JPH1197297A - 固体電解コンデンサ用コンデンサ素子における固体電解質層の形成方法及びその装置 - Google Patents

固体電解コンデンサ用コンデンサ素子における固体電解質層の形成方法及びその装置

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JPH1197297A
JPH1197297A JP9251706A JP25170697A JPH1197297A JP H1197297 A JPH1197297 A JP H1197297A JP 9251706 A JP9251706 A JP 9251706A JP 25170697 A JP25170697 A JP 25170697A JP H1197297 A JPH1197297 A JP H1197297A
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JP
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chip piece
electrolyte layer
solid electrolyte
soln
chip
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JP9251706A
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Takahiro Nakamura
貴広 中村
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ素子1のチップ片2に、固体電解
質層用液体の浸透と、その後における焼成との繰り返に
て固体電解質層6aを形成する場合に、この固体電解質
層の形成にてチップ片が、チップ片に浸透する余剰の液
体のために、その下端部が膨らんだ形状になることを回
避する。 【手段】 前記チップ片2に固体電解質層用の液体を浸
透する工程と、前記チップ片を焼成する工程との間に、
前記チップ片における下端面2bに液体吸収体Eを接触
又は近接する工程を付加して、余剰の液体を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンタル又はアル
ミ等の固体電解コンデンサにおいて、そのコンデンサ素
子におけるチップ片に対して陰極側となる固体電解質層
を形成する方法、及び、その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
この種の固体電解コンデンサには、おおまかに言って、
例えば、特開昭60−220922号公報等に記載さ
れ、且つ、図1及び図2に示すように構成した固体電解
コンデンサ100と、例えば、特開平2−105513
号公報等に記載され、且つ、図3に示すように構成した
安全ヒューズ付き固体電解コンデンサ200とがある。
【0003】前者の固体電解コンデンサ100は、金属
粉末の焼結体製チップ片2とこのチップ片2の一端面2
aより突出する陽極棒3とから成るコンデンサ素子1
を、左右一対のリード端子4,5の間に、当該コンデン
サ素子1における陽極棒3を一方のリード端子4に対し
て溶接等に固着するように配設し、このコンデンサ素子
1におけるチップ片2の少なくとも外周面2cに形成し
た陰極側電極膜6に、他方のリード端子5を接続する一
方、これらの全体を合成樹脂製のモールド部7にてパッ
ケージして成る構造である。
【0004】また、後者の安全ヒューズ付き固体電解コ
ンデンサ200は、同じく金属粉末の焼結体製チップ片
2とこのチップ片2より突出する陽極棒3とから成るコ
ンデンサ素子1を、左右一対のリード端子4,5の間
に、当該コンデンサ素子1における陽極棒3を一方のリ
ード端子4に対して溶接等に固着するように配設し、こ
のコンデンサ素子1におけるチップ片2の少なくとも外
周面2cに形成した陰極側電極膜6と、他方のリード端
子5との間を、過電流又は温度の上昇によって溶断する
ようにした安全ヒューズ線8を介して接続する一方、こ
れらの全体を合成樹脂製のモールド部7にてパッケージ
して成る構造である。
【0005】なお、これらの固体電解コンデンサ10
0,200において、その両リード端子4,5は、モー
ルド部7を成形したあとにおいて、二点鎖線で示すよう
に、当該モールド部7の裏面側に折り曲げられている。
また、前記安全ヒューズ線8には、シリコーン樹脂等の
弾性樹脂8aが塗着されている。これらの固体電解コン
デンサ100,200に使用するコンデンサ素子1を製
造するに際しては、以下に述べる方法が採用されてい
る。
【0006】すなわち、先づ、タンタル等の金属粉末
を、図4に示すように、外形寸法d0の断面角型等の多
孔質のチップ片2に、当該チップ片2内にタンタル等の
金属製陽極棒3の一部を埋設するようにして固め成形し
たのち焼結し、この複数個を、図5に示すように、金属
バー10に固着する。次いで、前記各チップ片2を、図
