JPH1199206A - 留置針および留置針組立体 - Google Patents

留置針および留置針組立体

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JPH1199206A
JPH1199206A JP9281369A JP28136997A JPH1199206A JP H1199206 A JPH1199206 A JP H1199206A JP 9281369 A JP9281369 A JP 9281369A JP 28136997 A JP28136997 A JP 28136997A JP H1199206 A JPH1199206 A JP H1199206A
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JP
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indwelling needle
linear
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linear body
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JP9281369A
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English (en)
Inventor
Koichi Tachikawa
浩一 立川
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適度な柔軟性を確保しつつ、耐破損性、耐キン
ク性に優れ、また、補強材層の厚さを薄くでき、表面が
平滑である留置針本体を備えた留置針を提供すること。 【解決手段】本発明の留置針は、生体への穿刺時に内針
を挿通して使用される外針を構成するもので、可撓性を
有する留置針本体2を有する。留置針本体2は、内管4
と外管6とを有し、これらが補強材層5を介して接合さ
れた構造をなしている。補強材層5は、内管4の外周面
に2種類の線状体51および52を互いに逆方向に螺旋
状に巻回して格子状に形成したものである。線状体52
の構成材料は、第1の線状体51の構成材料より融点が
低く、線状体51および52の交差部分53において
は、線状体52が溶融して変形した状態となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば輸液や輸血
あるいは血管内の治療の際等に患者の体内に留置して使
用されるカテーテル状の留置針および留置針組立体に関
する。
【0002】
【従来の技術】患者に対し輸液等を行う際には、留置針
(外針)と内針とで構成される留置針組立体が用いられ
ている。この留置針組立体は、留置針(外針)内に内針
が挿通された2重針構造をなしており、留置針と内針と
を一体化した状態で動脈または静脈へ穿刺し、その後、
内針を抜去し、留置針のみを生体内に残して留置する。
【0003】留置針組立体の内針は、ステンレス鋼のよ
うな金属材料で構成され、その先端には、鋭利な刃先
(針先)が形成されている。そのため、内針を留置針に
対し挿入または抜去する際に、鋭利な刃先により、留置
針に傷付き、削れ、割れ、折れ、剥離、破断等の破損を
与えるおそれがある。特に、このような留置針の破損が
生体への留置中に生じることは好ましくない。そのた
め、留置針には、適度な強度や耐破損性が要求される。
【0004】さらに、留置針には、血管の湾曲部位、屈
曲部位等で折れ曲がり(キンク)が生じないように耐キ
ンク性が要求されるとともに、生体への穿刺を有利に行
えるような先端形状に先端加工するために、製造時の先
端加工性が必要とされる。
【0005】しかし、一方で、留置針には、血管の湾曲
部位、屈曲部位への追従性を確保するために、適度な柔
軟性が必要である。そのために、留置針に柔軟な素材を
用いると、前述した耐破損性や耐キンク性が劣る。
【0006】このように、従来の留置針は、単一の材料
で構成されていたため、要求される前記の諸特性を同時
に満足することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適度
な柔軟性を確保しつつ、耐破損性、耐キンク性を向上
し、また、留置針本体の薄肉化、平滑化を可能とする留
置針および留置針組立体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0009】(1) 可撓性を有する管状の留置針本体
を備える留置針であって、前記留置針本体は、内管およ
び外管が補強材層を介して接合された部分を有し、前記
補強材層は、所定間隔で並設された線状体と、前記線状
