JPS58107574A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS58107574A
JPS58107574A JP56206597A JP20659781A JPS58107574A JP S58107574 A JPS58107574 A JP S58107574A JP 56206597 A JP56206597 A JP 56206597A JP 20659781 A JP20659781 A JP 20659781A JP S58107574 A JPS58107574 A JP S58107574A
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musical instrument
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順一 三島
小池 立簡
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、音感教習機としての機能と、ルーレットゲ
ーム機としての機能とを兼備えた電子楽器に関する。
昨今、電子楽器に楽器としての機能の他に、音感教習機
としての機能を種々備え、これにより例えば聴音訓練等
を専門の音楽教師が存在しなくても、−人で独習できる
ようにした電子楽器が種々提案されている。
このような音感教習機能を備えた電子楽器を用いれば、
少くとも自発的に音感を学習しようとする意思のある者
である限り、極めて効果的に音感を身につけることが可
能となる。
ところが、幼児、園児あるいは低学年児童等のように一
般に音感を学ぼうとする意思を自発的に有しない者にあ
っては、やはり教師や親等が付き添って適切な指示を与
えない限り、充分な音感教習効果をあげることは難しい
この発明は、上記の問題を解決するために成されたもの
で、その目的とするところは、幼児、園児あるいは低学
年児童等のように、一般に自発的に音感学習を行なおう
とする意思を有しない者であっても、知らず識らずの内
に音感学習効果を上げることができるようにした教習機
能付きの電子楽器を提供とすることにある。
この出願の第1の発明は、上記の目的を達成するために
、この積電子来器に移動台(例えば、グリサンド的な移
動台)の発生開始を指示する゛ための移動音発生開始キ
ーと、前記移動音発生開始キ−の操作に応答して移動台
に相当する音高データを順次発生し、かつランダムな音
高データにおいて発生停止する移動音発生手段と、前記
移動音発生手段から順次発生する音高データに対応する
楽音信号を形成する楽音形成手段とを設けるとともに、
鍵盤における押下鍵に相当する音高データを出力する押
鍵検出手段を設け、更に前記移動音発生手段から出力さ
れる停止音に相当する音高データを、前記押鍵検出手段
から出力される押下鍵に相画する音高データと比較し、
これらの一致を確認する一致確認手段とを設け、鍵盤上
を移動する移動台を聞きながら、その停止した音に相当
する鍵を探しだすというルーレットゲーム的な遊びを通
じて、この種の音感学習を幼児、園児あるいは低学年児
童等のように積極的又は自発的に音感学習を行なう意思
のない者であっても、遊びを通じて知らず識らずのうち
に音感学習効果をあげることができるようにしたもので
ある。
この出願の第2の発明は、上記の目的を達成するために
、この種電子楽器に移動台(例えば、グリサンド的な移
動台)の発生開始を指示するための移動音発生開始キー
と、前記移動音発生開始キーの操作に応答して移動台に
相当する音高データを順次発生し、かつランダムな音高
データにおいて発生停止する移動音発生手段と、前記移
動音発生手段から順次発生する音高データに対応する楽
音信号を形成する楽音形成手段とを設けるとともに、鍵
盤における押下鍵に相当する音高データが登録される押
鍵登録メモリを設け、更に前記移動音発生手段から出力
される停止音に相当する音高データを、前記押鍵登録メ
モリに登録された押下鍵に相当する音高データと比較し
、これらの一致を確認する一致確認手段とを設け、鍵盤
上を移動する移動台を聞きながら、その移動台が予め登
録された音において停止したか否かというルーレットゲ
ーム的な遊びを通じて、この種の音感学習を幼児、園児
あるいは低学年自動等のように積極的又は自発的に音感
学習を行なう意思のない者であっても、遊びを通じて知
らず識らずのうちに音感学習効果をあげることができる
ようにしたものである。
以下に、この発明を幾つかの実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は、この発明に係わる電子楽器の一実施例(以下
、これを第1実施例という)の操作部の外観を示す正面
図、第2図は同電子楽器の電気的な構成を示すブロック
図、第3図は第2図の回路にお【プるクロック発生器の
詳細を示すブロック図である。
実施例の詳細な説明に移る前に、この電子楽器の基本的
な動作を簡単に説明する。
この電子楽器には、鍵盤の操作に対応ルて、様々な音色
の楽音を発生させる通常の電子楽器としての機能、メロ
ディ演奏に対応してワルツ、スイング、ロック及びラテ
ン等のようなリズム演奏音を自動的に発生するオートリ
ズム機能及びメロディ音の伴奏に相当するオーケストラ
音を発生する自動伴奏機能等の通常の電子楽器としての
機能を有し、これらの機能に加えて本発明に係わる音感
教習機としての機能を有する訳である。
この電子楽器の操作パネルには前述した電子楽器として
の通常の機能を制御するための各種キーボタンの他に、
本発明に係わる移動音発生用スタートキーが設けられて
おり、また鍵盤を構成する各鍵のそれぞれ上部には、玩
具のコインあるいはチップ等を載醒するためのポケット
が設けられている。
そして、この電子楽器は1または2以上のプレーヤによ
って、ルーレットゲームと同様な遊びを楽しむことがで
きる。
ゲームが開始されると、予め定められたプレーヤの一人
が親となってスタートキーを操作する。
スタートキーが操作されると、スピーカからは鍵盤上を
最低音から最高音へ向けて、繰り返し高速で移動する移
動台が発音され、この移動台は不定の時間経過後、ラン
ダムな音^において停止し、その停止音が発音され続け
ることとなる。
次いで、各プレーヤは、各自が予測し、かつコインまた
はチップを載瞳した移動停止音に相当する鍵を順次押下
し、予め予測された移動停止音と、実際に停止した移動
停止音とが一致したが否かを確認する。
この際に、押下された鍵と実際の移動停止音とが興なっ
ていた場合には、外れ音に相当する所定のメロディ(例
えば、葬送行進曲等)が流れ出し、これに対して押下さ
れた鍵と実際の移動停止音とが一致すると、当り音に相
当する所定のメロディ(例えば、ファンファーレ等)が
流れ出すこととなる。
次いで、親に相当するプレーヤは、移動停止音から外れ
たプレーヤからは、それらのプレーヤが賭けたコインや
チップを回収し、これに対して移゛動停止音が当たった
プレーヤに対しては、その者が賭けたコインまたはチッ
プに対して所定の賭は倍率を乗じ、配当を支払うことと
なる。
このように、移動停止音の予測、鍵を押下することによ
る移動停止音の確認、コインまたはチップの精粋を繰り
返すことにより、各プレーヤはルーレットゲームを楽し
みながら、知らず識らずの内に音感を身につけることが
できるのである。
更に、この実施例では、すべてのプレーヤが移動停止音
を外れた場合でも、その他の鍵を実際に順次押下するこ
とによって、移動停止音が何れの鍵に相当するかを、そ
の後確認することもでき、一層の音感学習効果を上げる
ことができる。
次に、以上説明した第1実施例の回路動作を、第1図〜
第3図を参照しつつ、より詳細に説明する。第1図に示
す如く、この電子楽器の操作面上には、F2音〜C5音
に対応する鍵盤1が設けられ、合鍵1aの上部には、後
述するように玩具のコインまたはチップ等を載置するよ
うにしたポケット2が設けられている。更に操作面の一
番上段には、ボリューム調整用等の操作ダイヤル3a。
3b 、3cと、オートリズム制御の際にリズムを選択
するためのリズムキー4a〜4eと、自動伴奏制御の際
に伴奏楽器を選択するための楽器選択キー5a〜5eと
、電源投入を指示するための電源キー6及び本発明゛に
係わる移動台の発生開始を    ゛指示するためのス
タートキー7が設けられている。
第1図においてスタートキー7を操作すると、第2図及
