JP4899382B2 - コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム、コンテンツ流通装置、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム、コンテンツ流通装置、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム、コンテンツ流通装置、及び、コンピュータプログラムに関する。
近年、インターネット環境が整備され、ブロードバンド回線がユーザーに提供されている。これに伴い、インターネットを介してコンテンツ配信サーバからユーザー端末へコンテンツを配信し、料金を徴収するコンテンツ販売サービスが多く提供されるようになってきている。一方、サーバを介さずに、ネットワークに接続される端末間で直接ファイルをやりとりするPtoP(Peer to Peer)も行われており、CPUの能力が低い端末等においてもPto2Pサービスを享受することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−256363号公報
コンテンツ配信サーバへのアクセスは、コンテンツ販売開始日や、特定の曜日、時間帯に多くなり、とりわけ人気の高いコンテンツを販売する際には、コンテンツ配信サーバに多くのユーザー端末からのアクセスが集中してしまう。そのため、コンテンツ配信業者は、最もアクセスの集中する状況でも十分な処理能力を有するコンテンツ配信サーバを用意するか、十分な数のコンテンツ配信サーバを用意しなければならず、これには、コストがかかってしまっていた。しかし、特許文献1の技術を用いて、サーバを介さずにPtoPによりファイルの送受信を行うと、コンテンツ販売業者はコンテンツの販売代金を回収できないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、コンテンツ配信サーバへ大きな負荷をかけることなく、コンテンツを販売することができるコンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム、コンテンツ流通装置、及び、コンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられるコンテンツ流通方法であって、前記コンテンツ流通装置は、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、前記コンテンツ流通装置が、前記コンテンツデータを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、一次ユーザーの端末が、前記コンテンツ流通装置から前記コンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータと、自身のユーザー識別情報とを出力し、流通先ユーザーの端末が、一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力したコンテンツデータと、該コンテンツデータの配付元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信し、自身のユーザー識別情報と、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、前記コンテンツ流通装置が、前記流通先ユーザーの端末から流通先ユーザー識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信し、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段に追加する一方、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末装置が、配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、前記コンテンツ流通装置が、流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、前記流通先ユーザーの端末が、前記コンテンツ流通装置から受信した前記情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示し、表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスし、前記コンテンツ流通装置は、前記流通先ユーザーの端末から前記選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを前記流通先ユーザーの端末へ返送し、前記流通先ユーザーの端末は、前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示し、前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、受信した前記アクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記コンテンツデータと、該コンテンツデータの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法である。
