JPH1196258A - ディジタル情報の利用権販売方法およびシステム - Google Patents
ディジタル情報の利用権販売方法およびシステムInfo
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- JPH1196258A JPH1196258A JP9256886A JP25688697A JPH1196258A JP H1196258 A JPH1196258 A JP H1196258A JP 9256886 A JP9256886 A JP 9256886A JP 25688697 A JP25688697 A JP 25688697A JP H1196258 A JPH1196258 A JP H1196258A
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- 239000002775 capsule Substances 0.000 claims abstract description 23
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗号化したディジタル情報を商品とする利用
権販売システムの多様な料金設定方式に柔軟に対応す
る。 【解決手段】 商品の復号鍵が登録される復号鍵データ
ベースＤＢ１２と復号鍵提供プログラム１１を有する決
済センタ１と、複数の利用者端末２と、決済センタ１と
各利用者端末２とを接続するネットワーク３とからな
り、各利用者端末２には暗号化した商品４１及びこの商
品の複数の利用条件を記述したスクリプト４２とを含む
カプセル４を予め配布し、利用者は、必要なときに、ネ
ットワーク３を介して利用する商品名と決済に必要な情
報を決済センタ１に送り、決済センタ１は、この情報と
交換にＤＢ１２に登録された復号鍵をオンラインで送付
し、各利用者は、送付された復号鍵とスクリプト４２に
記述された利用条件とにより暗号化された商品のディジ
タル情報を復号して利用する。
権販売システムの多様な料金設定方式に柔軟に対応す
る。 【解決手段】 商品の復号鍵が登録される復号鍵データ
ベースＤＢ１２と復号鍵提供プログラム１１を有する決
済センタ１と、複数の利用者端末２と、決済センタ１と
各利用者端末２とを接続するネットワーク３とからな
り、各利用者端末２には暗号化した商品４１及びこの商
品の複数の利用条件を記述したスクリプト４２とを含む
カプセル４を予め配布し、利用者は、必要なときに、ネ
ットワーク３を介して利用する商品名と決済に必要な情
報を決済センタ１に送り、決済センタ１は、この情報と
交換にＤＢ１２に登録された復号鍵をオンラインで送付
し、各利用者は、送付された復号鍵とスクリプト４２に
記述された利用条件とにより暗号化された商品のディジ
タル情報を復号して利用する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して暗号化されたディジタル情報の商品を販売し、その
商品の利用に応じて料金を徴収するディジタル情報の利
用権販売方法およびそのシステムに関する。
して暗号化されたディジタル情報の商品を販売し、その
商品の利用に応じて料金を徴収するディジタル情報の利
用権販売方法およびそのシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】上述の、商品である情報内容の利用状況
に応じて料金を徴収する利用権販売型の方式、以下ペイ
・パー・ビュー（ＰＰＶ）方式という、としては、例え
ば、視聴した番組の本数に応じて料金を支払うビデオ・
オン・デマンド方式のケーブルテレビ、番組を符号化ま
たはスクランブル化等により暗号化して放送し、この放
送電波を元の番組に復元するために必要な復号装置を各
加入者側に設けて、この復号装置の使用料金を支払う加
入者のみが受信可能とする加入テレビジョン方式、ある
いは契約条件に基づいて音楽番組をオンラインで提供す
る通信カラオケ等が知られている。これらのＰＰＶ方式
では、料金の算定基準が、商品単位、利用時間単位等と
してシステムごとに一律に設定されていた。
に応じて料金を徴収する利用権販売型の方式、以下ペイ
