JP2002117007A - ウエブサイト誘導方法及びウエブサイト誘導システム - Google Patents

ウエブサイト誘導方法及びウエブサイト誘導システム

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JP2002117007A
JP2002117007A JP2001005751A JP2001005751A JP2002117007A JP 2002117007 A JP2002117007 A JP 2002117007A JP 2001005751 A JP2001005751 A JP 2001005751A JP 2001005751 A JP2001005751 A JP 2001005751A JP 2002117007 A JP2002117007 A JP 2002117007A
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匡 内山
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宏明 宇高
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泰則 川上
Yasuhiro Tomita
靖浩 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザを所定のウエブサイトへ確実に誘導
し、かつ広告の費用対効果を確実に得る。 【解決手段】 コンテンツ処理サーバ12は、暗号化し
たデジタルコンテンツにウエブサイトを指定する情報を
付加して配信用デジタルコンテンツを生成する。コンテ
ンツ配信サーバ13は、配信用デジタルコンテンツをユ
ーザ端末装置3に配信する。ユーザ端末装置3は、配信
用デジタルコンテンツの再生をユーザから要求されたと
き、復号化キーがない場合は、ウエブサイトを指定する
情報を基にウエブサイトへアクセスし、復号化キーを受
信して配信用デジタルコンテンツを復号し再生する。ユ
ーザ情報管理サーバ14は、ウエブサイトに設定されて
いる条件をユーザが満たした場合は、復号化キーをユー
ザ端末装置3へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音楽コンテ
ンツや映像コンテンツ等のデジタルコンテンツの視聴を
希望するユーザを所定のウエブ(Web)サイトへ誘導
するようにしたウエブサイト誘導方法及びウエブサイト
誘導システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットにおいて、企業が
製品の宣伝やユーザ情報の収集(アンケート)などを行
いたい場合、Webページに表示するバナー広告やメー
ル広告を用いるのが一般的である。図20は従来のバナ
ー広告タイプのシステムの構成を示す図である。
【0003】従来のシステムでは、スポンサー21は、
アクセスカウント数などから比較的ユーザ22に人気の
高いと推測される不特定多数のWebサイト23に、バ
ナー広告と呼ばれる111×30〜468×60ピクセ
ル程度の広告画像を、インターネット広告代理店24を
通じて貼り付ける。ユーザ22は、インターネット25
を通じてWebサイト23にアクセスする。このとき、
ユーザ22が端末装置の画面に表示されたいるWebペ
ージの広告画像領域をクリックすれば、この広告画像領
域にリンクしているスポンサーのWebサイトへジャン
プしてWebサイトのページを表示する。これにより、
ユーザ22をスポンサーのWebサイトへ誘導すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各調査
機関の統計では、バナー広告やメール広告のクリックス
ルー率(バナー広告を実際にクリックして目的のサイト
までユーザがアクセスする割合)と費用対効果は年々低
下傾向にあり、ユーザをスポンサーのWebサイトへ確
実に誘導し、目的とする操作を実行させる新たな手法の
登場が望まれている。
【0005】すなわち、従来のシステムでは、ユーザが
無数にあるWebサイトの中から、広告画像の貼り付け
られているWebサイトにアクセスしなければ、システ
ム自体が機能しないという問題点があった。また、仮
に、ユーザが広告画像の貼り付けられているWebサイ
トにアクセスしたとしても、広告画像領域を自発的にク
リックしない限り、スポンサーのWebサイトへユーザ
を誘導することができないため、スポンサーのWebサ
イトへのアクセスを保証できないという問題点があっ
た。
【0006】また、従来のシステムでは、ユーザがWe
bページの広告画像領域をクリックしたときに、スポン
サーのWebサイトへユーザを誘導する部分までしかカ
バーしていないため、ユーザをスポンサーのWebサイ
トへ誘導することができたとしても、スポンサーの求め
る特定の条件(例えばアンケートの回答など)をユーザ
が満たすかどうかについては保証できないという問題点
があった。さらに、スポンサーは、自身の広告画像が貼
り付けられるWebサイトをあらかじめ確認することが
できないため、全く関係のないWebサイトに広告を出
され、ターゲットとしないユーザに対して無意味な広告
活動を行ってしまうことが多いという問題点があった。
なお、以上の問題は、スポンサーのWebサイトに限ら
ず、例えばコンテンツ提供者のWebサイトへユーザを
誘導し、このWebサイトでコンテンツ提供者が広告活
動を行いたい場合にも発生する。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、ユーザを所定のウエブサイトへ確実に誘導
することができ、かつ広告の費用対効果を確実に得るこ
とができるウエブサイト誘導方法及びウエブサイト誘導
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウエブサイト誘
導方法は、コンテンツ提供者から提供されたデジタルコ
ンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに
所定のウエブサイトを指定するアクセス先指定情報を付
加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成するコン
テンツ生成処理(101)と、この配信用暗号化デジタ
ルコンテンツを希望するユーザ端末装置にネットワーク
を介して配信する配信処理(104)と、受信した配信
用暗号化デジタルコンテンツを再生するとき、この配信
用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号化キー
が前記ユーザ端末装置にない場合は、前記アクセス先指
定情報を基に前記ユーザ端末装置からネットワークを介
して前記ウエブサイトへアクセスするアクセス処理(1
06)と、前記ウエブサイトに予め設定されている条件
をユーザが満たしたとき、前記復号化キーを生成してネ
ットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信する復号
化キー発行処理(108)と、前記ユーザ端末装置にお
いて受信した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジ
タルコンテンツを復号し再生する復号処理(109)と
を実行するようにしたものである。また、本発明のウエ
ブサイト誘導方法は、コンテンツ提供者から提供された
デジタルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコ
ンテンツに所定のウエブサイトを指定するアクセス先指
定情報を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生
成するコンテンツ生成処理と、記録媒体に記録されて配
布された前記配信用暗号化デジタルコンテンツを再生す
るとき、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に
必要な復号化キーがユーザ端末装置にない場合は、前記
アクセス先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネッ
トワークを介して前記ウエブサイトへアクセスするアク
セス処理と、前記ウエブサイトに予め設定されている条
件をユーザが満たしたとき、前記復号化キーを生成して
ネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信する復
号化キー発行処理と、前記ユーザ端末装置において受信
した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコン
テンツを復号し再生する復号処理とを実行するようにし
たものである。
【0009】また、本発明のウエブサイト誘導方法は、
ウエブサイトを指定する誘導先指定情報とスポンサーが
前記ウエブサイトへの誘導を望むユーザの属性とを対応
付けして予め設定する設定処理(508)と、コンテン
ツ提供者から提供されたデジタルコンテンツを暗号化
し、暗号化したデジタルコンテンツに所定の選定手段を
指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗号化デ
ジタルコンテンツを生成するコンテンツ生成処理(30
9)と、この配信用暗号化デジタルコンテンツを希望す
るユーザ端末装置にネットワークを介して配信する配信
処理(311)と、受信した配信用暗号化デジタルコン
テンツを再生するとき、この配信用暗号化デジタルコン
テンツの復号に必要な復号化キーが前記ユーザ端末装置
にない場合は、前記アクセス先指定情報を基に前記ユー
ザ端末装置からネットワークを介して前記選定手段へア
クセスする第1のアクセス処理(313)と、前記選定
手段においてアクセス元のユーザの属性に対応する誘導
先指定情報を予め設定された前記誘導先指定情報の中か
ら選定する選定処理(314)と、前記選定された誘導
先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネットワーク
を介してウエブサイトへアクセスする第2のアクセス処
理(315)と、このアクセス先のウエブサイトに予め
設定されている条件をユーザが満たしたとき、前記復号
化キーを生成してネットワークを介して前記ユーザ端末
装置へ送信する復号化キー発行処理(316)と、前記
ユーザ端末装置において受信した復号化キーを用いて前
記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し再生する復
号処理(317)とを実行するようにしたものである。
また、本発明のウエブサイト誘導方法は、ウエブサイト
を指定する誘導先指定情報とスポンサーが前記ウエブサ
イトへの誘導を望むユーザの属性とを対応付けして予め
設定する設定処理と、コンテンツ提供者から提供された
デジタルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコ
ンテンツに所定の選定手段を指定するアクセス先指定情
報を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成す
るコンテンツ生成処理と、記録媒体に記録されて配布さ
れた前記配信用暗号化デジタルコンテンツを再生すると
き、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要
な復号化キーがユーザ端末装置にない場合は、前記アク
セス先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネットワ
ークを介して前記選定手段へアクセスする第1のアクセ
ス処理と、前記選定手段においてアクセス元のユーザの
属性に対応する誘導先指定情報を予め設定された前記誘
導先指定情報の中から選定する選定処理と、前記選定さ
れた誘導先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネッ
トワークを介してウエブサイトへアクセスする第2のア
クセス処理と、このアクセス先のウエブサイトに予め設
定されている条件をユーザが満たしたとき、前記復号化
キーを生成してネットワークを介して前記ユーザ端末装
置へ送信する復号化キー発行処理と、前記ユーザ端末装
置において受信した復号化キーを用いて前記配信用暗号
化デジタルコンテンツを復号し再生する復号処理とを実
行するようにしたものである。
【0010】また、本発明のウエブサイト誘導方法の1
構成例は、前記提供されたデジタルコンテンツの有効期
限を前記復号化キーに設定し、前記ユーザ端末装置にお
いては、前記復号化キーの有効期限内であれば、ユーザ
からの再生要求に応じて前記配信用暗号化デジタルコン
テンツを復号して再生し、前記復号化キーの有効期限が
切れている場合には、再生を禁止するようにしたもので
ある。また、本発明のウエブサイト誘導方法の1構成例
は、前記提供されたデジタルコンテンツの有効期限を前
記復号化キーに設定し、前記ユーザ端末装置において
は、前記復号化キーの有効期限内であれば、ユーザから
の再生要求に応じて前記配信用暗号化デジタルコンテン
ツを復号して再生し、前記復号化キーの有効期限が切れ
ている場合には、前記アクセス処理又は第1のアクセス
処理の再実行をユーザに促すようにしたものである。ま
た、本発明のウエブサイト誘導方法の1構成例におい
て、前記復号化キーは、前記ユーザ端末装置に固有の端
末情報を用いて生成されるものである。また、本発明の
ウエブサイト誘導方法の1構成例において、前記コンテ
ンツ生成処理は、スポンサーが指定したデジタルコンテ
ンツの属性と前記提供されたデジタルコンテンツの属性
とを比較して、属性が一致するコンテンツを前記提供さ
れたデジタルコンテンツの中から選択し、選択したデジ
タルコンテンツと前記アクセス先指定情報とから前記配
信用暗号化デジタルコンテンツを生成するようにしたも
のである。また、本発明のウエブサイト誘導方法の1構
成例において、前記コンテンツ生成処理は、前記提供さ
れたデジタルコンテンツを基にプレビュー用デジタルコ
ンテンツを生成し、このプレビュー用デジタルコンテン
ツを前記ネットワークを介してスポンサーの端末装置へ
送信し、前記プレビュー用デジタルコンテンツを視聴し
たスポンサーによって選択された前記提供されたデジタ
ルコンテンツと前記アクセス先指定情報とから前記配信
用暗号化デジタルコンテンツを生成するようにしたもの
である。
【0011】また、本発明のウエブサイト誘導方法の1
構成例は、コンテンツ提供者によってデジタルコンテン
ツ毎に指定された、スポンサーを承認可能か否かを判断
するための承認判断基準に基づいて、前記承認判断基準
に合致しないスポンサーによるデジタルコンテンツの後
援を拒否する処理を含むものである。また、本発明のウ
エブサイト誘導方法の1構成例は、前記コンテンツ生成
処理の前に、コンテンツの後援権に対する入札情報をス
ポンサーから受け付け、前記入札情報を基に前記後援権
を付与するスポンサーを決定するスポンサー決定処理
(308)を実行するようにしたものである。また、本
発明のウエブサイト誘導方法の1構成例において、前記
選定処理は、1つの前記配信用暗号化デジタルコンテン
ツについて前記後援権が付与されたスポンサーが複数存
在する場合、各スポンサーを選定する割合を各スポンサ
ーが提示した前記入札情報に応じて決定し、選定したス
ポンサーによって予め設定された前記誘導先情報の中か
らアクセス元のユーザの属性に対応する誘導先指定情報