6に示すように、処理槽A内に入れたりん酸水溶液等の
化成液Bに浸漬した状態で直流電流を印加して陽極酸化
を行うことにより、当該チップ片2における各金属粉末
の表面及び前記陽極棒3における一部の表面に五酸化タ
ンタル等の誘電体膜を形成する。
【0007】次に、前記金属バー10に固着した各チッ
プ片2を、図7に示すように、処理槽C内に装填したの
ち、処理槽C内に、硝酸マンガン水溶液Dを、供給弁C
1より当該硝酸マンガン水溶液Dの液面が前記チップ片
2における上端面2aと略同一面になる高さまで供給し
て、硝酸マンガン水溶液Dをチップ片2の内部まで浸透
したのち、前記処理槽C内における硝酸マンガン水溶液
Dの全てを、図8に示すように、排出弁C2より排出し
て、液切りを行い、次いで、各チップ片2を乾燥・焼成
することを複数回にわたって繰り返し、これによって、
前記五酸化タンタル等の誘電体膜の表面に、二酸化マン
ガン等の金属酸化物による固体電解質層6aを形成す
る。
【0008】そして、前記チップ片2における固体電解
質層6aの表面に、グラファイト膜6bを、このグラフ
ァイト膜6bの表面に銀又はニッケル等の金属膜6cを
各々形成することにより、チップ片2における各側面2
c及び下端面2bに、図9に示すように、これら固体電
解質層6a、グラファイト膜6b及び金属膜6cにて構
成される陰極側電極膜6を形成すると言う方法が採用さ
れている。
【0009】しかし、従来の固体電解コンデンサ10
0,200に使用するコンデンサ素子1におけるチップ
片2は、金属粉末を固め成形したときの形態において、
その外形寸法d0を、当該チップ片2における上端面2
aから下端面2bにわたって同じ寸法にすることによっ
て、その各外側面2cが、当該チップ片2における軸線
2dと平行になるように構成している。このために、以
下に述べるような問題があった。
【0010】すなわち、前記チップ片2に対して前記陰
極側の電極膜6における二酸化マンガン等の金属酸化物
による固体電解質層6aを、前記したように図7及び図
8に示す方法にて形成する場合において、前記処理槽C
内における硝酸マンガン水溶液Dの全てを、図8に示す
ように、排出弁C2より排出して、液切りを行ったと
き、チップ片2内に浸透した硝酸マンガン水溶液のうち
余剰の分が、チップ片2の下端面2bに向かって垂れ下
がって下端部に水滴状に溜まった状態になり、この状態
で乾燥・焼成することを繰り返すことになる。
【0011】その結果、この固体電解質層6aの膜厚さ
は、図9に示すように、上端面2aから下端面2bに向
かって次第に肉厚状になるから、前記チップ片2の下端
部における最大外形寸法d0max が、チップ片2におけ
る上端部における外形寸法よりも可成り大きくなると言
うように、チップ片2に対して前記固体電解質層6aを
形成した後の形状が、図9に示すように、上端部から下
端部に向かって可成り大きく膨らんだ形状になるばかり
か、前記チップ片2に浸透付着する硝酸マンガン水溶液
の量が一定せずに多くなったり少なくなったりすること
により、前記チップ片2の下端部における最大外形寸法
d0max が、大きくバラ付くことになる。
【0012】これに加えて、前記固体電解質層6aの表
面にグラファイト膜6bを形成するときも、前記固体電
解質層6aを形成するときと同じ方法が採用されている
ことにより、チップ片2の形状が上端部から下端部に向
かって膨らんだ形状になる傾向が更に助長されるから、
コンデンサ素子を製造するに際して、形状及び寸法が所
定の範囲から外れると言う不良品の発生率が高いのであ
った。
【0013】また、前記コンデンサ素子1におけるチッ
プ片2から突出する陽極棒3を、一方のリード端子4に
対して溶接等にて固定するときには、このコンデンサ素
子1におけるチップ片2は、図10に示すように、前記
陽極棒3の曲がり等により、その軸線2dが上向きに適
宜角度α1だけ傾斜したり、或いは、その軸線2dが下
向きに適宜角度α2だけ傾斜したりする。
【0014】これに加えて、更に、図11に示すよう
に、同じく陽極棒3の曲がり等により、その軸線2dが
左右方向にもβ1,β2だけ傾斜するような取付け誤差
を生じるものである。従って、前記陰極側電極膜6を形
成した後におけるチップ片2の形状が、前記図9に示す
ように、上端部から下端部に向かって可成り大きく膨ら
んだ形状になっていると共に、下端部における最大外形
寸法d0max が大きくバラ付いている場合には、前記上
下方向への傾斜角度α1,α2及び左右方向への傾斜角
度β1,β2の取付け誤差によって、チップ片2におけ
る各外側面2cに形成した陰極側電極膜6が、モールド
部7における上下両面7a,7b及び左右両側面7c,
7dに接近することになる。
【0015】その結果、前記部分におけるモールド部7
の肉厚さ寸法T1a,T1b、T2a,T2bがきわめ
て薄くなったり、或いは、チップ片2における外周面2
bに形成した陰極側電極膜6が、モールド部7における
下面7bに露出したり、前記陰極側電極膜6に接続した
