JPS58105944A - ニトロ酢酸エステルの製法 - Google Patents

ニトロ酢酸エステルの製法

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JPS58105944A
JPS58105944A JP56202545A JP20254581A JPS58105944A JP S58105944 A JPS58105944 A JP S58105944A JP 56202545 A JP56202545 A JP 56202545A JP 20254581 A JP20254581 A JP 20254581A JP S58105944 A JPS58105944 A JP S58105944A
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Shunichi Hamamoto
俊一 浜本
Riyouji Sugise
良二 杉瀬
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
    • C07C201/06Preparation of nitro compounds
    • C07C201/12Preparation of nitro compounds by reactions not involving the formation of nitro groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規反応によるニトロ酢酸エステルの製法に
関するものである。
ニトロ酢酸ニステルハ、フェニルアラニン、トリプトフ
ァンなどのアミノ酸の出発原料として有用な化合物であ
る。
従来、ニトロ酢酸エステルの製法として、ヨード酢酸エ
ステルと亜硝酸銀を反応させる方法(J。
Amer、 C!hem、 Soc、、’ 77r 6
654 (1955) )+ニトロメタンと濃水酸化カ
リウム水溶液を反応させ、得られたニトロ酢酸のジカリ
ウム塩をエステル化する方法(工業化学雑誌、ユa 、
 70(1971))などが知られている。しかしこれ
らの方法は、いずれも目的物の収率が低かったり、捷た
原料が高価であるなど、工業的製法として適していない
また特開昭49−88823号公報には、アセト酢酸エ
ステルと硝酸アシルとを酸性触媒の存在下に反応させ、
得られたニトロアセト酢酸エステルを求核剤で処理し、
ニトロ酢酸エステルを製造する方法が開示されている。
この方法では、高収率で目的物が得られるが、ニトロ化
剤として高価な硝酸アシルが使用に供されること、ある
いは硝酸アシルは爆発の危険性がある不安定物質である
ため、厳密な反応条件の制御が要求される。など工業的
に問題点を有している。
本発明者らは、これらの実情に鑑み、ニトロ酢酸エステ
ルの工業的に有利な製法を確立する目的で鋭意研究を行
った。その結果、溶媒中、脂肪酸ビニルエステルと窒素
酸化物を分子状酸素含有ガスの存在下に反応させた後2
反応生成物とアルコールとを反応させれば、極めて効果
的にニトロ酢酸エステルを製造できることを見い出し2
本発明を完成した。
本発明では、まず脂肪酸ビニルエステルと窒素酸化物を
、溶媒中2分子状酸素含有ガスの存在下に反応させ、ニ
トロ酢酸エステルの前駆体を得る。
原料の脂肪酸ビニルエステルU、一般式0H2−CH−
OCRで示され、ここでRとしては炭素数1〜18個を
有するアルキル基が有用である。
その具体例としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
、酪酸ビニル、吉草酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプ
リル酸ビニル、カプリン酸ビニル。
ラウリン酸ビニル、ミリスチン酸ビニル、パルミチン酸
ビニルおよびステアリン酸ビニルなどを挙げることがで
き、これらはいずれも極めて入手しやすい物質である。
一方、窒素酸化物としては、−酸化窒素、三酸化二窒素
、二酸化窒素、四酸化二窒素およびこれらの平衡混合物
などが有用であり、これらは硝酸の原料で非常に安価に
入手することができる。
これら窒素酸化物は、必要以上に多く用いると副反応が
起りやすい傾向にあるため、脂肪酸ビニルエステル1モ
ルに対し0.1〜20モル、好1くは1〜5モル用いる
のがよい。またその使用方法には別設の規定はないが2
反応系に分子状酸素含有ガスと個別にあるいは混合して
吹き込みながら反応を行うこともできる。
使用に供される分子状酸素含有ガスとは、酸素。
空気、あるいは酸素を窒素のよりな喧畿性ガスで任意に
稀釈し9輌素含有ガスなどを意味する。その使用量は、
窒素酸化物1モルに対して酸素が0.5〜50モル、好
ましくは1〜20モルになるように用いるのがよい。
また溶媒としては2例えば酢酸エステル、エーテル、四
塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレ/。
n−ヘキサンおよびシクロヘキサンなどの非プロトン性
のものが好適である。
反応は、−10〜100°C9好ましくは一5〜50°
Cの温度で、常圧もしくは加圧下に行われる。
次に、前記反応における反応生成物、すなわちニトロ酢
酸エステルの前駆体とアルコールとを反応させ、使用に
供したアルコールに対応するニトロ酢酸エステルを得る
この反応に用いられるアルコールは、炭素数1〜18個
を有する脂肪族アルコールおよび脂環族アルコールが有
用である。その具体例としては、。
メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール、
ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタツール、オクタツ
ール、ノナノール、デカノール、ドデカノール、ペンタ
デカノール、オクタデカノール、ベンジルアルコール、
フェネチルアルコール。
シクロペンタノール、シクロヘキサノール、シクロヘプ
タツール、シクロドデカノールおよびシクロドデカノー
ルなどが挙げられる。その使用量は用いた脂肪酸ビニル
エステル1モルに対して0.1〜50モル、好ましくは
1〜10モル用いるのがよい。
この反応は、−50〜100°C1好ましくは=60〜
50°Cの温度で、常圧もしくは加圧下に行われる。
なお、この反応系にホルムアミド、アセトアミド、  
N、N−ジメチルホルムアミドなどのアミド類。
尿素、N−メチル尿素、N、N−ジメチル尿素、チオ尿