・パー・ビュー（ＰＰＶ）方式という、としては、例え
ば、視聴した番組の本数に応じて料金を支払うビデオ・
オン・デマンド方式のケーブルテレビ、番組を符号化ま
たはスクランブル化等により暗号化して放送し、この放
送電波を元の番組に復元するために必要な復号装置を各
加入者側に設けて、この復号装置の使用料金を支払う加
入者のみが受信可能とする加入テレビジョン方式、ある
いは契約条件に基づいて音楽番組をオンラインで提供す
る通信カラオケ等が知られている。これらのＰＰＶ方式
では、料金の算定基準が、商品単位、利用時間単位等と
してシステムごとに一律に設定されていた。
【０００３】商品を暗号化して販売する方式では、ディ
ジタル情報を暗号化して適当な手段により予め特定の複
数の利用者に配布し、各利用者が必要とするときに、ネ
ットワークを経由して暗号化された情報の復号鍵が登録
されているセンタに要求してオンラインで復号鍵を入手
し、暗号化される前のディジタル情報を再生して利用す
るシステムがある。この場合、暗号化情報を利用者に配
布する手段としては、暗号化したディジタル情報をＣＤ
−ＲＯＭ等の記憶媒体に格納して配布する方法と、ネッ
トワークを経由してダウンロードする方法のいずれかが
用いられる。また、ＰＰＶ方式の場合の暗号化商品の復
号鍵は、利用者に提供はされるがその内容は秘匿されて
いて、センタ以外で複製不可能のように生成される。
ジタル情報を暗号化して適当な手段により予め特定の複
数の利用者に配布し、各利用者が必要とするときに、ネ
ットワークを経由して暗号化された情報の復号鍵が登録
されているセンタに要求してオンラインで復号鍵を入手
し、暗号化される前のディジタル情報を再生して利用す
るシステムがある。この場合、暗号化情報を利用者に配
布する手段としては、暗号化したディジタル情報をＣＤ
−ＲＯＭ等の記憶媒体に格納して配布する方法と、ネッ
トワークを経由してダウンロードする方法のいずれかが
用いられる。また、ＰＰＶ方式の場合の暗号化商品の復
号鍵は、利用者に提供はされるがその内容は秘匿されて
いて、センタ以外で複製不可能のように生成される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の利用権販
売方式では、１つのシステム内では商品単位、利用時間
単位等の１つの料金体系しか設定できない、あるいは個
々の商品ごとに異なる料金体系とすることができないと
いう問題点があり、料金体系を変更するためにはシステ
ム全体を改造しなければならなかった。
売方式では、１つのシステム内では商品単位、利用時間
単位等の１つの料金体系しか設定できない、あるいは個
々の商品ごとに異なる料金体系とすることができないと
いう問題点があり、料金体系を変更するためにはシステ
ム全体を改造しなければならなかった。
【０００５】しかし、ペイ・パー・ビュー方式において
は、商品毎、時間単位等の単独設定のみではなく、利用
回数毎とか部分機能別等、あるいは、これらの組合せの
料金設定とか、利用者ごとに異なる組合せの料金体系を
必要とすることがある。しかも、一旦設定されたこれら
の料金体系も、商品の販売戦略とともにしばしば変更を
余儀なくされる。
は、商品毎、時間単位等の単独設定のみではなく、利用
回数毎とか部分機能別等、あるいは、これらの組合せの
料金設定とか、利用者ごとに異なる組合せの料金体系を
必要とすることがある。しかも、一旦設定されたこれら
の料金体系も、商品の販売戦略とともにしばしば変更を
余儀なくされる。
【０００６】また、この利用権販売システムを実現する
ための設備も、各システムごとに専用の端末や専用の回
線が必要になり、近年普及したパーソナルコンピュータ
やインターネットなどの手軽な基盤技術を利用できない
という問題点もあった。すなわち、復号鍵や利用料金決
済のための、例えばクレジットカードの暗証番号等の正
確性と秘匿性とを求められるデータをオンラインで安全
に送受信するためには信頼性の高い端末や回線が必要で
ある。
ための設備も、各システムごとに専用の端末や専用の回
線が必要になり、近年普及したパーソナルコンピュータ
やインターネットなどの手軽な基盤技術を利用できない
という問題点もあった。すなわち、復号鍵や利用料金決
