JPS58110214A - 模様シ−ト及びその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は模様シート及びその製法に関する。

従来から、ガラス繊維等が混入された繊維強化合成樹脂
成形体等の複合材料が建材等に使用されている。しかし
ながら、従来の繊維強化合成樹脂成形体では、外観、色
調が単調であり、高級感が要求される用途としては不適
であった。

その為、模様を印刷した模様シートを積層して、高級感
のある模様成形体を成形することが行なわれている。模
様シートを積層する際には、気泡を取除くことが必要と
なる。そこで、模様シートに切込みを入れたり、透孔を
設けることが行なわれているが、模様シートに切込みを
設けた場合には、切込みが開いて成形さｔまたり切込み
から模様シートが切断することがあった。模様シートに
透孔を設けた場合には、模様に必ず孔が生じる欠点があ
った。

本発明は上記従来の欠点を解消し、美麗な模様を模様成
形体に付与しつる模様シート及びその製法を提供するこ
とを目的とするものである。

本発明の模様シートはシート体を貫通する多数の透孔が
形成され、該透孔の周縁部はシート体の一面側に突出さ
れ、該突出された透孔周縁部は抑圧変形により透孔を塞
ぎうるようになされていることを特徴とする。

本発明の模様シートの製法は、模様が施こされたシート
体を、柔軟な板体の上に設置し、針状体を突入させるこ
とにより、周縁部がシート体の一面側に突出された透孔
を多数設けることを特徴とする。

以下、本発明の一例を図面と共に説明する。

１は模様シートであり、印刷、塗布、染色、脱色などで
模様が施こされている。模様シート１はポリエチレン樹
脂フィルム、アクリル樹脂フィルム、ポリエステル樹脂
フィルムなどが好適に使用される。該模様シート１には
多数の透孔２，２が設けなしている。しかして、透孔２
の周縁部３が押圧され、平らに変形されると透孔２を塞
じ形状になされている。

の径の針状体を突入させることにより、周縁部３が一面
側に突出する透孔２が形成される。柔軟な板体は軟質ウ
レタン発泡体、ポリエチレン発泡体、軟質ゴム、ゴム発
泡体などが使用され、上品製作所■製造のＡタイプのス
プリング式かたさ試験機で１〜５０目姥の硬さであるも
のが好適である。

かかる柔軟な板体を使用することにより、透孔２の周縁
部３が剪断されることがなく、−面側に突出した形状に
なすことができる。

本発明の模様シートの一使用例を説明する。第２図は浴
槽体を成形した例である。

４は表面層であり、耐熱性、耐水性の良好な透明合成樹
脂からなる。５は模様層であり、模様シート１が使用さ
れている。表面層４に先ず貼付用の液状未硬化の合成樹
脂を吹付け、もしくは塗布する。次いで、模様シート１
を透孔２の周縁部３が突出されてない面を表面層４に貼
付ける。模様シート１の透孔２，２には貼付用合成樹脂
が毛管現象で吸上げられ、気泡も透孔２．２に集まる。

そして、ローラー、ゴムベラなどの脱泡具で押圧すると
、透孔２．２より簡単に気泡が排出され、脱泡が完了す
る。模様シート１の透孔２の周縁部３は押圧され、透孔
２，２を塞ぎ、はゾ面一になる。

貼付用合成樹脂を硬化させると模様層５が完成する。表
面層４からは欠点のない模様が見られることになる。

６は中間層であり、繊維補強合成樹脂などが使用される
。７は背面層であり、繊維補強合成樹脂、合板、金属板
、コンクリート、繊維補強コンクリート、樹脂コンクリ
ート、石膏板等種々のものが本発明模様シート及びその
製法は上述の構成になされているので、模様成形体の成
形の際の脱泡が容易となり、成形作業性が改善される。

又、模様成形体を成形した時は、模様シートに透孔がな
くなり、欠点のない美麗な模様を現出せしめることがで
きる、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明模様シートの一例を示す断面図、第２図
は本発明模様シートの使用例を示す断面図である。 １は模様シート、２は透孔、３は周縁部５− オ　ノ　店 ノ 才２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　シート体を貫通する多数の透孔が形成され、該透孔
   の周縁部はシート体の一面側に突出され、該突出された
   透孔の周縁部は抑圧変形により透孔を塞ぎうるようにな
   されていることを特徴とする模様シート ２　模様が施こされたシート体を、柔軟な板体の上に設
   置し、針状体を突入させることにより、周縁部がシート
   体の一面側に突出された透孔を多数設けることを特徴と
   する模様シートの製法