JPH1196740A - 車載用取付装置 - Google Patents

車載用取付装置

Info

Publication number
JPH1196740A
JPH1196740A JP25374697A JP25374697A JPH1196740A JP H1196740 A JPH1196740 A JP H1196740A JP 25374697 A JP25374697 A JP 25374697A JP 25374697 A JP25374697 A JP 25374697A JP H1196740 A JPH1196740 A JP H1196740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
player
eject
mount plate
player device
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25374697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekuni Aizawa
秀邦 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP25374697A priority Critical patent/JPH1196740A/ja
Publication of JPH1196740A publication Critical patent/JPH1196740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エジェクトつまみの操作力が大きい場合であ
っても、エジェクトつまみが確実に操作されるようにし
た、MDプレーヤ等の車載用取付装置を提供すること。 【解決手段】 側面に媒体排出用のスライド式エジェク
トつまみ5を有する媒体プレーヤ装置1が直接にまたは
ホルダー11を介して間接的に保持されるマウントプレ
ート12と、自動車の車室内に固定されると共に、上記
マウントプレートが着脱可能に装着されるマウントベー
ス13と、媒体プレーヤ装置がマウントプレートに保持
された状態にて、媒体プレーヤ装置の側面のエジェクト
つまみ5に係合するエジェクト部16と、上記エジェク
ト部を摺動させる電気的駆動装置22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型のミニディ
スクプレーヤ等のための車載用取付装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型のミニディスク(以下、M
Dという)プレーヤは、自動車の車室内に取り付ける所
謂車載の際には、車載用取付装置を使用することによ
り、自動車の運転席付近にて、例えばコンソールボック
スに設置するようにしている。この場合、従来の車載用
取付装置は、コンソールボックス等に取り付けられるマ
ウントベースと、このマウントベースに対して容易に脱
着できるマウントプレートとから構成されている。
【0003】そして、このマウントプレートに対して、
MDプレーヤが、ホルダーを介して間接的に、または直
接に固定保持されるようになっている。このような構成
の車載用取付装置によって車室内に保持されたMDプレ
ーヤは、その本体に設けられた各種操作ボタンあるいは
スイッチを操作することにより、MDの再生が行われる
ようになっている。さらに、MDをMDプレーヤから取
り出す場合には、MDプレーヤ本体に設けられたエジェ
クトつまみを操作することにより、MDプレーヤの蓋が
開き、MDが取り出されるようになっている。
【0004】また、最近では、MDプレーヤ本体の小型
化及びMDの挿入性の改善のために、図6に示すような
構成の所謂ヘッドローディング方式のMDプレーヤが市
販されるようになってきた。ここで、図6において、M
Dプレーヤ1は、扁平な箱型のケース2の前面に、MD
3のための挿入口2aが開口しており、ケース2の前端
に揺動可能に取り付けられた上カバー4によって、この
挿入口2aが開閉されるようになっている。
【0005】そして、MDプレーヤ1の側面に設けられ
たエジェクトつまみ5が矢印Aで示すように、側面に沿
って摺動されることにより、上カバー4が機械的に開放
位置に移動されると共に、ケース2内に挿入されたMD
3が図6に示すようにケース2から排出されるようにな
っている。これにより、使用者は、上記エジェクトつま
み5を矢印A方向に押すことにより、上カバー4が開放
して、MD3を取り出すことができるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の車載用取付装置においては、MDプレーヤの
取付方向は、車載用取付装置によって限定されることに
なる。従って、MDプレーヤ本体の各操作ボタンまたは
スイッチが必ずしも操作しやすい位置に配置されないと