済のための、例えばクレジットカードの暗証番号等の正
確性と秘匿性とを求められるデータをオンラインで安全
に送受信するためには信頼性の高い端末や回線が必要で
ある。
【０００７】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
商品ごとに料金設定を柔軟に行なうことができるディジ
タル情報の利用権販売方法およびシステムを提供するこ
とにある。
商品ごとに料金設定を柔軟に行なうことができるディジ
タル情報の利用権販売方法およびシステムを提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル情報
の利用権販売方法は、情報提供者が商品のディジタル情
報を暗号化してその復号鍵をセンタに登録し、商品の課
金と利用条件に関する情報を含む利用権獲得情報をスク
リプトとして記述し、スクリプトと暗号化した商品とを
一体化してカプセルとして各利用者端末に予め配布し、
配布されたスクリプトに従って各利用者が入力する復号
鍵要求情報をセンタに送信し、各利用者端末から送信さ
れた復号鍵要求情報に基づいて復号鍵を当該利用者端末
に送信すると共に、当該商品の利用料金の決済を行な
い、各利用者端末は送信された復号鍵と予め配布された
スクリプトとにより暗号化された商品を再生して利用す
ることを特徴とする。
の利用権販売方法は、情報提供者が商品のディジタル情
報を暗号化してその復号鍵をセンタに登録し、商品の課
金と利用条件に関する情報を含む利用権獲得情報をスク
リプトとして記述し、スクリプトと暗号化した商品とを
一体化してカプセルとして各利用者端末に予め配布し、
配布されたスクリプトに従って各利用者が入力する復号
鍵要求情報をセンタに送信し、各利用者端末から送信さ
れた復号鍵要求情報に基づいて復号鍵を当該利用者端末
に送信すると共に、当該商品の利用料金の決済を行な
い、各利用者端末は送信された復号鍵と予め配布された
スクリプトとにより暗号化された商品を再生して利用す
ることを特徴とする。
【０００９】また、スクリプトに記述される情報は、複
数の利用条件と各利用条件に対応する課金の情報と、複
数の利用条件のそれぞれに対応する利用者端末の制御情
報とを含み、センタから送信される復号鍵は、ディジタ
ル情報の復号鍵情報と当該利用者端末の利用条件を指定
する情報とを含むのが望ましい。
数の利用条件と各利用条件に対応する課金の情報と、複
数の利用条件のそれぞれに対応する利用者端末の制御情
報とを含み、センタから送信される復号鍵は、ディジタ
ル情報の復号鍵情報と当該利用者端末の利用条件を指定
する情報とを含むのが望ましい。
【００１０】また、各利用者が利用者端末に入力する情
報は、カプセルの商品名及び料金の決済手段に関する情
報を含むのが望ましい。
報は、カプセルの商品名及び料金の決済手段に関する情
報を含むのが望ましい。
【００１１】本発明のディジタル情報の利用権販売シス
テムは、商品のディジタル情報を暗号化して、その復号
鍵をセンタに登録する手段と、商品を利用するための利
用権獲得情報が記述されるスクリプトと、スクリプトと
暗号化された商品とを一体化して利用者端末に配布され
るカプセルと、利用者端末においてカプセルからスクリ
プトを読み出して表示する利用権獲得情報表示手段と、
表示された利用権獲得情報に基づいて入力される復号鍵
要求情報の入力手段と、復号鍵要求情報をセンタに転送
する要求情報転送手段と、転送された復号鍵要求情報の
妥当性を確認し、要求された商品の復号鍵を要求元の利
用者端末にオンラインで送付する復号鍵送付手段と、送
付された復号鍵によりカプセルの暗号化されたディジタ
ル情報を復号して商品を再生、表示する商品再生手段
と、商品再生手段の動作状態を計測する利用状態計測手
段とを有する。
テムは、商品のディジタル情報を暗号化して、その復号
鍵をセンタに登録する手段と、商品を利用するための利
用権獲得情報が記述されるスクリプトと、スクリプトと
暗号化された商品とを一体化して利用者端末に配布され
るカプセルと、利用者端末においてカプセルからスクリ
プトを読み出して表示する利用権獲得情報表示手段と、
表示された利用権獲得情報に基づいて入力される復号鍵
要求情報の入力手段と、復号鍵要求情報をセンタに転送
