JPS58132797A - 音列パタ−ン抽出方法及びこれを使用した演奏結果表示装置・演奏結果採点装置 - Google Patents

音列パタ−ン抽出方法及びこれを使用した演奏結果表示装置・演奏結果採点装置

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JPS58132797A
JPS58132797A JP57015210A JP1521082A JPS58132797A JP S58132797 A JPS58132797 A JP S58132797A JP 57015210 A JP57015210 A JP 57015210A JP 1521082 A JP1521082 A JP 1521082A JP S58132797 A JPS58132797 A JP S58132797A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、演奏者又は歌唱者(以下、これを演奏者等
という)が演奏又は歌唱(以下、これを演奏等という)
した音列の中から、主として演奏者等が正しいと確信し
て行なった音列部分だけを抽出する方法およびこの方法
を使用した演奏結果表示装置、演奏結果採点装置に関す
る。
周知の如く、歌唱曲の練習あるいはピアノや電子オルガ
ン等の練習を指導する場合、一般には教師がまず模範演
奏を行ない、次いで生徒等に演奏等を行なわせ、その後
生徒の演奏等の結果に対して教師が音楽的な批評を加え
、以上を繰り返すことによって演奏指導を行なう。
ところが、このような演奏指導の場合、生徒の上達は教
師の資質や能力によって大きく左右され、優秀な教師の
数は限られることから、生徒数も比較的小人数に限られ
る等の問題がある。
そこ刀、従来このような問題を解決するために、教師に
代って生徒が行なった演奏に対して自動採6− 点を行なうようにした装置が種々提案されている。
ところで、模範演奏等あるいは楽譜に従って生徒が演奏
等を行なう場合、演奏等の途中において自分が誤って演
奏したことを気が付いた場合、生徒は通常その訓った部
分の直前に戻り、誤った部分を演奏し直すのに対して、
演奏途中で誤った箇所に気が付かなかった場合には、そ
のまま#l後まで演奏を続けることが経験的に知られて
いる。
これに対して、このような誤り箇所を含んだ演奏等が行
われた場合、教師は生徒が行った誤り演奏箇所の中で、
既に生徒によって正しく演奏し直された部分については
無意識のうちに削除し、生徒が正しいと確信して演奏し
た部分のみを全演奏の中から抽出し、この抽出された部
分と模範演奏とを比較して、生徒に対して最適なアドバ
イスを与えるものである。
つまり、既に演奏誤りを生徒が気が付いてる部分につい
て改めてその箇所を指摘しても回答指導効果を向−トさ
せることはできないから、生徒が無意識のうちに誤った
演奏箇所のみを指摘し、これにより演奏技術を効果的に
向上させるように勤める訳である。
ところが、従来のこの種の自動演奏採点装置にあっては
、予め模範演奏等に対する音高又は音符の配列順序を記
憶させておき、次いで生徒の演奏等に従ってマイクロフ
ォンあるいは鍵盤から入力される音高、音符の入力順序
を前記記憶された音符配列、音高配列と逐次比較するか
、あるいは同様にして予め記憶された音符配列、音高配
列の中で、音符配列を構成する各音符の長さを基準とし
て、順次音^を読出し、この読出される各音^のタイミ
ングが、前記入力されてくる各音高のタイミングと一致
するか否かを所定の許容範囲内によって弁別し、これに
より演奏メロディの正誤を判定するものであるため、前
述したように生徒により行われた演奏部分の途中に、演
奏誤りに気がついて演奏し直された部分等が存在した場
合、仮にその前後の演奏部分が全て正しく演奏等されて
いたものとしても、その採点結果は極めて低い得点とな
り、生徒に対して演奏技術向、Fに必要なI&適な批評
を充分に与えることができない等の問題があり、生徒に
練習意欲を失わせる結果となりかねない。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもの
で、その主たる目的とするところは、この種の自動採点
装置等において、その採点に至るアルゴリズムをできる
限り音楽教師(人間)によるアルゴリズムに近似させる
ことにある。
そして、この出願に係わる第1の発明の目的とするとこ
ろは、前述した如く生徒による演奏の中に、誤りに気が
ついて演奏し直された部分が存在する場合、このような
誤り部分については自動的に削除し、生徒が正しいと確
信して演奏した部分のみを入力音列から抽出する方法を
提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明では演奏又は
歌唱情報を少なくとも音高の次元を有する1乃〒2次元
以上の音列データに変換し、次いで該音列データと基準
音列に対応する音列データ9− とを音列パターン同士で所定の特徴について比較し、該
比較結果に基づいて基準音列に最も類似したフレーズを
入力メロディから抽出するようにしたことを特徴とする
ものである。
次に、この出願に係わる第2の発明の目的とするところ
は、前述した第1の発明によって抽出された類似フレー
ズを、基準音列と比較することによって、生徒が正しい
と確信して行った演奏を、予め記憶された模範音列と比
較し、これにより生徒が行った演奏中に含まれる各誤り
演奏箇所の中で、生徒が既にそれをwtlliシている
部分については削除し、生徒が無意識のうちに誤った演
奏箇所だけを、生徒に対して知らしめることにある。
上記の目的を達成するために、第2の発明の装置におい
ては、その構成要件として演奏又は歌唱により順次発生
する各構成音を、逐次少なくとも音高の次元を有する1
乃至2次元以上の単音データに変換して検出する単音デ
ータ検出手段と:前記検出された単音データを各次元別
にかつ発生順に記憶して、演奏又は歌唱情報に対応する
入10− h音列データを形成する入力音列データ形成手段と: 各次元の入力音列データと該当する次元の基準6列デー
タとを、両者の時間軸の基準点を互いにずらせながら同
一時間帯に存在する音列部分同士で比較し、類似度の高
いものから順に選択された1乃至2以上の相の類似音列
部分を前記入力音列データから抽出する類似音列部分抽
出手段と:前記抽出された各類似音列部分から該当する
次元の登録音列データとの一致部分を抽出し、これらを
互いに重合せて、最類似フレーズに対応する最類似音列
データを形成するデータ重合せ手段と;前記形成された
最類似音列データを印字又は表示する手段; とを具備させたことを特徴とするものである。
次に、この出願に係わる第3の発明の目的とするところ
は、前記第1の発明を使用して得られた類似フレーズを
、模範演奏あるいは生徒によって行われたオリジナルな
演奏等と比較することにより、生徒により行われた演奏
の途中に前述の演奏し直されたような部分が存在する場
合にも、採点結果が極度に低くなることを防止し、これ
により実際の音楽教師(人間)にできるだけ近い採点結
果を得ることにある。
上記の目的を達成するために、第3の発明においては、
その構成要件として、演奏又は歌唱によ・り順次発生す
る各構成音を、逐次少なくとも音^の次元を有する1乃
至2次元以上の単音データに変換して検出する単音デー
タ検出手段と:前記検出された単音データを各次元別に
かつ発生順に記憶して、演奏又は歌唱情報に対応する入
力音列データを形成する入力音列データ形成手段と: 各次元の入力音列データと該当する次元の基準音列デー
タとを、両者の時間軸の基準点を互いにずらせながら同
一時間帯に存在する音列部分同士で比較し、類似度の^
いものから順に選択された1乃至2以上の組の類似音列
部分を前記入力音列データから抽出する類似音列部分抽
出手段と;前記抽出された各類似音列部分から該当する
次元の登録音列データとの一致部分を抽出し、これらを
互いに重合せて、最類似フレーズに対応する最類似音列
データを形成するデータ重合せ手段と:基準音列データ
の各構成音データの中で、前記形成された最類似音列デ
ータに含まれる音データの総数と、基準音列データの各
構成音データの総数との比を必要な次元について求め、
少なくともこれらの比の値を採点要素として入力音列を
採点する採点演算手段とを具備させたことを特徴とする
ものである。
以下に、この発明の好適な実施例を添付図面に従って詳
細に説明する。
第1図〜第37図は、前記第1〜第3の発明を併有する
一実施例(以下、これを第1実施例という)を説明する
ための図面である。なお、以下においてはメロディ演奏
について代表的に述べるが、リズム演奏、和音演奏等地
の演奏態様についても13− 同様である。
まず、この第1実施例に示す@置の詳細な動作説明に移
る前に、この装置の基本的な動作の流れを第1図に示す
全体図を中心に参照しながら概略的に説明する。
第1図において、図示しないスタート指令が与えられる
と、基準音^音列発生回路1からは、基準メロディ(第
25図(A>参照)を構成する各音高データPD (r
ef )  (第25図(B)参照)が、各音符の発音
タイミングに同期して時分割的に出力され、このデータ
PD(ref)を受けて、楽音形成回路2が駆動され、
スピーカ3からは基準メロディが発音されることとなる
次いで、生徒はこの発音された基準メロディを頭に記憶
し、自分の記憶を頼りに鍵盤4を使用して基準メロディ
を演奏する。
押鍵検出回路5からは、鍵盤4において何れかの鍵が押
下される度に、微小幅゛1”パルスとなる押鍵タイミン
グ信号5kon ” (第26図(B)参照)が出力さ
れ、同時にこれに同期して鍵w414− における各押下鍵に対応する音高データPD(in)(
第26図(A>参照)が出力され、これらの信号は音高
音列形成回路6へと供給される。
音高音列形成回路6では、順次時分割的に供給されるオ
リジナルな音高データ(第27図(A)参照)のそれぞ
れについて、信号5hon−に基づいて各音符長を弁別
し、音楽的な要素となり得ない微小音符長以下の音高デ
ータをジッタとみなして除去する。そして、残りの各音
高データを発生順に記憶し、これにより入力音高音列デ
ータPDline (full)  (第27図(B)
参照)を形成する。
次イテ、このデータP D 1ine (full )
は、類似音高音列抽出回路7及び一致音高部分重合せ回
路8へと並列に供給される。
類似音高音列抽出回路7では、前記基準音高音列発生回
路1から出力される基準音^音列データP D 1in
e (ref )と前記入力音高音列形成回路6から出
力される入力音高音列データp Q 1ine (fu
II)とを、恰も電車同士が擦れ違うかの如く、互いの
時間軸の基準白をずらせながら、同一時間帯に存在する
時系列的に各構成音を連ねた音列パターンに変換した後
の基準音列と同長の音列部分同士で比較し、これらの音
列部分の中で基準音高音列との類似度の高いものを順に
最大に粗抽出する。
(第27図〜第30図参照) そして、これらの抽出された最大に組の類似音轟音列部
分データを、前記入力音高音列データPD 1ine 
(full)に対するシフト回数によって表すシフト回
数データpQline ssl −1〜−k  (第2
7図(C)〜(J)参照)に変換して出力することとな
る。
また、同時に類似音高音列抽出回路7においては、前記
抽出された各類似音^音列部分データと基準音^音列デ
ータP D 1ine (ref )との間における一
致音高音数データPDeq−1〜−kを出力する。
一致音符部分重合せ回路8では、前記類似音高音列抽出
