JPH0411529B2 - - Google Patents

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JPH0411529B2
JPH0411529B2 JP61114991A JP11499186A JPH0411529B2 JP H0411529 B2 JPH0411529 B2 JP H0411529B2 JP 61114991 A JP61114991 A JP 61114991A JP 11499186 A JP11499186 A JP 11499186A JP H0411529 B2 JPH0411529 B2 JP H0411529B2
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    • C07C2/54Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition of unsaturated hydrocarbons to saturated hydrocarbons or to hydrocarbons containing a six-membered aromatic ring with no unsaturation outside the aromatic ring
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    • C07C2/64Addition to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C2/66Catalytic processes
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    • C07C2527/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • C07C2527/14Phosphorus; Compounds thereof
    • C07C2527/16Phosphorus; Compounds thereof containing oxygen
    • C07C2527/167Phosphates or other compounds comprising the anion (PnO3n+1)(n+2)-
    • C07C2527/173Phosphoric acid or other acids with the formula Hn+2PnO3n+1
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2529/00Catalysts comprising molecular sieves
    • C07C2529/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
    • C07C2529/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof

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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は非環式オレフイン系炭化水素と芳香族
原料油炭化水素との反応によるアルキル芳香族炭
化水素の製造及び回収に関する。本発明は、直接
には、アルキル化反応域の流出液から生成物アル
キル芳香族炭化水素を回収するのに使用される分
離方法に関する。この分離方法は連続した三つの
精留塔における分別蒸留を使用し、本発明はこれ
らが相互に連絡している方法及びこれらの塔がリ
ボイルされる方法に関する。
(従来の技術) 固体触媒を使用するベンゼンのごとき芳香族炭
化水素アルキル化は大規模の工業的ユニツトにお
いて商業的に実施されている良く開発された技術
である。このプロセスの一つの商業的応用は、後
でフエノール及びアセトンの製造に使用されるク
メン(イソプロピルベンゼン)を生成するための
ベンゼンのプロピレンによるアルキル化である。
従つて、当業者はこのようなアルキル化プロセス
の一般的な設計及び操作には精通している。
従来の技術は文献に記載されている。例えば、
