JPS5810551B2 - 開き戸の開閉角度調整装置 - Google Patents
開き戸の開閉角度調整装置Info
- Publication number
- JPS5810551B2 JPS5810551B2 JP9580279A JP9580279A JPS5810551B2 JP S5810551 B2 JPS5810551 B2 JP S5810551B2 JP 9580279 A JP9580279 A JP 9580279A JP 9580279 A JP9580279 A JP 9580279A JP S5810551 B2 JPS5810551 B2 JP S5810551B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing angle
- arm
- sliding
- guide
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は開き戸の開閉角度調整装置に関する。
従来、窓の開き戸を任意の開閉角度まで開いて固定する
上記調整装置では、開閉最大角度が120度程度であっ
て十分に大きく出来なかったり、あるいは全閉状態や開
閉途中状態にてリンク部材の一部が大きく室内側に突出
して見苦しくかつ内障子に衝突する事故発生もある等の
多大の欠点を有していた。
上記調整装置では、開閉最大角度が120度程度であっ
て十分に大きく出来なかったり、あるいは全閉状態や開
閉途中状態にてリンク部材の一部が大きく室内側に突出
して見苦しくかつ内障子に衝突する事故発生もある等の
多大の欠点を有していた。
本発明はこのような従来の欠点を解消し、開閉最大角度
が180度までいっばいにとることが可能であり、それ
までの任意の角度にて確実かつ容易に開き戸を固定させ
ることが出来、室内側にリンク部材が突出してこない開
き戸の開閉角度調整装置を提供することを目的とする。
が180度までいっばいにとることが可能であり、それ
までの任意の角度にて確実かつ容易に開き戸を固定させ
ることが出来、室内側にリンク部材が突出してこない開
き戸の開閉角度調整装置を提供することを目的とする。
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。
第1図乃至第5図に於て、1は開き戸であり、2.2は
内障子としてのガラス引き違い戸、3は壁であって矩形
状に窓開口部4が設けられ、その窓開口内周縁の側辺部
5に蝶番6によって開閉自在に開き戸1が取付けられて
おり、第1図では両開きの場合であって、左右に夫々1
80度いっばいまで開いて壁3の外面に開き戸1,1が
当接する。
内障子としてのガラス引き違い戸、3は壁であって矩形
状に窓開口部4が設けられ、その窓開口内周縁の側辺部
5に蝶番6によって開閉自在に開き戸1が取付けられて
おり、第1図では両開きの場合であって、左右に夫々1
80度いっばいまで開いて壁3の外面に開き戸1,1が
当接する。
而して7は開閉角度調整装置であって、所望の開閉角度
に開き戸1を調整して固定出来るもので、その構成は、
窓開口内周縁の下辺部8に鉛直支軸9廻りに揺動自在と
して枢着された揺動腕10と、該揺動腕10の先端近傍
に軸11,12をもって枢着されて相互に噛合する一対
のギヤ13,14と、一方のギヤ13に一端が固着され
、他端は下辺部8に固着された案内部材15の第1摺動
溝16に沿って移動する第1案内子17を有する第1摺
動腕18と、他方のギヤ14に一端が固着され、他端は
開き戸1の下端縁19に設けられた第2摺動溝20に沿
って移動する第2案内子21を有する第2摺動腕22と
、第1案内子17の第1摺動溝16に沿っての移動を固
定可動自在とする固定機構23とから成る。
に開き戸1を調整して固定出来るもので、その構成は、
窓開口内周縁の下辺部8に鉛直支軸9廻りに揺動自在と
して枢着された揺動腕10と、該揺動腕10の先端近傍
に軸11,12をもって枢着されて相互に噛合する一対
のギヤ13,14と、一方のギヤ13に一端が固着され
、他端は下辺部8に固着された案内部材15の第1摺動
溝16に沿って移動する第1案内子17を有する第1摺
動腕18と、他方のギヤ14に一端が固着され、他端は
開き戸1の下端縁19に設けられた第2摺動溝20に沿
って移動する第2案内子21を有する第2摺動腕22と
、第1案内子17の第1摺動溝16に沿っての移動を固
定可動自在とする固定機構23とから成る。
この固定機構23は具体例では、第1摺動腕18と第1
案内子17とを螺進退自在の蝶ボルト24をもって連結
して案内部材15の一部に締着固定自在として成る。
案内子17とを螺進退自在の蝶ボルト24をもって連結
して案内部材15の一部に締着固定自在として成る。
勿論蝶ボルト以外のボルト結合やその他の掛止具を使用
して案内部材15に固定離脱自在とするも自由である。