を選定するようにしたものである。また、本発明のウエ
ブサイト誘導方法の1構成例は、ユーザを前記ウエブサ
イトへ誘導する代価としてスポンサーが支払う金額の累
積が前記入札情報で設定された総予算に達したとき、こ
のスポンサーへの後援権付与を解除して、前記スポンサ
ー決定処理を再実行するようにしたものである。また、
本発明のウエブサイト誘導方法の1構成例において、前
記コンテンツ生成処理は、前記提供されたデジタルコン
テンツの先頭から所定部までのデータを暗号化せずに、
残りのデータを暗号化して、前記先頭から所定部までの
データと前記暗号化したデータとの間に前記アクセス先
指定情報を付加したデータを前記配信用暗号化デジタル
コンテンツとするようにしたものである。
【0012】また、本発明のウエブサイト誘導システム
は、コンテンツ提供者から提供されたデジタルコンテン
ツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに所定の
ウエブサイトを指定するアクセス先指定情報を付加して
配信用暗号化デジタルコンテンツを生成するコンテンツ
処理手段(12)と、この配信用暗号化デジタルコンテ
ンツを希望するユーザ端末装置にネットワークを介して
配信するコンテンツ配信手段(13)と、このコンテン
ツ配信手段から受信した前記配信用暗号化デジタルコン
テンツの再生をユーザから要求されたとき、この配信用
暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号化キーが
ない場合は、前記アクセス先指定情報を基にネットワー
クを介して前記ウエブサイトへアクセスし、このアクセ
スの後に前記復号化キーを受信した場合は、受信した復
号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコンテンツ
を復号して再生するユーザ端末装置(3)と、前記ユー
ザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス時に、こ
のウエブサイトに予め設定されている条件を前記ユーザ
端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを生成して
ネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信するユ
ーザ情報管理手段(14)とを有するものである。ま
た、本発明のウエブサイト誘導システムは、コンテンツ
提供者から提供されたデジタルコンテンツを暗号化し、
暗号化したデジタルコンテンツに所定のウエブサイトを
指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗号化デ
ジタルコンテンツを生成するコンテンツ処理手段と、記
録媒体に記録されて配布された前記配信用暗号化デジタ
ルコンテンツの再生をユーザから要求されたとき、この
配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号化
キーがない場合は、前記アクセス先指定情報を基にネッ
トワークを介して前記ウエブサイトへアクセスし、この
アクセスの後に前記復号化キーを受信した場合は、受信
した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコン
テンツを復号して再生するユーザ端末装置と、前記ユー
ザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス時に、こ
のウエブサイトに予め設定されている条件を前記ユーザ
端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを生成して
ネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信するユ
ーザ情報管理手段とを有するものである。
【0013】また、本発明のウエブサイト誘導システム
は、ウエブサイトを指定する誘導先指定情報とスポンサ
ーが前記ウエブサイトへの誘導を望むユーザの属性とを
対応付けして予め記憶し、ユーザからのアクセスに応じ
てこのユーザの属性に対応する誘導先指定情報を予め記
憶した前記誘導先指定情報の中から選定する選定手段
(11)と、コンテンツ提供者から提供されたデジタル
コンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツ
に前記選定手段を指定するアクセス先指定情報を付加し
て配信用暗号化デジタルコンテンツを生成するコンテン
ツ処理手段(12)と、この配信用暗号化デジタルコン
テンツを希望するユーザ端末装置にネットワークを介し
て配信するコンテンツ配信手段(13)と、このコンテ
ンツ配信手段から受信した前記配信用暗号化デジタルコ
ンテンツの再生をユーザから要求されたとき、この配信
用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号化キー
がない場合は、前記アクセス先指定情報を基にネットワ
ークを介して前記選定手段へアクセスし、前記選定手段
によって選定された誘導先指定情報を基にネットワーク
を介してウエブサイトへアクセスし、このアクセスの後
に前記復号化キーを受信した場合は、受信した復号化キ
ーを用いて前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号
して再生するユーザ端末装置(3)と、前記ユーザ端末
装置から前記ウエブサイトへのアクセス時に、このウエ
ブサイトに予め設定されている条件を前記ユーザ端末装
置が満たした場合は、前記復号化キーを生成してネット
ワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信するユーザ情
報管理手段(14)とを有するものである。また、本発
明のウエブサイト誘導システムは、ウエブサイトを指定
する誘導先指定情報とスポンサーが前記ウエブサイトへ
の誘導を望むユーザの属性とを対応付けして予め記憶
し、ユーザからのアクセスに応じてこのユーザの属性に
対応する誘導先指定情報を予め記憶した前記誘導先指定
情報の中から選定する選定手段と、コンテンツ提供者か
ら提供されたデジタルコンテンツを暗号化し、暗号化し
たデジタルコンテンツに前記選定手段を指定するアクセ
ス先指定情報を付加して配信用暗号化デジタルコンテン
ツを生成するコンテンツ処理手段と、記録媒体に記録さ
れて配布された前記配信用暗号化デジタルコンテンツの
再生をユーザから要求されたとき、この配信用暗号化デ
ジタルコンテンツの復号に必要な復号化キーがない場合
は、前記アクセス先指定情報を基にネットワークを介し
て前記選定手段へアクセスし、前記選定手段によって選
定された誘導先指定情報を基にネットワークを介してウ
エブサイトへアクセスし、このアクセスの後に前記復号
化キーを受信した場合は、受信した復号化キーを用いて
前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号して再生す
るユーザ端末装置と、前記ユーザ端末装置から前記ウエ
ブサイトへのアクセス時に、このウエブサイトに予め設
定されている条件を前記ユーザ端末装置が満たした場合
は、前記復号化キーを生成してネットワークを介して前
記ユーザ端末装置へ送信するユーザ情報管理手段とを有
するものである。
【0014】また、本発明のウエブサイト誘導システム
の1構成例として、前記ユーザ情報管理手段は、前記提
供されたデジタルコンテンツの有効期限を前記復号化キ
ーに設定し、前記ユーザ端末装置は、前記復号化キーの
有効期限内であれば、ユーザからの再生要求に応じて前
記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号して再生し、
前記復号化キーの有効期限が切れている場合には、再生
を禁止するものである。また、本発明のウエブサイト誘
導システムの1構成例として、前記ユーザ情報管理手段
は、前記提供されたデジタルコンテンツの有効期限を前
記復号化キーに設定し、前記ユーザ端末装置は、前記復
号化キーの有効期限内であれば、ユーザからの再生要求
に応じて前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し
て再生し、前記復号化キーの有効期限が切れている場合
には、前記選定手段へのアクセスの再実行をユーザに促
すものである。また、本発明のウエブサイト誘導システ
ムの1構成例として、前記ユーザ情報管理手段は、前記
復号化キーの生成に前記ユーザ端末装置に固有の端末情
報を用いるものである。また、本発明のウエブサイト誘
導システムの1構成例として、前記コンテンツ処理手段
は、スポンサーが指定したデジタルコンテンツの属性と
前記提供されたデジタルコンテンツの属性とを比較し
て、属性が一致するコンテンツを前記提供されたデジタ
ルコンテンツの中から選択し、選択したデジタルコンテ
ンツと前記アクセス先指定情報とから前記配信用暗号化
デジタルコンテンツを生成するものである。また、本発
明のウエブサイト誘導システムの1構成例として、前記
コンテンツ処理手段は、前記提供されたデジタルコンテ
ンツを基にプレビュー用デジタルコンテンツを生成し、
このプレビュー用デジタルコンテンツを前記ネットワー
クを介してスポンサーの端末装置へ送信し、前記プレビ
ュー用デジタルコンテンツを視聴したスポンサーによっ
て選択された前記提供されたデジタルコンテンツと前記
アクセス先指定情報とから前記配信用暗号化デジタルコ
ンテンツを生成するものである。
【0015】また、本発明のウエブサイト誘導システム
の1構成例として、前記コンテンツ処理手段は、コンテ
ンツ提供者によってデジタルコンテンツ毎に指定され
た、スポンサーを承認可能か否かを判断するための承認
判断基準に基づいて、前記承認判断基準に合致しないス
ポンサーによるデジタルコンテンツの後援を拒否するも
のである。また、本発明のウエブサイト誘導システムの
1構成例は、前記配信用暗号化デジタルコンテンツの生
成以前に、コンテンツの後援権に対する入札情報をスポ
ンサーから受け付け、前記入札情報を基に前記後援権を
付与するスポンサーを決定するスポンサー決定手段(1
3)を有するものである。また、本発明のウエブサイト
誘導システムの1構成例として、前記選定手段は、1つ
の前記配信用暗号化デジタルコンテンツについて前記後
援権が付与されたスポンサーが複数存在する場合、各ス
ポンサーを選定する割合を各スポンサーが提示した前記
入札情報に応じて決定し、選定したスポンサーによって
予め設定された前記誘導先情報の中からアクセス元のユ
ーザの属性に対応する誘導先指定情報を選定するもので
ある。また、本発明のウエブサイト誘導システムの1構
成例として、前記スポンサー決定手段は、ユーザを前記
ウエブサイトへ誘導する代価としてスポンサーが支払う
金額の累積が前記入札情報で設定された総予算に達した
とき、このスポンサーへの後援権付与を解除して、前記
スポンサー決定処理を再実行するものである。また、本
発明のウエブサイト誘導システムの1構成例として、前
記コンテンツ処理手段は、前記提供されたデジタルコン
テンツの先頭から所定部までのデータを暗号化せずに、
残りのデータを暗号化して、前記先頭から所定部までの
データと前記暗号化したデータとの間に前記アクセス先
指定情報を付加したデータを前記配信用暗号化デジタル
コンテンツとするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は、コ
ンテンツ提供者がインターネット等のネットワークを介
して音楽コンテンツや映像コンテンツやソフトウェア等
のバイナリデータのデジタルコンテンツを提供し、提供
されたデジタルコンテンツからスポンサーが後援するコ
ンテンツをシステムの運営者に委託した自動選択あるい
はスポンサー自らによる手動選択で選択して、この選択
されたコンテンツを運営者が暗号化してネットワーク上
で公開することにより、不特定多数のユーザに暗号化さ
れたデジタルコンテンツを配布する。そして、デジタル
コンテンツの配布を受けたユーザを特定のWebサイト
(スポンサーの広告サイト)に誘導して、このWebサ
イトにおいてユーザが特定の条件を満たせば、配布した
デジタルコンテンツの視聴を許可するものである。ま
た、スポンサーは、誘導先のWebサイトで収集された
データをネットワーク経由で運営者から取得することも
できる。
【0017】このため、本発明の第1の実施の形態で
は、デジタルコンテンツを暗号化する際に、誘導先のW
ebサイトの情報であるURL(Uniform Resource Loc
ator)をアクセス先指定情報としてデジタルコンテンツ
に付加する。ユーザがデジタルコンテンツを再生しよう
とするとき、コンテンツの復号に必要な復号化キーがな
い場合には、デジタルコンテンツに付加されたURLを
基にスポンサーのWebサイトへアクセスさせ、このW
ebサイトにおいてユーザが特定の条件を満たせば、運
営者からユーザへ復号化キーを提供するようにしてい
る。ユーザは、復号化キーに設定された有効期限内なら
ばオフラインで自由にコンテンツの視聴が可能となる。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態となるウエブサイト誘導システムの構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態のウエブサイト誘導シス
テムは、システムの運営者が運営し、コンテンツ提供者
から提供されたデジタルコンテンツを登録すると共に、
暗号化したデジタルコンテンツの配信及び復号化キーの
配信を行うウエブサイト誘導装置1と、コンテンツ提供
者が運営するコンテンツ提供サーバ2と、ユーザが所有
するユーザ端末装置3と、スポンサーが運営し、スポン
サーのWebサイトの格納場所となるスポンサーサイト
サーバ4と、ウエブサイト誘導装置1とコンテンツ提供
サーバ2とユーザ端末装置3とスポンサーサイトサーバ
4とを相互に接続するインターネット等のネットワーク
5とを有している。
【0019】ウエブサイト誘導装置1は、コンテンツ蓄
積サーバ11と、コンテンツ処理サーバ12と、コンテ
ンツ配信サーバ13と、ユーザ情報管理サーバ14とか
ら構成される。コンテンツ蓄積サーバ11は、ユーザ端
末装置3に配信する、音楽コンテンツや映像コンテンツ
やソフトウェア等のバイナリデータの配信用デジタルコ
ンテンツと、スポンサーがユーザに代わって代金を負担
する配信用デジタルコンテンツを選択するためのプレビ
ュー用デジタルコンテンツとを蓄積している。
【0020】コンテンツ処理サーバ12は、コンテンツ
提供サーバ2にネットワーク5経由でデジタルコンテン
ツのアップロード環境を提供し、コンテンツ提供サーバ
2からアップロードされたデジタルコンテンツの中から
スポンサーに適したデジタルコンテンツを自動的に選択
して暗号化を行って配信用暗号化デジタルコンテンツを
生成するか、あるいはスポンサーが選択したデジタルコ
ンテンツに暗号化を行って配信用暗号化デジタルコンテ
ンツを生成する。
【0021】ネットワーク5と接続されたコンテンツ配
信サーバ13は、プレビュー用デジタルコンテンツをス
ポンサーサイトサーバ4に配信し、配信用暗号化デジタ
ルコンテンツをユーザ端末装置3に配信し、さらに配信
用暗号化デジタルコンテンツの再生に必要な復号化キー
をユーザ端末装置3に配信する。ユーザ情報管理サーバ
14は、復号化キーを生成する。また、ユーザ情報管理
