JPH1199168A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JPH1199168A
JPH1199168A JP9261728A JP26172897A JPH1199168A JP H1199168 A JPH1199168 A JP H1199168A JP 9261728 A JP9261728 A JP 9261728A JP 26172897 A JP26172897 A JP 26172897A JP H1199168 A JPH1199168 A JP H1199168A
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JP
Japan
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pocket
sheet
pair
absorber
top sheet
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Application number
JP9261728A
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English (en)
Inventor
Sachiko Nakazawa
幸子 中澤
Kinya Asai
欣哉 朝井
Hiroyuki Kido
博幸 城戸
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の吸収性物品は、フラップが吸収体から
確実に立ち上がらず、あらゆる位置からの漏れを防止し
得ない。 【解決手段】 液透過性のトップシート13と、液不透
過性のバックシート12と、これらトップシート13と
バックシート12との間に配置される吸収体14と、こ
の吸収体14の長手方向に沿って配置され、かつその幅
方向外側の側縁部がトップシート13か、あるいはバッ
クシート12に接合される一対のポケットシート15
R, 15Lとを具えた吸収性物品11であって、一対の
ポケットシート15R, 15Lの長手方向一端部は、そ
の幅方向内側の側縁部を相互に重ね合わせた状態で吸収
体14の長手方向一端部に接合され、一対のポケットシ
ート15R, 15Lの長手方向一端部の接合部分から他
端部に至る一対のポケットシート15R, 15Lの幅方
向内側の側縁部を相互に離間することにより開口部24
を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排泄物を分離した
状態で保持すると共にこれらの漏れを防止し得る吸収性
物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、尿、経血や便などの排泄物を処理
するための吸収性物品において、吸収体の吸収速度以上
に排泄物が排出された場合や、便など粘性が高く吸収さ
れにくいものが排泄された場合、吸収体がこれを吸収で
きず、吸収性物品の中央部または背側部から漏れてしま
うことがあった。
【0003】これらの漏れを解消するため、吸収性物品
の長手方向両端部に伸縮性のあるバリアーカフスを配置
したものが特公平6−93901号公報で提案されてい
る。この吸収性物品は、吸収体の側部から立ち上がる、
いわゆる立体ギャザーを有し、この立体ギャザーによっ
て排泄物の漏れを防止している。
【0004】また、特開昭64−26701号公報に
は、吸収性物品の背腹部からの漏れを解消するため、背
腹部にフラップを設けた構造のものが開示されている。
【0005】さらに、特開平3−59号公報には、立体
ギャザーの一部を吸収体の側部に接着することにより、
立体ギャザーを確実に立ち上がらせるようにした構造の
ものが開示されている。この吸収性物品の立体ギャザー
は、その自由縁に配置された弾性体の伸縮のみならず、
立体ギャザーと吸収体との長手方向の寸法の差によって
も吸収体から立ち上がり、吸収性物品の長手方向中央部
からの漏れを防止している。
【0006】一方、特開平4−300543号公報に
は、吸収性物品の中央部および背部からの漏れを防止す
るため、吸収性物品の上部にU字状の開口部を有する第
2トップシートを配置したものが開示されている。この
吸収性物品は、いわゆるポケット構造を有し、第1トッ
プシートに排泄された排泄物が外に漏れ出さないよう
に、吸収体から立ち上がる一体型の第2トップシートが
バリヤーの役目を果たしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特公平6−93901
号公報に開示されたものは、吸収性物品の幅方向からの
漏れを防止するだけでしかない。また、着用者の姿勢に
よっては吸収性物品の立体ギャザーがつぶれて吸収体か
