JPH1196618A - カセットデッキ - Google Patents

カセットデッキ

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Publication number
JPH1196618A
JPH1196618A JP26174797A JP26174797A JPH1196618A JP H1196618 A JPH1196618 A JP H1196618A JP 26174797 A JP26174797 A JP 26174797A JP 26174797 A JP26174797 A JP 26174797A JP H1196618 A JPH1196618 A JP H1196618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
reel
motor
cassette deck
deck
Prior art date
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Pending
Application number
JP26174797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Endo
義広 遠藤
Shoji Komatsuzaki
正二 小松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP26174797A priority Critical patent/JPH1196618A/ja
Publication of JPH1196618A publication Critical patent/JPH1196618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでロック解除部材の位置に駆動源の
配置を可能として、空間の有効利用を図る。 【解決手段】 メインシャーシ12にモータ14の基板
16が取り付けられ、基板16にロック解除片38の両
端部がそれぞれ固定される。ロック解除片38の中程は
屈曲されて一段高く形成された段部38Aとされ、段部
38Aにモータ14の回転軸24の上端が回転可能に支
持される。段部38Aの右側の部分に係合部38Bが上
方に延びるように形成される。ビデオカセット50にロ
ック材56が内蔵され、コイルスプリング54によりリ
ール52側にこのロック材56が常時付勢される。ビデ
オカセット50の下面に係合部38Bが挿入可能なよう
に穴部58が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リールの回転を
停止するロック機構が内蔵されたカセットを記録再生等
し得るカセットデッキに関し、例えばビデオカセット用
のカセットデッキに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気テープ等のテープ状の記録媒
体を内蔵したカセットをカセットデッキで記録再生する
際には、このカセットをカセットデッキに装填した状態
で、磁気テープに対して記録又は再生の処理が行われ
る。
【0003】一方、このようなカセットには、磁気テー
プを巻き付けたリールが内蔵されていると共に、この磁
気テープが不用意にリールから送り出されないように、
リールの回転を停止する為のロック機構が内蔵されてい
るものがある。図5にその一例を示す。カセットデッキ
にカセットを装填して記録又は再生の処理を行おうとす
る際には、カセットデッキ側に設けられたロック解除部
材であるロック解除片118により、コイルスプリング
54とロック材56から成るロック機構によるリール5
2のロックを解除して、リールの回転を可能にする必要
がある。
【0004】そして、このロック解除片118は、プレ
ス加工等によりカセットデッキのメインシャーシの一部
を切り起こすようにメインシャーシの一部を曲げること
で、一般的に形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに、メインシャーシ112とカセット122との間に
はリールの駆動機構114等が配置されていて、メイン
シャーシ112とカセット122との間に所定量の隙間
を設けなければならなかった。
【0006】この為、リールの駆動機構114の駆動源
であるモータ116をロック解除片118に対応するこ
のメインシャーシ112上の部分に配置すれば、このメ
インシャーシ112とカセット122との間の隙間を有
効に利用できるが、上記のようにメインシャーシ112
の一部を切り起こしてロック解除片118が形成されて
いるので、モータ116をメインシャーシ112上に配
置すると、モータ116が邪魔となってロック解除片1
18として必要な長さを確保することができなかった。
【0007】従って、メインシャーシ112とカセット
122との間の空間を利用せずに図5に示すようにメイ
ンシャーシ112の下側にモータ116を配置するか、
ロック解除片118以外のメインシャーシ112上の部
分に配置するか、あるいは、コストアップとなっても小
型のモータ116を採用してメインシャーシ112上の
ロック解除片118の部分に配置するか、のいずれかを
選択しなければならなかった。
【0008】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たもので、低コストでロック解除部材の位置に駆動源の
配置を可能として、空間の有効利用を図り得るカセット
デッキを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1によるカセット
デッキは、長尺状のテープが巻き付けられたリール及び
このリールの回転を停止するロック機構を内蔵したカセ
ットが装填されて、テープを走行させ得るカセットデッ
キであって、カセットが装填される装置本体と、ロック
機構によりリールが停止された状態を解除し得るロック
解除部材と、ロック解除部材を介してカセットと対向す
るように装置本体に取り付けられ且つロック機構が解除
