JPS58101131A - ジ−α,β−エチレン系不飽和カルボン酸亜鉛塩含有ゴム組成物の製法 - Google Patents

ジ−α,β−エチレン系不飽和カルボン酸亜鉛塩含有ゴム組成物の製法

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JPS58101131A
JPS58101131A JP56199387A JP19938781A JPS58101131A JP S58101131 A JPS58101131 A JP S58101131A JP 56199387 A JP56199387 A JP 56199387A JP 19938781 A JP19938781 A JP 19938781A JP S58101131 A JPS58101131 A JP S58101131A
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carboxylic acid
zinc
rubber
rubber composition
salt
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Ichiro Tominaga
冨永 一郎
Akihiro Nakahara
中原 章裕
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジーα、β−エチレン系不飽和カルボン酸亜鉛
塩、特にジメタクリル酸亜鉛をゴム内部で形成させるこ
とを特徴とするジーa、β−エチレン系不飽和カルボン
酸亜鉛塩含有ゴム組、成物の製法に関する。
ソリッドゴルフポールやツーピースゴlレフポールのコ
アの共架橋剤としてα、β−不飽和カルボン酸亜鉛塩、
特にメタクリル酸亜鉛塩が用いられている。亜鉛塩とし
ては亜鉛化合物1モルに2モルのα、β−エチレン系不
飽和カルボン酸(以下単會こ酸と云う)が反応した正塩
と1モルの亜鉛化合物に1モルの隈が反応した塩基性塩
の二種類がある。このうち、ゴルフボールに高い反発係
数を与えるのは正塩である。この正塩は固体であり、一
般には微粉末にしてゴふに混練している。このときニー
ダ−のごときインターナル・ミキサーを使用すると混合
機内壁面への正塩の粘着が著るしく、またオープンロー
ルな使用するとロール面への粘着や粉塵発生等の問題を
生ずる。いずれの場合も混線中の凝集塊の生成および混
合機壁面附着物の剥離による凝集塊の生成により凝集塊
がゴム中に練り込まれて製品の価値を著るしく損なうこ
ととなる亜鉛塩をゴム中に導入する別の方法として。
ゴム中で酸と亜鉛化合物とを反応させ己 いわゆるダイ
レクトミキシング法がある。この方法はあらかじめゴム
中に中和用の亜鉛化合物を混練し、これを酸と共にニー
ダ−やバンバリー等のインターナルミキサーtこ入れ混
練りしながら中和反応を行うものである。またこのとき
ゴム中に酸を混練したものと中和用の亜鉛化合物を投入
して混練するかまたは酸を混練りしたゴムと中和用の亜
鉛化合物を混練したゴムとを混合して中和反応を行なう
こともできる。この方法によればゴム生地の外観も良好
で凝集塊の生成や混合機への耐着も殆んど認められない
。しかしながら、この方法ではゴルフボールの物性に好
ましい性質を付与する正塩、持重こジメタクリル酸亜鉛
を得るには一般に亜鉛化合物に対して大過剰の酸を必要
とし、そのため未反応の酸が残る他、塩基性塩もかなり
の量で生成し、かつ生成した正塩も塩基性塩に経時的に
変化する傾向がある。
本発明は上記ダイレクトミキシング法により上記欠点の
ない安定したジーα、β−エチレン系不飽和カルボン酸
亜鉛を製造する方法を提供する。即ち1本発明は組成物
中でa、β−エチレン系不飽和カルボン酸と亜鉛化合物
を反応させるに際し、該カルボン酸100重量部tこ対
し1〜25重量部の該力Mボン酸のカルシウム塩を存在
させることを特徴とするジーa、β−エチレン系不飽和
カルボン酸亜鉛塩含有ゴム組成物の製造方法に関する。
本発明tこおいて用いられるa、β−エチレン系不飽和
カルボン酸としてはメタクリル酸、アクリμ酸、イタコ
ン酸、クロトン酸等が例示されるが典型的にはメタクリ
ル酸である。
上記カルボン酸と塩を形成する亜鉛化合物としては酸化
亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛等であり、特に酸化亜鉛で
ある。
α−β−エチレン系不飽和カルボン酸と亜鉛化合物との
配合比は前者100重量部をこ対し後者酸化亜鉛換算で
50〜300重量部、好ましくは50〜200jf、量
−3ある。
本発明tこおいて酸と亜鉛化合物とをゴム中で反応さぜ
るtこ際し該カルボン酸のカルシウム塩をを少量存在さ
せると経時的に安定な亜鉛正塩を凝集塊を殆んど生成す
ることなくゴム中で製造し得る。 ・ 舐カルボン酸のカルシウム塩の使用量は酸100重量部
に対し1〜25重量部、好ましくは5〜15重量部であ
る。他の金桟塩1例えばマグネシウム塩等では上記のご
とき効果は十分でない。
本発明の威と亜鉛化合物の反応は適宜のソリッドゴルフ
ボール用ゴム組成物中で行なう。特1こ好ましいゴムは
ポリブタジェンであり、特に01日−1,4型ポリブタ
ジエンを約−90重量%以上含有するものが好ましい。
所望ならば5BR1天然ゴム等をこれに配合してもよい
。またゴム組成物は常套の充填剤、顔料等を含んでいて
もよい。
亜鉛化合物とa、β−エチレン系不飽和カルボン酸との
反応は限定的ではないが例えば亜鉛化合物と該カルボン
