JP4055296B2 - 使いすておむつ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容易に連続製造ができ、着用感に優れ、漏れ防止効果が高い好適に使用される使いすておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の展開型使いすておむつは、液透過性の表面シートと液不透過性の裏面シートと、両シートに間に挟まれた吸収体とにより構成され、ウエスト周り開口部周辺にウエストギャザー、脚周り開口部周辺にレグギャザーが配置されている。しかしながら、これら一般的な展開型使いすておむつは、着用者の動きや吸収した排泄物の重みにより、着用時に次第にずれ下がってくるという問題があった。
そこで、展開型使いすておむつのずれ下がり防止のために、ウエストギャザーの下部に腰回り弾性部材を配置するものが特開平8−71103号公報、特開平10−137292号公報に開示されている。また、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、吸収体とレグギャザーを配置した吸収性本体に対して、前記吸収性本体の背側両側部に伸縮部材を配置する使いすておむつが実開平3−70123号公報、実開平4−22733号公報に開示されている。さらに、吸収性本体に別体で腰回り伸縮体を配置した使いすておむつが特開平3−195555号公報、特開平4−22359号公報、特表平9−507766号公報に開示されている。
【0003】
特開平8−71103号公報、特開平10−137292号公報に記載されている展開型使いすておむつは、腰回り弾性部材を使い捨ておむつ構成時に一体的に配置するために、おむつ製造方向に対して直交する形で配置するために、腰回り弾性部材を保持するためのシートを必要とし、また、このシートを伸長状態でおむつに直行するように配置するなど高度な技術を要し、生産速度も制約されるため使いすておむつを安価に大量生産する上で支障となることがあった。さらに、腰回り部にも液不透過性のシートが配置されているためにサイド部分がムレやすいという問題もあった。
加えて、腰回り弾性部材が吸収体を横切るように配置されているため、吸収体と重なった部分の弾性部材が伸縮性が阻害される、吸収体がよれるという問題もあった。
【0004】
実開平3−70123号公報、実開平4−22733号公報に開示されている使いすておむつは、サイドの通気性、製造速度、吸収体のよれは防止できているが、腰回りに連続した伸縮部を形成していないために、十分なフィット性を確保することが出来なかった。
【0005】
特開平3−195555号公報、特開平4−22359号公報、特表平9−507766号公報で開示されているおむつは、吸収性本体に別体で伸縮体を配置するために製造速度は一体型に比べて早くすることが出来た。また、腰回りに連続した弾性部材を配置することで背側サイド部分のみに伸縮性を持たせたものよりもフィット性に優れるものとなった。
【0006】
しかしながら、特表平9−507766号公報で開示されている使いすておむつは、腰回り伸縮帯が構造用弾性状フィルムウェブで形成されているため、サイドの通気性が悪いという問題があった。また、伸縮体の伸縮力が縦横双方において均一であるため、股下部のずれ落ち防止に対する効果が十分に発揮できなかった。
【0007】
特開平4−22359号公報で開示されている使いすておむつは、通気性シートで形成した伸縮体を腰回りに配置することで、腰回りの通気性は確保できるが、ウエスト周り開口部まで液不透過性シートが配置されていないため、吸収体で吸収性しきれなかった排泄物が背側部に流れてきたときに、ウエスト部から滲みだして漏れるという問題があった。また、伸縮体の力が使いすておむつの幅方向のみにしか働いていないために、股下部のずれ落ち防止効果が不十分であった。
【0008】
特開平3−195555号公報は、通気性シートで形成した伸縮体を腰回りに配置することで、腰回りの通気性を確保し、背側中央部には吸収性本体の液不透過性シートが配置されるため、ウエスト周り開口部からの排泄物の滲みだし漏れも防止することができる。しかしながら、伸縮体に配置された弾性部材がウエスト周り開口部に沿って平行に配置されているため、腰回りのフィット性は確保できるが、おむつの股下のずれ下がりを防止する効果が不十分であるという問題があった。また、弾性部材が吸収体を横切って配置されるために、吸収体と重なった部分の弾性部材が伸縮性が阻害される、吸収体がよれるという問題もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者等は、かかる現状に鑑み、液体透過性の表面シートと、液体不透過性の裏面シートと、これら両シート間に配置される吸収体と、吸収体両側部に配置された脚周り弾性体とからなる吸収性本体を備え、背側部には腹側部への結合手段を有し、前記結合手段の結合によってウエスト開口部及び一対の脚周り開口部を形成する展開型使いすておむつにおいて、おむつのサイド部分のみの伸縮にならないように背側部腰回りに連続した弾性部材を配置することで、フィット性の向上に効果があるとの結論に至った。