された状態でリールを回転してテープを走行させる駆動
源と、を有したことを特徴とする。
【0010】請求項2によるカセットデッキは、請求項
1のカセットデッキにおいて、駆動源がモータにより構
成され、ロック解除部材の一部がこのモータの軸受を兼
ねることを特徴とする。
【0011】請求項1に係るカセットデッキの作用を以
下に説明する。ロック解除部材を介してカセットと対向
するように、駆動源がカセットデッキの装置本体に取り
付けられており、長尺状のテープが巻き付けられたリー
ル及びこのリールの回転を停止するロック機構を内蔵し
たカセットが、このカセットデッキの装置本体に装填さ
れると、このロック解除部材がロック機構によりリール
が停止された状態を解除する。さらに、このロック機構
が解除された状態で、駆動源がリールを回転してカセッ
ト内のテープを走行させる。
【0012】従って、ロック解除部材を介してカセット
と対向するように、駆動源をカセットデッキの装置本体
に取り付けることにより、カセットデッキ内に多くのス
ペースを確保でき、カセットデッキの小型化に伴う性能
低下や小型部品の採用によるコストアップなどを避けた
配置が可能となる。
【0013】請求項2に係るカセットデッキの作用を以
下に説明する。本請求項では請求項1と同様の構成を有
しているので、同様に作用する。さらに、本請求項で
は、駆動源がモータにより構成され、ロック解除部材の
一部がこのモータの軸受を兼ねる構成とされている。
【0014】この為、駆動源としてのモータの部品を削
減してコストダウンを一層図ることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施の形態のカセ
ットデッキを図1から図4に示し、これらの図に基づき
本発明の実施の形態を説明する。
【0016】図1に示す本実施の形態に係るカセットデ
ッキ10は、それぞれフランジ52Aを有した一対のリ
ール52に長尺状の磁気テープMを巻き付けて内蔵した
VHSカセット、8ミリビデオカセット等のビデオカセ
ット50を記録再生する為の装置である。
【0017】また、カセットデッキ10の装置本体を構
成するメインシャーシ12には、図示しないビデオカセ
ット50から磁気テープMを引き出す為の機構や、磁気
テープMに記録再生する為の回転可能な回転ヘッド等の
カセットデッキ10の駆動用部品が、設置されている。
【0018】一方、このメインシャーシ12には、リー
ル52の駆動源であるモータ14の基板16がねじ止め
等によって取り付けられていて、図4に示すように、こ
の基板16にモータ14を構成するコイル18及び軸受
20が固定されている。さらに、この軸受20には回転
軸24の中程が回転可能に支持されており、この回転軸
24の下端には、磁石26を固定した円盤状の支持板2
8が取り付けられている。
【0019】また、回転軸24の上部寄りの部分には駆
動歯車30が取り付けられており、この駆動歯車30に
基板16に回転可能に支持された中間歯車32が噛み合
わされている。さらに、この中間歯車32は、図1及び
図2に示すように、メインシャーシ12に回転可能に支
持されたリール台34に、図示しない歯車を介して回転
を伝達し得るようになっている。
【0020】そして、磁気テープMが巻き付けられたリ
ール52を内蔵したビデオカセット50がカセットデッ
キ10に装填された時には、リール52がリール台34
に嵌め合わされた状態とされる。この為、このリール台
34の回転によりリール52が回転され、カセットデッ
キ10内で磁気テープMが走行して、回転ヘッドにより
記録再生されるようになる。
【0021】他方、図1から図4に示すように、モータ
14の基板16には、ロック解除部材であるロック解除
片38の両端部がねじ止め等によりそれぞれ固定されて
いる。このロック解除片38の中程は屈曲されて一段高
く形成された段部38Aとされており、この段部38A
にモータ14の回転軸24の上端が回転可能に支持され
ている。この為、ロック解除片38を介してビデオカセ
ット50と対向するように、モータ14がメインシャー
シ12に取り付けられ、このロック解除片38の一部が
モータ14の軸受を兼ねることになる。
【0022】また、この段部38Aの図2及び図4にお
いて右側の部分には、係合部38Bが上方に延びるよう
に形成されており、この係合部38Bの先端側寄りの部
分がさらに約45°の角度で曲げられている。
【0023】これに対して、図2に示すように、ビデオ
カセット50には、リール52のフランジ52Aに図示
しない係合部分で係合されるロック材56が内蔵されて
おり、同じくビデオカセット50に内蔵されるコイルス
プリング54によりリール52側にこのロック材56が
常時付勢されている。そして、コイルスプリング54に
付勢されてこのロック材56がリール52のフランジ5
2Aに係合することで、リール52の回転が停止される
ようになる。つまり、これらコイルスプリング54及び
ロック材56がリール52の回転を停止するロック機構
を構成し、カセットデッキ10に装填されていない状態
では、磁気テープMが不用意にリール52から送り出さ
れないように、このロック機構がリール52の回転を停
止することになる。
【0024】そして、このロック材56の係合部38B
と対向し得る部分は、係合部38Bと同様に約45°の
角度の斜面となっており、係合部38Bに対応するビデ
オカセット50の下面には、係合部38Bが挿入可能な
ように穴部58が形成されている。
【0025】従って、ビデオカセット50がカセットデ
ッキ10内に装填されると、ビデオカセット50の下面
の穴部58から係合部38Bがビデオカセット50内に
挿入されることになる。さらにこの挿入に伴って、この
係合部38Bがビデオカセット50内のロック材56に
当接して、コイルスプリング54の付勢力に抗しつつロ
ック材56を図2において左側方向(矢印Aで示す方
向)に押し下げることで、リール52が停止された状態
が解除される。
【0026】次に、本実施の形態に係るカセットデッキ
10の作用を説明する。ロック解除片38を介してビデ