ら立ち上がらず、漏れの防止効果が不充分となることが
考えられる。
【0008】また、特開昭64−26701号公報に開
示されたものは、フラップが吸収性物品の背腹部からの
漏れを防止するに止まり、その中央部からの漏れを防止
することが困難である。しかも、着用者の姿勢によって
はフラップがつぶれてしまい、排泄物がフラップを越え
て漏れてしまうおそれがある。
【0009】さらに、特開平3−59号公報に開示され
たものは、吸収性物品の背側部からの排泄物の漏れを防
止することが困難である。
【0010】一方、特開平4−300543号公報に開
示されたものでは、第2トップシートを吸収体の上方に
立ち上がらせるため、この第2トップシートの下方に浮
き上げ手段を設ける必要がある。また、第2トップシー
トの立ち上がりを良くするため、U字状のポケットの全
周に亙って弾性体を配置することが望ましいが、この弾
性体をポケットに沿ってU字状に配置しようとすると、
吸収性物品の製造速度が低下してしまい、その生産コス
トが高くなってしまう。逆に、弾性体を吸収性物品の長
手方向にのみ配置した場合には、その製造が容易となる
反面、背側部の第2トップシートの立ち上がりが不充分
となる。また、第2トップシートのポケット部分のシー
トの切断および除去に伴う製造速度の低下を招来する。
【0011】
【発明の目的】本発明の目的は、排泄物を分離した状態
で保持すると共にこれらの漏れを防止することにより、
皮膚炎などの発生を未然に防止し得る製造が容易な吸収
性物品を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による吸収性物品
は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシ
ートと、これらトップシートとバックシートとの間に配
置される吸収体と、この吸収体の長手方向に沿って配置
され、かつその幅方向外側の側縁部が前記トップシート
か、あるいは前記バックシートに接合される一対のポケ
ットシートとを具えた吸収性物品であって、前記一対の
ポケットシートの長手方向一端部は、その幅方向内側の
側縁部を相互に重ね合わせた状態で少なくとも前記トッ
プシートの長手方向一端部に接合され、前記一対のポケ
ットシートの長手方向一端部の接合部分から他端部に至
る前記一対のポケットシートの幅方向内側の側縁部を相
互に離間した開口部が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0013】本発明によると、一対のポケットシートの
幅方向外側の側縁部が長手方向に沿ってトップシート
か、あるいはバックシートに接合され、さらにこれらの
長手方向一端部が幅方向内側の側縁部を相互に重ね合わ
せた状態で少なくともトップシートの長手方向一端部に
接合され、これらポケットシートの幅方向内側の側縁部
が相互に離間して開口部を形成しているため、吸収体は
ポケット構造を形成するポケットシートによって三方か
ら囲まれた状態となる。
【0014】従って、着用者の姿勢に拘らず、着用者の
排泄物が開口部から吸収体に受け止められ、上述したポ
ケット構造によって股間部のみならず、背側部からの排
泄物の漏れも確実に阻止され、これら排泄物が分離した
状態で保持される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による吸収性物品におい
て、一対のポケットシートの幅方向内側をその外側に折
り返して相互に接合した接合部をそれぞれ設け、これら
接合部によって開口部を形成するようにしてもよい。こ
の場合、接合部は、トップシートおよびポケットシート
の長手方向に沿ったこれらの接合領域と非接合領域との
境界部分、すなわちポケットシートがトップシートから
離間する際の起立部分よりも幅方向内側のポケットシー
ト上に形成してもよいし、起立部分の位置に形成しても
よく、あるいは起立部分よりも幅方向外側に形成するこ
とも可能である。
【0016】このように、接合部を設けることにより、
トップシートやバックシートの長手方向の長さとポケッ
トシートの幅方向内側の長さとが同じであっても、ポケ
ットシートの幅方向内側がその長手方向一端部から他端
部に向かって湾曲して配置された状態となるため、ポケ
ットシートがトップシートやバックシートに引きつられ
る結果、吸収体の周縁部からポケットシートの幅方向内
側の側縁部が確実に立ち上がる。
【0017】また、一対のポケットシートの幅方向内側
の側縁部に沿って伸長状態で弾性部材を配置したり、あ
るいは一対のポケットシートを伸縮性部材にて形成する
ことも有効である。この場合も同様に、弾性部材や伸縮
性部材の縮む力を利用して吸収体の周縁部からポケット
シートの幅方向内側の側縁部の立ち上がり傾向をより強