体の間に位置し、前記線状体の構成材料より融点が低い
樹脂材料とで構成されていることを特徴とする留置針。
【0010】(2) 前記樹脂材料は、熱可塑性樹脂で
構成されている上記(1)に記載の留置針。
【0011】(3) 前記線状体の構成材料と前記樹脂
材料との融点の差が20℃以上である上記(1)または
(2)に記載の留置針。
【0012】(4) 可撓性を有する管状の留置針本体
を備える留置針であって、前記留置針本体は、内管およ
び外管が補強材層を介して接合された部分を有し、前記
補強材層は、第1の線状体と、前記第1の線状体の構成
材料より融点が低い樹脂材料で構成された第2の線状体
とを複数の箇所で交差するよう配置し、それらの交差部
分において前記第2の線状体が溶融して変形した状態に
あるものであることを特徴とする留置針。
【0013】(5) 前記第2の線状体は、熱可塑性樹
脂で構成されている上記(4)に記載の留置針。
【0014】(6) 前記第1の線状体および前記第2
の線状体は、共に熱可塑性樹脂で構成されている上記
(4)に記載の留置針。
【0015】(7) 前記熱可塑性樹脂は、ポリエステ
ル系樹脂またはポリアミド系樹脂である上記(5)また
は(6)に記載の留置針。
【0016】(8) 前記第1の線状体の構成材料と前
記第2の線状体の構成材料との融点の差が20℃以上で
ある上記(4)ないし(7)のいずれかに記載の留置
針。
【0017】(9) 前記内管および前記外管の少なく
とも一方が可撓性を有する材料で構成されている上記
(1)ないし(8)のいずれかに記載の留置針。
【0018】(10) 前記可撓性を有する材料は、熱可
塑性エラストマーである上記(9)に記載の留置針。
【0019】(11) 前記熱可塑性エラストマーは、ポ
リウレタンエラストマーである上記(10)に記載の留置
針。
【0020】(12) 上記(1)ないし(11)のいずれ
かに記載の留置針と、前記留置針の内側に挿入される内
針とを備えることを特徴とする留置針組立体。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の留置針および留置
針組立体を添付図面に示す好適例に基づいて詳細に説明
する。
【0022】図1は、本発明の留置針組立体の構成例を
示す平面図、図2は、図1に示す留置針の中央部付近の
構成を拡大して示す一部切欠き断面図である。なお、図
1では、理解を容易にするために、留置針の径方向を特
に拡大して模式的に示してある。
【0023】図1に示すように、本発明の留置針(留置
カテーテル)1は、留置針本体2と、この留置針本体2
の基端部21に装着されたハブ8と、留置針本体2の基
端部21をハブ8に対しかしめて固定するためのかしめ
ピン7とで構成されている。
【0024】留置針本体2は、その全長にわたって内部
に管腔3が形成されている。この管腔3は、薬液等の流
体の流路となるものである。また、留置針1を血管へ穿
刺する際には、この管腔3内に、後述する内針9の内針
本体91が挿入され、留置針1と一体化される。
【0025】ハブ8は、その内部が管腔3の基端と連通
し、管腔3内へ薬液等の液体を注入したり、血液を採取
したりするための口部として機能する。また、ハブ8
は、留置針1を操作する際の把持部としても機能する。
【0026】かしめピン7は、金属製の管状の部材であ
り、その基端には、拡径部が形成されている。このかし
めピン7を嵌入することにより、留置針本体2の基端部
21がハブ8の先端側内周面に圧着され(かしめら
れ)、強固に固定される。
【0027】内針9は、先端に鋭利な刃先(針先)92
を有する金属製の内針本体91と、この内針本体91の
基端部に装着(固着)されたハブ10とで構成されてい
る。ハブ10は、ハブ8内に好ましくは液密に嵌合し得
る。このような内針9と留置針1とで、本発明の留置針
組立体が構成される。
【0028】図2には、留置針本体2の内部構造が示さ
れている。なお、図2では、留置針本体の中央付近を一
部切り欠かれた状態で示し、また、理解を容易にするた
めに、留置針の径方向を特に拡大し、模式的に示してあ
る。
【0029】図2に示すように、留置針本体2は、内管
4と外管6とを有し、これらが中間層である補強材層5
を介して接合された構造をなしている。内管4および外
管6の少なくとも一方、好ましくは双方は、可撓性(柔
軟性)を有する材料で構成されている。
【0030】内管4および外管6の構成材料としては、
それぞれ、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等の
ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル、ポリウレタン、ポリ塩
化ビニル、ポリスチレン系樹脂、エチレン−テトラフル
オロエチレン共重合体等のフッ素系樹脂、ポリアミドエ
ラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン
エラストマー、ポリスチレンエラストマー、フッ素系エ
ラストマー等の各種エラストマー(熱可塑性エラストマ
ー)、またはこれらのうち2以上を組み合わせたものが
使用可能である。
【0031】これらのうち、抗血栓性、耐キンク性およ
び経済性等に優れるという点から、熱可塑性エラストマ
ーが好ましく、特にポリウレタンエラストマーが好まし
い。
【0032】ここで、ポリウレタンエラストマーとは、
ポリウレタンと柔軟性に富む他の樹脂とのポリマーアロ
イ、ポリマーブレンド、グラフト重合、ランダム重合、
ブロック共重合や、ポリウレタンを可塑剤で軟化したも
の、さらには、これらの混合物を含む概念である。な
お、内管4および外管6の構成材料は、同一でも異なっ
ていてもよい。
【0033】内管4および外管6の構成材料が同一また
は異なる場合において、外管6に用いられる材料の硬度
は、ショアD硬度が30〜80程度であるのが好まし
く、40〜70程度であるのがより好ましい。このよう
な硬度とすることにより、留置針本体2が適度な強度と
柔軟性を確保することができ、より優れた耐破損性(特
に耐切断性)、耐キンク性が得られる。
【0034】また、同様の理由から、内管4に用いられ
る材料の硬度は、ショアD硬度が30〜80程度である
のが好ましく、40〜70程度であるのがより好まし
い。
【0035】内管4および外管6の厚さは、特に限定さ
れないが、内管4の厚さは、0.02〜0.10mm程度
が好ましく、0.02〜0.07mm程度がより好まし
く、外管6の厚さは、0.02〜0.10mm程度が好ま
しく、0.03〜0.08mm程度がより好ましい。
【0036】なお、図示の構成では、内管4および外管
6の内径および外径は、それぞれ一定となっているが、
これらは、それぞれ、留置針本体2の長手方向に沿って
変化している部分があってもよい。例えば、内管4の内
径が先端方向に向かって漸増する部分を有する構成や、
留置針本体2の先端部22において内管4および/また
は外管6の外径が先端方向に向かって漸減する構成であ
ってもよい。
【0037】以上のような内管4と外管6との境界部に
は、補強材層5が設置されている。図3に示すように、
この補強材層5は、少なくとも1本の線状体51と、少
なくとも1本の線状体52とで構成されている。
【0038】線状体51と線状体52とは、内管4の外
周に互いに逆方向に螺旋状に巻かれ、線状体51と線状
体52とが複数の箇所で交差するよう、すなわち全体と
して格子状をなすように配設されている。
【0039】線状体52の構成材料は、線状体51の構
成材料に比べ、その融点が低い。線状体51と線状体5
2とを格子状に形成した場合、それらの交差部分53に
おいて、補強材層5の厚さが厚くなるが、本発明では、
融点の低い線状体52を線状体51との交差部分53に
おいて溶融(または軟化)させ、交差部分53において
線状体51、52同士が重なることによる補強材層5の
厚さの増大を防止する。これにより、補強材層5の厚さ
を薄くしつつ、必要かつ十分な補強効果(耐破損性、耐
キンク性)を得ることができる。
【0040】また、交差部分53において一方の線状体
52が溶融・固化すると、これと交わる他方の線状体5
1の位置関係を固定する作用が生じる。従って、留置針
の製造時等において、線状体51の位置ずれが防止され
る。特に、後述する外管6の被覆の際に生ずる線状体5
1への応力による線状体51のずれを効果的に防止する
ことができる。
【0041】このような補強材層5の形成は、例えば、
次のようにして行うことができる。内管4の外周に線状
体51および52を巻き付けて格子状に形成した後、温
度T3 で加熱して、交差部分53における線状体52を
溶融、変形させる。なお、線状体51の構成材料の融点
をT1 、線状体52の構成材料の融点をT2 としたと
き、加熱温度T3 は、T2 ≦T3 <T1 なる関係を満足
する。
【0042】線状体51、52の融点の差T1 −T2
は、20℃以上であるのが好ましく、40℃以上である
のがより好ましい。T1 −T2 がこのような範囲である
と、線状体52の交差部分53の溶融をより容易かつ安
定的に行うことができる。
【0043】なお、加熱温度T3 や加熱時間等の加熱条
件によっては、線状体52は、その交差部分53以外の
部分も溶融状態または軟化状態となる。この場合には、
もはや線状体としての形をなさず、溶融または軟化状態
を経て固化した樹脂材料となる。この場合、当該溶融・
固化した樹脂材料は、隣接する線状体51同士の間に存
在し、内管4と外管6とを接着する機能を発揮するの
で、留置針本体2の強度の向上に寄与する。なお、この
樹脂材料の融点T2 と線状体51の融点T1 との関係も
