JPS5811010A - 濾過体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 濾過体に関するものである。

従来の濾過体は第１図および第２図のごとく、薄紙３を
隼にロール状に巻回し，その内，外周に補強部材１．２
を接着剤等により装着した構造である。

上記従来のものでは、図中矢印のごとく、薄紙３の間の
微小隙間を経て薄紙３を横切ったり、あるいは上記微小
隙間を通りながら流体が流れ、その中の飯粒子が捕捉さ
れるようになっている。

しかしながら、」二記従来のものでは第２図にボすごと
〈薄紙３のｌｉｌｊ端は開放状顧になっているため、上
記微小隙間に微粒子が堆積すると、その隙間が押し拡げ
られて大きくなシ、従ってその大きくなった隙間を通っ
て流体が流れてしまい、流体中の微粒子が捕捉されなく
なってしまう。

そこで、本発明は確実にｆ＆ｌ杢中の飯粒子を捕捉する
ことを目的とするものでめる。

かかる本発明の目的は一端の幅寸法が短く他端の幅寸法
が前記一端よυ長い台形もしくは扇形の形状を持った帯
状炉材を有し、この炉材を前記両端間で断面波・形彫状
に連続屈曲し、かつこの断面波形形状のｍ＋紀帯状沖炉
材、前記一端が内周側、前記他端が外周側となるよう湾
曲せしめてその両端を接合し全体として円筒状とした濾
過体本体を具備することにより達成される。

以下本発明を自動車内燃鏝関用潤滑油沖過器に適用した
実施例により詳卸１に説明する。

本発明の濾過体のシ１材形状は第３５図の如く一端の幅
寸法が短く曲端のそれが長い台形型である。

この台形型炉材３を折シ返し幅を一定にしてＢ−Ｂ’、
　　Ｏ−Ｃ’・・・Ｋ　−Ｋ’の祈り返し線でひだ析υ
する吉、第４図の如く炉材３の両端間で連続した頂部列
と底部列が複数形成された断面波形部を持ったｙ＋部材
が得られる。この部材３を第５図の６口＜リング状に湾
曲しそのｉｒ＋ｉｉ端）部を樹脂４によって同心円型ｒ
′Ｊ８体本陣５を得る。１ゾ士が本発明の基本的］１４
進であり、上記台形〃Ａ材３を長くシ［υｊ面面形形部
殆んど密）Ｒさせれば第６図の如き円筒状のｆ３過陣木
昨５が５得られる。第６図において、上記ｐ過体本１杢
５の内外周に、その全周に渡って金属製補強部材１．２
（例えば厚紙、プラスチックスでもよい）を装着し、第
７図のごとく、上記濾過体本陣５の：　　　両端におい
て補強部材１．２を接着剤６で接着し、シールしである
。

上記構造を備えたｐ過１ｆけ第８１司のごとく組付けら
れる。即ち、濾過体の補強部材１．２の上端には円板状
金属端板７かかしめ訃よび接着剤Ａにょシシーμ固定し
てあり、補強部材１．２の下端には孔９ａを持った円板
状金属端板９ががしめおよび接着剤Ｂによりシール固定
しである。なお、端板７のリング状突部７ａで濾過体本
体５は軸方向に押圧しである。

上記の組立品は金属容器１１内に収容され、その容器Ｉ
Ｉに巻締め固定した端板８にリング状ゴムパツキン１０
を介してンールして、６る。

なお、図中１２ｄ補強部材ｌに設けた複数個の孔、１３
け内燃機関に固定するねじ部、１４は押圧用のスプリン
グ、１５はリング状パツキンである。

上記構成において、次に布片を説明する。潤滑油は矢印
のように端板８の複数の孔８ａから容器ｌｌ内に入る。

この油は端板９ａの複数個の孔９ａを経て濾過体本体５
に至り、その本陣５０戸材３を横切って清浄になり、矢
印のごとく補強部材１の複数個の孔１２を経てその補強
部材ｌの内側に至り、内燃機関に戻る。

本発明の濾過体ではその本体５の炉材３が断面波形状に
連続屈曲してあり、その両端が従来のように開放されて
連通していないため、油中の微粒子が堆積してもその堆
積徽粒子ｌこよって炉材３の波形部どうしの隙間が炉材
３の両端間で連通せず。

必らず油は炉材３をｔＡ切るので、従って確実に微粒子
を捕捉できる。

次に、央験例を示す。第９図はＪＩＳＤ１６１１に基づ
く火験結果であり、第１図の従来例１ａ）と第６図の本
発明実施例山）との性能比較を示している。

この第９図から明白なごとく、従来例ａは短時間で離散
の増加が起とシ（従来の薄紙３間の隙間拡大）、かつｐ
遅効率が急激に低下している。これに対し、木実施例す
はダを命、ｐ遅効率とも非常ｌこ良好である。

