流
出流からり収される熱で加熱することが含まれる。この
二つの熱交換工程は所望ならば排除することができ、ま
たこれに代えて又はこれに加えて図示されていない付加
的な熱交換器を使用すること4できる。
例えば反応帯域流出流が保有する熱を分留塔をリゼイル
するために使用することができる。また、別の変更例と
しては、原料流以外のストリームを正味の分留塔塔底流
及び反応帯域流出流と熱交換させて熱回収を図ることも
できる。本発明のフローては分留塔の塔頂蒸気流すべて
を、冷却、凝縮又は分離することなく、異性化帯域へ供
給することが好ましい。
異性化帯域には気−液分離器から取出される蒸気流も供
給される。この循環蒸気流は水素に富んでいることが好
ましく、これには分離器で除去される液体に溶けた水素
又はオフカスの一部として系外に取出される水素を除く
と、異性化帯域流出流中に存在する実質的にすべての水
素が含まれる。この蒸気流はまた異性化帯、域流出流中
の全成分の平衡混合物を含有し、従って分離器からの蒸
気流の組成は分離器が操作される温度及び圧力によって
決定される。蒸気流には水素以外に水蒸気、原料及び生
成物中のオレフィン系炭化水素、原料中に存在する他の
炭化水素及びその異性体、異性化反応の副生物などが含
まれるものと考えられる。それ故、不活性ガスや高度に
揮発性の炭化水素が循1lfjス中に過度に蓄積されな
いよう、少量のオフガス流をドラッグガスtして系外に
排出する必要があるのが通例である。
気−液分離器から取出される液相の炭化水素流はすべて
単一の分留塔からなる分留帯域へ供給されることが好ま
しい。しかし、分留塔に入る物質を二つ以上の流出流に
分離させる必要がおる場合には、あるいは塔に入る二つ
の異性体の一方だけを含む高純度の塔底流を取得するた
めに「超精留」を利用したい場合には、分留帯域を二つ
の分留塔で構成することも可能である。
分離器からの液相炭化水素流は供給流として単一カラム
の頂部に供給されて該カラム内に入る。
この液体流は前記力2ムのリフラックス流としても寄与
する。分留帯域に二つ以上のカラムを使用する場合は、
塔頂蒸気流に最も揮発性の成分が濃縮されるカラムの頂
部に液状炭化水素流が供給される。
本発明の好ましい具体例はブテンの異性化方法であって
、そこではブテンー1に富んで水を含有する供給流と、
水素を含むガス状リサイクル流と、ブテン−1及びブテ
ン−2を含む分留塔塔頂流を、異性化条件下に操作され
る異性化帯域に供給し、これによって水、水素、ブテン
ー1及びブテン−2を含有する異性化帯域流出流を形成
させ、異性化帯域流出流中のブチレンの少なくとも半量
を凝縮させ、次いで異性化帯域流出流をブテン−1及び
ブテンー2を含有する液相炭化水素流と、液相の水と、
水素に富んだ蒸気相流とに分離し、液相の水を系外に除
去し、蒸気相流の少なくとも一部を前述したリサイクル
流として異性化帯域に供給し、液相の炭化水素流を分留
塔で分離して前述した分留塔塔頂流と、ブチ/−2に富
んだ分留塔塔底流を形成させる。
異性化帯域は好ましくは単一の固定床反応器で構成され
るが、所望ならば2個以上の反応器を使用する゛ことも
できる。軽質オレフィンの異性化は全くマイルドな反応
でる、す、触媒は極めて安定である。従って触媒の再生
又は交換設備は不要である。異性化帯域内では、異性化
条件下に供給オレフィン系炭化水素が生成物たるオレフ
ィン系炭化水素に充分転化するよう反応物が触媒と接触
する。軽質オレフィンの異性化条件には、約50″C〜
約250℃の温度、約大気圧〜800paig (55
16kPmゲージ)の圧力、新鮮な供給原料基準で0゜
5〜1o、0の液空間速度(LH8V)が包含される。
異性化帯域と力2ムが等圧の場合、異性化帯域で採用さ