オカセット50と対向するように、モータ14がカセッ
トデッキ10のメインシャーシ12に取り付けられてい
る。また、長尺状の磁気テープMが巻き付けられたリー
ル52及び、このリール52の回転を停止するためのコ
イルスプリング54とロック材56から成るロック機構
を内蔵したビデオカセット50が、このカセットデッキ
10に装填される。そして、この装填に伴って、ロック
解除片38の係合部38Bが穴部58からビデオカセッ
ト50内に挿入されて、ロック機構によりリール52が
停止された状態を解除する。
【0027】さらに、ビデオカセット50がこのカセッ
トデッキ10に装填されてロック機構が解除された状態
で、モータ14がリール52を回転してビデオカセット
50内の磁気テープMを走行させる。
【0028】つまり、モータ14のコイル18に電流を
流すことにより、磁石26との間の磁界の作用でモータ
14の回転軸24が、軸受20及び段部38Aに支持さ
れつつ回転され、これに伴って駆動歯車30が回転さ
れ、最終的にリール台34の回転によりリール52が回
転され、カセットデッキ10内で磁気テープMが走行す
ることになる。
【0029】以上より、ロック解除片38を介してビデ
オカセット50と対向するように、モータ14をメイン
シャーシ12に取り付けることにより、カセットデッキ
10内に多くのスペースを確保でき、カセットデッキ1
0の小型化に伴う性能低下や小型部品の採用によるコス
トアップなどを避けた配置が可能となる。
【0030】すなわち従来は、モータをメインシャーシ
12の上部に配置しようとする場合に、モータを小型化
しなければ、ロック解除片との関係でロック解除片以外
の部分に配置しなければならなかったのに対して、本実
施の形態では、メインシャーシ12の上面からビデオカ
セット50の下面までの空間を使用することが出来るの
で、モータ14の小型化によるコストアップなどをも避
けることが可能となった。
【0031】さらに、本実施の形態では、ロック解除片
38の一部がこのモータ14の軸受を兼ねる構成とされ
ている。この為、モータ14の部品を削減してコストダ
ウンを一層図ることもできる。
【0032】尚、上記実施の形態では、駆動源であるモ
ータ14の回転軸24をロック解除片38の一部で回転
可能に支持したが、ロック解除片38で支持しなくとも
良く、また、カセットはビデオカセット以外のオーディ
オ用等の他の種類のカセットであっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカセットデ
ッキによれば、低コストでロック解除部材の位置に駆動
源の配置を可能として、空間の有効利用を図るという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカセットデッキの
要部の平面図であって、カセットが装填された状態を示
す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るカセットデッキの
要部の側面図であって、カセットが装填された状態を示
す図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るカセットデッキの
要部の正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るカセットデッキの
要部の側面部分断面図である。
【図5】従来のカセットデッキの要部の側面図である。
【符号の説明】
10 カセットデッキ 12 メインシャーシ 14 モータ 38 ロック解除片 50 ビデオカセット 52 リール 54 コイルスプリング 56 ロック材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のテープが巻き付けられたリール
    及びこのリールの回転を停止するロック機構を内蔵した
    カセットが装填されて、テープを走行させ得るカセット
    デッキであって、 カセットが装填される装置本体と、 ロック機構によりリールが停止された状態を解除し得る
    ロック解除部材と、 ロック解除部材を介してカセットと対向するように装置
    本体に取り付けられ且つロック機構が解除された状態で
    リールを回転してテープを走行させる駆動源と、 を有したことを特徴とするカセットデッキ。
  2. 【請求項2】 駆動源がモータにより構成され、ロック
    解除部材の一部がこのモータの軸受を兼ねることを特徴
    とする請求項1記載のカセットデッキ。
JP26174797A 1997-09-26 1997-09-26 カセットデッキ Pending JPH1196618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26174797A JPH1196618A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 カセットデッキ

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JP26174797A JPH1196618A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 カセットデッキ

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JPH1196618A true JPH1196618A (ja) 1999-04-09

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ID=17366155

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JP26174797A Pending JPH1196618A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 カセットデッキ

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