商業的使用に適当な典型的な流れ計画が米国特許
No.4051191(デイー・ゼー・ワード)に記載されて
いる。この文献は、クメンの回収に適当な触媒、
反応条件及び分離方法をかなり詳細に記載してい
る。反応器流出液は精留域に通され、精留域にお
いて原料油プロピレンと混合してプロセスに装入
されたプロパンが再循環及びプロセスからの除去
のため分離される。次に、精留域において回収さ
れた液相の炭化水素は再循環塔及びクメン又は生
成物塔から成る2−塔精留トレインに通される。
ベンゼン原料油芳香族炭化水素の未反応部分は第
1精留塔のトツプから再循環される。生成物のク
メンは第2精留塔のトツプから回収され、重質の
芳香族副生成物は第2精留塔の底から取り出され
る。商業的使用用の幾分異なつた生成物回収精留
トレインがChemical Engineeringの1983年3月
21日版の32頁の論文に記載されている。このシス
テムは連続した4個の精留塔を使用する。第1精
留塔は脱プロパン塔である。第3の精留塔は生成
物塔で、クメンがネツトのオーバーヘツド生成物
として取り出される。生成物塔のネツトのボトム
流れは再循環塔に通され、この塔のオーバーヘツ
ド流れは明らかに反応域に再循環される。この論
文に記載されたアルキル化プロセスは、先の文献
において好ましいとされた固体リン酸型触媒と比
較して、塩化アルミニウム触媒系の使用に基づく
ものである。
一つの精留塔のオーバーヘツド蒸気中に存在す
る潜熱が他の精留塔に熱を供給する目的で他の精
留塔のリボイラー手段に使用され得ることは、分
別蒸留技術において周知である。このことは、例
えば米国特許No.3254024(エイチ・エー・ハツキン
ス等)に見られる。この文献は沸点の接近した
C8芳香族炭化水素の分離に向けられている。従
つて、この文献から、キシレンスプリツター塔か
らのオーバーヘツド蒸気はエチルベンゼン塔をリ
ボイルするのに使用される。米国特許No.4360405
(ユー・ツアオ)は沸点の接近した混合物の分離
に使用のための精留装置を示すのに適切で、そこ
では一つの塔のオーバーヘツド蒸気が圧縮されて
直ぐ上流の精留塔のボトムの部分に通される。こ
の上流の塔からのボトム液は下流の塔のトツプに
流入する。この文献はこの装置がキシレン類によ
つて例示された沸点の接近した炭化水素の分離に
使用できることを示している。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的はアルキル化によるアルキル芳香
族炭化水素の製造プロセスの生成物の分離のため
の改良方法を提供することである。この改良は、
基本的には、エネルギー効率の増大、及び典型的
な石油製油所又は石油化学装置において僅かな経
済的価値しか有しない低圧スチームの生成の解消
に関する。本発明は比較的高圧のクメン又は生成
物塔の使用を特徴とし、この塔のオーバーヘツド
蒸気は直ぐ前の再循環塔をリボイルするのに用い
られる。本発明はまたクメンリツチ(クメンを多
量に含む)のボトムの流れのクメン塔から比較的
低圧のストリツピング塔への通過を特徴とする。
ストリツピング塔のオーバーヘツド蒸気の流れは
クメンを多量に含み、クメン塔中に圧縮され戻さ
れる。本発明はまた通常クメン塔のボトムの流れ
に用いられるボトム液体ポンプを最早必要としな
い改良に関する。
本発明の広範な具体例は、原料油の非環式オレ
フイン系炭化水素及び原料油の芳香族炭化水素を
アルキル化促進条件に維持されたアルキル化反応
域においてアルキル化触媒と接触させて原料油の
芳香族炭化水素、生成物のアルキル芳香族炭化水
素及び高沸点副生成物の炭化水素から成る反応域
流出液の流れを生成し、続いて原料油の芳香族炭
化水素、生成物のアルキル芳香族炭化水素及び副
生成物の炭化水素から成るプロセスの流れを、流
入する炭化水素を原料油芳香族炭化水素を多量に
含む少なくともネツトオーバーヘツドの流れと生
成物のアルキル芳香族炭化水素及び副生成物の炭
化水素から成る第1ボトムの流れとに分離を行う
条件において操作される再循環精留塔に通し、第
1ボトムの流れを、流入する炭化水素を生成物の
アルキル芳香族炭化水素を多量に含む第1オーバ
ーヘツド蒸気の流れと生成物のアルキル芳香族炭
化水素を多量に含み副生成物の炭化水素を含む第
2ボトムの流れとに分離するのに有効な条件にお
いて操作される生成物精留塔に通し、再循環塔の