する要求情報転送手段と、転送された復号鍵要求情報の
妥当性を確認し、要求された商品の復号鍵を要求元の利
用者端末にオンラインで送付する復号鍵送付手段と、送
付された復号鍵によりカプセルの暗号化されたディジタ
ル情報を復号して商品を再生、表示する商品再生手段
と、商品再生手段の動作状態を計測する利用状態計測手
段とを有する。
【００１２】また、センタと複数の各利用者端末との間
を接続するネットワークとしてインターネット回線を用
いてもよい。
を接続するネットワークとしてインターネット回線を用
いてもよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１４】図１は本発明のディジタル情報の利用権販
売システムの１実施例のブロック図、図２は図１のシス
テムのプログラムのモジュール構成図である。
売システムの１実施例のブロック図、図２は図１のシス
テムのプログラムのモジュール構成図である。
【００１５】図１において、本実施例のシステムは、商
品の暗号化したディジタル情報の復号鍵が登録されるデ
ータベース１２及び復号鍵提供プログラム１１を有する
決済センタ１と、暗号化された商品４１を含むカプセル
４が配布され、この暗号化商品の復号鍵を要求して決済
センタ１から提供される復号鍵で暗号化商品４１を再生
して利用するパーソナルコンピュータ等の複数の利用者
端末２と、決済センタ１と複数の利用者端末２とを接続
するインターネット等のコンピュータネットワーク３と
からなる。各利用者端末２に配布されるカプセル４に
は、暗号化された商品４１の他にこの商品の課金と複数
の利用条件に関する利用権獲得情報が記述されたスクリ
プト４２が含まれる。
品の暗号化したディジタル情報の復号鍵が登録されるデ
ータベース１２及び復号鍵提供プログラム１１を有する
決済センタ１と、暗号化された商品４１を含むカプセル
４が配布され、この暗号化商品の復号鍵を要求して決済
センタ１から提供される復号鍵で暗号化商品４１を再生
して利用するパーソナルコンピュータ等の複数の利用者
端末２と、決済センタ１と複数の利用者端末２とを接続
するインターネット等のコンピュータネットワーク３と
からなる。各利用者端末２に配布されるカプセル４に
は、暗号化された商品４１の他にこの商品の課金と複数
の利用条件に関する利用権獲得情報が記述されたスクリ
プト４２が含まれる。
【００１６】スクリプト４２に記述される利用権獲得情
報は、例えば、次のようなものである。
報は、例えば、次のようなものである。
【００１７】Ａ）時間当たり、利用回数当たり、機能別
等の課金単位 Ｂ）支払い済みの利用料金と繰り返し利用の可否 Ｃ）支払いのタイミング、（利用前、利用後、利用中） スクリプトの内容は、例えば、料金前払いで、制限時間
内には３０回までの任意の数の商品の再生が可能という
条件の場合の記述は次のようになる。
等の課金単位 Ｂ）支払い済みの利用料金と繰り返し利用の可否 Ｃ）支払いのタイミング、（利用前、利用後、利用中） スクリプトの内容は、例えば、料金前払いで、制限時間
内には３０回までの任意の数の商品の再生が可能という
条件の場合の記述は次のようになる。
【００１８】［General Info］ CONTENT ID = 1 ：商品ＩＤ CONTENT ID = 2 ：商品ＩＤ CONTENT ID = 3 ：商品ＩＤ CHARGE METHOD = PREPAY ：前払い ［Time Constraint］ TIME UNIT = HOUR ：時間単位（時間） FEE PER UNIT = 1000 ：単位当たりの金額（円） REPLAY = OK ：同一商品の複数回の再生可 ［Count Constraint］ COUNT UNIT = PLAY ：単位回数（再生回数） COUNT LIMIT = 30 ：最大再生回数
【００１９】各利用者端末２は、利用者から所望の商品
の復号鍵を要求するための商品名及びクレジット暗証番
号等の料金決済のための情報のデータが入力されるユー
ザ入力部２１と、ユーザ入力部２１に入力されたデータ
を決済センタ１に送り、当該商品の復号鍵を取得する復
号鍵取得部２６と、暗号化された商品４１を復号するカ
プセル復号部２５と、復号された商品４１のディジタル