び第3図に示すスタートスイッチswがオンし、その出
力(以下、これをスタ−トキー5TARTと言う)の内
容は゛h′″パルスとなる。
スタート信号5TARTは、第3図に示す如く、り0ツ
ク発生器8内に設けられたRSフリップフロップ801
0セット人力Sと、ラッチ回路8゜2のリセット人力R
とに並列に供給される。更に、このスタート信号5TA
RTは、遅延回路803によって微小時間遅延された後
、同ラッチ回路802のプリセット入力2Sにも供給さ
れる。
RSフリップ70ツブ801のQ出力(以下、これを禁
止信号IN)−1と言う〉は、第2図に示す如くインバ
ータ9を介してゲー′ト回路10に供給されており、こ
のためスタートスイッチswがオンすると同時に、禁止
信号−rNH“1″によって、ゲート回路10は禁止さ
れ、鍵盤1がら楽音形成回路12へ向かう押鍵音高デー
タの転送は漏止される。
ラッチ回路802は、ラッチ人力りまたはプリセット人
力PSにそれぞれ供給される1″の立ち上がりに応答し
て、プリセットデータ人力PSDまたは通常データ入力
NORMにそれぞれ供給される所定の数値データの何れ
かをラッチするように構成されている。
また、ラッチ回路802のプリセットデータ人力PSD
には、初期データ発生回路804から出力される固定的
な数値データ(以下、これをプリセットデータo ps
tと言う)が供給され、更に通常データ入力NORMに
は、加締回路805から出力される加締結果製相当する
数値データ(以下、通常データ□ normと言う)が
供給されている。そして、ラッチ回路’8’02にラッ
チされた数値データは、分周比設定データDdivとし
て可変周波数発振器806へ供給される。
可変周波数発振器806は、基準クロック信号を出力す
る基準クロック発振器(図示せず)と。
この基準り゛ロック発振器の出力を計数するカウンタ(
図示せず)と、このカウンタの計〜数出力と前記゛分周
比設定データ[)diVとの一致を判別する一致判別回
路(図示せず)とにより構成され、この一致判別回路の
出力がクロック信号CKとして出力されるとともに、こ
のクロック信号GKに同期して、前記カウンタ(図示せ
ず)は繰り返しリセットされるように構成されている。
そして、このり0ツク信号CKは第2図に示す如くオア
回路13を介してリングカウンタ14のりOツク入力C
Kに供給されるとともに、同時にりOツク発生器8内の
ラッチ回路802のラッチ入力しにも供給(フィードバ
ック)される。
一方、加算回路805においては、加算データ発生回路
807から出力される固定的な数値データ(以下、これ
を加算データ[) addと言う)とラッチ回路の出力
である分周比設定データD divとの加算動作を行な
っており、その加算結果が前述の如く通常データDno
rI11としてラッチ回路802の通常データ入力NO
RMに供給されている。
この結果、スタートスイッチSWがオンすると、ラッチ
回路802からは微小時間遅れてプリセットデータo 
pstが分周比設定データQd1vとして出りされ、次
いで一定時間経過後可変周波数発振器806からは最初
のクロックパルスGKが1個出力される。次いで、この
最初のクロックパルスCKの立ち上がりに同期して、ラ
ッチ回路802には通常データOnorinがラッチさ
れ、同時に分周比設定データDdivとして可変周波数
発振器806に供給される。
このため、次いで分周比設定データDdiv(Dpst
 +Dadd )に対応する時間が経過すると、可変周
波数発振器806からは2番目のクロックパルスGKが
出力され、このりOツクパルスに同期してラッチ回路8
02には、新たな通常データDnormがラッチされる
ここで、通常データ[) normの値は、Q nor
ll= Dpst + 2 X Q addなる関係が
成立する。
以下、同様にしてラッチ回路802から出力される分周
比設定データDdivの値は可変周波数発振器806か
らn個目のクロックパルスが出力される度に、 Qd1v =Qpst +n x[)addなる関係が
成立する。
従って、可変周波数発振器806から出力される相連続
するクロックパルス間の周期は、加算データQ、add
に対応する時間ずつ増加して行き、すなわちクロック信
号GKの周波数は一定の速度で低速化されて行くことに
なる。
このようにして、りOツク発生器8から出力されるクロ
ック信号GKは、オア回路13を介してリングカラン、
り14のクロック入力CKに供給される。
リングカウンタ14はそれぞれ順次択一的に“1″を出
力する0ビツト〜nピツトの0+1個の出力端子を有す
る。そして、これらの出力端子の中で0ビツトだけは開
放状態とされ、他の第1ビツト〜第nピツトはアンド回
路群15を構成する各アンド回路15−1〜15−nの
一方の入力へ、またエンコーダ16の各エンコード人力
F2゜F2#・・・・・・C5に供給されている。
エンコーダ16はリングカウンタ14から出力される択
一信号に基づいて、移動音の各構成音に相当する音高デ
ータ(以下、これをD kc (5hift )と言う
)を出力するもので、この移動音高データD kc (
5hift )は、ゲート回路17を介して楽音形成回
路12に供給され、該当する楽音信号に蛮換される。こ
こで、後述するように、ゲート回路17はインバータ1
8を介して供給される停止信号5−ropによって、移
動音の移動が停止した後、何れかの鍵が押下されない状
態においては、禁1Lを解除された状態にある。
従5って、スタートスイッチSWがオンすると1りOツ
ク発生器8からは徐々に周波数の低下するクロック信号
GKが出力され、このクロック信号に同期してリングカ
ウンタ14の各出力(第1ビツト〜第nビツト)には、
順次゛1°′が出力され、これに応じてエンコーダ16
から出力される低音部から高音部へ向かう音^データ列
は、ゲート回路17を通過して楽音形成回路12へ供給
され、スピーカ19からは鍵盤を構成する8鍵に対応す
る楽音信号が鍵盤上を低音部から高音部へ移動する如く
順次繰り返し発音され、いわゆるグリサンド的な移動音
が発生するのである。そして、この移動音の移動速度は
徐々にスピードを減じて行くことになる。
なお、リングカウンタ14の各出力(第Oビット〜第n
ビット)に順次“1″が出力される間に、第nビットに
“1”が出力されると、この1”パルスはオア回路24
を介してリングカウンタ14のリセット人力Rに供給さ
れ、同時に第nピッド1′″は遅延回路23を介して微
小時間遅らせた後、オア回路13を介してリングカウン
タ14のりOツク入力GKに供給されるため、リングカ
ウンタ14の第Oビット出力は必ずスキップされ、り0
ツク信号CKの停止にともないリングカウンタ14の出
力が第0ピツト目1おいて1”のまま停止し、これによ
り移動停止音が全く発音されないという状態を確実に防
止することができる。
次に、移動音の停止制御について説明する。
りOツク発生器8内に設けられたラッチ回路802の出
力Qd1vは、比較回路808のへ入力に供給されてお
り、この比較回路808のB入力にはラッチ回路809
にラッチされた数値データ(以下、これをストップデー
タQ 5topと言う)が供給されている。また、ラッ
チ回路809には、スタート信号5TARTに同期して
停止データ発生回路810から出力されるランダムな数
値データ〈以下、これを乱数データQ rdmと古う)
がラッチされている。
停止データ発生回路810は、いわゆる乱数発生器によ
って構成されており、常時高速でランダムな数値データ
を出力するように構成されている。
従って、スタートスイッチSWがオンすると同時にラッ
チ回路809にはランダムな数値データ(:) rds
がラッチされ、このDrd−はストップデータQ st
pとして比較回路808のB入力へ供給されることとな
る。
一方、ラッチ回路802から出力される分周比設定デー
タQd1vの値は、°前述したように加算データD a
dt’で表される数−ずつ増加しているため、所定の時
間が経過すると比較回路808においては、A>8なる
条件が成立し、そのA>8出力は“1”となる。
比較回路808から出力されるA>B出力は、可変周波
数発振器806のリセット人力Rに供給され、これによ
り可変周波数発振器806を構成する基準り0ツク発振
器(図示せず)の発振動作が停止し、これに応じてクロ
ック信号GKが停止することとなる。
また、同A>8出力aL I IIは、微分回路811
に供給され、その出力111 I+パルスによってRS
フリップフ0ツブ801がリセットされ、禁止信号IN