低部に熱を供給するリボイラー手段において第1
オーバーヘツド蒸気の流れを少なくとも部分的に
凝縮し、得られた凝縮物の第1部分をネツト生成
物の流れとしてプロセスから取り出し、凝縮物の
第2部分を還流液として生成物塔に戻し、第2ボ
トムの流れを、生成物精留塔に維持されるよりも
低い少なくとも15psi(103kPa)の圧を含み、流
入する炭化水素を生成物のアルキル芳香族炭化水
素から成る第2オーバーヘツド蒸気の流れと副生
成物の炭化水素から成り実質的に生成物のアルキ
ル芳香族炭化水素を含まない第3ボトムの流れと
に分離するのに有効な分別蒸留条件において操作
されるストリツピング塔に通し、第2オーベーヘ
ツド蒸気の流れを圧縮し、次に第2オーベーヘツ
ド蒸気の流れを生成物精留塔中に通す段階から成
る方法によつて生成物のアルキル芳香族炭化水素
を回収することから成るアルキル芳香族炭化水素
の製造方法を特徴とする。
アルキル芳香族炭化水素の製造は重要な工業的
プロセスである。これらの炭化水素は、改質ガソ
リンのごとき反応生成物から、或いは天然産出の
石油から回収できるけれども、アルキル芳香族製
造の最も商業的に容易な方法は、原料油の芳香族
炭化水素の原料油の非環式オレフイン系炭化水素
による直接アルキル化であるように思われる。芳
香族及び非環式の両方の種々の炭化水素がアルキ
ル化域に供給できるため、広範な種類のアルキル
芳香族炭化水素が製造できる。例えば、原料油芳
香族炭化水素はベンゼン、或いはトルエンのいず
れでもあることができる。非環式オレフインは、
エチルベンゼンの製造におけるごときエチレンか
ら、洗浄剤の製造におけるプレカーサーとして使
用のための線状アルキルベンゼン(LAB)を製
造するように設計されたアルキル化プロセスに使
用されるC10〜C15非環式オレフインの混合物まで
の範囲である。本明細書は、本発明の好ましい具
体例としてベンゼンのプロピレンによるアルキル
化について記載する。しかしながら、本発明の範
囲はこれによつて限定されるものではない。
生成物アルキル芳香族炭化水素を回収する伝統
的先行技術の精留方法においては、精留塔のオー
バーヘツドの流れは水で冷却された熱交換器で凝
縮されて、比較的低圧の水蒸気を生成する。この
ことは、例えば、全て四つの精留塔のオーバーヘ
ツドシステムにおける水蒸気の生成を説明してい
る先に引用の論文に示されている。この低圧水蒸
気はかなりの量の潜熱を含むが、この水蒸気が典
型的製油所には広く適用できないごとき低い温度
である。従つて、このような態様で発生した低圧
の水蒸気はほとんど、或いは全く経済的価値を有
しない。これにより、ほとんど、或いは全ての熱
が、回収されないでプロセスを操作する利用コス
トに対するネツトチヤージである塔のオーバーヘ
ツドシステムにおいて放出されることになる。本
発明の目的はアルキル化反応域の生成物の回収に
おける使用のための改良された分別蒸留型分離方
法を提供することである。本発明の特別の目的は
アルキル化域で作られた生成物のアルキル芳香族
炭化水素を回収するのに使用される精留システム
を操作する利用コストを逓減することである。本
発明の他の目的は低利用コスト精留システムの資
本コストを最低限にすることである。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、生成物のアルキル芳香族炭
化水素は、従来技術の生成物塔に比較して、比較
的高圧のネツトオーバーヘツド生成物として回収
される。生成物塔は、本発明において使用される
三つの塔の精留トレインの中間塔である。生成物
塔に維持される比較的高圧は、先行再循環塔をリ
ボイルするのに十分なこの塔のオーバーヘツド蒸
気を生じる。先行する塔は、反応域に循環して戻
すため比較的高純度未転化の原料油芳香族炭化水
素の流れを与えるその伝統的機能に関連して、再
循環塔と称する。従つて、生成物塔のオーバーヘ
ツド生成物は、より軽質の炭化水素が上流で除か
るので、比較的高純度である。例えば、生成物中
にクメンが生成される場合、通常99モル%以上の
クメンが含まれる。本発明においては、生成物塔
から除かれたネツトボトムの流れもまた生成物の
アルキル芳香族炭化水素を多量に含み、95モル%
以上の濃度である。生成物塔のボトムの流れの他
の成分はアルキル化域において生成される高沸点
の副生成物である。これらの副生成物は生成物の
