JPS5810642Y2 - タイヤ用樹脂製車輪 - Google Patents

タイヤ用樹脂製車輪

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Publication number
JPS5810642Y2
JPS5810642Y2 JP1979035414U JP3541479U JPS5810642Y2 JP S5810642 Y2 JPS5810642 Y2 JP S5810642Y2 JP 1979035414 U JP1979035414 U JP 1979035414U JP 3541479 U JP3541479 U JP 3541479U JP S5810642 Y2 JPS5810642 Y2 JP S5810642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
wheel
ring
resin
tire
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979035414U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55134302U (ja
Inventor
四宮正己
藤岡慧二
Original Assignee
オ−ツタイヤ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by オ−ツタイヤ株式会社 filed Critical オ−ツタイヤ株式会社
Priority to JP1979035414U priority Critical patent/JPS5810642Y2/ja
Publication of JPS55134302U publication Critical patent/JPS55134302U/ja
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Publication of JPS5810642Y2 publication Critical patent/JPS5810642Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型トラクタ等の農用車輌或いは軽車輌等の
タイヤに使用する比較的小径リムの樹脂製車輪に関する
従来、この種の車輪として2つ制欲に分割された一対の
金属板製の車輪が普通であるが、これはタイヤをリムセ
ットする作業が極めて煩雑で、しかもリムセット後の車
輪を車軸に装着する作業も煩雑であるばかりか、軽量化
、生産性の点でも不具合があった。
そこで、全体を樹脂材で成形すると共に、一対のリム7
ランジ部を係脱自在に分割した樹脂製車輪が開発され、
かつ、実用に供されているが、従来の樹脂製車輪はリム
フランジの一方を構成するサイドリングを、車輪本体の
リム内周面に挿嵌するのが通例で、これであれば、リム
セット作業の点で依然として問題点があり、しかも、リ
ム内周面に段部が形成されることから、泥土類の付着が
生じ易く、該付着土の清掃作業の点で問題があり、更に
は分割されたサイドリングが場合によっては不用意に離
脱するかそれがあった。
本考案は上記実状に鑑み案出されたものであって、車輪
ハブ、サポート部釦よび一対のリムから成る車輪本体を
一体的に樹脂成形することによって、軽量化と生産性の
向上を図り、しかも、車輪本体のリムに嵌着されるサイ
ドリングをリム外周面に嵌着し、かつ、該リングをロッ
クリングでロッキングすることによって強力な係合力を
発揮せしめ、リムセットの容易性を図りながらタイヤの
離脱がなく、しかも、リム内周面に段部構成のない車輪
の提供を目的とする。
斯る目的を達成するため本考案では車輪・・ブと、該−
・プの外周から径方向外方に延出されたサポート部と、
該サポート部の外周を囲んで周設された一対のリムをそ
れぞれ樹脂材で一体形成して、前記トムの外周面に、外
側部に径方向外方に突出するリム7ランジが形成された
樹脂製サイドリングを嵌着すると共に、リムの外周面に
形成された係合凹部に、サイドリングの外側方に位置す
る樹脂製ロックリングを嵌着して、該ロックリングの内
側面とサイドリングのリムフランジの外側面両者の径方
向全長にわたる部分を全周にわたって重ね合わしたこと
を特徴とする特 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第1図にかいて、1は車輪で、車輪本体2とサイドリン
ク3およびロックリング4の組立体から成り、該車輪1
のリム上にはタイヤ5が装着されている。
車輪本体2は車輪−・プロと、該ノ・プロの外周に径方
向外向に延設したサポート部7および該サポート部7の
外周を囲んで周設された左右一対のリム8,9をプラス
チック材で一体成形してなり、実施例では車輪−・プロ
に金属製スリーブ10を挿嵌固着している。
11はピン挿通孔でハブ6釦よびスリーブ10に直径方
向として開設されている。
実施例ではサポート部Iはディスク状であるが、これは
スポーク状その地形状でもよく、望1しくはディスク状
として泥土等の異物目詰りを防止する。
更に、・・プロの一端にサポート部7を厚内部12を介
して延設しているが、サポート部Iはノ1プロの筒長中
央部に延設してもよい。
又、左右一対のリム8,9はサポート部7の外周端にむ
ける厚肉部13を介して延設されるが、とのさい、対の
リム8,9は車軸線に対する角度に緩急をつけて所謂非
対称形状に延設しており、実施例ではタイヤビード座支
承面14を介してリムフランジ15を一体に形成したリ
ム9が緩傾斜とされ、他方のリム8が急傾斜とされ、か
つ、該他方のリム8のゲージが厚く形成されて車軸線に
沿って平行の延在端部8Aに形成されている。
前記延在端部8Aの外周面部は車軸線に沿う平行なフラ
ット面8Bに形成され、該フラット面8Bのタイヤ中心
線側は径大方向に傾斜した斜面部8Cに形成されると共
に、延在端末側には係合凹部16が周溝として形成され
ている。
プラスチック材よりなるサイドリンク3は挿入部17と
挿入部一端に突出されたリムフランジ18とからなる断
面り形のリング体であって、挿入部17の先端は先鋭部
19に形成され、該先鋭部19が前記斜面部8Cに重ね
合され、かつ、挿入部17の内周面がフラット向8Bに
嵌着される。
而して、フラット面8Bに嵌着のサイドリンク3におけ
る挿入部外周面がタイヤビード座支承面20と形成され
、かつ、該支承面20は他方の支承面14と同一平面上
にある。
即ち、左右一対のビード座支承面14,20はタイヤ5
の中心にて対称位置にあって、ビードコア21A、22
Bをそれぞれ埋設した対のタイヤビード座21,22を
受承する。
プラスチック材よりなるロックリング4はその被係合凸
部23が係合凹部16に嵌着されたとき、ロックリング
4の立面部24内側面とサイドリンク3のリムフランジ
18の外側面両者の径方向全長にわたる部分が全周にわ
たって密着状に重ね合わされる。
なお、図において25はOリングで示すシールパツキン
