JPS58110350A - 後輪ブレ−キの液圧制御装置 - Google Patents

後輪ブレ−キの液圧制御装置

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JPS58110350A
JPS58110350A JP21559981A JP21559981A JPS58110350A JP S58110350 A JPS58110350 A JP S58110350A JP 21559981 A JP21559981 A JP 21559981A JP 21559981 A JP21559981 A JP 21559981A JP S58110350 A JPS58110350 A JP S58110350A
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JP
Japan
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hydraulic pressure
brake
rear wheel
mask
fluid pressure
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JP21559981A
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Inventor
Yutaka Kawaguchi
裕 川口
Hideyoshi Nishina
西名 秀芳
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、後輪ブレーキの液圧制御装置に関し、特に、
前輪制動力と後輪制動力との理想特性に沿った後輪制動
力が正確に得られる液圧制御装置に関するものである。
車両の制動時においては、その荷重移動に起因して後輪
ロックが生じ、車両の制動時の安定性が損なわれるおそ
れがある。それ故、後輪ロックを防止しつってきるだけ
大きな後輪制動力を得るための、前輪制動力と後輪制動
力との理想配分特性に沿った後輪制動力が得られるよう
に、後輪ブレーキに供給される制動液圧が抑制されるこ
とが望まれる。
しかしながら、従来の液圧制御装置は、予め定められた
一定以上の制動状態において、後輪ブレーキに供給され
る制動液圧を阻止したり、あるいハマスクシリンダの制
動液圧に対して一定の率で減圧したりするものであるた
め、後輪制動力を前記理想配分特性に正確に合致させる
ことが困難であり、必ずしも好適な後輪制動力がすべて
の制動状態において得られない不都合があった。すなわ
ち、斯る従来の液圧制御装置によれば、前輪制動力と後
輪制動力との関係が途中に折点を含む2直線で表わされ
る特性しか一般的に得られないのに対し、前記理想配分
特性は滑らかな曲線で表わされるものであるからである
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、前輪制動力と後輪制動力との
理想特性に一層正確に沿った後輪制動力が得られる後輪
ブレーキの液圧制御装置を提供することにある。
斯る目的を達成するため、本発明の後輪ブレーキの液圧
制御装置は、マスクシリンダから後輪ブレーキに供給さ
れる制動液圧を抑制することによって車両の前輪制動力
と後輪制動力との比率を調節する後輪ブレーキの液圧制
御装置であって、(1)前記マスクシリンダに発生する
制動液圧を検出し、該制動液圧を表わすマスク液圧信号
を出力するマスク液圧センサと、 (2)前記後輪ブレーキに供給される制動液圧を検出し
、該制動液圧を表わす後輸液圧信号を出力す 5− る後輸液圧センサと、 (3)前輪制動力と後輪制動力との理想配分を得るため
の、マスクシリンダの制動液圧と後輪ブレーキの目標制
動液圧との対応データを予め記憶するとともに、該対応
データから前記マスク液圧信号に対応する目標制動液圧
をその信号変化に従って遂次決定し、前記後輸液圧信号
が表わす後輪ブレーキの制動液圧が該目標制動液圧を上
回ったとき抑制信号を出力する制御装置と、 (4)前記マスタシリンダと前記後輪ブレーキとを接続