めることができる。
【0018】さらに、一対のポケットシートの長手方向
端部に重ね合わされる補助シートをさらに設けるように
してもよい。
【0019】
【実施例】本発明による吸収性物品を展開型おむつに応
用した一実施例について、図1〜図11を参照しながら
詳細に説明するが、本発明はかかる展開型おむつに限定
されるものではない。
【0020】本実施例の外観を表す図1およびその平面
形状を表す図2およびその III−III 矢視断面構造を表
す図3に示すように、本実施例の展開型おむつ11は、
液不透過性のバックシート12と、このバックシート1
2の上に重ね合わされる液透過性のトップシート13
と、これらトップシート13とバックシート12との間
に配置される吸収体14と、この吸収体14の幅方向両
側に配置され、その幅方向外側の側縁部と長手方向一端
部がトップシート13に接合される一対のポケットシー
ト15R, 15Lと、前記吸収体14の幅方向両側縁か
ら外側へ延出するトップシート13とバックシート12
とで形成される一対のサイドフラップ部16, 17と、
吸収体14の長手方向一端側から延出するトップシート
13とバックシート12との間に挟持され、着用時にウ
エスト周りのフィット性を良好にするウエストギャザー
18を形成するためのウエスト周り弾性部材19と、吸
収体14の幅方向両側縁の外側のサイドフラップ部1
6, 17を形成するトップシート13とバックシート1
2との間に挟持され、着用時の脚周りのフィット性を良
好にするレッグギャザー20を形成するための脚周り弾
性部材21と、一端側のサイドフラップ部16の幅方向
両側縁に取り付けられ、他端側のサイドフラップ部17
に重ね合わせてこれらをつなぐための左右一対のファス
ニングテープ22とを有する。
【0021】この場合、一対のポケットシート15R,
15Lの幅方向外側の側縁部近傍の幅方向に沿う中央部
から腹側部に沿って形成された接合部23R, 23Lに
よって、一対のポケットシート15R, 15Lの幅方向
内側の側縁部が相互に離間して三方がポケットシート1
5R, 15Lで囲まれた開口部24が形成されている。
【0022】本実施例におけるウエスト周り弾性部材1
9は、吸収体14の長手方向一端部にのみ配置されてい
るが、さらに長手方向他端部に配置するようにしても良
い。また、脚周り弾性部材21は吸収体14の両側縁の
外側の長手方向に沿っておむつの幅方向に沿う中央部に
のみ設けられており、さらに、サイドフラップ部16,
17の幅方向両側縁には、着用時に脚周り開口部を形成
するための一対のくり抜き部25が形成されている。
【0023】さらに、ファスニングテープ22は、トッ
プシート13上に接合されたベーステープ26に対して
繰り返し剥離できるようになっている。
【0024】上述したトップシート13は、親水性ある
いは疎水性の不織布, 織布, 多孔性プラスチックフィル
ムなどで形成され、ポリプロピレン, ポリエチレン, ポ
リエステル, ナイロンなどの繊維や、あるいはポリエス
テル, ポリプロピレン, ポリエチレン, ナイロンなどを
2種類以上組み合わせた複合繊維などで構成することが
できる。特に、低融点ポリエステル/ポリエステル, ポ
リエステル/ポリエチレン, ポリプロピレン/ポリエチ
レンの複合繊維が強度の面から好ましいけれども、これ
らに限定されるものではない。このトップシート13を
単一のシートで構成する必要はなく、吸収体14に重ね
合わされるセンタートップシート13C(図9参照)
と、サイドフラップ部16, 17を形成する一対のサイ
ドトップシート13S(図9参照)とでトップシート1
3を構成するようにしてもよい。この場合、センタート
ップシート13Cとサイドトップシート13Sとを別の
素材を使ってもよいが、同一の素材で構成することも可
能である。
【0025】前記バックシート12は、ポリエチレンな
どの液不透過性フィルムで形成したり、液不透過性フィ
ルムと不織布あるいは織布とを貼り合わせたもので形成
することができ、通気性もしくは透湿性を持った材料を
採用することが好ましい。
【0026】吸収体14は、すでに周知の吸収性物品に
使用される公知の吸収性材料で形成される。すなわち、
綿状パルプやレーヨンなどの吸収性繊維をマット状にし
て高吸水性ポリマー(以下、SAPと記述する)を均一
に分散あるいは層状に配設し、これを親水性シートでく
るんだものや、SAPを親水性シートでくるんだものを
採用することができる。綿状パルプを有する吸収体14
の場合には、綿状パルプに対して3〜60重量%の熱融
着性物質を混合し、これらを熱圧着するようにしてもよ
い。
【0027】上述した綿状パルプは、化学パルプシート
や機械パルプシートを粉砕機で解繊することにより得ら
れる5mm以下の繊維長のものが好ましい。また、パルプ