また、前記弾性部材は、製造速度向上のために、吸収性本体とは別体の伸縮体として腰回りに配置することが必要であるとの結論に至った。
さらに、サイド部分の通気性を確保し、背側ウエスト周り開口周辺からの排泄物の滲みだし漏れを防止するために、伸縮体は通気性シートにより形成されていることが必要であり、背側中央部分は液不透過性にするために吸収性本体をウエスト周り近傍まで延出させる必要があるとの結論に至った。
その上、股下部分のずれ下がりを防止するために、股下中央部方向に上方に向かうような力がかかるように、伸縮体の弾性部材を背側中央で湾曲させて各弾性部材の間隔を幅広になるように配置することが必要であるとの結論に至った。
【0010】
本発明の目的は、展開型使いすておむつとして容易に連続製造ができ、脚周り開口部に弾性体が配置されて、漏れ防止効果が高く、背側部腰回りに配置された伸縮体の弾性部材の伸縮ににより、腰周り部の広範囲にわたってフィット性が高く、伸縮体の弾性部材間の間隔を背側中央部で幅広に配置することで、股下部のずれ下がりを防止し、着用感に優れた、好適に使用される使いすておむつを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、これら両シート間に配置された吸収体と、吸収体両側部に配置された脚周り弾性体とからなる吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向背側端部領域において該吸収性本体と直行する形で重ね合わされ、少なくとも一部が吸収性本体と接合された通気性を有する伸縮体とを有し、該伸縮体のおむつ幅方向端部に配置された結合手段を腹側部へ結合することによってウエスト開口部及び一対の脚周り開口部を形成する展開型使いすておむつにおいて、該伸縮体は着用者の背側部から横腹部に相当する領域において、腰周り方向に伸縮可能な複数本の弾性部材と、それを挟む通気性シートから構成され、背側部中央領域における各弾性部材間の間隔が他の領域における間隔より広くなるように配置され、おむつの背側部中央領域は液不透過性となり、横腹部に相当する両側領域は弾性部材と通気性シートから構成されて通気性となっていることを特徴とする使いすておむつである。
【0012】
本発明の第2は、前記伸縮体を構成する通気性シートの一部で、背側部中央領域にポケットを形成することを特徴とする第1の発明に記載の使いすておむつである。
【0013】
本発明の第3は、前記伸縮体の弾性部材が、吸収体と重ならないことを特徴とする第1の発明あるいは第2の発明に記載の使いすておむつである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の使いすておむつは、腰周りの伸縮体に特徴があり、伸縮体は通気性シートと複数の弾性部材により構成されおり、吸収性本体の背側端部領域に接合されて背側部および横腹部において腰周り方向に伸縮する一方、着用者の横腹部分(サイド部分)では通気性を有し、該伸縮体の弾性部材間が背側中央領域において他の部分より幅広に配置されていることで、股下部のずり落ちを防止している。
該伸縮体を構成するシートの一部で容易に背側部にポケットを形成することもでき、該背側ポケットによって背側部からの漏れをさらに防止することも可能である。
また、該伸縮体に配置されている弾性部材を吸収体と重ならないように配置することで、さらに伸縮体の伸縮性を高めることが可能となる。また、臀部に吸収体を配置せず、吸収性本体の表面シートと裏面シート、伸縮体のみとすることで、便が排泄される際に臀部での視認性が高まり、使いすておむつの交換のタイミングが分かりやすくなる。
【0015】