する流体通路に介挿され、前記抑制信号に従って該マス
クシリンダと該後輪ブレーキとの間を開閉し、該後輪ブ
レーキの制動液圧を前記目標制動液圧に追従させる液圧
制御弁と を含むことを特徴とする。
このようにすれば、理想配分特性を表わす対応データに
基づいて、マスク液圧信号の変化に応じた目標制動液圧
が遂次決定されるとともに、後輪ブレーキに供給される
制動液圧がその目標制動液圧に追従するように制御され
るので、前輪制動力 6− と後輪制動力との理想配分特性に正確に沿った好適な後
輪制動力が得られるのである。
また、本発明の他の態様においては、マスクシリンダか
ら後輪ブレーキに供給される制動液圧を抑制することに
よって車両の前輪制動力と後輪制動力との比率を調節す
る後輪ブレーキの液圧制御装置であって、 (1)前記マスタシリンダに発生する制動液圧を検出し
、該制動液圧を表わすマスク液圧信号を出力するマスク
液圧センサと、 (2)前記後輪ブレーキに供給される制動液圧を検出し
、該制動液圧を表わす後輸液圧信号を出力する後輸液圧
センサと、 (3)車両の積載荷重を検出し、該積載荷重を表わす荷
重信号を出力する荷重センサと、 (4)前輪制動力と後輪制動力との理想配分を得るため
の、マスクシリンダの制動液圧と後輪ブレーキの目標制
動液圧との対応データを車両の積載荷重に応じて複数群
予め記憶するとともに、該複数群の対応データから前記
荷重信号に基づいて一群の対応テークを決定し、且つ該
一群の対応データから前記マスク液圧信号が表わす制動
液圧に対応する目標制動液圧をその信号変化に従って遂
次決定し、前記後輸液圧信号が表わす後輪ブレーキの制
動液圧が該目標制動液圧を上回ったとき抑制信号を出力
する制御装置と、 (5)前記マスクシリンダと前記後輪ブレーキとを接続
する流体通路に介挿され、前記抑制信号に従って該マス
タシリンダと該後輪ブレーキとの間を開閉し、該後輪ブ
レーキの制動液圧を前記目標制動液圧に追従させる液圧
制御弁と を含むことを特徴とする。
このようにすれば、荷重信号に基づいて理想配分特性を
表わす一群の対応データが選択されるとともに、その対
応データに基づいて、マスク液圧信号の変化に応じて目
標制動液圧が遂次決定され、後輪ブレーキに供給される
制動液圧がその目標制動液圧に追従するように制御され
るので、前輪制動力と後輪制動力との理想配分特性に正
確に沿った好適な後輪制動力が、積載荷重に応じて、得
られるのである。
以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図において、マスクシリンダ10にはブレーキペダ
ル12の操作に伴って等しい制動液圧が発生する第1液
圧室14と第2液圧室16とが備えられており、第1液
圧室14は前輪ブレーキのホイールシリンダ18に接続
されるとともに、第2液圧室16は後輪ブレーキのホイ
ールシリンダ20に液圧制御弁である電磁開閉弁22を
介して接続されている。車両には、第2液圧室16に接
続されてマスクシリンダ10の制動液圧を検出し、その
制動液圧を表わすマスク液圧信号MPを出力するマスタ
液圧センサ24と、ホイールシリンダ20に接続されて
後輪ブレーキに供給される制動液圧を検出し、その制動
液圧を表わす後輸液圧信号RPを出力する後輸液圧セン
サ26と、後輪に加えられる荷重を検出し、車両の積載
荷重を表わす荷重信号SWを出力する荷重センサ28と
が設けられている。
9− それ等マスク液圧信号MP、後輸液圧信号RPおよび荷
重信号SWは制御装置である制御回路30に供給される
とともに、制御回路3oがら抑制信号SLが電磁開閉弁
22に出力されるようになっている。
制御回路30は、第2図に示されるようにデジタル回路
にて構成されており、マスタ液圧センサ24および後輸
液圧センサ26から出力されたマスク液圧信号MPおよ
び後輸液圧信号RPはそれぞれA/D変換器32に供給
されるとともに、荷重センサ28から出力された荷重信
号SWはローパスフィルタ34を介してA/D変換器3
2に供給される。ローパスフィルタ34はオペアンプ、
コンデンサ、抵抗体等から成るノイズ除去用低域通過能
動フィルタである。
A/D変換器32は、アナログ信号をデジタルコード信