前記と同様であることは言うまでもない。
【0044】線状体51、52の横断面形状は、特に限
定されず、例えば、真円形、楕円形、三角形、四角形、
扁平形状等が挙げられるが、真円形の線状体が特に好ま
しい。
【0045】線状体51、52のそれぞれの間隔は、後
者については前者の位置ずれを防止でき、かつ内・外管
の接着効果を十分に得られる程度に、前者については十
分な補強効果が得られ、かつ、密になりすぎて後者によ
る内・外管の接着効果を阻害しない程度に、設定する。
具体的には、線状体51、52の組成や径、あるいは留
置針本体2の径等によって異なるが、概ね、隣接する線
状体の間隙は2〜8mm程度であることが好ましい。
【0046】線状体51、52の配設密度は、留置針本
体2の全長にわたって、均一でも、異なる部分を有して
もよい。例えば、より剛性を高めようとする部分(例:
基端部21)における線状体51、52の配設密度を高
くしたり、より柔軟性を高めようとする部分(例:先端
部22)における線状体51、52の配設密度を低くし
たりすることができる。
【0047】このような線状体51、52の配設密度の
調整は、螺旋状に巻かれた線状体51、52のピッチ、
本数、軸線に対する傾斜角度のうちの少なくとも1つの
条件を調整することにより行うことができる。
【0048】このような補強材層5は、留置針本体2の
全長にわたって配設されている場合に限らず、留置針本
体2は、補強材層5が配設されていない部分を有してい
てもよい。例えば、留置針本体2の先端部22を除く部
分に補強材層5が配設されている構成や、留置針本体2
の基端部21を除く部分に補強材層5が配設されている
構成とすることができる。
【0049】なお、血管への穿刺時に留置針本体2が湾
曲したときの内針4による留置針本体2の穿刺防止を考
慮して、補強材層5は、少なくとも留置針本体2の長手
方向中央部およびその前後に設けられているのが好まし
い。
【0050】補強材層5を形成する線状体51、52の
構成材料としては、留置針本体2に十分な耐破損性(特
に耐切断性)と耐キンク性とが得られる程度の剛性を有
するものであればいかなるものでもよいが、熱可塑性樹
脂が好ましい。この熱可塑性樹脂としては、留置針本体
2の先端部22を所望の形状(例えば図1に示すような
テーパ形状)に形成する際の加熱による先端加工に際
し、その加熱により溶融(または軟化)可能な熱可塑性
を有するものが好ましい。
【0051】このような材料としては、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)のようなポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン、硬質ポリ
塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、ポリスチレン、
熱可塑性ポリウレタン、ポリカーボネート、ABS樹
脂、アクリル樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMM
A)、ポリアセタール(PA)、ポリアリレート、ポリ
オキシメチレン(POM)、高張力ポリビニルアルコー
ル、フッ素樹脂、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、
ポリテトラフルオロエチレン、エチレン−酢酸ビニルケ
ン化物(EVOH)、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホン、ポリエーテルケトン、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリフェニレンスルフィド、またはこれらのうちの
いずれかを含むポリマーアロイ、あるいはこれらのうち
の2以上を組み合わせたものが挙げられる。このなかで
も、特に、高強度、高靱性でかつ耐折り曲げ性に優れて
いるという理由から、ポリエステル系樹脂、あるいはポ
リアミドまたはポリアミドを主とするポリアミド系樹脂
が好ましい。
【0052】ここで、ポリアミド系樹脂とは、例えば、
ナイロン6、ナイロン64、ナイロン66、ナイロン6
10、ナイロン612、ナイロン46、ナイロン9、ナ
イロン11、ナイロン12、N−アルコキシメチル変成
ナイロン、ヘキサメチレンジアミン−イソフタル酸縮重
合体、メタキシロイルジアミン−アジピン酸縮重合体の
ような各種脂肪族または芳香族ポリアミドが代表的であ
り、その他、前記ポリアミドと他の樹脂とのポリマーア
ロイ、ポリマーブレンド、グラフト重合、ランダム重合
等、さらには、これらの混合物をも含む概念である。
【0053】また、線状体52の構成材料は、外管6お
よび内管4と相溶性を有するものが内・外管の剥離を防