Hが“0″となることによりゲート回路10は禁止を解
除される。このため、鍵盤1がら出力される押鍵音高デ
ータOkc (push)は、+lJ音形成回路12に
対して転送可能な状態となる。
更に、同A>8出力“1′′は、RSフリップフロップ
812のセット人力Sに供給され、そのQ出力を“1°
゛にセットする。この結果キーオン検出回路20から出
力されるキーオン信8KONは、アンド回路813を通
過可能な状態となり、鍵盤1において何れかの鍵が押下
されると同時に、アンド回路813の出力(以下、これ
をストップ信号5TOPと言う)は1′′となる。
このように、比較回路808において、A>Bなる条件
が成立すると、可変周波数発振器からのクロック信号C
Kの出力は停止され、リングカウンタ14の出力はクロ
ック信号停止時の状態に雑持され、エンコーダ16から
出力される停止音に相当する音高データは、楽音成形回
路12に供給され′続け、スピーカ19からは移動停止
音に相当する楽音が発音され続けることとなる。
同時に、禁止信号INHが0″となることによってゲー
ト回路10は禁止を解除され、以後鍵1111において
何れかの鍵が押下されると、これに伴う押鍵音高データ
D kc (push)は楽音形成回路12に転送され
て、スピーカ19からは鍵盤1における押下鍵に相当す
る楽音が発音されることとなる。
更に、RSフリップ70ツブ812のQ出力1″によっ
て、アンドゲート813の禁止が解除されることにより
、鍵111において何れかのキ−が押下され、これにと
もないキーオン検出回路20からキーオン・信号KON
が出力されると、アンド回路813から出力されるスト
ップ信号5TOPは1″となり、この゛1″パルスによ
ってエンコーダ16の出力側に介挿されたゲート回路1
7は鍵が押下されている期間に限り禁止され、スピーカ
19から発音されている移動停止音は、鍵aiにおいて
押鍵操作が行われると、その瞬間に途切れ、スピーカ1
9からは押鍵された鍵に相当する楽音だけが発音される
こととなる。
更に、鍵盤1において何れかの鍵が押下され、これにと
もなってキーオン検出回路20からキーオン信号KON
が出力され、これに応答してクロック発生器8からスト
ップ信号5TOPが出力されると、このストップ信号5
TOPは当り音データ発生回路21及び外れ音データ発
生回路22のイネーブル端子ENに供給され、この結果
当り音データ発生回路21及び外れ音データ発生回路2
2は、鍵w1において何れかのキー鍵が押下されている
期間に限り能動化された状態となる。
次に、鍵盤1を構成する8鍵1aを押鍵することにより
、スピーカー9から発音されている移動停止音を確認す
る動作について説明する。
今仮にスピーカー9からは移動停止音に相当する楽音が
発音され続けている状態にあるものとする。この状態に
おいて、鍵盤1において、何れかの鍵1aが押下される
と、鍵盤1からは押下された鍵に対応する押鍵音高デー
タD kc (push)が出力され、このデータQ 
kc (push )はゲート回路10を介してデコー
ダ11に供給される。
デコーダ11から出力される択一信号pushは、アン
ド回路群15を構成する各アンド回路15−1〜15−
nの他方の入力へと供給される。ここで、スピーカから
発音されている移動停止音と鍵盤1で押下された鍵に対
応する音高とが一致すると、デコーダ11から出力され
る択一信号pushとリングカウンター4から出力され
る択一信号shH「 tの内容とは一致し、アンド回路群15を構成する各ア
ンド回路15−1〜15−nの中で、移動停止音に該当
するアンド回路だけが1”を出力し、これに応答して当
り音データ発生回路21にはオア回路25の出力である
1″が供給される。
当り音データ発生回路21は、り0ツク発生器8から出
力されるストップ信号5TOP″“1″パルスによって
能動化され、かつ能動化された状態において、オア回路
25の出力111 I+が供給された場合に限り、所定
のメロディ音(例えば、勝利−,)?ンフ7−レ等)を
構成する音高データ(以下、これを当り音データDkc
(bit)と古う)を一定時間順次出力するように構成
されており、また一定の時間が経過すると、当り音終了
信号END“1″を出力するように構成されている。
当り音終了信号E N D ” 1 ”が出力されると
、この信号END”1”はオア回路24を介してリング
カウンタ14のリセット人力Rに供給され、これにより
リングカウンタ14はリセットされて、その出力は第O
ビットのみが“1”となって、それまで発音され続けて
いた移動停止音は停止することとなる。また、この信号
END“°1°゛はり0ツク発生W8内のRSフリップ
フロップ812のリセット人力Rにも供給され、そのQ
出力“10″によって、ストップ信号5TOPの出力を
制御するアンド回路813は禁止されることとなる。
これに対して、鍵盤1において押下された鍵に相当する
音高と、移動停止音に相当する音高とが不一致の場合に
はアンド回路群15を構成する各アンド回路15−1〜
15−nの出力は全て°°0′。
となり、外れ音データ発生回路22にはオア回路25、
インバータ26を介して°1°′が供給される。
外れ音データ発生回路22は、当り音データ発生回路2
1と同様に、ストップ信号S T OP ” 1 ”に
よって能動化され、かっこの能動化された状態において
1″が供給された場合に限り、所定のメロディ(例えば
、葬送行進曲等)を構成する各音高データ(以下、これ
を外“れデータQ kc (m1ss)と言う)を順次
出力するように構成されている。
このため、鍵盤1において押下された鍵に対応する音^
と、移動停止音の音高とが不一致の場合には、スピーカ
19からは外れ音に相当する所定のメロディが発音され
ることとなる。
このように、スピーカ19から移動停止音が発音され続
けている状態において、鍵盤1において何れかの鍵が押
下されると、その押下鍵の音高と移動停止音音高とが一
致した場合に限り、スピーカ19からは所定の当り音に
相当するメロディが発音され、これに対して不一致の場
合には外れ音に相当する所定のメロディが発音されるこ
ととなる。
また、一旦当り音が発生された後は、クロック発生器8
内のアンド回路813は禁止されるため、その後鍵盤1
において如何なる鍵が押下されるとしても、ストップ信
号5TOPは0″の状態に、帷持され、当り音データ発
生回路21.外れ音データ発生回路22は何れも非能動
化状態に維持され、当り音または外れ音がスピーカから
誤って発音されることを防止することができる。
かくして、この第1実施例によれば、第1図に示すスタ
ートキー7を操作すると同時に、スピーカ19からは鍵
盤1上を低音部から高音部へと順次一つずつ移動するグ
リサンド的な移動台が繰り返し発音され、またこの移動
台はランダムな時間かつランダムな音高において停止す
る。
次いで、鍵盤1において何れかの鍵を押下すると、その
押下された鍵に対応する音高と、移動停止音に対応する
音高とが一致した場合に限り、スピーカからは所定の当
り音メOディが発音され、他方不一致の場合には所定の
外れ音メロディが発音される。
従って、移動台が停止した後、この移動停止音を当り音
メ0ディまたは外れ音メロディを頼りに探し出すという
鍵盤操作を通じて、各プレーヤは知らず識らずの内に睦
合訓練を行ない、正しいa感を身に付けることができる
のである。
更に、移動台を発生開始させるに先だって、その移動停
止音に相当する音高を予測し、この予測された音^に対
応する鍵の上部に設けられたポケット2に、玩具のコイ
ンやチップ等を賭け、当該賭は位置と、移動停止音に対
応する鍵とが一致した場合、当該ポケットに賭けられた
コインまたはチップに対して所定の賭は倍率を乗じ、親
が配当を支払うようにすれば、ルーレットゲームを加味
して一層の興味を増し、幼児、園児、低学年児童等にお
ける音感学習効果を一層高めることができる。
更に、この実施例では移動台として、低音部から高音部
へと順次一つずつ移動するグリサンド的な移動aを採用
し、かつその移動スピードを徐々に低下するように構成
したため、園児、幼児、低学年児童等においても、その
移動台の停止に至る経過を聴き取ることにより、おおよ
その移動停止音を、推量させることができ、単に音感学
習機として機能させる場合においても、停止音の予測が
比較的容易となる。
更に、ルーレットゲームに用いる場合にも、各コインや
チップの置かれた鍵を操作して、全てが外れの場合で7