情報を再生、表示する商品再生部２４と、商品の利用時
間、利用回数、部分機能別等の利用状況を計測する利用
状態計測部２３と、決済センタ１から送付された復号鍵
とカプセル４中のスクリプト４２、及び利用状態計測部
２３の計測結果により、カプセル復号部２４と商品再生
部２４の動作を制御するＰＰＶ制御部２２と、を含む。
の復号鍵を要求するための商品名及びクレジット暗証番
号等の料金決済のための情報のデータが入力されるユー
ザ入力部２１と、ユーザ入力部２１に入力されたデータ
を決済センタ１に送り、当該商品の復号鍵を取得する復
号鍵取得部２６と、暗号化された商品４１を復号するカ
プセル復号部２５と、復号された商品４１のディジタル
情報を再生、表示する商品再生部２４と、商品の利用時
間、利用回数、部分機能別等の利用状況を計測する利用
状態計測部２３と、決済センタ１から送付された復号鍵
とカプセル４中のスクリプト４２、及び利用状態計測部
２３の計測結果により、カプセル復号部２４と商品再生
部２４の動作を制御するＰＰＶ制御部２２と、を含む。
【００２０】次に、このシステムの運用について説明す
る。
る。
【００２１】情報提供者は、商品を暗号化してその復号
鍵を用意し、決済センタ１の復号鍵データベースＤＢ１
２に登録する。そして、本システムにおける利用条件を
記述したスクリプト４２と暗号化された商品４１とを合
わせて１つのカプセル４として利用者に配布する。この
配布には、コンピュータネットワーク３を利用してもよ
いし、商品が大容量であれば、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒
体を用いてもよい。
鍵を用意し、決済センタ１の復号鍵データベースＤＢ１
２に登録する。そして、本システムにおける利用条件を
記述したスクリプト４２と暗号化された商品４１とを合
わせて１つのカプセル４として利用者に配布する。この
配布には、コンピュータネットワーク３を利用してもよ
いし、商品が大容量であれば、ＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒
体を用いてもよい。
【００２２】カプセル４を配布された利用者がその商品
を利用しようとするときは、先ず、カプセル復号部２５
が読み出したスクリプト４２に応じてＧＵＩ（Graphica
l User Interface）により表示される指示に従ってユー
ザ入力部２１からカプセル４のファイル名と、利用のた
めの決済手段の情報（クレジット番号など）とのデータ
を入力する。
を利用しようとするときは、先ず、カプセル復号部２５
が読み出したスクリプト４２に応じてＧＵＩ（Graphica
l User Interface）により表示される指示に従ってユー
ザ入力部２１からカプセル４のファイル名と、利用のた
めの決済手段の情報（クレジット番号など）とのデータ
を入力する。
【００２３】ＰＰＶ制御部２２は、例えば、商品の再
生、表示の場合は、先ず、復号鍵取得部２６に指示し
て、決済センタ１の復号鍵提供プログラム１１により復
号鍵ＤＢ１２から復号鍵を獲得する。すなわち、復号鍵
取得部２６がこのデータをコンピュータネットワーク３
を介して決済センター１に送ると、復号鍵提供プログラ
ム１１がこのデータの妥当性をチェックして利用料金の
決済処理を行なうと共に、復号鍵ＤＢ１２から要求され
た復号鍵を取り出して、この復号鍵をコンピュータネッ
トワーク３を介して要求元の利用者端末２の復号鍵取得
部２６に送る。
生、表示の場合は、先ず、復号鍵取得部２６に指示し
て、決済センタ１の復号鍵提供プログラム１１により復
号鍵ＤＢ１２から復号鍵を獲得する。すなわち、復号鍵
取得部２６がこのデータをコンピュータネットワーク３
を介して決済センター１に送ると、復号鍵提供プログラ
ム１１がこのデータの妥当性をチェックして利用料金の
決済処理を行なうと共に、復号鍵ＤＢ１２から要求され
た復号鍵を取り出して、この復号鍵をコンピュータネッ
トワーク３を介して要求元の利用者端末２の復号鍵取得
部２６に送る。
【００２４】次に、カプセル復号部２５に指示してこの
復号鍵により商品４１を復号する。復号された商品４１
は、自動的に商品再生部２４に送られて再生、表示され
