JPS5810607Y2 - 消防用吸水管藤篭取替接手 - Google Patents

消防用吸水管藤篭取替接手

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Publication number
JPS5810607Y2
JPS5810607Y2 JP16360779U JP16360779U JPS5810607Y2 JP S5810607 Y2 JPS5810607 Y2 JP S5810607Y2 JP 16360779 U JP16360779 U JP 16360779U JP 16360779 U JP16360779 U JP 16360779U JP S5810607 Y2 JPS5810607 Y2 JP S5810607Y2
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JP
Japan
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fire
strainer
protrusion
firefighting
fitting
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Expired
Application number
JP16360779U
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English (en)
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JPS5681745U (ja
Inventor
藤岡徳幸
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸水管と原液とを迅速に着脱し得る消防用吸水
管原液取替接手に関するものである。
消防車の脇には一般に第1図のごとく、消火用ホースが
各々一本ずつ巻装されており、A側の収骨1の端部には
差込式雌金具2が取付けられ、屋外消火栓の採水口であ
る差込式雄金具に接続可能となっている。
また、B側の収骨3の端部には第2図に詳示するごとく
、固定金具4が設けられ、その先端部にストレーナ5の
後端部を螺合せしめると共に、このストレーナ5を被う
原液6が縄7で取付けられている。
このような状態にて待機している消防車は、旦火災通報
を受けて火災現場へ急行した場合、火災現場付近に屋外
消火栓がある場合は、前記A側のホースで採水し、自然
水利であった場合は、B側ホースによって採水するもの
である。
このように両側に別々の採水装置をつけているのは水利
状態が火災場所によってまちまちであり、これに迅速に
対応するためであるが、消防車の進入方向によっては、
水利状態と採水装置が合致しないことが多く、この場合
は消防車を方向転換させることか、原液式採水装置を外
して消火栓採水装置に交換する等の必要が生じて、−刻
を争う事態には好ましくない。
特に後者の場合の交換作業は、まず原液取付縄7をほど
き、ストレーナ5を外した後、差込式雌金具2を取付け
るという面倒な作業が必要であり、この交換作業には平
均26秒を要する。
また、消火作業中に原液6やストレーナ5に目詰りが生
じ、ごみが除去できないときは、新しいものと交換しな
ければならないが、この手順は原液6だけの交換の場合
は、取付線7を外して新しい原液を取付け、ストレーナ
5の交換の場合は、前記と同様にして原液6を外した後
ストレーナ5を外し、新しいストレーナ及び原液を取付
けるという面倒な作業が必要であり、特に後者の場合は
ネジ嵌合方式のため、平均36秒も要し、迅速性に欠け
るものであった。
本考案はこのような問題を解決し、消防車の採水態勢を
迅速確実にするための消防用吸水管原液取替接手を提供
しようとするものであり、その一実施例が第3図及び第
4図に示されでいる。
まず、図中において、10は収骨、11はこの収骨の先
端に固定された固定金具であり、この固定金具11の先
端には公知の差込式雌金具12が螺合されている。
即ちこの雌金具12の内面切欠部13にはシール材14
が装着されると共に、その内面略中央部には複数の係止
突起15が弾性状に出没可能に設けられている。
一方図中イで示すものは接手本体であり、この接手本体
は中空円筒体16と雄金具18及び中空円筒体16の胴
部16aに遊嵌された押し輪22とから構成されている
即ち、前記中空円筒体16の一端部には上記差込式雌金
具12の係止突起15と係合する大径部11が形成され
ており、他端部には雄金具18が固定されると共に、前
記押し輪22の後記突起部20側端部にはフランジ部2
3が形成されているものである。
なお、本考案では前記中空円筒体16と雄金具18とを
一体的に構成してもよい。