いう問題があった。
【0007】さらに、図6に示したヘッドローディング
方式のMDプレーヤ1の場合には、エジェクト機構の構
造上、エジェクトつまみ5の操作力が大きくなってしま
う(従来の蓋開閉式の場合のエジェクトつまみの操作力
100g前後であることと比較すると、例えば850g
程度)ことから、MDプレーヤ1では、エジェクトつま
み5の操作の際に、操作する指の種類や力の方向によっ
ては、エジェクトつまみ5を完全に操作して、上カバー
4を開放して、MD3を排出させることができないこと
があり、車載が困難であるという問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、エジェクトつ
まみの操作力が大きい場合であっても、エジェクトつま
みが確実に操作されるようにした、MDプレーヤ等の車
載用取付装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、媒体排出用のスライド式エジェクトつまみを有す
る媒体プレーヤ装置が直接にまたはホルダーを介して間
接的に保持されるマウントプレートと、自動車の車室内
に固定されると共に、上記マウントプレートが着脱可能
に装着されるマウントベースと、媒体プレーヤ装置がマ
ウントプレートに保持された状態にて、媒体プレーヤ装
置の上記エジェクトつまみに係合するエジェクト部と、
上記エジェクト部を摺動させる電気的駆動装置とを含ん
でいる、車載用取付装置により、達成される。
【0010】上記構成によれば、媒体エジェクト時に
は、マウントプレートに設けられたエジェクト部が、駆
動装置によって駆動されることにより、マウントプレー
トに保持された媒体プレーヤ装置の側面のエジェクトつ
まみが摺動される。これにより、媒体プレーヤ装置は、
エジェクトつまみが操作されることになり、媒体が排出
されることになる。従って、例えばヘッドローディング
方式のMDプレーヤのように、エジェクトつまみの操作
力が大きい場合であっても、エジェクトつまみが確実に
操作されることにより、車載の場合であっても、エジェ
クトの操作性が向上し、安全性が向上することになる。
【0011】媒体プレーヤ装置自体の底面またはホルダ
ーの底面に設けられた雌ネジに対して螺合することによ
り、媒体プレーヤ装置を保持する固定ネジがマウントプ
レートに備えられている場合には、固定ネジによって媒
体プレーヤ装置がマウントプレートに対して直接的にま
たは間接的に容易に保持される。
【0012】媒体プレーヤ装置のマウントプレートに対
する固定ネジを中心とした回転運動を防止するために、
少なくとも一つのストッパ部材が、マウントプレートに
備えられている場合には、エジェクト部による媒体プレ
ーヤ装置のエジェクトつまみの操作時に、操作力によっ
て媒体プレーヤ装置がマウントプレートに対して固定ネ
ジを中心とした回転運動が確実に阻止される。
【0013】上記ストッパ部材が、媒体プレーヤ装置ま
たはホルダーのマウントプレートへの取付時に、媒体プ
レーヤ装置またはホルダーの位置決めガイドとして機能
するように配設されている場合には、媒体プレーヤ装置
をマウントプレートに取り付ける際に、媒体プレーヤ装
置またはホルダーがストッパ部材によって正確に位置決
めされることになる。
【0014】上記マウントプレートに、媒体プレーヤ装
置のための操作ボタンまたはスイッチが備えられている
場合には、媒体プレーヤ装置本体に設けられた操作ボタ
ンまたはスイッチを使用することなく、マウントプレー
トの操作しやすい位置に配設された操作ボタンまたはス
イッチを操作することにより、各種操作が容易に行なわ
れ、操作性が向上することになる。
【0015】上記マウントプレートに、媒体プレーヤ装
置の動作状態等を表示する表示部が備えられている場合
には、媒体プレーヤ装置に表示部がなくても、動作状態
等が確実に把握されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0017】図1は、本発明を適用したヘッドローディ
ング方式のMDプレーヤのための車載用取付装置の一実
施形態を示している。図1において、車載用取付装置1
0は、ヘッドローディング方式のMDプレーヤ1に装着
されるホルダー11と、ホルダー11が着脱可能に保持
されるマウントプレート12と、マウントプレート12
が着脱可能に取り付けられるマウントベース13と、を
含んでいる。
【0018】上記ホルダー11は、図2に示すように、
MDプレーヤ1の下面を支持する平板状の下部11a
と、MDプレーヤ1の両側面及び上面を包囲するように
中空の長方形状に形成された規制部材11bと、MDプ
レーヤ1の背面に当接するように下部11aの後端から
立ち上がった後壁部11cと、MDプレーヤ1の前面を
係止するように形成されたロックバネ11dと、から構
成されている。上記下部11a,規制部材11b及び後
壁部11cは、好ましくは、図示のように、互いに一体
