JPH1198275A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH1198275A
JPH1198275A JP9273515A JP27351597A JPH1198275A JP H1198275 A JPH1198275 A JP H1198275A JP 9273515 A JP9273515 A JP 9273515A JP 27351597 A JP27351597 A JP 27351597A JP H1198275 A JPH1198275 A JP H1198275A
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JP9273515A
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Hideyuki Miyazawa
秀幸 宮沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤルイン接続機能を有するファクシミリ
装置において、ダイヤルイン回線の規定時間内に1次応
答を返すとともに、印刷機能の状態に応じてファクシミ
リ受信を行うようにし、信頼性の高い受信を可能とする
こと。 【解決手段】 リンギング検出回路3がリンギング信号
を検出すると、スイッチSW1を接続して回線を閉結す
る(1次応答)。DTMF検出回路4は、内線指定番号
を検出する。この検出した内線指定番号がファクシミリ
の場合には、CPU8は、印刷装置9とデータの授受を
行なって印刷機能の状態をチェック(確認)する。CP
U8は、その印刷機能が正常か否かの判定を行い、印刷
装置9の印刷機能が正常であれば、スイッチSW1を再
度閉結し(2次応答)、ファクシミリ受信モードに入
り、FAX送受信回路7によりファクシミリ受信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤルイン接続
機能を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤルイン回線に対しては、極
性反転、呼出信号に対して6秒以内に交換機に1次応答
を返さなければならないという規定があり、その1次応
答の後、約0.6秒後に交換機から内線指定番号が送出
される。この内線指定番号に応じてファクシミリ受信か
電話受信かを判別するのがダイヤルイン接続機能を有す
るファクシミリ装置である。
【0003】特開平8−265465号公報には、省エ
ネルギーモードを有するファクシミリ装置が記載されて
いる。この装置は、省エネルギーモードを有し、着呼時
に省エネルギーモードを解除し、スキャナ系のイニシャ
ル動作を実行する前に印刷動作が可能であれば受信モー
ドに入るものである。このファクシミリ装置では、スキ
ャナ系のイニシャル動作が完了する前に受信モードにな
るため、ダイヤルインで要求されている6秒以内の1次
応答が可能である。特開平7−322036号公報に
は、ダイヤルイン接続機能を有するファクシメミリ装置
が記載され、この装置は、受信可能状態か否かを検出
し、受信可能状態であれば1次応答を行い、内線指定番
号に応じてファクシミリ受信か電話呼び出しを行い、受
信不可能状態であれば1次応答をせずに電話機のベルを
鳴らすものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダイヤルイ
ン接続機能を有するファクシミリ装置においては、上述
のように交換機からの呼出信号に対して、直ちに交換機
に対して1次応答を返さなくてはならない。一方、ファ
クシミリ装置のファクシミリ受信においては、受信した
情報を印刷できなければ受信情報を出力できず、完全に
受信したことにはならない。このため、すばやく受信情
報が出力できることを確認し、1次応答を返しファクシ
ミリ受信する方式が提案されている。しかし、装置によ
っては印刷機能が正常に動作し受信情報が出力できるこ
とを確認するために時間がかかる場合がある。また、1
次応答に対してはすばやく応答する必要はあるが、2次
応答まですばやく応答する必要はない。実際に回線使用
料が課金されるのは、2次応答を返してからだからであ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、ダイヤルイン接
続機能を有するファクシミリ装置において、ダイヤルイ
ン回線の規定時間内に1次応答を返すとともに、印刷機
能の状態に応じてファクシミリ受信を行うようにし、信
頼性の高い受信が可能となるファクシミリ装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿読み取り手段と印刷手段とを有し、かつ、ダイ
ヤルイン接続機能を有するファクシミリ装置において、
前記印刷手段の印刷機能の状態を獲得する獲得手段と、
ダイヤルイン回線からの呼出信号に対して即時に1次応
答を行う1次応答手段と、この1次応答手段の1次応答
後に、前記ダイヤルイン回線からの内線指定番号を検出
する内線指定番号検出手段と、この内線指定番号検出手