また、請求項2に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられるコンテンツ流通方法であって、前記コンテンツ流通装置は、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、前記コンテンツ流通装置が、暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの復号キーを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、一次ユーザーの端末が、前記コンテンツ流通装置から暗号化コンテンツ及び復号キーを受信し、受信した暗号化コンテンツと、自身のユーザー識別情報とを出力し、流通先ユーザーの端末が、一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信し、自身のユーザー識別情報と、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、前記コンテンツ流通装置が、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信して復号キーを返送するとともに、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段に追加し、前記流通先ユーザーの端末が、前記コンテンツ流通装置から復号キーを受信する一方、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末装置が、配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、前記コンテンツ流通装置が、前記流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、前記流通先ユーザーの端末が、前記コンテンツ流通装置から受信した前記情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示し、表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスし、前記コンテンツ流通装置は、前記流通先ユーザーの端末から前記選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを前記流通先ユーザーの端末へ返送し、前記流通先ユーザーの端末は、前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示し、前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、受信した前記アクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のコンテンツ流通方法であって、前記顧客データ記憶手段は、ユーザー識別情報に対応した課金情報をさらに記憶前記コンテンツ流通装置は、前記流通先ユーザーの端末から受信した流通先ユーザーの識別情報に対応する課金情報を前記顧客データ記憶手段に書き込む、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のコンテンツ流通方法であって、前記コンテンツ流通装置は、前記一次ユーザーの端末へ当該一次ユーザーのユーザー識別情報を埋め込んだ暗号化コンテンツを送信し、前記一次ユーザーの端末は、前記コンテンツ流通装置から自身のユーザー識別情報が埋め込まれた暗号化コンテンツと、復号キーとを受信し、自身のユーザー識別情報が埋め込まれた前記暗号化コンテンツを出力し、前記流通先ユーザーの端末は、一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した、一次ユーザーのユーザー識別情報が埋め込まれた暗号化コンテンツを受信し、自身のユーザー識別情報と、受信した暗号化コンテンツに埋め込まれた一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかの項に記載のコンテンツ流通方法であって、前記顧客データ記憶手段は、ユーザー識別情報に対応したポイント数の情報をさらに記憶し、前記コンテンツ流通装置は、前記流通先ユーザーの端末から受信した一次ユーザーのユーザー識別情報に対応した前記記憶手段内のポイント数の情報を、所定のポイント数を加算した情報に更新する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムのコンテンツ流通装置に用いられるコンテンツ流通方法であって、前記コンテンツ流通装置は、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの復号キーを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信して復号キーを返送するとともに、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータに、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報に対応させて、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報を追加する一方、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末から、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法である。