原料としては、針葉樹に限らず、広葉樹, わら, 竹, ケ
ナフの他、古紙パルプなども使用することができる。こ
の綿状パルプの使用量は、吸収体14の構造、例えば、
綿状パルプを単独で用いるか、これを複数積層して用い
るか、あるいはSAPなどの他の材料を併用するかなど
によって異なるが、一般的には50〜400g/m2が適当
である。
【0028】また、SAPとしては、デンプン系, セル
ロース系, 合成ポリマー系のものを採用することができ
る。具体的には、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト
共重合体, デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合
体のケン化物, デンプン−メタクりル酸メチルグラフト
共重合体のケン化物, デンプン−アクリロニトリルグラ
フト共重合体のケン化物, デンプン−アクリルアミドグ
ラフト共重合体のケン化物, デンプン−アクリロニトリ
ル−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸グラフト共重合体のケン化物, アクリル酸(塩)重合
体, アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド, ナ
トリウムカルボキシメチルセルローズの架橋物, ポリビ
ニールアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物など
である。特に、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが、
その自重の20倍以上の尿や体液および水を吸収するこ
とから、最も適当である。SAPの使用量は、乾燥状態
の綿状パルプに対して全重量の10〜500重量%、好
ましくは15〜300重量%であり、綿状パルプ中に実
質的に均一に分布していることが有効である。この吸収
体14を圧縮成形する場合、密度が均一となるように表
面を平滑に成形したり、あるいは尿や体液を縦方向およ
び斜め方向に導くエンボス加工をその表面に施し、密度
が部分的に異なるようにしてもよい。
【0029】さらに、上述した親水性シートとしては、
ティシュ, 吸収紙, 親水性不織布などを採用することが
できる。
【0030】なお、トップシート13と吸収体14との
間に親水性で液透過性の不織布, 織布, 多孔性プラスチ
ック, 綿状パルプなどで形成した拡散層を設けてもよ
い。この拡散層を設けることによって、尿や体液などの
吸収速度を低下させることなく、これらの漏れを防止す
ることができる。この拡散層は、ポリプロピレン, ポリ
エチレン, ポリエステル, レーヨン, パルプなどの繊維
で構成したり、あるいはこれらの複合繊維で構成するこ
とが可能であり、接着剤などを用いて吸収体14に接着
固定される。
【0031】本実施例において、前記一対のポケットシ
ート15R, 15Lは、その長手方向一端部が吸収体1
4の長手方向に沿う中央部で相互に重ね合わされた状態
でトップシート13に接合されているが、バックシート
12に接合されていてもよく、この場合には液透過性の
トップシート13からの液漏れを防止することができ
る。また、各ポケットシート15R, 15Lの幅方向外
側の側縁部分もトップシート13に接合されている。一
対のポケットシート15R, 15Lの重ね合わせの幅寸
法は2mm以上に設定することが好ましく、この重ね合わ
せた部分を相互に接合するようにしてもよい。
【0032】また、ポケットシート15R, 15Lの幅
方向に沿う中央部から腹側部には、長手方向に沿って延
びる接合部23R, 23Lがそれぞれ形成されている。
これら接合部23R, 23Lは、ポケットシート15
R, 15Lの幅方向内側の側縁部側、すなわち自由端部
27側を折り返し部にてその幅方向外側にそれぞれ折り
返し、相互に重なり合う表面の一部を長手方向に沿って
線状に接合することによって形成される。
【0033】また、ポケットシート15R, 15Lの自
由端部27には、弾性部材28が伸張状態で接合されて
いる。吸収体14の長手方向一端部と他端部との距離が
短くなるように、吸収体14が円弧状に付勢される結
果、ポケットシート15R, 15Lの自由端部27が吸
収体14から立ち上がる場合、この弾性部材28によっ
てさらに急峻に立ち上がることができ、ここの部分に堰
29を形成する。
【0034】弾性部材28は、開口部24を形成するポ
ケットシート15R, 15Lの自由端部27の全域に亙
って配置することが好ましく、本実施例ではそれぞれ1
本の弾性部材28をポケットシート15R, 15Lの自
由端部27にそれぞれ接合しているが、複数の弾性部材
を接合することも可能である。