本発明において使用される表面シートは、親水性あるいは疎水性の不織布、織布、多孔性プラスチックフィルム等であり、その構成繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の単繊維、またはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の2成分以上からなる複合繊維等であり、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポリエステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が強度の面から好ましいが、特に制限をうけるものではない。
【0016】
表面シートの寸法は、裏面シートと同じ、もしくはそれより大きくても良い。また、表面シートは、単一のシートで構成される必要はなく、吸収体上面と側部フラップでシートを替えるなど複数枚のシートで構成しても良い。また、複数枚のシートで表面シートを構成する際、各シートは別の素材を使っても良いが、同一の素材でも良い。
【0017】
本発明において使用される裏面シートは、ポリエチレン等の液体不透過性フィルム、液体不透過性フィルムと不織布との貼合わせ、液体不透過性フィルムと織布との貼り合わせの素材等からなる。
【0018】
本発明において使用される吸収体は、綿状パルプ、高吸収性ポリマー(以後省略してSAPという)、親水性シート等からなり、特に制限を受けるものではない。
また、本発明において使用される吸収体は、従来の使いすておむつその他の吸収性物品の通常使用される公知の吸収性材料から作られている。すなわち、綿状パルプ、レーヨン等の吸収性繊維からなる単層もしくは多層のマットから形成され、さらに親水性シートによりくるまれている。そして、SAPが各マット中に均一に混合もしくは各マット間に層状に配設されている。また、綿状パルプに対して3〜60重量%の熱融着性物質を混合して熱圧着してもよい。もしくは、SAPのみが親水性シートによりくるまれているものでも良い。
【0019】
綿状パルプとしては、化学パルプシートもしくは、機械パルプシートを粉砕機で解繊することにより得られる繊維長5mm以下のものが用いられる。パルプ原料としては、針葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹およびケナフも適用される。また、古紙パルプを使用しても良い。この綿状パルプの使用量は、目的とする吸収体により、例えば、単独で用いるか、複数積層して用いるか、他の吸収材を併用するかなどにより異なるが、一般的には、50〜400g/m2にされる。
【0020】
SAPとしては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系が挙げられる。すなわち、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−メタクル酸メチルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリル−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸グラフト共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、アクリル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセルローズの架橋物、ポリビニールアルコール−無水マレイン酸反応物の架橋物などである。自重の20倍以上の尿、体液及び水を吸収するもので、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点から最も適当である。SAPの分布量は、乾燥した綿状パルプ100重量部に対して10〜500重量部、好ましくは15〜300重量部であり、かかる量のSAPが綿状パルプに実質的に均一に分布している。SAPが尿や体液などを吸収し膨潤したとき、その粒子は相互の干渉が最小にとどめられ、連続的に接触して透過障壁を形成することが少なく、尿や体液を3次元方向に透過、吸収する。
【0021】
親水性シートは、例えば、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等、親水性のシートであれば良い。
吸収体の圧縮方法としては、周面が平滑なロールなどにより、吸収体の密度がその全体にわたり実質的に均等になるように連続する面状に圧縮してもよいし、周面が凹凸状であるロールなどにより、吸収体の密度が部分的に異なり、尿や体液を縦方向及び斜め方向に導く模様配列のエンボスとなるように圧縮してもよい。エンボスの場合、圧縮部、非圧縮部は、連続、非連続のいずれであってもよい。
【0022】