止する上で好ましい。この場合、例えば、内・外管が共
にポリウレタンエラストマーで構成されているときは、
ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等を用いることができる。また、内・
外管が共にフッ素樹脂で構成されているときは、ポリフ
ッ化ビニリデン等を用いることができる。
【0054】なお、線状体51は、上記例示の材料等に
よる単繊維または繊維の集合体(例えば単繊維を縒った
もの)のいずれでもよいが、先端部22に対する前記先
端加工の加工性(後加工性)がより良好であるという点
から、単繊維が好ましい。
【0055】また、線状体51の太さ(直径)、線状体
(溶融前)52の太さ(直径)は、それぞれ、その構成
材料や配設密度等との関係で適宜決定される。すなわ
ち、留置針本体2に対し必要かつ十分な補強効果と柔軟
性とが得られ、また、先端部22の先端加工の加工性が
良好な程度のものとされる。例えば、線状体51、52
がポリアミド単繊維によるものの場合、その直径は、2
0〜50μm 程度とするのが好ましい。
【0056】なお、線状体51、52は、それぞれ、単
一で用いても、複数本を束ねた状態で用いてもよい。
【0057】内管4の外径が0.2〜2.5mm程度の場
合、各線状体51、52のピッチ(ピッチの定義は後述
する)は特に限定されないが0.1〜30mm程度が好ま
しく、0.2〜25mm程度がより好ましい。
【0058】線状体51、52の本数は特に限定されな
いが、それぞれ4〜48本程度が好ましく、6〜24本
程度がより好ましい。
【0059】同一回転方向の隣接する線状体間の距離は
特に限定されないが、0.003〜1.2mm(3〜12
00μm )程度が好ましく、0.005〜0.8mm(5
〜800μm )程度がより好ましい。特に、内管4の外
径が0.4〜2.0mmの場合、該距離は0.01〜0.
2mm(10〜200μm )であることが好ましい。な
お、このときの留置針本体2の長さは15〜80mmであ
ることが好ましい。
【0060】前述したように、留置針本体2の先端部2
2を加熱処理によりテーパ状に加工したり、留置針本体
2の基端部21にかしめピン7を嵌めるために加熱処理
により予めラッパ状に加工したりすることがあるので、
この際に、線状体51、52は、溶融(または軟化)す
ることが好ましい。
【0061】従って、内管4および外管6の溶融温度
(両者が異なる場合にはその平均値)をT4 としたと
き、前記線状体51の融点T1 との温度差の絶対値|T
1 −T4|が60℃以下であるのが好ましく、40℃以
下であるのがより好ましい。このような関係を満足する
場合には、前記の加工において、より優れた加工性が得
られる。
【0062】図4は、補強材層5の他の構成例を示す。
同図に示す補強材層5は、線状体52を螺旋状に配置す
るとともに、複数本の線状体52を留置針本体2の軸方
向に沿って直線状に配置したものである。線状体52の
線状体51との交差部分53やその他の箇所の状態、そ
れによる作用、効果等は、前記実施例と同様である。
【0063】図5は、補強材層5のさらに他の構成例を
示す。同図に示す補強材層5は、線状体51と線状体5
2とを直線状に交互に留置針本体2の軸方向に沿って配
置したものである。線状体52は、前記温度T3 による
加熱によって、溶融または軟化状態とされていてもよ
い。
【0064】なお、線状体51、52のパターンは、図
3〜図5に示すものを適宜組み合わせたものでもよく、
さらには、図3〜図5に示すもの以外のものであっても
よい。
【0065】以上のように、本発明の留置針1では、留
置針本体2中に前述したような補強材層5を有すること
により、留置針本体2に適度な柔軟性を確保しつつ、優
れた耐破損性(傷付き、削れ、割れ、欠け、折れ、剥
離、切断、破断等の破損に対する耐性)および耐キンク
性を発揮し、また、補強材層5の構成材料の選択によ
り、先端部22の加工における優れた加工性を発揮す
る。
【0066】そして、補強材層5は、線状体51と線状
体52との交差部分53がある場合に、この交差部分5
3において、線状体52が溶融、固化していることによ
り、線状体51と線状体52とが重なった状態となら
ず、よって、補強材層5を薄くすることができ、このよ
うな薄い補強材層5でも、十分な補強効果を得ることが
できるとともに、留置針本体2の表面の平滑性も良好と
なる。
【0067】なお、以上では、補強材層5が2種類の線
状体51、52で構成された場合を例にして説明した
が、線状体の種類は、3種類以上であってもよい。この
場合、少なくとも1種類の線状体が他の線状体と異なる
融点の材料で構成されていればよい。
【0068】次に、図1〜図3に示す留置針1の製造方
法の好適例について説明する。まず、定法に従い、内管