サーバ14は、蓄積したユーザ情報をデータマイニング
し、分析結果情報を生成して、この情報をスポンサーが
ネットワーク5経由で取り出せる環境を提供する。ま
た、スポンサーサイトサーバ4は、スポンサーのWeb
サイトのデータを格納している。
【0022】以下、図1のウエブサイト誘導システムの
動作を順に説明する。図2は図1のウエブサイト誘導シ
ステムの動作を説明するためのフローチャート図であ
る。最初に、コンテンツ処理サーバ12は、配信用デジ
タルコンテンツとプレビュー用デジタルコンテンツとを
生成する(図2ステップ101)。図3はこの配信用デ
ジタルコンテンツの生成方法を説明するためのフローチ
ャート図である。
【0023】コンテンツ処理サーバ12は、コンテンツ
提供サーバ2に対して、例えばWAV、MP3、AV
I、MOV、ASF等のファイル形式のデジタルコンテ
ンツのアップロード環境を提供することにより、コンテ
ンツ提供者を募集する。この募集に応じてコンテンツ提
供者は、提供されたアップロード環境を利用して、デジ
タルコンテンツをウエブサイト誘導装置1へアップロー
ドし、有償配信を希望するデジタルコンテンツの登録を
行う(図3ステップ201)。
【0024】すなわち、コンテンツ提供者がコンテンツ
提供サーバ2に接続された端末装置(不図示)を操作し
て、ウエブサイト誘導システムの運営者(ウエブサイト
誘導装置1の運営者)のWebサイトにアクセスする
と、コンテンツ処理サーバ12は、デジタルコンテンツ
を登録するためのWebページのファイルをコンテンツ
配信サーバ13及びネットワーク5を介してコンテンツ
提供サーバ2へ送信する。これにより、コンテンツ提供
者の端末装置の画面に運営者のWebページが表示され
る。
【0025】コンテンツ提供者は、表示されたWebペ
ージを見ながら、配信を希望するデジタルコンテンツの
名称、デジタルコンテンツの分野を示す属性、デジタル
コンテンツの有効期限、スポンサーのWebサイトの承
認判断基準等のデジタルコンテンツ関連情報をコンテン
ツ毎に端末装置に入力し、入力後、前記デジタル関連情
報に対応するデジタルコンテンツの送信を開始させる。
こうして、音楽コンテンツや映像コンテンツ等のデジタ
ルコンテンツとこれに対応するデジタルコンテンツ関連
情報とがコンテンツ提供サーバ2からネットワーク5を
介してウエブサイト誘導装置1へ送信される。
【0026】なお、デジタルコンテンツの分野について
は、例えばスポーツや演劇といった分野の例示がWeb
ページ上で表示されており、コンテンツ提供者は、表示
された例示の中から該当する分野を選択するようになっ
ている。また、スポンサーのWebサイトの承認判断基
準とは、ユーザの誘導先となるWebサイトを指定する
条件であり、HTML(Hyper Text Markup Language)
ページの総バイト数あるいはアンケートの項目数等があ
る。この承認条件は、提供するデジタルコンテンツに適
しないスポンサーを拒否するために設定される。
【0027】例えば、スポンサーのWebサイトにおい
て要求されるアンケートの量が膨大なものであれば、ユ
ーザは、アンケートの回答を拒否することが考えられ
る。この場合、ユーザは、ウエブサイト誘導装置1から
配信された配信用暗号化デジタルコンテンツを復号でき
ないが、コンテンツ提供者にもコンテンツの代金が支払
われなくなる。そこで、コンテンツ提供者は、スポンサ
ーのWebサイトの承認判断基準を設定することで、自
身にとって不適当なWebサイトを拒否することができ
るようになっている。
【0028】コンテンツ処理サーバ12は、コンテンツ
配信サーバ13によって受信されたデジタルコンテンツ
とデジタルコンテンツ関連情報とを蓄積する。以上で、
コンテンツ提供者からウエブサイト誘導システムの運営
者(ウエブサイト誘導装置1の運営者)へのデジタルコ
ンテンツの登録が終了する。
【0029】続いて、コンテンツ処理サーバ12は、コ
ンテンツ提供サーバ2から送られたデータを受信する
と、受信したオリジナルコンテンツを所定のファイル形
式にフォーマット変換した後、フォーマット変換したオ
リジナルコンテンツの例えば一部を切り出すことでプレ
ビュー用デジタルコンテンツを生成する(ステップ20
2)。コンテンツ蓄積サーバ11は、コンテンツ処理サ
ーバ12によって生成されたプレビュー用デジタルコン
テンツを蓄積する。
【0030】次に、コンテンツ処理サーバ12は、スポ
ンサーサイトサーバ4に対して、ネットワーク5を介し
た登録済みデジタルコンテンツの選択環境を提供するこ
とにより、スポンサーを募集する。この募集に興味を示
したスポンサーは、スポンサーサイトサーバ4に接続さ
れた端末装置(不図示)を操作して、運営者のWebサ
イトにアクセスする。
【0031】スポンサーが運営者のWebサイトにアク
セスすると(ステップ203においてYES)、コンテ
ンツ処理サーバ12は、デジタルコンテンツを選択する
ためのWebページのファイルをコンテンツ配信サーバ
13及びネットワーク5を介してスポンサーサイトサー
バ4へ送信する。これにより、スポンサーの端末装置の
画面に運営者のWebページが表示される(ステップ2
04)。
【0032】このWebページには、スポンサーが後援
するデジタルコンテンツの選択をシステムの運営者に委
ねる自動マッチングと、スポンサーがデジタルコンテン
ツを自主的に選択する手動マッチングのいずれか一方を
選ぶよう促す選択メッセージが表示されている。
【0033】この選択メッセージに応じてスポンサーが
端末装置を操作して自動マッチングを選択すると(ステ
ップ205においてYES)、コンテンツ処理サーバ1
2は、ユーザの誘導先となるスポンサーのWebサイト
のURLと、スポンサーがターゲットとするユーザと関
連性があるデジタルコンテンツの分野を示す属性と、前
述したWebサイトの承認判断基準とをスポンサーに入
力するように促す入力メッセージをスポンサーサイトサ
ーバ4へ送信する。
【0034】スポンサーは、Webページに表示された
入力メッセージを見て、WebサイトのURLとデジタ
ルコンテンツの属性とWebサイトの承認判断基準とを
端末装置に入力する(ステップ206)。これにより、
スポンサーのWebサイトのURLとデジタルコンテン
ツの属性とWebサイトの承認判断基準とがスポンサー
サイトサーバ4からネットワーク5を介してウエブサイ
ト誘導装置1へ送信される。なお、このときも、例えば
スポーツや演劇といった分野の例示がWebページ上で
表示されるので、スポンサーは、表示された例示の中か
ら該当する分野を選択するようになっている。
【0035】コンテンツ処理サーバ12は、コンテンツ
配信サーバ13がスポンサーのWebサイトのURLと
デジタルコンテンツの属性とWebサイトの承認判断基
準とを受信すると、自動マッチングを開始する(ステッ
プ207)。図4はこの自動マッチングの概念を説明す
るための図である。自動マッチング処理において、コン
テンツ処理サーバ12は、スポンサーサイトサーバ4か
ら送信された属性を基に前記関連情報を検索して、属性
が一致するコンテンツを登録済みのデジタルコンテンツ
中から選択する。
【0036】例えば、「A」という属性がスポンサーサ
イトサーバ4から送られてきたとき、コンテンツ処理サ
ーバ12は、同一の属性「A」が関連情報として登録さ
れているデジタルコンテンツを選択する。図4の例で
は、「車自慢」、「チューニング紹介」という名称のコ
ンテンツが選択される。
【0037】なお、自動マッチングにあたっては、属性
が同一であっても、Webサイトの承認判断基準が合致
しないデジタルコンテンツは選択から除かれ、結果とし
てコンテンツ提供者が設定した条件に合致しないWeb
サイトは拒否される。
【0038】次に、コンテンツ処理サーバ12は、選択
したデジタルコンテンツの名称、属性、有効期限及び広
告料等の情報をコンテンツ配信サーバ13及びネットワ
ーク5を介してスポンサーサイトサーバ4へ送信する。
これにより、スポンサーの端末装置の画面に運営者によ
って選択されたデジタルコンテンツの情報が表示される
(ステップ208)。
【0039】スポンサーは、Webページに表示された
デジタルコンテンツの情報を見て、運営者により選択さ
れたデジタルコンテンツについて指定された広告料を支
払うことを承認するメッセージを端末装置に入力する
(ステップ209)。なお、このとき、Webページに
表示されたデジタルコンテンツのうち、必要なものだけ
をスポンサーが選んで承認を与えるようにしてもよい。
【0040】コンテンツ処理サーバ12は、スポンサー
の承認が得られたフォーマット変換済みのオリジナルコ
ンテンツを暗号化し、この暗号化したデジタルコンテン
ツにスポンサーが指定したURLを付加することで配信
用暗号化デジタルコンテンツを生成する(ステップ21
0)。
【0041】そして、コンテンツ処理サーバ12は、ス
ポンサーの承認が得られたデジタルコンテンツの提供者
(コンテンツ提供サーバ2)に対して、スポンサーが決
定したことを通知する(ステップ211)。この通知に
より、コンテンツ提供者は、自身が提供者したデジタル
コンテンツのスポンサーを知ることができる。以上で、
自動マッチングによる配信用暗号化デジタルコンテンツ
の生成処理が終了する。
【0042】図5は手動マッチングの概念を説明するた
めの図である。選択メッセージに応じてスポンサーが端
末装置を操作して手動マッチングを選択すると(ステッ
プ205においてNO)、コンテンツ処理サーバ12
は、Webサイトの承認判断基準を要求するメッセージ
をコンテンツ配信サーバ13及びネットワーク5を介し
てスポンサーサイトサーバ4へ送信する(ステップ21
2)。このメッセージに応じて、スポンサーは、自身の
Webサイトの承認判断基準を端末装置に入力する。
【0043】Webサイトの承認判断基準をスポンサー
サイトサーバ4から受け取ったコンテンツ処理サーバ1
2は、登録済みの各デジタルコンテンツに対応する前記
関連情報のうちデジタルコンテンツの名称、属性及び有
効期限と、各デジタルコンテンツ広告料とからなる登録
済みデジタルコンテンツの一覧情報をコンテンツ配信サ
ーバ13及びネットワーク5を介してスポンサーサイト
サーバ4へ送信する。これにより、スポンサーの端末装
置の画面に登録済みのデジタルコンテンツの一覧が表示
される(ステップ213)。
【0044】なお、手動マッチングにあたっては、登録
済みであっても、Webサイトの承認判断基準が合致し
ないデジタルコンテンツは上記一覧から除かれ、結果と
してコンテンツ提供者が設定した条件に合致しないWe
bサイトは拒否される。
【0045】スポンサーは、表示されたデジタルコンテ
ンツの一覧を見て、興味があるデジタルコンテンツのプ
レビューを要求するメッセージを端末装置に入力する。
コンテンツ処理サーバ12は、スポンサーからのプレビ
ュー要求があると(ステップ214においてYES)、
プレビューを要求されたコンテンツに対応するプレビュ
ー用デジタルコンテンツをコンテンツ蓄積サーバ11か
ら取り出して、コンテンツ配信サーバ13及びネットワ
ーク5を介してスポンサーサイトサーバ4へ送信する
(ステップ215)。これにより、スポンサーは、端末
装置でプレビュー用デジタルコンテンツを見たり、聴い
たりすることができる。なお、このプレビューは、ダウ
ンロードかストリーミングかを選択可能である。
【0046】スポンサーは、プレビュー用デジタルコン
テンツを視聴した結果、自身のWebサイトに適したコ
ンテンツであると判断すれば、このデジタルコンテンツ
について指定された広告料を支払うことを承認するメッ
セージを端末装置に入力する(ステップ216)。
【0047】コンテンツ処理サーバ12は、スポンサー
の承認が得られたフォーマット変換済みのオリジナルコ
ンテンツを暗号化し、この暗号化したデジタルコンテン
ツにスポンサーが指定したURLを付加することで配信
用暗号化デジタルコンテンツを生成する(ステップ21
7)。
【0048】そして、コンテンツ処理サーバ12は、ス
ポンサーの承認が得られたデジタルコンテンツの提供者
に対して、スポンサーが決定したことを通知する(ステ
ップ218)。以上で、手動マッチングによる配信用暗
号化デジタルコンテンツの生成処理が終了する。
【0049】次に、コンテンツ蓄積サーバ11は、コン
テンツ処理サーバ12によって生成された配信用暗号化
デジタルコンテンツを蓄積する(図2ステップ10
2)。コンテンツ配信サーバ13は、ユーザ端末装置3
に対してネットワーク5を介した配信用暗号化デジタル
コンテンツのダウンロード環境を提供する。
【0050】すなわち、ユーザがユーザ端末装置3を操
作して、運営者のWebサイトにアクセスすると、コン
テンツ配信サーバ13は、ユーザが所望のデジタルコン
テンツを選択するためのWebページのファイルをネッ
トワーク5を介してユーザ端末装置3へ送信する。これ
により、ユーザ端末装置3の画面に運営者のWebペー
ジが表示される。
【0051】ユーザは、表示されたWebページを見
て、配信を希望するデジタルコンテンツをWebページ
上で選択する。コンテンツ配信サーバ13は、ユーザか
らの配信要求があると(ステップ103においてYE
S)、要求されたコンテンツに該当する配信用暗号化デ
ジタルコンテンツをコンテンツ蓄積サーバ11に要求し
て、コンテンツ蓄積サーバ11から受け取った配信用暗
号化デジタルコンテンツをネットワーク5を介してユー
ザ端末装置3へ送信する(ステップ104)。ユーザ端
末装置3は、受信した配信用暗号化デジタルコンテンツ
を蓄積する。
【0052】次に、ユーザ端末装置3は、ダウンロード
した配信用暗号化デジタルコンテンツの再生要求がユー
ザから発せられると(ステップ105においてYE
S)、配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な
復号化キーを有していないため、所定のプログラムに従
って、配信用暗号化デジタルコンテンツに付加されてい
るURLを基にスポンサーのWebサイトへのアクセス
を行う(ステップ106)。こうして、ユーザ端末装置
3の画面には、スポンサーのサイトのWebページが表
示される。
【0053】このとき、スポンサーのWebサイトへの
アクセスに伴って、スポンサーサイトサーバ4には、ユ
ーザ端末装置3のOSレジストリ内に格納されている、
端末装置3に固有の端末情報が送られる。これにより、
スポンサーサイトサーバ4(スポンサー)は、Webサ
イトにアクセスしているユーザ端末装置3(ユーザ)を
識別することができる。
【0054】ユーザは、ユーザ端末装置3の画面に表示
されたWebページを見て、スポンサーのWebサイト
に予め設定されている条件(例えばアンケートの回答な
ど)に応じてユーザ端末装置3の操作を行う。ユーザが
要求された設定条件を満たすと(ステップ107におい
てYES)、スポンサーサイトサーバ4は、図6に示す
ように、ユーザが設定条件を満たしたことをコンテンツ
配信サーバ13に通知する。この通知には前記端末情報
が含まれている。
【0055】コンテンツ配信サーバ13は、スポンサー
サイトサーバ4からの通知を受けると、前記端末情報に
よって識別したユーザの復号化キーを生成するようユー
ザ情報管理サーバ14に対して要求する。ユーザ情報管
理サーバ14は、あらかじめユーザの情報を登録、蓄積
しており、この情報に含まれる前記端末情報を基に暗号
用の秘密鍵を暗号化して復号化キーを生成し、この復号
化キーをコンテンツ配信サーバ13へ返送する。
【0056】コンテンツ配信サーバ13は、ユーザ情報