【0035】このようにして、一対のポケットシート1
5R, 15Lの一端部、すなわち背側部を除いてその幅
方向に沿う中央部から自由端部27が相互に引き離さ
れ、さらにトップシート13の表面からも離間して三方
がポケットシート15R, 15Lで囲まれた開口部24
ならびにこの開口部24を縁取る堰29が形成される。
この開口部24は、排泄物が開口部24を通して吸収体
14の上面に排泄されるだけの大きさであれば良く、特
に限定されない。
【0036】このような本実施例の構造を容易に実現す
る方法として、接合部23R, 23Lを形成する前の外
観を表す図4およびそのV−V矢視断面構造を表す図5
に示すように、各ポケットシート15R, 15Lの幅方
向に沿う中央部からその他端側、すなわち腹側部にかけ
てその幅方向に並ぶ一対の接着部23RO , 23RI,
23LO , 23LI を設け、これら接着部23RO , 2
3RI , 23LO , 23LI を相互に重ね合わせて接合
し、上述した接合部23R, 23Lを形成することによ
り、開口部24と堰29と折り返し部30とを形成する
ことができる。
【0037】この場合、開口部24に沿ってこれを湾曲
状態で囲む弾性部材28は、この展開型おむつ11の製
造時に後述するポケットシートの連続体15CR 、15
Lの搬送方向に沿って一直線状に接合することがで
き、開口部24に沿って湾曲するための特別な配慮を行
う必要がない。
【0038】すなわち、ポケットシート15R, 15L
に接合部23R, 23Lを形成することにより、ポケッ
トシート15R, 15Lの長手方向端縁部が幅方向内側
の側縁部を相互に重ね合わせた状態でトップシート13
に接合され、かつ幅方向内側の側縁部が長手方向に沿っ
て外側に湾曲して配置されることにより、ポケットシー
ト15は折り返し部30を形成した分だけ、トップシー
ト13などに対して長手方向に引きつられるため、吸収
体14は、ポケットシート15に対して、円弧状に湾曲
する結果、ポケットシート15R, 15Lの自由端部2
7が吸収体14から立ち上がった状態となる。さらに、
これらポケットシート15R, 15Lの自由端部27に
弾性部材28を伸長状態で配置することにより、吸収体
14の長手方向一端部と他端部との直線距離が短くなる
ように、吸収体14が円弧状に付勢される結果、ポケッ
トシート15R, 15Lの自由端部27を吸収体14か
ら急峻に立ち上げることができる。
【0039】本実施例では、折り返し部30に空隙を形
成するようにしてあるが、この折り返し部30全域を密
着状態で接合しても良い。また折り返し部30をポケッ
トシート15R, 15Lの自由端部27側か、あるいは
トップシート13側に接合するようにしてもよい。ま
た、腹側の自由端部27は吸収体14から立ち上がった
状態でも良いが、起立部分よりも幅方向外側に倒してそ
の一部をトップシート13上に接合するようにしても良
い。
【0040】接合部23R, 23Lから立ち上がるポケ
ットシート15R, 15Lの自由端部27の堰29の高
さは、5mm〜100mmの範囲内、好ましくは20mm〜6
0mmの範囲で設定することが好ましい。堰29の高さ
は、着用者の体型や吸収性物品の種類によっても異なる
が、着用者の股間部での漏れを防止するための高さが必
要である。堰29の高さが5mm未満の場合には、股間部
での漏れを防止することが困難となり、逆に100mmよ
り高くなると着用者の装着方法や姿勢によっては、堰2
9の部分が吸収体14と着用者との間に介在してしま
い、吸収体14の機能を発揮させることができなくなる
虞がある。
【0041】本発明に使用されるポケットシート15
R, 15Lは、親水性あるいは疎水性の不織布, 織布,
多孔性プラスチックフィルムなどの他、液不透過性のフ
ィルムやこれらを貼り合わせたもので形成することがで
きる。また、親水性の不織布や織布などは、このままで
も使用することができるが、撥水処理を施すことがより
好ましく、これによって防漏効果を高めることができ
る。不織布, 織布を構成する繊維としては、ポリプロピ
レン, ポリエチレン, ポリエステル, ナイロンなどの繊
維や、あるいはポリエステル, ポリプロピレン, ポリエ
チレン, ナイロンなどを2種類以上組み合わせた複合繊
維などで構成することができる。特に、低融点ポリエス
テル/ポリエステル, ポリエステル/ポリエチレン, ポ
リプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が強度の面から
好ましいけれども、これらに限定されるものではない。
また、伸縮性の材料を使用することも可能である。
【0042】さらに、前述のトップシート13(センタ
ートップシート13Cおよび/またはサイドトップシー
ト13Sを含む)として広幅のものを用い、吸収体14