以下に本発明の濾過体本陣５の仙の実施例を説明する。

第１０図〜第１２図において、第１０図の如く扇形形状
の炉材３の短辺の円弧の長さａ　−ａ’を第６図の濾過
体本体５の内周の長さとし、長辺の円（５） 弧の長さｋ　−ｋ’を最外周の長さとし、この短辺ａ−
ａ’と長辺ｋ　−ｋ’との開に等間隔で濾過体本体５の
内径、外径から求められる半径Ｒを用いて円弧ｂ−ｂ’
・・・ｊ　−ｊ’を筋付けする。この円弧ｂ−ｂ’・・
・ｊ　−ｊ’を屈曲し、第１１図の炉材３を得る。この
炉材３の端部ａ・・・ｋをａ・・・ｋ′に夫々樹脂４で
接合して第１２．図の如く同心円型濾過体本陣５を得る
。

この様な構造における濾過体本陣５はその出発炉材３が
扇形であり、かつ折り曲げ部が円弧でしかもその円弧の
線が炉材３の両級と９０°の角度を形成しているため、
濾過体本陣５の周長笈がでないので、炉材３の材質とし
て伸縮性のものを使用する必要がなく、ｐ紙、不織布、
フールシト等自由に選ぶことが可能である。

第１３図および第１４図は本発明の他の実施例を示すも
のである。これについて説明すると、第１３図のごとく
、ｉ−ｍ、　ｎ−ｏ、　ｐ−ｑ、　ｒ　−ｓ、ｔ−ｕを
同じ長さとし、一方ｍ−ｎ、ｏ−ｐ。

ｑ−ｒ、　ｓ−ｔ、　ｔｉ−ｙを同じ長さとしてかつ上
記ｎ−ｍ、　ｎ−ｏ、　ｐ−ｑ、　ｒ−ｓ、　　ｔ−ｕ
よシ（６） 長くした炉材３を用いている。

この炉材３を用いれば、第１４図のごとく、濾過体本体
５の連続波形形（）ｚ部の頂部列と底部列とが互いに平
行で、１−かも沖過１本本体５の軸線に苅し下方に傾斜
することになる。

第１５図および第１６図は本発明の他の実施例を示すも
のである。この実施例においては、炉材３に対する円弧
線の中心を異カるようにするとともに、その半径も異な
るようにしたもので、この実施例による濾過体本体５は
第１６図のごとくである。

第１７図および第１８図は前述第３図の実施例にお囚で
、炉材３を通気度の低い部分３ａと通気度の高い部分３
　ｂとに分け、かつそれを一体化（例えば抄紙工程）し
たものである。

第１９図は前述第５図の実施例において、濾過体本体５
の内側に、例えばポリウレタンフｔ−ム等の通気度の高
い炉材５０を配設置−たものである。

なお、前述の各実施例では炉材３の両端、ならびに濾過
体本体５と内外筒１，２とを接着剤４で接ヌチル、ナイ
ロン等の樹脂でもよく、あるいは縫合でもよい。

更に、外筒２は商陸に限られず、前述の厚紙、鉄板、ア
ルミ板等の１・９０件のあるもの全戸〕１メ体本陣５の
外周囲に巻きけけ固定して吃よい。

また、本発明は空・気清浄漸、水濾過詣等にも適用でき
、更に自動車用、家庭用も問わない。

以上要するに、本発１ｖ］に２いては、濾過体の両端面
は連続波形形状であって従来のように開放していないか
ら、流体のＩ］過の過程で微粒子の堆積により従来のご
とく炉材聞の隙間を通って１ｊ−ｉ過されずに流（４）
が流れることはなく、従って流体中の微粒子を確実に捕
捉でき、沖過効率が低下しないという侵れた効呆がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す部分破断斜視図、第２図は第１図
のＡ部拡大図、第３図は本発明濾過体に用いた炉材をｎ
くす斜視図、第４図は第３図の卯月を屈曲した状態を示
す斜視図、第５図は第４図の炉材を湾曲した状態を示す
斜視図、第６図は本発明濾過体を示す一部破断斜視図、
第７図は第６図のＢ部拡大図、第８図は第６図の濾過体
を用いた用途例を示す部分破断面図、第９図は本発明の
詳細な説明に供する特性図、第】０図は本発明の他の実
施例に用いた炉材を示す平面図、第１１図は第１Ｏ図の
炉材を屈曲した状態を示す斜視図、第１２図は第１１図
の炉材を湾曲した状態を示す斜口は本発明の他の実施例
に用いた炉材を示す平面図、第１６図は第１５図の炉材
をｍ（曲した状態を示す平面図、第１７図は本発明の史
に他の実施例に用いｆｃ沖炉材示す平面図、第１８図り
第１７図の炉材を屈曲した状態を示す平面図、第１９図
は本発明の池の実施例を示す一部破断斜視図である。 １．２・・・内筒、外筒、３・・・炉材、５・・・濾過
体本体。 代理人弁理士　間部　隆 （９）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一端の幅寸法が短く他端の幅寸法が前記一端よシ長い台
   形もしくは扇形の形状を有した帯状炉材を備え、この炉
   材を前記両端間で断面波形形状に連続屈曲し、かつこの
   断面波形形状の前記帯状炉材を、前記一端が内周側、前
   記他端が外周側となるよう湾曲せしめてその両端を接合
   し全体として円筒状の濾過体本体となし、かつ前記濾過
   体本体の内周側および外周側に、その全周に渡って補強
   部材を装着したことを特徴とする濾過体。