JPS5810718Y2 - トップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装置 - Google Patents
トップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装置Info
- Publication number
- JPS5810718Y2 JPS5810718Y2 JP1979111302U JP11130279U JPS5810718Y2 JP S5810718 Y2 JPS5810718 Y2 JP S5810718Y2 JP 1979111302 U JP1979111302 U JP 1979111302U JP 11130279 U JP11130279 U JP 11130279U JP S5810718 Y2 JPS5810718 Y2 JP S5810718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- top side
- ballast tank
- ballast
- double bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、船舶のバラストの注排水装置に関するもの
である。
である。
この考案は、船舶にトップサイドバラストタンクと二重
底バラストタンクを設け、連通管を介しテハラスト水を
注排水することにより、船舶のスタビリテイ−いわゆる
安定性を調整し、操作の省力化を目的とするものである
。
底バラストタンクを設け、連通管を介しテハラスト水を
注排水することにより、船舶のスタビリテイ−いわゆる
安定性を調整し、操作の省力化を目的とするものである
。
従来トップサイドバラストタンクおよび二重底バラスト
タンクを有している船舶では、各々のタンクに独立の注
排水の配管をするような独立配管方式が行なわれていた
75\近年乗組員の省力化ということで出来る限り少な
い操作でタンクの注排水を行なうようになった。
タンクを有している船舶では、各々のタンクに独立の注
排水の配管をするような独立配管方式が行なわれていた
75\近年乗組員の省力化ということで出来る限り少な
い操作でタンクの注排水を行なうようになった。
たとえば、木材船等では第1図に示すように、二重底バ
ラストタンクとトップサイドバラストタンクは該二重底
バラストタンクの頂部とトップサイドバラストタンクの
底部を連通管で配管し、二重底バラストタンクに張水す
れば連通管を通じトップサイドバラストタンクに張水で
き、また、排水も同様に二重底タンクを排水すればトッ
プサイドバラストタンクも排水されるような方式がとら
れているが貨物倉内に鋼材、コイル等の比重の大きいも
のを積載した場合ボットムヘビー(船体での重心が下り
船体揺動周期が短かくなる。
ラストタンクとトップサイドバラストタンクは該二重底
バラストタンクの頂部とトップサイドバラストタンクの
底部を連通管で配管し、二重底バラストタンクに張水す
れば連通管を通じトップサイドバラストタンクに張水で
き、また、排水も同様に二重底タンクを排水すればトッ
プサイドバラストタンクも排水されるような方式がとら
れているが貨物倉内に鋼材、コイル等の比重の大きいも
のを積載した場合ボットムヘビー(船体での重心が下り
船体揺動周期が短かくなる。
)になり、一般に、スタビリテイ−がよくなりすぎる。
ボントムヘビーということは、揺動周期が短かくなり乗
心地も悪く、船体の高い位置に設けられている荷役装置
等に衝撃を与え、損傷の危険性がある。
心地も悪く、船体の高い位置に設けられている荷役装置
等に衝撃を与え、損傷の危険性がある。
そして、船としては適当なる横メタセンター高さGMが
必要であり、重心を上げボントムヘビーを解消するよう
な機会が多くなってきた。
必要であり、重心を上げボントムヘビーを解消するよう
な機会が多くなってきた。
しかし、トップサイドバラストタンクと二重底バラスト
タンクを連通管で配管する従来の配管装置では、ボント
ムヘビーを調整することは不可能であり、各タンクに独
立0配管をせざるを得なかった。
タンクを連通管で配管する従来の配管装置では、ボント
ムヘビーを調整することは不可能であり、各タンクに独
立0配管をせざるを得なかった。
この考案は、このような従来の不便な点を鑑みて考案す
るに致ったものである。
るに致ったものである。
この考案の構成を図面を用いて説明すると、第2図に示
す様に、二重底バラストタンク10にはバラストポンプ
12によって二重底バラストタンク10の底部から連通
管13および船外に通ずる配管14を介して注排水でき
るように配設されている。
す様に、二重底バラストタンク10にはバラストポンプ
12によって二重底バラストタンク10の底部から連通
管13および船外に通ずる配管14を介して注排水でき
るように配設されている。
二重底バラストタンク10と船体両舷側上部に設けられ
たトップサイドバラストタンク11は連通管13によっ
て、該二重底バラストタンク10の頂部からトップサイ
ドバラストタンク11の底部を貫通して、該トップサイ
ドバラストタンク11の頂部付近まで延長した連通管1
3の上端部は開口されている。
たトップサイドバラストタンク11は連通管13によっ
て、該二重底バラストタンク10の頂部からトップサイ
ドバラストタンク11の底部を貫通して、該トップサイ
ドバラストタンク11の頂部付近まで延長した連通管1
3の上端部は開口されている。
また、トップサイドバラストタンク11の頂部甲板には
空気抜き管20が設けられており、該トップサイドバラ
ストタンク11と二重底バラストタンク10の兼用の空
気抜きになっている。
空気抜き管20が設けられており、該トップサイドバラ
ストタンク11と二重底バラストタンク10の兼用の空
気抜きになっている。
そして、トップサイドバラストタンク11の底部にはパ
ルプ16が設けられ上甲板からパルプコントロールスタ
ンド18にてIJ−チロンド15を介してパルプ16を
開閉するようになっており管17によって連通管13に
導設されている。
ルプ16が設けられ上甲板からパルプコントロールスタ
ンド18にてIJ−チロンド15を介してパルプ16を
開閉するようになっており管17によって連通管13に
導設されている。
次にこの考案の実施例について説明すると、二重底バラ
ストタンク10にバラストポンプ12により注水し満水
になると連通管13を通じてトップサイ ドパラストタ
ンク11に張水される。
ストタンク10にバラストポンプ12により注水し満水
になると連通管13を通じてトップサイ ドパラストタ
ンク11に張水される。