段が検出した内線指定番号に基づき、電話モードかファ
クシミリモードかを判定するモード判定手段とを具備
し、このモード判別手段がファクシミリモードであると
判定した場合には、前記獲得手段の獲得した印刷機能の
状態に基づき、2次応答が可能であればファクシミリモ
ードとして受信することにより、前記目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ファクシミリ装置において、前記印刷手段の消費電力を
節約する省エネルギーモードを有し、この省エネルギー
モードが設定されている場合には、前記ダイヤルイン回
線からの呼出信号があると、前記印刷手段に電力を供給
すると同時に、前記1次応答手段が1次応答を行うよう
にした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記獲得手
段が獲得する印刷機能の状態は複数であり、その獲得し
た印刷機能の状態の内容に応じて、通常受信、代行受
信、または受信拒否のいずれかの判定を行うようにし
た。
【0009】請求項4記載の発明では、原稿読み取り手
段と印刷手段とを有するデジタル複写機と複合化され、
かつダイヤルイン接続機能を有するファクシミリ装置に
おいて、前記デジタル複写機の印刷手段の印刷機能の状
態を獲得する獲得手段と、ダイヤルイン回線からの呼出
信号に対して即時に1次応答を行う1次応答手段と、こ
の1次応答手段の1次応答後に、前記ダイヤルイン回線
からの内線指定番号を検出する内線指定番号検出手段
と、この内線指定番号検出手段が検出した内線指定番号
に基づき、電話モードかファクシミリモードかを判定す
るモード判定手段とを具備し、このモード判別手段がフ
ァクシミリモードであると判定した場合には、前記獲得
手段の獲得した印刷機能の状態に基づき、2次応答が可
能であればファクシミリモードとして受信することによ
り、前記目的を達成する。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
ファクシミリ装置において、前記デジタル複写機の印刷
手段の消費電力を節約する省エネルギーモードを有し、
この省エネルギーモードが設定されている場合には、前
記ダイヤルイン回線からの呼出信号があると、前記印刷
手段に電力を供給すると同時に、前記1次応答手段が1
次応答を行うようにした。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項4または
請求項5記載のファクシミリ装置において、前記獲得手
段が獲得する印刷機能の状態は複数であり、その獲得し
た印刷機能の状態の内容に応じて、通常受信、代行受
信、または受信拒否のいずれかの判定を行うようにし
た。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明のファク
シミリ装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図
である。この第1の実施の形態のファクシミリ装置
は、、図1に示すように、スイッチSW1、トランス
2、リンギング検出回路3、DTMF検出回路4、スイ
ッチSW2、フック検出回路6、FAX送受信回路7、
CPU8、印刷装置9、原稿読み取り装置10、PSU
(電源制御部)11などから構成される。
【0013】スイッチSW1は、リレー、フォトカプラ
などからなり、回線L1、L2をファクシミリ装置に接
続するものである。トランス2は、回線L1、L2とフ
ァクシミリ装置間で信号接続するために使用するもので
ある。リンギング検出回路3は、回線L1、L2からの
呼出信号を検出するものである。DTMF検出回路4
は、回線L1、L2からのDTMF信号を検出するもの
である。スイッチSW2は、リレーなどからなり、電話
機を回線L1、L2に接続するか、外付け鳴動回路に接
続するかを切り換えるものである。
【0014】フック検出回路6は、外付け電話12のオ
フフックを検出するものであり、外付け電話12を鳴ら
すための外付け電話鳴動回路を含んでいる。FAX送受
信回路(モデム)7は、ファクシミリ装置の送信信号を
回線で伝送可能な信号に変換・送信し、ファクシミリ装
置が受信した信号を元の信号に復調するものである。C
PU8は、後述のように、ファクシミリ装置の全体を制
御する制御回路である。印刷装置9は、ファクシミリ装
置が受信したデータを用紙に印刷するものである。原稿
読み取り装置10は、送信すべき文字や画像を描かれた
原稿を読み取るものである。PSU11は、後述のよう
に省エネルギーモードが設定された場合に、印刷装置1
1の印刷機能の電源制御を行うものである。
【0015】次に、このような構成からなる第1の実施
の形態の動作について、図2のフローチャートを参照し
て説明する。ダイヤルインモード時には、スイッチSW
2は外付け電話12と外付け電話鳴動回路を接続した状
態にある。この状態で着信があり呼出信号がきても、電
話機は鳴動しない。リンギング検出回路3は回線L1、
L2上のリンギング信号を検出し(ステップ1)、CP