アルキル芳香族炭化水素には通常望ましくなく、
従つて、好ましくは別の流れとしてプロセスから
取り出す。副生成物は望ましくないオリゴ重合と
アルキル化反応によつて生成される。例えば、ク
メンの製造において、高沸点副生成物はプロピレ
ンオリゴマー及びジイソプロピルベンゼン及び/
又はトリイソプロピルベンゼンから成る。
通常は、これらの高沸点副生成物がプロセスか
ら除去される副生成物の流れの中に分離される精
留装置のその部分の温度を最低限にすることが望
ましい。従つて、生成物塔のオーバーヘツド温度
を高くしようとする望みは、高沸点生成物を生成
物塔のボトムから濃縮物の流れとして取り出す場
合の生成物塔のボトムの温度を最低限低くしよう
とする望みと矛盾する。この矛盾は生成物塔を比
較的低圧で操作すること及び再循環塔をリボイル
するのに使用される前にコンプレツサーを使用し
てオーバーヘツド蒸気の流れを増大することによ
つて解決される。このことは伝統的な熱ポンプシ
ステムの態様である。しかしながら、生成物塔の
オーバーヘツド蒸気の流れは、通常は、大型で非
常に高価なコンプレツサーを必要とする寧ろ高容
積の蒸気の流れである。
本プロセスにおいては、生成物塔の生成物を多
量に含むボトムの流れは比較的低圧のストリツピ
ング塔中にフラツシユされる。この塔は生成物塔
よりも低圧で操作される。好ましくは約25psig
(172kPag)以下の圧で操作される。生成物塔は、
少なくとも15psig(103kPag)の圧、より好まし
くはストリツピング塔において維持される圧より
も大きい20psig(138kPag)の圧で操作される。
従つて、ストリツピング塔のボトムに要する温度
は、増大した圧で操作される生成物塔のボトムに
要する温度よりも低い。ストリツピング塔のクメ
ンを多量に含むオーバーヘツドの流れは生成物塔
中に圧縮される。このオーバーヘツドの流れは生
成物塔のオーバーヘツドの流れよりも著しく小さ
い。従つて、生成物塔のオーバーヘツド蒸気の流
れを圧縮するに必要なよりも著しく小さいコンプ
レツサーで圧縮することができる。このコンプレ
ツサーを操作する利用コストもまた著しく低い。
塔の間の圧差が生成物塔のボトム液をストリツピ
ング塔に移送するためのポンプの必要性を無くし
ていることもまた重要である。
本発明の典型的アルキル化域への適用について
図面によつて説明する。この代表的の好ましい具
体例において、線1からの原料油の流れベンゼン
のは線2からの原料油の流れプロピレン−プロパ
ンと混合される。高純度のプロピレンをプロセス
に装入することができるが、プロピレンの通常の
ソースはしばしば多量のプロパンを含んでいる。
プロパンは不活性化合物としてプロセスに通され
反応には影響しない。現在の好ましい固体リン酸
(SPA)触媒系では、反応域におけるプロパンの
存在は事実望ましく、従つて、下流の脱プロパン
から反応域中に部分的に再循環される。線17に
よつて運ばれる再循環ベンゼンとプロパンは原料
油炭化水素と混合され、得られた炭化水素混合物
は線3を通つて反応域4中に通される。反応体は
その中でアルキル化促進条件に維持された適当な
アルキル化触媒と接触する。これによつて、未反
応ベンゼン、プロパン、生成物クメン及び反応域
で生成された高沸点副生成物炭化水素の混合物か
ら成る反応域流出液の流れが生成し、線5によつ
て運ばれる。この反応域流出液はまたヘキセン類
及びノネン類を含む。反応域流出液の流れは脱プ
ロパン域6に通される。脱プロパン域の正確な形
状はプロセス及び設備によつて変わる傾向があ
る。この域は脱プロパン塔、又は従来技術におい
て示されたごとき2つの修正されたフラツシユ域
から成る。この域は、好ましくは、プロパンのネ
ツトチヤージをプロセスにバランスするように線
7を通つて取り出される比較的高純度のプロパン
のネツト流出液の流れとプロパン及び出来ればベ
ンゼンを含む線8を通つて移送される再循環の流
れとを生ずるように配置される。通常液相のプロ
セスの流れは線9における脱プロパン域から本発
明に使用される精留トレイン中に取り出される。
このプロセスの流れは、ベンゼン、クメン及び副
生成物の高沸点又は重質の炭化水素から成る。こ
のプロセスの流れは線9を通つて再循環塔10の
中間点に通される。再循環塔は、流入する炭化水
素を線11を通つて取り出されるオーバーヘツド