吸収体の形状は、矩形でも砂時計型でも良く、従来の使いすておむつその他の吸収性物品の通常使用される公知の形状のいずれでも良く、特に限定するものではない。
また、吸収体上の少なくとも一部に拡散層を設けても良い。拡散層を設けることで、装着者の姿勢等により表面シート下の空間が十分に設けられない場合でも、尿、体液等の吸収速度を低下させることなく、尿、体液等の漏れを防ぐことが可能となる。
【0023】
拡散層は、親水性液透過性の不織布、織布、多孔性プラスチック、綿状パルプ等であり、その構成成分はポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、パルプまたはこれらの複合繊維等でも良く、特に制限を受けるものではない。拡散層は、表面シートと吸収体の間に配設され、接着剤等で吸収体に接着固定される。
【0024】
また、伸縮体は、伸縮性もしくは非伸縮性シートに複数の弾性部材を伸長状態で配置したものである。伸縮体のシートは、親水性もしくは疎水性のシートのどちらでも良く、液透過性もしくは液不透過性のどちらでも良いが、通気性を有する素材である。伸縮体を形成するシートの素材は、不織布、織布、プラスチッフィルム等であり、その構成繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の単繊維、または、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の2成分以上からなる複合繊維等であり、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポリエステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が強度の面から好ましいが、特に制限をうけるものではない。
【0025】
また、吸収体の側部に1対以上の立体ギャザーを配置することが好ましい。立体ギャザーは、シートと弾性部材により形成される。シートは表面シートである中央部表面シートや側部表面シート(サイドシート)で形成しても良いが、別部材でも良い。つまり、表面シート、裏面シートもしくはこれらに貼り合わせた別部材のシートから形成される。
【0026】
立体ギャザーシートの素材は、親水性あるいは疎水性の不織布、織布、多孔性プラスチックフィルム等、もしくは液不透過性のフィルムや、これらの貼り合わせであり、織布及び不織布の構成繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の単繊維または、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の2成分以上からなる複合繊維等であり、特には、ポリエステル/ポリエステル、ポリエステル/ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの複合繊維が強度の面から好ましいが、特に制限をうけるものではない。
通気性や通液性はなくても良いが、好ましくは、通気性を有するものである。
【0027】
弾性部材は、天然、合成ゴム、ウレタンなどの糸状、ひも状、ネット状、平型形状のものを設置位置に応じて用いる。弾性部材の配設はシートに接着剤により固定される。
接着方法としては、ホットメルト、澱粉系またはCMC(カルボキシメチルセルロース)などの水溶性の糊又は、流動性の高い接着剤を用いてもよいし、熱や超音波等による溶着でも良い。
【0028】
背側部と腹側部の結合手段は、背側部に配置されたテープと腹側部に配置された結合部によるものであり、着脱自在の構成とされている。両者の結合方法は、粘着剤を塗布したテープと剥離材と塗布したシートの組み合わせの粘着剤による結合手段でも良いが、凹凸を形成したテープと凹凸を形成したシートの機械的結合手段によるものでも良い。
【0029】
【実施例】
以下、図面により、本発明の一実施例である展開型使いすておむつを詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、展開型使いすておむつの一部切り欠き平面図である。図1において、吸収性本体5は、液体透過性の表面シート1と液体不透過性の裏面シート2の間に吸収体3が配置されている。吸収性本体5は、背側部17、股下部18及び腹側部19からなっており、前記股下部18の吸収体3の両側部に脚周り弾性部材11がそれぞれ4本ずつ配置されている。また、脚周り弾性部材11の側部には吸収性本体5の長手方向に沿って立体ギャザー10が形成されている。さらに、吸収性本体5の腹側部19にはウエスト周り弾性部材6を配置しており、背側部17には、吸収性本体5の幅方向の外側に延出して伸縮体4が配置され、吸収性本体5に接着固定されている。前記伸縮体4には吸収性本体5の幅方向に7本の弾性部材12が配設されており、背側部中央領域で各弾性部材間の間隔が最も広くなるようになっている。また、背側中央領域には、背側ポケット14が形成されている。さらに、伸縮体4のおむつ幅方向端部には、着用時に背側部17と腹側部19を接合させパンツ型となるように、結合手段15が設けられている。