U8がこれを検出すると、ステップ2ではスイッチSW
1を接続して回線を閉結する(1次応答)。交換機は、
その1次応答を検出して内線指定番号(DTMF信号)
を送出する。DTMF検出回路4は、回線L1、L2か
らの内線指定番号を検出する(ステップ3)。この内線
指定番号の検出が終了すると(ステップ4;Y)、内線
指定番号の受信完了信号としてスイッチSW1を解放し
(ステップ5)、直流ループを解放する。
【0016】上記で検出した内線指定番号が「電話」か
「ファクシミリ(FAX)」かの判定が行われ(ステッ
プ6)、「電話」であれば、リング回路から外付け電話
12に鳴動信号を送出し(ステップ7)、オペレータを
呼び出す。次に、電話機がオフフックか否かが検出され
(ステップ8)、オフフックになると、スイッチSW2
で外付け電話12を回線に接続し(ステップ9)、電話
機が使用可能となる(電話機による2次応答)他方、電
話機がオフフックにならない場合は、回線の極性を検出
する(ステップ10)。相手が回線を切断した場合は極
性の反転が発生するので、この場合は外付け電話の鳴動
をストップし、スタンバイ状態に戻る。なお、極性反転
の検出の代わりに、タイマーにて一定時間の検出を行う
ようにしても良い。
【0017】ところで、検出した内線指定番号がファク
シミリ(FAX)の場合には(ステップ6;「FA
X」)、CPU8は、印刷装置9とデータの授受を行な
って印刷機能の状態をチェック(確認)する(ステップ
11)。CPU8は、印刷装置9の印刷機能状態の確認
が完了すると(ステップ12;Y)、その印刷機能が正
常か否かの判定を行う(ステップ13)。この判定の結
果、印刷装置9の印刷機能が正常、または記録紙切れな
どで一時的に印刷ができないが直ちに復旧可能な状態で
あれば(ステップ13;「正常」)、スイッチSW1を
再度閉結し(2次応答)、ファクシミリ受信モードに入
り(ステップ14、15)、FAX送受信回路7により
ファクシミリ受信を行い、直接受信または代行受信を行
う。
【0018】一方、上記の判定の結果、印刷装置9の印
刷機能が異常で印刷不可能な状態(例えば、ヒーター異
常、搬送異常等)の場合には(ステップ13;「異
常」)、スイッチSW1は解放のままで2次応答を行わ
ない。回線は使用中であるため、電話機は使用できない
ようにオフフックを検出しても回線とは接続しない処理
を行う(ステップ16)。相手機が受信機からの応答が
なくタイムオーバー等で回線を切ると、極性の反転が発
生する。そこで、この極性の反転を検出し(ステップ1
7)、極性の反転を検出すると受信機能を終了する。な
お、その受信機能の終了は、タイマーにて時間監視を行
い、実現するようにしても良い。
【0019】次に、この第1の実施の形態の変形例につ
いて説明する。この変形例は、印刷装置9の消費電力を
節約する省エネルギーモードが設定でき、この省エネル
ギーモードが設定されたときには、図1の電源制御部
(PSU)11が、印刷装置9の印刷機能の電源をオフ
の状態とするものである。この変形例では、省エネルギ
ーモードが設定されている場合に、リンギング検出回路
3がリンギング信号を検出すると、電源制御部11が印
刷装置9の印刷機能が発揮できるように電源をオンとす
るものである。これと同時に、第1の実施の形態と同様
に、上述のようなダイヤルイン制御を行う。このように
すると、印刷装置9の印刷機能の状態が判別できるまで
時間がかかるが、これを2次応答を返すまでの時間でカ
バーする。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この第2の実施の形態のファクシミリ装置
は、デジタル複写機との複号化を図ったものであり、図
3に示すように、デジタル複写機本体21と、通信制御
装置22とから構成される。デジタル複写機本体21
は、原稿を読み取る原稿読み取り部211と、画像デー
タを印刷する印刷部212と、その原稿読み取り部21
1および印刷部212などを制御するCPUからなる本
体コントロールユニット213とから構成される。この
デジタル複写機本体21は、複写機として使用する場合
とファクシミリ装置として使用する場合とで使い分けが
できるように構成されている。
【0021】通信制御装置22は、図1のファクシミリ
装置と同様に通信制御を行うものであり、その通信制御
のためにCPUからなるファクシミリ・コントロール・
ユニット221を備えている。この通信制御装置22
は、図1に示すスイッチSW1、トランス2、リンギン
グ検出回路3、DTMF検出回路4、スイッチSW2、
フック検出回路6、FAX送受信回路7、CPU8と同
様に構成されるので、ここではその詳細な説明は省略す
る。通信制御装置22とデジタル複写機本体21とは、
画像インターフェース(画像I/F)、およびコマンド
・インターフェース(コマンドI/F)を介して画像デ
ータとコマンド(ステータス情報)などのデータのやり
取りを行うように構成されている。具体的には、このデ
ータのやり取りは、ハンドシェイクにより行われるよう
に構成される。
【0022】次に、このように構成される第2の実施の