4を製造する。この内管4は、例えば押出成形により製
造することができる。
【0069】次に、内管4の外周面に線状体51および
52を互いに逆方向に螺旋状に巻き付け、格子状に形成
する。線状体51および52の巻き付けは、例えば横巻
きシールド機と呼ばれる装置(図示せず)を用いて行う
ことができる。横巻きシールド機の線状体供給部から線
状体51を繰り出し、一方、前記線状体供給部に対し内
管4をその軸方向に移動するとともにその軸を中心に回
転して、内管4の外周面に線状体51を連続的に巻き付
けて行く。線状体52についても、同様にして巻き付け
を行う。この場合、内管4の移動方向または回転方向を
変えることで、線状体51および52を格子状に巻き付
けることが可能となる。
【0070】なお、上記では、内管4が回転しかつ軸方
向に移動する移動方式としているが、これに限らず、内
管4と線状体供給部とが、相対的に回転し、かつ相対的
に内管軸方向に移動すればよいため、例えば、内管4
が回転し、線状体供給部が内管の軸方向に移動する方
法、内管4が軸方向に移動し、線状体供給部が内管4
の外周回りに回転する方法、内管4が固定され、線状
体供給部が内管4の外周回りに回転するとともに内管軸
方向に移動する方法、またはこれらを適宜組み合わせた
方法であってもよい。
【0071】以上のようにして内管4の外周面に線状体
51、52が巻き付けられたら、その表面部分を前述し
た温度T3 で加熱して、線状体52の少なくとも線状体
51との交差部分53を溶融、変形させる。溶融した線
状体52を冷却、固化すると、線状体51の位置が固定
される。
【0072】以上のようにして補強材層5が形成された
ら、その外周を外管6で被覆する。外管6の接合は、外
管6の内周面が内管4の外周面および補強材層5と密着
するようになされる。
【0073】その方法としては、例えば、(a)外管6
を接着剤または溶剤により接着する方法、(b)内管4
や補強材層5等と融着(例えば、熱融着、高周波融着)
する方法、(c)外管6を加熱するかまたは溶剤を用い
て膨潤させ、その外管6内に内管4を挿入し、その後、
外管6を収縮させる方法、(d)溶融または液状化した
外管構成材料を内管4等の外周面に、例えば押し出し、
ディッピング、コーティング等により被着させ、冷却ま
たは乾燥(脱溶媒処理)により固化させて外管6を形成
する方法等が挙げられる。これらの方法のうち、製造工
程が簡素である点から、(d)の方法が最も好ましい。
【0074】なお、この外管6を形成する際の温度履歴
により、線状体52が再度溶融または軟化することもあ
り、この場合には、外管6との接着力がより強化され
る。
【0075】このようにして得られた内管4、補強材層
5および外管6の積層体は、所定に切断され、さらに、
必要に応じ、前述したような先端部22や基端部21の
加工が施される。これにより、留置針本体2が完成す
る。
【0076】このようにして得られた留置針本体2の基
端部21にかしめピン7を嵌め、さらにハブ8を装着し
て、留置針1が完成する。
【0077】なお、本発明の留置針1の構成および製造
方法は、上述したものに限定されないことは、言うまで
もない。特に、留置針1の各部の構成は、同様の機能を
発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。
【0078】また、本発明の留置針1における留置針本
体は、前記内管4、補強材層5および外管6以外に、任
意の目的で形成された被覆層、中間層等の他の層を有し
ていてもよい。例えば、内管4の内周面や外管6の外周
面に、保護層、抗血栓層、潤滑層、耐摩耗層等を形成し
たり、内管4と外管6との間の任意の箇所に、接着剤層
のような中間層を設けたりすることができる。
【0079】
【実施例】以下、本発明の留置針の具体的実施例につい
て説明する。
【0080】(実施例1)図1、図2および図3に示す
構成の留置針を前述した方法により製造した。
【0081】内管4の形成は、押出成形により内管材料
を管状に押し出すことにより行った。
【0082】補強材層5の製造は、電線加工用横巻きシ
ールド機(スパイラル機)を用い、線状体51および5
2を交互に整線し、内管4を軸方向に移動しつつ(回転
せず)、その外周面に対しダイスで密着巻き付けを行
い、格子状に形成した。そして、外管6を被着する前
に、補強材層5の表面を加熱炉にて160℃(T3 )×
10秒間加熱し、線状体52の交差部分33およびその
他の部分を適度に溶融させ、その後、冷却固化した。
【0083】外管6の形成は、溶融状態の外管構成材料
を線状体51および52が巻き付けられた内管4の外周
面に押出被覆成形により被着させ、これを冷却、固化す
ることにより行った。
【0084】また、留置針本体2の先端部22をテーパ
状にする加工(先端加工)は、加熱された金型(金型温