請求項7に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムであって、前記コンテンツ流通装置は、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段と、暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段と、前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段と、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末から、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスによりを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段とを備え、前記一次ユーザーの端末は、前記コンテンツ流通装置から暗号化コンテンツを受信する第1のコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ流通装置から復号キーを受信する第1のキー取得手段と、自身のユーザー識別情報と、前記第1のコンテンツ取得手段が受信した暗号化コンテンツとを出力するコンテンツ配布手段とを備え、流通先ユーザーの端末は、一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する第2のコンテンツ取得手段と、自身のユーザー識別情報と、前記第2のコンテンツ取得手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、該コンテンツ流通装置から復号キーを受信する第2のキー取得手段とを備え、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの前記端末装置は、さらに、配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、該コンテンツ流通装置から返送された情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示させ、表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスする配信先リスト取得手段を備え、前記第2のコンテンツ取得手段は、該コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示させ、前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、ことを特徴とするコンテンツ流通システムである。
請求項8に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられる前記コンテンツ流通装置であって、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段と、暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段と、前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段と、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末からのアクセスを受けアクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ流通装置である。
請求項9に記載の発明は、ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられる前記コンテンツ流通装置のコンピュータを、ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段、コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段、暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段、前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段、前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段、他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末からのアクセスを受けアクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段、として機能させるためのコンピュータプログラム。
請求項1の発明によれば、コンテンツ自体をユーザーの端末間で流通させ、コンテンツ流通装置は、コンテンツを保有するユーザーのリストをウェブにより提供する。公開されるリストにより、同じコンテンツに興味のあるユーザーに関連する情報を提供するサイトを辿ることができるため、ユーザー間において、交流の範囲が広がる。また、コンテンツを保有しているユーザーの情報を公開することにより、コンテンツを入手したいユーザーは、汎用的に使用されているブラウザによりコンテンツを保有しているユーザーの情報を得て、コンタクトをとることが容易となり、コンテンツの入手が簡単となるため、コンテンツの流通を劇的に活性化することができる。
請求項2、及びの発明によれば、コンテンツ流通装置は、暗号化したコンテンツを限定した数のユーザーの端末のみに配信し、その後はユーザーの端末間で暗号化コンテンツを流通させる。そして、ユーザーの端末からキー発行要求を受信したときに復号キーを送付する。よって、コンテンツ流通装置が有するコンテンツ配信能力は、限定した数のユーザーへコンテンツを配信するものでよく、コストが軽減される。また、公開される配信先リストにより、同じコンテンツに興味のあるユーザーに関連する情報を提供するサイトを辿ることができるため、ユーザー間において、交流の範囲が広がる。また、コンテンツを保有しているユーザーの情報を公開することにより、コンテンツの入手を希望するユーザーが、コンテンツを保有しているユーザーの情報を得て、コンタクトをとることが容易となる。従って、コンテンツの流通コストを劇的に安くするとともに、流通スピードを劇的に上げることができる。さらに、許可しないユーザーにはコンテンツを閲覧できないように著作権保護を行いながら多くのユーザーへコンテンツを流通させることができる。
請求項3の発明によれば、復号キーを送信した時に課金を行うため、ユーザー端末間で流通させたコンテンツに課金を行うことができる。