回路7から出力されるシフト回数デー タp Dlin
e sol −1〜−にと、前記入力音高音列形成回路
6から出力される入力音高音列データPDline (
fulりとに基づいて、各類似音高音列部分データを再
生し、各再生された類似音高音列部分データと基準音高
音列データp () 1ine (ref )とを比較
し、両者間で一致する音高データを順次重合せ、これに
より最類似音高音列データp Q 5asp1eを形成
する。(第35図参照) 次に、入力符長音列形成回路9では、前記入力音高音列
形成回路6から出力される信号5kin″(第26図(
C)参照)に基づいて、入力音高音列データP D 1
ine (full)の各構成音に相当する音符長デー
タを形成するとともに、これを発生順に逐次配憶させて
、入力符長音列データ1()line(full)を形
成する。(第31図(B)参照)類似符長音列抽出回路
10では、基準符長音列発生回路12から出力される基
準符長音列データL D 1ine (ref )  
(第25図(C)参照)と、前記入力符長音列形成回路
9から出力される入力符長音列データ(第31図(B)
参照)とを、前記音高の場合と同様にして互いの時間軸
の基準点をずらせて同一時間帯に存在する音列部分同士
で比17− 較し、類似度の^いものから順に求める。(32図〜第
34図参照) そして、各類似符長音列部分データを、前述の音^の場
合と同様にして、入力符長音列データL[) 1ine
 (full)に対するシフト回数データLDIIns
 sml −1〜−kに変換して出力する。
同時に、類似符長音列抽出回路10からは、各類似符長
音列部分データと基準符長音列データし[) 1ine
 (ref )との一致符長音数を表す一致符長音数デ
ータLDeq−1〜−kが出力される。
一致符長部分重合せ回路11では、前記類似符長音列抽
出回路10から出力されるシフト回数データLDlin
e sml −1〜−にと前記入力符長音列形成回路L
 D 1ine (full)から出力される入力符長
音列データL D 1ine (full)とに基づい
て、各類似符長音列部分データを再生し、この再生され
た類似符長音列部分データを逐次基準符長音列データL
 D 1ine (ref )と比較して、両者間にお
ける一致音符部分を求め、これを互いに重合せることに
より最類似符長音列データL D sampleを形成
18− する。(第36図参照) 次いで、前記一致音高部分重合せ回路8がら出力される
最類似音高音列データP D sampleと、前記一
致符長部分1合せ回路11から出力される最類似符長音
列データL Q sas+pleとは、表示回路13に
供給され、これらのデータに基づいて表示回路13を構
成するCRT表示器の画面上には、第18図に示す如く
、生徒の演奏結果が表示される。
ここで、表示画面上には上下3列に五線譜表示と音高音
列表示と符長音列表示とがなされることとなって、かつ
各列の表示において誤り演奏箇所については、高輝度の
点滅が行なわれる。
従って、この表示を見れば、生徒は自分が行なったメロ
ディ演奏のどこを無意識のうちに間違ったかを先ず五l
I譜表示によって確認することができ、次いで中段及び
下段の音高音列表示及び符長音列表示を確認することに
よって、その誤り演奏が音高にあるのか符長にあるのか
を一目瞭然に確認することが可能となる。
次に、個別音高一致弁別回路14では、基準音^音列デ
ータP D 1ine (ref >と最類似音高音列
データP D sampleとに基づいて、基準音轟音
列データを構成する各音高毎にそれが基準メロディと一
致しているか否かを判定し、その判定結果を各音高毎に
1ピツトの信号で表す個別音高一致弁別データP D 
eq−bitを出力する。
一致音高数検出回路15では、個別音高一致弁別回路1
4から出力されるデータPDeq−bitに基づいて、
基準音高音列データに対する一致音数N1を求め、−数
音数データD(N1>を出力する。
個別符長一致弁別回路16では、基準符長音列データL
 D 1ine (ref )と、前記最類似符長音列
データL D sampleとに基づいて、各音符毎に
両音符の一致を判別し、各音符毎にその判定結果を1ビ
ツトの信号で表す個別符長一致弁別データLDer4−
’bttを出力する。
一致符艮数検出回路17では、前記個別符長一致弁別デ
ータLDeqに基づいて、基準符長音列データと最類似
符長音列データL D sampleとの間における一
致音符数N2を求め、この一致音符数を表すデータD(
N2)を出力する。
音高類似音列数検出回路18では、前記類似音高音列抽
出回路7から出力される各一致音高数データPDeq−
1〜−kに基づいて、類似音高音列部分データの組数N
3を求め、この数N3を表すデータr)(N3)を出力
する。
符長類似音列数検出回路19では、前記類似符長音列抽
出回路10から出力される各一致符長音数データLDe
q−1〜−kに基づいて、類似符長音列部分データの組
数N4を求め、この組数N4を表すデーグD(N4)を
出力する。
基準音^数構出回路20では、前記基準音高音列データ
発生回路1から出力される基準音高音列データP D 
1ine (ref )に基づいて、基準音^音列デー
タの構成音数N5を求め、この数値N5を表すデータD
(N5)を出力する。
基準符長数構出回路21では、前記基準符長音21− 列発生回路12から出力される基準符長音列データL 
D 1ine (ref )に基づいて、基準符長音列
データの構成音数N6を求め、この数値N6を表すデー
タD (N6)を出力する。
演奏時間・時間差検出回路22では、前記個別音^一致
弁別回路14から出力される個別音高一致弁別データP
 D eQ−bitと、前記一致符長部分重合せ回11
i11から出力される最類似符長音列データL D s
ag+pleと、前記基準符長音列発生回路12から出
力される基準符長音列データ1Qline(ref)と
、前記個別符長一致弁別回路16から出力される個別符
長一致弁別データLDeQ−bitとに基づいて、模範
演奏時11!T及び演奏誤差時間Δ■を求め、これらを
表すデータD(T)、T(ΔT)を出力する。
次いで、類似度演棹回路23では、前記−数音^数デー
タD(N1)、一致符長数データD(N2)、音高類似
音列組数データD(N3)、符長類似音列組数データD
(N4)、基準音高数データD(N5)、基準符長数デ
ータD(N6)、横22− 範演奏時間データD(T)及び演夫時間差データD(Δ
T)とに基づいて、類似度得点データDscoreを求
め、これを得点表示器24に表示させる。
前記各データに基づいて類似度得点Xを求める演算式は
次式の通りである。
X= ([100x (N1/N5)X (N2/N6
)x(T−1ΔT+ )/T]−Y)÷5×5ここで、
N1;一致音高数 N2ニ一致符長数 N3:音高類似音列組数 N4:符長類似音列組数 N5;基準音高数 N6;基準符長数 T;模範演奏時間 ΔT;演奏時間差 Y;N3又はN4 このように、この類似m*a演算方式においては、類似
度得点を算出するについて、その主たる採点要素を一致
音高数N1及び一致符長数N2においているため、前述
した従来例のように生徒によって行われたメロディ演奏
の途中に演奏し直された誤り箇所が存在したような場合
にも、これらは最終的な得点には大きく影響することは
なく、極めて音楽教師の間隔に近い採点結果を得ること
ができるのである。
次に、以上説明した本装置の基本的な動作の流れを、更
に第2図以降の図面を参照しつつ詳細に説明する。
この装置の動作は制御回路25から出力される各種の制
御信号によって制御されているため、まず始めに制御回
路25の詳細な構成を第19図〜第23図に基づいて説
明する。
第19図に示す如く、制御回路25は後述する第1〜第
に類似音高音列検出回路あるいは第1〜第に類似符長音
列検出回路の何れか1つを択一的に指定するための類似
段指定信号8811−1〜−(n+1>を出力する類似
膜指定信号発生回路2510と、前記指定された類似音
高音列検出回路及び類似符長音列検出回路内のシフトレ
ジスタを歩31 &lJ IIするためのシフト信号5
shiftを出力するシフト信号発生回路2520と、
前記指定された類似音^音列検出回路及び類似符長音列
検出回路内のシフトレジスタに対して、入力音高音列デ
ータ及び入力符長音列データをラッチさせるためのラッ
チ信号S 1atchを出力するラッチ信号発生回路2
530と、前記類似膜指定信号発生回路2510から出
力される各類似段指定信号5SII −1〜−(n+1
)の各立ち上りに応答して、微小幅゛1″パルスを出力
するロード信号発生回路2540と、前記シフト信号発
生回路2520から出力されるシフト信号5shutを
、前記類似膜指定信号発生回路2510によって指定さ
れた類似段の類似音高音列検出回路及び類似符長音列検
出回路内の各シフトレジスタに切換供給するためのセレ
クタ2550と、前記ラッチ信号発生回路2530から
出力されるラッチ信号S 1atchを、前記類似膜指
定信号発生回路2510によって指定された各類似段の
類似音高音列検出回路及び類似25− 符長音列検出回路へ切換供給するためのセレクタ256
0とによって構成されている。
類似膜指定信号発生回路2510の詳細を第20−に示
す。同図に示す如く、類似膜指定信号発生回路2510
は、前記入力音^音列形成回路6から出力される判定イ
ネーブル信号3 judgeによってセットされ、かつ
後述するデコーダ2515のn+2ビット出力によって
リセットされるRSフリップ70ツブ2511と、前記
ラッチ信号発生回路2530から出力されるラッチ信号
S 1atchによって強制的にリセットされ、かつ後
述するアンドゲート2513の出力゛1″の立ち上りに
応答して、そのQ出力を取込むように構成されたD型フ
リップフロップ2512と、前記RSフリップ70ツブ
2511のQ出力と、前記り型フリップフロップ251
2の0出力とによって開閉制御され、かつ前記シフト信
号発生回路2520から出力されるクロック信号Sφを
通過させるアンドゲート2513と、このアンドゲート
2513から出力されるパルスを計数するとともに、後
述26− するデコーダ2515のn+2ビット出力によってリセ
ットされるカウンタ2514と、このカウンタ2514
の計数出力をデコードするデコーダ2515とから構成
されており、このデコーダ2515の各ビット出力がそ
れぞれロード信号S1゜ad−1〜−(n+1>となる
シフト信号発生回路2520の詳細を第21図に示す。
同図に示す如く、シフト信号発生回路2520は、前記
類似膜指定信号発生回路2510内のデコーダ2515
の各ビットの出力の論理和を取るためのオアゲート25
21と、このオアゲート2521の出力“1°′の立ち
上りに応答して微小幅“1′°パルスを出力するモノマ
ルチ2522と、このモノマルチ2522から出力され
る微小幅11111パルスを微小時間dtだけ遅延させ
るための遅延回路2523と、この遅・延回路2523
から出力される゛1′″パルスによってセットされ、か
つ前記ラッチ信号発生回路25・、30から出力される
ラッチ信号S 1atchによってリセットされるRS
フリップ70ツブ2524と、このRSフリップ70ツ
ブ2524のQ出力によって開閉制御され、かつクロッ
ク発生12525から出力されるクロック信号Sφを開
閉制御するためのアンドゲート2526とから構成され
ており、このアンドゲート2526の出力がシフト信号
5Shiftとなる。
ラッチ信号発生回路2530の詳細を第22図に示す。