して案内部材15に固定離脱自在とするも自由である。
また具体例では摺動溝16,20は蟻溝状とされている
。
。
而して第2図のように全開状態では揺動腕10を中央と
して左右に第1・第2摺動腕18,22が↑状に配設さ
れ、開閉中途状態では3本の該腕10.18,22は放
射状となり、Y字状に仮想線の如く配設され、全閉状態
では仮想線の如く一直線状となる。
して左右に第1・第2摺動腕18,22が↑状に配設さ
れ、開閉中途状態では3本の該腕10.18,22は放
射状となり、Y字状に仮想線の如く配設され、全閉状態
では仮想線の如く一直線状となる。
また第3図では、リベット25により、ギヤ13を腕1
8の先端部に固着し、ギヤ14を腕22の先端に固着し
、夫々一体構造とされているが、この代りに、ボルト連
結構造やキ一連結や溶接構造とするも自由である。
8の先端部に固着し、ギヤ14を腕22の先端に固着し
、夫々一体構造とされているが、この代りに、ボルト連
結構造やキ一連結や溶接構造とするも自由である。
なおギヤ13,14に歯数の多少があるのは、全閉から
全開までの間に、摺動腕18,22が夫々揺動腕10に
対して揺動する角度α、βに大小があり、それに反比例
して歯数が決定されている。
全開までの間に、摺動腕18,22が夫々揺動腕10に
対して揺動する角度α、βに大小があり、それに反比例
して歯数が決定されている。
逆に言えば歯数比を種々変えることにより、開き戸1の
全開角度を所望通りに増減可能である。
全開角度を所望通りに増減可能である。
次に第6図の平面図に示すように、第1摺動溝16を内
外側方に開口するように下辺部8に付設し、第1摺動腕
18の他端の軸26にて揺動自在に枢結した第1案内子
17をこの溝16に嵌め込み、さらにこの第1案内子1
7に螺進退自在のボルト27を有するノブ28をもって
締着離脱自在として、室内側方から該ノブ28を作動さ
せ、もって所望の開閉角度に開き戸1を調整するように
固定機構23を構成するも好ましい。
外側方に開口するように下辺部8に付設し、第1摺動腕
18の他端の軸26にて揺動自在に枢結した第1案内子
17をこの溝16に嵌め込み、さらにこの第1案内子1
7に螺進退自在のボルト27を有するノブ28をもって
締着離脱自在として、室内側方から該ノブ28を作動さ
せ、もって所望の開閉角度に開き戸1を調整するように
固定機構23を構成するも好ましい。
さらに第7図は第5図に対応する他の具体例であり、第
5図では上方から蝶ボルト24を操作するのに対し、第
7図では下方から蝶ボルト24が操作出来るため、開き
戸1の開閉角度が小さい範囲にて容易に固定機構23を
操作可能である。
5図では上方から蝶ボルト24を操作するのに対し、第
7図では下方から蝶ボルト24が操作出来るため、開き
戸1の開閉角度が小さい範囲にて容易に固定機構23を
操作可能である。
なおこの場合に第1案内子17は上記蝶ボルト24のネ
ジ杆部29が兼用されている。
ジ杆部29が兼用されている。
而して第8図と第9図ではさらに別の固定機構23を示
し、ギヤ14の回動を固定可動自在として成り、揺動腕
10に取付けられた筒体30から掛止片31を矢印Eの
如く突出すべく弾発部材32にて弾発付勢し、矢印Mの
如く掛止片31をねじって収納状態を外して、仮想線の
如くギヤ14の歯溝に掛止させて、ギヤ14つまり第2
摺動腕22の回動を固定する。
し、ギヤ14の回動を固定可動自在として成り、揺動腕
10に取付けられた筒体30から掛止片31を矢印Eの
如く突出すべく弾発部材32にて弾発付勢し、矢印Mの
如く掛止片31をねじって収納状態を外して、仮想線の
如くギヤ14の歯溝に掛止させて、ギヤ14つまり第2
摺動腕22の回動を固定する。
なお図示省略するが、他のギヤ13の回動を固定するよ
うにするも自由である。
うにするも自由である。
本発明は上述の如き構成であり、開閉最大角度は180
度いっばいまでとして開き戸1を壁3の外面に当接させ
ることも可能となり、あるいはそれ以下又は以上の開閉
角度にもギヤ13,14の歯数比にて変更自由であり、
しかも、固定機構23にて確実に強固に所望開閉角度に
保持出来ると共に、その操作は容易である。
度いっばいまでとして開き戸1を壁3の外面に当接させ
ることも可能となり、あるいはそれ以下又は以上の開閉
角度にもギヤ13,14の歯数比にて変更自由であり、
しかも、固定機構23にて確実に強固に所望開閉角度に
保持出来ると共に、その操作は容易である。
特に、第1案内子17は下辺部8の第1摺動溝16に沿
って移動し、リンク部材が室内側に突出しないから、見
ばえがよく、窓の内側ガラス障子等に衝突して割ってし
まう事故も無くなり、雨戸その他種々の開き戸1に広く
応用出来る。
って移動し、リンク部材が室内側に突出しないから、見
ばえがよく、窓の内側ガラス障子等に衝突して割ってし
