JPS5811002Y2 - 手動動作が可能な電磁継電器 - Google Patents
手動動作が可能な電磁継電器Info
- Publication number
- JPS5811002Y2 JPS5811002Y2 JP14174174U JP14174174U JPS5811002Y2 JP S5811002 Y2 JPS5811002 Y2 JP S5811002Y2 JP 14174174 U JP14174174 U JP 14174174U JP 14174174 U JP14174174 U JP 14174174U JP S5811002 Y2 JPS5811002 Y2 JP S5811002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- cover
- contact structure
- magnetic pole
- electromagnetic relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁継電器にかかり、特にその接点部分の防塵
と簡易に手動動作を行なえる構造に関するものである。
と簡易に手動動作を行なえる構造に関するものである。
従来の電磁継電器において、空気中を浮遊する塵埃から
接点部分を保護するために、電磁継電器全体を包囲する
ケースや、少くとも接点部分を覆うごときカバーを用い
ていた。
接点部分を保護するために、電磁継電器全体を包囲する
ケースや、少くとも接点部分を覆うごときカバーを用い
ていた。
しかしながら電磁継電器においては、通電による動作の
他に回路に接続されたものについては回路チェックのた
めに、手動により動作を行なわせる必要が生じる。
他に回路に接続されたものについては回路チェックのた
めに、手動により動作を行なわせる必要が生じる。
このような場合に、従来の電磁継電器ではその都度ケー
スやカバーを取り外して手動動作を行なわせなければな
らず煩しい。
スやカバーを取り外して手動動作を行なわせなければな
らず煩しい。
そこで、本考案は上述した手動動作のために、その都度
カバーを取り外す必要がなく、シかもアーマチュアが磁
極に吸引される際、アーマチュアと磁極間に生じる摩耗
粉等をカバーの外部に排出させることのできる電磁継電
器を提供する。
カバーを取り外す必要がなく、シかもアーマチュアが磁
極に吸引される際、アーマチュアと磁極間に生じる摩耗
粉等をカバーの外部に排出させることのできる電磁継電
器を提供する。
以下、図に示す実施例によってこの考案を詳細に説明す
る。
る。
第1図はカバーを断面にした電磁継電器の側面図、第2
図はカバーの斜視図で、1はヨーク、3は鉄心に巻回し
たコイル、2は鉄心に固着された磁極、4はコイル端子
、5はアーマチュアで一端がヒンジ部材5aによって係
止され、他端が上記磁極2に対面し、これに吸引されて
作動するように威され、該他端にはカード6が係合させ
である。
図はカバーの斜視図で、1はヨーク、3は鉄心に巻回し
たコイル、2は鉄心に固着された磁極、4はコイル端子
、5はアーマチュアで一端がヒンジ部材5aによって係
止され、他端が上記磁極2に対面し、これに吸引されて
作動するように威され、該他端にはカード6が係合させ
である。
7はレスタばねτ゛その一端が上記カードに係合して該
カード6およびアーマチュア5を上方に偏倚せしめ、ア
ーマチュア5に磁極2の吸引力に抗する復旧力を与える
。
カード6およびアーマチュア5を上方に偏倚せしめ、ア
ーマチュア5に磁極2の吸引力に抗する復旧力を与える
。
8はその一端が上記カード6に係合するように配された
可動ばね、9は固定接点で上記それぞれのばねの他端は
絶縁物等を介してねじ10によってヨーク1に固定され
て接点構体を形成している。
可動ばね、9は固定接点で上記それぞれのばねの他端は
絶縁物等を介してねじ10によってヨーク1に固定され
て接点構体を形成している。
11はヨーク1と磁極2とはまたがって設けられたシー
ルド板である。
ルド板である。
12は上記接点構体、アーマチュア5等を覆うように構
成したカバーであり、上記シールド板11と相俟って接
点部分を塵埃から保護している。
成したカバーであり、上記シールド板11と相俟って接
点部分を塵埃から保護している。
12aは上記アーマチュア5の他端の延長方向線と対面
するカバー12の一面に設けられた透孔で、少くとも該
アーマチュア5の復旧時から動作時に至って上記延長方
向線と対面する部分が開口しており、該開口部の内縁に
は一体に突起12bが形成され、該突起12bは上記接
点構体とアーマチュア5との間に介在するごとき位置に
形成され、アーマチュア5の幅方向に沿ってカバー12
の上記−面に互って帯状に設けてもよいが、上記透孔1
2 aはアーマチュア5の幅の全域に及ばせることなく
、該透孔12aから棒状の工具等を挿入してアーマチュ
ア5の上記他端を操作することにより、通電による駆動
と同様にアーマチュア5を可動せしめ得る最小限の幅を
可とする。
するカバー12の一面に設けられた透孔で、少くとも該
アーマチュア5の復旧時から動作時に至って上記延長方
向線と対面する部分が開口しており、該開口部の内縁に
は一体に突起12bが形成され、該突起12bは上記接
点構体とアーマチュア5との間に介在するごとき位置に
形成され、アーマチュア5の幅方向に沿ってカバー12
の上記−面に互って帯状に設けてもよいが、上記透孔1
2 aはアーマチュア5の幅の全域に及ばせることなく
、該透孔12aから棒状の工具等を挿入してアーマチュ
ア5の上記他端を操作することにより、通電による駆動
と同様にアーマチュア5を可動せしめ得る最小限の幅を
可とする。
また上記開口内縁に設けた突起の高さはアーマチュア5
が磁極2に吸引されて、これと衝突することによって生