度:220℃)内に留置針本体2の端部を押入すること
により行った。
【0085】なお、以下のうち、隣接する線状体同士の
距離は、隣接する互いに平行な線状体間に引いた垂線の
長さ、ピッチは、1本の線状体が留置針本体に1回巻き
付く長さ分に対し留置針本体の軸方向に沿って測った線
状体の中心間距離である。
【0086】留置針の各部の条件は、以下の通りであ
る。 留置針本体の全長:32mm 外管6の外径:0.86mm 内管4の外径:0.75mm 内管4の内径:0.64mm
【0087】外管6の構成材料:ポリウレタンエラスト
マー(融点T4 :170℃、ショアD硬度:68) 内管4の構成材料:外管6に同じ 補強材層5の構成:線状体51および52を格子状に形
成(図3に示す状態) 補強材層5の形成領域:留置針本体2のほぼ全長
【0088】線状体51の構成材料:ポリアミド(ナイ
ロン6、融点T1 :210℃)の単繊維 線状体51の直径:41μm 線状体51の本数:24本 隣接する線状体51同士の距離:0.021mm
【0089】線状体52の構成材料:ポリアミド(ナイ
ロン6、66および610の共重合体、融点T2 :11
8℃)の単繊維 線状体52の直径:50μm 線状体52の本数:24本 隣接する線状体52同士の距離:0.012mm ピッチ:9.5mm
【0090】(実施例2)補強材層5を構成する線状体
51、52の本数をそれぞれ12本とし、隣接する線状
体51同士および52同士の距離をそれぞれ0.084
mmおよび0.075mm、ピッチを19.0mmとした以外
は、実施例1と同様の留置針を製造した。
【0091】(実施例3)線状体52の構成材料をポリ
エチレンテレフタレート(融点T2 :255℃)の単繊
維で構成し、加熱温度T3 を270℃とした以外は、実
施例1と同様の留置針を製造した。
【0092】(比較例1)補強材層5を設けない以外
は、実施例1と同様の留置針を製造した。
【0093】(比較例2)線状体52の構成材料を線状
体51の構成材料と同一とし、補強材層5の表面の加熱
を行わなかった以外は、実施例1と同様の留置針を製造
した。
【0094】前記実施例1〜3および比較例1、2の各
留置針に対し、留置針本体2の耐キンク性、耐破損性、
表面平滑性および先端加工性を以下の方法により調べ
た。
【0095】<耐キンク性の測定>留置針本体2を曲率
半径5mmで90°に50回繰り返し曲げ、そのときの留
置針本体2の折れ(キンク)発生の有無を調べた。その
結果を下記表1に示す。なお、測定は、20本の留置針
本体に対し行った。
【0096】<耐破損性の測定>300mm/分の速度で
留置針本体2をその軸方向に真直ぐに引っ張って破断さ
せ、破断時の荷重(引張強度)を測定した。その結果を
下記表1に示す。なお、測定は、20本の留置針本体に
対し、それぞれ、室温下(20℃)および恒温下(37
℃(体温付近))で行い、平均値を求めた。
【0097】<表面平滑性の評価>留置針本体の外管の
表面を目視観察し、その平滑性を評価した。
【0098】<先端加工性の評価>前記先端加工の際の
加工の容易性を、容易性が高い順にA、B、Cの3段階
で評価した。
【0099】
【表1】
【0100】表1に示されているように、実施例1〜3
の留置針では、いずれも、留置針本体の耐キンク性、耐
破損性、表面平滑性および先端加工性に優れている。こ
れに対し、比較例1の留置針では、補強材層を有さない
ため、耐キンク性および耐破損性が劣っている。また、
比較例2の留置針では、線状体の交差部分において留置
針本体表面に凹凸が生じ、部分的に厚さが増大してい
た。
【0101】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の留置針およ
び留置針組立体によれば、補強材層の設置により、留置
針本体に適度な柔軟性を確保しつつ、十分な補強効果が
得られ、耐破損性、耐キンク性、追従性を向上すること
ができる。
【0102】特に、補強材層を構成する線状体の交差部
分において低融点の線状体を溶融、変形した状態とした
ことにより、補強材層の厚さを増大することなく、ま
た、留置針本体の表面の平滑性を損なうことなく、前記
効果が得られる。
【0103】また、補強材層を構成する低融点樹脂材料
が溶融、固化した状態である場合、補強材層自体が内管
と外管とを接着する機能(結合力を向上する機能)を有
するので、前記補強効果がより向上する。そして、線状
体の位置が固定されるので、位置ずれにより線状体の配
設密度にムラが生じることによる不都合、例えば強度が
不均一となることが防止できる。
【0104】また、補強材層をポリエステル系樹脂、ポ
リアミド系樹脂のような熱可塑性樹脂で構成した場合に
は、留置針本体の先端部等の熱加工時に当該樹脂が溶融
または軟化し、その加工性が向上する。このような先端