れる圧力の上限は、高圧操作用の分留塔を建設する際の
許容コストで、下限は低圧冷凍で軽質炭化水素を凝縮す
る際のコストで一部制限される。異性化帯域で保持され
る水素対炭化水素のモル比は、約0.02:1〜1.0
 : 1.0又はそれ以上の範囲である。異性化条件の
より好ましい範囲には、約75℃〜160℃の入口温度
と、50〜3009aig(345〜2070kPaゲ
ージ)の圧力と、1.0〜5.0のLHBVが包含さi
る。異性化帯域内の圧力は好ましくは分留塔内の圧力に
ほぼ等しく、両者間の圧力差は蒸気を流すために必要な
固有の圧力降下に゛原因する。しかし、分留塔か異性化
反応器を実質的に高い圧力で操作することができる。そ
の場合には分留塔の塔頂蒸気流を圧縮するか、°・ある
いは分離器からの液相炭化水素を分留塔に圧入する。
異性化反応器には適当な活性と安定性を備えた商業的に
満足なオレフィン異性化触媒が充填される。このような
触媒は当業者に公知であって、触媒製造会社から入手可
能である。好ましい触媒は触媒的有効量の第■族金属と
固体の多孔性耐熱性担体を含有する。担体物質はアルミ
ナ、ゼ第2イト又はこれらに類似した物質のいずれかで
ある。触媒は球状、ペレット又は押出し成型体の形状に
あり、金属成分は共ゲル化法又は成型担体粒子への含浸
法のような公知の方法で添加される。特に好ましい触媒
は米国特許@3B21123号に記載されている。この
触媒はニッケルと担体物質を含有する初期組成物を作り
、この組成物がニッケル1モル当り少なくとも0.9モ
ルの硫黄を含むまで該組成物を硫化し、次いで組成物が
ニッケル1モル当り0.55モルより少ない硫黄を含む
までその組成物から硫黄をストリップすることで製造さ
れる。詳細は上記の米国特許に記されている。
本発明方法は商業的規模の装置で実施した前記の実施例
によってさらに具体的に説明される。
供給流はほぼ15600ボンド/hr(7076Kg/
hr)のゾテ7−1と、3600/ンド/hr(163
3Kg/h r )のノA/ ff イソブタンと、8
25ボンド/hr (371Kg/hr )のイソブタ
ンと、1480ytl/ドアhr (s7xKg/hr
)のブテン−2と、1980/ンド7br (sssx
g/hr)のイ)−jfV7と、9 $ 7 )’ /
br (4,08Kg/hr )の水を含有する。この
供給流ハリサイクル蒸気流と分留塔塔頂蒸気流と混合さ
れ、次いで加熱されて充分量の触媒を含有する固定床反
応器に、供給流基準の液空間速度が2.0になるように
供給される。異性化反応器は約200 pmig (1
380kPmゲージ)の圧力で操作され、入口温度a、
Zo。
〜150℃の間にある。充分量の水素は系内に供給され
、異性化反応器内の全水素対炭化水素の比が少なくとも
0.3 : 1.0に保持されるよう圧縮機で再循環さ
れる。異性化帯域の流出物は温度約31s℃、圧力はぼ
100 psig (690kPaゲージ)で操作され
る気−液分離器に送られる。
僅少量のドラッグ流を除いて、分離器中に存在した蒸気
相は圧縮機によって異性化反応器にリサイクルされる。
蓄積する水はレベルコントロールシステムで分離器頂部
から取り除かれる。
分離器で集められた全液相炭化水素は単一分留塔のトッ
プトレーに、約30500ポンド/hr(13835K
g/hr )の割合で供給される。分留塔はここに入っ
た炭化水素とこれに溶けた水とを、塔に入った水の実質
的にすべての水を含有する塔頂蒸気流と正味の塔底流に
分離する。全塔頂蒸気流は異性化反応器に送られる。正
味の塔底流はその流量がほぼ23500ボ/ド/hr(
10660Kg/hr)であって、約15030/yド
/ hr (681sKg/hr )のブテンー2と、
2050ボンド/ hr (930Kg/hr )の!