酸のカルシウム塩とをオープンローA/’Pインターナ
ルミキサーを用い所定のゴム組成物と混練し、これを予
めニーダ−等のインターナルミキサーに入れたカルボン
酸中に加えて混練する。この混合物の温度は配合される
ラジカル開始剤の分解温度よりも低くする。その後、温
度を下げ適当な時間ラジカル開始剤を加え混合する。
この組成物を用いてソリッドゴルフボールを得る1こは
ボールよりわずかtこ大きく重い切片に裁断し、これを
標準ボールカップ型内に挿入する。型内の組成物を約1
30〜160℃の温度で通常10〜40分硬化させる。
これによって高い反発係数を有するソリッドゴルフボー
ルが得られる。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
1)参考例1〜10 日本合成ゴム製ポリブタジェンBR−01゜100重量
部1こ所定量の酸化岨鉛および水酸化カルシウムを均一
に混練し、これをメタクリル酸と約10分間混練する。
温度は徐々に上昇し約80〜90℃となる。反応物をと
り出しX線回折法を用いてゴム中のジメタクリル酸亜鉛
の量を定量した(ジメタクリル酸亜鉛の回折角2θ=1
0°と11°近辺に特徴的ピークがあり、メタクリ/1
/酸岨鉛(塩基性塩)は2θ=7.4°にピークが存す
る。ジメタクリル酸亜鉛はウェア・ケミカル社(War
e Ohem1ca1社)えR−2R/Aを、メタクリ
ル酸亜鉛としてはステイードレッグ社(steetle
g社)のBZMを標準物質として用い、これをポリブタ
ジェンに混合し、そのX線回折図から検量線を作り定量
した)。
配合比およびゴム100g中に生成したジメタクリル酸
亜鉛の量を表−1に示す。
2)参考例11 0木合成ゴム製ポリブタジェンBR−01゜100重量
部に40重量部の債化亜鉛を均一に混練し、これを30
重量部のメタクリル酸と約10分間混練する。反応物を
とり出しゴム中のジメタクリル酸亜鉛の量を定量したと
ころ、生成は認められなかった。
5)実施例12−14 日本合成ゴム製ポリブタジェンBR−01゜100重量
部に所定量の水酸化カルシウムを均一に混練し、これを
メタクリル酸と約10分間混練する。反応物をとり出し
X線回折法を用いてゴム中に水酸化カルシウムが残存し
ていない事を確認した。又ゴム中に生成したメタクリル
酸カルシウムも同様X線回折法を用いて定量した。(メ
タクリル酸カルシウムの回折図は回折角2θ=8.2°
近辺1こ特徴的ピークがある。
メタクリル酸カルシウムは油脂製薬株式会社のものを襟
章物質として用い、これをポリブタノエンに混合し、そ
のX線回折図から検量線を作り定量した。) 配合比およびゴム100g中に生成したメタクリル酸カ
ルシウムの号を表−2に示す。
4)実施例15−23 実施例13のゴム組成物と日本合成ゴム製ポリブタジェ
ンBR−01と混合してBR−01化合計100重量部
にしたもの1こ所定量の酸化亜鉛を均−tこ混線し、こ
れをメタクリIし酸と約10分間インターナルミキサー
であるニーダ−を用いて混練する。反応物をとり出し参
考例1−10の手法−こ従いゴム100g中に生成した
ジメタクリル酸亜鉛の量を定量した。
配合比およびゴム100g中に生成したジメタクリル@
能鉛の量を表−5に示す。
5)ボーl&f@性 参考例111こついて、ゴム100重量部につき過酸化
物ノざカップ0.7重量部をロールで混合し、標準ポー
ル−ノブ型内tこ挿入する。型内の組成物を150℃で
15分硬化させたもののボール物性を表−4に示す。
又、実施例15−23の配合に表−3に示す量の過酸化
物ダイカップを混合し参考例26同様ポール型内で硬化
させた。ポール物性を表−4をこ示す。
表−2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ゴム組成物中でα、β−エチレン系不飽和カルボ
    ン酸と唾鉛化合物を反応させるに際し、該カルボン酸1
    00重量部に対し1S25重量部の該カルボン酸のカル
    シウム塩を存在させることを特徴とするジーa、β−エ
    チレン系不飽和カルボン醸亜鉛塩含有コ゛ム組成物の製
    法。 +2)(2,β−エチレン系不飽和カルボン陵がメタク
    リル酸である第1項記載の製法。 (3)亜鉛化合物が酸化能鉛、である第1項記載の製法
JP56199387A 1981-07-27 1981-12-09 ジ−α,β−エチレン系不飽和カルボン酸亜鉛塩含有ゴム組成物の製法 Granted JPS58101131A (ja)

Priority Applications (2)

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JP56199387A JPS58101131A (ja) 1981-12-09 1981-12-09 ジ−α,β−エチレン系不飽和カルボン酸亜鉛塩含有ゴム組成物の製法
GB08220546A GB2104529B (en) 1981-07-27 1982-07-15 A process for preparing a rubber composition containing a zinc salt of a di-a, b-ethylenically unsaturated carboxylic acid

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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