の両側縁から延出する部分を吸収体14上に折り返し、
この折り返し部分でポケットシート15R, 15Lを形
成してもよい。この場合も、折り返し部分に撥水処理を
施すことにより、防漏効果をより高めることができる。
【0043】上述したウエスト周り弾性部材19, 脚周
り弾性部材21, 弾性部材28としては、天然ゴム, 合
成ゴム, ウレタンなどを糸状, ひも状, テープ状に成形
したのものを用い、澱粉系, CMC(カルボキシメチル
セルロース)などの水溶性の接着剤で固定するが、熱融
着や超音波溶着などによって固定するようにしてもよ
い。
【0044】なお、立体ギャザーを吸収体14の長手方
向に沿って配置することも可能である。この場合、立体
ギャザーを接合部23R, 23Lの幅方向外側および内
側の両方に設けたり、あるいは何れか一方に設けること
ができる。
【0045】上述した接合部23R, 23Lは、この展
開型おむつ11の製造中に効率よく製造することも可能
であり、このような展開型おむつ11の製造手順の一例
を図6〜図8に示す。すなわち、二点鎖線で示す切断線
Dに沿って切断される図4に示した状態の展開型おむつ
の連続体11Cに対し、ポケットシートの連続体15C
に形成される接着部23RO , 23LO , 23RI , 2
3LI の何れか一方(図示例では幅方向外側の接着部2
3RO , 23LO )にのみ接着剤を塗布し(図6参
照)、一方のポケットシートの連続体15CR の接着部
23RO , 23RIから等距離に設定した図6中、一点
鎖線で示す折り返し線LR に沿って展開型おむつの連続
体11Cの片側(図中、右側)を谷折りで折り重ねる。
これによって、一方のポケットシートの連続体15CR
の接合部23Rが自動的に形成される(図7参照)。
【0046】同様にして、展開型おむつの連続体11C
の他の片側(図中、左側)を他方のポケットシートの連
続体15CL の接着部23LO , 23LI から等距離に
設定した図7中、一点鎖線で示す折り返し線LL に沿っ
て谷折りで折り重ね、他方のポケットシートの連続体1
5CL の接合部23Lを自動的に形成し、図8に示す如
き3つ折り状態の展開型おむつの連続体11Cとし、こ
れを切断線Dに沿って切断して展開型おむつ11を得た
後、さらにこれをその長手方向に2つ折り、もしくは3
つ折りにして梱包し、出荷する。
【0047】この際、展開型おむつの連続体11Cは、
隣り合う展開型おむつ11の背側部と腹側部が連続した
形でも良いが、好ましくは、隣り合う展開型おむつ11
向きが長手方向に交互に配置された形で、背側部と背側
部、腹側部と腹側部が連続した形である。隣り合う展開
型おむつを長手方向に交互に配置した場合は、隣り合う
展開型おむつの接着部23R, 23Lの縁端部を各展開
型おむつ11の切断部とぴったり合うようにする必要が
なく、製造上接着部23R, 23Lの位置が多少ずれて
も不良品が発生することがないため、高速で製造が可能
となる。
【0048】上述した実施例では、トップシート13と
ポケットシート15R, 15Lとの接合領域に上述した
接合部23R, 23Lを形成したが、この接合部23
R, 23Lを脚周り弾性部材21の上やトップシート1
3とポケットシート15R, 15Lとの接合領域よりも
内側のポケットシート15R, 15L上に形成すること
も可能である。
【0049】さらに上述した実施例では、接合部23
R, 23Lは中央部から腹側部に亙って連続した直線状
に配置されているが、曲線や間欠的に波線状に配置され
ても良く、吸収性物品の全長に亙って設けるようにして
も良い。また、ポケットシート15R, 15Lの相互に
重なり合う部分も全面に亙って接合されていても良い
が、接合さていなくても良く、特に限定されない。
【0050】このような本発明による吸収性物品の他の
実施例における図3同様の断面構造を図9に示すが、先
の実施例と同一機能の要素には、これと同一符号を記す
に止め、重複する説明は省略するものとする。すなわ
ち、吸収体を覆うセンタートップシート13Cの幅方向
外側の側縁部には、一対のサイドトップシート13Sの
幅方向内側の側縁部が重ね合わされ、一体的に接合され
てトップシート13を形成している。レッグギャザー2
0を形成するための脚周り弾性部材21は、バックシー
ト12とサイドトップシート13Sとの間に接合固定さ
れる。ポケットシート15の幅方向外側縁部は、サイド
トップシート13Sに接合され、本実施例ではさらにそ
の外側に接合部23R, 23L(図9では一方の接合部
23Rのみ示している)を形成している。
【0051】このように、接合部23R, 23Lの位置
を吸収体14から離すことにより、開口部24をより広
げることができ、ここを排泄物の溜め部として利用する
ことができる。