同図に示す如くラッチ信号発生回路2530は、前記シ
フト信号発生回路2520から出力されるシフト信号5
shHtを計数するとともに、後述する二数判別回路2
533の一致出力Seqによってリセットされるシフト
回数カウンタ2531と、前記入力音高音列形成回路6
から出力される確実押鍵信号3 pushを計数すると
ともに、前記類似膜指定信号発生回路2510から出力
される判定終了信号S endによってリセットされる
押鍵数カウンタ2532と、前記シフト回数カウンタ2
531の計数値と、前記押鍵数カウンタ2532の計数
値との一致を判別する一致判別回路2533とから構成
されており、この一致判別回路2533の一致信号がラ
ッチ信号5latchとして出力される訳である。  
      、。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、第23図
のタイムチャートに示す如く、判定イネーブル信号S 
judaeに゛1″パルスが到来するとともに、まずロ
ード信号51oad−1に1は“1°′パルスが1個出
力され、続いて遅延回路2523で定まる遅延時間dt
だけ遅れて、シフト信号5shift−1には押鍵回数
に対応する個数の゛′1°′パル、スが出力され、以F
同様にしてロー・ド信号5load−2〜−4及びシフ
ト信号5shiftニー2〜−4km同様なパルスが出
力され、最終シフト信号である5shift −4に所
定個数のパルス列が出力された後、一定の類似度演算に
必要な時間が経過すると最後に判定終了信号S end
に゛1゛′パルスが出力されることとなる。
なお、第23図のタイムチャートにおいては、第19図
においてn=3とした場合を示すものである。
次に、以上説明した各制御信号を参照しつつ、−29= データ処理の流れに沿って、第1図に示す各回路の詳細
を説明する。
まず、入力音^音列形成回路6の詳細を第2図に示す。
同図においてRSフリップ7Oツブ601は、後述する
微分回路609から出力される微小幅“1′°パルスに
よってセットされ、かつ前記制御回路25から出力され
る判定終了信号5endによってリセットされる。
アンドゲート602は、前記RSフリップ70ツブ60
1のa出力によって開閉制御され、押鍵検出回路5から
出力される押鍵タイミング信@5kon−を通過させる
ゲート回路603は、RSフリップ70ツブ601のd
出力によって開閉制御され、これにより押鍵検出回路5
から出力される入力音高データPD(in)を通過させ
る。
一致判別回路604は、後述するシフトレジスタ607
の第1ステージに記憶されている入力音高データPD(
In)と、ゲート回路603から出力される入力音高デ
ータpo(tn>との一致を判30− 別するもので、両者の一致が判定された場合、そのEQ
出力には1′°が出力される。
オアゲート605は、前記アンドゲート602の出力と
前記一致判別回路604の出力との論理和を取るもので
、このオアゲート605の出力が前記確実押鍵信号3 
pushとなる。
モノマルチ606はオアゲート605から出力される1
′′の立ち上がりに応答して微小幅″“1”パルスを出
力するもので、このモノマルチ606の出力が音高デー
タ取込み信号反転5kOn″となる。
シフトレジスタ607は前記モノマルチ606から出力
されるデータ取込み信号反転5kOn″に応答して、ゲ
ート回路603を通過した入力音高データをその第1ス
テージに取込むとともに、各ステージを順次図中右方ヘ
シフトするように構成されている。
モノマルチ608は、前記モノマルチ606の“1″出
力の立ち上がりに応答して繰り返しトリガ可能に構成さ
れており、またトリガされる度に比較的艮い″゛1″1
″パルスば、2.5秒)を出力するように構成されてお
り、このモノマルチ60Bの出力が演奏中信号5pra
yとなる。
微分回路609は、モノマルチ608の出力”“1″の
立ち上がりに応答して、微小幅“1′′パルスを出力す
るように構成されており、この微分回路609の出力が
判定イネーブル信号3 judgeとなる。
オアゲート610は、判定終了信号3 endとイニシ
ャルクリア信号Sacとの論理和を取るもので、このオ
アゲート610の出力によって前記シフトレジスタ60
7の各ステージは全てクリアされとともに、同時にこの
オアゲート610の出力がクリア信@ 5clrとして
出力される。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、第26図
のタイムチャートに示す如く、モノマルチ606はオア
ゲート605から出力される押鍵信号5pushの立ち
上がりで繰り返しトリガされ、かつシフトレジスタ60
7はモノマルチ606から出力されるデータ取込み信号
反転5kon“の立ち上がりに応答してゲート回路60
3から出力される入力音高データを取込むため、第26
図(A>及び第27図(A)に示す如く、入力されたオ
リジナルな音高データの中に、ジッタ等に伴う誤った音
高データが存在した場合には、これらの入力音高データ
はシフトレジスタ607には取込まれないこととなり、
第27図(B)に示す如く、シフトレジスタ607の各
ステージには、誤った入力音高データが除去され、音楽
的な要素として充分な長さを有する音符長に対応した音
高データだけが取込まれるのである。そして、各ステー
ジに取込まれた音高データはそれぞれ並列に出力され、
この並列出力が入力音^音列データPDIlne(fu
II)となる。
次に、入力符長音列形成回路9の詳細を第3図に示す。
同図において、オアゲート901は、判定終了信号3 
endとイニシャルクリア信号3icとの論理和を出力
する。
オアゲート902は、イニシャルクリア信号Sicと判
定イネーブル信号3 judgeとの論理和を出33− カする。
微分回路903は、前記音高音列形成回路6から出力さ
れるデータ取込み信号5kin″の立ち上がりに応答し
て、微小幅゛1”パルスを出力する。
アンドゲート904は、演奏中信号8111aVによっ
て開閉制御され、前記微分回路903から出力される微
小幅“1″パルスを通過させる。
RSフリップフロップ905は、データ取込み信号3k
On”の立ち上がりでセットされ、かつ前記オアゲート
902の出力でリセットされる。
テンポクロック発振器906は、所定周期(例えば、1
00as、500μs)のテンポクロックを出力する。
この例では、周波数は可変制御可能に構成されている。
カウンタ907は、前記RSフリップ70ツブ905の
Q出力によってイネーブルされ、テンポクロック発振器
906から出力されるテンポクロックTCLを計数する
。更に、遅延回路908を介して遅延されたアンドゲー
ト904の微小幅34− “1″出力によって繰り返しリセットされる。
シフトレジスタ908は、前記アンドゲート904から
出力される微小幅111 IIパルスによってシフト制
御されるとともに、前記カウンタ907の計数出力を符
長データとして、第1ステージに取込むように構成され
ており、またこのシフトレジスタ908は前記オアゲー
ト901の出力によってクリアされる。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、シフトレ
ジスタ908の各ステージには、第31図(B)゛に示
す如く、前記入力音高゛音列形成回路6内のシフトレジ
スタ607の各ステージに記憶された音高データに対応
する符長データが順次取込まれることとなり、これらの
各ステージの並列出力データが入力符長音列データL 
D 1ine (full)となる。
次に、類似音高音列抽出回路7の詳細を第4図に示す。
同図に示す如く、類似音高音列抽ば回路7は、それぞれ
入力音^音列データP [) 1ine (full)
と基準音^音列データP D 1ine (ref )
とが並列に供給されるように構成された第1〜第kから
なるに個の類似音高音列検出回路700−1〜700−
kによって構成されている。
第1〜第kWA似音高音列検出回路700−1〜−には
、前述したように入力音轟音列データPDline(f
ull)と基準音^音列データP D 1ine (r
ev)とを恰も電車が擦れ違うかの如く、互いの時間軸
の基準点をずらせながら同一時間帯に存在するもの同志
で類似度を判別した場合、第1.第2〜第に番目に類似
した音高音列データ部分をそれぞれ検出するもので、こ
れら検出された類似音高音列部分はそれぞれ、第27図
(C)〜(J)に示す如く、入力音高音列データに対す
るシフト回数を表す第1〜第に類似音高音列部分データ
PDline ssl −1〜−kとして出力される。
また、各類似音高音列検出回路700−1〜700−k
からは、各検出された類似音^音列部分データP D 
1ine sml −1〜−にの中に、基準音^音列デ
ータと一致する音が幾つあるかを示す一致音高数データ
PDeq−1〜−kが出力される訳である。
次に、第1類似音^音列検出回路700−1の詳細を第
5図に示す。同図において、シフトレジスタ701は、
ロード信号5load−1の立ち上がりに応答して、入
力g高音列形成回路6から出力される入力音高音列デー
タP D 1ine (full)をロードする。また
、シフト信号5shift −1に含まれる゛1°゛パ
ルス応答して図中左方向へシフト制御されるとともに、
クリア信号5carによって全ステージの内容は同時に
クリアされる。
並列音高一致判別回路702は、前記シフトレジスタ7
01の第1〜第7ステージから並列に出力される音高音
列部分データPDline(1〜7)と、前記基準音高
音列発生回路1から出力される基準音^音列データP 
D 1ine (ref )とを、各ステージ毎に一致
判別を行ない、各判別結果に対応する“1°ゝ、0”信
号を端子EQ1〜EQ7に出力する。
音高−牧歌検出回路703は、前記並列音高一致判別回
路702の各一致出力EQ1〜EQ7に37− 基づいて両者の一致数を検出し、対応する音高−政教デ
ータを出力する。
カウンタ704は、判定イネーブル信号S Jud。
eによってリセットされ、シフト信号5shiftに含
まれる“1”パルスの個数を計数し、これによりシフト
回数データを出力する。
一致数比較回路705は、後述するラッチ回路707に
ラッチされた音高−政教データと、前記音高−牧歌検出
回路703から出力される音高−政教データとを大小比
較し、音高−牧歌検出回路703から出力される音^−
政教データの方がラッチ回路707にラッチされた音高
−政教データよりも大きい場合に限り、411 IIを
出力する。
アンドゲート706は、前記−政教比較回路705の出
力によって開閉制御され、これによりシフト信号3sh
ift −1を通過させる。
ラッチ回路707は、判定イネーブル信号SJIJdg
eによってリセットされるともに、前記アンドゲート7
06から出力される゛1°°パルスに応答して、音^−
政教検出回路703から出力される=38− 音高一致数データをラッチする。
ラッチ回路708は、同様に判定イネーブル信号Sju
dgeによってリセットされるとともに、アンドゲート
706から゛1°°パルスが出力される度に、カウンタ
704から出力されるシフト回数データをラッチする。
ラッチ回路709は、クリア信号S clrによってリ
セットされるとともに、ラッチ信号S 1atch中に
゛1′′パルスが到来する度に、前記ラッチ回路707
にラッチされた音高一致数データをラッチする。
ラッチ回路710は、同様にクリア信号3 clrによ
ってリセットされるとともに、ラッチ信号5latch