あっても、次にどの鍵が当り音に相当するかを確認する
こともでき、ルーレットゲーム1加えて音感学習機的な
使用、も可能となる。
次に、本発明6に係わる電子楽器の他の一例(以下、こ
れを第2実施例と言う)を第4図及び第5図に従って説
明する。第4図は第2実施例の電気的な構成を示すブロ
ック図、第5図はラッチ回路27の詳細を示すブロック
図である。なお、第4図にお・いて前記第1実施例と同
一構成部分については同符号を付すことにより説明は省
略する。
まず、詳細な説明に移る前に、この第2実施例に係わる
電子楽器の基本的な動作について簡単に説明する。この
第2実施例に係わる電子楽器の特徴は、ルーレットゲー
ム機として用いる場合に、各プレーヤによる移動停止音
の予測を登録性とし、かつ、この登録をスタートキーの
操作前にのみ可能とすることにより、移動台の発音中あ
るいは移動台が停止した後、移動台または停止した移動
台を聞きながら、既に賭けた予想停止音を変更するとい
う不正行為を不可能としたものである。
すなわち、この実施例では、鍵盤を構成する何れかの鍵
を移動停止音として予測し、これにコインまたはチップ
を賭ける場合、該当するポケットにコインまたはチップ
をセットすると同時に、該当する鍵を一回押鍵する。す
ると、この押鍵された鍵に対応するデータが内部の半導
体メモリに登録される。
次いで、第1実施例と同様にスタートキーを操作して移
動台を発生開始させ、次いで移動台が停止した後、前述
と同様な移動台確認操作を行なうのであるが、この際の
確認は予め登録された鍵と移動停止音とが一致したか否
かを確認することはできるが、その他生導体メモリに登
録されていない鍵については、仮に当該鍵と移動停止音
とが一致していたとしても、これを確認することはでき
ない。
従って、スタートキーが操作された後、移動台または移
動停止音を聞きながら、これに基づいて当初予測してコ
インを賭けた鍵を変更したとしても、それに基づいてス
ピーカから当り音を発生させることはできず、これによ
り第1実施例の場合に比較して前述の不正行為前排除し
、そのゲーム竹が一■向上することとなる。
次にこの第2実施例に係わる電子楽器の動作を第4図に
基づいて詳細に説明する。
まず、移動停止音に相当する鍵を予測し、この予測され
た鍵が内部の半導体メモリに登録される動作から説明す
る。なお、この第2実施例に示される電子楽器の外観は
、第1図に示す第1実施例と全く同一のものとする。
移動停止音を予測する場合、各プレーヤは第1図に示す
如く予測された移動台に該当するポケット2にコインま
たはチップをセットすると同時に該当する鍵を押鍵操作
する。すると、第4図に示す如く、鍵盤1からは該当す
る押鍵音高データDkc (push)が出力され、こ
のデータD kc (push)はゲート回路10を介
してデコーダ11に供給され、デコーダ11からは押鍵
された鍵を現す択一信号push=が出力され、この信
号push−はラッチ回路27に供給される。
ここで第5図に示す如くラッチ回路27は、信号pus
h=の各ビットに対応して設けられた複数のD型フリッ
プ70ツブ271−1〜271−nと、このD型フリッ
プフロップのりOツク入hCに、データを微少時間遅延
させて供給する遅延回路272−1〜2 ’72− n
と、これらのD型フリップフ0ツブ271−1〜271
−nの入力側に設けられたゲート回路273と、前記禁
止信号INHの立ち上がりでセットされるとともに、前
記当り音終了信号ENDの立ち上がりでリセットされ、
そのd出力によって前記ゲート回路273を開閉@A1
m1するRSフリップフロップ274とによって構成さ
れており、また、前記り型フリツプフロツプ271−1
〜271−nは、当り音終了信号ENDによってリセッ
トされるように構成されている。
このためラッチ回路27の各り型フリップフロップ27
1−1〜271−rlに記憶されたデータは、当り音デ
ータ発生回路21から当り音終了信号ENDが出力され
るまでの間、書替えを禁じられることとなり、後述する
如く移動台が停止した後、鍵盤1において押鍵操作が行
われたとしても、この押鍵操作に際して出力される押鍵
音高データD kc (push)によって゛ラッチ回
路27の記憶内容pushが書替えられることはない。
このようにして、各プレーヤによる移動停止音の予測及
び予測された移動停止音に該当する鍵の押鍵操作が−通
り終了すると、ラッチ回路27から出力される信号pu
shの内容は、各プレーヤによる予測停止音に対応する
ビットのみを1”とする状態となる。そして、この信号
pushはアンド回路群28を構成する各アンド回路2
8−1〜28−nの一方の入力へと供給され、登録動作
は終了する。
次いで、第1図に示すスタートキー7を操作すると、第
4図に示すスタートスイッチSWがオンする。スタート
スイッチSWがオンする゛と゛、第1実施例と同様にし
て、禁止信号rNH“1パりよってゲート回路10は禁
止され、鍵盤1を押鍵゛操作しても、スピーカ19から
は発音さ′れなく□なる。
これと同時に、クロック−発生器8からは前述と同様に
して、り0ツク信号GKが出力されるとともに、これに
応じて゛リング力ワンタ14は繰り返し歩道を開始し、
エンコーダ16から□は移動音デ“−タD kc (5
hift )が出力されて、スピーカ19からは移動台
が発音されることとになる。そして、不定の時間が経過
すると、移動台の移動が停止し、その停止音が発音され
続けることとなる。
次に、移動停止音の確認動作について説明する。
移動台が停止して鳴り続けている状態において、鍵盤1
において何れかの鍵が押下されると、押鍵音^データD
 kc (push)はゲート回路1oを介してデコー
ダ11に供給され、その出力信号push′は、アンド
回路群29を構成する各アンド回路29−1〜29−n
の一方の入力へと供給される。
他方、アンド回路群28の入力側においては、信号pu
shと信号5hiftとの一致が各ピット毎に判定され
ており、すなわち予め登録された鍵の中に、移動停止音
に該当する鍵の有無が判定されている訳である。
このため、予め登録された鍵と移動停止音に該当する鍵
とが一致した場合には、アンド回路群28を一致する各
アンド回路28−1〜28−nの中で、移動停止音に該
当するアンドロ路の出力だけが1″となるのに対して、
予め登録された鍵の中に移動停止音に該当する鍵が全く
存在しない場合には、アンド回路群28を構成する各ア
ンド回路28−1〜28−nの出力は全て“0′となる
従って、アンド回路群29においては、鍵盤1において
予め登録されている鍵が押下され、かつその鍵が移動停
止音に該当する場合に限り、その該当する鍵に相当する
アンド回路の出力のみが“1°°となるのに対して、予
め登録されていない鍵が押下された場合あるいは予め登
録されている鍵であっても移動停止音と一致しない鍵が
操作された場合には、アンド回路29を構成する各アン
ド回路29−1〜29−nの出力は何れも1”となるこ
とはなく、この結果移動台の発生開始前にラッチ回路2
7に登録され、かつ移動停止音に該当する鍵が操作され
た場合に限り当り音データ発生回路21が駆動され、ス
ピーカ19からは当り音に相当するメロディが発音され
るのである。
このため、前述の如く移動台の発音開始前に所定の鍵操
作によってチップまたはコインの賭は位−を登録してお
きさえすれば、その後移動台の発音中あるいは移動台の
停止後に、実際の音を聞きながらコインやチップの賭は
位置を不正に変更し、これによりたまたま変更後の賭は
位置が移動停止音に該当する鍵と一致したとしても、移
動台確認操作により当該鍵が押された場合には、はづれ
音が発生することとなり、上述のような不正を確実に防
止することができるのである。
かくして、この第2実施例によれば、スタートキー7が
操作される前に、所定の鍵操作で移動停止音に該当する
鍵を登録しておかない限り、最終的な移動台確認操作に
おいて、当り音を得ることができないため、ゲーム性が
一層増すとともに、最終的に当り音を確認する操作につ
いては、各予測位置を順次押鍵する操作が必要であるた
め、単なるルーレットゲームとは異なり、音感学習的な
効果を充分に発揮することができる。
次に、本発明に係わる電子楽器の他の一例(以下、これ
を第3実施例という)を第6図および第7図を参照しな
がら説明する。なお、第6図、第7図において、前記第
1または第2実施例と同一構成部分については、同符号
を付すことにより説明は省略する。