管理サーバ14から受け取った復号化キーをネットワー
ク5を介してユーザ端末装置3へ送信する(ステップ1
08)。ユーザ端末装置3は、ウエブサイト誘導装置1
から受け取った復号化キーを自動的に登録する。
【0057】続いて、ユーザ端末装置3は、この復号化
キーを自装置の端末情報を用いて復号して秘密鍵を取得
し、蓄積している配信用暗号化デジタルコンテンツを秘
密鍵を用いて復号して、デジタルコンテンツの再生を開
始する(ステップ109)。こうして、ユーザは、配信
されたデジタルコンテンツを視聴することができる。
【0058】なお、ユーザ情報管理サーバ14は、復号
化キーを生成する際に、コンテンツ提供者によって指定
された有効期限(年月日等)を復号化キーに設定する。
したがって、ユーザ端末装置3は、復号化キーの有効期
限内であれば、ユーザからの再生要求がある度に、配信
用暗号化デジタルコンテンツを復号して再生するが、復
号化キーの有効期限が切れている場合には、再生を拒否
する。
【0059】次に、スポンサーは、運営者に対してスポ
ンサーのWebサイトの結果情報を要求することができ
る。スポンサーは、自身のWebサイトにおいて入力要
求し、これに応じてユーザが入力した情報を自身が運営
するスポンサーサイトサーバ4に蓄積する場合と、ウエ
ブサイト誘導装置1のユーザ情報管理サーバ14に蓄積
を依頼する場合のいずれか一方をあらかじめ選択するこ
とができる。
【0060】スポンサーは、Webサイトにおいてユー
ザが入力した情報を自身のスポンサーサイトサーバ4に
蓄積している場合には、自身が後援しているデジタルコ
ンテンツの利用状況等の情報を前記結果情報として運営
者に要求することができる。また、スポンサーは、We
bサイトにおいてユーザが入力した情報の蓄積を運営者
に依頼している場合には、ユーザが入力した情報とデジ
タルコンテンツの利用状況等の情報を前記結果情報とし
て運営者に要求することができる。
【0061】ユーザ情報管理サーバ14は、スポンサー
サイトサーバ4からの情報要求があると(ステップ11
0においてYES)、要求された結果情報をコンテンツ
配信サーバ13及びネットワーク5を介してスポンサー
サイトサーバ4へ送信する(ステップ111)。このと
き、ユーザ情報管理サーバ14は、結果情報をSSL
(Secure Sockets Layer)などの安全な通信手法で返送
する。
【0062】以上のように、本発明では、ユーザがネッ
トワーク5を介してダウンロードした配信用暗号化デジ
タルコンテンツを初めて再生すると、強制的に誘導先の
Webサイトにアクセスさせ、このWebサイトでユー
ザが広告情報の閲覧やアンケート回答など特定の条件を
満たせば、復号化キーがネットワーク5を介してユーザ
端末装置3へ送信される。以後、ユーザは、復号化キー
の有効期限が切れるまで、何度でもオフラインで配信用
暗号化デジタルコンテンツを視聴することが可能とな
る。
【0063】また、配信用暗号化デジタルコンテンツの
再生に必要な復号化キーの生成時に、ユーザ端末装置3
に固有の端末情報を用いることにより、配信用暗号化デ
ジタルコンテンツが第3者に不正に配布されたとして
も、第3者は自端末装置の端末情報を用いた復号化キー
を取得しない限り、配信用暗号化デジタルコンテンツを
復号して再生することができず、結果として配信用暗号
化デジタルコンテンツを再生しようとすると、正規のユ
ーザと同様にWebサイトへ誘導され、Webサイトに
おける特定の条件を満たす操作を強制される。
【0064】したがって、本発明では、近年デジタルコ
ンテンツ流通業界において問題となっているメール添付
や事業者を介さないユーザ同士のコンテンツファイル交
換ソフトを用いたコンテンツの不正配布を、広告効果拡
大に寄与する仕組みに転換することが可能となる。な
お、コンテンツ配信サーバ13は、端末情報によってユ
ーザを識別できるので、不正なユーザによるデジタルコ
ンテンツの利用を拒否するために、復号化キーの生成・
送信を拒否することもできる。
【0065】また、本発明では、配信用暗号化デジタル
コンテンツを生成する際に、スポンサーが指定した属性
と同一の属性を有するデジタルコンテンツを自動的に選
択する自動マッチング機能により、スポンサーはデジタ
ルコンテンツの選択をシステムの運営者に委託すること
ができ、ターゲットを絞った効果的な広告効果が期待で
きる。これにより、例えばスポンサーが自動車メーカで
あれば、登録済みのデジタルコンテンツの中から自動車
の映像コンテンツを自動的に選択するといった自動マッ
チングが実現できる。
【0066】また、スポンサーにプレビュー用デジタル
コンテンツを送信し、スポンサーがプレビュー用デジタ
ルコンテンツを視聴して、適切であると判断したデジタ
ルコンテンツを選択する手動マッチング機能により、ス
ポンサーはターゲットを絞り込んだより効率的かつ確実
なマーケティングを行うことが可能となる。
【0067】本発明によれば、ユーザは、図7に示すよ
うに、広告の閲覧やアンケート回答等を行う代わりに、
無料でデジタルコンテンツを視聴することができる。コ
ンテンツ提供者は、自身のコンテンツを無料で公表する
場を提供され、さらにユーザの人気に応じた報酬を得る
こともできる。
【0068】スポンサーは、広告の費用対効果を確実に
得ることができ、かつWebサイトにおいてユーザが入
力した情報や、デジタルコンテンツの利用状況等の情報
を得ることができる。そして、システムの運営者は、ス
ポンサーからの広告料とコンテンツ提供者への報酬との
差額を得ることができ、さらに回線や端末商品の販売に
つなげることもできる。
【0069】[実施の形態の2]図8は本発明の第2の
実施の形態となるウエブサイト誘導システムの構成を示
すブロック図であり、図1と同様の構成には同一の符号
を付してある。以下、本実施の形態のウエブサイト誘導
システムの動作を順に説明する。図9は図8のウエブサ
イト誘導システムの動作を説明するためのフローチャー
ト図である。
【0070】最初に、ウエブサイト誘導装置1のコンテ
ンツ処理サーバ12は、コンテンツ提供サーバ2に対し
て、例えばWAV、MP3、AVI、MOV、ASF等
のファイル形式のデジタルコンテンツのアップロード環
境を提供することにより、コンテンツ提供者を募集す
る。この募集に応じてコンテンツ提供者は、ウエブサイ
ト誘導システムの運営者(ウエブサイト誘導装置1の運
営者)のWebサイトにアクセスし(図9ステップ30
1においてYES)、提供されたアップロード環境を利
用して、デジタルコンテンツをウエブサイト誘導装置1
へアップロードし、有償配信を希望するデジタルコンテ
ンツの登録を行う(ステップ302)。
【0071】すなわち、コンテンツ提供者が提供者端末
装置6を操作して、ウエブサイト誘導システムの運営者
のWebサイトにアクセスすると、コンテンツ処理サー
バ12は、デジタルコンテンツを登録するためのWeb
ページのファイルをコンテンツ配信サーバ13及びネッ
トワーク5を介してコンテンツ提供サーバ2へ送信す
る。これにより、提供者端末装置6の画面に運営者のW
ebページが表示される。
【0072】コンテンツ提供者は、表示されたWebペ
ージを見ながら、提供者端末装置6を操作して、ユーザ
に配信する配信用デジタルコンテンツのファイル名、こ
の配信用デジタルコンテンツの配信方式(ダウンロード
又はストリーミング)、配信用デジタルコンテンツの見
本(サンプル版)となるプレビュー用デジタルコンテン
ツのファイル名、このプレビュー用デジタルコンテンツ
の配信方式、配信用デジタルコンテンツが動画の場合の
見本となるサムネイル静止画のファイル名、配信用デジ
タルコンテンツのカテゴリ(動画、静止画、音楽等)、
デジタルコンテンツのジャンル(例えば映画やドラマ
等)、スポンサーに対する条件、ユーザ1人あたりのコ
ンテンツ料金、コンテンツを後援する権利(以下、後援
権とする)を付与可能なスポンサーの最大人数であるス
ポンサー数、デジタルコンテンツのタイトル、デジタル
コンテンツの作成者名、作成者の連絡先(URL等)、
デジタルコンテンツの著作権者名、コンテンツ検索のた
めのキーワードなどのコンテンツ関連情報を入力する。
前記スポンサーに対する条件は、前述の承認判断基準と
同様のものである。
【0073】コンテンツ関連情報の入力後、コンテンツ
提供者は、オリジナルコンテンツの送信を開始させる。
こうして、オリジナルコンテンツがコンテンツ提供サー
バ2からネットワーク5を介してウエブサイト誘導装置
1へ送信されると共に、このオリジナルコンテンツに対
応するコンテンツ関連情報が提供者端末装置6からコン
テンツ提供サーバ2及びネットワーク5を介してウエブ
サイト誘導装置1へ送信される(ステップ302)。
【0074】コンテンツ処理サーバ12は、コンテンツ
提供サーバ2から送られたデータを受信すると、受信し
たオリジナルコンテンツを所定のファイル形式にフォー
マット変換した後、フォーマット変換したオリジナルコ
ンテンツから配信用デジタルコンテンツを生成すると共
に、オリジナルコンテンツの例えば一部を切り出すこと
でプレビュー用デジタルコンテンツを生成する。また、
コンテンツ処理サーバ12は、オリジナルコンテンツが
動画の場合、オリジナルコンテンツからサムネイル静止
画を抽出する。配信用デジタルコンテンツ、プレビュー
用デジタルコンテンツ、サムネイル静止画の3種類のコ
ンテンツをオリジナルコンテンツから生成するための各
生成条件は、例えばコンテンツ提供者によって指定され
る。
【0075】そして、コンテンツ処理サーバ12は、生
成した配信用デジタルコンテンツ、プレビュー用デジタ
ルコンテンツ及びサムネイル静止画と、コンテンツ関連
情報とをコンテンツ蓄積サーバ11に送る。コンテンツ
蓄積サーバ11は、受信した配信用デジタルコンテン
ツ、プレビュー用デジタルコンテンツ及びサムネイル静
止画を蓄積すると共に、受信したコンテンツ関連情報を
コンテンツデータベース(以下、コンテンツDBとす
る)に登録する(ステップ303)。
【0076】図10はコンテンツDBの構造を示す図で
ある。コンテンツDBには、前記コンテンツ関連情報と
共に、デジタルコンテンツの識別番号(以下、コンテン
ツIDとする)とコンテンツ提供者の識別番号(以下、
提供者IDとする)とが登録される。これらの情報は、
コンテンツの登録時に記録される。
【0077】また、コンテンツDBには、プレビュー用
デジタルコンテンツがスポンサー又はユーザによって視
聴された回数であるアクセス数、配信用デジタルコンテ
ンツがユーザによってダウンロードされた回数であるダ
ウンロード数、プレビュー用デジタルコンテンツあるい
は配信用デジタルコンテンツにアクセスしたユーザのユ
ーザID、プレビュー用デジタルコンテンツを視聴した
ユーザが電子掲示板(Bulletin Board System 、以下、
BBSとする)に書き込んだ内容、配信用デジタルコン
テンツを視聴したユーザがBBSに書き込んだ内容が登
録される。これらの情報は、後述のように、ユーザから
のアクセス、BBSへの書き込みに応じて随時記録され
る。
【0078】さらに、コンテンツDBには、コンテンツ
の後援権に対する入札情報と誘導先指定情報が登録され
る。これらについては後述する。図10に示すようなコ
ンテンツDBのレコードがコンテンツ毎に生成される。
以上で、コンテンツの登録が終了する。以下、登録が終
了したデジタルコンテンツを登録コンテンツと呼ぶ。
【0079】次に、コンテンツ配信サーバ13は、ユー
ザ端末装置3に対してネットワーク5を介したデジタル
コンテンツのダウンロード環境を提供する。ウエブサイ
ト誘導システムに登録されていないユーザがユーザ端末
装置3を操作して、運営者のWebサイトにアクセスす
ると(図9ステップ304,305においてYES)、
コンテンツ配信サーバ13は、ユーザ登録処理を行う
(ステップ306)。図11はユーザ登録処理を説明す
るための図である。
【0080】図11において、「<」,「>」は処理の
方向を示す。例えばステップ401では、コンテンツ配
信サーバ13からユーザ端末装置3の方向に処理が行わ
れることを示す。ユーザ登録処理において、コンテンツ
配信サーバ13は、ユーザ登録画面を生成して、生成し
たユーザ登録画面をネットワーク5を介してアクセス元
のユーザ端末装置3に送信する(図11ステップ40
1)。ユーザ登録画面は、ユーザ情報管理サーバ14に
格納されたユーザデータベース(以下、ユーザDBとす
る)の設定に基づいて生成される。
【0081】図12はユーザDBの構造を示す図であ
る。ユーザDBには、ウエブサイト誘導システムに登録
された各ユーザに固有の識別番号(以下、ユーザIDと
する)、電子メールアドレス、性別、年齢層、居住地域
が登録される。さらに、ユーザDBには、ユーザの好き
なジャンルが登録され、各ジャンル毎にユーザが過去に
ダウンロードしたデジタルコンテンツのコンテンツID
が登録される。図12に示すようなユーザDBのレコー
ドがユーザ毎に生成される。
【0082】コンテンツ配信サーバ13は、予め定めら
れたユーザDBのレコードの構造に従って、新規のユー
ザに各登録項目(電子メールアドレス、性別、年齢層、
居住地域)の入力を促すユーザ登録画面を生成する。ユ
ーザがユーザ端末装置3の画面に表示されたユーザ登録
画面を見て、各登録項目の情報を入力すると、入力され
たユーザ情報はユーザ端末装置3からネットワーク5を
介してウエブサイト誘導装置1へ送信される(ステップ
402)。
【0083】コンテンツ配信サーバ13は、受信したユ
ーザ情報をユーザ情報管理サーバ14へ転送し、ユーザ
情報管理サーバ14は、受信したユーザ情報をユーザD
Bの新規レコードに格納する(ステップ403)。そし
て、コンテンツ配信サーバ13は、ユーザDBに新規登
録されたユーザのユーザIDに応じて、このユーザID
に対応するクッキー(Cookie)情報を生成し、生成した
クッキー情報をアクセス元のユーザ端末装置3に送信す
る。ユーザ端末装置3は、受信したクッキー情報を保存
する(ステップ404)。以上で、ユーザ登録処理が終
了する。
【0084】次に、コンテンツ配信サーバ13は、スポ
ンサー端末装置7に対して登録コンテンツの選択環境を
提供することにより、スポンサーを募集する。すなわ
ち、スポンサー(ここでは、スポンサーAとする)がス
ポンサー端末装置7を操作して、運営者のWebサイト
にアクセスしたとき(図9ステップ307においてYE
S)、コンテンツ配信サーバ13は、クッキー情報やス
ポンサーの識別番号(以下、スポンサーIDとする)に
よりスポンサーからのアクセスであると判断した場合、
スポンサー決定処理を行う(ステップ308)。図1
3、図14はスポンサー決定処理を説明するための図で
ある。
【0085】スポンサー決定処理において、コンテンツ
配信サーバ13は、スポンサー向けに図15に示すよう
なスポンサー待ちコンテンツ一覧画面を生成して、生成
したスポンサー待ちコンテンツ一覧画面をネットワーク
5を介してアクセス元のスポンサー端末装置7に送信す
る(図13ステップ501)。スポンサー待ちコンテン
ツ一覧画面は、コンテンツ蓄積サーバ11に格納された
コンテンツDBに基づいて生成される。
【0086】ステップ501において、コンテンツ配信
サーバ13は、スポンサー待ちコンテンツ一覧画面を生
成する際、配信用コンテンツのファイル名、作成者名、
著作権者名等のコンテンツ関連情報を登録コンテンツ毎
にコンテンツDBから取得して、取得したコンテンツ関
連情報をスポンサー待ちコンテンツ一覧画面の対応する
コンテンツの箇所に表示する。また、登録コンテンツが