蒸気の流れと線18において取り出されるボトム
の流れとに分離を行う条件において操作される。
オーバーヘツド蒸気の流れは塔に流入するクメン
及び重質高沸点炭化水素を実質的に含むべきでな
い。オーバーヘツド蒸気の流れはオーバーヘツド
コンデンサー12を通り、次いでオーバーヘツド
レシーバー13に流入する。レシーバー中に堆積
する液相のベンゼンは線14によつて取り出さ
れ、線16によつて運ばれる再循環の流れと線1
5によつて再循環塔に戻される還流の流れとに分
割される。再循環塔の上の部分に関連した通常の
流出液の流れは図面には示されていない。これら
の二つの流れはオーバーヘツドレシーパーのため
の蒸気オフガスラインと再循環塔から或いはオー
バーヘツドレシーバーから取り出されるドラツグ
ベンゼンラインから成る。
線21によつて運ばれる再循環塔からのネツト
ボトム液は生成物のクメンと副生成物の重質炭化
水素から成る。ネツトボトム液の流れはクメン塔
22に通され、そこで線28において取り出され
るボトムの流れと線23を通つて取り出されるオ
ーバーヘツド蒸気の流れとに分離される。本発明
に依れば、オーバーヘツド蒸気の流れは再循環塔
のリボイラー手段20を通り、それによつて再循
環塔のボトムに熱を供給する。その結果、オーバ
ーヘツド蒸気の少なくとも部分的凝縮、好ましく
は全凝縮を生じ、凝縮物を生成し、この凝縮物は
オーバーヘツドレシーバー24に通される。この
凝縮物の液は高純度のクメンで、線25を通つて
取り出され、線27を通つてクメン塔に戻される
還流の流れと線26を通つて取り出されるプロセ
スのネツト生成物の流れとに分割される。リボイ
ラーにおいてオーバーヘツド蒸気の流れによつて
与えられた熱は線19を通つて循環するボトム液
の少なくとも一部分を蒸発し、それによつて再循
環塔のボトムに通り塔のリボイルを行う蒸気を与
える。
クメン塔22は線29を通つて循環し、少なく
ともリボイラー手段30において蒸発されるボト
ム液に供給される熱によつてリボイルされる。線
31においてクメン塔から取り出されるネツトボ
トムの流れは圧減少バルブ40を通りストリツピ
ング塔32の上部に通される。この塔は、流入す
る炭化水素を線33を通つて取り出されるオーバ
ーヘツド蒸気の流れと線36を通つて取り出され
るボトム液とに分離する精留条件において操作さ
れる。線36のボトム液はアルキル化反応の重質
炭化水素を多量に含むべきである。ボトム液の一
部分は線37及び高圧水蒸気又は熱オイルのごと
き外部ソースから熱を受けるリボイラー手段を通
つて循環される。従つて、アルキル化反応にたい
する高沸点副生成物は、線39を通つてプロセス
から放出される比較的少量のネツトボトムの流れ
に濃縮される。線33のオーバーヘツド蒸気の流
れは高濃度(90モル%以上)のクメンを含む。こ
のオーバーヘツド蒸気の流れは、好ましくは、加
熱手段34において加熱され、手段35において
圧縮される。次に、このクメンを多量に含むオー
バーヘツド蒸気の流れは線33を通つて流れ続
け、好ましくは、最下部近くの点又は最下部のト
レーの下においてクメン塔に通される。しかしな
がら、オーバーヘツド蒸気の流れは、要すれば、
それより高い点において塔に通されることもでき
る。
本発明は固体触媒を含む反応域で実施される。
好ましくは、触媒は通常SPA触媒と称するもの
である。適当なSPA触媒は市販されている。こ
こに使用するSPA触媒”と称するもの又はその
同等物は、一般に、その主要原料成分の一つとし
て、オルソー、ピロー又はテトラーリン酸のごと
きリン酸を含む固体触媒を言う。これらの触媒
は、通常リン酸をケイ素質固体担体と混合して湿
潤したペーストを形成することによつて作られ
る。このペーストをカ焼した後に粉砕して触媒粒
子を生ずるか、或いはカ焼前に押し出し又はペレ
ツト化してより均一な触媒粒子を生成する。担体
は、好ましくは、多孔質ケイ藻土、カオリン、滴
虫土及びケイ藻土のごとき天然産多孔質シリカ含
有物質である。鉱物質タルク、フラースアース及
び鉄の酸化物を包含する鉄化合物のごとき種々の
添加物の少量を担体に加えてその強度及び硬さを
増大する。担体と添加物の組み合わせは通常触媒
の約15〜30重量%で、残りはリン酸である。しか
しながら、触媒の製造に使用されるリン酸の量
は、米国特許3402130に記載のごとく触媒の約8
〜80重量%にわたることができる。添加物の量は
