JPS5810137Y2 - デンキエイドウホウニオケル シジタイ ノ カンソウソウチ - Google Patents

デンキエイドウホウニオケル シジタイ ノ カンソウソウチ

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Publication number
JPS5810137Y2
JPS5810137Y2 JP1974093408U JP9340874U JPS5810137Y2 JP S5810137 Y2 JPS5810137 Y2 JP S5810137Y2 JP 1974093408 U JP1974093408 U JP 1974093408U JP 9340874 U JP9340874 U JP 9340874U JP S5810137 Y2 JPS5810137 Y2 JP S5810137Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
drying chamber
drying
dryer
dried
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974093408U
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English (en)
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JPS5124192U (ja
Inventor
豊 加藤
輝雄 大内
Original Assignee
オリンパス光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリンパス光学工業株式会社 filed Critical オリンパス光学工業株式会社
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気泳動法においてセルローズアセテート紙等
よりなる支持体上に血清を塗布し通電された後、染色、
脱色されたものを乾燥させるために用いる乾燥装置に関
するものである。
周知のように電気泳動法にて血清タンパク質の検査を行
なう場合には、セルローズアセテート紙等の支持体上に
検査すべき血清を塗布し、通電することによって血清タ
ンパク質を分画する。
次にこれを染色し更に分画以外の部分を脱色したものを
乾燥後に透明化したものを比色計にて計量する方法にて
行なっていた。
そして従来これらの作業は熟練を要するために熟練した
検査員によって手作業にて行なわれていたために極めて
非能率的であった。
以上のような事情に鑑み本考案の考案者は、これらの各
作業工程が人手を要せずに自動的に行ない得て、しかも
各工程が連続的に行ない得るようにした電気泳動装置を
提案した。
そしてこのような電気泳動装置の各作業工程中、前述の
染色した後に脱色した支持体を乾燥するためには、乾燥
のための温度があまり高いと支持体のセルローズアセテ
ート紙や分画された血清タンパクに悪影響を与えること
になるので、乾燥のための温風等の温度は60°以下で
なければならない。
したがって通常の乾燥方法を用いたのでは支持体等に悪
影響を与えたり、乾燥に長時間要し、非能率的になった
りするために好ましくない。
本考案は上記のような電気泳動装置における染色液分画
以外の部分を脱色した支持体を支持体等に悪影響を及ぼ
すことなく自動的に速かに乾燥し得るようにした乾燥装
置を提供するものである。
以下本考案の支持体乾燥装置の具体的内容を説明する。
図面中第1図は支持体乾燥装置の側面図、第2図は第1
図のII−II線断面図である。
これらの図において1は支持体で乾燥装置内に位置した
ところが示しである。
2は乾燥室、3は第1の駆動ローラー、4は第1の従動
ローラー、5は第2の駆動ローラー、6は第2の従動ロ
ーラーでこれらの各ローラーは乾燥室1の両側に設けら
れた支持部材7及び8によって支持されている。
そして第1の駆動ローラー3によって第1図の左側より
送られて来た脱色された支持体1を矢印方向に移動させ
、乾燥室2の入口2aより乾燥室内に送り込む。
又第2の駆動ローラー5は常時は停止しており、第2の
従動ローラー6は常時は図示のように第2の駆動ローラ
ー5と、は接していないで両ローラーの間には一定の空
隙を有するように配置されている。
そして支持体1の先端部分が図示するように第2の駆動
ローラー5の上に達した後の適当な時に第2の従動ロー
ラー6が第2の駆動ローラー5に接する位置まで下降し
、同時に第2の駆動ローラー5が回転し始めるように構
成されている。
次に乾燥室2内は第2図に示すような構造をなしている
ここで9にて示す部分はドライヤーで乾燥した60℃程
度の温風を吹き出す。
10はドライヤー9よりの温風の流れを変えるために設
けられた遮蔽板、11.11’、・・・・・・および1
2.12’、・・・・・・は支持体1が通過する部分を
除いて上下に夫々傾斜させて配置した平板状の部材、1
3および14は支持体のガイドをなす細長い形状のガイ
ド板、15および16は遮蔽板である。
尚2Cは乾燥室2に設けた温風をにがすための窓である
以上説明した本考案の乾燥装置の作用について説明する
脱色を終了した支持体1が搬送されて来ると、第1の駆
動ローラー3および第1の従動ローラー4とによって入
口2aより乾燥室2内に次第に送り込まれて行く。
このように支持体1が送り込まれると同時にドライヤー
9より約60℃の温風が吹き出される。
この温風は遮蔽板10によって上下方向に分けられ、こ
れらの温風は更に上下に配置された複数の平板状部材1
1.11’、・・・・・・および12.12’、・・・
・・・の間を通って夫々支持体1が位置する中央部分に
向けられる。
このために支持体1はこの中央部分に浮いた状態に上下
方向からの温風の流れによって保持されると共に第2図
左側の方向に移動される。
このため細長いガイド板13の側面に押しつけられ位置
決めされる。
又他のガイド板14は遮蔽板10付近で生ずる温風が乱
流になるのを防止するための役割を有するものであって
、これと同時に温風の流れ等の関係から、支持体1が第