号に変換するものであって、入力されたマスク液圧信号
MP、後輸液圧信号RPおよび荷重信号SWをデジタル
コード信号にそれぞれ変換し、データバスラインを介し
てCPU36、■AM10− 38、ROM40およびI10ボート42に供給する。
CPU36は演算制御装置であって、記憶装置であるR
OM40に予め記憶されたプログラムに従ってRAM3
8の記憶機能を利用しつつ演算制御を実行するとともに
、I10ボート42を通して外部に信号を出力したり外
部の信号を受は入れたりする。そのI10ポート42に
は、ブレーキペダル12の操作に伴って作動するブレー
キスイッチ44が接続され、ブレーキペダル12が操作
されたことを表わすペダル操作信号SPが供給されるよ
うになっている。そして、抑制信号SL(駆動電流)が
I10ボート42からドライバ46を介して電磁開閉弁
22に供給されるようになっている。
電磁開閉弁22は抑制信号SLに従ってマスクシリンダ
10の第2液圧室16からホイールシリンダ20に至る
流体通路を閉じ、ホイールシリンダ20に供給される制
動液圧が抑制されるようになっている。すなわち、第3
図に示されるように、第2液圧室16に連通する第1ボ
ート72とホイールシリンダ20に連通ずる第2ボート
74とがハウジング76に形成されており、そのハウジ
ング76に弁蓋78が螺合されることによって第1ボー
ト72および第2ボート74を結ぶ弁室8゜が形成され
ている。弁室8o内には、スプリング82によって弁座
84に向って付勢されたポペット弁86が収容されてお
り、ホ゛ペット弁86が弁座84に着座することによっ
て第2ボート74と弁室80との連通が遮断されるよう
になっている。
ハウシング76内には、そのハウジング76の底部に螺
合された下蓋88によって固定された円筒状のソレノイ
ド90と、下蓋88に液密に固着されソレノイド90内
に挿入された非磁性体製のスリーブ92と、スリーブ9
2内において軸方向の移動が可能に嵌め入れられポペッ
ト弁86に当接する円柱状のコア94が設けられている
。そして、コア94と下蓋88との間には、スプリング
82の付勢力に抗してポペット弁86およびコア94を
移動させるスプリング96が介挿されている。
したがって、電磁開閉弁22は、ソレノイド90が励磁
されない場合にはポペット弁86が弁座84から離され
て第1ボート72と第2ボート74とが連通させられ、
ソレノイド90がリード線92を介して励磁されるとス
プリング96の付勢力に抗してコア94が吸引されてポ
ペット弁86が弁座84に着座し、第1ボート72と第
2ボート74との間が遮断されるようになっている。尚
、ポペット弁86は第2ボート74の圧力が弁室80内
の圧力よりも高まると、スプリング82の付勢力に抗し
て離座させられるので、電磁開閉弁22はチェック弁の
機能をも備えている。また、コア94には、その両端面
を均圧にするために、軸方向に貫通する貫通孔98が形
成され、制動液圧によってコア94の作動が阻害されな
いようになっている。
以下、本実施例の作動を説明する。
ブレーキペダル12の操作に伴って、制御回路30は第
4図に示されるフローチャートに従って作動する。
13− 先ずステップS1が実行され、ブレーキスイッチ44の
作動状態が判断される。ペダル操作信号SPが未だ発生
していない場合にはステップS1が繰返される。ブレー
キペダル12が操作されてペダル操作信号SPがI10
ボート42を介してCPU36に供給されると、ステッ
プS2乃至S6が順次実行される。
ステップS2においては荷重信号SWが表わす積載荷重
が読み込まれるとともに、ステップS3においてその積
載荷重に対応した一層のマスクシリンダの制動液圧P 
m ijと後輪ブレーキの目標制動液圧Pr1jとの対
応データが決定される。すなわち、第5図に概念的に示
されるように、前輪制動力と後輪制動力との理想配分を
得るための、マスクシリンダ10の制動液圧P m i
jと後輪ブレーキの目標制動液圧P r ijとの一層
の対応データが、車両の積載荷重に応じて複数群(第5
図の各段に相当)ROM40に予め記憶されており、ス
テップS2にて読み込まれた積載荷重に応じて、その複