テンー1を含有する。正味の塔底流の流量は供給流の流
量に事実上等しく、ブテン−1を除く供給流中の全成分
は格別な変化を受けない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法のフローシートの1例である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1  (a)第1のオレフィン系炭化水素を含有する供
    給原料流、水素を含有するリサイクル流及び第1のオレ
    フィン系炭化水素を含有する分留塔塔頂流を、異性化条
    件で操作されている異性化帯域に通過させ、第1のオレ
    フィン系炭化水素の異性体である1g2のオレフィン系
    炭化水素を含有する異性化帯域流出流を形成させ、 Φンその異性化帯域流出流を部分的に凝縮して水素を含
    有する蒸気相流と、第1及び@2のオレフィン系炭化水
    素を含有する液相流とに分離し、 (C)その蒸気相流の少なくとも一部を上述したリサイ
    クル流として異性化帯域に通過させ、(d)前記の液相
    流を分留塔に供給してこの液相流を上述した分留塔塔頂
    流と、@2のオレフィン系炭化水素に富んだ分留塔塔底
    流とに分離する、 ことからなる炭化水素転化方法。 2、 第1のオレフィン系炭化水素がアiレンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、第1のオレフィン系炭化水素がブチ/であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1現記載の方法。 4、第1のオレフィン系炭化水素がブテン−1であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、  (a)水と第1の非環式オレフィン系炭化水素
    を含有する供給原料流、水素とjJlの非環式オレフィ
    ン系炭化水素を含有するリサイクル流及び第1の非環式
    オレフィン系炭化水素とその異性体である@2の非環式
    オレフィン系炭化水素を含有する分留塔塔頂流を1、異
    性化条件で操作されている異性化帯域に通過させ、水素
    と水と第1及び第2の非環式オレフイン系炭化水素を含
    有する異性化帯域流出流を形成させ、 伽)その異性化帯域流出流を部分的に凝縮させ、次いで
    分離帯域にて水素を含有する蒸気相流と、第1及び第2
    の非環式オレフィン系炭化水素を含有する液相の炭化水
    素流と、液相の水とに分離し、 (C)その水を系外に除去し、 (d)前記の蒸気相流の少なくとも一部を上述したリサ
    イクル流として異性化帯域に通過させ、 (e)前記の液相流を分留塔に供給してこの液相流を上
    述した分留塔塔頂流と、@2の非環式オレフィン系炭化
    水素に富んだ分留塔塔底流とに分離する、 ことからなる炭化水素転化方法。 6、 第1の非環式オレフィン系炭化水素がアミレンで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法
    。 7、 第1の非環式オレフィン系炭化水素がブテン−1
    であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方
    法。 8、  (a)水を含有してブテン−1に富んだ供給原
    料流、水素を含有するガス状リサイクル流及びブテン−
    1とブテン−2を含有する分留塔塔頂流を、異性化条件
    で操作されている異性化帯域に通過させ、水と水素とブ
    テン−1とブチン−2を含有する異性化帯域流出流を形
    成させ、 Φ)その異性化帯域流出流中のゾチレンの少なくとも半
    分を凝縮させて水素に富んだ蒸気相流と、ゾテ/−1及
    びブテン−2を含有する液相の炭化水素流と、液相の水
    とに分離し、(C)その水を系外に除去し、 (d)前記の蒸気相流の少なくとも一部を上述したリサ
    イクル流として異性化帯域に通過させ、 (e)前記の液相の炭化水素流を分留塔で分離して上述
    した分留塔塔頂流と、ブテン−!に富んだ分留塔塔底流
    を形成させる、 ことからなるブチンの異性化方法。 9、供給原料流がブテン−2とインブチレンを含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、  供給原料流が異性化帯域に供給されるに先立
    って、分留塔塔底流及び異性化帯域流出流との熱交換に
    よって加熱されることを特徴とする特許請求の範囲第9
    1A記載の方法。
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