【0030】
図面(図1)では、吸収性本体5の脚周り弾性部材11が、吸収性本体5の股下部18に沿って、直線状に配置されているが、曲線状でも良く、立体的に配置されいても良く、特に限定されない。また、脚周り弾性部材11も4本である必要はなく、1本以上配置されていれば良い。さらに、図面では脚周り弾性部材11が吸収性本体5の両側部に沿って一部のみに配置されているが、吸収性本体5の両側部全長にわたって配置されていても良い。また、脚周り弾性部材11が複数本で形成される場合は、その弾性部材11間の間隔は一定でも良いが、変化していても良い。一方、吸収性本体5も股下部18は腹側部19と同じ幅で形成されているが、フィット性向上のためには、股下部18において切り欠き部を形成して、くびれているのが好ましい。
【0031】
図面(図1)では、吸収性本体5に配置された吸収体3の形状がT字型であるが、砂時計型や矩形でも良く、特に限定されない。また、図面では吸収体3を腹側部19に偏った状態で配置しているが、股下部18中央に配置しても良く、特に限定されない。ただし、排尿の吸収分布から、腹側部19に多く配置することが好ましく、吸収体3は使いすておむつの腹側部19から全体の2/3〜2/5までに配置することが好ましい。またこの様に、吸収体3を腹側部19に偏って配置させることで、ほとんど使用されない背側部分の吸収体3を削減でき、安価な使いすておむつを提供することが可能になる。さらに、背側部17に吸収体3を配置しないことで、腰回りの伸縮体4の収縮を妨げることがなくなり、良好なフィット感を得ることができる。加えて、便など排泄された際に、吸収体3に邪魔されることなく確認できるなど、排泄物の視認性も高まる。
【0032】
図面(図1)では、脚周り弾性体11の側部に一対の内倒し立体ギャザー10を配置したが、必ずしも内倒しである必要はなく、また、特に配置しなくとも良い。ただし、好ましくは、股下部18からの漏れ防止効果を高めるために一対以上の立体ギャザー10を配置することが好ましい。また、図面のように背側部17に背側ポケット9を形成する際は、その内側に立体ギャザー10が形成されるように配置することが好ましい。この様に形成された場合、軟便などの粘性の高いものが排泄され、表面シート1上を流れることがあっても、側部の立体ギャザー10と背側ポケット9に囲まれて、外に漏れ出すことがなくなるなど、漏れ防止効果が高まる。
【0033】
また、吸収性本体5は伸縮体4を形成する通気性シート8の間に挟まれて固定されていてもよいが、実質的に吸収性本体5と伸縮体4が固定されていれば良く、伸縮体4が吸収性本体5の表面シート1側もしくは裏面シート2側一方のみに接着固定されていても良い。また、腹側部19のウエスト周り弾性部材6は配置されていても良いが、なくても良く、特に限定されない。
【0034】
図面(図1)では、伸縮体4の腰周り弾性部材12として糸状弾性部材を伸張状態で腰周り部に7本配置した形であるが、特に7本に限定されず、複数本配置されていれば良い。また、各弾性部材12の種類、太さや伸長率は同じである必要はなく、各弾性部材12間で異なっていても良い。また、各弾性部材12間の間隔も一定である必要はなく、異なっていても良い。さらに、図面では、ウエスト開口部近傍に配置された弾性部材12はウエスト開口部に沿ってほぼ平行に配置されており、全体の弾性部材12が股下に向かって湾曲して背側部17中央で弾性部材12間の間隔が広くなるように配置されている。また、一部が背側部17で外側に湾曲するように配置されても良いが、この場合も、全体としては弾性部材12が股下に向かって湾曲するように配置し、股下部のずれ下がり防止効果を持たせる。また、伸縮体4を構成する通気性シート8は伸縮素材でも良く、弾性部材12を固定する内側の通気性シート8aと外側の通気性シート8bが同じものでも良いが、異なっていても良い。
【0035】
