JPS58103418A - 電気ポツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気ポット、特に、窄炊き防止装置を備えた電
気ポットに関する。

従来の電気ポットは、通常、メインヒータと補助ヒータ
を備え、内容物を加熱する際には両ヒータに通電し、保
温時にはサーモヌタットでメインヒータをオフし、補助
ヒータにのみ通電するようにしたもの、あるいはメイン
ヒータのみを備え、保温時にはサーモヌタットで該ヒー
タをオン、オフさせるようにしたものが多い。しかし、
この柿のポットでは保温時に、内容物の多少にかかわら
ず常時通電することになり、内容物が少ない場合には水
分が完全に蒸発して空炊きを起こすという問題があった
。一方、これを防止する手段として、中容器刀為ら透明
な管を導き出して、その液レベルを観察することによっ
て内容物の量を知ることができるように構成されてはい
るが、内容物が温水などの場合には水位が見にくく、特
に、薄暗い部屋等では明確に見ることは困難であった。

本発明は、このような問題を解決すべくなされたもので
、内容物がある一足レベル以下になった場合にはヒータ
への通電を完全に停止して空炊きを防止することができ
る電気ポットを提供することを主な目的とする。

本発明の他の目的は、空炊きを防止できると共に、暗い
部屋であっても容易に内容物の量を知ることができる電
気ポットを提供することにある。

本発明に係る電気ポットは、内容物を７Ｊｌ］熱するヒ
ータを装着した中容器と、該中容器の深さ方間に先端部
間に所定間隔をおいて配設され中容器内の内容物に接触
しうる少なくとも一つの検知電極と、前記ヒータに直列
接続され該ヒータへの供給電力を制御する半導体スイッ
チ振子と、内容物の７ＡＡ度ケ検出する温度センサーの
出力信号により前記半導体スイッチ素子をオン・オフ制
御する制御回路と、前記検知電極と中容器本体又は中容
器内に設けられた接地電極との非導通を検出し、ヒータ
への通電全禁止させる信号を前記制御回路へ出力する安
全回路とから成ることを特徴とするものである。

本発明の一実施態様においては、複数の検知７ｈ、極と
、それらの先端部の配置レベルに対応して中容器外に配
設された複数の表示素子とを有し、前記各検知電極と中
容器又は接地電極との導通または非導通を検出して対応
する一個又は複数個の表示素子を駆動する駆動回路が設
けられている。

以下、本発明をエアポンプ付電気ポットに適用１しｆ？
：、実施例２示す添付図面を参照して説明する。

第１図において、■はエアポンプ付電気ポットの本体、
２は本体１内に収納された中容器で７テンレヌ鋼、アル
ミニウムその他の金属材料で作られ、その下部にはバン
ド状のヒータ３が該中容器２を包囲するように装着され
ており、このヒータ３に通電することにより、中容器２
内に貯留された水が加熱され、所望温度の湯沸刀１しか
行なえるようになっている。中容器２の周囲は１ｔｌ（
ｉ熱材４で包囲されている。

５は本体ｌの上部の開口を閉じるように螺合した蓋体で
、この蓋体５の内部には手押し式のベローズ６が設けら
れている。ベローズ６の下端の空気吐出ロアは接続管８
を介して、中容器２の上部間［」に嵌入された栓本体９
に連結されており、ベローズ６の膨縮によって空気が栓
本体９を介して中容器２内に送入されると、栓本体９か
ら垂下した揚水管９ａｉ通って内容液が押し上げられ、
この内容液は該栓体９から側方に突設された給水パイプ
９ｂを通り注水口９Ｃから注出されるようになっている
。

栓本体９の側面には中容器２との嵌合密閉部Ａよりも低
く、かつこの嵌合密閉部にできるだけ近い位置に１個或
いは複数の孔１０が貫通されている。また、器具用プラ
グ５０を介してヒータ３に通’＋ｔ′１−すると、中容
器内の水が加熱され蒸気が発生するが、この蒸気は前記
孔１０から栓本体１０内に逃げて、ベローズ６を通り蒸
気孔２０から大気に放出され、中容器２内の圧力が不要
に上昇しないようにしである。

１１は蒸気抜リングでベローズ６を押圧する神体１３の
下面にネジ１４によって固定さ′ｎ蒸気室１２を形成し
ている。そして蒸気抜リング１１の上側の小径の環体１
１ａ内にはベローズ上板１５の吸気口１６に遊嵌覆着さ
れた上端閉塞の面体にてなる押え本体１７が嵌入されて
いる。

一方、上記吸気口１６の外周には、周縁部に弾力的に変
形可能なフランジ面１８１を有する鍔状のパツキン１８
が嵌入され、該パツキン１８はベローズ上板１５の中央
部の平担面に載置されている。また、パツキン１８のフ
ランジ面ｔｓａのｉ周上面は蒸気抜リング１１の下側の
大径の環体１１ｂの下面に気密にかつ弾力的に接触して
おり、該蒸気室１２の下底を開閉可能に閉塞している。