る。この際、利用状態計測部２３は、利用回数、利用時
間等の利用者の商品利用状況を計測して逐次ＰＰＶ制御
部２２に通知する。
復号鍵により商品４１を復号する。復号された商品４１
は、自動的に商品再生部２４に送られて再生、表示され
る。この際、利用状態計測部２３は、利用回数、利用時
間等の利用者の商品利用状況を計測して逐次ＰＰＶ制御
部２２に通知する。
【００２５】ＰＰＶ制御部２２は、利用状態計測部２３
からの情報も参照して、商品再生部２４による商品４１
の再生、表示を終了させたり、追加料金が必要とか、次
の商品の購入申込みを行なうか等の表示をして利用者に
ユーザ入力部２１からの入力を促す等の制御も行なうこ
とができる。
からの情報も参照して、商品再生部２４による商品４１
の再生、表示を終了させたり、追加料金が必要とか、次
の商品の購入申込みを行なうか等の表示をして利用者に
ユーザ入力部２１からの入力を促す等の制御も行なうこ
とができる。
【００２６】例えば、前述のスクリプトの例では、１時
間当たり１，０００円の商品の例が記載されているが、
仮に商品ＩＤの２が３時間の映画であったとすると、こ
の映画を全部見るためには、３回センタに接続して１，
０００円ずつ支払う必要がある。これを、最初に３，０
００円支払って１回の接続で済ませる販売形態とするこ
とも可能であり、どちらの販売／利用形態を選択するか
は、商品の提供者、乃至は利用者の自由であり、本発明
の柔軟性ということができる。
間当たり１，０００円の商品の例が記載されているが、
仮に商品ＩＤの２が３時間の映画であったとすると、こ
の映画を全部見るためには、３回センタに接続して１，
０００円ずつ支払う必要がある。これを、最初に３，０
００円支払って１回の接続で済ませる販売形態とするこ
とも可能であり、どちらの販売／利用形態を選択するか
は、商品の提供者、乃至は利用者の自由であり、本発明
の柔軟性ということができる。
【００２７】また、決済センタと各利用者端末との間の
通信には、すでに開発された秘密通信プロトコルや、ネ
ットワークの中間のデータ改竄を防止するチェックデー
タ付加方式の技術を用いて、決済情報と復号鍵の伝送の
信頼性を高めることができる。
通信には、すでに開発された秘密通信プロトコルや、ネ
ットワークの中間のデータ改竄を防止するチェックデー
タ付加方式の技術を用いて、決済情報と復号鍵の伝送の
信頼性を高めることができる。
【００２８】
【発明の効果】上述のように本発明は、スクリプトの設
定が柔軟なので、多様なペイ・パー・ビュー方式を一般
的なパーソナルコンピュータ上で実現できる効果があ
る。
定が柔軟なので、多様なペイ・パー・ビュー方式を一般
的なパーソナルコンピュータ上で実現できる効果があ
る。
【００２９】また、予め商品を暗号化して配布している
ので、利用時に広帯域ネットワークやＩＳＤＮのような
高速な回線を利用してダウンロードの必要がなく、通常
の電話回線でも実現可能であるという効果がある。
ので、利用時に広帯域ネットワークやＩＳＤＮのような
高速な回線を利用してダウンロードの必要がなく、通常
の電話回線でも実現可能であるという効果がある。
【図１】本発明のディジタル情報の利用権販売システム
の１実施例のブロック図である。
の１実施例のブロック図である。
【図２】図１のシステムのプログラムのモジュール構成
図である。
図である。
１ 決済センタ ２ 利用者端末 ３ ネコンピュータットワーク ４ カプセル １１ 復号鍵提供プログラム １２ 復号鍵ＤＢ ２１ ユーザ入力部 ２２ ＰＰＶ制御部 ２３ 利用状態計測部 ２４ 商品再生部 ２５ カプセル復号部 ２６ 復号鍵取得部 ４１ 暗号化された商品 ４２ スクリプト
Claims (5)
- 【請求項１】 ディジタル情報を商品として、センタか
らネットワークを介して複数の利用者端末に販売するデ
ィジタル情報の利用権販売方法において、 情報提供者が前記商品のディジタル情報を暗号化してそ
の復号鍵をセンタに登録し、 前記商品の課金と利用条件に関する情報を含む利用権獲
得情報をスクリプトとして記述し、 前記スクリプトと暗号化した商品とを一体化してカプセ
ルとして各利用者端末に予め配布し、 前記配布されたスクリプトに従って各利用者が入力する