伸縮体4の吸収性本体5長手方向の最も長い部分の長さ(L2)は、吸収性本体5の長手方向全長(L1)に対し、2/10〜5/10の比率であることが好ましく、少なくとも着用者の腰部分を覆うだけの寸法であり、臀部までの寸法以上であることがより好ましい。図面では、伸縮体4の吸収性本体5の長手方向の長さ(L2)は、おむつ幅方向で一定であるが、伸縮体4の通気性シート8を、弾性部材12間の間隔が広くなる背側中央部で最も広くし、幅方向端部では最も狭くなるように、脚周り側端部を曲線状にカットした形状で配置しても良い。この場合、背側部17の弾性部材11間の間隔を広くして、股下領域へ弾性部材12の力をかけやすくして、股下部18のずれ落ち防止効果を高めることができる。また、弾性部材12で臀部まで覆うことになるため腰周りだけでなく臀部のフィット性も高めることができる。
【0036】
吸収性本体5の長手方向寸法は、伸縮体4の弾性部材12が吸収体と重なる場合は、通常の使いすておむつの長手方向寸法で良い。ただし、伸縮体4の弾性部材12と吸収体3が重ならない部分がある場合は、吸収体3と重ならない伸縮体4の弾性部材12において、前記弾性部材12間の間隔が最も狭くなった部分の幅と最も広くなっている部分の差の分だけ、通常の使いすておむつ寸法よりも長く設計する。これは、吸収体3と重ならない背側部分の弾性部材12は、伸縮体4に湾曲して配置されていているが、おむつ装着時には、着用者の腰周りに沿って伸縮体4が引っ張られ、弾性部材12間の最も狭い部分に合うように弾性部材12が平行になるためである。この時、伸縮体4にはその分だけしわが入り、着用者の装着時にはおむつの長手方向長さが短くなる。
【0037】
伸縮体4に設置される腹側部19と背側部17とを結合させる結合手段15は、少なくとも伸縮体4の側部に一対配置されていればよく、二対以上配置されていても良い。結合手段15は、好ましくは伸縮体4に配置された弾性部材12の集まった部分に配置されることが好ましいが、2対以上配置される場合は、伸縮体4のウエスト側と脚周り側に離して配置しても良く、特に限定されない。また、結合手段15も、粘着材によるもの、機械的結合など、どちらでも良く、これらの組み合わせでも良い。また、背側部17に配置された結合手段に合わせて、腹側部19のシートが適宜選択され配置される。
【0038】
図2は、図1の使いすておむつのX−X’断面図である。図2において、液透過性の表面シート1と液不透過性の裏面シート2の間に吸収体3が配置され、吸収体3側部にサイドシート7と裏面シート2に挟まれて一対の脚周り弾性部材11が配置され、吸収体3に向かってサイドシート7と弾性部材13による一対の内倒し立体キャザー10が形成されている。図面では、吸収体3を覆う表面シート1と脚周り弾性部材11を固定するサイドシート7を別部材としたが同一のシートであっても良い。その時に、吸収体3上面とサイド部分で親水性の度合いを変えても良いし、同じでも良い。図面では、内倒しの立体ギャザー10を一対配置しているが配置しなくても良い。また、外倒しの立体ギャザーや立体ギャザーの一部で折り返しのあるC折りやZ折りなどの立体ギャザーを配置しても良い。配置する際に一対である必要はなく、これらを適宜組み合わせて、複数組の立体ギャザー10を配置しても良い。立体ギャザー10の素材は、図面ではサイドシート7で形成しているが、吸収体3上面に配置されている表面シート1で形成して良く、また、別部材で形成しても良い。立体ギャザー10は吸収体3側部で立ち上がれば良いため、その端部に1本以上の弾性部材13を配置する方法が一般的であるが、伸縮弾性シートで立体ギャザー10を形成しても良い。また、図面では立体ギャザー10の起立部を吸収体3と脚周り弾性部材11の間に設置しているが、吸収体3上や、脚周り弾性部材11上でも良く、特に限定されない。
さらに、液体不透過性の裏面シート2の外側にさらに最外装のカバーシートを配置しても良い。この場合、脚周り弾性部材11をサイドシート7もしくは表面シート1とカバーシートで固定しても良い。
【0039】
図3は、図1の使いすておむつのY−Y’断面図である。図3において、吸収性本体5は、液透過性の表面シート1と液不透過性の裏面シート2の間に吸収体3が配置された構成であり、前記表面シート1と裏面シート2は、ウエスト方向(図面の上方)に吸収体3から延出して背側部17を形成している。また、おむつ背側部17において、伸縮体4は、外側に配置される通気性シート8bと吸収性本体5で弾性部材12を固定しており、内側に配置させる通気性シート8aの先端に弾性部材を挟持して、背側ポケット9を形成し、吸収性本体5から外れているおむつのサイド部分(着用者の横腹部に相当する部分)は、弾性部材12を伸縮体4の通気性シート8間で固定して形成されている。このように、背側部17で伸縮体の通気性シート8bと吸収性本体5で弾性部材12を固定することで、背側部17の内側で容易に背側ポケット9を形成することができ、シート8の素材も少なくすることができて、防漏性が高く安価な使いすておむつを提供することができる。