全担体物質の約3〜20重量%に相当する。典型的
なSPA触媒の組成及び製造についての詳細は米
国特許3050472;3050473及び3132109及びその他
の文献から得られる。
本発明は触媒の使用をSPA触媒に限定される
ものではない。例えば、先に引用した論文は
AlCl3触媒の使用を記載し、この触媒がエチルベ
ンゼンの製造における普通に使用される触媒であ
ることを示している。更に、特許文献は多種のゼ
オライトアルキル化触媒及びその使用方法を記載
している。従つて、本発明は無定形、又はZSM
−5”のごとき結晶性のアルミノシリケートから
成る触媒を使用せんとするものである。アルミノ
シリケートは、その本来の性質によつて、通常は
純粋の形では使用されないで、アルミナ、シリカ
又は粘土と組み合わせて多孔質の支持マトリツク
スに構成される。これらの物質でのアルキル化反
応は気相及び液相プロセスでのごとく記載されて
いる。文献に記載された種々の触媒を使用する反
応条件は、SPA−型触媒とともにここに記載し
た好ましい条件とは異なつている。ゼオライトア
ルキル化触媒についての情報は米国特許
3755483;4300011;4469908;及び4489214を含む
多くのソースからさらに得られる。
反応域はアルキル化促進条件に維持される。先
に述べたごとく、この条件は使用される特定の触
媒及びプロセスに装入される反応体に対して調整
されねばならない。SPA−型触媒の場合、これ
らの条件は約300〜1000psig(2069〜6895kPag)
の圧及び約300〜600〓(149〜316℃)の温度を包
含する。反応体の液体時間空間速度は約0.5〜2.5
-1である。反応域には過剰の芳香族炭化水素の
存在が好ましい。芳香族炭化水素のオレフインに
対するモル比は3:1〜20:1の広い範囲内にあ
る。クメンの製造に対しては約8:1の比が好ま
しい。反応体の流れは反応器中で混合相であるこ
とが好ましい。従つて、原料油の流れは、好まし
くは、オレフインと同じ数の分子中炭素原子を有
する未反応の軽質パラフインを含む。クメンの製
造においては、反応域原料油の流れ中のフロパン
の量がこの流れ中のプロピレンの量に少なくとも
等しいことが好ましい。このことは希釈したプロ
ピレン原料油の流れを使用することによつて、或
いはプロパンを再循環することによつて達成され
る。先に引用した論文はAlCl3触媒系の使用に対
する代表的条件は275〓(135℃)以下の温度及び
50psig(345kPag)より低い圧を包含することを
示している。
従つて、本発明の好ましい具体例は、原料油の
非環式オレフイン系炭化水素及び原料油の芳香族
炭化水素をアルキル化促進条件に維持されたアル
キル化反応において固体のアルキル化触媒と接触
させて原料油の芳香族炭化水素、生成物のモノア
ルキル芳香族炭化水素及び高沸点副生成物の炭化
水素から成る反応域流出液の流れを生成し、続い
て原料油の芳香族炭化水素、生成物のモノアルキ
ル芳香族炭化水素及び副生成物の炭化水素から成
るプロセスの流れを、流入する炭化水素を原料油
芳香族炭化水素を多量に含む少なくともネツトオ
ーバーヘツドの流れと生成物の炭化水素及び副生
成物の炭化水素から成る第1ボトムの流れとに分
離を行う条件において操作される再循環精留塔に
通し、第1ボトムの流れを、流入する炭化水素を
生成物の炭化水素を多量に含み副生成物炭化水素
を実質的に含まない第1オーバーヘツド蒸気の流
れと生成物の炭化水素を多量に含み副生成物の炭
化水素を含む第2ボトムの流れとに分離するのに
有効な条件において操作される生成物精留塔に通
し、再循環塔の底部に熱を供給するリボイラー手
段において第1オーバーヘツド蒸気の流れを少な
くとも部分的に凝縮し、得られた凝縮物の第1部
分をネツト生成物の流れとしてプロセスから取り
出し、凝縮物の第2部分を還流液として生成物塔
に戻し、第2ボトムの流れを、生成物精留塔に維
持されるよりも低い少なくとも15psi(103kPa)
の圧、より好ましくは20psi(138kPa)の圧を含
み、流入するから炭化水素を生成物のアルキル芳
香族炭化水素から成る第2オーバーヘツド蒸気の
流れと副生成物の炭化水素から成り実質的に生成
物の炭化水素を含まない第3ボトムの流れとに分
離するのに有効な分別蒸留条件において操作され
るストリツピング塔に通し、第2オーバーヘツド