復号鍵要求情報を前記センタに送信し、 前記各利用者端末から送信された復号鍵要求情報に基づ
いて復号鍵を当該利用者端末に送信すると共に、当該商
品の利用料金の決済を行ない、 各利用者端末は送信された復号鍵と前記スクリプトとに
より前記暗号化された商品を再生して利用することを特
徴とするディジタル情報の利用権販売方法。 - 【請求項２】 前記スクリプトに記述される情報は、複
数の利用条件と各利用条件に対応する課金の情報と、前
記複数の利用条件のそれぞれに対応する利用者端末の制
御情報とを含み、センタから送信される復号鍵は、ディ
ジタル情報の復号鍵情報と当該利用者端末の利用条件を
指定する情報とを含む請求項１に記載のディジタル情報
の利用権販売方法。 - 【請求項３】 前記各利用者が利用者端末に入力する情
報は、カプセルの商品名及び料金の決済手段に関する情
報を含み、各利用者端末は、復号鍵要求情報をセンタに
繰返して複数回送信することができる請求項１または２
に記載のディジタル情報の利用権販売方法。 - 【請求項４】 ディジタル情報が商品として、センタか
らネットワークを介して複数の利用者端末に販売される
ディジタル情報の利用権販売システムにおいて、 前記商品のディジタル情報を暗号化して、その復号鍵を
センタに登録する手段と、 前記商品を利用するための利用権獲得情報が記述される
スクリプトと、 前記スクリプトと暗号化された商品とを一体化して利用
者端末に予め配布されるカプセルと、 利用者端末において前記カプセルからスクリプトを読み
出して表示する利用権獲得情報表示手段と、 前記表示された利用権獲得情報に基づいて入力される復
号鍵要求情報の入力手段と、 前記復号鍵要求情報を前記センタに転送する要求情報転
送手段と、 転送された前記復号鍵要求情報の妥当性を確認し、要求
された商品の復号鍵を要求元の利用者端末にオンライン
で送付する復号鍵送付手段と、 前記送付された復号鍵により前記カプセルの暗号化され
たディジタル情報を復号して前記商品を再生、表示する
商品再生手段と、 前記商品再生手段の動作状態を計測する利用状態計測手
段とを有することを特徴とするディジタル情報の利用権
販売システム。 - 【請求項５】 センタと複数の各利用者端末との間を接
続するネットワークとしてインターネット回線が用いら
れる請求項４に記載のディジタル情報の利用権販売シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256886A JPH1196258A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | ディジタル情報の利用権販売方法およびシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256886A JPH1196258A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | ディジタル情報の利用権販売方法およびシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1196258A true JPH1196258A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17298787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9256886A Pending JPH1196258A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | ディジタル情報の利用権販売方法およびシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1196258A (ja) |
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-
1997
- 1997-09-22 JP JP9256886A patent/JPH1196258A/ja active Pending
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