まず、実施例の詳細な説明に入る前に、この第3実施例
に係わる電子楽器の基本的な動作について簡単に説明す
る。この第3実施例の特mは、前記第2実施例と同様に
移動停止gの予測鍵を予め登録制にしたこと、および各
登録された鍵に相当する電気的な表示を行なうためのI
表示器を設け、これにより賭けた位置を記憶させるため
にチップやコインのポケットを設けることを不要とした
ものである。
すなわち、移動音発生用のスタートキーの操作に先だっ
て、各プレーヤーは各自が予測した移動停止音に該当す
る鍵を押鍵操作する。すると、操作パネルに設けられた
表示器には、押鍵された鍵に該当する音^表示が例えば
、A#3.G3.D4、C4等のように表示される。
一方、スタートキーを操作して移動台を発生開始させ、
次いで移動停止音に対応する鍵を確認する場合には、前
記表示器に表示された鍵以外の鍵については、一致した
か否かを確認することはできず、表示器に表示されてい
る鍵についてのみ、移動停止音との一致を確認すること
が可能となるのである。
このため、前述の如く、移動停止音を発生させた後にお
いて、各自が予測した停止音を変更するような不正行為
が行われたとしても、新たな変更後の鍵については、移
動停止音との一致を判別することはできなくなる。
次に、この第3実施例の動作を、第6図および第7図を
参照しつつより詳細に説明する。まず、各自が予測し表
移動停止音を登録する操作から説明する。鍵盤1におい
て各自が予測した移動停止音に該当する鍵を押鍵すると
、鍵盤1からは押鍵音高データD kc (push)
が出力されて、このデータD kc (push)はゲ
ート回路10を介してデコーダ11に供給され、このデ
コーダの出力に対応してラッチ回路27には、各自が予
測した移動停止音に該当する鍵が次々と登録される。
次いで、ラッチ回路27の出力信号pushは、音階表
示データメモリ30に対してアドレス信号として登録さ
れる。
音階表示データメモリ30の前記信号pushの各ピッ
トに対応するアドレスには、鍵盤1を構成する合鍵に対
応した表示用データD dpyが予め配憶されており、
このデータD dpyは、信号pushの各ビット出力
゛1°′に該当して読出され、シフトレジスタ31の入
力端子INに供給される。
また、信号pushの何れかのビットに1″が出力され
ると、オア回路32の出力も゛1パとなり、この“1′
”の立ち上がりに応答して微分回路33から出力される
“1′°パルスはシフトレジスタ31のシフト人力φに
供給される。
シフトレジスタ31は、1表示分のデータを複数個直列
にシフトするように構成されており、各表示データはそ
れぞれ表示器34の各表示素子に供給されている。
表示器34は、第6図に示す如く、電子楽器の操作パネ
ル右脳にこの例では縦一列に設けられており、この例で
は5個の鍵を同時に表示可能に構成されている。
従って、鍵盤1において各プレーヤーが各自が予測した
移動停止音に該当する鍵を操作すると、第6図に示す表
示器34の各表示エリアには、押下された鍵に対応す、
る表示が順次上から下へとシフ1−されつつ表示される
ことになる。
次いで、スタートキー7が操作されると、前記第1〜第
2実施例と同様にして、移動音の発生およびその移動停
止が行なわれ、移動停止音がスピーカ19から発音され
続けることとなる。
次いで、移動停止音を確認する場合には、各プレーヤー
の中で例えば親に選ばれた者が、表示器34に表示され
た音高に対応する鍵を1つずつ押下するのである。する
と、表示器34に表示されている鍵と、移動停止音に該
当する鍵とが一致した場合に限り、スピーカ19からは
当り音が発生し、これに対して表示器34に表示された
鍵と移動停止音に該当する鍵とが不一致の場合または表
示器34に表示されていない鍵を押鍵した場合には、ス
ピーカ19から外れ音が発音されることとなる。
このため、スタートキー7を操作する前に各自が予測し
た移動停止音を所定の鍵操作により登録し、これを表示
器34に表示させておかない限り、IIk柊的な移動音
との一致確認操作を行なうことはできないこととなって
、前述したような不正行為を確実に防止することができ
るのである。
かくして、この第3実施例に示される電子楽器によれば
、スタートキー7の操作に前もって、各自が予測した移
動停止音に該当する鍵を押下すると、押下された鍵に対
応する表示が表示器34に表示されることとなるため、
前記第1および第2実施例のように合鍵に対応させてコ
インやチップのポケット2を設けることが不要となり、
操作面の構成をより簡素化し、意匠的に優れたものとす
ることができる。
更に、この第3実施例では、各自が予測した移動停止音
に該当する鍵の表示を、シフトレジスタを利用してシフ
トさせつつ表示するようにしたため、予め各プレーヤに
賭は順位を定めておく等すれば、表示器34に表示され
ていく表示の順番によって、どのプレーヤがどの鍵に賭
けたかどうかを表示器34上の表示から確認することも
できる。
更に、前記第2実施例と同様に、この第3実施例におい
ても、スタートキー7の操作に前取って、各自が予測し
た移動停止音に該当する鍵を押鍵すると、当該押鍵され
た鍵は、内部の半導体メモリに登録されるとともに、最
終的な移動停止音の確認操作に対しては、当該押下され
た鍵が既に登録されていることを条件として、移動停止
音との一致を確認するようにしているため、前述した不
正行為をも確実に防止することが可能となる。
次に、本発明に係わる電子楽器の他の一例(以下、これ
を第4実施例という)を、第8図〜第10図に従って説
明する。なお、第8図〜第10図において、前記第1〜
第3゛実施例と同一構成部分に付いては、同符号を付す
ことにより説明は省略する。
まず、実施例の詳細な説明に入る前に、この第4実施例
に係わる電子閑器の基本的な動作を簡単に説明する。こ
の電子楽器の特徴は、前記第2゜第3実施例と同様に移
動停止音の予測を登録制とするとともに、鍵盤を構成す
る8鍵に対応して、それぞれ数値表示器を設け、この数
値表示器に賭は倍率を表示させることにより、賭けた位
置と賭は倍率とを同時に表示するようにしたものである
すなわち、鍵盤を構成する8鍵のそれぞれ上部には、1
桁の数値表示器が設けられており、この表示器には常時
Oが表示されている。
そして、移動音の発生開始に先だって、各自が予測した
移動停止音に該当する鍵を押鍵すると、押下された鍵に
該当する表示器には、その鍵の押鍵回数に応じて1回の
場合は8.2回の場合は4゜3回の場合は2等のように
、賭は倍率に対応する数値が表示されることとなる。こ
のため、これらの表示によって、各プレーヤは表示器に
何らかの  “数値が表示されていることによって、当
該鍵が既に移動停止音として何れかによって予測されて
いることを知ることができるとともに、当該鍵が移動停
止音に該当する鍵と一致した場合における賭は倍率を同
時に知ることもできるのである。
次いで、移動停止音を発生開始させ、移動が停+L シ
て停止音が発音され続けている状態において、鍵盤1に
おいて何れかの鍵が押下されると、当該押・下された鍵
は移動音の開始前に登録されたものである場合に限り、
当該鍵が移動停止音と一致したか否かの確認が行なわれ
、これらが一致している場合に限り、スピーカから当り
音に該当するメロディが発音されることとなる。
更に、このようにして、移動停止音と鍵盤における押下
された鍵との一致が確認された場合、特にこの例では当
該鍵に付された数値表示器を点滅させ、これにより何れ
の鍵が移動停止音に該当する鍵と一致しているかを視覚
的に確認することも可能となるのである。
次に、この第4実施例に係わる電子楽器の動作を、第8
図〜第10図に従ってより詳細に説明する。
第8図に示す如く、鍵盤1を構成する8鍵のそれぞれ上
部には、数値表示器35が設けられており、後述するよ
うにこれらの表示器35は、各プレーヤが予測した移動
停止音を、該当する鍵の押鍵操作により登録した場合、
何れの鍵が登録されたか否かを示すとともに、当該登録
された鍵における賭は倍率を表示するものである。
スタートキー7の操作に先だって、鍵盤1において何れ
かの鍵が押下されると、鍵盤1からは押鍵音高データD
 kc (push)が出力され、このデータD kc
 (push)はゲート回路10を介してデコーダ11
に入力され、デコーダ11から出力される信号push
 ”はカウンタ群36へと供給される。
カウンタ群36は第10図に示す如く、信号push−
の各ビットに対応して設けられた複数のカウンタ361