数群のうちの一層の対応データが選択されるの=14− である。
次にステップS4が実行され、マスク液圧信号MPが表
わすマスクシリンダ10の実際の制動液圧(以下マスク
液圧という)Xと後輸液圧信号RPが表わすホイールシ
リンダ20の実際の制動液圧(以下後輪液圧という)Y
とが読み込まれるとともに、ステップS5においてステ
ップS3において決定された一群の対応データからマス
ク液圧Xに対応する目標制動液圧P r ijが決定さ
れる。
たとえば、積載荷重が小さく第5図の最上段の一群の対
応データが選択されている状態において、マスタ液圧X
がPm12とPm13との間(Pm13>X>Pm12
)である場合には、目標制動液圧I’r12が選択され
るのである。
そして、ステップS6において後輸液圧Yが目標制動液
圧Prりよりも大きいか否かが判断される。後輸液圧Y
が目標制動液圧Pr1jよりも小さい場合には、ステッ
プS7およびS8が実行され、抑制信号SLの出力が阻
止されて電磁開閉弁22が開放状態に維持されるととも
に、ブレーキスイッチ44の作動状態が判断される。ブ
レーキペダル12の操作が解かれてペダル操作信号SP
が消滅した場合には、電磁開閉弁22を開放状態に保持
するステップS9を介して再びステップS1から実行さ
れるが、ブレーキペダル12の操作が持続されてペダル
操作信号SPが継続的に発生している場合には再びステ
ップS4から実行される。
以上の作動が繰返されるうち、後輸液圧Yが目標制動液
圧P r ijを超えると、ステップ810およびS8
が実行される。すなわち、ステップS9において、抑制
信号SLがI10ボート42からドライバ46を介して
電磁開閉弁22に供給されるので、第2液圧室16とホ
イールシリンダ20との間が閉じられ、後輪ブレーキに
供給される制動液圧がマスク液圧Xの上昇に拘らず目標
制動液圧P r ijに維持されるとともに、ステップ
S8以降の作動が前述と同様に繰り返される。
以上の制御サイクルにおいて、ステップS5では、マス
ク液圧Xの変化に伴ってそれに対応した目標制動液圧P
 r ijが順次段階的に決定されるので、以上のよう
な作動に従って後輪ブレーキの制動液圧が目標制動液圧
P r ijに直ちに追従させられ、第6図の実線に示
されるように、理想配分線(破線に示す)に良く沿った
多段階に変化する前輪制動力と後輪制動力との配分特性
が得られるのである。尚、ブレーキの制動力とそれに供
給される制動液圧との関係は近似的に略比例する関係に
ある。
このように、本実施例によれば、理想配分を得るための
マスタシリンダ10の制動液圧と目標制動液圧との複数
群の対応データから積載荷重に応じた一群の対応データ
を選択するとともに、その対応データからマスクシリン
ダ10の制動液圧の変化に伴って順次決定された目標制
動液圧に、後輪ブレーキの制動液圧が追従させられるの
で、理想配分線に良く沿った制動力の配分特性が、積載
荷重に応じて、得られるのである。
また、本実施例において、電磁開閉弁22は非通電時に
開くように構成されているので、制御回路30やソレノ
イド90等の故障時においても後17− 輪ブレーキの作動が確保され、安全性が高い利点がある
更に、本実施例によれば、荷重センサ28と液圧制御弁
である電磁開閉弁22とは相互の機械的な関連性を有せ
ずそれぞれ独自の場所に取り付けられ得るので、従来の
積載荷重検知式液圧制御弁のように、荷重を検知するサ
スペンション部分に・ 取り付けられる必要がない。し
たがって、車種毎に種々の形状にすることなく、単一種
の液圧制御弁が殆んどの車種に共通に使用できる利点が
ある。
次に、本発明の他の実施例を説明する。尚、以下の実施
例において前述の実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
第4図における前述のステップS3において、目標制動
液圧Ptを対応データ間を補間することによって連続的
に定めることができる。
すなわち、第7図に示されるように、凡0M40に予め
記憶された第5図の対応データにおいて、マスタ液圧X
がマスタシリンダ10の制動液圧P m ijとPm1
(j+1)との間であり、その制動液圧18− P m ijおよびPm1(j+1)に対応する後輪ブ