また、排水する場合は、パルプ16を開き、管17およ
び連通管13によってトップサイドバラストタンク11
と二重底バラストタンク10を連通し、バラストポンプ
12により船外に排出すればトップサイドバラストタン
ク11内のバラスト水も船外に排出される。
び連通管13によってトップサイドバラストタンク11
と二重底バラストタンク10を連通し、バラストポンプ
12により船外に排出すればトップサイドバラストタン
ク11内のバラスト水も船外に排出される。
また、トンプサイドパラストタンク11内のバラスト水
を残して二重底バラストタンク10のみを排水する場合
には、パルプ16を閉鎖した1まで二重底バラストタン
ク10を排水すれば、トップサイドバラストタンク11
内の連通管13の開口より上方のバラスト水は排水され
るがその開口より下方のバラスト水はトンプサイドパラ
ストタンク11内に残ったま筐となりフリーウォーター
面を作り、二重底バラストタンク10内のバラスト水の
みが船外に排出される。
を残して二重底バラストタンク10のみを排水する場合
には、パルプ16を閉鎖した1まで二重底バラストタン
ク10を排水すれば、トップサイドバラストタンク11
内の連通管13の開口より上方のバラスト水は排水され
るがその開口より下方のバラスト水はトンプサイドパラ
ストタンク11内に残ったま筐となりフリーウォーター
面を作り、二重底バラストタンク10内のバラスト水の
みが船外に排出される。
さらに、トップサイドバラストタンク11内のノくラス
ト水を排出するにはノくルブ16を開放すればバラスト
水は管17および連通管13を経由して二重底バラスト
タンク10に落ちバラストポンプ12により船外に排水
することができる。
ト水を排出するにはノくルブ16を開放すればバラスト
水は管17および連通管13を経由して二重底バラスト
タンク10に落ちバラストポンプ12により船外に排水
することができる。
上述したように、この考案は、トップサイトノくラスト
タンクと二重底バラストタンクを連通管とパルプを介し
た管で連結することにより注排水が簡単にでき、省力化
できるという効果を有するものである。
タンクと二重底バラストタンクを連通管とパルプを介し
た管で連結することにより注排水が簡単にでき、省力化
できるという効果を有するものである。
第1図は従来技術のトップサイドバラストタンクと二重
底バラストタンクとに連通管を設けた管装置図を路側し
たものである。 第2図はこの発明のトップサイドバラストタンクと二重
底バラストタンクとに連通管等を設けた管装置図を路側
したものである。 主なる記号、10・・・・・・二重底バラストタンク、
11・・・・・・トップサイドバラストタンク、12・
・・・・・バラストタンク、13・・・・・・連通管、
16・・・・・・パルプ、17・・・・・・管。
底バラストタンクとに連通管を設けた管装置図を路側し
たものである。 第2図はこの発明のトップサイドバラストタンクと二重
底バラストタンクとに連通管等を設けた管装置図を路側
したものである。 主なる記号、10・・・・・・二重底バラストタンク、
11・・・・・・トップサイドバラストタンク、12・
・・・・・バラストタンク、13・・・・・・連通管、
16・・・・・・パルプ、17・・・・・・管。
Claims (1)
- トップサイドバラストタンク11と注排水装置をもった
二重底バラストタンク10VCおいて、連通管13は、
二重底バラストタンク10の頂部からトップサイドバラ
ストタンク11の底部を貫通して、該トップサイドバラ
ストタンク11の頂部付近まで延長しており、唸た、ト
ップサイドバラストタンク11の頂部甲板に空気抜き管
20が設けられていて、さらに、トップサイドバラスト
タンク11の底部にバルブ16を設けてあり、該パルプ
16から管17を介して連通管13に導設し、バラスト
ポンプ12によってバラスト水の注排水をすることを特
徴とするトップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111302U JPS5810718Y2 (ja) | 1979-08-12 | 1979-08-12 | トップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979111302U JPS5810718Y2 (ja) | 1979-08-12 | 1979-08-12 | トップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5628493U JPS5628493U (ja) | 1981-03-17 |
JPS5810718Y2 true JPS5810718Y2 (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=29343778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979111302U Expired JPS5810718Y2 (ja) | 1979-08-12 | 1979-08-12 | トップサイドタンクと二重底タンクを結ぶ管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810718Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440740B1 (ko) * | 2001-10-08 | 2004-07-15 | 한국해양연구원 | 교차형 갑판해수 방수시스템 |
JP6169020B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2017-07-26 | 三菱重工業株式会社 | 船舶 |
JP2018122682A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | ホクシン産業株式会社 | 燃料油移送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5267197U (ja) * | 1975-11-14 | 1977-05-18 |
-
1979
- 1979-08-12 JP JP1979111302U patent/JPS5810718Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5628493U (ja) | 1981-03-17 |
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