−中に1”パルスが到来する度に、前記ラッチ回路70
8にラッチされたシフト回数データをラッチする。
そして、ラッチ回路709の出力が、一致音高数データ
PDeQ−1となり、またラッチ回路710の出力がシ
フト回数データp Q 1ine sml −1となる
この結果、以上説明した各回路が正常に動作すると、シ
フトレジスタ701においては、第27図(B)〜(J
)に示す如く順次シフト制御が行なわれ、並列音^一致
判別回路702においては第28図(A)〜(I)に示
す如く、データPDline(ref )とデータPD
line(1〜7)との一致判別が行なわれる。
そして第28図の例においては、シフト0回に対応する
音高音列部分データpQIine(1〜7)が最類似音
高音列部分データとして検出され、この結果ラッチ回路
710から出力されるデータPO1ine ssl −
iの内容は「0」となり、またデータPD130−1の
内容は「3」となる。
次に、第kWA似音高音列検出回路700−にの詳細を
第6図に示す。同図においてシフトレジスタ751は、
ロード信@5load−にニ応答して、入力音轟音列デ
ータP D 1ine (full)をロードするとと
もに、シフト信号3shift−kに含まれる111 
IIパルスに応答してシフト制御され、更にクリア信号
S airによって全ステージの内容は同時にクリアさ
れる。また、シフトレジスタ751の第1〜第7ステー
ジの各データは、個別にリセット可能に構成されている
次に、並列音高一致判別回路752.音高一致数検出回
路753.−政教比較回路755.アンドゲート756
.カウンタ754.ラッチ回路759、ラッチ回路76
0の各動作は、それぞれ、前記第1類似音高音列検出回
路700−1内の対応する回路と全く同一であり、ここ
では繰り返し説明しない。
一致判別回路761−1〜761− (k−1>は、そ
れぞれカウンタ754から出力されるシフト回数データ
と、各前段の類似音高音列検出回路700−1〜700
−(k−1)から送られてくるシフト回数データp D
line ssl −i 〜p Q 1ines+el
 −(k −1)との一致を判別するもので、両データ
間の一致が判別された場合に限りそれぞれ1′″を出力
する。
オアゲート762は、前記各一致判別回路761−1〜
761− (k−1)の出力の論理和を出41− 力する。
ゲート回路763は、前記オアゲート762からの出力
によって開閉制御され、これにより並列音^一致判別回
路752の各−散出力を、シフトレジスタ751の第1
〜第7ステージのリセット端子Rへと供給する。
アンドゲート764は、インバータ765で反転された
オアゲート762の出力により開閉制御され、これによ
りアンドゲート756の出力を禁止させる。
ラッチ回路757は、判定イネーブル信号SJudge
によってリセットされるとともに、前記アンドゲート7
64を通過する“1”パルスに応答して、音高−政教検
出回路753から出力される音^−政教データをラッチ
する。
ラッチ回路758は、同様に判定イネーブル信号S j
udoeによってリセットされ、また前記アンドゲート
764を通過した゛1″パルスに応答して、カウンタ7
54から出力されるシフト回数データをラッチする。
42− この結果、以上の各回路が動作すると、第27図(B)
〜(J)に示す如く、シフトレジスタ751の各ステー
ジに記憶された入力音高データは順次図中左方向へとシ
フト信号sst++rt−にの゛1″パルスに応答して
シフトされ、同時に並列音高一致判別回路752におい
ては、第29図及び第30図示す如く、各シフト回数毎
の音高音列部分データと基準音^音列データとの一致判
別処理が行なわれる。
ここで第28図、第29図、第30図はそれぞれ、第1
.第2.第3類似音高音列検出回路700−1.700
−2.700−3における各並列音^一致判別回路70
2.752の動作を示すものである。
これらの図からも明らかなように、第2〜第に類似音^
音列検出回路内における各並列音^一致判別回路752
においては、既に前段の類似音^音列検出回路において
検出された類似音高音列部分データpQline(1〜
7〉のシフトタイミングが到来すると、これらのデータ
に含まれる基準音高音列データP D 1ine (r
ef )との一致部分については、ゲート回路763の
出力によって個別にリセットされる。
これにより、既に検出された類似音高音列部分データの
中に含まれる基準音高音列データとの一致部分が、再び
別の類似音^音列部分データと重複して認識されること
はなくなる。
また、各前段の類似音高音列検出回路において既に検出
された類似音高音列部分データのシフトタイミングがそ
れぞれ到来すると、オアゲート762の出力によってア
ンドゲート764は禁止され、従って第に類似音高音列
検出回路700−kにおいては、常に第1〜第に一1類
似音高音列検出回路において既に検出されている類似音
高音列部分データPDline(1〜7)よりも常に類
似度の1段低いデータが検出されることとなるのである
次に、−数音^部分重合せ回路8の詳細を第7図に示す
。同1図において、シフトレジスタ801はロード信号
5load −(k +1 )に応答して入力音^1%
列データP D 1ine (full)をロードする
そして、シフト信号5shift −(k + 1 )
に含まれる“1″パルスに応答して図中下方向へとシフ
ト制御され、またクリア信号5clrによって各ステー
ジの内容は同時にクリアされる。
並列音高一致判別回路802は、前記シフトレジスタの
第1〜第7ステージより並列に出力される音高音列部分
データpQIine(1〜7)と、前記基準音高音列発
生回路1から出力される基準音高音列データP [) 
1ine (ref )とを各ステージ毎に一致判別処
理し、その判別結果を各ステージ毎に1ビツトの信号に
よって端子EQ1〜EQ7に出力する。
カウンタ803は判定イネーブル信号S Judaeに
よってリセダトされるとともに、前記シフト信号5sh
ift −(k + 1 )を計数し、これによりシフ
トレジスタ801のシフト回数に対応するシフト回数デ
ータを出力する。
一致判別回路804−1〜804−には、それぞれ前記
カウンタ803から出力されるシフト回−45= 数データと、前記各類似音高音列検出回路700−1〜
700−kから出力されるシフト回数データP D 1
ine ssl −1〜P D 1ine sml −
kとの一致を判別するもので、両者の一致を判別された
場合に眼り1”を出力する。
オアゲート805は、前記各一致判別回路804−1〜
804−にの出力の論理和を取るもので、このオアゲー
ト805の出力によって債述するデータ重合せ処理が制
御される。
アンドゲート806−1〜806−7はそれぞれ前記オ
アゲート805の出力によって開閉制御され、それぞれ
前記並列音高一致判別回路の各出力を通過させる。
ラッチ回路807−1〜807−7は、それぞれアンド
ゲート806−1〜806−7を介して供給される前記
並列音高一致判別回路802の各一致出力によってラッ
チ制御され、これにより前記シフトレジスタ801から
出力される第1ステージから第7ステージの各出力の中
で、基準音^音列データp [] 1ine (ref
 >との一致部分のみを46一 各シフトの度にラッチすることとなる。そして、これら
のラッチ回路807−1〜807−7にラッチされた各
一連の音高データによって、最類似音高音列データP 
D sampleが構成される。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、第35図
に示す如く、各類似段の類似音高音列検出回路700−
1〜700−kにおいて検出された各類似音列データの
中から、基準音高音列データとの一致部分だけが取り出
さ、れ、これらが互いに重合せられることにによって、
最類似音高音列データP D sampleが形成され
る。
次に類似符長音列抽出回路10の詳細を第8図に示す。
同図において、第1〜第に類似符長音列検出回路100
0−1〜1000−にの構成は、前述した第4図に示す
第1〜第に類似音高音列検出回路700−1〜700−
にの構成と略同様であり、すなわち各類似符長音列検出
回路からは、類似度の高いものから順に選択された複数
個の類似符長音列部分データに対応して、そのシフト回
数データL Dline sml −1〜l Q 1i
ne 5sl−kと、符長−政教データLDeq−1〜
LDeq−kが出力される。
第111似符長音列検出回路1000−1の詳細を第9
図に示す。同図において、シフトレジスタ1001、符
長−政教検出回路1003.カウンタ1004.−政教
比較回路1005.アンドゲート1006.:!ツチ回
路1007.ラッチ回路1008、ラッチ回路1009
.ラッチ回路1010の構成は、単に取り扱うデータが
音高データから符長データに替わっただけで、その他の
点については前記第5図に示す第1類似音高音列検出回
路700−1と同一であるため、ここでは説明は繰り返
さない。
これに対して、並列符長一致判別回路1002の構成に
ついては、前記第5図に示す並列音高一致判別回路70
2の構成とは若干相違する。すなわち、第25図(C)
に示す如(、基準符長音列発生回路10から出力される
基準符長音列データ1[) 1ine (ref )の
各構成音符については、それぞれ正確に8分音符、4分
音符、打点4分音符。
2分音符等のように一定の基準長さを有するものである
これに対してシフトレジスタ701の第1ステージ〜第
7ステージから出力される符長音列部分データについて
は、第31図(B)〜(J)に示す如く、それぞれ誤差
Δ1〜Δ9を有する。なお、ここでは説明の便宜上、各
音符に付された誤差Δ1〜Δ9の値は、各対応する音符
として認識し得る所定の許容範囲内の誤差とする。
従って、前記並列音高一致判別回路702のように、両
音列データ閣において該当′するステージ同士で正確に
一致判別を行なった場合、両データが完全に一致するこ
とは殆どない。
そこで、並列符長一致判別回路1002においては、音
列データL D 1ine (ref )と音列データ
PDIine(1〜7)との比較に際しては、各ステー
ジ毎に基準符長データとの誤差が所定の許容範囲内にあ
る場合には、これを一致するものと見なすようにしてい
る。つまり、端子EQ1〜EQ7には、それぞれA1〜
A7と81〜B7との差が49− 所定の許容範囲に収まっている場合に限り一致出力が得
られる訳である。
この結果、第9図に示す各回路が動作すると、シフトレ
ジスタ1001内においては、第31図(8)〜(J)
に示す如く、各ステージのシフトが行なわれ、これと同
時に並列符長一致判別回路1002内においては、第3
2図に示す如く、基準符長音列データL D 1ine
 (ref )と符長音列部分データPDline(1
〜7)の大小比較が行なわれ、各ステージ毎に各音符の
長さが所定の許容範囲内に治まっているが否かの判定が
行なわれる。
そして、符長−政教検出回路1003がらは各一致音数
に相当する数値データが出力され、同時にカウンタ10
04にはそのシフト回数が出力され、最終的にラッチ回
路1009及びラッチ回路1010からは、最も一致音
数が多い符長音列部分データに対応する一致音数及びそ
のシフト回数データL Deq −1、L D 1in
e s+el −1が出力されるのである。
50− 次に、第に類似符長音列検出回路1000−にの詳細を
第10図に示す。同図において、シフトレジスタ105
1.符長−政教検出回路1053゜カウンタ1054.