【0052】上述した実施例では、ポケットシート15
の接合部23R, 23Lをトップシート13またはサイ
ドトップシート13S上に形成したが、これら接合部2
3R, 23Lをトップシート13またはサイドトップシ
ート13Sから離して形成することも可能である。
【0053】このような本発明による吸収性物品のさら
に別の実施例の断面構造を図10に示すが、先の実施例
と同一機能の要素には、これと同一符号を記すに止め、
重複する説明は省略するものとする。すなわち、図10
は、先の実施例における図3と対応した断面図であり、
トップシート13の幅寸法を短く設定し、ポケットシー
ト15の幅方向外側部とバックシート12とでサイドフ
ラップ部16, 17を形成すると共に脚周り弾性部材2
1を狭持している。ポケットシート15の接合部23
R, 23L(図10では、一方の接合部のみを示してい
る)は、トップシート13とポケットシート15との接
合領域よりも、ポケットシート15の幅方向内側にずら
して形成され、これによって折り返し部30を堰29の
一部として形成して、この折り返し部30とトップシー
ト13との間にポケットシート15によって、ここを溜
め部として利用することができる。
【0054】上述した図3, 図9、図10に示す3つの
実施例の構造は、接合部23R、23Lの形成位置をポ
ケットシート15の幅方向に沿って単にずらすだけで任
意に選択可能であり、製造設備の改造をほとんど行うこ
となく、かかる構成のおむつを製造することができる。
【0055】なお、一対のポケットシート15R, 15
Lの長手方向一端部の重ね合わせ代を充分に取ることが
できない場合、もしくは背側部からの漏れ防止効果をよ
り高めるために、補助シートをポケットシート15R,
15Lの長手方向一端部に重ね合わせることも有効であ
る。このような本発明による別な実施例の外観を図11
に示すが、先の実施例と同一機能の要素には、これと同
一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとす
る。
【0056】すなわち、ポケットシート15R, 15L
の長手方向一端部には、補助シート31が重ね合わさ
れ、これらと一体的に接合されている。このように、補
助シート31を設けたことにより、展開型おむつ11の
背側部からの漏れをより確実に防止することができる。
【0057】補助シート31は、ポケットシート15
R, 15Lと同一材質のものを使用することが可能であ
るが、別な材料を使用してもよい。この場合、伸縮性材
料あるいは非伸縮性材料であってもよい。伸縮性材料を
使用した場合には、これを伸長状態で配設することによ
り、ウエスト周り弾性部材19を省略することも可能で
ある。
【0058】また、吸収体14の長手方向に沿った補助
シート31の長さは、吸収性物品の種類や大きさによっ
ても異なるが、一般的には10mm〜200mmの範囲内に
設定され、好ましくは30mm〜150mmの範囲である。
補助シート31の長さが10mm未満になると、背側部か
らの漏れの防止効果が発揮されなくなり、逆に200mm
よりも大きくなると、開口部24が塞がれて吸収体14
を覆ってしまい、吸収体14の吸収性能を阻害してしま
う。
【0059】なお、この補助シート31をサイドフラッ
プ部16, 17の全域に亙って配設するようにしてよ
い。本実施例では、補助シート31をポケットシート1
5R,15Lの上に重ねるようにしたが、トップシート
13とポケットシート15R,15Lとの間に介装する
ようにしてもよい。トップシート13とポケットシート
15R, 15Lとの間に補助シート31を介装した場合
でも、補助シート31をポケットシート15R, 15L
に接合し、トップシート13、つまり吸収体14と補助
シート31との間に隙間が形成できるようにすることが
望ましい。本実施例では、補助シート31が吸収体14
の幅方向に対して一部のみに配置されているけれども、
全幅に亙って配置されていてもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明の吸収性物品によると、一対のポ
ケットシートの長手方向一端部を、その幅方向内側の側
縁部を相互に重ね合わせた状態で少なくともトップシー
トの長手方向一端部に接合し、一対のポケットシートの
長手方向一端部の接合部分から他端部に至る一対のポケ
ットシートの幅方向内側の側縁部を相互に離間すること
により、開口部および堰を形成するようにしたので、着
用者の姿勢に拘らず、着用者の排泄物が開口部から吸収
体に受け止められ、堰によって股間部のみならず、背側
部からの排泄物の漏れも確実に阻止され、これら排泄物
を分離した状態で保持することができる。この結果、皮
膚炎などの発生を未然に防止することが可能である。
【0061】また、ポケットシートの幅方向に沿う中央