なお押え本体１７の内径とベローズ」二板の吸気口１６
との外径の間ならびにパツキン１８の上面と押え本体１
７の下端面との間には適宜な隙間１９が設けられており
１取り入れら扛る空気ならびに蒸気の流通路が形成さ扛
ている。

２０は押体１３の上面に貫通して設けた蒸気孔で、蒸気
抜リング１１に形成した抜穴２１と対向する位置に設け
られており、隙間１９を通る蒸気はこの抜穴２１を通り
蒸気孔２０から大気に放出されるようになっている。

なお蒸気孔２０には複数個の孔全有するカバー２２が嵌
入されている。また２３はベローズ復帰用スプリング、
２４は押え本体復帰用スプ°リングである。

上記ベローズ上板１５の上面は外周方向に低くなるよう
に斜面２５に形成されており、フランジ１８ａが下向き
に変形して蒸気室１２の底面が開かれると水滴は斜面２
５上を落下して、隙間２６から蓋底板ｚ６上に落下して
孔２７から本体１の上面カバー２８に落下するようにな
っている。

図示の本発明に係る電気ポットは、前記構成に加え、空
炊き防止装置と液量表示装置を備え、これらは第２図の
回路図に示されるように結線されている。

空炊き防止装置は、第１図に示されるように、中容器２
の底部から所定間隔をおいて先端部が内容物に接触しう
るように容器壁にそれから絶縁して固設された検知電極
ａｔａと中容器２本体とを含み、これらの間には抵抗Ｒ
３を介して電圧が印加される。なお、この実施例では検
知電極８１ａを後述する検知電極Ｂｉｂ〜ａｔｅと共に
中容器壁に固設しているが、これらは中容器の開口部か
ら垂下させても、あるいは揚水管９ａに固設するように
してもよい。また、中容器２本体を接地電極または基準
電極３０として用いる代りに、容器底部に独立した接地
電極を設けるようにしてもよい。

ヒータ３はサイリヌタ等の半導体ヌイッチンク素子、例
えば、トライアック３２と直列接続され、このトライブ
ック３２をオン・オフ制御もしくは位相制御する制御回
路３３により電力制御さするが、ここでは便宜上、零電
圧ツイツチ回路を使用した制御回路を用いた場合につい
て説明する。３４は温度センサで、通常、サーミヌタが
用いられ、中容器２の外壁に取付けられている。ｒ３ｉ
ｌ記零電圧ヌイツチ回路３３は、抵抗３５と温度センサ
３４との接続点Ａからの入力電圧が抵抗３６．８７の接
続点Ｂからの入力電圧以上の場合に、トリガパルス全出
力し、それ未満の場合にはトリガパルスを発生しない。

従って、中容器２内に冷水が入っているものとすると、
温度センサ３４の抵抗が高いため零電圧スイッチ回路３
３が働いてトライアック３２が通電し、ヒータ８により
水が加熱される。水が所定温度に達すると温度センサ８
４がそれを検知してその接続点Ａがらの入力電圧が抵抗
３６．８７の接続点Ｂがらの入力電圧より低くなるため
零電圧スイッチ回路３４が動作を停止しヒータへの通電
が停止され、以後は温度センサ３４により検出される設
定温度を基準にしてヒータ３をオン・オフし、保温を行
なう。

他方、零電圧ツイツチ回路３３は抵抗３８を介して反転
型インバータ４０ｆの出力端子に接続されており、この
反転型インバータ４０ｆの入力端子は検知電極３１ａに
入力端子を接続されたインバータ４０ａの出力端子に接
続されている。水が検知電極８１ａのレベル以上にある
場合、検知電極８１ａが水によって接地電極５ＯＶｃ導
通しているため、その電圧はほぼＯＶとなり、従ってイ
ンバータ４０ｆの出力電圧が低レベル（ＯＶ）になるた
め零電圧スイッチ回路に何ら影響を及はさないが、検知
型ｗｓ１ａより水のレベルが下がると、検知電極ａ１ａ
の電圧が電源電圧に等しくなり、インバータ４Ｏｆの出
力電圧が高レベル（通常、電源電圧に等しい〕になるた
め抵抗３８全辿って零電圧スイッチ回路８８に電流が流
れ、温度センサ３４の接続点Ａからの入力電圧の何如に
ががゎらず、零電圧スイッチ回路３３の動作を停止させ
、トライアック３２をオフ状態に維持してヒータ３をオ
フ状態にする。このため、空炊きが防止される。なお、
零電圧ツイツチ回路３３は抵抗３９と接地端子間に電源
を供給され、その出力はコンデンサｃｌ介してトライア
ック３２のゲートに入力される。