に例えば樹脂成形によって、形成されている。上記ロッ
クバネ11dは、規制部材11bの中空部内にMDプレ
ーヤ1を挿入する際に、MDプレーヤ1の通路から外側
の退避位置(図2参照)まで退避できるように、ホルダ
ー11の下部11aの両側面に対して、揺動可能に支持
されていると共に、この下部11の両側面に設けられた
突起11eを乗り越えて、その横向きに延びる中央部
が、MDプレーヤ1の前面に当接する固定位置にロック
されるようになっている。
【0019】上記マウントプレート12は、図1に示す
ように、平坦な取付面12aと、後方領域にてこの取付
面12aから上方に立ち上がった保持面12bと、保持
面12bの後方にて上面に設けられた操作つまみ部14
及び表示部15と、取付面12aの前方領域にて、一側
にて垂直に立ち上がるストッパ部材12cと、他側にて
MDプレーヤ1のエジェクトつまみ5に対応する位置に
配設されたエジェクト部16とを有している。さらに、
上記マウントプレート12は、その取付面12aのほぼ
中央に、上方に向かって突出するネジ部17aを備えた
固定ネジ17を備えている。
【0020】これにより、この固定ネジ17のネジ部1
7aが、前記ホルダー11の下部11aの下面に設けら
れた雌ネジ(図示せず)に螺合することにより、ホルダ
ー11がマウントプレート12に対して固定されるよう
になっている。このとき、ホルダー11は、下部11a
が取付面12aに当接し、後壁部11cが保持面12b
に当接すると共に、ホルダー11の下部11aの側面が
ストッパ部材12cの側面に当接することにより、マウ
ントプレート12に対して固定ネジ17を中心として水
平方向に関して回転しないように保持されることにな
る。また、ホルダー11は、そのロックバネ11dが、
ホルダー11の下部11aとマウントプレート12の取
付面12aとの間に挟持されることになるので、車載時
に自動車の振動等によって、ロックバネ11dが不用意
に突起11eを乗り越えて退避位置に揺動しないように
なっている。
【0021】さらに、マウントプレート12は、図示の
場合、自動車のバッテリから、例えばシガーライターか
らコード18を介して駆動電圧が印加され、この駆動電
圧をさらにコード19を介して、その先端に取り付けら
れた電源プラグ19aがMDプレーヤ1の電源ジャック
(図示せず)に接続されることにより、MDプレーヤ1
本体に対して供給するようになっている。また、マウン
トプレート12は、MDプレーヤ1のヘッドホンジャッ
クに挿入されるヘッドホンプラグ20aからコード20
を介して、再生信号及び制御信号が入力される。これに
より、再生信号は、さらにマウントプレート12の前面
に設けられたヘッドホンジャック12dから、公知の手
段によって車載のカーオーディオ装置に入力されるよう
になっている。また、制御信号は、マウントプレート1
2の操作つまみ部14により適宜に、例えば再生,早送
り,逆戻しまたは停止等制御するものであり、MDプレ
ーヤ1の動作状態等が、表示部15に表示されるように
なっている。
【0022】上記エジェクト部16は、図1に示すよう
に、その表面に配設されたエジェクトスイッチ16a
と、図3に示すように、ホルダー11を介してマウント
プレート12に保持されたMDプレーヤ1の側面のエジ
ェクトつまみ5に対向するように配設された係合部16
bと、を含んでいる。この係合部16bは、エジェクト
レバー21上に一体に形成されており、エジェクトレバ
ー21は、図4に示すように、マウントプレート12に
螺合したネジ21aに対して、縦方向に延びる長孔21
bが嵌合することにより、エジェクトつまみ5の操作方
向に関して移動可能に構成されている。これにより、エ
ジェクトレバー21は、マウントプレート12内に内蔵
された駆動装置22(図4参照)によって、エジェクト
つまみ5の操作方向に関して移動されるようになってい
る。
【0023】上記駆動装置22は、駆動モータ22a
と、この駆動モータ22aに順次に噛合する複数の平歯
車22b,22c,22d,22e,22fから成る歯
車列を介して旋回される、扇形の歯車22gとを含んで
いる。上記歯車列は、その歯車22cと22d,22e
と22fが、互いに一体的に形成されている。また、上
記扇形の歯車22gは、歯車とは反対側にピン22hを
備えており、このピン22hが、前記エジェクトレバー
21に設けられた横に延びる長孔21cに係合してい
る。これにより、扇形歯車22gの揺動によって、エジ
ェクトレバー21がエジェクトつまみ5の操作方向に沿
って移動されるようになっている。ここで、扇形の歯車
22gは、その揺動範囲の両端に配設された二つのマイ
クロスイッチ23,24によって、その揺動が規制され
るようになっている。これらのマイクロスイッチ23,
24は、それぞれ扇形の歯車22gの半径方向に延びる
端縁が接触することにより、オンとなるように構成され
ている。
【0024】上記ベース13は、自動車の車室内にて、