形態の動作について、図4のフローチャートを参照して
説明する。この第2の実施の形態の動作は、図4に示す
ように、第1の実施の形態の動作と基本的には同様であ
るので、その違いの部分を主に説明する。リンギング検
出回路3は回線L1、L2上のリンギング信号を検出す
ると(ステップ21)、ステップ22ではスイッチSW
1を接続して回線を閉結する(1次応答)。交換機は、
その1次応答を検出して内線指定信号(DTMF信号)
を送出する。DTMF検出回路4は、内線指定信号を検
出し(ステップ23)、この内線指定信号の検出が終了
すると(ステップ24;Y)、内線指定番号の受信完了
信号としてスイッチSW1を解放し(ステップ25)、
直流ループを解放する。
【0023】次に、その検出した内線指定番号が「電
話」か「ファクシミリ」であるかが判定される(ステッ
プ26)。この結果、「電話」と判定された場合には、
ステップ27〜ステップ30の処理に移行する。このス
テップ27〜ステップ30の各処理は、図2のステップ
7〜ステップ10の各処理に対応するので、その説明は
省略する。
【0024】一方、ステップ26で「ファクシミリ」と
判定された場合には、通信制御装置21のファクシミリ
・コントロール・ユニット221が、デジタル複写機本
体21の本体コントロールユニット213から、デジタ
ル複写機本体21の印刷機能が正常に動作するか否かの
ステータス情報を受信する(ステップ31)。この受信
が完了すると(ステップ32;Y)、そのステータス情
報に基づいて印刷機能が正常または異常であるかの判定
を行う(ステップ33)。この判定の結果、デジタル複
写機本体21の印刷機能が正常、または記録紙切れなど
で一時的に印刷ができないが直ちに復旧可能な状態であ
れば(ステップ33;「正常」)、スイッチSW1を再
度閉結し(2次応答)、FAX受信モードに入り(ステ
ップ34、35)、ファクシミリ受信を行い、直接受信
または代行受信を行う。
【0025】一方、上記の判定の結果、デジタル複写機
本体21の印刷機能が異常で印刷不可能な状態(例え
ば、ヒーター異常、搬送異常等)の場合には(ステップ
33;「異常」)、ステップ36およびステップ37に
移行する。このステップ36、37の各処理は、図2の
ステップ16、17の各処理に対応するので、その説明
は省略する。
【0026】次に、この2実施の形態の変形例を説明す
る。この変形例は、デジタル複写機本体21の印刷部2
12の電力を節約する省エネルギーモードを有するもの
であり、かつ、第1の実施の形態の変形例と同様な動作
を行うものである。従って、ここではその説明は省略す
る。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ダイヤルイン
回線からの呼出信号に対して即時に1次応答を行い、内
線指定番号を検出したのち、電話かファクシミリかの判
定を行い、ファクシミリと判定された場合には、自機の
印刷機能の状態に基づき、2次応答が可能であればファ
クシミリ受信を行うようにした。このため、自機の印刷
機能が正常な場合のみファクシミリ受信ができ、印刷機
能が異常な場合はファクシミリ受信を拒否できるので、
信頼性の高い受信が可能となる。従って、従来のように
印刷機能が正常に動作できない状態で受信を行い、受信
情報を出力できず受信したにもかわらず内容が分からな
いという事態を避けることができる。
【0028】請求項2発明では、省エネルギーモードに
入っている状態で呼出信号を検出した場合、呼出信号に
より印刷手段に電力を供給するとともに、1次応答、内
線指定番号検出までは即時に対応し、2次応答を印刷機
能の状態を検出してからそれらの状況に応じて対応する
ため、印刷機能のチェックに時間がかかる状況において
もダイヤルインの対応が可能であり、かつ信頼性の高い
受信が可能となる。
【0029】請求項3では、印刷機能の状態を複数獲得
し、その獲得した印刷機能の状態の内容に応じて、通常
受信、代行受信、または受信拒否ができるようにしたの
で、記録紙切れ等すぐに印刷機能が復帰する状態であれ
ば代行受信を行い、ヒーター異常等修理を必要とする状
態の場合は受信を拒否することが可能であるため、信頼
性が高くかつ融通性のある受信が可能となる。
【0030】請求項4記載の発明では、ダイヤルイン回
線からの呼出信号に対して即時に1次応答を行い、内線
指定番号を検出したのち、電話かファクシミリかの判定
を行い、ファクシミリと判定された場合には、デジタル
複写機の印刷機能の状態を獲得し、この獲得した印刷機
能の状態に基づき、2次応答が可能であればファクシミ
リ受信を行うようにした。このため、デジタル複写機の
印刷機能が正常な場合はファクシミリ受信ができ、その
印刷機能が異常な場合はファクシミリ受信を拒否できる
ので、信頼性の高い受信が可能となる。
【0031】請求項5記載の発明では、上記の請求項2
の発明と同様な効果が得られ、請求項6では、上記の請
求項3と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
の構成の一例を示すブロックである。