他方のリード端子5又は安全ヒューズ線8がモールド部
7における上面7aに露出することに加えて、チップ片
2における外周面2bに形成した陰極側電極膜6が、モ
ールド部7における左右両側面7c,7dに露出するこ
とになるから、モールド部7に成形に際して、不良品の
発生が多発することになる。
【0016】このため従来のものでは、前記モールド部
7の成形に際して、前記のことに起因する不良品発生率
を低減することのために、チップ片2における全体の外
形寸法d0を、その外側面2cに形成する陰極側電極膜
6における膜厚さが前記のようにチップ片2における上
端部から下端部に向かって肉厚状になると共に、下端部
における最大外形寸法d0max がバラ付く分だけ予め小
さくするように構成しなければならないから、コンデン
サ素子の大容量化が妨げられるのであった。
【0017】本発明は、コンデンサ素子におけるチップ
片に対して陰極側となる固体電解質層を形成するに際し
て、前記したような問題が発生しないようにした方法、
及びその装置を提供することを技術的課題とするもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明の方法は、「コンデンサ素子における多孔
質のチップ片に固体電解質層形成用液体を浸透する工程
と、その後において前記チップ片を焼成する工程とを適
宜回数繰り返すようにした固体電解質層の形成方法にお
いて、前記チップ片に固体電解質層形成用液体を浸透す
る工程と、前記チップ片を焼成する工程との間に、前記
チップ片における下端面に液体吸収体を接触又は近接す
る工程を付加した。」ことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の装置は、「コンデンサ素子
における多孔質のチップ片を挿入した処理槽に、固体電
解質層形成用液体を前記チップ片の上端面までの高さに
供給する供給弁と、前記固体電解質層形成用液体を排出
する排出弁とを設ける一方、前記チップ片の焼成手段を
備えて成る固体電解質層の形成装置において、前記処理
槽内に、液体吸収体を、当該液体吸収体が前記処理槽内
に挿入したチップ片の下端面に接触又は近接するように
設ける。」と言う構成にした。
【0020】
【発明の作用・効果】このように、チップ片に固体電解
質層形成用液体を浸透する工程と、前記チップ片を焼成
する工程との間に、前記チップ片における下端面に液体
吸収体を接触又は近接する工程を付加することにより、
前記チップ片に浸透した固体電解質層形成用液体のうち
チップ片の下端面に向かって垂れ下がる余剰分を、前記
チップ片の下端面に接触又は近接する液体吸収体に逐次
吸い取ることができるから、チップ片に対する固体電解
質層形成用液体の付着量を、略一定に揃えることができ
ると共に、その後における焼成にて形成される固体電解
質層の厚さが、チップ片の下端部において厚くなること
を回避できるのである。
【0021】従って、本発明によると、固体電解質層、
ひいては、陰極側電極膜を形成した後におけるチップ片
の形状が、上端部から下端部に向かって膨らんだ形状に
なることを確実に少なくできると共に、陰極側電極膜を
形成した後におけるチップ片の最大外形寸法のバラ付き
を小さくすることができるから、コンデンサ素子の製造
に際して、その形状及び寸法が所定の範囲から外れると
言う不良品の発生率を大幅に低減できるのである。
【0022】また、コンデンサ素子の部分をモールド部
によってパッケージするに際して、そのチップ片におけ
る軸線が取付け誤差によって上下方向及び左右方向に傾
斜している場合に、当該チップ片の外周面に形成した陰
極側電極膜とモールド部における上下両面及び左右両側
面との間の間隔が狭くなることを、前記チップ片の形下
端部が膨らんだ形状になることを小さくできると共にチ
ップ片の最大外形寸法のバラ付きを小さくすることがで
きる分だけ回避でき、その結果、前記チップ片の一端部
における外形寸法を、従来の場合よりも大きくできるか
ら、その分だけチップ片における体積を増大できて、コ
ンデンサ素子における大容量化を、その大型化を招来す
ることなく達成できる効果を有する。
【0023】特に、請求項2に記載した装置によると、
前記した方法を、簡単な構造の装置によって実現できる
利点がある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
12及び図13の図面について説明する。これら図12
及び図13に符号Bで示す処理槽は、前記図7及び部8
に示す処理槽Bと同じものである。前記金属バー10に
固着した各コンデンサ素子1におけるチップ片2を、図
12に示すように、処理槽C内に装填したのち、処理槽
C内に、硝酸マンガン水溶液Dを、供給弁C1より当該
硝酸マンガン水溶液Dの液面が前記チップ片2における
上端面2aと略同一面になる高さまで供給して、硝酸マ
ンガン水溶液Dをチップ片2の内部まで浸透したのち、
前記処理槽C内における硝酸マンガン水溶液Dの全て
を、図13に示すように、排出弁C2より排出して、液