−牧歌比較回路1055.アンドゲート1056.ラッ
チ回路1057.ラッチ回路1058.ラッチ回路10
59.ラッチ回路1060.一致判別回路1061−1
〜1061−(k−1)、オアゲート1062.ゲート
回路1063.アンドゲート1064.インバータ10
65の構成は、取り扱うデータの種類が音高データから
符長データに代っただけで、その他については第6図に
示す第に類似音高音列検出回路700−にと同一であり
、また並列符長一致判別回路1052の構成については
、前記第1類似符長音列検出回路1000−1と同一で
あるため、ここでは繰り返し説明は避けることとする。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、例えば第
2.第3類似符長音列検出回路1000−2.1000
−3内においては、第33図、第34図に示す如く、基
準符長音列データl[) 1ine(ref)と符長音
列部分データPDline(1〜7)との一致判別動作
が行なわれ、この際に前述した音高データの場合と同様
にして、既に選択された類似音高音列データについては
一致判別の対象から除かれる。
そして、12類似符長音列検出回路1000−2からは
2番目に一致音数の多い符長音列部分データが抽出され
、第3類似符長音列検出回路1000−3からは第3番
目に類似した符長音列部分データが抽出される。
そして、これら抽出された各符長音列部分データはそれ
ぞれ入角符長音列データL D 1ine (full
)に対するシフト回数データに変換され、10+tne
ssl−1〜LDline 5at−k トシT出力す
レ、更に各音列データの一致音数については、LDeq
−1〜LDeq−にとして出力されるのである。
次に〜致符長部分重合せ回路11の詳細を第11図に示
す。同図において、シフトレジスタ1101、カウンタ
1103.一致判別回路1104−1〜1104−に、
アオゲート1105.アンドゲート1106−1〜11
06−7、ラッチ回路1107−1〜1107−7の構
成については、取り扱うデータが音高データから符長デ
ータに代っただけで、前記第7図に示す一数音^部分重
合せ回路8と全く同一であり、また並列符長一致判別回
路1102の構成は前記各類似符長音列検出回路100
0−1〜1000−に内の該当する回路と同一であるた
め、ここでは繰り返し説明は避けることとする。
この結果、以上説明した回路が動作すると、ラッチ回路
1107−1〜1107=7においては、第36図に示
す如く、第1.第2.第3類似符長音列検出回路でそれ
ぞれ検出された符長音列部分データにおける各−数音が
互いに重合せられ、これにより最類似符長音列データし
Q sampleが形成されることととなる。
次に、演奏結束表示装置f13の詳細を第17図に示す
。同図において、基準メロディ発生回路1301は所定
のタイミングに従って基準メロディを構成する各音高デ
ータPD(ref)、符長デー53− タLD(ref)を出力し、がっ各出カタ・イミングに
応答して切替信号3 cosを出力する。
マルチプレクサ1302は、最類似音高音列データL 
D sampleを構成する各音高データを、前記切替
信@5CO8に応答して択一的に出力する。
マルチプレクサ13o3は、前記最類似符長音列データ
L D sagipleを構成する各符長データを前記
切替信号S CO8に応答して択一的に出力する。
音高一致判別回路1304は、前記マルチプレクサ13
62から順次出力される入力音高データPD(in)と
前記基準メロディ発生回路13o1から出力される基準
音高データPD(ref)との一致を判別し、両者が一
致しない場合に限り1″を出力する。
符長一致判別回路13o5は、前記マルチプレクサ13
03から順次出力される入力符長データL D ’(i
n)と前記基準メロディ発生回路13o1から出力され
る基準符長データLD(ref)との一致を判別し、両
者が一致しない場合に限り“1″54− を出力する。
そして、音高一致判別回路1304.符長一致判別回路
1305及びオアゲート1306の出力は、それぞれ音
^点滅信号、符長点減信号及び五線譜点滅信号としてC
RTコントローラ1307へ供給される。
音高表示データROM1308は、基準メロディ発生回
路1301から時分割的に順次出力される基準音高デー
タPD(ref)に基づいて、これに対応する音高表示
データを出力する。
符長表示データROM1309は基準メロディ発生回路
1301から出力される基−符長データLD(ref)
に基づいて、対応する符長表示データを出力する。
音符表示データROM1310は、前記基準メロディ発
生回路1301から出力される基準音高データPD(r
ef)及び基準符長データLD(ref)とに基づいて
、対応する五@譜表示データを出力する。
CRTコントO−ラ1307では、前記音高点滅信号、
符長点滅信号、五線譜点滅信号、音高表示データ、符長
表示データ、音符表示データに基づいて、CRT131
1の画面上に、第18図に示す如く上段、中段、下段に
分けて、それぞれ基準メロディに相当する五線譜表示、
音高表示及び符長表示を行なう。
そして、中段及び下段に表示された音高表示及び符長表
示には、その表示の中で誤った箇所を点滅させ、更に上
段の五線譜表示については、音^または符長の何れか1
つが閤違っている場合には同様に点滅表示を行なう。
この結果、CRT1311の画面によって、演奏者また
は歌唱者は自分が行なった演奏等の誤り箇所を確実に認
識することができ、当該誤り箇所だけを集中的に椀習す
ることによって演奏技術を効果的に向上させることが可
能となる。
また、この表示画面上の3種類の表示によれば、音高あ
るいは符長の何れが誤ったかをも確実に認識することが
でき、更に基準メロディをベースとしてその誤り箇所の
みを表示するようにしているため、第26図(A>に示
す如く、演奏者が既に誤った箇所を認識し、これを演奏
し直したような部分については回答表示が行われず、演
奏者が無意識に誤った演奏箇所だけを確実に知らせるこ
とができる。
次に、演奏時間・時間差検出回路22の詳細を第12図
に示す。同図においてセレクタ2201は、前記個別音
^一致判別回路14から出力される最類似音高音列デー
タP D sampleと基準音高音列データP D 
1ine (ref )との一致音数に相当する音高−
政教データP D eqによって、各ステージ別に個別
に切替制御可能に構成され、このため出力端子0UT1
〜0UT7には、データP D sag+pleまたは
データP D 1ine (ref )の何れかの各ス
テージの内容が出力される。
ゲート回路2204は、ラッチ信号31atch ニよ
って開閉制御され、前記個別符長一致弁別回路16から
出力される最類似符長データL D sas+pleと
基準符長1列データL D 1ine (ref )と
の一致音数に相当する符長−政教データLDeqを通過
さ57− せる。
オアゲート2202−1〜2202−7は、前記音高−
政教データPDeqと符長−政教データLDeqとを各
ステージ別に論理和を出力するもので、これらのオアゲ
ートの出力によって後述するラッチ回路2203−1〜
2203−7がラッチ制御される。
ラッチ回路2203−1〜2203−7は、前記オアゲ
ート2202−1〜2202−7の出力によって格別に
ラッチ制御されており、これにより前記セレクタ220
2の各出力0LJT1〜0UT7から出力される符長デ
ータをラッチする。
加算回路2205は、前記ラッチ回路2203−1〜2
203−7にラッチされた各符長データを全て加算し、
これらの総和を出力する。
加算回路2206は、前記基準符長音列データL □ 
1ine (ref )を構成する各符長データを全て
加算し、これらの総和を出力する。そして、この加算回
路2206の出力が前述の演奏時間データD (T>と
なる。
58− 減算絶対値回路2207は、前記加算回路2205から
出力される加算データと、前記加算回路2206から出
力される加算データとの差を求め、更にその絶対値を出
力し、この絶対値が前記演奏時間差データD(6丁)と
なる。
この結果、以上説明した各回路が動作すると、ラッチ回
路2203−1〜2203−7においては、第37図に
示す如く、最類似音高音列データP D 5a−ple
において音高が誤っている部分について、最類似符長音
列データデータLDsa■pleにおいても符長が誤っ
ているような場合′には、この符長誤り箇所に相当する
空白部分は、基準符長音列データの該当する箇所に存在
する正しい符長データによって補正されることとなる。
すなわち、メロディの練習においては、音高は特に重要
な要素となり、このため音高を誤った押鍵音の符長につ
いては、符長判定において正しい符長とみなし、これに
より音高の正しい押鍵音についてのみ符長長短を判定し
た方がより音楽教師に近い正確な採点がなされる訳であ
る。
次に、音高類似音列数検出回路18の詳細を第13図に
示す。同図において、零データ発生回路1801はに個
の零データを並列に出力する。
一致判別回路1802は、前記零データ発生回路180
1から並列に出力される零データと、前記類似音^音列
抽出回路7から出力されるに個の音^−政教データPD
eQ−1〜PDeQ−にとの一致を個別に判別し、各判
別結果を1ピツトの信号によって端子EQ1〜EQkに
出力する。
不一致数検出回路1803は、前記一致判別回路180
2の各対しEQ1〜EQkから出力される“O′°信号
の数を検出し、これを音高類似音列組数データD(N3
)として出力する。
次に符長類似音列検出回路19の詳細を第14図に示す
。同図において、零データ発生回路1901はに個の零
データを並列に出力する。
一致判別回路1902は、前記零データ発生回路190
1から並列に出力されるに個の零データと、前記類似符
長音列抽出回路10から並列に出力されるに個の符長−
政教データLDeQ−1〜LDeq−にとの一致を個別
に判別し、各判別結果を1ビツトの信号によって端子E
Q1〜EQkに出力する。
不一致数検出回路1903は、前記一致判別回路190
2から出力される信号゛0゛′の数を検出し、これを符
長類似音列組数データD (N4)として出力する。
次に基準音真数検出回路20の詳細を第15図に示す。
同図において零データ発生回路2001は、14個の零
データを並列に出力する。
一致判別回路2002は、前記零データ発生回路200
1から出力される14個の零データと、前記基準音I!