レーキの目標制動液圧がP r ijおよびP r i
(j+1)であるとすると、たとえば次式 を用いてマスク液圧Xに対応した目標制動液圧Ptを求
めることができる。
したがって、上述のように求められた目標制動液圧Pt
は、段階的ではなく複数の直線が連らなる如く連続的に
、マスク液圧Xに対して変化させられるので、第8図の
実線に示されるように、理想配分m(破線に示す)に一
層良く沿った前輪制動力と後輪制動力との配分特性が得
られるのである。
このように本実施例によれば、理想配分線に一層良く沿
った制動力の配分特性が得られるとともに、一群中の対
応データが少なくても充分な効果が得られるので、対応
データを記憶するためのメモリ容量が大幅に節減され得
る利点がある。
以上本発明の一実施例を示す図面に基づいて説明したが
、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、マスクシリンダ10に発生する制動液圧は、
右前輪および左後輪を接続する配管と左前輪および右後
輪を接続する配管とからなる所謂二系統X字配管によっ
て各車輪のホイールシリンダ18.20に伝達されるよ
うに構成されても良いことは勿論である。このような場
合には、各ホイールシリンダ20毎に液圧制御弁を接続
する必要があるが、本発明の液圧制御装置によって各ホ
イールシリンダ20毎に後輸液圧を制御すれば、きわめ
て高精度の液圧制御作動が左右均等に得られるので、左
右の後輪制動力が一層均等に得られる利点がある。
電磁開閉弁22は、後輪ブレーキのホイールシリンダに
供給される制動液圧を抑制信号S T、に従って制御し
得るもので良いから、逆止弁機能を有せず単なる開閉機
能を有するものであっても差支えない。
前述の制御回路30は、部分的あるいは全体的に所謂マ
イクロコンビニーりによって構成され得るものであり、
そのマイクロコンピュータは同時に他の目的のためにも
兼用され得るのである。
荷重センサ28は、荷台に取り付けられて車両の積載荷
重を直接検知するように構成されたものでも良いが、後
輪懸架装置の変形を利用して車体とばね下部材との相対
移動を検出したり、あるいは、流体式懸架装置や車高調
節装置の流体圧力を検出するように構成されてもよいの
である。
また、第4図のフローチャートにおけるステップS1お
よびS2において、積載荷重の読み込みが車両の安定状
態に発生させられる他のタイミング信号によって予め為
されても差し支えない。そして、第4図のフローチャー
トにおいて、ステップS4の後輸液圧Yの読み込みはス
テップS5の後でも良いのである。
更に、前述の実施例において、もともと積載荷重がそれ
程変化しない車両の場合には、その車両に応じた一群の
対応データを予め記憶し、その対応データから、マスク
液圧信号MPの変化に従つ21− て目標制動液圧を決定する制御装置としてもよい。
この場合、荷重センサ28が不要となるとともに、対応
データを記憶するためのメモリ容量が大幅に軽減される
利点がある。
尚、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、
本発明はその精神を逸脱しない範囲において種々変更が
加えられ得るものである。
以上詳記したように、本発明の後輪ブレーキの液圧制御
装置によれば、理想配分特性を表わす対応データに基づ
いて、マスクシリンダの制動液圧の変化に応じた目標制
動液圧が遂次決定されるとともに、後輪ブレーキに供給
される制動液圧がその目標制動液圧に追従するように制
御されるので、前輪制動力と後輪制動力との理想配分特
性に正確に沿った好適な後輪制動力が得られるのである
また、別の態様においては、理想配分特性を得るための
複数群の対応データから車両の積載荷重に応じた一群の
対応データが決定されるとともに、その対応データから
マスクシリンダの制動液圧の変化に基づいて目標制動液
圧が遂次決定され、後22− 輪ブレーキに供給される制動液圧がその目標制動液圧に
追従するように制御されるので、前輪制動力と後輪制動
力との理想配分特性に確実に沿った好適な後輪制動力が