−1〜361−nと、これらのカウンタの入力側に介挿
されたゲート回路362と、り0ツク発生器8から出力
される禁止信号I N Hによってセットされるととも
に、当り音データ発生回路21から出力される当り音終
了信号ENDによってリセットされ、その◇出力によっ
て前記ゲート回路312を開閉制御するRSフリップ7
0ツブ363と、前記各カウンタ361−1〜361−
nの論理和を出力する複数のオア回路364−1〜36
4−nとによっ構成されている。また、前記カウンタ3
61−1〜361−nは、当り音データ発生回路21か
ら出力される当り音終了信号ENDによってリセットさ
れるように構成されている。
従って、鍵盤1において何れかの鍵が押下され、これに
対応してデコーダ11から出力される信号push′の
何れかのビットに゛1゛°が出力されると、当該ビット
に該当するカウンタの計数値は1つずつ歩進し、この計
数出力がそれぞれアドレス信号として倍率表示データメ
モリ37へと供給される。
倍率表示データメモリ37は前記カウンタ群36を構成
する各カウンタに対応した一連の記憶エリアを有し、各
記憶エリアにはそれぞれattiio。
1.2.4.8にそれぞれ対応する表示データが記憶さ
れている。そして、これらの表示データは、カウンタ群
36を構成する各カウンタの出力によって択一的に読出
され、それぞれゲート回路38−1〜38−nを介して
表示器35へと供給される。
ここで、各ゲート回路38−1〜38−nは、この状態
においては禁止を解かれている。このため、前述の如く
、スタートキー7の操作に先だって、鍵盤1を構成する
8鍵1aを押鍵操作すると、その押鍵回数に対応して、
8鍵に付された数値表示器35には、押鍵回数がOの場
合には0.1回の場合には8.2回の場合には4.3回
の場合には2.4回の場合には1の如く、当該鍵に対応
した賭は倍率が表示されるとととなり、同時にこの表示
によって当該鍵に何れかのプレーヤが停止音として予測
していることを表示させることができるわ 次いでスタートスイッチ7を操作すると、前述と同様に
してスピーカ19からは移動音の発音が開始され、所定
の時間が経過すると当該移動音の移動が停止し、その停
止音が発音され続けることとなる。
この状態において鍵盤1において何れかの鍵が押下され
ると、押下された鍵に対応した押鍵音高データD kc
 (push)は、ゲート回路10を介してデコーダ1
1に供給され、その出力push−はアンド回路群39
を構成するアンド回路39−1〜39−nの第1人力に
供給される。
アンド回路群39を構成する各アンド回路39−1〜3
9−nの第2人力には、アンド回路群28を構成する各
アンド回路28−1〜28−nの出力が供給されており
、また第3人力にはクロック発振器40から出力される
クロック信号CK′が供給されている。
一方2、アンド回路群28を構成する各アンド回路28
−1〜28−nの一方の入力には、カウンタ群36を構
成する各オア回路364−1〜364−nの出力が供給
されており、これらのオア回路の出力は、予め登録され
た鍵に対応するビットのみが1゛′となるように構成さ
れている。このため、アンド回路群28を構成する各ア
ンド回路28−1〜28−〇の出力は、移動音開始に先
だって予め登録された鍵の中に、移動停止音に該当する
鍵が存在した場合に限り当該移動停止F音に該当するビ
ットのみが1″となる。
また、クロック発振器40は、鍵盤1において何れかの
鍵が押下され、これに対応してキーオン検出回路20か
ら出力されるキーオン信号KONによってイネーブルさ
れ、所定の低周波りOツクCK′を出力するように構成
されている。
従って、鍵11111において予め登録された鍵の何れ
かが押下され、かつ当該鍵が移動停止音に該当する鍵と
一致すると、アンド回路群39を構成する各アンド回路
39−1〜39−nからは、当該移動停止音に該当する
ビットに対応するクロック信号CK′に同期した低周波
パルス信号が出力され、このパルス信号に該当して対応
するビットのゲート回路38が開閉動作を繰り返すこと
となり、これにより移動停止音に該当する鍵に付された
数値表示器35が点滅動作を繰り返すこととなる。
同時に、当り音データ発生回路21が駆動され、スピー
カ19からは当り音に相当するメロディが発音されるこ
ととなる。
次いで、当り音データの発生が終了すると、当り音終了
信号ENDによってカウンタ群36を構成する各カウン
タ361−1〜361−nはリセットされ、同時にRS
フリップフロップ363もリセットされて、ゲート回路
362は禁止を解かれることとなる。
かくして、この第4実施例に係わる電子楽器によれば、
スタートキーの操作に先だって各プレーヤが各自で予測
した移動停止音に該当する鍵を押鍵操作すると、操作さ
れた鍵に付された数値表示器には、当該鍵が操作された
回数に応じて賭は倍率が表示され、これにより当該鍵が
移動停止音として予測されていることが表示されると同
時に移動停止音と一致した場合に、得られる配当を知る
ことができ、一層のゲーム、性を高めることができる。
また、前記第2および第3実施例と同様に、スタートキ
ーの操作に先だって鍵盤を操作すると、操作された鍵は
内部の半導体メモリに記憶されてし1まい、これにより
賭は位置を変更するごとき不正行為を確実に防止するこ
とができる。
更に、移動停止音を確認すべく、鍵盤1における鍵を操
作すると、操作された鍵が予め登録された鍵の中に含ま
れ、かつ移動停止音と一致した場合には、当該移動停止
音に該当する鍵に付された数値表示器が点滅表示するこ
ととなって、移動停止音を視覚的にも確認することが可
能となる。
次に、本発明に係わる電子楽器の他の一例(以下、これ
を第5実施例という)を、第11図及び第12図に従っ
て説明する。なお、第11図、第12図において、前記
第1〜第4実施例と同一構成部分については、同符号を
付すことにより説明は省略する。
まず、実施例の詳細な説明に入る前に、この第5実施例
に係わる電子楽器の基本的な動作をm申に説明する。こ
の電子楽器の特徴は、前記第2〜第4実施例と同様に、
移動停止音の予測を登録性とするとともに、鍵盤を構成
する8鍵に対応して、それぞれ前記第4実施例と同様に
数値表示器を設け、この数値表示器に賭は倍率を表示さ
せることにより、賭けた位置と賭は倍率とを同時に表示
するようにし、更に予め予測して登録された音と、実際
の移動停止音とが一致した場合、鍵盤にょる押鍵操作を
することなく、直ちに当り音を発生させるようにしたこ
とにある。
すなわち、前記第4実施例と同様に鍵盤を構成する8鍵
のそれぞれ上部には、1桁の数値表示器が設けられてお
り、この表示器には常時0が表示されている。
そして、移動台の発生開始に先立って、各自が予測した
移動停止音に該当する鍵を押鍵すると、押下された鍵に
該当する表示器には、その鍵の押鍵回数に応じて1回の
場合は8.2回の場谷4゜3回の場合2等のように、賭
は倍率に対応する数値が表示されることとなる。
このため、これらの表示によって、前記第4実施例と同
様に各プレーヤは表示器に何等かの数値が表示されてい
ることによって、当該鍵が既に移動停止音として何れか
によって予測されていることを知ることができるととも
に、当該鍵が移動停止音に該当する鍵と一致した場合に
おける賭は倍率を同時に知ることができる。
次いで、移動停止音を発生開始させ、移動が停止すると
、その停止音が移動音発生開始前に登録されたものと一
致した場合に限り、スピーカからは直ちに当り音に該当
するメロディが発音されることとなる。
更に、このようにして、移動停止音と予め予測された登
録音とが一致した場合、前記第4実施例と同様に当該−
数音に相当する数値表示器は点滅を繰り返し、これによ
り何れの鍵が移動停止音に該当するかを視覚的に確認す
ることが可能となるのである。
次に、この第5実施例に係わる電子楽器の動作を、第1
1図、第12図に従ってより詳細に説明する。
第8図に示す如く、この第5実施例に係わる電子楽器の
鍵盤1を構成する8鍵のそれぞれ上部には、数値表示器
35が設けられており、前述のようにこれらの表示器3
5は各プレーヤが予測した移動停止音を、該当する鍵の
押鍵操作により登録した場合、伺れの鍵が登録されたか
否かを示すとともに、当該登録された鍵における賭は倍
率を表示するものである。
スタートキー7の操作に先だって、鍵盤1を構成する8
鍵1aを押鍵操作すると、前述の如くその押鍵回数に対
応して8鍵に付された数値表示器35には押鍵回数が0
