JPS58106216A - 屈曲、回転軸承けの製造方法 - Google Patents

屈曲、回転軸承けの製造方法

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JPS58106216A
JPS58106216A JP20592381A JP20592381A JPS58106216A JP S58106216 A JPS58106216 A JP S58106216A JP 20592381 A JP20592381 A JP 20592381A JP 20592381 A JP20592381 A JP 20592381A JP S58106216 A JPS58106216 A JP S58106216A
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    • F16C23/043Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般に、無注油式屈曲、回転軸承けの製造方法としては
、外輪金属リングの内側所定位置に、内輪金属軸承はボ
ールが間隙を配して配設され、両輪間に、ポリアミド樹
脂を主成分とし、これに二硫化モリブデンや炭素粉末な
どが添加された原料樹脂材が、射出成形機により加熱溶
融されて注入され、軸承けが構成されたものが知られて
いる。
しかしながら、この従来法により製造された軸承けによ
るときは、内輪金属軸承はボールの回転トルクが大で、
製造されたままの状態では使用に供し得ず、樹脂材と内
輪金属軸承はボール間の回転トルク除去のため、擦り合
わせ工程など、種々の工程を施さねばならない難点があ
り、この回転トルク除去がこの種屈曲、回転軸承けにお
ける解決さるべき最大の課題であった。
本発明者は、種々実験、研究の結果、特に原料樹脂材の
組成と、成形処理前後の熱処理等を考慮することにより
、前記回転トルクの除去はもとより、注入された樹脂材
そのものの潤滑性も向上させうる本発明を完成したもの
で、内面に熱硬化性接着剤が塗布された外輪金属リング
の内側所定位置に、内輪金属軸承はボールが間隙を配し
て配設され、両輪間に、ポリアミド樹脂と、ガラス繊維
粉末とミポリテトラフルオルエチレン樹脂とからなる原
料樹脂材が、射出成形機などの成形機により加熱溶融さ
れて注入され、軸承けが構成された後、注入樹脂材の硬
化収縮前に、前記接着剤の硬化促進温度で軸承けが熱処
理されることを特徴とする。
つぎに、別紙図面について、本発明に係る屈曲回転軸承
けの製造方法を説明する。
はじめに、本発明方法により製造される屈曲、回転軸承
は部材の構成と、軸承けの製造に用いられる金型、およ
び原料樹脂材を説明するとつぎのとおりである。
屈曲、回転軸承け(A)の外輪金属リング(1)とじて
は、内面が、上下両端縁から中央部分にかけて円曲面に
構成された筒状の金属リングが用いられ、内輪金属軸承
はボール(2)としては、内面が直線上の円孔で、外面
がその中心を中心として描かれる球と同一曲面からなる
筒状の金属軸承はボールが用いられると共に、内輪金属
軸承はボール(2)の外径は、外輪金属リング(1)の
最小内径より小さく構成され、高さは外輪金属軸承はボ
ール(2)の高さより大きく構成されたものが用いられ
る。
軸承けの製造に用いられる金型(B)としては、上部金
型(3)と下部金型(4)とからなるものが用いられる
。       下部金型(4)の中央部には、外輪金
属リング(1)と内輪金属軸承はボール(2)とが着脱
自在な軸承は着脱孔(7)を有し、かつその中心部には
、内輪金属軸承はボール(2)を外輪金属リング(1)
の中心に位置させるための、内輪金属軸承はボール(2
)内面下側が嵌合される突出部(8)が形成されている
上部金型(3)には、下部金型(4)内に外輪金属リン
グ(1)と内輪金属軸承はボール(2)が設置されたと
き、両者間に生じる間取に而してそのゲート(5)が開
口されるスプルー(6)が穿設されている。
原料樹脂材としての配合物は、基材としてのポリアミド
樹脂粉末と、硬度調節材としてのガラス繊維粉末、およ
び潤滑材、耐摩耗材としてのポリテトラフルオルエチレ
ン樹脂粉末が用いられ、必要に応じて着色剤が配合され
る。
これら配合物の配合比は、使用目的に応じて適宜配合し
てもよいが、好ましい配合例はつぎのとおりである。
ポリアミド樹脂粉末    60〜70重量%ガラス繊
維粉末      20〜30重量%ポリテトラフルオ
ルエチレン樹脂粉末 10〜15重量% 着  色  剤            小壜ここで、
各配合物の上記配合比が好ましい理由を説明する。
ポリアミド樹脂の含有量が60重量%未満であると、原
料樹脂材の成形後の硬化が思わしくなく、70重量%を
超えると成形後の樹脂材が軟弱にすぎ、軸承けとして好
ましくない。
ガラス繊維粉末の含有量が20重量%未満であると、軸
承は材としての硬度が不充分であり、30重量%を超え
ると硬度が大きすぎて脆くなるおそれがある。
ポリテトラフルオルエチレン樹脂微粉末が10重量%以
下であると1、軸承は材として必要な潤滑性に乏しく、
15重量%を超えると、それ自身は溶融しないので、軸
承は材としては脆弱となるおそれがある。
なお、着色剤は必要に応じて使用すればよく、上記各配