切りを行う。
【0025】次いで、各チップ片2を乾燥・焼成するこ
とを複数回にわたって繰り返し、これによって、前記五
酸化タンタル等の誘電体膜の表面に、二酸化マンガン等
の金属酸化物による固体電解質層6aを形成する。そし
て、本発明においては、前記処理槽Cの内底面に、多孔
質のスポンジ体等のように液体を吸収することができる
液体吸収体Eを装着して、前記処理槽C内に金属バー1
0に固着した各コンデンサ素子1におけるチップ片2を
挿入したとき、この各チップ片2における下端面2b
が、前記液体吸収体Eに近接するか、或いは、接触する
ように構成する。
【0026】このように構成することにより、前記処理
槽C内における硝酸マンガン水溶液Dの全てを、図13
に示すように、排出弁C2より排出して液切りを行った
とき、前記各チップ片2に浸透した硝酸マンガン水溶液
Dのうちチップ片2の下端面2bに向かって垂れ下がる
余剰分は、前記各チップ片2の下端面2bに接触又は近
接する液体吸収体Eに逐次吸い取られることになるか
ら、各チップ片に対する硝酸マンガン水溶液Dの付着量
を、略一定に揃えることができると共に、その後におけ
る焼成にて形成される固体電解質層6aの厚さを、図1
4に示すように、略一定にすることができて、チップ片
2の下端部において厚くなることを回避できるのであ
る。
【0027】その結果、前記固体電解質層6aの表面に
グラファイト膜6bを形成し、このグラファイト膜6b
の表面に銀又はニッケル等の金属膜6cを形成すること
によって陰極側電極膜6とした場合に、各チップ片の形
状が、上端部から下端部に向かって膨らんだ形状になる
ことを確実に小さくできると共に、陰極側電極膜6を形
成した後におけるチップ片の最大外形寸法のバラ付きを
小さくすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】固体電解コンデンサの縦断正面図である。
【図2】図1のII−II視平断面図である。
【図3】安全ヒューズ付き固体電解コンデンサの縦断正
面図である。
【図4】コンデンサ素子を示す斜視図である。
【図5】前記コンデンサ素子の複数個をバーに固着した
状態を示す斜視図である。
【図6】前記コンデンサ素子に対して陽極酸化処理を行
っている状態を示す図である。
【図7】前記コンデンサ素子に従来の方法にて固体電解
質層を形成している状態を示す図である。
【図8】前記コンデンサ素子に従来の方法にて固体電解
質層を形成している状態を示す図である。
【図9】従来の方法によるコンデンサ素子の縦断正面図
である。
【図10】前記コンデンサ素子を一方のリード端子に固
着したときの図である。
【図11】図10のXI−XI視平断面図である。
【図12】本発明の方法にてコンデンサ素子に固体電解
質層を形成している状態を示す図である。
【図13】本発明の方法にてコンデンサ素子に固体電解
質層を形成している状態を示す図である。
【図14】本発明の方法によるコンデンサ素子の縦断正
面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 チップ片 2a チップ片の上端面 2b チップ片の下端面 3 陽極棒 6 陰極側電極膜 6a 固体電解質層 6b グラファイト膜6b 6c 金属膜 C 処理槽 C1 供給弁 C2 排出弁 D 硝酸マンガン水溶液 E 液体吸収体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ素子における多孔質のチップ片
    に固体電解質層用の液体を浸透する工程と、その後にお
    いて前記チップ片を焼成する工程とを適宜回数繰り返す
    ようにした固体電解質層の形成方法において、 前記チップ片に固体電解質層用の液体を浸透する工程
    と、前記チップ片を焼成する工程との間に、前記チップ
    片における下端面に液体吸収体を接触又は近接する工程
    を付加したことを特徴とする固体電解コンデンサ用コン
    デンサ素子における固体電解質層の形成方法。
  2. 【請求項2】コンデンサ素子における多孔質のチップ片
    を挿入した処理槽に、固体電解質層形成用液体を前記チ
    ップ片の上端面までの高さに供給する供給弁と、前記固
    体電解質層形成用液体を排出する排出弁とを設ける一
    方、前記チップ片の焼成手段を備えて成る固体電解質層
    の形成装置において、 前記処理槽内に、液体吸収体を、当該液体吸収体が前記
    処理槽内に挿入したチップ片の下端面に接触又は近接す
    るように設けたことを特徴とする固体電解コンデンサ用
    コンデンサ素子における固体電解質層の形成装置。
JP9251706A 1997-09-17 1997-09-17 固体電解コンデンサ用コンデンサ素子における固体電解質層の形成方法及びその装置 Pending JPH1197297A (ja)

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