運転席に隣接した例えばコンソールボックス等に対して
固定されると共に、例えば下面にゴム等の弾性材料でな
る防振機構を備えることにより、自動車の振動がMDプ
レーヤ1に伝達されないようになっており、さらにベー
ス13の上面に対して、マウントプレート12が公知の
構成によりワンタッチで着脱可能に取り付けられるよう
になっている。
【0025】本実施形態による車載用取付装置10は、
以上のように構成されており、MDプレーヤ1を車載す
る場合には、先づMDプレーヤ1がホルダー11に取り
付けられ、ロックバネ11dにより、ホルダー11から
離脱しないように保持される。さらに、ホルダー11が
マウントプレート12に保持される。その際、ホルダー
11及びMDプレーヤ1は、マウントプレート12の保
持面12bとストッパ部材12cによって、マウントプ
レート12の取付面12aに対して所定位置に正確に位
置決めされ、固定ネジ17によって固定される。かくし
て、MDプレーヤ1に対してホルダー11及びマウント
プレート12が一体に組み付けられることになる。これ
に対して、マウントベース13は、例えば、その底面に
両面テープ等を設けることにより、例えば自動車のコン
ソールボックスの上面等にに対して取り付けられる。
【0026】この状態から、マウントプレート12がマ
ウントベース13に取り付けられることにより、MDプ
レーヤ1の車載が完了する。その後、ケーブル18が自
動車のシガーライターに接続されると共に、電源プラグ
19a及びヘッドホンプラグ20aが、MDプレーヤ1
の電源ジャック及びヘッドホンジャックに接続され、さ
らにマウントプレート12のヘッドホンジャック12d
が、図示しないコードにより、自動車のカーオーディオ
に接続されることにより、MDプレーヤ1の取付が完了
する。
【0027】このようにして自動車の車室内に取り付け
られたMDプレーヤ1は、マウントプレート12の表示
部15の表示を参考にしながら、操作部14を操作する
ことによって、MDプレーヤ1によるMD3の再生等の
所望の動作が制御される。
【0028】そして、MDプレーヤ1に装填されたMD
3を取り出す場合には、使用者は、マウントプレート1
2のエジェクト部16のエジェクトスイッチ16aを操
作する。これにより、図5のフローチャートに示すよう
に、MDプレーヤ1のエジェクトが行なわれることにな
る。即ち、図5のフローチャートにおいて、先づステッ
プST1にて、第一のマイクロスイッチ23(SW1)
がオフである場合には、ステップST2にて駆動モータ
22aが逆転され、扇形の歯車22gが図4にて反時計
周りに揺動され、その端縁がマイクロスイッチ23に当
接するようにされる。
【0029】これに対して、ステップST1にて、第一
のマイクロスイッチ23(SW1)がオンである場合に
は、ステップST3にて、駆動モータ22aが正転され
る。これにより、扇形の歯車22gが図4にて時計周り
に駆動され、エジェクトレバー21そして係合部16b
が図4にて上方に移動する。かくして、係合部16bの
移動によって、MDプレーヤ1のエジェクトつまみ5が
押し込まれ、MDプレーヤ1の上カバー4が開放して、
MD3が排出されることになる。この際、MDプレーヤ
1及びホルダー11は、マウントプレート12の保持面
12b及びストッパ部材12cによって係止されている
ので、係合部16bの移動に伴って、固定ネジ17を中
心に回転しないようになっている。従って、係合部16
bは、MDプレーヤ1のエジェクトつまみ5に対して確
実に係合し、エジェクト操作を行なうようになってい
る。
【0030】そして、扇形の歯車22gが第二のマイク
ロスイッチ24(SW2)に当接すると、第二のマイク
ロスイッチ24がオンとなり(ステップST4)、ステ
ップST5にて、駆動モータ22aが逆転される。これ
により、扇形の歯車22gが図4にて反時計周りに駆動
され、エジェクトレバー21そして係合部16bが図4
にて下方に移動する。これに伴って、MDプレーヤ1の
エジェクトつまみ5も元の位置に戻る。その後、ステッ
プST6にて、扇形の歯車22gが第一のマイクロスイ
ッチ23に当接して、第一のマイクロスイッチ23がオ
ンされると、ステップST7にて駆動モータ22aが停
止され、エジェクト操作が終了する。
【0031】このように、上述の実施形態によれば、媒
体エジェクト時には、マウントプレートに設けられたエ
ジェクト部が、駆動装置によって駆動されることによ
り、マウントプレートに保持された媒体プレーヤ装置の
側面のエジェクトつまみが摺動される。これにより、媒
体プレーヤ装置は、エジェクトつまみが操作されること
になり、媒体が排出されることになる。従って、例えば
ヘッドローディング方式のMDプレーヤのように、エジ
ェクトつまみの操作力が大きい場合であっても、エジェ
クトつまみが確実に操作されることにより、車載の場合
であっても、エジェクトの操作性が向上し、安全性が向
上することになる。