蒸気の流れを圧縮し、次に第2オーバーヘツド蒸
気の流れを生成物精留塔の底部に通す段階から成
る方法によつて生成物のアルキル芳香族炭化水素
を回収することから成るアルキル芳香族炭化水素
の製造方法として記載することができる。ここに
使用する“実質的に含まない”と言う用語は約2
%、好ましくは1%より少ないモル濃度を示さん
とするものであり、また“多量に含む”と言うの
は約75モル%以上の濃度を示さんとするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一具体例を説明するフローシート
である。生成物のクメンは再循環塔のリボイラー
20におけるオーバーヘツド蒸気の凝縮によつて
クメン塔22のオーバーヘツド蒸気から回収され
る。クメン塔のクメンを多量に含むボトムの流れ
は線31を通つて低圧ストリツピング塔32に流
れる。高沸点副生成物は線39を通つて出てゆく
が、クメンは手段35における圧縮によつてクメ
ン塔に再循環される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原料油の非環式オレフイン系炭化水素及び原
    料油の芳香族炭化水素をアルキル化促進条件に維
    持されたアルキル化反応域においてアルキル化触
    媒と接触させて原料油の芳香族炭化水素、生成物
    のアルキル芳香族炭化水素及び高沸点副生成物の
    炭化水素から成る反応域流出液の流れを生成し、
    続いて次の段階から成る方法によつてアルキル芳
    香族炭化水素を回収することから成るアルキル芳
    香族炭化水素の製造方法: (a) 原料油の芳香族炭化水素、生成物のアルキル
    芳香族炭化水素及び副生成物の炭化水素から成
    るプロセスの流れを、流入する炭化水素を原料
    油芳香族炭化水素を多量に含む少なくともネツ
    トオーバーヘツドの流れと生成物のアルキル芳
    香族炭化水素及び副生成物の炭化水素から成る
    第1ボトムの流れとに分離を行う条件において
    操作される再循環精留塔に通す段階、 (b) 第1ボトムの流れを、流入する炭化水素を生
    成物のアルキル芳香族炭化水素を多量に含む第
    1オーバーヘツド蒸気の流れと生成物のアルキ
    ル芳香族炭化水素を多量に含み副生成物の炭化
    水素から成る第2ボトムの流れとに分離するの
    に有効な条件において操作される生成物精留塔
    に通す段階、 (c) 再循環塔の低部に熱を供給するリボイラー手
    段において第1オーバーヘツド蒸気の流れを少
    なくとも部分的に凝縮し、得られた凝縮物の第
    1部分をネツト生成物の流れとしてプロセスか
    ら取り出し、凝縮物の第2部分を還流液として
    生成物塔に戻す段階、 (d) 第2ボトムの流れを、生成物精留塔に維持さ
    れるよりも低い圧を含み、流入する炭化水素を
    生成物のアルキル芳香族炭化水素から成る第2
    オーバーヘツド蒸気の流れと副生成物の炭化水
    素から成り実質的に生成物のアルキル芳香族炭
    化水素を含まない第3ボトムの流れとに分離す
    るのに有効な分別蒸留条件において操作される
    ストリツピング塔に通す段階、 (e) 第2オーバーヘツド蒸気の流れを圧縮し、次
    いで第2オーバーヘツド蒸気の流れを生成物精
    留塔中に通す段階。 2 該ストリツピング塔は生成物精留塔が操作さ
    れる圧よりも低い少なくとも15psi(103kPa)の
    圧で操作されることを特徴とする第1項の方法。 3 原料油の非環式オレフイン系炭化水素はC3
    〜C5炭化水素であることを特徴とする第1項の
    方法。 4 原料油の芳香族炭化水素はベンゼンであるこ
    とを特徴とする第1項の方法。 5 原料油の非環式オレフイン系炭化水素はプロ
    ピレンであることを特徴とする第1項の方法。 6 生成物のアルキル芳香族炭化水素はビアルキ
    ル芳香族炭化水素でであることを特徴とする第1
    項の方法。
JP61114991A 1985-06-05 1986-05-21 アルキル芳香族炭化水素の製造方法 Granted JPS61282325A (ja)

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