!4音列発生回路1から出力される基準−音高音列デー
タP D 1ine (ref )とを、各ステージ別
に個別に一致判別し、その判別結果を端子EQ1〜EQ
14に1ビツトの信号により並列に出力する。
不一致数検出回路2003では、前記一致判別回路20
02から出力される各出力の中で、0”の数を検出し、
これを基準音高数データD(N5)61− として出力する。
次に、基準符長数構出回路21の詳細を第16図に示す
。同図において、零データ発生回路2101は14個の
零データを並列に出力する。
一致判別回路2102は、前記零データ発生回路210
1から出力される14個の零データと、前記基準符長音
列発生回路12から出力される基準符長音列データL 
D 1ine (ref >とを、各ステージ毎に個別
に一致判別し、その判別結果を端子EQ1〜EQ14に
1ピツトの信号で並列に出力する。
不一致数検出回路21は、前記一致判別回路2102の
端子EQ1〜EQ14から出力される各信号の中で、“
0”の数を検出し、これを基準符長数データD(N6)
として出力する。
次に、類似度演算回路23では、このようにして得られ
た一数音^数データD(N1)、一致符長歌デー90 
(N2)、音**似音列1組数データD(N3)、符長
類似音列組数データD(N4)。
基準音^数データD(N5)、基準符長数データ62− D(N6)、演奏時間差データD(6丁)、演奏時間デ
ータD (T)に基づいて、次の演算式により生徒が行
なったメロディ演奏に対する得点を求める。
得点X= ([10ox (N1/N5)x (N2/
N6)X (T−1ΔT1 )/丁]−Y)÷5×5 但し、N1;−数音高教 N2ニ一致符艮数 N5;基準音^数 N6:基準符長数 T:模範演奏時間 Δ■:演奏時間差 Y:音高類似音列組数N3または符長 類似音列組数N4 以上の演算式により求められた得点データ0score
G、を得点表示器24にへ給され、これにより第1図に
示す如く演奏得点が例えば数値表示器によって表示され
ることとなる。
かくして、この実施例に示されるメロディ演奏綺習装置
においては、鍵盤4によブて演奏された生徒によるメロ
ディを、押鍵検出回路5.入力音高音列形成回路6およ
び入力符長音列形成回路9を介して、音^と符長とから
なる2次元の音列データに蛮換し、次いでこれらの音列
データを各次元毎に類似音列抽出回路7.10および一
致部分重合せ回路8,11を介してパターン認識処理を
行ない、最終的に基準メロディに最も類似したフレーズ
を抽出するという方法を採用しているため、生徒によっ
て演奏されたメロディの中から、音楽教師(人II)が
無意識のうちに感する何となく類似しているメロディ部
分だけを確実に抽出することが可能となる。
つまり、基準となるメロディに対して何らかのメロディ
を比較する場合、大間の感覚では両者が一致しているか
いないかだけではなく、何となく類似しているかいない
かというアナログ的な判断を行なう訳であり、この実施
例装置によれば入力された演奏メロディの中からこのよ
うな基準メロディに伺となく類似している部分だけを確
実に抽出することができるのである。
また、この実施例装置によれば、前記一致部分垂合せ回
路8,11からそれぞれ出力される最類似音^または符
長データP D sample、 L D sampl
eに基づいて、抽出された何となく類似しているメロデ
ィ部分の中で実際には基準メロディとどの部分が興なる
かを更に表示するようにしているため、この誤り箇所の
表示によって、演奏者あるいは生徒は自分が無意識のう
ちに誤った誤り演奏箇所を確実に知ることが可能となる
また、この実施例装−によれば、一致部分重合せ回路8
.11より抽出された最類似音列データp Q sam
ple、 L D 5ableを基礎データとし、これ
らのデータを一数音高数データD(N1)、一致符長数
データD(N2)、音高類似音列組数データD(N3)
、符長類似音列組数データD(N4)、基準音高数デー
タD(N5)、基準符長数データD(N6)、演奏時間
差データD(6丁)および模範演奏時間データ0(T)
等と比較して演奏得点を稗出するようにしているため、
音楽教師の65− 感覚に極めて近い採点結果を彎ることが可能となる。
すなわち、−数音^数N1と基準音^数N5との比およ
び一致符長数N2と基準符長数N6との比をそれぞれ取
ることにより、前述した何となく類似しているメロディ
部分と基準となるメロディとの挿置を表すことができ、
更に模範演奏時間Tに対する模範演奏時間Tと演奏時間
差ΔTとの比を求めることによってl述の何となく似て
いるメロディ部分の全演奏時間が基準となるメロディの
演奏時−に対してどれだけ誤差を有するかを知ることが
でき、更に音高類似音列組数N3または符長類似音列組
数N4をそれぞれ知ることにより、演奏メロディ中に引
きなおした部分がどの程度あるかを知ることができるの
である。従うて、これらを採点要素とすることにより、
極めて音楽教師(人聞)の感覚に近い採点結果を得るこ
とができるのである。
なお、前記実施例では、鍵盤4によって行われたメロデ
ィ演奏を対象として、これの演奏結果を66− 表示したり、あるいは演奏結果に対する得点を得るよう
に構成したため、入力されたメロディに対応する各単音
データを得る手段としていわゆる電子楽器において知ら
れている押鍵検出回路5を示したが、この発明の適用は
これに限定されるものではなく、例えばマイクロフォン
あるいは適宜な電子楽器等の出力信号に基づいて同様な
演奏結果の表示あるいは採点を行なうことも可能である
この場合には、押鍵検出回路5の代りに、第24図に示
す如き音高データ検出回路26を設ければよい。第24
図において、基本波検出回路2601は、入力された音
声信号または楽音信号中に含まれる基本波を検出し、こ
れを該当するアナログ電圧に変換して出力する。
A/D’!換回路2602は、前記基本波検出回路26
01から出力されるアナログ電圧をデジタル信号に変換
する。
音高基準データ発生回路2603は、C1,C1#、D
l・・・・・・Cnからなる一連の基準音高データを並
列に出力する。
許容判別回路2604−1〜2604−1は前記A/D
変換回路2602から出力される入力音高データと、前
記音141準データ発生回路2603から出力される各
基準音高データとの大小比較を行い、これらの比較結果
に相当する音高差が、所定の許容範囲内に収まる場合に
限り、各端子EQに“1”を出力する。
ゲート回路2605−1〜2605−pは、それぞれ許
容判別回路2604−1〜2604−1)の各−数比り
によって開閉制御され、これによりそれぞれC1〜Cn
に相当する音高データを通過させる。
オアゲー1−2606は、前記各ゲート回路2605−
1〜2605−1)を通過する音高データの論理和を取
るもので、すなわち、このオアゲート2606からは入
力音声信号に対応する音列データが択一的に出力される
こととなる。
オゲート2607は前記オアゲート2606の各ピット
の論理和を取るもので、これにより何らか′の音列デー
タが入力されたことを検出する。
モノマルチ2607.2608は、前記オアゲート26
07の出力゛1″に応答して、微少幅“1″を出力し、
この゛1′°パルスが前記第1図に示す押鍵タイミング
信号3kOn′となり、また前記オアゲート2606の
出力が前記第1図に示す入力音高データPD(in)と
なるのである。
また、前記実施例においては、押鍵検出回路5あるいは
音高データ検出回路26として、それぞれ各入力された
音を、音高と符長とからなる2次元のデータに変換する
ものを示したが、この発明の適用はこれに限らず、例え
ば以上説明した音高。
符長の他にアクセントの次元、音色の次元あるいは音量
の次元等に変換して検出するものでも良いことは勿論で
ある。
例えば、音色を例にとって具体的に説明をすると、第1
図で示される基準音高音列発生回路1の音列パターン及
び第2図で示されるシフトレジスタ607に順次入力さ
れる音列パターンとして、69− 音列の各構成音がそれぞれ有する音色情報1例えば、フ
ルート、ピアノ、バイオリン、トランペット・・・・・
・を、順にその音色列パターンに構成すればよいもので
ある。
すなわち、シフトレジスタ607から入力されるのはデ
ジタル音高情報であるが、これを音列の各構成音がそれ
ぞれ有する7オルマントデータが前記シフトレジスタ6
07に入力されるように構成すればよいものであって、
更に詳しく言えば、音列の各構成音を、−構成音につき
順次多帯域フィルタ(例えば、中心周波数が500)1
2.1000Hz 、3000Hzの3つの帯域フィル
タ)でろ波し、各帯域フィルタから出力されるアナログ
電圧レベルを、デジタル情報に変換して、その値が例え
ばr4J、r3J、r2Jという値であれば、そのデジ
タルデータを各構成音毎に順次シフトレジスタに入力す
るようにすればよいものである。
このように構成したitにあっては、例えばオーケスト
ラによる各楽器音のタイミング合せの訓70− 練等に使用し得る。
更に、この種のものと同一の考え方であるが、猫の鳴声
、犬の鳴声、小鳥の泣声・・・・・・等の比較的先頭の
7オルマントを抽出し、この種の音色別パターン抽出を
同様にして容易に実現し得る。
また、更に音量についても同様に、音列の各構成音の各
音量レベルを、それぞれデジタル情報に変換して前記シ
フトレジスタ607に入力するように構成すれば、容易
に実現可能である。
このように構成した装置にあっては、曲の進行に際し、
情緒感を要用する訓練に使用されて好適なものとなる。
更に、和音やリズムの練習装置を構成する場合には、次
のように行なえばよい。すなわち、検出された各演奏情
報を、それぞれ並列に設けられた複数個の前述と同様な
帯域フィルタによってろ波し、これにより各和音の構成
音データをデジタルデータに変換し、各検出されたデジ
タルデータをシフトレジスタに入力すればよいのである
また、アクセントの練習装置を構成する場合には、同様
にして入力された演奏データの中から強弱データを検出
し、これをデジタルデータに変換した後前記シフトレジ
スタに入力すればよいのである。
このようにすれば、前記音色の場合に加えて、一層の情
緒感を要用する訓練に使用されて好適なものとなるので
ある。
また、前記実施例においては、演奏時間1時間差検出回
路22において音高が既に誤っている音符については、
その符長については正しいものとみなし、これによりメ
ロディ固有の特徴すなわち音高を重視した採点を行なっ
ているが、逆に符長が闇違っている音符については、音
高は正しいものとみなすように構成すれば、リズムを重
視した演奏採点結果を得ることができるのは勿論である
次に、この出願に係る第1および第3の発明を巧む他の
実施例(以下、これを第2実施例という)の詳細を第3
8図〜第40W4を参照しつつ説明する。
この第2実施例装胃は、その外観は携帯用キーボード装
置として構成されており、またその機能としては通常の
電子楽器としての機能の他に音階ルーレットゲーム、音
階ゴルフゲーム、音階テニスゲーム等のような各種の音
階ゲーム機能を備え、かつこれらのゲームに加えて本発
明に係わるメロディレッスン機能を具備するものである
。また、この電子楽器の制御はいわゆるマイクロプロセ
ッサによって行なわれており、そのシステム構成を第3
8図に示す。
同図において、システムプログラムROM27には、C
PLJ28において行なわれる各種の動作を規定するシ
ステムプログラムが格納されている。
ワーキングRAM29には、上記各種のシステムプログ
ラムを実行する際に、そのワーキングエリアとして使用
されるものである。
音高データROM30には、後述する作曲動作処理を行
なう際に、その作曲されるメロディを構成する例えば2
小節分の音高データが、複数組記73− 憶されており、後述する作曲動作処理の際には、乱数デ
ータによってその中の1つが択一的に読出される。
音符データROM31には前記音高データROM30と
同様に作曲される例えば2小節分の一連の音符データが