【0032】尚、上記実施形態においては、MDプレー
ヤ1は、その底面に取付用の雌ネジを備えていないた
め、ホルダー11を介して、マウントプレート12に対
して固定されるようになっているが、MDプレーヤ1の
底面に取付用の雌ネジが備えられている場合には、ホル
ダー11が省略されて、MDプレーヤ1の底面の雌ネジ
に対して、マウントプレート12の固定ネジ17が螺合
することにより、MDプレーヤ1が直接的にマウントプ
レート12に対して保持されてもよい。
【0033】また、上記実施形態においては、エジェク
トレバー21は、複数の平歯車の歯車列を含む駆動装置
22によって、駆動されるようになっているが、これに
限らず、他の駆動機構、例えばウォームとウォーム歯車
やラック及びピニオンから成る駆動機構が使用されても
よく、エジェクトレバー21の作動ストロークが短い場
合や操作力が小さい場合には、電磁プランジャ等の駆動
源も使用可能である。
【0034】さらに、上記実施形態においては、エジェ
クトレバー21は、両方向に関してモータ駆動されるよ
うになっているが、これに限らず、エジェクトレバー2
1が最初の位置に向かってバネにより付勢されていて、
エジェクトつまみ5の操作方向に関してのみモータ駆動
されるようにしてもよいことは明らかである。
【0035】また、上記実施形態においては、マウント
プレート12の後方に、操作つまみ部14及び表示部1
5が設けられているが、MDプレーヤ1本体が車載時も
操作しやすい位置に操作つまみ部が設けられ、あるいは
見易い位置に表示部15が設けられている場合には、そ
れぞれ省略されてもよいことは明らかである。
【0036】尚、エジェクト部16のエジェクトスイッ
チ16aは、図1に示した位置に限らず、デザインの点
から、そして運転時の操作性及び安全性を考慮して、適
宜に配置される。
【0037】さらに、上記実施形態においては、ヘッド
ローディング方式のMDプレーヤ1のための車載用取付
装置10について説明したが、これに限らず、他の種類
の媒体プレーヤ装置のための車載用取付装置について本
発明を適用できることは明らかである。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
ジェクトつまみの操作力が大きい場合であっても、エジ
ェクトつまみが確実に操作されるようにした、MDプレ
ーヤ等の車載用取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用取付装置の一実施形態を示
す概略斜視図である。
【図2】図1の車載用取付装置におけるホルダーの構成
を示す概略斜視図である。
【図3】図1の車載用取付装置におけるエジェクト部を
詳細に示す部分拡大斜視図である。
【図4】図3のエジェクト部の駆動機構の一例を示す概
略平面図である。
【図5】図4の駆動機構のエジェクト時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】従来のヘッドローディング方式のMDプレーヤ
の構成を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10・・・車載用取付装置、11・・・ホルダー、11
a・・・下部、11b・・・規制部材、11c・・・後
壁部、11d・・・ロックバネ、11e・・・突起、1
2・・・マウントプレート、12a・・・取付面、12
b・・・保持面、12c・・・ストッパ部材、13・・
・マウントベース、14・・・操作つまみ部、15・・
・表示部、16・・・エジェクト部、16a・・・エジ
ェクトスイッチ、16b・・・係合部、17・・・固定
ネジ、17a・・・ネジ部、18,19,20・・・コ
ード、19a・・・電源プラグ、20a・・・ヘッドホ
ンプラグ、21・・・エジェクトレバー、21a・・・
ネジ、21b・・・長孔、22・・・駆動装置、22a
・・・駆動モータ、22b,22c,22d,22e,
22f・・・平歯車、22g・・・扇形の歯車、22h
・・・ピン、23,24・・・マイクロスイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体排出用のスライド式エジェクトつま
    みを有する媒体プレーヤ装置が直接にまたはホルダーを
    介して間接的に保持されるマウントプレートと、 自動車の車室内に固定されると共に、上記マウントプレ
    ートが着脱可能に装着され、さらに自動車のバッテリか
    らの駆動電圧を、媒体プレーヤ装置に供給するマウント
    ベースと、 媒体プレーヤ装置がマウントプレートに保持された状態
    にて、媒体プレーヤ装置の上記エジェクトつまみに係合
    するエジェクト部と、 上記エジェクト部を摺動させる電気的駆動装置とを含ん
    でいることを特徴とする車載用取付装置。
  2. 【請求項2】 媒体プレーヤ装置自体の底面またはホル
    ダーの底面に設けられた雌ネジに対して螺合することに