請求項4の発明によれば、他のユーザーから暗号化コンテンツを入手した場合であっても、受信した暗号化コンテンツ自体により流通元となった一次ユーザーを特定することができる。
請求項5の発明によれば、コンテンツが流通することにより、コンテンツの流通元となったユーザーへ特典と引き換えることのできるポイントが付与されるため、積極的にコンテンツを紹介する動機となり、より広くコンテンツが流通する

以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるコンテンツ流通システムの全体構成図である。
同図において、コンテンツ流通システムは、ユーザーの端末1及びコンテンツ配信業者のコンテンツ流通装置3を、ネットワークNを介して接続してなる。コンテンツ流通装置3は、顧客データベースサーバ4(以下、「顧客DBサーバ4」と記載)、ウェブサーバ5、コンテンツ配信サーバ6、及び、キー発行サーバ7を備える。ネットワークNは、例えば、インターネットなどの公衆網である。
上記構成において、まず、コンテンツ配信業者は、コンテンツ配信業者からのコンテンツ配信を希望するユーザー、すなわち、一次ユーザーを募集する。コンテンツ配信業者は、応募してきたユーザーの中から所定数を一次ユーザーとして決定し、決定した一次ユーザーの端末1へコンテンツ配信サーバ6から暗号化されたコンテンツデータ(以下、「暗号化コンテンツ」と記載)を配信する。一次ユーザーは、端末1によりキー発行サーバ7から復号キーを取得し、暗号化コンテンツを復号して閲覧する。
さらに、一次ユーザーは、暗号化コンテンツを知人などへ配布する。暗号化コンテンツを一次ユーザーから受取ったユーザーは、自身の端末1によりキー発行サーバ7から復号キーを取得し、暗号化コンテンツを復号して閲覧する。ウェブサーバ5は、一次ユーザー、流通先ユーザーのリストである配信先リストを公開する。流通先ユーザーとは、他のユーザーから暗号化コンテンツを入手したユーザーである。
コンテンツを入手したいユーザーは、ウェブサーバ5の公開する配信先リストを参照し、コンテンツを保有しているユーザーへコンテンツの送信を依頼する。依頼先のユーザーから暗号化コンテンツを取得したユーザーは、自身の端末1によりキー発行サーバ7から復号キーを取得し、暗号化コンテンツを復号して閲覧する。ウェブサーバ5は、配信先リストを更新する。このようにして、一次ユーザー以外は、ユーザー間で暗号化コンテンツを入手する。
図2は、端末1の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。端末1は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ端末であり、制御手段11、通信手段12、入力手段13、ウェブ出力制御手段14(配信先リスト取得手段)、出力手段15、メール送受信手段16、コンテンツ取得手段17、記憶手段18、キー取得手段19、コンテンツ閲覧手段20、コンテンツ配布手段21を備える。
制御手段11は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。通信手段12は、ネットワークNを介したデータの送受信を行う。入力手段13は、キーボードやマウスなどであり、ユーザーが入力した情報を取得する。出力手段15は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイや、音声を出力するスピーカーである。記憶手段18は、暗号化コンテンツ、暗号化コンテンツを復号する復号キーなどの情報を記憶する。ウェブ出力制御手段14は、ウェブ画面データを受信し、出力手段15へ出力を指示する。メール送受信手段16は、電子メールを送受信する機能を有する。コンテンツ取得手段17は、暗号化コンテンツを取得し、記憶手段18へ書き込む。キー取得手段19は、コンテンツ流通装置3へキー発行要求を送信して復号キーを取得し、記憶手段18へ書き込む。コンテンツ閲覧手段20は、暗号化コンテンツを復号キーで復号し、復号したコンテンツデータの出力を出力手段15へ指示する。コンテンツ配布手段21は、記憶手段18から暗号化コンテンツを読み出し、他の端末1へ送信したり、可搬の情報記録媒体に書き込んだりして出力する。
なお、以下では、ユーザーAの端末1を端末1a、ユーザーBの端末1を端末1b、ユーザーCの端末1を端末1c、…と記載する。そして、端末1a、1b、1c、…の各手段は、上述した端末1の各手段の符号にa、b、c、…を付与して記載する。例えば、端末1aの各手段は、制御手段11a、通信手段12a、入力手段13a、ウェブ出力制御手段14a、出力手段15a、メール送受信手段16a、コンテンツ取得手段17a、記憶手段18a、キー取得手段19a、コンテンツ閲覧手段20a、コンテンツ配布手段21aとして記載する。
図3は、顧客DBサーバ4の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。顧客DBサーバ4は、制御手段41、入力手段42、データ管理手段43、顧客データ記憶手段44、通信手段45を備える。
制御手段41は端末1の制御手段11と、入力手段42は端末1の入力手段13と、通信手段45は端末1の通信手段12と同様の機能を有する。顧客データ記憶手段44は、会員となっているユーザーに関する情報を示す顧客データを記憶する。顧客データは、ユーザーを一意に特定するユーザーID、ユーザーの氏名、ハンドル名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ポイント数、ユーザーのウェブサイト(以下、「ユーザーサイト」と記載)のURL(Universal Resource Locator)、購入したコンテンツ、課金などの情報を記憶する。ポイントとは、コンテンツを購入したり、流通させたりした際にユーザーに与えられ、各種特典と引き換えることができる。データ管理手段43は、顧客データ記憶手段44内の顧客データの登録、更新、削除、読出し等のデータ管理を行う。