動画の場合には、対応するサムネイル静止画をコンテン
ツ関連情報と共に表示する。
【0087】さらに、コンテンツ配信サーバ13は、ス
ポンサーがプレビュー用デジタルコンテンツの視聴を要
求するための「プレビュー」というボタンと、スポンサ
ーが後援するコンテンツを決定するための「スポンサー
する」というボタンを各登録コンテンツ毎に表示する。
こうして、図15に示すように、各コンテンツ毎にコン
テンツ関連情報とサムネイル静止画が付記されたスポン
サー待ちコンテンツ一覧画面が表示される。
【0088】スポンサーAは、スポンサー端末装置7の
画面に表示されたスポンサー待ちコンテンツ一覧画面を
見て、あるコンテンツに興味をもった場合、スポンサー
端末装置7を操作して、該当コンテンツの「プレビュ
ー」と表示された箇所をクリックする。これにより、該
当コンテンツのコンテンツIDを含むプレビュー要求が
スポンサー端末装置7からコンテンツ配信サーバ13へ
送信される(ステップ502)。
【0089】コンテンツ配信サーバ13は、スポンサー
からのプレビュー要求を受信すると、要求されたコンテ
ンツに対応するプレビュー用デジタルコンテンツの送信
をコンテンツ蓄積サーバ11に要求する(ステップ50
3)。コンテンツ蓄積サーバ11は、要求されたプレビ
ュー用デジタルコンテンツをコンテンツ配信サーバ13
に送信し(ステップ504)、コンテンツ配信サーバ1
3は、受信したプレビュー用デジタルコンテンツをアク
セス元のスポンサー端末装置7に転送する(ステップ5
05)。こうして、スポンサーAは、スポンサー端末装
置7でプレビュー用デジタルコンテンツを見たり、聴い
たりすることができる。
【0090】スポンサーAは、プレビュー用デジタルコ
ンテンツ及びサムネイル静止画の視聴結果と、スポンサ
ー待ちコンテンツ一覧画面に表示されたコンテンツ関連
情報とから、負担する費用に見合う宣伝効果が得られる
と判断した場合、スポンサー端末装置7を操作して、該
当コンテンツの「スポンサーする」と表示された箇所を
クリックする。これにより、該当コンテンツの後援権を
要求する後援権取得要求がスポンサー端末装置7からコ
ンテンツ配信サーバ13へ送信される(ステップ50
6)。
【0091】後援権取得要求を受信したコンテンツ配信
サーバ13は、コンテンツの後援権に対する入札情報と
誘導先指定情報の入力をスポンサーに促す入札情報登録
画面を生成して、生成した入札情報登録画面をネットワ
ーク5を介してアクセス元のスポンサー端末装置7に送
信する(ステップ507)。コンテンツの後援権に対す
る入札情報としては、スポンサーが指定したWebサイ
トに1人のユーザが誘導されたときスポンサーが支払う
金額と、総予算と、ユーザの誘導先となるWebサイト
の総バイト数などがある。また、誘導先指定情報として
は、誘導先Webサイト(本実施の形態ではスポンサー
が指定したWebサイト)のURLがある。
【0092】ステップ507において入札情報登録画面
を生成する際、コンテンツ配信サーバ13は、後援権取
得要求に含まれるコンテンツIDを基にコンテンツDB
の該当コンテンツのレコードを検索して、コンテンツ提
供者が設定したスポンサー条件及びユーザ1人あたりの
コンテンツ料金をコンテンツDBから取得すると共に、
このレコードに該当コンテンツの後援権取得オークショ
ンに入札中の他のスポンサーが登録されている場合に
は、この他のスポンサーの入札情報をコンテンツDBか
ら取得して、取得したスポンサー条件、ユーザ1人あた
りのコンテンツ料金及び入札情報を入札情報登録画面中
に表示する。
【0093】スポンサーAは、スポンサー端末装置7に
表示された入札情報登録画面を見て、コンテンツ提供者
から提示されたスポンサー条件及びユーザ1人あたりの
コンテンツ料金を基に自身の入札情報を決定するが、こ
のとき他のスポンサーの入札情報が表示されている場合
には、後援権を獲得すべく他のスポンサーよりも優位な
入札情報を決定して、決定した入札情報と誘導先指定情
報とをスポンサー端末装置7に入力する。入札情報と誘
導先指定情報は、スポンサー端末装置7からコンテンツ
配信サーバ13へ送信される(ステップ508)。な
お、誘導先指定情報は、ユーザの属性別(例えば性別や
年齢別)に入力することが可能である。
【0094】コンテンツ配信サーバ13は、入札情報と
誘導先指定情報とを受信すると、これらの情報をコンテ
ンツ蓄積サーバ11に送信する。コンテンツ蓄積サーバ
11は、スポンサーが後援権を要求したコンテンツに対
応するコンテンツDBのレコードに、受信したスポンサ
ーAの入札情報と誘導先指定情報とを記録してコンテン
ツDBを更新する(ステップ509)。コンテンツ蓄積
サーバ11は、後援権取得要求に含まれるコンテンツI
Dを基にコンテンツDBの該当コンテンツのレコードを
検索することができる。
【0095】コンテンツDBの更新後、コンテンツ配信
サーバ13は、入札情報登録画面を更新する(ステップ
510)。すなわち、コンテンツ配信サーバ13は、コ
ンテンツDBの更新後のレコードから該当コンテンツの
後援権取得オークションに入札中の全スポンサーの入札
情報を取得して、取得した入札情報を入札情報登録画面
中に表示する。こうして、既に入札中の他のスポンサー
に加えて、スポンサーAの入札情報が入札情報登録画面
に表示され、スポンサーAは、後援権取得オークション
に入札したことになる。
【0096】続いて、コンテンツ蓄積サーバ11は、コ
ンテンツDBに記録されたスポンサーの入札情報及び誘
導先指定情報に更新・追加があったことをコンテンツ提
供者に通知するようコンテンツ配信サーバ13に依頼す
る(ステップ511)。コンテンツ配信サーバ13は、
コンテンツ蓄積サーバ11から通知された更新内容(更
新・追加されたスポンサーAの入札情報及び誘導先指定
情報)を提供者端末装置6に送信して、新しいスポンサ
ーが名乗り出たことをコンテンツ提供者に通知する(ス
テップ512)。
【0097】通知を受けたコンテンツ提供者は、提供者
端末装置6を操作して運営者のWebサイトにアクセス
し、入札情報登録画面を呼び出して、自身が提供したコ
ンテンツの後援権取得オークションに入札中の全スポン
サーの入札情報及び誘導先指定情報を確認する(ステッ
プ513)。
【0098】後援権取得オークションには所定の期限
(例えば3日間)がコンテンツ提供者によって予め定め
られており、この期限が切れるまでは、後援権取得オー
クションに新たなスポンサーが入札したり、既に入札中
のスポンサーが後援権を獲得すべく入札情報を変更した
りすることが可能であり、ステップ507〜513の処
理が随時繰り返される。
【0099】後援権取得オークションの期限が切れた
後、コンテンツ提供者は、入札情報登録画面に表示され
た各スポンサーの入札情報を判断材料にして、コンテン
ツの後援権を付与するスポンサーを自身が設定したスポ
ンサー数の人数内で選択する。これにより、選択された
スポンサーのIDを含む後援決定情報が提供者端末装置
6からコンテンツ配信サーバ13に送信される(ステッ
プ514)。
【0100】コンテンツ配信サーバ13は、受信した後
援決定情報をコンテンツ蓄積サーバ11に転送すること
で、スポンサーが決定されたことをコンテンツ蓄積サー
バ11に通知する(ステップ515)。続いて、コンテ
ンツ配信サーバ13は、後援権が付与されたスポンサー
の端末装置7に後援決定情報と鍵発行要求スクリプトと
を送信することで、スポンサーに所望のコンテンツの後
援権が付与されたことを通知する(ステップ516)。
鍵発行要求スクリプトは、ユーザが誘導先Webサイト
に設定された条件を満たしたときユーザ端末装置3で実
行されるべきものである。
【0101】そして、コンテンツ蓄積サーバ11は、ス
ポンサーが決定したコンテンツに対応するコンテンツD
Bのレコード中の、前記スポンサーIDに対応するスポ
ンサーの入札情報及び誘導先指定情報に後援権付与を示
す情報を付加して、コンテンツDBを更新する(ステッ
プ517)。
【0102】以上で、スポンサー決定処理が終了する。
上記の説明では、後援権取得オークションの期限が切れ
たときに、スポンサーを決定しているが、コンテンツ提
供者は、期限内の任意の時点でスポンサーを決定しても
よい。この場合、決定したスポンサーの人数がコンテン
ツ提供者によって設定されたスポンサー数に達していな
ければ、後援権取得オークションの期限内である限り、
ステップ507〜514の後援権取得オークションが引
き続き行われる。したがって、後援権を獲得できなかっ
たスポンサーであっても、後援権取得オークションの期
限内であれば、後援権を獲得すべく新しい入札情報を提
示することで後援権取得オークションに参加することが
できる。
【0103】また、スポンサーは、入札情報で設定した
総予算の範囲内でコンテンツを後援することができる。
つまり、コンテンツ配信サーバ13は、後援権が付与さ
れたスポンサーの人数がコンテンツ提供者によって設定
されたスポンサー数に達した場合でも、スポンサーが設
定した総予算が消費されると、このスポンサーへの後援
権付与を解除する。例えば、スポンサーが設定した総予
算が10000円で、このスポンサーのサイトに1人の
ユーザが誘導されたときスポンサーが100円支払うと
すれば、100人のユーザをスポンサーサイトへ誘導し
た時点で総予算が消費される。
【0104】後援権付与が解除されてスポンサーに欠員
が生じた時点が後援権取得オークションの期限内でれ
ば、コンテンツ配信サーバ13は、後援権取得オークシ
ョンを再び開始する。以上のように、本実施の形態で
は、複数のスポンサーに後援権を与えることができる。
人気のあるコンテンツの場合、後援を希望するスポンサ
ーが複数現れる可能性があるので、コンテンツ提供者
は、各スポンサーの入札情報を判断材料にして、後援を
許可してもよいスポンサーを複数選択することができ
る。
【0105】次に、コンテンツ蓄積サーバ11は、スポ
ンサー決定処理で少なくとも1人のスポンサーが決定し
た配信用デジタルコンテンツをコンテンツ処理サーバ1
2に送ってコンテンツの暗号化を依頼する。コンテンツ
処理サーバ12は、受信した配信用デジタルコンテンツ
を暗号化し、この暗号化したコンテンツに所定のアクセ
ス先指定情報を付加することで配信用暗号化デジタルコ
ンテンツを生成する。コンテンツ蓄積サーバ11は、コ
ンテンツ処理サーバ12によって生成された配信用暗号
化デジタルコンテンツを蓄積し、このコンテンツが暗号
化されたことを示す情報をコンテンツDBの対応するレ
コードに記録する(図9ステップ309)。
【0106】実施の形態の1では、前記アクセス先指定
情報に相当するものとして、スポンサーのWebサイト
のURLを用いており、配信用暗号化デジタルコンテン
ツを再生しようとするユーザをスポンサーのWebサイ
トへ直接誘導している。これに対して、本実施の形態で
は、誘導先スポンサーサイトを選定する選定手段(選定
プログラム)へのアクセスをユーザに行わせた後、選定
手段で選定した誘導先スポンサーサイトにユーザを誘導
するようにしている。このため、本実施の形態では、ア
クセス先指定情報として、選定手段のURLを用いてい
る。なお、選定手段の格納場所は、ウエブサイト誘導装
置1内であればどこでもよいが、本実施の形態ではコン
テンツ蓄積サーバ11内に設けている。
【0107】次に、コンテンツ配信サーバ13は、ユー
ザ端末装置3に対してネットワーク5を介した配信用暗
号化デジタルコンテンツのダウンロード環境を提供す
る。すなわち、登録ユーザがユーザ端末装置3を操作し
て運営者のWebサイトにアクセスし、コンテンツの配
信を要求すると(ステップ310においてYES)、コ
ンテンツ配信サーバ13は、ダウンロード処理を行う
(ステップ311)。図16はダウンロード処理を説明
するための図である。
【0108】ダウンロード処理において、コンテンツ配
信サーバ13は、図17に示すような配信用コンテンツ
一覧画面を生成して、生成した配信用コンテンツ一覧画
面をアクセス元のユーザ端末装置3に送信する(図16
ステップ601)。このときの配信用コンテンツ一覧画
面も、前述のスポンサー待ちコンテンツ一覧画面と同様
に、コンテンツDBの情報に基づいて生成されるが、ス
ポンサー待ちコンテンツ一覧画面と異なるのは、登録ユ
ーザがコンテンツをダウンロードするための「ダウンロ
ード」というボタンが画面中に埋め込まれていることで
ある。こうして、図17に示すような配信用コンテンツ
一覧画面がユーザ端末装置3に表示される。
【0109】次に、ユーザは、ユーザ端末装置3を操作
して、所望のコンテンツを検索するためにキーワードや
ジャンル等の検索条件を入力する。この検索条件はユー
ザ端末装置3からコンテンツ配信サーバ13へ送信され
る(ステップ602)。コンテンツ配信サーバ13は、
コンテンツDBを検索し、受信した検索条件と一致する
条件が登録されたコンテンツのみを集めて配信用コンテ
ンツ一覧画面を作成し直し、作成した検索後の配信用コ
ンテンツ一覧画面をアクセス元のユーザ端末装置3へ送
信する(ステップ603)。
【0110】ユーザは、ユーザ端末装置3に表示された
検索後の配信用コンテンツ一覧画面を見て、あるコンテ
ンツに興味をもった場合、ユーザ端末装置3を操作し
て、配信用コンテンツ一覧画面上の該当コンテンツの
「ダウンロード」と表示された箇所をクリックする。こ
れにより、該当コンテンツのコンテンツIDを含む配信
要求がユーザ端末装置3からコンテンツ配信サーバ13
へ送信される(ステップ604)。
【0111】コンテンツ配信サーバ13は、ユーザから
の配信要求を受信すると、要求されたコンテンツに対応
する配信用暗号化デジタルコンテンツをコンテンツ蓄積
サーバ11に要求し(ステップ605)、コンテンツ蓄
積サーバ11は、要求された配信用暗号化デジタルコン
テンツを返送する(ステップ606)。そして、コンテ
ンツ配信サーバ13は、コンテンツ蓄積サーバ11から
受け取った配信用暗号化デジタルコンテンツをネットワ
ーク5を介してユーザ端末装置3へ送信する。ユーザ端
末装置3は、受信した配信用暗号化デジタルコンテンツ
を蓄積する(ステップ607)。
【0112】コンテンツ配信サーバ13は、ユーザから
の配信要求の発生に伴って、配信要求を発したユーザの
ダウンロード履歴を記録させるべく、ユーザ情報管理サ
ーバ14にダウンロード情報を送信する。ユーザ情報管
理サーバ14は、受信したダウンロード情報に基づい
て、ユーザDBの該当ユーザのレコードに配信要求され
たコンテンツのコンテンツIDを記録する(ステップ6
08)。ステップ310のアクセスにおいて、ユーザ端
末装置3からはクッキー情報が送信される。したがっ
て、ユーザ情報管理サーバ14は、クッキー情報に対応
するユーザIDを取得することができるので、このユー
ザIDを基にユーザDBの該当ユーザのレコードを検索
することができる。
【0113】続いて、コンテンツ配信サーバ13は、ユ
ーザからの配信要求の発生に伴って、配信要求されたコ
ンテンツのダウンロード数を1増加させ、かつ配信要求
を発したユーザのユーザIDをアクセス者IDとして記
録させるべく、コンテンツ蓄積サーバ11にダウンロー
ド情報を送信する。コンテンツ蓄積サーバ11は、受信
したダウンロード情報に基づいて、コンテンツDBの該
当コンテンツのレコードに記録されたダウンロード数を
1増加させると共に、このレコードに、配信要求を発し
たユーザのユーザIDを記録する(ステップ609)。
ユーザ端末装置3からはコンテンツIDを含む配信要求
が送信されるので、コンテンツ蓄積サーバ11は、この
コンテンツIDを基にコンテンツDBの該当コンテンツ