他方、前記した雄金具18の外端部には、ストレーナ取
付は用の雄ネジ部19が形成されており、他端側には前
記押し棒22のフランジ部23外径より大きい突起部2
0が形成されると共に、その突起部20には適所に原液
取付周線を通すための小孔21が設けられている。
本実施例では、この突起部20が第4図に示すごとく、
突起を上下左右に突設せしめた形態となっているが、特
にこれに限らず、例えばリンク状のフランジとしてもよ
く、また前記原液取付用小孔21も2ヶ以上あればその
数は任意である。
こうした雄金具18の雄ネジ部19には従来と同様のス
トレーナ24の一端が螺合されると共に、そのストレー
ナ24を被うどとく原液25が取付けられるものである
このような本考案によるときは、まず、待機中の消防車
の両脇ホース成骨に差込式雌金具12を取付けておき、
これとは別にストレーナ24と原液25を取付けた接手
本体イを消防車に予備のものと一緒に積んでおく。
このような状態で火災現場に出動し、その現場付近に消
火栓がある場合は、従来と同様前記差込式雌金具12を
直接この消火栓と結合し、また自然水利であった場合は
、予めストレーナ24と原液25を取付けた接手本体イ
を前記差込式雌金具12に結合するものである。
即ち、後者の場合、中空円筒体16の大径部17を、前
記差込式雌金具12に挿入すると、その大径部17に押
圧されて前記係止突起15が内方に没し、さらに大径部
17を押込むて該係止突起15が再び突出して大径部1
7の段部17aと係合するようになっている。
なお、ストレーナ24や原液25に目詰りを生じて交換
する必要がある場合などには押し輪22を大径部11方
向にスライドせしめて係止突起15を没し、この状態で
接手本体イを引き抜き、予備の接手本体を接続するもの
である。
以上説明したような本考案によれば、ストレーナ及び原
液が取付けられた接手本体をワンタッチで巻込式雌金具
に着脱可能としたことにより、例えば、火災現場の水利
状態に応じて原液方式から差込式雌金具に取替えるため
の所要時間は3秒で可能となり(従来は26秒)、また
ストレーナ等が詰って交換するための所要時間は10秒
で可能となる(従来は46秒)など大幅な時間短縮とな
る。
さらに、本考案によれば上記突起部を押し輪のフランジ
より高くしているため、例えば岸壁から原液方式の採水
装置を降して採水する場合でも摩擦、衝撃、振動等によ
って押し輪が動くのを、その突起部で防護することがで
きるので、接手本体が採水中に抜けるようなトラブルを
防止することが可能となる。
このように本考案によれば、火災発生時、消防車の採水
態勢を迅速、確実かつ安全にとることにより、消火活動
を効果的に行なうことが可能となるなど種々のすぐれた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消防車の消火用ホース取付は状態を示し
た概略説明図、第2図は従来の原液取付は状態を示す概
略断面図、第3図は本考案に係る接手の一実施例を示す
一部断面図、第4図は第3図のA−A矢視図である。 図中、10は吸管、11は固定金具、12は巻込式雌金
具、13は欠切部、14はシール材、15は係止突起、
16は内空円筒体、16aは胴部、17は大径部、17
aは段部、18は雄金具、20は突起部、21は小孔、
22は押し輪、23はフランジ部、24はストレーナ、
25は原液、イは接手本体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に消防用吸込ホースの端部雌金具と係合する大径
    部を形成し、他端部にストレーナ−取付は用雄ネジ部を
    形成すると共に、中間部には後記押し輪フランジ外径よ
    り大なる突起部を形成した接手本体と、この接手本体の
    前記大径部と突起部との間の胴部に遊嵌され、かつ前記
    突起部側端部にフランジ部を形成した押し輪とからなる
    消防用吸水管原液取替接手。
JP16360779U 1979-11-28 1979-11-28 消防用吸水管藤篭取替接手 Expired JPS5810607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16360779U JPS5810607Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28 消防用吸水管藤篭取替接手

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5681745U JPS5681745U (ja) 1981-07-02
JPS5810607Y2 true JPS5810607Y2 (ja) 1983-02-26

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