の場合には0.1回の場合8.2回の場合には4.3回
の場合には2.4回の場合には1の如く、当該鍵に対応
した賭は倍率が表示されることとなり、同時にこの表示
によって当該鍵に何れかのプレーヤが停止音として予測
していることを表示させることができる。
次いで、スタートキー7を操作すると、前述と同様にし
てスピーカ19からは移動音の発音が開始され、所定の
時間が経過すると当該移動台の移動が停止し、遅延回路
41で定まる所定時間、その停止音が発音され続けるこ
ととなる。
アンド回路群39を構成する各アンド回路39−1〜3
9−nの一方の入力には、アンド回路群28構成する各
アンド回路28−1〜28−nの出力が供給されており
、また他方の入力にはクロック発振器40から出力され
るクロック信号GKが供給されている。
一方アンド回路群28を構成する各アンド回路28−1
〜28−〇の一方の入力には、カウンタl11¥36を
構成する各オア回路364−1〜364−nの出力が供
給されており、これらのオア回路の出力は、予め登録さ
れた鍵に対応するビットのみが1″となるように構成さ
れている。このためアンド回路群28を構成する各アン
ド回路28−1〜28−nの出力は、移動音開始に先立
って予め登録された鍵の中に移動停止音に該当する鍵が
存在した場合に限り当該移動停止音に該当するビットの
みが1°′となる。
また、り0ツク発振器40は第12図に示すクロック発
生器8a内のRSフリップ70ツブ812のQ出力“1
″によってイネーブルされ、所定の低周波クロックCK
=を出力するように構成されている。
従って、鍵盤1において予め登録された鍵が移動停止音
に該当する鍵と一致すると、アンド回路8139を構成
する各アンド回路39−1〜39−〇からは、当該移動
停止音に該当するビットに対応し、かつクロック信号C
K′に同期した低周波パルスが出力され、このパルス信
号に該当して対応するビットのゲート回路38が開閉動
作を繰り返すこととなり、これにより移動停止音に該当
する鍵に付された数−表示器35が点滅動作を繰り返す
こととなる。
同時に、当り音データ発生回路21が駆動され、スピー
カ19からは当り音に相当するメロディが発音されるこ
ととなる。なお、前述した如く当り音メOディの発音は
、遅延回路41で定まる一定峙tm経過後に開始される
次いで、当り音データの発生が終了すると、当り音終了
信号ENDによってカウンタ群36を構成する各カウン
タ361−1〜361−nがリセットされ、同時にRS
フリップ70ツブ363もリセットされて、ゲート回路
362が禁止を解かれることとなる。
かくして、この第5実施例に係わる電子楽器によれば、
スタートキーの操作に先立って各プレーヤが各自で予測
した移動停止音に該当する鍵を押鍵操作すると、押鍵さ
れた鍵に付された数値表示器には、当該鍵が操作された
回数に応じて賭は倍率が表示され、これにより当該鍵が
移動停止音として予測されていることが表示されると同
時に、移動停止音と一致した場合に得られる配当を直ち
に知ることができ、一層のゲーム性を高めることができ
る。
また、前記第2〜第4実施例と同様に、スタートキーの
操作に先立って鍵盤を操作すると、操作された鍵は内部
の半導体メモリに記憶されてしまい、これにより賭は位
1を変更するごとき不正行為を確実に防止することがで
きる。
更に、移動停止音が登録音と一致した場合には、直ちに
当り音が発音されるとともに、当該移動停11音に該当
する鍵に付された数値表示器が点滅表示することとなっ
て、移動停止音を視覚的にも確認することが可能となる
なお、前記第1〜第5実施例においては、クロック発生
器8から出力されるクロック信号CKの周波数を徐々に
低下させるため、第3図に示す如く、初期データ発生回
路804および加算データ発生回路807については固
定的な数値データを発生させ、停止データ発生回路81
0については、ランダムな数値データを発生させて、こ
れにより可変周波数発振器806から出力されるクロッ
ク信号の周波数を最初の周波数および周波数増加率につ
いては一定とし、停止時の周波数のみをラン・ダムに可
変するように構成したが、要はリングカウンタ14がラ
ンダムな計数値において停止すれば良いのであって、従
って次のような構成を採用することもできる。
すなわち、初期データ発生回路804および停止データ
発生回路810からは、固定的な数値データを発生させ
、これに対して加算データ発生回路807についてはラ
ンダムな数値データを発生させ、これをスタート信号5
TARTに同期してラッチ回路にラッチする。
このようにすれば、初期の周波数および停止時の周波数
については一定となるが、初期周波数から停止周波数ま
で増加するに至る増加速度はランダムな値となり、これ
によってもリングカウンター4の計数値をランダムな数
値において停止させることが可能となる。
同様にして、初期データ発生回路804からランダムな
数値データを発生させ、加算データ発生回路807及び
停止データ発生回路810から固定的な数値データを出
力させても同様な効果を得ることができる。
また、前記第1〜第5実施例にあっては、音^の低い楽
音から高い楽音に向かって、グリサンド的に移動台を発
生させるように構成したが、第1ぞ 〜第5実施例のリングカウンター4及びその周辺回路を
、第12図に示す如く構成することにより、各種スケー
ル(音階)をゲームを楽しみながら知らず謙らずのうら
に習得させることもできる。
すなわち、第3図に示す実施例の特徴は、第1〜第5実
施例におけるリングカウンタの各出力のうち、各種スケ
ールに似合った音高音のみを次段回路15(2s>、1
6に導くようにしたことにある。
すなわち、特定のスケールにない音高音信号は、リング
カウンタ14′のクロック入力端にフィードバックさせ
るようにしたものである。
この点について更に詳しく説明すると、140はスケー
ル選択用ロータリスイッチであって、このスイッチ14
0を例えばA側に選択すると、ハ調艮音階というスケー
ルが特定される。すなわち、C3,C3,E3.F3・
・・・・・C5の音高音が発生されるもので、これ以外
の音高音はオア回路141、スイッ・チ140.オア回
路13′を介してリングカウンタ14′のりOツク入力
端子にフィードバックされるので、クロックCKが1″
に立ち上がった瞬間に、瞬時にしてN=7までシフトす
るとともに、N−9,11,・・・・・・30の個所が
飛越され、次段回路15等に信号が導かれるようになる
ので、結果としてハ調長音階というスケール音がスピー
カ19から送出されることになる。
同様にして、スイッチ140をB側に選択す2ると、イ
短調の自然短音階が、C側に選択するとイ短調の和声短
音階が、D側に選択するとハ艮の全音音階、E側に選択
すると日本古来からある雅楽の中の8旋法という音階、
E側に選択するとへ艮の長音階が要用可能となるもので
ある。
これに限らず、ニ短調の自然短音階、和声短音階等が容
易に実用可能である。なお、更にジブシー音階等も容易
に実現可能にである。更に、リングカウンタ14をアッ
プダウン方式とすることによって、各−音階をアルペジ
オ風に変化させることも可能である。
このようにすれば、音階ルーレットゲームを来しみなが
ら、知らず識らずのうちに各種の音階をマスターするこ
とができるという効果を有する。
以上の各実施例の説明でも明らかなように、この発明に
係わる電子楽器は、移動台の発生開始を指示するための
移動音発生開始キーと、前記移動音発生開始キーの動作
に応答して、移動音に相当する音高データを順次発生し
、かつランダムな音高データにおいて発生停止する移動
音発生手段と、前記移動音発生手段から順次発生する音
高データに対応する楽音信号を形成する楽音形成手段と
を設けるとともに、鍵盤における押下鍵に相当する音高
データ又は0録音高データと、前記移動音発生手段から
出力される停止音に該当する音高f−夕との一致を確認
する一致確認手段とを設けたものであるから、これを利
用すれば、移動台開始直前に各プレーヤが移動停止音に
相当する鍵を予測し、次いで移動音が停止した後、鍵盤
を・構成する鍵を押下するか、停止音を自動的に発生さ
せることによって移動停止音を確認するという過程をと
おして、各プレーヤはルーレットゲームのごときゲーム
を楽しみながら知らず知らずのうちに音感学習を行ない
、幼児、園児、低学年児童等のような自発的学習意欲を
持たぬものであっても、極めて効采的に音感を養うこと