    より、媒体プレーヤ装置を保持する固定ネジがマウント
    プレートに備えられていることを特徴とする請求項1に
    記載の車載用取付装置。
  3. 【請求項3】 媒体プレーヤ装置のマウントプレートに
    対する固定ネジを中心とした回転運動を防止するため
    に、少なくとも一つのストッパ部材が、マウントプレー
    トに備えられていることを特徴とする請求項2に記載の
    車載用取付装置。
  4. 【請求項4】 上記ストッパ部材が、媒体プレーヤ装置
    またはホルダーのマウントプレートへの取付時に、媒体
    プレーヤ装置またはホルダーの位置決めガイドとして機
    能するように配設されていることを特徴とする請求項3
    に記載の車載用取付装置。
  5. 【請求項5】 上記マウントプレートに、媒体プレーヤ
    装置のための操作ボタンまたはスイッチが備えられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車載用取付装置。
  6. 【請求項6】 上記マウントプレートに、媒体プレーヤ
    装置の動作状態等を表示する表示部が備えられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車載用取付装置。
JP25374697A 1997-09-18 1997-09-18 車載用取付装置 Pending JPH1196740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25374697A JPH1196740A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 車載用取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25374697A JPH1196740A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 車載用取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1196740A true JPH1196740A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17255572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25374697A Pending JPH1196740A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 車載用取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1196740A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3887133B2 (ja) 表示装置
US5953302A (en) Recorded medium playback device with removable panel and having a lever contacting panel and detection switch
JP4251765B2 (ja) 車載用電子機器
KR100345281B1 (ko) 자동차용 에이브이 프런트 패널 각도 조절장치
JPH0388192A (ja) 記録媒体演奏装置
JPH1196740A (ja) 車載用取付装置
WO2000034079A1 (en) Dual mode car stereo system capable of playing two different types of recording mediums
JPH02285578A (ja) 記録媒体演奏装置
JP4662395B2 (ja) 車載用電子機器
JP3402739B2 (ja) Dcp開閉装置
JP2003072477A (ja) 電動パネル装置及びプログラム
JP2003019926A (ja) 車載用電子機器
JP3647297B2 (ja) 車載用電子機器
JP3597406B2 (ja) 電子機器
JP3647298B2 (ja) 盗難防止機能付きの車載用電子機器
JP3894710B2 (ja) 操作パネルが収納される電子機器
JPH0610559Y2 (ja) 電子機器のスライド式開閉パネル構造
JPH0563873B2 (ja)
JP2002087174A (ja) 車載用電子機器
JP3597407B2 (ja) 電子機器
JPH0563872B2 (ja)
JPH09188202A (ja) 車載用音響映像装置
JPH0531744Y2 (ja)
JPH1051154A (ja) 押しボタン機構及びロック解除押しボタン機構
JP2513200Y2 (ja) 記録媒体演奏装置