、積載荷重に応じて、得られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す説明図である。 第2図は第1図の実施例の電気的構成を示すブロック線
図である。第3図は第1図の実施例の液圧制御弁を示す
断面図である。第4図は第1図の実施例の制御装置の作
動を説明するフローチャートである。第5図は第1図の
実施例の記憶装置に予め記憶された対応データを示す概
念図である。第6図は第1図の実施例の作動を説明する
配分特性図である。第7図および第8図は、本発明の他
の実施例における制御装置の作動を説明する図および第
6図に相当する図である。 10:マスタシリンダ 22:電磁開閉弁(液圧制御弁) 24:マスタ液圧センサ 26:後輸液圧センサ 28:荷重センサ 30:制御回路(制御装置) 出願人  トヨク自動車工業株式会社 第3図 第5図 第7図 マスク炊圧 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  マスクシリンダから後輪ブレーキに供給され
    る制動液圧を抑制することによって車両の前輪制動力と
    後輪制動力との比率を調節する後輪ブレーキの液圧制御
    装置であって、 前記マスクシリンダに発生する制動液圧を検出し、該制
    動液圧を表わすマスク液圧信号を出力するマスク液圧セ
    ンサと、 前記後輪ブレーキに供給される制動液圧を検出し、該制
    動液圧を表わす後輸液圧信号を出力する後輸液圧センサ
    と、 前輪制動力と後輪制動力との理想配分を得るための、マ
    スタシリンダの制動液圧と後輪ブレーキの目標制動液圧
    との対応データを予め記憶するとともに、該対応データ
    から前記マスク液圧信号に対応する目標制動液圧をその
    信号変化に従って遂次決定し、前記後輸液圧信号が表わ
    す後輪ブレーキの制動液圧が該目標制動液圧を上回った
    とき抑制信号を出力する制御装置と、 前記マスクシリンダと前記後輪ブレーキとを接続する流
    体通路に介挿され、前記抑制信号に従って該マスクシリ
    ンダと該後輪ブレーキとの間を開閉し、該後輪ブレーキ
    の制動液圧を前記目標制動液圧に追従させる液圧制御弁
    と を含むことを特徴とする後輪ブレーキの液圧制御装置。
  2. (2)  マスクシリンダから後輪ブレーキに供給され
    る制動液圧を抑制することによって車両の前輪制動力と
    後輪制動力との比率を調節する後輪ブレーキの液圧制御
    装置であって、 前記マスクシリンダに発生する制動液圧を検出し、該制
    動液圧を表わすマスク液圧信号を出力するマスク液圧セ
    ンサと、 前記後輪ブレーキに供給される制動液圧を検出し、該制
    動液圧を表わす後輸液圧信号を出力する後輸液圧センサ
    と、 車両の積載荷重を検出し、該積載荷重を表わす荷重信号
    を出力する荷重センサと、 前輪制動力と後輪制動力との理想配分を得るための、マ
    スクシリンダの制動液圧と後輪ブレーキの目標制動液圧
    との対応データを、車両の積載荷重に応じて複数群予め
    記憶するとともに、該複数群の対応データから前記荷重
    信号に基づいて一層の対応データを決定し、且つ該一群
    の対応データから前記マスク液圧信号が表わす制動液圧
    に対応する目標制動液圧をその信号変化に従って遂次決
    定し、前記後輸液圧信号が表わす後輪ブレーキの制動液
    圧が該目標制動液圧を上回ったとき抑制信号を出力する
    制御装置と、 前記マスクシリンダと前記後輪ブレーキとを接続する流
    体通路に介挿され、前記抑制信号に従って該マスクシリ
    ンダと該後輪ブレーキとの間を開閉し、該後輪ブレーキ
    の制動液圧を前記目標制動液圧に追従させる液圧制御弁
    と を含むことを特徴とする後輪ブレーキの液圧制御装置。
JP21559981A 1981-12-24 1981-12-24 後輪ブレ−キの液圧制御装置 Pending JPS58110350A (ja)

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