が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる電子楽器の第1実施例を示す
正面図、第2図は同第1実施例の電気的な構成を示すブ
ロック図、第3図は同第1実施例におけるりOツク発生
器の詳細を示すブロック図、第4図は同第2実施例の電
気的な構成を示すブロック図、第5図は同第2実施例に
おけるラッチ回路27の詳細を示すブロック図、第6図
は同第3実施例の正面図、第7図は同第3実施例の電気
的な構成を示すブロック図、第8図は同第4実施例の正
面図、第9図は同第4実施例の電気的な構成を示すブロ
ック図、第10図は同第4実施例におけるカウンタ群の
詳細を示すブロック図、第11図は同第5実施例の電気
的な構成を示すブロック図、第12図は同第5実施例に
おけるクロック発生器の詳細を示すブロック図、第13
図は移動音を各種の音階に沿って発音させるようにした
他の実施例の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・・・・鍵盤 1a・・・・・・鍵 2・・・・・・・・・ポケット 6・・・・・・・・・電源キー 7・・・・・・・・・スタートキー 8・・・・・・・・・クロック発生器 10・・・・・・ゲート回路 11・・・・・・デコーダ 12・・・・・・楽音形成回路 14・・・・・・リングカウンタ 15.28.29.39・・・・・・アンド回路群16
・・・・・・エンコーダ 17・・・・・・ゲート回路 19・・・・・・スピーカ 20・・・・・・キーオン検出回路 21・・・・・・当り音データ発生回路22・・・・・
・外れ音データ発生回路27・・・・・・ラッチ回路 30・・・・・・音階表示データメモリ31・・・・・
・シフトレジスタ 34・・・・・・音高表示器 35・・・・・・数値表示器 36・・・・・・カウンタ群 37・・・・・・倍率表示データメモリ38−1〜38
−n・・・・・・ゲート回路40・・・・・・クロック
発振器 140・・・・・・0−タリスイッチ 5TART・・・・・・スタート信号 ■NH・・・・・・禁止信号 5TOP・・・・・・停止信号 KON・・・・・・キーオン信号 END・・・・・・当り音終了信号 push・・・・・・押鍵択一信号 5hift・・・・・・移動音訳−信号push”・・
・・・・登録音択一信号D kc (push)・・・
・・・押鍵音高データ[) pst・・・・・・初期デ
ータ Dnorm・・・・・・通常データ [)diV・・・・・・分周比設定データQ add・
・・・・・加算データ D kc (5hut >・・・・・・移動音高データ
1)stp・・・・・・停止データ [)rd−・・・・・・ランダムデータDkc(bit
 )・・・・・・当り音データ□ kc (m1ss)
・・・外れ音データD dpy・・・表示用データ 特許出願人 日本楽器製造株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)移動音の発生開始を指示するための移動音発生開
    始キーと: 前記移動音発生開始キーの操作に応答して、移動音に相
    当する音高データを順次発生し、かつランダムな音高デ
    ータにおいて発生停止する移動−音発生手段と: 前記移動音発生手段から順次発生する音高データに対応
    する楽音信号を形成する楽音形成手段と二鍵盤における
    押下鍵に相当する音高データを出力する押鍵検出手段と
    : 前記移動音発生手段から出力される停止音に相当する音
    高データと、前記押鍵検出手段から出力される押下鍵に
    相当する音高データとの一致を確認する一致確認手段と
    を少くとも具備するーことを特徴とする。電子楽器。 (2)予め予測した移動停止音に相当す−る音高データ
    を登録するための登録メモリを設け、前記一致確認手段
    においては、押下鍵に相当する音高データが、前記登録
    メモリに既に登録され工いるものに該当することを条件
    として、一致確認動作を行なうことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の電子楽器。 (3)登録されている音高データを表、示するための登
    録音高表示器を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の電子楽器。 (4)各音高データの登録回数に基づいて賭は倍率を算
    出する演篩手段と、この賭は倍率を表示する賭は倍率表
    示器とを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の電子楽器。 (5)押下鍵に相当する音高データと登録されている音
    高データとの一致が確認された場合、該当する登録音高
    表示だけを特別顕著性の高い表示態様にせしめることを
    特徴とする特許請求の範、門弟3項に記載の電、子楽器
    。        −(6)前記移動音は、グリサンド
    的な連続移動音であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の電子楽器。 (7)前記移動音発生手段は、所定の音階を構成する各
    音高データを順次発生することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の電子楽器。 (8)前記移動音発生手段は、複数の音階の1つを選択
    する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第7
    項に記載の電子楽器。 (9)前記移動台確認手段は、所定のメロディ音又は音
    声等により、一致確認結果を放置せしめることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の電子楽器。 (10)移動台の発生開始を指示するための移動音発生
    開始キーと; 前記移動音発生開始キーの操作に応答して、移動台に相
    当する音高データを順次発生し、かつランダムな音高デ
    ータにおいて発生停止する移動音発生手段と: 前記移動音発生手段から順次発生する音高データに対応
    する楽音信号を形成する楽音形成手段と;鍵盤における
    押下鍵に相当する音高データが登録される押鍵登録メモ
    リと; 前記移動音発生手段から出力される停止音に相当する音
    高データと、前記押鍵登録メモリから出力される押下鍵
    に相当する音高データとの一致を確認する一致確認手段
    とを少なくとも具備することを特徴とする電子楽器。 (11)登録されている音高データを表示するための登
    録音高表示器を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載の電子楽器。 (12)各音高データの登録回数に基づいて賭は倍率を
    算出する演算手段と、この賭は倍率を表示する賭は倍率
    表示器とを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の電子楽器。 (13)停止音に相当する音高データと登録されている
    音高データとの一致が確認された場合、該当する登録音
    高表示だけを特別顕著性の^い表示対応にせしめること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の電子楽器
    。 (14)前記移動台はグリサンド的な達統移動音である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の電子
    楽器。 (15)前記移動音発生手段は、所定の音階を構成する
    各音高データを順次発生することを特徴とする特許請求
    の範囲第10項に記載の電子楽器。 (16)前記移動音発1手段は、複数の音階の1つを選
    択する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    15項に記載の電子楽器。 (17)前記移動台確認手段は、所定のメロディ音又は
    音声等により、一致確認結果を散瞳せしめることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載の電子楽器。
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