加工の加工性の向上は、留置針本体の破損やキンクの防
止にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留置針組立体の構成例を示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す留置針の留置針本体の内部構造を示
す一部切り欠き断面図である。
【図3】図1に示す留置針の留置針本体における補強材
層の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明における補強材層の他の構成例を示す斜
視図である。
【図5】本発明における補強材層の他の構成例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 留置針 2 留置針本体 21 基端部 22 先端部 3 管腔 4 内管 5 補強材層 51 線状体 52 線状体(抵融点) 53 交差部分 6 外管 7 かしめピン 8 ハブ 9 内針 91 内針本体 92 刃先(針先) 10 ハブ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する管状の留置針本体を備え
    る留置針であって、 前記留置針本体は、内管および外管が補強材層を介して
    接合された部分を有し、 前記補強材層は、所定間隔で並設された線状体と、前記
    線状体の間に位置し、前記線状体の構成材料より融点が
    低い樹脂材料とで構成されていることを特徴とする留置
    針。
  2. 【請求項2】 前記樹脂材料は、熱可塑性樹脂で構成さ
    れている請求項1に記載の留置針。
  3. 【請求項3】 前記線状体の構成材料と前記樹脂材料と
    の融点の差が20℃以上である請求項1または2に記載
    の留置針。
  4. 【請求項4】 可撓性を有する管状の留置針本体を備え
    る留置針であって、 前記留置針本体は、内管および外管が補強材層を介して
    接合された部分を有し、 前記補強材層は、第1の線状体と、前記第1の線状体の
    構成材料より融点が低い樹脂材料で構成された第2の線
    状体とを複数の箇所で交差するよう配置し、それらの交
    差部分において前記第2の線状体が溶融して変形した状
    態にあるものであることを特徴とする留置針。
  5. 【請求項5】 前記第2の線状体は、熱可塑性樹脂で構
    成されている請求項4に記載の留置針。
  6. 【請求項6】 前記第1の線状体および前記第2の線状
    体は、共に熱可塑性樹脂で構成されている請求項4に記
    載の留置針。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性樹脂は、ポリエステル系樹
    脂またはポリアミド系樹脂である請求項5または6に記
    載の留置針。
  8. 【請求項8】 前記第1の線状体の構成材料と前記第2
    の線状体の構成材料との融点の差が20℃以上である請
    求項4ないし7のいずれかに記載の留置針。
  9. 【請求項9】 前記内管および前記外管の少なくとも一
    方が可撓性を有する材料で構成されている請求項1ない
    し8のいずれかに記載の留置針。
  10. 【請求項10】 前記可撓性を有する材料は、熱可塑性
    エラストマーである請求項9に記載の留置針。
  11. 【請求項11】 前記熱可塑性エラストマーは、ポリウ
    レタンエラストマーである請求項10に記載の留置針。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の留置針と、 前記留置針の内側に挿入される内針とを備えることを特
    徴とする留置針組立体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315834A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Asahi Intecc Co Ltd カテーテルチューブ
JP2006181258A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Kaneka Corp マイクロカテーテルの製造方法及びマイクロカテーテル

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JP2002315834A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Asahi Intecc Co Ltd カテーテルチューブ
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