図4は、ウェブサーバ5の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。ウェブサーバ5は、制御手段51、通信手段52、ウェブ画面登録手段53、ウェブ画面記憶手段54、ウェブ画面送信手段55(配信先リスト送信手段)、配信先リスト管理手段56、配信先リスト記憶手段57を備える。
制御手段51は端末1の制御手段11と、通信手段52は端末1の通信手段12と同様の機能を有する。ウェブ画面記憶手段54は、例えば、ユーザーサイト、一次ユーザー募集サイト、配信先リスト提供サイトなどの各サイトにおいて配信するウェブ画面データを記憶する。ウェブ画面登録手段53は、ウェブ画面記憶手段54内のウェブ画面データの登録、更新等のデータ管理を行う。ウェブ画面送信手段55は、ウェブ画面記憶手段54からウェブ画面データを読み出してユーザーの端末1へ送信する。配信先リスト記憶手段57は、配信先リストデータを記憶する。配信先リストデータは、コンテンツID毎に、暗号化コンテンツを配信した一次ユーザーの情報と、一次ユーザーへ配信した暗号化コンテンツを受信した流通先ユーザーの情報とを示す。一次ユーザーの情報には、一次ユーザーのユーザーID、ハンドル名などの情報が含まれる。流通先ユーザーの情報には、流通先ユーザーのユーザーID、ハンドル名、流通先ユーザーのユーザーサイトのURLなどの情報が含まれる。配信先リスト管理手段56は、配信先リスト記憶手段57内の配信先リストデータの登録、更新等のデータ管理を行う。
図5は、コンテンツ配信サーバ6の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。コンテンツ配信サーバ6は、制御手段61、通信手段62、応募受付手段63、通知手段64、コンテンツ記憶手段65、コンテンツ配信手段66を備える。
制御手段61は端末1の制御手段11と、通信手段62は端末1の通信手段12と同様の機能を有する。応募受付手段63は、ユーザーの端末1から一次ユーザーに応募するための情報を含む応募情報を受信する。通知手段64は、一次ユーザーに決定したユーザーの端末1へコンテンツの配信開始と、一次ユーザーに選択された旨の通知を送信する。コンテンツ記憶手段65は、暗号化コンテンツ、コンテンツのメタデータなどの付加情報を記憶する。コンテンツ配信手段66は、一次ユーザーの端末1へ当該一次ユーザーのユーザーIDを付加した暗号化コンテンツと、メタデータとを配信する。
図6は、キー発行サーバ7の内部構成を機能展開して示したブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。キー発行サーバ7は、制御手段71、通信手段72、キー情報記憶手段73、キー送信手段74、配信データ更新指示手段75を備える。
制御手段71は端末1の制御手段11と、通信手段72は端末1の通信手段12と同様の機能を有する。キー情報記憶手段73は、各暗号化コンテンツの復号キーを記憶する。キー送信手段74は、キー情報記憶手段73から復号キーを読み出して、キー発行要求の送信元の端末1へ送信する。データ更新指示手段76は、ウェブサーバ5へ配信先リストデータの更新を、顧客DBサーバ4へ顧客データの更新を要求する。
次に、コンテンツ流通システムの動作フローを説明する。
図7は、コンテンツ登録フローを示す図である。
同図において、コンテンツの販売を希望するコンテンツ提供者は、自身の保持するパーソナルコンピュータなどにより、コンテンツを著作権保護化するためのソフトウェアであるDRM(Digital Rights Management)ソフトを用いて、コンテンツデータを暗号化する(ステップS110)。コンテンツ提供者は、暗号化コンテンツと、コンテンツのメタデータと、暗号化コンテンツの復号キーとをコンテンツ配信業者のコンテンツ流通装置3に送信する(ステップS120)。コンテンツ配信サーバ6は、受信した暗号化コンテンツ及びコンテンツのメタデータをコンテンツIDと対応させてコンテンツ記憶手段65内に登録する。また、キー発行サーバ7は、受信した復号キーを、コンテンツIDと対応させてキー情報記憶手段73に書き込む。暗号化コンテンツ及びメタデータ、ならびに、復号キーは、一次ユーザーへ暗号化コンテンツを配信するまでに登録する。
図8は、一次流通フローを示す図である。
同図において、一次流通フローは、会員となるユーザーを登録するユーザー登録段階、一次ユーザーを募集する募集告知段階、各ユーザーが一次ユーザーに応募する応募段階、一次ユーザーへ暗号化コンテンツを配信するコンテンツ提供段階、一次ユーザーが復号キーを入手し、暗号化コンテンツを復号して閲覧するコンテンツ閲覧段階とからなる。
ユーザー登録段階において、会員母集団となるユーザーは、コンテンツ配信業者に氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ハンドル名などの会員登録情報を通知し、会員登録を申請する(ステップS210)。コンテンツ配信業者は、ユーザーから通知された会員登録情報を顧客DBサーバ4の入力手段42を用いて入力する。なお、会員登録情報を端末1から顧客DBサーバ4へ送信することでもよい。顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、会員登録を申請したユーザーにユーザーIDと、ユーザーサイトのURLを発行し、これらの情報と、会員登録情報とを含む顧客データを顧客DB44に登録する。コンテンツ配信業者は、登録した顧客データを郵送などにより通知する。あるいは、顧客DBサーバ4のデータ管理手段43が、登録した顧客データ内の電子メールアドレスを用いて、電子メールにより端末1へ登録した顧客データを送信してもよい。これにより、ユーザーは、ユーザーID、自身のユーザーサイトのURL等の情報を取得する(ステップS220)。また、ウェブサーバ5内のウェブ画面記憶手段54には、発行されたユーザーサイトのURLが登録される。