ずる摩耗粉を上記透孔12aからカバー12の外部に排
出し、できる限り接点構体側に至らない高さに形成する
を可とする。
が磁極2に吸引されて、これと衝突することによって生
ずる摩耗粉を上記透孔12aからカバー12の外部に排
出し、できる限り接点構体側に至らない高さに形成する
を可とする。
実験ではカード6を越えない範囲(実施例図)であって
も相当の効果があった。
も相当の効果があった。
なお、13はバックストップで、一端が磁極2に固定さ
れ、他端をアーマチュア5の上面に当接させることによ
ってアーマチュア5が磁極2に吸引されていない状態に
おけるその位置規制用であり、上記工具の挿入に邪魔と
ならないように構成されている。
れ、他端をアーマチュア5の上面に当接させることによ
ってアーマチュア5が磁極2に吸引されていない状態に
おけるその位置規制用であり、上記工具の挿入に邪魔と
ならないように構成されている。
例えば第3図のようにバックストップ13の固定位置が
透孔12 aから外れるように配慮されている。
透孔12 aから外れるように配慮されている。
以上述べたようにこの考案の電磁継電器によれは勿バー
12の上記−面に設けた透孔12aから工具等を用いて
手動動作をさせることができるのでその都度カバー12
を取り外さなくてもよいので煩しさがなくなる。
12の上記−面に設けた透孔12aから工具等を用いて
手動動作をさせることができるのでその都度カバー12
を取り外さなくてもよいので煩しさがなくなる。
しかも主として、アーマチュア5と磁極2との間で生じ
る摩耗粉をカバー12の外部に排出させることができる
ので、該摩耗粉による接点障害も少くすることができる
。
る摩耗粉をカバー12の外部に排出させることができる
ので、該摩耗粉による接点障害も少くすることができる
。
また外部の塵埃に対しても上述した構成により透孔12
a、突起12b、アーマチュア5等を設ければ、外部
の塵埃が透孔12 aから侵入しても上記突起12bお
よびアーマチュア5によって該塵埃が接点構体側へ直接
至ることはなく、塵埃からの保護も実用上損ねることも
ない。
a、突起12b、アーマチュア5等を設ければ、外部
の塵埃が透孔12 aから侵入しても上記突起12bお
よびアーマチュア5によって該塵埃が接点構体側へ直接
至ることはなく、塵埃からの保護も実用上損ねることも
ない。
第1図は本考案による電磁継電器の側面図、第2図は同
カバーの斜視図、第3図は同、アーマチュアとバックス
トップの関係を示す一部省略図面である。 1はヨーク、2はコイル、3は磁極、5はアーマチュア
、5aはヒンジ部材、6はカード、7はレスタばね、1
2はカバー、12 aは透孔、12bは突起である。
カバーの斜視図、第3図は同、アーマチュアとバックス
トップの関係を示す一部省略図面である。 1はヨーク、2はコイル、3は磁極、5はアーマチュア
、5aはヒンジ部材、6はカード、7はレスタばね、1
2はカバー、12 aは透孔、12bは突起である。
Claims (1)
- コイルが巻回された鉄心の両端にはヨークと磁極が固着
され、上記ヨークにはアーマチュアの一端がヒンジ部材
によって係止され、アーマチュアの他端は接点構体を駆
動するためのカードと係合するとともに上記磁極と対面
するように構成され少くとも上記接点構体とアーマチュ
アが箱状のカバーによって包囲されるようにした電磁継
電器において、上記アーマチュア他端の延長方向線と対
面するカバーの一面であって、少くとも該アーマチュア
の復旧時から動作時に至って上記延長線と対面する部分
に透孔を設けるとともに、該透孔の開口内縁に沿って上
記接点構体とアーマチュア間に介在するごとき突起を上
記カバーと一体に設けることによって、該突起と上記ア
ーマチュアとによって接点構体側への塵埃および摩耗粉
の侵入を防止するようにしたことを特徴とする手動動作
が可能な電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14174174U JPS5811002Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | 手動動作が可能な電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14174174U JPS5811002Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | 手動動作が可能な電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5166741U JPS5166741U (ja) | 1976-05-26 |
JPS5811002Y2 true JPS5811002Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=28421712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14174174U Expired JPS5811002Y2 (ja) | 1974-11-21 | 1974-11-21 | 手動動作が可能な電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811002Y2 (ja) |
-
1974
- 1974-11-21 JP JP14174174U patent/JPS5811002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5166741U (ja) | 1976-05-26 |
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