まう事故も無くなり、雨戸その他種々の開き戸1に広く
応用出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面平面図、第2図は
拡大平面図、第3図と第4図と第5図は夫々第2図のA
−A、B−B、C−C断面矢視図、第6図は第2図に対
応する他の実施例の平面図、第7図は第5図に対応する
他の実施例の一部断面正面図、第8図はさらに別の実施
例の平面図、第9図は第8図のG−G断面図である。 1・・・・・・開き戸、5・・・・・・側辺部、6・・
・・・・蝶番、8・・・・・・下辺部、9・・・・・・
支軸、10・・・・・・揺動腕、1314・・・・・・
ギヤ、16・・・・・・第1摺動溝、17・・・・・・
第1案内子、18・・・・・・第1摺動腕、19・・・
・・・下端縁、20・・・・・・第2摺動溝、21・・
・・・・第2案内子、22・・・・・・第2摺動腕、2
3・・・・・・固定機構。
拡大平面図、第3図と第4図と第5図は夫々第2図のA
−A、B−B、C−C断面矢視図、第6図は第2図に対
応する他の実施例の平面図、第7図は第5図に対応する
他の実施例の一部断面正面図、第8図はさらに別の実施
例の平面図、第9図は第8図のG−G断面図である。 1・・・・・・開き戸、5・・・・・・側辺部、6・・
・・・・蝶番、8・・・・・・下辺部、9・・・・・・
支軸、10・・・・・・揺動腕、1314・・・・・・
ギヤ、16・・・・・・第1摺動溝、17・・・・・・
第1案内子、18・・・・・・第1摺動腕、19・・・
・・・下端縁、20・・・・・・第2摺動溝、21・・
・・・・第2案内子、22・・・・・・第2摺動腕、2
3・・・・・・固定機構。
Claims (1)
- 1 蝶番6によって窓開口内周縁の側辺部5に開き戸1
を開閉自在に取付け、該窓開口内周縁の下辺部8に鉛直
支軸9廻りに揺動自在として枢着された揺動腕10と、
該揺動腕10の先端近傍に回動自在として枢着されて相
互に一合する一対のギヤ13,14と、一方の該ギヤ1
3に一端が固着され、他端は上記下辺部8の第1摺動溝
16に沿って移動する第1案内子17を有する第1摺動
腕18と、他方の該ギヤ14に一端が固着され、他端は
上記開き戸1の下端縁19の第2摺動溝20に沿って移
動する第2案内子21を有する第2摺動腕22と、該第
1案内子17の第1摺動溝16に沿っての上記移動又は
上記ギヤ13,14の回動を固定可動自在とする固定機
構23とから構成されたことを特徴とする開き戸の開閉
角度調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9580279A JPS5810551B2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 開き戸の開閉角度調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9580279A JPS5810551B2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 開き戸の開閉角度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5620286A JPS5620286A (en) | 1981-02-25 |
JPS5810551B2 true JPS5810551B2 (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=14147555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9580279A Expired JPS5810551B2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 開き戸の開閉角度調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810551B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167170U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-09 | 不二サッシ株式会社 | 開き戸の係止装置 |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP9580279A patent/JPS5810551B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5620286A (en) | 1981-02-25 |
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