合物の配合比の範囲内であれば、各配合物の配合量は、
軸承けの使用目的に応じて自由に定めても、本発明によ
る効果を充分に発揮できる。        たとえば
、軸承けの潤滑性が重視される場合には、ポリテトラフ
ルオルエチレン樹脂の配合量を多くし、硬度が重視され
る場合には、ガラス繊維粉末の配合量を多くしても、本
発明の効果を臓じることはない。
上記配合からなる原料樹脂材は、充分に混合さ1だ後、
射出成形機用のペレットに成形される。
つぎに、これら軸承は部材(1) (2)と原料樹脂材
を用いて、金型(B)により本発明に係る屈曲、回転軸
承け(A)を製造するときの実施例を説明する。
公知の射出成形機(図示せず)に固定された下部金型(
4)の軸承は着脱孔(7)内の定位置に、内面にエポキ
シ系熱硬化性接着剤(9)が塗布された外輪金属リング
(1)が挿入設置され、中心部の突出部(8)には、あ
らかじめ80〜100’Oに加熱して膨張させた内輪金
属軸承はボール(2)が嵌合設置されると共に、下部金
型(4)上に、上部金型(3)が接合され、原料樹脂材
のペレットが前記射出成形機により加熱溶融され、その
溶融樹脂材(10)−が上部金型(3)のスプルー(6
)、ゲート(5)を通って外輪金Fj4 りング(1)
と内輪金属軸承はボール(2) mに形成されている間
隙内に圧入される。
この溶融樹脂材(10)の圧入成形後、上部金型(3)
が下部金型(4)から離され、屈曲、回転軸承け(A)
が下部金型(4)内から取り出される。
下部金型(4)から取り出された屈曲、回転軸承け(A
)は、溶融樹脂材(10)の表面が硬化される時間、す
なわち、40〜48時間放冷された後、公知の恒温電気
炉(図示せず)内で60〜90分間14()00の温度
で加熱させて、溶融樹脂材(10)の冷却硬化による収
縮を中断させ、かつ接着剤(9)を急速に硬化させて溶
融樹脂材(10)を外輪金属リング(1)の内面に引張
固着させ、同時に溶融樹脂材(10)の硬化も促進させ
る。
上記放冷による内輪金属軸承はボール(2)の収縮と、
上記熱処理により、完成品における溶融樹脂材(10)
と内輪金属軸承はボール(2)の外面との接触面には、
きわめてわずかな間隙を生じ、軸承はボール(2)の回
転トルクは0に近くなる。
このように、本発明方法により製造された屈曲、回転軸
承けによれば、軸承はボールの回転トルクを0に近くす
ることができるので、製造後に回転トルクを減少させる
ための格別な工程を必要としないばかりでなく、強度や
潤滑性においても従来品よりすぐれた効果を有すると共
に、実施例に示されるように、原料樹脂材の配合物の配
合比が定められたものによれば、本発明の目的をもつと
も容易に実現させることができ、原料樹脂材の注入前に
内輪金属軸承はボールが加熱膨張されるものによれば、
該軸承はボールの回転Fルクを一層0に近づけることが
できるなど、屈曲、回転軸承けの製造方法として好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による屈曲、回転軸承けの製造方法の一
例を示す要部の断面図、第2図は製品の一部断面図であ
る。 (1)   外輪金属リング  (2)  内輪金属軸
承はボール(9)   熱硬化性接着剤  (10) 
 樹 脂 材(A)   屈曲、回転軸承は 特許出願人 株式会社 九一部材 代理人 牙1図 才2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内面に熱硬化性接着剤が塗布された外輪金属リン
    グの内側所定位置に、内輪金属軸承ボールが間隙を配し
    て配設され、両輪間に、゛ポリアミド樹脂と、ガラス繊
    維粉末と、ポリテトラフルオルエチレン樹脂とからなる
    原料樹脂材が、射出成形機などの成形機により加熱溶融
    されて注入され、軸承けが構成された後、注入樹脂材の
    硬化収縮前に、前記接着剤の硬化促進温度で軸承けが熱
    処理されることを特徴とする屈曲、回転軸承けの製造方
    法。
  2. (2)原料樹脂材におけるポリアミド樹脂が60〜70
    重量%、ガラス繊維粉末が20〜30重量%、ポリテト
    ラフルオルエチレン樹脂が10〜15重量%配合された
    、特許請求の範囲(1)記載の屈曲、回転軸承けの製造
    方法。、。
  3. (3)原料樹脂材の注入前に、内輪金属軸承はボールが
    加熱、膨張される特許請求の範囲(1)または(2)い
    ずれか、記載の屈曲、回転軸承けの製造方法。
JP20592381A 1981-12-18 1981-12-18 屈曲、回転軸承けの製造方法 Expired JPS5844891B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003059597A1 (de) * 2002-01-17 2003-07-24 ZF Lemförder Metallwaren AG Verfahren und vorrichtung zur steuerung des schrumpfungsverhaltens während des urformens von kunststoffen
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