図示の実施態様においては、上記空炊き防止装置に加え
、液量表示装置を備えており、Ｃの液量表示装置は、中
容器２の深さ方向に相互に所定聞隔をおいて先端部が内
容物に接触しうるように中容器壁にそれから絶縁して固
設された複数の液レベル検知電極８１１〜８１ｅを含み
、これらの電極に高抵抗Ｒ５を介して高電位を与え、水
などの導電性液体に接した電極だけが接地電極と導通し
て低電位に落ちるようにしておき、これら電極の電気的
レベルを電子回路４１で検出して、電極の配置レベルに
対応して任意の位置に縦方向または横方向に配設された
表示素子４２を駆動して液レベルを表示するようにした
ものである。４０ａ−ｆ４０ｅは反転型バッファまたは
インバータ、４２はＬ　Ｆ、　Ｄレベルメータ、４３は
Ｌ　Ｆ、　Ｄドライバ、Ｒｔは保護抵抗、Ｄはダイオー
ドであって、これらの回路及び制御回路３３には図示し
ない整流回路からの直流電源電圧■ｃｃが印加される。

なお、ｋ１〜Ｒ５は抵抗でＲ１＝Ｒ２＝Ｒ３＝Ｒ，１＝
Ｒ５にしである。

通常、液に接していない電極は抵抗Ｒｓにより正電位に
引さ上げられており、水に接している電極の電位はほぼ
０■の低電位になるようにしである。今、水が中容器２
内に満開あるとすると、液レベル検知電極８１ａ〜３１
ｅの電位が全て医レベルにあるため、インバータ４０１
〜４０　ｅ　ノ出力は全て高レベルとなり、Ｌ　Ｆ、　
Ｄドライバに４３の入力端子には抵抗に１〜Ｒ５２介し
て電源電圧■ｃｃが印加され、１０連のレベルメータの
発光タイオードＬ　Ｆ、　Ｄが全て点灯する。水が電［
３１ｅと３１ｄの間になると、電極８１ｅのみが高レベ
ル、従って、インバータ４０６の出力電圧のみが低レベ
ルになるため、抵抗Ｒ５と他の抵抗Ｒ１〜Ｒ４の並列抵
抗とで分圧された電圧５ｖＣＣがＬ　Ｆ。

Ｄドライバに印加され、その入力電圧に比例した数（例
えば９個）のＬＥＤが点灯する。このようにして順次液
と接する電極の数が減少するにつれ冬ｖ、Ｌｖ　　、ｏ
ｖと順次抵下するため、ＬＦ５ＣＣ，５ＣＣ Ｄの点灯個数も７，５，３．１と少なくなる。従って、
点灯しているＬ　Ｆ、　Ｄの数もしくはレベルを。

見ることによって中容器２内の液量を知ることができる
。

なお、図示の実施例では１０迎のＬ　Ｆ、　Ｄレベルメ
ータを用いているが、個々の発光ダイオード、液晶表示
器等を用い、その駆動回路も簡単なヌイツチング回路で
構成してもよい。また、液レベル検知電極を中容器壁に
固設する代りに、中容器の開口から異なる長さの電極を
複数本垂下させてもよい。

以上の説明から明らかなように、本発明による電気ボッ
（は、空になるとヒータへの通電が完全に停止されるた
めに空炊きがなくなり、安全性が高く、しかも液量を発
光ダイオード等で表示できるので暗い部屋等でも容易に
知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電気ポットの一例を示す略断面図
、第２図はその電気系統の回路図である。 ｌ・・・電気ポット本体、　２・・・中容器、　３・・
・ヒータ、　４・・・断熱材、　３０・・・接地電極、
　３１ａ〜ａｌｅ・・・検知電極、　３４・・・温度セ
ンサ、３２・・・トフイアツク、　３３・・・制御回路
、　３５〜３９・・・抵抗、　　４０１〜４０ｆ・・・
インバータ、４３・・・ＬＦ、ＤＦ−フィバ、　　Ｌ　
Ｐ、　Ｄ・・・発光ダイオード。 特　許　出　願　人　　象印マホービン株式会社代理人
弁理士　前出　葆　は刀１２名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１内容物を加熱するヒータを装着した中容器と、該
   中容器の深さ方向に先端部間に所定間隔をおいて配設さ
   れ内容物に接触しうる少なくとも一つの検知電極と、前
   記ヒータに直列接続され該ヒータへの供給電力を制御す
   る半導体スイッチ素子と、内容物の温度を検出する温度
   センサーの出力信号にＪ：ｖ前記半導体スイッチ素子を
   オン・オフ制御する制御回路と、前記少なくとも一つの
   検知電極と中容器本体又は中容器内に設けられた接地電
   極との非導通を検出しヒータへの通電を禁止させる信号
   全前記制御回路へ出力する安全回路とから１茂る電気ポ
   ット。 （２）中容器の深さ方向に先端部間に所定間隔をおいて
   配設された複数の検知電極と、該検知電極の先端部の配
   置レベルに対応して中容器外に配設された複数の表示素
   子とを有し、前記各検知電極と中容器本体又は接地電極
   との導通′！たは非導通