複数組記憶されており、前記音高データROM30の場
合と同様にこれらのメロディが乱数データによって択一
的に読出されることとなる。
楽譜データRAM32には後述するメロディ作曲動作処
理によって作曲された例えば2小節分のメロディが一時
記憶されるものである。
鍵盤部33は、鍵盤およびこの鍵盤で押された鍵を検出
する押鍵検出回路等によって構成されており、この鍵盤
部33からはいわゆる音高データおよびキーオンタイミ
ング信号等が出力される。
操作部34はこの装置の各種の動作を切替えるための動
作モード切替スイッチ、電源投入スイッチその他の各種
のスイッチが内蔵されており、こ74− れらのスイッチの出力が出力されることとなる。
得点表示部35は、例えば液晶表示器等によって構成さ
れたキャラクタディスプレイ装置よりなるもので、この
キャラクタディスプレイ@1には後述する採点処理によ
って得られた得点が表示されることとなる。
楽音形成部36は、いわゆるこの種の電子楽器において
公知であるところの音高データを楽音信号に変換する変
換処理装置によって構成されており、この楽音形成部3
6から出力される楽音信号はアンプ37を介して増幅さ
れた後スピーカ38から発音されることとなる。
次に、この実施例装置の基本的な動作を第39図のゼネ
ラルフローチャートに示す。
まず、このゼネラルフロチャートに示される各ステップ
の実行内容を個別に詳細に説明する。
ステップ(1):’操作部34においてモード切特スイ
ッチがメロディレッスンに切替られたことに応答して、
2小節分のメロディを作曲する。この作曲動作において
は、前記音高データROM30および音符データROM
31にそれぞれ記憶された2小節分の音高データおよび
音符データが、乱数データによってランダムに読出され
、これらによって組み合わされる2小節分のメロディは
、楽譜データRAM32に記憶される。
なお、この作曲動作の詳細については、本出願人によっ
て特願昭56−158437号、特願昭56−1324
94号、特願昭56−125603号、特願昭56−1
32493号等によって出願済みであるため、ここでは
詳細に説明しない。
ステップ(2):楽譜データRAM32に記憶された作
曲された2小節分のメロディデータを、楽音形成部36
へ順次時分割的に転送し、これを楽音信号に変換する。
そして変換された楽音信号はアンプ37を介して増幅さ
れた後、スピーカ38から発音される。
ステップ(3);操作部34において何れかのキースイ
ッチが操作されたか否かを判定し、その判定結果がYE
Sの場合にはステップ(8)へ進み、Noの場合にはス
テップ(4)へ進む。
ステップ(4);鍵盤部33において何れかの鍵が押下
されたか否かを判定し、その判定結果がYESの場合に
はステップ(6)へ進み、NOの場合にはステップ(5
)へ進む。
ステップ(5);鍵盤部33において押鍵なしの状態が
3秒以上経過したか否かを判定し、その判定結果が=Y
ESの場合にはステップ(7)に進み、NOの場合には
ステップ(3)へ戻る。
ステップ(6)二鍵盤部33から入力された押鍵データ
(音高データと符長データとによって構成される。)に
対して、前記第1実施例によって行われた演奏結果に対
する得点演算を行ない、これによって得られた得点を得
点表示部35に出力する。
なお、解答処理(6)の詳細については、第40図に示
す。
ステップ(7);ステップ(2)と同様な模範演奏処理
を行なう。
7フー ステップ(8);操作部34において押下されたキーが
スタートキーであるか否かを判定し、その判定結果がY
ESの場合にはステップ(1)に戻り、NOの場合には
メロディレッスンを終了する。
次にステップ(6)において行なわれる解答処理の詳細
を、第40図のフローチャートに従って説明する。
ステップ(601):鍵盤部33から入力される音高デ
ータおよび符長データの取込み場所を初期設定する。
ステップ(602):鍵盤部33から順次取込まれる押
鍵データよりジッタを除去し、残りのデータを前記初期
設定されたワーキングRAM29内の所定のエリアに取
込む。なお、ここでジッタと見なし得る符長の長さは、
100■S[tの短時間押鍵に対応するものとする。
ステップ(603):最新の押鍵により得られた押鍵デ
ータから過去12音までを残し、それ以前の古いデータ
は消去させる。
=78− ステップ(604):鍵盤部33からの押鍵データの入
力が終了したか否かを判定し、その判定結果がYESの
場合にはステップ(605)へ進み、NOの場合にはス
テップ(602>へ戻る。
ステップ(605):前記ワーキングRAM29内の設
定されたエリアに記憶された一連の音高音列データ、音
符音列データの中から、前記楽譜データRAM32に記
憶された音高音列データ。
符長音列データと最も類似した音列データを抽出する。
なお、この類似音列の抽出に際しては、前記第1実施例
において説明されたパターン処理動作が行なわれる訳で
あるため、ここでは繰り返し説明は避けることとする。
ステップ(606):前記第1実施例において説明した
ように、最類似音列と前記楽譜データRAMに記憶され
た基準音列と比較して音高が誤っている演奏籠所につい
ては、音符は正しいものと見なして符長の補正を行なう
ステップ(607):前記楽譜データRAM32に記憶
された基準メロディの模範演奏時間と、前記ステップ(
605):において抽出された最類似音列によって示さ
れる演奏時間とを比較し。
これらの誤差時間を求めて採点要素とする。例えば、こ
こでは具体的には、模範演奏時間よりも符長補正後の全
演奏時間が短いときには、0.1秒毎に2点を減点する
ものとし、逆に長い場合には一115点減点を行なう。
ステップ(608):得点−得点×正解数全出題数なる
演算式に従って、音高正解率を算出する。
ステップ(609):前記各データRAM32に記憶さ
れた2小節分の各音符データと、前記ステップ(605
)において抽出された最類似音列の音符データとを各音
符毎に大小比較し、すべての音符が基準となる音符と長
さが一致していた場合には減点なしとし、それ以外の場
合には一律5点の減点を行ない、これにより音符のばら
つきに対する採点を行なう。
ステップ(610):前記楽譜データRAM32に記憶
された各音符データと、前記ステップ(605に)にお
いて抽出された最類似音列を構成する各音符データとを
個別に一致判別し、音符が一つ間違える毎に5点の減点
を行なう。
ステップ(611):以上の各ステップによって得られ
た各得点を全て加算し、5点未満の部分については切捨
てを行なって総得点演算を行なう。
ステップ(612);前記ステップ(611)によって
得られた総得点データを前記得点表示部35に送出しこ
れ。により所定の表示装置に数値表示を行なう。
次に、以上説明した各ステップよりなるフローチャート
の動作を系統的に説明する。
まず、第31図に示す操作部34において、モード切替
スイッチをメロディレッスン側に設定する。すると第3
9図のフローチャートにおいて、ステップ(1)、(2
)が順次実行され、スピーカ38からは自動作曲された
メロディ音(例えば81− 2小節分)が発音されることとなる。
次いで、生徒あるいは演奏者は鍵盤部33において耳か
ら聞いたメロディ音に基づいて解答に相当するメロディ
演奏を行なう。
すると、ステップ(3)→ステップ(4)→ステップ(
6)と進み、解答処理プログラムが実行される。解答処
理プログラム(6)においては、第40図に示す如く、
まずステップ(601)が実行された後、鍵盤部33に
おいて押鍵状態が継続する閣、ステップ(602)→ス
テップ(603)→スナップ(604)→(602)が
繰り返し実行され、これによりワーキングRAM29の
所定の設定エリアには、ジッタ等の除去された音高音列
データおよび音符音列データが形成されることになる。
次いで、鍵盤部33における演奏が終了すると、前述し
た各ステップ(605)〜ステップ(612)が実行さ
れ、この結l!待点表示部35には鍵盤部33Cおいて
返送されたメロディに対する採森帖果が表示されること
となる。
82− 次いで、ステップ(6)の実行が終了すると、再びステ
ップ(3)→ステップ(4)→ステップ(5)→ステッ
プ(7)が繰り返し実行され、再び同じメロディがスピ
ーカ38から発音される。
すなわち、出題されたメロディと解答したメロディとが
興なる場合は、繰り返し同じメロディについて練習を行
なえるようにするため、このように解答処理(6)の終
了とともにスタートキーを押さない限りは同じメロディ
が繰り返し発音されるようにしているのである。
次いで、操作部34において、スタートキーを押下する
と、ステップ(3)の実行結果はYESとなり、続いて
ステップ(8)→ステップ(1)→ステップ(2)が実
行され、新たに作曲された別のメロディがスピーカ38
から発音されることとなり、以上を繰り返すことによっ
て同一のメロディまたは異なった新たなメロディについ
て何度も繰り返しメロディ演奏を行なうことが可能とな
る野である。そして、解答が終了する度に1.得点表示
部35には、鍵盤部33における演奏結果に相当する得
点が繰り返し表示され、これにより生徒はメロディ練習
を効果的に向上させることができるのである。
かくして、この第2実施例によれば、自動作曲される短
いメロディ音を記憶し、これに対する解答を鍵盤部33
介して行なうという操作を繰り返し、その演奏結果に対
する得点を確認することによって、教師がおらずどもこ
の種メロディレッスンを極めて効果的に行なうことが可
能となる。
以上説明した第1および第2実施例の説明でも明らかな
ように、この出願に係わる第1の発明によれば、通常音
楽教師が何らかのメロディを採点する場合には、無意識
の内に抽出している何となく模範メロディに類似してい
るメロディ部分を自動的に抽出することができ、これに
より生徒がメロディ演奏の途中で誤った部分に気がつき
これを演奏しなおしたような場合には、その誤りかつ演
奏しなおされた部分については自動的に削除され、採点
等に必要なメロディ部分だけを確実に抽出することがで
きる。
また、この出願に係わる第2の発明によれば、生徒が演
奏等したメロディ部分の中で、前述したひきなおされか
つ修正された部分については、削除され、生徒が無意識
のうちに誤った部分だけを確実に表示させ、これにより
メロディ練習を効果的に向上させることができる。
更に、この出願に係わる第3の発明によれば、極めて音
楽教師の感覚に近い採点結果を得ることができ、このよ
うなアナロジカルな得点表示によって、一層効果的な批
評を生徒に与えることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願に係わる第1〜第3の発明を含むメロ
ディIIIIm装置の全体構成を示すブロック図、 第2図は入力音高音列形成回路の詳細を示すブロック図
、 第3図は入力音高音列形成回路の詳細を示すブロック図
、 第4図は類似音高音列抽出回路の詳細を示すブ85− ロック図、 第5図は第1類似音高音列検出回路の詳細を示すブロッ
ク図、 第6図は第に類似音高音列検出回路の詳細を示すブロッ
ク図、 第7図は一数音^部分重合せ回路の詳細を示すブロック
図、 第8図は類似符長音列抽出回路の詳細を示すブロック図
、 第9図は第1類似符長音列検出回路の詳細を示すブロッ
ク図、 第10図は第に類似符長音列検出回路の詳細を示すブロ
ック図、 第11図は一致符長部分一合せ回路の詳細を示すブロッ
ク図、 第12図は演奏時間・時間差検出回路の詳細を示すブロ
ック図、 第13図は音高類似音列数検出回路の詳細を示すブロッ
ク図、 第14図は符長類似音列数検出回路の詳細を示86− すブロック図、 第15図は基準音画数検出回路の詳細を示すブロック図
、 第16図は基準筒長歌検出回路の詳細を示すブロック図
、 第17図は演奏結果表示回路の詳細を示すブロック図、 第18図はCRTに表示される演奏結果の状態を示すC