のレコードを検索することができる。以上で、ダウンロ
ード処理が終了する。
【0114】次に、ユーザ端末装置3は、ダウンロード
した配信用暗号化デジタルコンテンツの再生要求がユー
ザから発せられると(ステップ312においてYE
S)、配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な
復号化キーを有していないため、配信用暗号化デジタル
コンテンツに付加されているアクセス先指定情報を基に
コンテンツ蓄積サーバ11の選定手段にアクセスして、
再生要求されたコンテンツのコンテンツID及び自装置
に固有の端末情報と共に復号化キー要求を選定手段に送
信し、同時に前記クッキー情報を選定手段に送信する
(ステップ313)。
【0115】コンテンツ蓄積サーバ11の選定手段は、
ユーザ端末装置3からの復号化キー要求に応じて起動
し、このユーザ端末装置の誘導先を選定する選定処理を
行う(ステップ314)。図18は選定処理を説明する
ための図である。まず、コンテンツ蓄積サーバ11の選
定手段は、ユーザ端末装置3から受信したクッキー情報
をユーザ情報管理サーバ14に送信する(図18ステッ
プ701)。
【0116】ユーザ情報管理サーバ14は、クッキー情
報に対応するユーザIDを基にユーザDBを検索し、復
号化キー要求を発したユーザの情報をユーザDBから取
得してコンテンツ蓄積サーバ11に送る(ステップ70
2)。続いて、コンテンツ蓄積サーバ11の選定手段
は、ユーザ端末装置3から受信したコンテンツIDを基
にコンテンツDBを検索し、再生要求されたコンテンツ
に設定された誘導先指定情報のうち、後援権が付与され
たスポンサーが設定した誘導先指定情報をコンテンツD
Bから取得する(ステップ703)。
【0117】次に、コンテンツ蓄積サーバ11の選定手
段は、ユーザ情報管理サーバ14から受信したユーザ情
報とコンテンツDBから取得した誘導先指定情報とを照
らし合わせて、再生要求を発したユーザに最適な誘導先
スポンサーサイトを決定して、アクセス元のユーザ端末
装置3に通知する(ステップ704)。前述のように、
誘導先指定情報は、ユーザの属性別に設定することが可
能である。一方、ユーザ情報管理サーバ14から受信し
たユーザ情報には、再生要求を発したユーザの属性(性
別、年齢層、居住地域など)が含まれる。
【0118】例えば、男性というユーザ属性に対応して
「http://www.com/male.htm 」、女性というユーザ属性
に対応して「http://www.com/female.htm 」という誘導
先指定情報がコンテンツDBに設定されていて、再生要
求を発したユーザの属性が男性であった場合、コンテン
ツ蓄積サーバ11の選定手段は、「http://www.com/mal
e.htm 」という誘導先指定情報を選定する。また、男性
というユーザ属性に対応して「http://www.com/male.ht
m 」、東京の20代の女性というユーザ属性に対応して
「http://www.com/female.htm 」という誘導先指定情報
がコンテンツDBに設定されていて、再生要求を発した
ユーザの属性が女性であった場合、選定手段は、「htt
p://www.com/female.htm 」という誘導先指定情報を選
定する。
【0119】つまり、コンテンツ蓄積サーバ11の選定
手段は、再生要求を発したユーザの属性に対応する誘導
先指定情報を選定することで、誘導先スポンサーサイト
を選定し、選定した誘導先指定情報をユーザ端末装置3
に送信する。以上で、選定処理が終了する。
【0120】なお、前記再生要求されたコンテンツを後
援するスポンサーが複数存在する場合、コンテンツ蓄積
サーバ11の選定手段は、ユーザ1人あたりのスポンサ
ーの支払い額に比例して、ユーザを各スポンサーに振り
分ける。例えば、スポンサーAがユーザ1人あたり10
0円支払い、スポンサーBが60円支払うとすれば、ス
ポンサーAの誘導先指定情報を用いる割合を10、スポ
ンサーBの誘導先指定情報を用いる割合を6として、ユ
ーザの振り分けを行えばよい。
【0121】次に、ユーザ端末装置3は、受信した誘導
先指定情報を基に誘導先スポンサーサイトへのアクセス
を行う(図9ステップ315)。誘導先スポンサーサイ
トを格納しているスポンサーサイトサーバ4は、ユーザ
端末装置3からのアクセスに応じて、復号化キー発行処
理を行う(ステップ316)。図19は復号化キー発行
処理を説明するための図である。
【0122】復号化キー発行処理において、スポンサー
サイトサーバ4は、前述の鍵発行要求スクリプトを含む
Webページのファイルをアクセス元のユーザ端末装置
3に送信する。これにより、ユーザ端末装置3の画面に
スポンサーサイトのWebページが表示される(図19
ステップ801)。
【0123】ユーザは、ユーザ端末装置3の画面に表示
されたスポンサーサイトのWebページを見て、スポン
サーサイトに予め設定されている条件(例えばアンケー
トの回答など)に応じてユーザ端末装置3の操作を行
う。この操作に応じて、ユーザ端末装置3は、Webペ
ージのファイルに含まれる鍵発行要求スクリプトを実行
し、ユーザが入力したアンケート内容等の結果をスポン
サーサイトサーバ4に送信する(ステップ802)。ス
ポンサーサイトサーバ4は、受信した結果を自身のデー
タベースに格納する。
【0124】予め設定した条件をユーザが満たしたと判
断すると、スポンサーサイトサーバ4は、ユーザIDを
含む発行要求をウエブサイト誘導装置1に送信する(ス
テップ803)。なお、ステップ315においてユーザ
端末装置3からクッキー情報が送信されるので、スポン
サーサイトサーバ4は、このクッキー情報に対応するユ
ーザIDを取得することができる。
【0125】コンテンツ配信サーバ13は、スポンサー
サイトサーバ4から発行要求を受信すると、再生要求を
発したユーザ用の復号化キーを生成するようユーザ情報
管理サーバ14に要求する。ユーザ情報管理サーバ14
は、ステップ313においてユーザ端末装置3から送信
された端末情報を基に、暗号用の秘密鍵を暗号化して復
号化キーを生成し、この復号化キーをコンテンツ配信サ
ーバ13へ返送する。コンテンツ配信サーバ13は、ユ
ーザ情報管理サーバ14から受け取った復号化キーを再
生要求を発したユーザ端末装置3に送信する(ステップ
804)。以上で、復号化キー発行処理が終了する。
【0126】ユーザ端末装置3は、ウエブサイト誘導装
置1から受信した復号化キーを自装置の端末情報を用い
て復号して秘密鍵を取得し、蓄積している配信用暗号化
デジタルコンテンツを取得した秘密鍵を用いて復号し
て、デジタルコンテンツの再生を開始する(ステップ3
17)。こうして、ユーザは、配信されたデジタルコン
テンツを視聴することができる。
【0127】なお、ステップ309で配信用暗号化デジ
タルコンテンツを生成する際、配信用デジタルコンテン
ツを全てを暗号化しなくてもよい。例えば、配信用デジ
タルコンテンツの先頭から所定時間分のデータを暗号化
せずに平文のままとし、残りのデータを暗号化して、暗
号化したデータの先頭にアクセス先指定情報を付加し、
前記平文とアクセス先指定情報と暗号化データとからな
る配信用暗号化デジタルコンテンツを生成すれば、配信
用暗号化デジタルコンテンツの先頭部分は暗号化されて
いないので、ユーザは、復号化キーを取得していなくて
も、コンテンツの先頭部分をユーザ端末装置3で再生す
ることができる。こうして、復号化キーの発行前にコン
テンツの一部再生を認めることもできる。
【0128】また、実施の形態の1では、ユーザ端末装
置3は、復号化キーの有効期限が切れている場合、配信
用暗号化デジタルコンテンツの再生を拒否するが、復号
化キーの再取得をユーザに促すようにしてもよい。すな
わち、ユーザ端末装置3は、ユーザから再生要求があっ
て、かつ復号化キーの有効期限が切れている場合、配信
用暗号化デジタルコンテンツの再生中止あるいは復号化
キーの再取得をユーザに選択させる画面を表示し、ユー
ザが復号化キーの再取得を選択した場合には、ステップ
106(実施の形態の1)、ステップ313(実施の形
態の2)の処理を再び実行する。
【0129】また、実施の形態の1,2では、ネットワ
ーク5を介して配信用暗号化デジタルコンテンツをユー
ザ端末装置3に配信しているが、コンテンツ処理サーバ
12で生成した配信用暗号化デジタルコンテンツをフロ
ッピィディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録
媒体に記録して、この記録媒体をユーザに配布するよう
にしてもよい。さらに、配信用暗号化デジタルコンテン
ツが一度ユーザに配布されれば、以降はユーザ間で自由
に配布するようにしてもよい。
【0130】また、実施の形態の1,2では、ユーザの
誘導先Webサイトをユーザが指定したWebサイトと
しているが、これに限るものではなく、例えばコンテン
ツ提供者が指定したサイトでもよい。この場合、コンテ
ンツ提供者は、自身が指定したWebサイトにユーザを
誘導して、このWebサイトで広告宣伝活動を行う代わ
りに、コンテンツを無料で提供する。また、実施の形態
の2では、選定手段が選定する誘導先指定情報を1つに
しているが、複数の誘導先指定情報を選定させるように
してもよい。この場合には、ユーザ端末装置3を複数の
Webサイトに連続的にアクセスさせ、各Webサイト
に設定された条件をユーザが順次満たしていき、ユーザ
が各Webサイトに設定された条件を全て満たした場合
のみ、ウエブサイト誘導装置1から復号化キーがユーザ
端末装置3に送信されるようになる。また、実施の形態
の1に記載した技術と実施の形態の2に記載した技術を
適宜組み合わせて実施してもよいことは言うまでもな
い。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、コンテンツ提供者から
提供されたデジタルコンテンツを暗号化し、暗号化した
デジタルコンテンツに所定のウエブサイトを指定するア
クセス先指定情報を付加して配信用暗号化デジタルコン
テンツを生成し、この配信用暗号化デジタルコンテンツ
を希望するユーザ端末装置にネットワーク又は記録媒体
によって配信し、この配信用暗号化デジタルコンテンツ
の復号に必要な復号化キーがユーザ端末装置にない場合
は、ウエブサイトを指定する情報を基にユーザ端末装置
からネットワークを介してウエブサイトへアクセスし、
ウエブサイトに予め設定されている条件をユーザが満た
したとき、復号化キーを生成してユーザ端末装置へ送信
するようにしたことにより、ユーザを例えばスポンサー
やコンテンツ提供者が指定した所定のウエブサイトへ確
実に誘導することができ、かつユーザがウエブサイトに
おいて予め設定された条件を満たした場合のみ、配布し
たデジタルコンテンツの視聴を許可することができる。
その結果、スポンサーやコンテンツ提供者は広告の費用
対効果を確実に得ることができる。
【0132】また、ウエブサイトを指定する誘導先指定
情報とスポンサーがウエブサイトへの誘導を望むユーザ
の属性とを対応付けして予め設定し、コンテンツ提供者
から提供されたデジタルコンテンツを暗号化し、暗号化
したデジタルコンテンツに所定の選定手段を指定するア
クセス先指定情報を付加して配信用暗号化デジタルコン
テンツを生成し、この配信用暗号化デジタルコンテンツ
を希望するユーザ端末装置にネットワーク又は記録媒体
によって配信し、この配信用暗号化デジタルコンテンツ
の復号に必要な復号化キーがユーザ端末装置にない場合
は、アクセス先指定情報を基にユーザ端末装置からネッ
トワークを介して選定手段へアクセスし、選定手段にお
いてアクセス元のユーザの属性に対応する誘導先指定情
報を予め設定された誘導先指定情報の中から選定し、選
定された誘導先指定情報を基にユーザ端末装置からネッ
トワークを介してウエブサイトへアクセスし、このアク
セス先のウエブサイトに予め設定されている条件をユー
ザが満たしたとき、復号化キーを生成してネットワーク
を介してユーザ端末装置へ送信するようにしたことによ
り、ユーザを例えばスポンサーやコンテンツ提供者が指
定した所定のウエブサイトへ確実に誘導することがで
き、かつユーザがウエブサイトにおいて予め設定された
条件を満たした場合のみ、配布したデジタルコンテンツ
の視聴を許可することができる。その結果、スポンサー
やコンテンツ提供者は広告の費用対効果を確実に得るこ
とができる。また、ユーザの属性に応じて誘導先のウエ
ブサイト(誘導先指定情報)を適切なものに変えるワン
トゥワン(OneToOne)広告配信が可能となる。
【0133】また、復号化キーに有効期限を設定するこ
とにより、コンテンツ提供者によって指定された有効期
限の間だけ、デジタルコンテンツの視聴をユーザに許可
することができる。
【0134】また、復号化キーの有効期限が切れている
場合に、アクセス処理又は第1のアクセス処理の再実行
をユーザに促すことにより、ユーザにとってはウエブサ
イトで設定された条件を満たせば、デジタルコンテンツ
を再び視聴することができ、スポンサーやコンテンツ提
供者にとってはウエブサイトによる再度の宣伝広告活動
を行うことができる。
【0135】また、復号化キーの生成にユーザ端末装置
に固有の端末情報を用いることにより、デジタルコンテ
ンツの不正配布を、広告効果拡大に寄与する仕組みに転
換することが可能となる。
【0136】また、スポンサーが指定した属性と同一の
属性を有するコンテンツをコンテンツ提供者から提供さ
れたデジタルコンテンツの中から選択して配信用暗号化
デジタルコンテンツを生成することにより、スポンサー
はデジタルコンテンツの選択をシステムの運営者に委託
することができる。また、ターゲットを絞った効果的な
広告効果を期待することができる。
【0137】また、プレビュー用デジタルコンテンツを
スポンサーの端末装置へ送信し、このプレビュー用デジ
タルコンテンツを視聴したスポンサーによって選択され
たデジタルコンテンツから配信用暗号化デジタルコンテ
ンツを生成することにより、スポンサーはターゲットを
絞り込んだより効率的かつ確実なマーケティングを行う
ことが可能となる。
【0138】また、コンテンツ提供者によって指定され
た承認判断基準に合致しないスポンサーによるデジタル
コンテンツの後援を拒否することにより、コンテンツ提
供者は、自身が提供するデジタルコンテンツに合わない
スポンサーを拒否することができる。
【0139】また、コンテンツ生成処理の前に、コンテ
ンツの後援権に対する入札情報をスポンサーから受け付
け、入札情報を基に後援権を付与するスポンサーを決定
するスポンサー決定処理を実行することにより、コンテ
ンツ提供者はより高額の入札情報を提示したスポンサー
に後援権を付与することができる。
【0140】また、1つの配信用暗号化デジタルコンテ
ンツについて後援権が付与されたスポンサーが複数存在
する場合、各スポンサーを選定する割合を各スポンサー
が提示した入札情報に応じて決定し、選定したスポンサ
ーによって予め設定された誘導先情報の中からアクセス
元のユーザの属性に対応する誘導先指定情報を選定する
ようにしたことにより、1つの配信用暗号化デジタルコ
ンテンツについて複数のスポンサーに後援権を付与する
ことができ、各スポンサーが提示した入札情報の金額に
応じてユーザを各スポンサーのウエブサイトに振り分け
ることができる。
【0141】また、ユーザをウエブサイトへ誘導する代
価としてスポンサーが支払う金額の累積が入札情報で設
定された総予算に達したとき、このスポンサーへの後援
権付与を解除して、スポンサー決定処理を再実行するこ