2図で右側に移動することがあり得るがこの時のもう一
方のガイドをなすものである。
したがってこれら二つのガイド板13および14によっ
て支持体1は確実に位置決めされる。
尚平板状部材11.11’、・・・・・・および12.
12’、・・・・・・の間を通過した温風は遮蔽板15
および16の間を通って窓2Cより乾燥室外へ流れ出る
このように支持体1は温風によって浮上されるど共にこ
れとガイド板13および14どによって所定の位置に定
められながら、第1の駆動ローラー3の回転によって順
次第1図の左側より右側へと移動され、出口2bに向か
い、この間に温風によって乾燥される。
今乾燥室2の長さ、つまり第1図において人口2aから
出口2bまでの距離を、支持体1の長さよりも小にして
おけば、第1の駆動ローラー3によって送られる支持体
1は、この第1の駆動ローラー3よりはなれる前にその
先端が出口2bより出て第2の駆動ローラー5に達する
この支持体1の先端が出口2bより出て第2の駆動ロー
ラー5の上に位置した後適当な時に、第2の従動ローラ
ー6が下降して第2の駆動ローラー5と接すると同時に
この第2の駆動ローラー5を同転せしめれば、この第2
の駆動ローラー5によって支持体1は更に移動され、乾
燥室2より送り出され次の工程へと移される。
この第2の駆動ローラー5の運転開始時期は支持体1が
到達した直後でも良く、又到達後十分時間をとっても良
く、乾燥に要する時間等によって決めれば良い。
いずれの場合においても第2の従動ローラー6は、第2
の駆動ローラー5と接していないので、これらローラー
が支持体1に影響をおよぼすことはなく駆動ローラー5
が運転を開始するまでは、前述のように温風の流れと両
ガイド板によって所定の位置におかれた状態で乾燥が続
けられる。
以上説明したように本考案の乾燥装置によれば、支持体
の移動を乾燥室外に配置した駆動ローラー等にて行なっ
ていて、乾燥室内には搬送用ベルト等配置してないばか
りか、支持体を保持するための部材も用いていないので
、乾燥用の温風は支持体の上下方向より、何物にも邪魔
されることなく均一に効果的に吹きつけ得るので乾燥効
率は極めてすぐれている。
したがって支持体等に悪影響を及ぼすおそれのないよう
な低温の温風を用いても、極めて短時間で乾燥させるこ
とが出来る。
しかも二枚の細長いガイド板と温風の流れとによって、
保持部材等を全く使用しなくとも所定の位置を正しく移
動させ得るものであって、移動は確実であって、乾燥も
均一に行なうことが出来る等数多くの効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案乾燥装置の側面図、第2図は第1図のI
I −II線断面図である。 1・・・・・・支持体、2・・・・・・乾燥室、3・・
・・・・第1の駆動ローラー、4・・・・・・第1の従
動ローラー、5・・・・・・第2の駆動ローラー、6・
・・・・・第2の従動ローラー 9・・・・・・ドライ
ヤー、11.11’、・・・・・・、12.12’、・
・・・・・平板状部材、13.14・・・・・・ガ゛イ
ド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定間隔をおいて傾斜させて配置された複数の平板状部
    材と、この平板状部材を被乾燥物体である支持体が通過
    可能に間隔をあけ、該支持体移動方向と平行であってか
    つ、傾斜方向が逆となるよう上下二組内部に設けである
    乾燥室と、上記乾燥室内へ温風を送りこむためのドライ
    ヤーと、上記乾燥室と上記ドライヤーとの間に配置され
    ていて温風を上下方向に分ける遮蔽板と、上記乾燥室外
    のその入口付近に配置された被乾燥物体である支持体を
    乾燥室内において温風吹出し方向と直角な方向へ搬送す
    るための第一の搬送手段と、上記乾燥室外で出口付近に
    配置された乾燥後の支持体を上記乾燥室より取り出すた
    めの第2の搬送手段と、上記ドライヤーの対向位置にあ
    り支持体の位置決めを行うガイド板とを備えた電気泳動
    法におけるシート状支持体の乾燥装置。
JP1974093408U 1974-08-06 1974-08-06 デンキエイドウホウニオケル シジタイ ノ カンソウソウチ Expired JPS5810137Y2 (ja)

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JP1974093408U JPS5810137Y2 (ja) 1974-08-06 1974-08-06 デンキエイドウホウニオケル シジタイ ノ カンソウソウチ

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JPS5124192U JPS5124192U (ja) 1976-02-21
JPS5810137Y2 true JPS5810137Y2 (ja) 1983-02-24

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ID=28285798

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974093408U Expired JPS5810137Y2 (ja) 1974-08-06 1974-08-06 デンキエイドウホウニオケル シジタイ ノ カンソウソウチ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868099U (ja) * 1981-11-02 1983-05-09 藤森工業株式会社 Ic用マガジンレ−ル
EP2741037A1 (en) * 2012-12-05 2014-06-11 Saint-Gobain Placo SAS Drying system

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JPS5124192U (ja) 1976-02-21

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