JP2524012Y2 - 流体機器における管継手取付機構 - Google Patents

流体機器における管継手取付機構

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JP2524012Y2
JP2524012Y2 JP1990053356U JP5335690U JP2524012Y2 JP 2524012 Y2 JP2524012 Y2 JP 2524012Y2 JP 1990053356 U JP1990053356 U JP 1990053356U JP 5335690 U JP5335690 U JP 5335690U JP 2524012 Y2 JP2524012 Y2 JP 2524012Y2
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JP
Japan
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fitting
guide
mounting portion
tube
engagement
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JP1990053356U
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JPH0411992U (ja
Inventor
文也 林
正道 田島
高志 秋本
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エスエムシー 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流体機器における管継手の取付機構に関す
るものである。
[従来の技術] チューブの押入によりチャック先端の複数の係止爪が
チューブを係止し、リリースブッシュの押入により係止
爪によるチューブの係止を解除してチューブを引抜くこ
とができる管継手(以下、ワンタッチ管継手という。)
は、チューブの挿脱が容易なために、流体機器の配管に
多用されている。
上記継手装着部とワンタッチ管継手は、通常一方を金
属で他方を合成樹脂で形成し、ワンタッチ管継手のガイ
ドに設けた係止部を、継手装着部に設けた周溝に係止さ
せることによって取付けられるが、ガイドを金属で形成
した場合は、合成樹脂製の継手装着部を変形させながら
押入れるために、合成樹脂の種類によっては、継手装着
部が破損することがあるという問題がある。
一方、継手装着部を金属で形成した場合は、周溝形成
のための溝加工が面倒なばかりでなく、ワンタッチ管継
手の交換には該管継手を壊す必要があるので、その離脱
が非常に面倒である。
この問題を解決するために、管継手のガイドの外周に
アダプタを軸方向の抜出し不能に遊嵌し、このアダプタ
に設けた複数の弾性壁の外周に、継手装着部に設けた複
数の貫通孔に係合する係合突起を設けた管継手の取付装
置が、実開平1−24794号公報において提案されてい
る。
上記既提案の管継手の取付装置は、管継手の継手装着
部への挿脱が容易であるが、取付機構についての配慮に
欠けるところがあり、アダプタを使用するため部品点数
が多くなって高価になる。また、ガイドの外周にアダプ
タを遊嵌しているために、ガイドとアダプタ間の間隙及
びアダプタ自体の厚さによって、チューブの径に比べて
管継手が大形になるので好ましくない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、挿脱が容易でかつ
挿脱によって破損する恐れがなく、しかも安価で小形化
できる流体機器における管継手取付機構を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案の流体機器における
管継手取付機構は、継手装着部にワンタッチ管継手を装
着した流体機器において、上記継手装着部が、管継手装
着側の端面に中心に向けて傾斜させた複数の案内面を、
その内方の径方向に、複数の係合孔をそれぞれ備え、上
記管継手が、ガイド、チャック及びリリースブッシュを
備え、チューブの挿入によりチャック先端の複数の係止
爪がチューブを係止し、リリースブッシュの押入により
係止爪によるチューブの係止を解除してチューブを引抜
くことができるものとして構成され、上記ガイドが、軸
方向の切欠溝と、外周面下端の、周方向の少なくとも一
側に先細りの傾斜面を有する複数の係合突起とを備え、
上記管継手が、各係合突起と係合孔の係合によって継手
装着部に装着されていることを特徴としている。
[作用] 係合突起を継手装着部の案内面に対向させてワンタッ
チ管継手を継手装着部に向け押圧すると、係合突起が係
合孔に係合して、ワンタッチ管継手が継手装着部に装着
される。
この場合、係合突起が中心に向けて傾斜させた案内面
で案内されることと、切欠溝によりガイドが縮径するこ
ととによって、ワンタッチ管継手の継手装着部への装着
がきわめて容易で、係合突起や係合孔が破損することは
ない。
ワンタッチ管継手を所定の方向に回転すると、係合突
起の周方向に設けた先細りの傾斜面と、縮径可能なガイ
ドとによって、係合突起と係合孔の係合が解除されるの
で、ワンタッチ管継手を継手装着部から容易に離脱する
ことができ、この場合も、係合突起や係合孔が破損する
ことはない。
[実施例] 図面は本考案の実施例を示し、この実施例は、流体機
器の一例としての電磁弁1と、該電磁弁1におけるボデ
ィ2の継手装着部2aに装着されたワンタッチ管継手3と