素などの尿素類、ε−カプロラクタム、  N −メチ
ルカプロラクタム、2−ピロリドン、N−メチル−2−
ピロリドン、2−ピペリドンなどのラクタム類、ジメチ
ルスルホキシド、ジフェニルスルホキシドなどのスルホ
キシド、アンモニア、トリエチルアミン、ピリジン、ピ
ペリジ/、ピロールなどのアミン類、ホルムアルドキシ
ム、アセトアルドキシム、アセトンオキシムなどのオキ
シム類、およびN−メチルヒドロキシルアミン、  N
、N−ジメチルヒドロキシルアミンなどのヒドロキシル
アミン類などを、用いるアルコール1モルに対し50モ
ル以下、好ましくは0.1〜10モル存在させネことに
より、目的物のニトロ酢酸エステルの収率を一層高める
ことができる。
反応後暢 目的物であるニトロ酢酸エステルは。
水洗後、蒸留などの通常の単離操作により反応混合液か
ら単離することができる。
次に2本発明の実施例を挙げる。なお各例におけるニト
ロ酢酸エステルの収率は、いずれも脂肪酸ビニルエステ
ル基準である。
実施例1 温度計、還流冷却器、攪拌機およびガス出入口を装備し
た内容積1oomlのフラスコに、酢酸エチル50m1
と酢酸ビニル2.7of(sl、4ミリモル)を加え、
内容物の温度を15°Cに保持し攪拌下に、四酸化二窒
素3.10 y (33,7ミ+)モル)と酸素302
0me(135ミリモル)を2時間を要して導入した後
、さらに10分間反応を行った。
この反応液を10°Cの温度に保持し、メタノ−ルミ、
o、r (250ミリモル)を加え攪拌下に10分間反
応を行った後、さらに室温で1時間反応を行った。
反応終了後1反応液をガスクロマトグラフィーで分析し
た結果、1.9ar(収率5己%)のニトロ酢酸メチル
の生成が認められた。
実施例2および3 酢酸ビニルの代りに、プロピオン酸ビニル(実施例2)
、n−酪酸ビニル(実施例3)を、各々ろ1.4ミlJ
モル用いた他は実施例1と同様の操作で実験を行った。
実施例4〜6 酢酸エチルに代えて、第1表に記載した各種溶媒を30
m6用いた他は、実施例1と同様の操作で実験を行った
第1表に、実施例1〜6の結果を示す。
実施例7〜11 メタノールの代りに、第2表に記載した各種アルコール
を250ミリモル用いた他は、実施例1と同様の操作で
実験を行った。
第2表に、実施例7〜11の結果を示す。
実施例12 実施例1と同じ装置に、酢酸エチル30mA’と酢酸ビ
ニル2.701i’ (31,4ミリモル)を加え、内
容物の温度を15°Cに保持し攪拌下に、−酸化窒素1
51 oml!(67,4ミリモル)と酸素3775m
/!(169ミlJモル)を2時間を要して導入した後
、さらに10分間反応を行った。
この反応液を0°Cの温度に保持し、メタノール1o、
or(313ミリモル)とN、N−ジメチルホルムアミ
ドs、or(11oミリモル)の混合溶液を加え、攪拌
しながら10分間反応を行った後。
さらに室温下で1時間反応させた。反応終了後。
反応液をガスクロマトグラフで分析した結果。
2.72 y (収率73チ)のニトロ酢酸メチルの生
成が認められた。
実施例13〜15 N、N−ジメチルホルムアミドに代えて、第3表に記載
した各種添加剤を110 ミ17モル用いた他は、実施
例12と同様の操作で実験を行、つた。
実施例16 オートクレープに、酢酸エチル60g/と酢酸ビニルs
、a o y (62,8ミリモル)を入れ、内容物の
温度を15゛Cに保持し酸素を7 Kf/ cta G
になるように圧入した後、攪拌下に−酸化窒素165ミ
リモルを3時間を要して圧入した。次いでオートクレー
ブを開放し2反応液を10゛Cに保持し、メタノール1
b、o y (500ミリモル)を加え10分間攪拌し
た後、さらに室温下に1時間攪拌を行った0 反応終了後2反応液をガスクロマトグラフィーで分析し
た結果、4.b7t(収率63チ)のニトロ酢酸メチル
の生成が認められた。
特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶媒中、脂肪酸ビニルエステルと窒素酸化物を分子状酸
    素含有ガスの存在下に反応させた後2反応生成物とアル
    コールとを反応させることを特徴とするニトロ酢酸エス
    テルの製法。
JP56202545A 1981-12-17 1981-12-17 ニトロ酢酸エステルの製法 Granted JPS58105944A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56202545A JPS58105944A (ja) 1981-12-17 1981-12-17 ニトロ酢酸エステルの製法
US06/447,471 US4433162A (en) 1981-12-17 1982-12-06 Method for preparing an ester of nitroacetic acid
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DE19823246253 DE3246253A1 (de) 1981-12-17 1982-12-14 Verfahren zur herstellung eines nitroessigsaeureesters
FR8221249A FR2518539B1 (fr) 1981-12-17 1982-12-17 Procede de preparation d'esters de l'acide nitroacetique

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US5956657A (en) * 1996-12-27 1999-09-21 Daicel Chemical Industies, Ltd. Method for producing nitro compounds

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DE3246253A1 (de) 1983-06-30
GB2111494A (en) 1983-07-06
JPH0325411B2 (ja) 1991-04-05
US4433162A (en) 1984-02-21
DE3246253C2 (ja) 1990-10-11
FR2518539A1 (fr) 1983-06-24
GB2111494B (en) 1985-10-23
FR2518539B1 (fr) 1986-03-21

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