【図2】同第1の実施の形態の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
の構成の一例を示すブロックである。
【図4】同第2の実施の形態の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
3 リンギング検出回路 4 DTMF検出回路 7 FAX送受信回路 8 CPU 11 印刷装置 10 原稿読み取り装置 11 PSU(電源制御部) 21 デジタル複写機本体 22 通信制御装置 211 原稿読み取り部 212 印刷部 213 本体コントロールユニット 221 ファクシミリ・コントロール・ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読み取り手段と印刷手段とを有し、
    かつ、ダイヤルイン接続機能を有するファクシミリ装置
    において、 前記印刷手段の印刷機能の状態を獲得する獲得手段と、 ダイヤルイン回線からの呼出信号に対して即時に1次応
    答を行う1次応答手段と、 この1次応答手段の1次応答後に、前記ダイヤルイン回
    線からの内線指定番号を検出する内線指定番号検出手段
    と、 この内線指定番号検出手段が検出した内線指定番号に基
    づき、電話モードかファクシミリモードかを判定するモ
    ード判定手段とを具備し、 このモード判別手段がファクシミリモードであると判定
    した場合には、前記獲得手段の獲得した印刷機能の状態
    に基づき、2次応答が可能であればファクシミリモード
    として受信することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷手段の消費電力を節約する省エ
    ネルギーモードを有し、この省エネルギーモードが設定
    されている場合には、前記ダイヤルイン回線からの呼出
    信号があると、前記印刷手段に電力を供給すると同時
    に、前記1次応答手段が1次応答を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記獲得手段が獲得する印刷機能の状態
    は複数であり、その獲得した印刷機能の状態の内容に応
    じて、通常受信、代行受信、または受信拒否のいずれか
    の判定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿読み取り手段と印刷手段とを有する
    デジタル複写機と複合化され、かつダイヤルイン接続機
    能を有するファクシミリ装置において、 前記デジタル複写機の印刷手段の印刷機能の状態を獲得
    する獲得手段と、 ダイヤルイン回線からの呼出信号に対して即時に1次応
    答を行う1次応答手段と、 この1次応答手段の1次応答後に、前記ダイヤルイン回
    線からの内線指定番号を検出する内線指定番号検出手段
    と、 この内線指定番号検出手段が検出した内線指定番号に基
    づき、電話モードかファクシミリモードかを判定するモ
    ード判定手段とを具備し、 このモード判別手段がファクシミリモードであると判定
    した場合には、前記獲得手段の獲得した印刷機能の状態
    に基づき、2次応答が可能であればファクシミリモード
    として受信することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記デジタル複写機の印刷手段の消費電
    力を節約する省エネルギーモードを有し、この省エネル
    ギーモードが設定されている場合には、前記ダイヤルイ
    ン回線からの呼出信号があると、前記印刷手段に電力を
    供給すると同時に、前記1次応答手段が1次応答を行う
    ことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記獲得手段が獲得する印刷機能の状態
    は複数であり、その獲得した印刷機能の状態の内容に応
    じて、通常受信、代行受信、または受信拒否のいずれか
    の判定を行うことを特徴とする請求項4または請求項5
    記載のファクシミリ装置。
JP9273515A 1997-09-19 1997-09-19 ファクシミリ装置 Pending JPH1198275A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054000A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Saxa Inc 電話装置およびプログラム

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JP2008054000A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Saxa Inc 電話装置およびプログラム

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