【0040】
また図面(図3)では、伸縮体4の弾性部材12が吸収体3に重なる部分がないが、重なる部分を形成しても良い。また、好ましくは背側部17で背側ポケット9を形成する方が良いが、背側ポケット9を形成せず、背側部17で内側の通気性シート8aを吸収性本体5に固定しても良い。さらに、図面では、伸縮体4の弾性部材12を吸収性本体5の外側に配置して、伸縮体4の通気性シート8bとの間で固定しているが、吸収性本体5の内側に配置して伸縮体4の通気性シート8aまたは8bとの間で固定しても良く、特に限定されない。一方、図面では、1枚のシート8で伸縮体4を形成しているが、内側8aと外側8bで異なるシートで形成しても良く、内側に伸縮性シートを配置した場合は、シートの先端部分に弾性部材14を配置しなくとも、背側ポケット9を形成することが可能である。また、内側シート8aのみを撥水性の高いシートとした場合は、背側ポケット9の防漏性が高まる。逆に内側シート8aの親水性を高めた場合は、腰周り側部で腰部の汗を吸い取りやすくなる。
【0041】
図4は、図3とは別の実施例である、図1の使いすておむつのY−Y’断面図である。図4において、伸縮体4の弾性部材12は伸縮体の通気性シート8に挟まれて吸収性本体5の裏面シート側に固定されており、弾性部材12を固定していない部分は、吸収性本体5の内側で背側ポケット9を形成している。このように伸縮体4の通気性シート8で予め弾性部材12を固定してから吸収性本体5と固定することで、湾曲して配置されている伸縮体4の弾性部材12を容易に固定することができ、製造速度を高めることができる。図面では、背側ポケット9を形成しているが、形成しないようにしても良い。また、弾性部材12を伸縮体4を形成する通気性シート8のみで挟持した場合、吸収性本体5の外側ではなく、内側に配置しても良く、この際、伸縮体4の一枚のシートを離間させ吸収性本体5にコ字状に固定して、背側ポケット9を形成しても良い。さらに、伸縮体4のシート8は1枚である必要はなく、内側8aと外側8bで異なる部材としても良い。
【0042】
図5は、図1に示す本発明品の使いすておむつの製造の手順を示す平面図である。図5において、伸縮体4を製作するために、所定の幅寸法(この寸法は、使いすておむつの展開状態における伸縮体4の約2倍の長さ)の連続するシート8をコンベア等の上に流し、複数の弾性部材12を連続するシート8b上に各弾性部材間の間隔を変化させながら伸張固定する。
一方、連続する液体透過性の表面シート1と連続する液不透過性の裏面シート2の間に、吸収体3をその長手方向が両シートの流れ方向に沿うように配置し、腹側部19にウエスト周り弾性部材6を配置し、更に吸収体3の側部に脚周り弾性部材11を伸長状態で配置し、吸収体3と脚周り弾性部材11の間に立体ギャザー10を配置し、吸収性本体5の連続体を形成する。
【0043】
この吸収性本体5の連続体を、隣接する吸収体3の間、ウエスト周り弾性部材6の近傍で切断して、吸収性本体5を得る。更に、この吸収性本体5をその長手方向が伸縮体4の連続するシート8bの流れ方向と垂直になるようにし、前記の伸縮体4の連続するシート8bの弾性部材12間の間隔が最も広くなっている部位に吸収性本体5の背側部17が来るように配置して、伸縮体4の連続するシート8を中央部で折曲げ、折曲げたシート8aの先端部分に更に弾性部材14を配置してシート8aを折曲げて固定しながら吸収性本体5の端部を挟み込む形で接着固定する。さらに伸縮体4における、結合した吸収性本体5の中間部に結合手段15を設ける。これにより、図1に示す使いすておむつの連続体16を得る。続いて、使いすておむつの連続体16を、結合手段15を設けた部分でそれぞれ切断して、図1に示した形状の複数の使いすておむつを得る。
【0044】
即ち、上記構成の使いすておむつは、伸縮体4に弾性部材固定用の接着剤が塗布されており、吸収性本体5を配置した部分で伸縮体4のシート8と吸収性本体5により弾性部材12が固定され、おむつのサイド部分(着用者の横腹部に相当する部分)においては伸縮体4のシート8間で弾性部材12が固定されながら、吸収性本体5の上部に折り返された伸縮体4のシート8aには接着剤が塗布されておらず、接着剤の間欠塗布をする必要なく、容易に背側部のみにポケット14を形成することができ、製造速度を高く、間欠塗布の尾引きによる不良品の発生もなく、容易にまた安価に連続製造することが可能である。