各ユーザーは、随時端末1により、自身のユーザーサイトのウェブ画面データを生成してウェブサーバ5へ送信し、登録を要求する。ウェブサーバ5のウェブ画面登録手段53は、端末1から受信したウェブ画面データをウェブ画面記憶手段54へ登録する。ユーザーサイトで提供されるウェブ画面は、例えば、ユーザーの自己紹介等の情報や、ユーザーの電子メールアドレスの情報、アバター(ユーザーの分身を象徴する人物等の画像)等が含まれる。
募集告知段階において、コンテンツ配信業者のサービス運営事務局からコンテンツの一次ユーザー募集連絡があると(ステップS230)、システム管理担当は、ウェブサーバ5内のウェブ画面記憶手段54へ、一次ユーザー募集サイトのウェブ画面データを登録する。このウェブ画面では、一次ユーザー募集の旨の告知、募集人数、配信するコンテンツ、応募開始日及び応募締切日などの情報を表示する。ユーザーが、端末1により、一次ユーザー募集サイトへアクセスすると、ウェブ出力制御手段14は、ウェブサーバ5のウェブ画面送信手段55から一次ユーザー募集サイトの画面データを受信し、出力手段15へ出力させる。
さらに、コンテンツ配信サーバ6の応募受付手段63は、顧客DBサーバ4の顧客データ記憶手段44に登録されている顧客データ内の電子メールアドレスを用いて、一次ユーザー募集の旨の告知、募集人数、配信するコンテンツ、応募開始日及び応募締切日などの情報を含む電子メールを会員母集団である全ユーザーの端末1へ送信する(ステップS240)。端末1のメール送受信手段16は、コンテンツ配信サーバ6から電子メールを受信する。このようにして、ユーザーは、一次ユーザー募集を認識する。
応募段階において、会員であるユーザーのうち、一次ユーザーとなりたいユーザーは、自身の端末1から応募情報をコンテンツ配信サーバ6へ送信する(ステップS250)。応募情報には、自身のユーザーID、配信を希望するコンテンツのコンテンツIDなどが含まれる。コンテンツ配信サーバ6の応募受付手段63は、端末1から受信した応募情報を内部に記憶する。
応募締切日以降のコンテンツ提供段階において、コンテンツ配信業者のサービス運営事務局からコンテンツ公開連絡があると(ステップS260)、システム管理担当は、コンテンツ配信サーバ6へコンテンツ公開指示を入力する。コンテンツ流通装置3は、応募開始日から応募締切日までに受信した応募情報を用い、応募情報の受信順に、ランダムになど所定の規則に応じて募集した人数の一次ユーザーを決定する。コンテンツ配信サーバ6の通知手段64は、決定した一次ユーザーの応募情報に含まれるユーザーIDに対応した電子メールアドレスを顧客DBサーバ4の顧客データ記憶手段44から読み出す。そして、取得した電子メールアドレスを用いて、一次ユーザーに選択された旨、コンテンツが公開された旨の情報を含む電子メールを一次ユーザーの端末1へ送信する(ステップS270)。ここでは、ユーザーAが一次ユーザーの一人として選ばれたとする。
ユーザーAは、端末1aのメール送受信手段16aが受信した電子メールにより、一次ユーザーに選択された旨と、コンテンツが公開された旨とを認識する。端末1aの入力手段13aによりコンテンツ取得指示が入力されると、コンテンツ取得手段17aは、コンテンツ配信サーバ6のコンテンツダウンロードサイトへアクセスし、コンテンツ配信要求を送信する(ステップS280)。コンテンツ配信要求には、ユーザーAのユーザーID、コンテンツIDなどが含まれる。
コンテンツ配信サーバ6のコンテンツ配信手段66は、コンテンツ記憶手段65から受信したコンテンツIDに対応した暗号化コンテンツ及びメタデータを読み出す。コンテンツ配信手段66は、読み出した暗号化コンテンツにコンテンツ配信要求の送信元である一次ユーザーのユーザーIDの情報を埋め込み、メタデータとともに端末1aへ返送する(ステップS290)。端末1aのコンテンツ取得手段17aは、ユーザーAのユーザーIDが埋め込まれた暗号化コンテンツと、メタデータとを受信し、記憶手段18aへ書き込む。
コンテンツ閲覧段階において、端末1aの入力手段13aにより復号キー取得指示が入力されると、キー取得手段19aは、キー発行サーバ7へキー発行要求を送信する(ステップS300)。キー発行要求には、暗号化コンテンツから読み出したユーザーIDを示す一次ユーザーID、キー発行を要求したユーザーのユーザーIDを示す要求元ユーザーID、コンテンツIDなどが含まれる。ここでは、一次ユーザーID及び要求元ユーザーIDには、ユーザーAのユーザーIDが設定される。キー発行サーバ7のキー送信手段74は、コンテンツIDに対応した復号キーをキー情報記憶手段73から読み出して端末1aに返送する。
端末1aのキー取得手段19aは、キー発行サーバ7から受信した復号キーを記憶手段18aに書き込む。そして、ユーザーAが端末1aの入力手段13aによりコンテンツ閲覧の指示を入力した場合、コンテンツ閲覧手段20aは、記憶手段18aから復号キーを読出す。そして、記憶手段18a内の暗号化コンテンツを読み出した復号キーで復号し、復号したコンテンツデータの出力を出力手段15aへ指示する。ユーザーAは、端末1aの出力手段15aが出力するコンテンツを閲覧する(ステップS310)。
一方、キー発行サーバ7の配信データ更新指示手段75は、端末1aから受信した一次ユーザーID、要求元ユーザーID及びコンテンツIDを顧客DBサーバ4及びウェブサーバ5に送信する。