とにより、誘導先ウエブサイトの自動切り換えが可能と
なる。
【0142】また、提供されたデジタルコンテンツの先
頭から所定部までのデータを暗号化せずに、残りのデー
タを暗号化して、先頭から所定部までのデータと暗号化
したデータとの間にアクセス先指定情報を付加したデー
タを配信用暗号化デジタルコンテンツとすることによ
り、復号化キー発行前にユーザにデジタルコンテンツの
一部再生を許すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態となるウエブサイ
ト誘導システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のウエブサイト誘導システムの動作を説
明するためのフローチャート図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における配信用デ
ジタルコンテンツの生成方法を説明するためのフローチ
ャート図である。
【図4】 配信用デジタルコンテンツの生成処理におけ
る自動マッチングの概念を説明するための図である。
【図5】 配信用デジタルコンテンツの生成処理におけ
る手動マッチングの概念を説明するための図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態における復号化キ
ーの取得処理を示す説明図である。
【図7】 本発明によりユーザ、コンテンツ提供者、ス
ポンサー及びシステム運営者のそれぞれが得る利益を説
明するための説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態となるウエブサイ
ト誘導システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 図8のウエブサイト誘導システムの動作を説
明するためのフローチャート図である。
【図10】 コンテンツ蓄積サーバのコンテンツデータ
ベースの構造を示す図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態におけるユーザ
登録処理を説明するための図である。
【図12】 ユーザ情報管理サーバのユーザデータベー
スの構造を示す図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態におけるスポン
サー決定処理を説明するための図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態におけるスポン
サー決定処理を説明するための図である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態におけるスポン
サー待ちコンテンツ一覧画面の1例を示す図である。
【図16】 本発明の第2の実施の形態におけるダウン
ロード処理を説明するための図である。
【図17】 本発明の第2の実施の形態における配信用
コンテンツ一覧画面の1例を示す図である。
【図18】 本発明の第2の実施の形態における選定処
理を説明するための図である。
【図19】 本発明の第2の実施の形態における復号化
キー発行処理を説明するための図である。
【図20】 従来のバナー広告タイプのシステムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ウエブサイト誘導装置、2…コンテンツ提供サー
バ、3…ユーザ端末装置、4…スポンサーサイトサー
バ、5…ネットワーク、6…提供者端末装置、7…スポ
ンサー端末装置、11…コンテンツ蓄積サーバ、12…
コンテンツ処理サーバ、13…コンテンツ配信サーバ、
14…ユーザ情報管理サーバ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/08 H04L 9/00 601D (72)発明者 大村 弘之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 内山 匡 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 宇高 宏明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 川上 泰則 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 富田 靖浩 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE13 AE29 BG07 5J104 AA16 EA02 EA04 EA26 MA08 NA02 PA07

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ提供者から提供されたデジタ
    ルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテン
    ツに所定のウエブサイトを指定するアクセス先指定情報
    を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成する
    コンテンツ生成処理と、 この配信用暗号化デジタルコンテンツを希望するユーザ
    端末装置にネットワークを介して配信する配信処理と、 受信した配信用暗号化デジタルコンテンツを再生すると
    き、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要
    な復号化キーが前記ユーザ端末装置にない場合は、前記
    アクセス先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネッ
    トワークを介して前記ウエブサイトへアクセスするアク
    セス処理と、 前記ウエブサイトに予め設定されている条件をユーザが
    満たしたとき、前記復号化キーを生成してネットワーク
    を介して前記ユーザ端末装置へ送信する復号化キー発行
    処理と、 前記ユーザ端末装置において受信した復号化キーを用い
    て前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し再生す
    る復号処理とを実行することを特徴とするウエブサイト
    誘導方法。
  2. 【請求項2】 コンテンツ提供者から提供されたデジタ
    ルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテン
    ツに所定のウエブサイトを指定するアクセス先指定情報
    を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成する
    コンテンツ生成処理と、 記録媒体に記録されて配布された前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツを再生するとき、この配信用暗号化デジ
    タルコンテンツの復号に必要な復号化キーがユーザ端末
    装置にない場合は、前記アクセス先指定情報を基に前記
    ユーザ端末装置からネットワークを介して前記ウエブサ
    イトへアクセスするアクセス処理と、 前記ウエブサイトに予め設定されている条件をユーザが
    満たしたとき、前記復号化キーを生成してネットワーク
    を介して前記ユーザ端末装置へ送信する復号化キー発行
    処理と、 前記ユーザ端末装置において受信した復号化キーを用い
    て前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し再生す
    る復号処理とを実行することを特徴とするウエブサイト
    誘導方法。
  3. 【請求項3】 ウエブサイトを指定する誘導先指定情報
    とスポンサーが前記ウエブサイトへの誘導を望むユーザ
    の属性とを対応付けして予め設定する設定処理と、 コンテンツ提供者から提供されたデジタルコンテンツを
    暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに所定の選定
    手段を指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗
    号化デジタルコンテンツを生成するコンテンツ生成処理
    と、 この配信用暗号化デジタルコンテンツを希望するユーザ
    端末装置にネットワークを介して配信する配信処理と、 受信した配信用暗号化デジタルコンテンツを再生すると
    き、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要
    な復号化キーが前記ユーザ端末装置にない場合は、前記
    アクセス先指定情報を基に前記ユーザ端末装置からネッ
    トワークを介して前記選定手段へアクセスする第1のア
    クセス処理と、 前記選定手段においてアクセス元のユーザの属性に対応
    する誘導先指定情報を予め設定された前記誘導先指定情
    報の中から選定する選定処理と、 前記選定された誘導先指定情報を基に前記ユーザ端末装
    置からネットワークを介してウエブサイトへアクセスす
    る第2のアクセス処理と、 このアクセス先のウエブサイトに予め設定されている条
    件をユーザが満たしたとき、前記復号化キーを生成して
    ネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信する復
    号化キー発行処理と、 前記ユーザ端末装置において受信した復号化キーを用い
    て前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し再生す
    る復号処理とを実行することを特徴とするウエブサイト
    誘導方法。
  4. 【請求項4】 ウエブサイトを指定する誘導先指定情報
    とスポンサーが前記ウエブサイトへの誘導を望むユーザ
    の属性とを対応付けして予め設定する設定処理と、 コンテンツ提供者から提供されたデジタルコンテンツを
    暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに所定の選定
    手段を指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗
    号化デジタルコンテンツを生成するコンテンツ生成処理
    と、 記録媒体に記録されて配布された前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツを再生するとき、この配信用暗号化デジ
    タルコンテンツの復号に必要な復号化キーがユーザ端末
    装置にない場合は、前記アクセス先指定情報を基に前記
    ユーザ端末装置からネットワークを介して前記選定手段
    へアクセスする第1のアクセス処理と、 前記選定手段においてアクセス元のユーザの属性に対応
    する誘導先指定情報を予め設定された前記誘導先指定情
    報の中から選定する選定処理と、 前記選定された誘導先指定情報を基に前記ユーザ端末装
    置からネットワークを介してウエブサイトへアクセスす
    る第2のアクセス処理と、 このアクセス先のウエブサイトに予め設定されている条
    件をユーザが満たしたとき、前記復号化キーを生成して
    ネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送信する復
    号化キー発行処理と、 前記ユーザ端末装置において受信した復号化キーを用い
    て前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復号し再生す
    る復号処理とを実行することを特徴とするウエブサイト
    誘導方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4記載のウエブサ
    イト誘導方法において、 前記提供されたデジタルコンテンツの有効期限を前記復
    号化キーに設定し、前記ユーザ端末装置においては、前
    記復号化キーの有効期限内であれば、ユーザからの再生
    要求に応じて前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復
    号して再生し、前記復号化キーの有効期限が切れている
    場合には、再生を禁止することを特徴とするウエブサイ
    ト誘導方法。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3又は4記載のウエブサ
    イト誘導方法において、 前記提供されたデジタルコンテンツの有効期限を前記復
    号化キーに設定し、前記ユーザ端末装置においては、前
    記復号化キーの有効期限内であれば、ユーザからの再生
    要求に応じて前記配信用暗号化デジタルコンテンツを復
    号して再生し、前記復号化キーの有効期限が切れている
    場合には、前記アクセス処理又は第1のアクセス処理の
    再実行をユーザに促すことを特徴とするウエブサイト誘
    導方法。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3又は4記載のウエブサ
    イト誘導方法において、 前記復号化キーは、前記ユーザ端末装置に固有の端末情
    報を用いて生成されることを特徴とするウエブサイト誘
    導方法。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3又は4記載のウエブサ
    イト誘導方法において、 前記コンテンツ生成処理は、スポンサーが指定したデジ
    タルコンテンツの属性と前記提供されたデジタルコンテ
    ンツの属性とを比較して、属性が一致するコンテンツを
    前記提供されたデジタルコンテンツの中から選択し、選
    択したデジタルコンテンツと前記アクセス先指定情報と
    から前記配信用暗号化デジタルコンテンツを生成するこ
    とを特徴とするウエブサイト誘導方法。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3又は4記載のウエブサ
    イト誘導方法において、 前記コンテンツ生成処理は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツを基にプレビュー用デジタルコンテンツを生成
    し、このプレビュー用デジタルコンテンツを前記ネット
    ワークを介してスポンサーの端末装置へ送信し、前記プ
    レビュー用デジタルコンテンツを視聴したスポンサーに
    よって選択された前記提供されたデジタルコンテンツと
    前記アクセス先指定情報とから前記配信用暗号化デジタ
    ルコンテンツを生成することを特徴とするウエブサイト
    誘導方法。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3又は4記載のウエブ
    サイト誘導方法において、 コンテンツ提供者によってデジタルコンテンツ毎に指定
    された、スポンサーを承認可能か否かを判断するための
    承認判断基準に基づいて、前記承認判断基準に合致しな
    いスポンサーによるデジタルコンテンツの後援を拒否す
    る処理を含むことを特徴とするウエブサイト誘導方法。