を備えている(第6図及び第7図参照)。
上記継手装着部2aは、管継手3の押入側端面に中心に
向けて傾斜させた一対の案内面5,5が、該案内面5,5と同
一軸上でその内方に径方向の一対の係合孔6,6が、それ
ぞれ対向して形成され、これらの内方に流路7が開口し
ている。
一方、上記ワンタッチ管継手3は、外側から中心に向
けて順次装着された、ガイド9、コレット10、金属製の
チャック11、及びリリースブッシュ12を備え、リリース
ブッシュ12を通してチューブ14を挿入するとチャック11
先端の係止爪11a,・・がチューブ14の外壁に食い込むと
ともにパッキン15がシールし、リリースブッシュ12を押
入すると、係止爪11a,・・によるチューブの係止が解除
されてチューブ14を引抜くことができるものとして構成
されている。
上記ガイド9は、軸方向の切欠溝17,17で分割された
一対の装着部9a,9aを有し、上記装着部9a,9aの外周面下
端に一体に形成された係合突起18,18は、挿入側の下面
と周方向の両側に、上向きの傾斜面18aと先細りの傾斜
面18b,18bが、それぞれ形成されている。
上記実施例は、ガイド9の係合突起18,18を継手装着
部2aの案内面5,5に対向させて、ワンタッチ管継手3を
該装着部2aに向けて押圧すると、切欠溝17,17によって
装着部9a,9aが縮径可能なことと、係合突起18,18の傾斜
面18aが案内面5,5で中心側に案内されることとによって
継手装着部2aに挿入され、装着部9a,9aの弾性で係合突
起18,18が係合孔6,6に係合するので、ワンタッチ管継手
3が継手装着部2aに装着される。したがって、ワンタッ
チ管継手3の継手装着部2aへの装着がきわめて容易であ
る。
また、ワンタッチ管継手3にチューブ14を挿入する
と、装着部9a,9aが径方向に若干拡径されるので、チュ
ーブ14の挿入によって係合突起18,18が一層確実に係合
孔6,6に係合する。
交換等のためにワンタッチ管継手3を離脱するとき
は、管継手3を周方向に回転させると、装着部9a,9aが
縮径可能なことと、係合突起18,18の周方向に設けた先
細りの傾斜面18b,18bにより係合突起18,18と係合孔6,6
の係合が解除されることとによって、管継手3を継手装
着部2aからきわめて容易に離脱することができる。
したがって、継手装着部2aまたはガイド9の一方を金
属で他方を適宜の合成樹脂で形成した場合においても、
ワンタッチ管継手3の挿脱時における樹脂成形部の破損
を防止することができる。
また、案内面5,5及び係合孔6,6は、ダイキャストによ
って一体に形成できるので、ボディ2を金属製とした場
合でも、面倒な溝加工を省略することができる。
[考案の効果] 本考案の流体機器における管継手取付機構は、ワンタ
ッチ管継手の継手装着部への挿脱がきわめて容易で、挿
脱時に無理な力が作用することがない。
したがって、継手装着部とガイドの一方を合成樹脂で
形成した場合においても、挿脱時における樹脂成形部の
破損を防止することができる。
また、ガイド自体に切欠溝と係合突起を設けたので、
ガイドの外周に他の部品を設けたものと異なり、管継手
を安価でかつ小形にすることができる。
さらに、係合突起の周方向の側面に先細りの傾斜面を
設けたので、ガイド自体に係合突起を設けたものであっ
て、管継手の回転によって係合突起と係合孔の係合を容
易に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はワンタッチ管継
手の装着状態の縦断正面図、第2図は一部を省略した第
1図のA−A断面図、第3図はワンタッチ管継手の正面
図、第4図及び第5図は同管継手の挿脱操作の説明図、
第6図及び第7図は電磁弁に装着した状態を示す正面図
及び平面図である。 1……電磁弁、2a……継手装着部、3……ワンタッチ管
継手、5……案内面、6……係合孔、9……ガイド、11
……チャック、11a……係止爪、12……リリースブッシ
ュ、14……チューブ、17……切欠溝、18……係合突起、
18b……傾斜面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 秋本 高志 埼玉県草加市稲荷6―19―1 エスエム シー株式会社草加工場内 (56)参考文献 実開 平1−24794(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手装着部に管継手を装着した流体機器に
    おいて、 上記継手装着部が、管継手装着側の端面に、中心に向け
    て傾斜させた複数の案内面を、その内方の径方向に、複
    数の係合孔をそれぞれ備え、 上記管継手が、ガイド、チャック及びリリースブッシュ
    を備え、チューブの挿入によりチャック先端の複数の係
    止爪がチューブを係止し、リリースブッシュの挿入によ
    り係止爪によるチューブの係止を解除してチューブを引
    抜くことができるものとして構成され、 上記ガイドが、軸方向の切欠溝と、外周面下端の、周方
    向の少なくとも一側に先細りの傾斜面を有する複数の係
    合突起とを備え、 上記管継手が、各係合突起と係合孔の係合によって継手
    装着部に装着されている、 ことを特徴とする流体機器における管継手取付機構。
JP1990053356U 1990-05-22 1990-05-22 流体機器における管継手取付機構 Expired - Lifetime JP2524012Y2 (ja)

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