RT画面の図、 第19図は制御回路の詳細を示すブロック図、第20図
は類似段指定信号発生回路の詳細を示すブロック図、 第21図はシフト信号発生回路の詳細を示すブロック図
、 第22図はラッチ信号発生回路の詳細を示すブロック図
、 第23図は制御回路25から出力される各制御信号の状
態を示すタイムチャート、 第24図は音高検出手段の他の一例を示すプロ第25図
は基準メロディに対応する各音列データの一例を示す図
、 第26図は入力メロディに対応する各種のタイミング信
号の状態を示すタイムチャート、第27図〜第30図は
入力音高音列形成回路。 類似音^音列抽出回路に行なわれる音列データ処理の詳
細を示す説明図、 第31図〜第34因は入力符長形成回路および類似符長
音列抽出回路において行なわれる音列データ処理の流れ
を示す説明図、 第35図は一致音高部分一合せ回路において行なわれる
音列データ処理の流れを示す説明図、第36図は一致符
長部分重合せ回路において行なわれる音列データ処理の
流れを示す説明図、第37図は演奏時間・時間差検出回
路において行なわれる符長データ補正処理の流れを示す
説明図、 第38I!!1はこの出願に係わる第1および第3の発
明を含む携帯用キーボード装置全体のシステム構成を示
すブロック図、 第39図は同装置の各モードの動作の中でメロディレッ
スンに係わる動作を概略的に示すゼネラルフローチャー
ト、 第40図は同ゼネラルフローチャートの中で解答処理プ
ログラムの詳細を示すフローチャートである。 1・・・・・・・・・基準音高音列発生回路2・・・・
・・・・・楽音形成回路 3・・・・・・・・・スピーカ 4・・・・・・・・・鍵盤 5・・・・・・・・・押鍵検出回路 6・・・・・・・・・入力音高音列形成回路7・・・・
・・・・・類似音^音列検出回路8・・・・・・・・・
−数音高部弁型合せ回路9・・・・・・・・・入力符長
音列形成回路10・・・・・・類似符長音列抽出回路1
1・・・・・・一致符長部分重合せ回路12・・・・・
・基準符長音列発生回路13・・・・・・演奏結果表示
回路 89− 14・・・・・・個別音^一致弁別回路15・・・・・
・−数音列数検出回路 16・・・・・・個別符長一致弁別ロ路17・・・・・
・一致符長数検出回路 18・・・用音高類似音列数検出回路 19・・・・・・符長類似音列数検出回路20・・・・
・・基準音列数検出回路 21・・・・・・基準筒長歌検出回路 22・・・・・・演奏時間・時間差検出回路23・・・
・・・類似度演算回路 24・・・・・・得点表示器 25・・・・・・制御回路 26・・・・・・音高データ検出回路 PD(In)・・・・・・・・・入力音^データP D
 1lne (full)・・・・・・・・・入力音高
音列データP D 1ine (ref )・・・・・
・・・・基準音高音列データPD(ref)・・・・・
・・・・基準音^データPD  l’lne  sal
 −1〜PD  1ine  5m1−k  −:  
・・・・−第1〜第に類似音轟音列部分データに それぞれ対応するシフト回数データ 90− PDeq−1〜PDeQ−k・・・・・・・・・第1〜
第に類似音高音列部分データにそれぞれ対応する 音高−牧歌データ p Dsa■ple・・・・・・・・・最類似音高音列
データPDeq・・・・・・・・・音高−牧歌データL
 D 1ine (full)・・・・・・・・・入力
符長音列データ1−1) 1ine (ref )・・
・・・・・・・基準符長音列データL  D  1in
e  sg+I −1〜 L  Q  l1ne  5
at−k  ・・−・・−・・−第1〜第に類似符長音
列符長データに それぞれ対応するシフト回数データ L D eQ−1〜LDeQ−k・・・・・・・・・第
1〜第に類似符長音列部分データにそれぞれ対応する 符長−政教データ 1− Q 5a−ple・・・・・・・・・最類似符長
音列データLDeq・・・・・・・・・符長−牧歌デー
タQ 5core・・・・・・・・・得点データpDI
ine(1〜7)・・・・・・・・・入力音高音列部分
データ LD(ref)・・・・・・・・・基準符長データLD
(in)・・・・・・・・・入力符長データD(N1)
・・・・・・・・・−数音^数データD(N2>・・・
・・・・・・一致符長歌データD(N3)・・・・・・
・・・音高類似音列組数データD(N4)・・・・・・
・・・符長類似音列組数データD(N5)・・・・・・
・・・基準音高数データD(N6)・・・・・・・・・
基準符長数データ5kon・・・・・・・・・押鍵信号 3kon”・・・・・・・・・押鍵タイミング信号5k
on″・・・・・・・・・データ取込み信号反転3ko
n”・・・・・・・・・データ取込み信号5play・
・・・・・・・・演奏中信号S Judoe・・・・・
・・・・判定イネーブル信号Sφ・・・・・・・・・ク
ロック信号 5end・・・・・・・・・判定終了信号31oad・
・・・・・・・・ロード信号5shift・・・・・・
シフト信号 5latch・・・・・・ラッチ信号 3 push・・・・・・確実押鍵信号5ssl・・・
・・・類似膜指定信号 SeQ・・・・・・一致信号 3clr・・・・・・クリヤ信号 Sic・・・・・・イニシャルクリヤ信号S cos・
・・・・・・・・切替信号特許出願人 日本楽器製造株式会社 −93= 第15図 り0 第16図 第29図 第30図 第33図 第34図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏又は歌唱情報を少なくとも音高の次元を有す
    る1乃至2次元以上の音列データに変換し;次いで該音
    列データと基準音列に対応する音列データとを音列パタ
    ーン同士で所定の特徴について比較し: 該比較結果に基づいて基準音列に最も類似したフレーズ
    を入力音列から抽出することを特徴とする音列パターン
    抽出方法。
  2. (2)演奏又は歌唱により順次発生する各構成音を、逐
    次少なくとも音^の次元を有する1乃至2次元以上の単
    音データに変換して検出する単音データ検出手段と; 前2検出された単音データを各次元別にかつ発生類に記
    憶して、演奏又は歌唱に対応する入力音列データを形成
    する入力音列データ形成手段と:多次元の入力音列デー
    タと該当する次元の基準音列データとを、両者の時間軸
    の基準点を互いにずらせながら同一時間帯に存在する音
    列部分同士で比較し、類似度の高いものから順に選択さ
    れた1乃至2以上の組の類似音列部分を前記入力音列デ
    ータから抽出する類似音列部分抽出手段と:前記・抽出
    された各類似音列部分から該当する次元の登録音列デー
    タとの一致部分を抽出し、これらを互いに重合せて、最
    類似フレーズに対応する最類似音列データを形成するデ
    ータ重合せ手段と;前記形成された最類似音列データを
    印字又は表示する手段; とを具備することを特徴とする演奏結果表示装置。
  3. (3)前記入力音列データ形成手段は、前記検出された
    単音データの中で音楽的な要素となり得ない一定符長以
    下の単音データを除去することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の演奏結果表示装置。
  4. (4)演奏又は歌唱により順次発生する各構成音を、逐
    次少なくとも音高の次元を有する1乃至2次元以上の単
    音データに変換して検出する単音データ検出手段と; 前記検出された単音データを各次元別にかつ発生順に記
    憶して、演奏又は歌唱に対応する入力音列データを形成
    する入力音列データ形成手段と:多次元の入力音列デー
    タと該当する次元の基準音列データとを、両者の時間軸
    の基準点を互いにずらせながら同一時間帯に存在する音
    列部分同士で比較し、類似度の高いものから順に選択さ
    れた1乃至2以上の組の類似音列部分を前記入力音列デ
    ータから抽出する類似音列部分抽出手段と:前記抽出さ
    れた各類似音列部分から該当する次元の0録音列データ
    との一致部分を抽出し、これらを互いに重合せて、最類
    似フレーズに対応する最類似音列データを形成するデー
    タ重合せ手段と基準音列データの各構成音データの中で
    、前記形成された最類似音列データに含まれる音データ
    の総数と、基準音列データの各構成音データの総数との
    比を必要な次元について求め、少なくともこれらの比の
    値を採点要素として入力音列を採点する採点演算手段と
    を具備することを特徴とする演奏結果採点装−0
  5. (5)前記基準音列データ及び入力音列データは、それ
    ぞれ音^と符長とからなる2次元データで構成され、か
    つ前記データー合せ手段は、形成された各類似音列部分
    から該当する次元の基準音列データとの一致部分のみを
    抽出するについて、予め設定された一方の次元のデータ
    の値が、該当する次元の基準データの値と不一致である
    音に対応する他方の次元のデータについては、該当する
    次元の基準データの値と一致するものとみなして一致部
    分の抽出を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載の演奏結果採点装置。
  6. (6)前記基準音列データ及び入力音列データは、4− それぞれ音^と符長とからなる2次元データで構成され
    、かつ前記採点演算手段は前記一致データ音総数と全1
    4準データ音総数との比に加えて、基準符長列データで
    定まる模範演奏時間と最類似符長音列データで定まる超
    過又は不足演奏時間との差と、前記模範演奏時間との比
    を採点要素とすることを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載の演奏結果採点装置。
  7. (7)前記基準音列データ及び入力音列データは、それ
    ぞれ音^と符長とからなる2次元データで構成され、か
    つ前記採点演算手段は前゛記一致データ音総数と、全基
    準データ音総数との比に加えて、前記類似音列部分抽出
    手段により抽出された少なくとも1の次元の類似音列組
    数を採点要素とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の演奏結果採点装置。
  8. (8)前記入力音列データ形成手段は、前記検出された
    単音データの中で、音楽的な要素となり得ない一定符長
    以下の単音データを除去することを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載の演集結5− 果採点装置。
JP57015210A 1982-02-02 1982-02-02 音列パタ−ン抽出方法及びこれを使用した演奏結果表示装置・演奏結果採点装置 Granted JPS58132797A (ja)

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US06/462,181 US4506580A (en) 1982-02-02 1983-01-31 Tone pattern identifying system

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6087397A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 松下電器産業株式会社 採点装置
JPH01309087A (ja) * 1989-03-24 1989-12-13 Yamaha Corp 音列パターン抽出方法およびこれを使用した演奏結果表示装置,演奏結果採点装置

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