  11. 【請求項11】 請求項3又は4記載のウエブサイト誘
    導方法において、 前記コンテンツ生成処理の前に、コンテンツの後援権に
    対する入札情報をスポンサーから受け付け、前記入札情
    報を基に前記後援権を付与するスポンサーを決定するス
    ポンサー決定処理を実行することを特徴とするウエブサ
    イト誘導方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のウエブサイト誘導方
    法において、 前記選定処理は、1つの前記配信用暗号化デジタルコン
    テンツについて前記後援権が付与されたスポンサーが複
    数存在する場合、各スポンサーを選定する割合を各スポ
    ンサーが提示した前記入札情報に応じて決定し、選定し
    たスポンサーによって予め設定された前記誘導先情報の
    中からアクセス元のユーザの属性に対応する誘導先指定
    情報を選定することを特徴とするウエブサイト誘導方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載のウエブサイト誘導方
    法において、 ユーザを前記ウエブサイトへ誘導する代価としてスポン
    サーが支払う金額の累積が前記入札情報で設定された総
    予算に達したとき、このスポンサーへの後援権付与を解
    除して、前記スポンサー決定処理を再実行することを特
    徴とするウエブサイト誘導方法。
  14. 【請求項14】 請求項1,2,3又は4記載のウエブ
    サイト誘導方法において、 前記コンテンツ生成処理は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツの先頭から所定部までのデータを暗号化せず
    に、残りのデータを暗号化して、前記先頭から所定部ま
    でのデータと前記暗号化したデータとの間に前記アクセ
    ス先指定情報を付加したデータを前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツとすることを特徴とするウエブサイト誘
    導方法。
  15. 【請求項15】 コンテンツ提供者から提供されたデジ
    タルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテ
    ンツに所定のウエブサイトを指定するアクセス先指定情
    報を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成す
    るコンテンツ処理手段と、 この配信用暗号化デジタルコンテンツを希望するユーザ
    端末装置にネットワークを介して配信するコンテンツ配
    信手段と、 このコンテンツ配信手段から受信した前記配信用暗号化
    デジタルコンテンツの再生をユーザから要求されたと
    き、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要
    な復号化キーがない場合は、前記アクセス先指定情報を
    基にネットワークを介して前記ウエブサイトへアクセス
    し、このアクセスの後に前記復号化キーを受信した場合
    は、受信した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツを復号して再生するユーザ端末装置と、 前記ユーザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス
    時に、このウエブサイトに予め設定されている条件を前
    記ユーザ端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを
    生成してネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送
    信するユーザ情報管理手段とを有することを特徴とする
    ウエブサイト誘導システム。
  16. 【請求項16】 コンテンツ提供者から提供されたデジ
    タルコンテンツを暗号化し、暗号化したデジタルコンテ
    ンツに所定のウエブサイトを指定するアクセス先指定情
    報を付加して配信用暗号化デジタルコンテンツを生成す
    るコンテンツ処理手段と、 記録媒体に記録されて配布された前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツの再生をユーザから要求されたとき、こ
    の配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号
    化キーがない場合は、前記アクセス先指定情報を基にネ
    ットワークを介して前記ウエブサイトへアクセスし、こ
    のアクセスの後に前記復号化キーを受信した場合は、受
    信した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコ
    ンテンツを復号して再生するユーザ端末装置と、 前記ユーザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス
    時に、このウエブサイトに予め設定されている条件を前
    記ユーザ端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを
    生成してネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送
    信するユーザ情報管理手段とを有することを特徴とする
    ウエブサイト誘導システム。
  17. 【請求項17】 ウエブサイトを指定する誘導先指定情
    報とスポンサーが前記ウエブサイトへの誘導を望むユー
    ザの属性とを対応付けして予め記憶し、ユーザからのア
    クセスに応じてこのユーザの属性に対応する誘導先指定
    情報を予め記憶した前記誘導先指定情報の中から選定す
    る選定手段と、 コンテンツ提供者から提供されたデジタルコンテンツを
    暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに前記選定手
    段を指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗号
    化デジタルコンテンツを生成するコンテンツ処理手段
    と、 この配信用暗号化デジタルコンテンツを希望するユーザ
    端末装置にネットワークを介して配信するコンテンツ配
    信手段と、 このコンテンツ配信手段から受信した前記配信用暗号化
    デジタルコンテンツの再生をユーザから要求されたと
    き、この配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要
    な復号化キーがない場合は、前記アクセス先指定情報を
    基にネットワークを介して前記選定手段へアクセスし、
    前記選定手段によって選定された誘導先指定情報を基に
    ネットワークを介してウエブサイトへアクセスし、この
    アクセスの後に前記復号化キーを受信した場合は、受信
    した復号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコン
    テンツを復号して再生するユーザ端末装置と、 前記ユーザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス
    時に、このウエブサイトに予め設定されている条件を前
    記ユーザ端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを
    生成してネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送
    信するユーザ情報管理手段とを有することを特徴とする
    ウエブサイト誘導システム。
  18. 【請求項18】 ウエブサイトを指定する誘導先指定情
    報とスポンサーが前記ウエブサイトへの誘導を望むユー
    ザの属性とを対応付けして予め記憶し、ユーザからのア
    クセスに応じてこのユーザの属性に対応する誘導先指定
    情報を予め記憶した前記誘導先指定情報の中から選定す
    る選定手段と、 コンテンツ提供者から提供されたデジタルコンテンツを
    暗号化し、暗号化したデジタルコンテンツに前記選定手
    段を指定するアクセス先指定情報を付加して配信用暗号
    化デジタルコンテンツを生成するコンテンツ処理手段
    と、 記録媒体に記録されて配布された前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツの再生をユーザから要求されたとき、こ
    の配信用暗号化デジタルコンテンツの復号に必要な復号
    化キーがない場合は、前記アクセス先指定情報を基にネ
    ットワークを介して前記選定手段へアクセスし、前記選
    定手段によって選定された誘導先指定情報を基にネット
    ワークを介してウエブサイトへアクセスし、このアクセ
    スの後に前記復号化キーを受信した場合は、受信した復
    号化キーを用いて前記配信用暗号化デジタルコンテンツ
    を復号して再生するユーザ端末装置と、 前記ユーザ端末装置から前記ウエブサイトへのアクセス
    時に、このウエブサイトに予め設定されている条件を前
    記ユーザ端末装置が満たした場合は、前記復号化キーを
    生成してネットワークを介して前記ユーザ端末装置へ送
    信するユーザ情報管理手段とを有することを特徴とする
    ウエブサイト誘導システム。
  19. 【請求項19】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記ユーザ情報管理手段は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツの有効期限を前記復号化キーに設定し、 前記ユーザ端末装置は、前記復号化キーの有効期限内で
    あれば、ユーザからの再生要求に応じて前記配信用暗号
    化デジタルコンテンツを復号して再生し、前記復号化キ
    ーの有効期限が切れている場合には、再生を禁止するこ
    とを特徴とするウエブサイト誘導システム。
  20. 【請求項20】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記ユーザ情報管理手段は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツの有効期限を前記復号化キーに設定し、 前記ユーザ端末装置は、前記復号化キーの有効期限内で
    あれば、ユーザからの再生要求に応じて前記配信用暗号
    化デジタルコンテンツを復号して再生し、前記復号化キ
    ーの有効期限が切れている場合には、前記選定手段への
    アクセスの再実行をユーザに促すことを特徴とするウエ
    ブサイト誘導システム。
  21. 【請求項21】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記ユーザ情報管理手段は、前記復号化キーの生成に前
    記ユーザ端末装置に固有の端末情報を用いることを特徴
    とするウエブサイト誘導システム。
  22. 【請求項22】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記コンテンツ処理手段は、スポンサーが指定したデジ
    タルコンテンツの属性と前記提供されたデジタルコンテ
    ンツの属性とを比較して、属性が一致するコンテンツを
    前記提供されたデジタルコンテンツの中から選択し、選
    択したデジタルコンテンツと前記アクセス先指定情報と
    から前記配信用暗号化デジタルコンテンツを生成するこ
    とを特徴とするウエブサイト誘導システム。
  23. 【請求項23】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記コンテンツ処理手段は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツを基にプレビュー用デジタルコンテンツを生成
    し、このプレビュー用デジタルコンテンツを前記ネット
    ワークを介してスポンサーの端末装置へ送信し、前記プ
    レビュー用デジタルコンテンツを視聴したスポンサーに
    よって選択された前記提供されたデジタルコンテンツと
    前記アクセス先指定情報とから前記配信用暗号化デジタ
    ルコンテンツを生成することを特徴とするウエブサイト
    誘導システム。
  24. 【請求項24】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記コンテンツ処理手段は、コンテンツ提供者によって
    デジタルコンテンツ毎に指定された、スポンサーを承認
    可能か否かを判断するための承認判断基準に基づいて、
    前記承認判断基準に合致しないスポンサーによるデジタ
    ルコンテンツの後援を拒否することを特徴とするウエブ
    サイト誘導システム。
  25. 【請求項25】 請求項17又は18記載のウエブサイ
    ト誘導システムにおいて、 前記配信用暗号化デジタルコンテンツの生成以前に、コ
    ンテンツの後援権に対する入札情報をスポンサーから受
    け付け、前記入札情報を基に前記後援権を付与するスポ
    ンサーを決定するスポンサー決定手段を有することを特
    徴とするウエブサイト誘導システム。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のウエブサイト誘導シ
    ステムにおいて、 前記選定手段は、1つの前記配信用暗号化デジタルコン
    テンツについて前記後援権が付与されたスポンサーが複
    数存在する場合、各スポンサーを選定する割合を各スポ
    ンサーが提示した前記入札情報に応じて決定し、選定し
    たスポンサーによって予め設定された前記誘導先情報の
    中からアクセス元のユーザの属性に対応する誘導先指定
    情報を選定することを特徴とするウエブサイト誘導シス
    テム。
  27. 【請求項27】 請求項25記載のウエブサイト誘導シ
    ステムにおいて、 前記スポンサー決定手段は、ユーザを前記ウエブサイト
    へ誘導する代価としてスポンサーが支払う金額の累積が
    前記入札情報で設定された総予算に達したとき、このス
    ポンサーへの後援権付与を解除して、前記スポンサー決
    定処理を再実行することを特徴とするウエブサイト誘導
    システム。
  28. 【請求項28】 請求項15,16,17又は18記載
    のウエブサイト誘導システムにおいて、 前記コンテンツ処理手段は、前記提供されたデジタルコ
    ンテンツの先頭から所定部までのデータを暗号化せず
    に、残りのデータを暗号化して、前記先頭から所定部ま
    でのデータと前記暗号化したデータとの間に前記アクセ
    ス先指定情報を付加したデータを前記配信用暗号化デジ
    タルコンテンツとすることを特徴とするウエブサイト誘
    導システム。
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