部から腹側部にかけて、ポケットシートをその幅方向外
側に折り返して接合した接合部を設けた場合には、吸収
体の周縁部からのポケットシートの幅方向内側の側縁部
の立ち上がり傾向がより強められ、堰を確実に形成する
ことができる。
【0062】同様に、一対のポケットシートの幅方向内
側の側縁部に沿って伸長状態で弾性部材を配置したり、
あるいは一対のポケットシートを伸縮性部材にて形成し
た場合にも、弾性部材や伸縮性部材の縮む力を利用して
吸収体の周縁部からのポケットシートの幅方向内側の側
縁部の立ち上がり傾向がより強められる結果、堰を確実
に形成することができる。
【0063】さらに、一対のポケットシートの長手方向
両端部に重ね合わされる補助シートを設けた場合には、
吸収体の長手方向両端部からの漏れをより確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸収性物品を展開型おむつに応用
した一実施例の外観を表す斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の平面図である。
【図3】図2中の III−III 矢視断面図である。
【図4】図1に示した実施例におけるポケットシートの
接合前の状態を表す平面図である。
【図5】図4中のV−V矢視断面図である。
【図6】図7および図8と共に図1に示した実施例の製
造手順を表す概念図である。
【図7】図6および図8と共に図1に示した実施例の製
造手順を表す概念図である。
【図8】図6および図7と共に図1に示した実施例の製
造手順を表す概念図である。
【図9】本発明による吸収性物品の他の実施例の主要部
の構造を表す図3同様の断面図である。
【図10】本発明による吸収性物品の別な実施例の主要
部の構造を表す図3同様の断面図である。
【図11】本発明による吸収性物品を展開型おむつに応
用した別な実施例の外観を表す斜視図である。
【符号の説明】
11 展開型おむつ 11C 展開型おむつの連続体 12 バックシート 13 トップシート 14 吸収体 15R, 15L ポケットシート 15CR , 15CL ポケットシートの連続体 16, 17 サイドフラップ部 18 ウエストギャザー 19 ウエスト周り弾性部材 20 レッグギャザー 21 脚周り弾性部材 22 ファスニングテープ 23R, 23L 接合部 23RO , 23RI , 23LO , 23LI 接着部 24 開口部 25 くり抜き部 26 ベーステープ 27 自由端部 28 弾性部材 29 堰 30 折り返し部 31 補助シート D 切断線 LR , LL 折り返し線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
    のバックシートと、これらトップシートとバックシート
    との間に配置される吸収体と、この吸収体の長手方向に
    沿って配置され、かつその幅方向外側の側縁部が前記ト
    ップシートか、あるいは前記バックシートに接合される
    一対のポケットシートとを具えた吸収性物品であって、 前記一対のポケットシートの長手方向一端部は、その幅
    方向内側の側縁部を相互に重ね合わせた状態で少なくと
    も前記トップシートの長手方向一端部に接合され、 前記一対のポケットシートの長手方向一端部の接合部分
    から他端部に至る前記一対のポケットシートの幅方向内
    側の側縁部を相互に離間した開口部が形成されているこ
    とを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】 前記一対のポケットシートの幅方向内側
    をその外側に折り返して相互に接合した接合部がそれぞ
    れ設けられ、前記開口部は、これら接合部によって形成
    されるものであることを特徴とする請求項1に記載の吸
    収性物品。
  3. 【請求項3】 前記一対のポケットシートの幅方向内側
    の側縁部に沿って弾性部材を配置したことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】 前記一対のポケットシートは、それぞれ
    伸縮性部材にて形成されていることを特徴とする請求項
    1から請求項3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】 前記一対のポケットシートの長手方向一
    端部に重ね合わされる補助シートをさらに具えたことを
    特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の吸収
    性物品。
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