尚、本発明の使いすておむつ及びその製造方法は、前記の実施例及び実施形態に制限されないことはいうまでもない。例えば、前記実施例における伸縮体4の外側シート8bを内側シート8aよりも幅広くしても良く、その際、吸収性本体5から外れるおむつのサイド部分において弾性部材12が挟持されていない部分を切除しても良い。また、各部材の大きさ等は、図示のものに準じて又は従来の使いすておむつの構成材に準じて設定すれば良く、また、説明を省略した部分もあるが、各部材同士は、適宜、それらの一部又は全部を接着剤等により接合固定される。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の使いすておむつは、脚周り開口部に弾性体が配置されて、漏れ防止効果が高く、背側部腰回りに配置された伸縮体の弾性部材の伸縮により、腰周り部の広範囲にわたってフィット性が高く、伸縮体の弾性部材間の間隔を背側中央部で幅広に配置することで、股下部のずれ下がりを防止し、着用感に優れた、好適に使用される使いすておむつである。
また、腰周りの伸縮体は通気性シートと複数の弾性部材により構成されおり、吸収性本体の背側端部に接合されて背側部においては防漏性を有する一方、着用者のサイド部分(横腹部分)では通気性を有している。
また、伸縮体を構成するシートの一部で容易に背側部にポケットを形成することもでき、該背側ポケットによって背側部からの漏れをさらに防止した使いすておむつとなる。
【0046】
一方、該伸縮体に配置されている弾性部材を吸収体と重ならないように配置することで、さらに伸縮体の伸縮性を高めることが可能となる。臀部に吸収体を配置せず、吸収性本体の表面シートと裏面シート、伸縮体のみとすることで、便が排泄され際に臀部での視認性が高まり、交換のタイミングが分かりやすい使いすておむつとなる。
更に、吸収性本体を製造後、吸収性本体幅方向に連続して配置される伸縮体の連続体に、該吸収性本体を連結することにより、容易に連続製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの展開状態を示す一部切欠き平面図。
【図2】図1の使いすておむつのX−X’断面図。
【図3】図1の使いすておむつのY−Y’断面図。
【図4】図3とは別の、図1の使いすておむつのY−Y’断面図。
【図5】本発明の使いすておむつの製造工程を概略的に示す部分平面図。
【符号の説明】
1.液体透過性の表面シート
2.液不透過性の裏面シート
3.吸収体
4.伸縮体(腰周り伸縮体)
5.吸収性本体
6.ウエスト周り弾性部材
7.サイドシート
8.伸縮体の通気性シート
8a.伸縮体内側の通気性シート
8b.伸縮体外側の通気性シート
9.背側ポケット
10.立体ギャザー
11.脚周り弾性部材
12.腰周り弾性部材
13.立体ギャザー弾性部材
14.背側ポケット弾性部材
15.結合手段
16.使いすておむつ連続体
17.背側部
18.股下部
19.腹側部
L1.吸収性本体の長手方向全長
L2.伸縮体の最も幅の広い部分の長さ

Claims (3)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、これら両シート間に配置された吸収体と、吸収体両側部に配置された脚周り弾性体とからなる吸収性本体と、該吸収性本体の長手方向背側端部領域において、該吸収性本体と直行する形で重ね合わされ、少なくとも一部が吸収性本体と接合された通気性を有する伸縮体とを有し、該伸縮体のおむつ幅方向端部に配置された結合手段を腹側部へ結合することによってウエスト開口部及び一対の脚周り開口部を形成する展開型使いすておむつにおいて、
    該伸縮体は着用者の背側部から横腹部に相当する領域において腰周り方向に伸縮可能な複数本の弾性部材と、それを挟む通気性シートから構成され、背側部中央領域における各弾性部材間の間隔が他の領域における間隔より広くなるように配置され、
    おむつの背側部中央領域は液不透過性となり、横腹部に相当する両側領域は弾性部材と通気性シートから構成されて通気性となっていることを特徴とする使いすておむつ。
  2. 前記伸縮体を構成する通気性シートの一部で、背側部中央領域にポケットを形成することを特徴とする請求項1に記載の使いすておむつ。
  3. 前記伸縮体の弾性部材は、吸収体と重ならないことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の使いすておむつ。
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