ウェブサーバ5の配信先リスト管理手段56は、顧客DBサーバ4の顧客データ記憶手段44へ要求元ユーザーIDと、ハンドル名読出し要求とを送信する。顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、受信した要求元ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定し、特定したユーザーAの顧客データからハンドル名の情報を読み出して返送する。キー発行要求の送信元が一次ユーザーの端末1であるため、ウェブサーバ5の配信先リスト管理手段56は、配信先リスト記憶手段57へコンテンツIDに対応する一次ユーザーの情報として、受信した一次ユーザーIDと、顧客DBサーバ4から読み出したハンドル名を示す配信先リストデータを追加する。
ウェブ画面記憶手段54に一次配信先リスト画面の画面データ(以下、「一次配信先リスト画面データ」と記載)が未登録の場合、ウェブ画面登録手段53は、配信先リストデータ内の一次ユーザーのハンドル名一覧を表示する一次配信先リスト画面L1の画面データを生成し、ウェブ画面記憶手段54へ登録する。また、ウェブ画面記憶手段54に一次配信先リスト画面データがすでに登録されている場合、ウェブ画面登録手段53は、一次配信先リスト画面L1に、顧客DBサーバ4から読み出したハンドル名を追加表示させるよう一次配信先リスト画面データを更新する。ウェブサーバ5は、配信先リスト表示サイトへアクセスしてきたユーザーの端末1に、ウェブ画面記憶手段54から読み出した一次配信先リスト画面データを送信する。端末1が出力する一次配信先リスト画面L1には、ユーザーAのハンドル名が表示される。なお、顧客DBサーバ4からさらに一次ユーザーのユーザーサイトのURLを読み出し、一次配信先リスト画面L1に、一次ユーザーのユーザーサイトへのリンクを埋め込んでもよい。
また、顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、一次ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定する。データ管理手段43は、この特定したユーザーAの顧客データ内のポイント数を、所定の購入ポイントを加算したポイント数に更新する(ステップS330)。さらに、データ管理手段43は、ユーザーAの顧客データに、購入したコンテンツの情報として受信したコンテンツIDを追加するとともに、コンテンツの購入代金を請求するための課金情報を追加する。
図9は、二次流通フローを示す図である。
同図において、ユーザーAは、自身の友人や知人に暗号化コンテンツを配布する。ここでは、ユーザーBがユーザーAから暗号化コンテンツの配布を受ける場合について説明する。コンテンツの配布は、例えば、端末1aのコンテンツ配布手段21aが、記憶手段18a内に記憶している暗号化コンテンツ及びメタデータを、ネットワークNを介してユーザーBの端末1bに送信することによって行う。これは、電子メールに添付して送信したり、既存の端末間のファイル交換ソフトウェアであるPtoPツールを使用することでもよい。ユーザーBの端末1bのコンテンツ取得手段17bは、端末1aから受信した暗号化コンテンツ及びメタデータを記憶手段18bに書き込む(ステップS410)。あるいは、端末1aのコンテンツ配布手段21aが、記憶手段18a内に記憶している暗号化コンテンツ及びメタデータをDVDなどの可搬のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、ユーザーAがこの記録媒体をユーザーBに渡すことでもよい。端末1bのコンテンツ取得手段17bは、この記録媒体から暗号化コンテンツ及びメタデータを読み出して記憶手段18bに書き込む。
端末1bの入力手段13bにより復号キー取得指示が入力されると、キー取得手段19bは、キー発行サーバ7へキー発行要求を送信する(ステップS420)。キー発行要求に含まれる一次ユーザーIDには、暗号化コンテンツから読み出したユーザーAのユーザーIDが、要求元ユーザーIDには、ユーザーBのユーザーIDが、コンテンツIDには、暗号化コンテンツのコンテンツIDが設定される。キー発行サーバ7のキー送信手段74は、コンテンツIDに対応した復号キーをキー情報記憶手段73から読み出して端末1bに返送する。
端末1bのキー取得手段19bは、キー発行サーバ7から受信した復号キーを記憶手段18bに書き込む。そして、ユーザーBが端末1bにコンテンツ閲覧の指示を入力した場合、コンテンツ閲覧手段20bは、暗号化コンテンツを復号キーで復号し、復号したコンテンツデータの出力を出力手段15bへ指示する。ユーザーBは、端末1bの出力手段15bが出力するコンテンツを閲覧する(ステップS430)。
一方、キー発行サーバ7の配信データ更新指示手段75は、端末1bから受信した一次ユーザーID、要求元ユーザーID及びコンテンツIDを顧客DBサーバ4及びウェブサーバ5に送信する。
ウェブサーバ5の配信先リスト管理手段56は、顧客DBサーバ4の顧客データ記憶手段44へ要求元ユーザーIDと、ハンドル名及びユーザーサイトのURLの読出し要求とを送信する。顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、受信した要求元ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定し、特定したユーザーBの顧客データからハンドル名及びユーザーサイトのURLの情報を読み出して返送する。ウェブサーバ5の配信先リスト管理手段56は、配信先リスト記憶手段57へ、コンテンツID及び一次ユーザーIDにより特定される一次ユーザーの情報に対応した流通先ユーザーの情報として、要求元ユーザーID、顧客DBサーバ4から読出したハンドル名及びユーザーサイトのURLを示す配信先リストデータを追加する。