であり、サイドリンク3の挿入部17とフラット面の間
に環状として介在されているが、該ハラキン25は複数
個介在させてもよい。
又、26はバルブ装置、27は凹陥部を示している。
更に、符号りはリム外径、符号dはタイヤビード座内径
であり、両者は(dの関係とされている。
更に、車輪本体2、サイドリング3釦よびロックリング
4はナイロン、ポリプロピレン、ABS樹脂その他の硬
質プラスチック材から成り、望渣しくはカットファイバ
ーを含有するものとする。
以上のように構成された本考案の実施例によれば、車輪
1にタイヤ5をセットするには、サイドリンク3とロッ
クリング4を共に取外した状態でタイヤ5を車輪本体2
のリム延在端部8Aより嵌入させる。
この場合、リム径りはビード座径dと等しいか径小であ
ることからタイヤ5のリム上に対するセットも容易とな
る。
対のタイヤビード座21.22の一方は、車輪本体2と
一体の支承面14に仮置し、他方は凹陥部27に仮置し
た状態の下でリム延在端部8Aの外周面に対してサイド
リンク3を嵌着し、該リング3の挿入部外周面でビード
座支承面20を形成すると共に、ロックリング4の被係
合凸部23を係合凹部16に嵌着係合し、該リング4の
立面部24で内側のサイドリンク3のリムフランジ18
に重ね合せるのである。
その後、バルブ装置26を介してエアー等の流体を圧入
すれば、対のビード座21.22は互いに離間する方向
に流体圧にて拡大し、そのビード座21.22が支承面
14,20に担持され、かつ、一体のリム7ランジ15
及びサイドリンク3のリム7ランジ18にてタイヤの離
脱が阻止されるのであり、サイドリンク3はこれの外側
にて重ね合したロックリング4により強固に保持され、
かつ、内装状に保護されていることから再使用も可能と
なるのである。
なお、タイヤ5はこれがチューブレスであるときにはサ
イドリング3と延在端部8Aの外周面にパツキン25が
介在され、かつ、該パツキン25はタイヤ内圧にて緊迫
されることからエアーシールされることになる。
斯様にリムセットされたタイヤ付車輪はそのハブ6に車
軸を挿嵌し、ピン挿通孔11を介してピンを挿通するこ
とにより簡単に装着できる。
以上型するに本考案によれば、車輪−・プ、サポート部
および一対のリムを樹脂材で一体成形したものであるか
ら、軽量化と生産性が向上できるし、リムフランジを有
するサイドリングがリム外周面に対して嵌着され、かつ
、ロックリングで係合保持されるものであるから、タイ
ヤのリムセットが簡便になるばかりでなく、サイドリン
グの外れ、延いてはタイヤ離脱がなく、シかも、サイド
リング及びロックリングはいずれもリム外周面に套嵌保
持される構造であるから、リム内周面には分割型である
にも段部がなく、これは外観体裁を良好にし、かつ、異
物付着機会が少なくなり、仮りに付着しても清掃が容易
となる利点がある。
特に、本考案では、ロックリングの内側面とサイドリン
グのリムフランジの外側面両者の径方向全長にわたる部
分を全周にわたって重ね合わしたので、サイドリングの
リム7ランジをロックリングにより確実にバックアップ
でき、リムフランジを剛強なものとできると共に、リム
フランジの外側面及びロックリングの内側面両者には、
他方側よりも径方向外方に突出する部分がないので、上
記両側面に泥土等が付着堆積する惧れはなく、従って、
サイドリング及びロックリング両者に付着堆積する泥土
等の量を少なくでき、これらの取外し等を容易に行える
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はタイヤを装置し
た断面図、第2図は第1図2部の拡大図である。 3・・・・・・サイドリング、4・・・・・・ロックリ
ング、6・・・・・・車輪・・フ、7・・・・・・サポ
ート部、8,9・・・・・・リム、16・・・・・・係
合凹部、23・・・・・・係合凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪・・ブと、該−・ブの外周から径方向外方に延出さ
    れたサポート部と、該サポート部の外周を囲んで周設さ
    れた一対のリムをそれぞれ樹脂材で一体形成して、前記
    リムの外周面に、外側部に径方向外方に突出するリムフ
    ランジが形成された樹脂製サイドリングを嵌着すると共
    に、リムの外周面に形成された係合凹部に、サイドリン
    グの外側方に位置する樹脂製ロックリングを嵌着して、
    該ロックリングの内側面とサイドリングのリムフランジ
    の外側面両者の径方向全長にわたる部分を全周にわたっ
    て重ね合わしたことを特徴とするタイヤ用樹脂製車輪。
JP1979035414U 1979-03-17 1979-03-17 タイヤ用樹脂製車輪 Expired JPS5810642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979035414U JPS5810642Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 タイヤ用樹脂製車輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979035414U JPS5810642Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 タイヤ用樹脂製車輪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55134302U JPS55134302U (ja) 1980-09-24
JPS5810642Y2 true JPS5810642Y2 (ja) 1983-02-26

Family

ID=28894640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979035414U Expired JPS5810642Y2 (ja) 1979-03-17 1979-03-17 タイヤ用樹脂製車輪

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476569U (ja) * 1971-02-15 1972-09-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742721Y2 (ja) * 1977-02-25 1982-09-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476569U (ja) * 1971-02-15 1972-09-22

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Publication number Publication date
JPS55134302U (ja) 1980-09-24

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