続いて、ウェブ画面登録手段53は、一次ユーザーへ配布したコンテンツの流通先ユーザーのハンドル名一覧を表示する流通先リスト画面L2の画面データ(以下、「流通先リスト画面データ」)を生成してウェブ画面記憶手段54へ登録する。流通先リスト画面L2には、受信したコンテンツID及び一次ユーザーIDに対応して配信先リストデータ内の流通先ユーザーの情報から読み出したハンドル名が表示され、表示されるハンドル名には、当該ハンドル名に対応したユーザーサイトのURLへのリンク情報が埋め込まれる。さらに、ウェブ画面登録手段53は、ウェブ画面記憶手段54内に登録されている一次配信先リスト画面データに対して、受信した一次ユーザーIDに対応するハンドル名の表示に、生成した流通先リスト画面データへのリンク情報を埋め込み更新する(ステップS440)。これにより、一次配信先リスト画面L1内のユーザーAのハンドル名の表示に流通先リスト画面L2がリンクされ、流通先リスト画面L2内のユーザーBのハンドル名の表示にユーザーBのユーザーサイトのURLがリンクされる。
また、顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、要求元ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定する。データ管理手段43は、この特定したユーザーBの顧客データ内のポイント数を、所定の購入ポイントを加算したポイント数に更新し、当該顧客データに、購入したコンテンツの情報として受信したコンテンツIDを追加するとともに、コンテンツの購入代金を請求するための課金情報を追加する(ステップS450)。さらに、データ管理手段43は、一次ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定し、この特定したユーザーAの顧客データ内のポイント数を、所定の紹介ポイントを加算したポイント数に更新する(ステップS460、S470)。
図10は、三次流通フロー以降の流通フローを示す図である。
同図において、コンテンツの取得を希望するユーザーCは、自身の端末1cにより、ウェブサーバ5の配信先リスト提供サイトへアクセスする。ウェブサーバ5のウェブ画面送信手段55は、ウェブ画面記憶手段54内から一次配信先リスト画面データを読み出して返送する。端末1cのウェブ出力制御手段14cは、受信した一次配信先リスト画面データを出力手段15cに出力させる。端末1cの表示している一次配信先リスト画面L1において、ユーザーCが任意の一次ユーザーのハンドル名をクリックすることにより、端末1cのウェブ出力制御手段14cは、当該ハンドル名とリンクされている流通先リスト画面の要求をウェブサーバ5に送信する。ウェブサーバ5のウェブ画面送信手段55は、ウェブ画面記憶手段54内から要求された流通先リスト画面データを読み出して返送する。端末1cのウェブ出力制御手段14cは、受信した流通先リスト画面データを出力手段15cに出力させる(ステップS510)。
さらに、端末1cの表示している流通先リスト画面L2において、ユーザーCが任意の流通先ユーザーのハンドル名をクリックすることにより、端末1cのウェブ出力制御手段14cは、当該ハンドル名とリンクされているユーザーサイトのURLへアクセスする。ウェブサーバ5のウェブ画面送信手段55は、受信したURLに対応するユーザーサイトの画面データをウェブ画面記憶手段54から読み出して返送する。端末1cのウェブ出力制御手段14cは、受信したユーザーサイトの画面データを出力手段15cに出力させる(ステップS520)。ここでは、ユーザーCが、ユーザーBのハンドル名をクリックし、端末1cに、ユーザーBのユーザーサイトの画面L3が表示されたものとする。
ユーザーCは、ユーザーBのユーザーサイトを閲覧し、ユーザーBからコンテンツを配信してもらいたいと思った場合、端末1cの出力手段15cによりコンテンツ送信依頼の出力指示を入力する。例えば、ユーザーサイト画面L3に表示されているコンテンツダウンロードボタンをクリックする。これにより、端末1bのコンテンツ配布手段21bが予めウェブサーバ5のウェブ画面記憶手段54に登録しておいた暗号化コンテンツ及びメタデータが、端末1cへダウンロードされる。あるいは、ユーザーサイト画面L3に表示されている電子メールアドレスを用いて、コンテンツの送信を依頼する旨の電子メールを端末1bに送信する(ステップS530)。これにより、ユーザーBは、コンテンツ送信依頼を受信する(ステップS540)。ユーザーBの端末1bのコンテンツ配布手段21bは、電子メールやPtoPツールなどにより、記憶手段18b内に記憶している暗号化コンテンツ及びメタデータを端末1cへ送信する(ステップS550)。端末1cのコンテンツ取得手段17cは、受信した暗号化コンテンツ及びメタデータを記憶手段18cに書き込む。
端末1cの入力手段13cにより復号キー取得指示が入力されると、キー取得手段19cは、キー発行サーバ7へキー発行要求を送信する(ステップS560)。キー発行要求に含まれる一次ユーザーIDには、暗号化コンテンツから読み出したユーザーAのユーザーIDが、要求元ユーザーIDには、ユーザーCのユーザーIDが、コンテンツIDには、暗号化コンテンツのコンテンツIDが設定される。キー発行サーバ7のキー送信手段74は、コンテンツIDに対応した復号キーをキー情報記憶手段73から読み出して端末1cに返送する。
端末1cのキー取得手段19cは、キー発行サーバ7から受信した復号キーを記憶手段18cに書き込む。そして、ユーザーCが端末1cにコンテンツ閲覧の指示を入力した場合、コンテンツ閲覧手段20cは、暗号化コンテンツを復号キーで復号し、復号したコンテンツデータの出力を出力手段15cへ指示する。ユーザーCは、端末1cの出力手段15cが出力するコンテンツを閲覧する(ステップS570)。
一方、キー発行サーバ7の配信データ更新指示手段75は、端末1cから受信した一次ユーザーID、要求元ユーザーID及びコンテンツIDを顧客DBサーバ4及びウェブサーバ5に送信する。
ウェブサーバ5の配信先リスト管理手段56は、要求元ユーザーIDに対応したハンドル名及びユーザーサイトのURLを顧客DBサーバ4から読み出す。そして、配信先リスト管理手段56は、配信先リスト記憶手段57へ、コンテンツID及び一次ユーザーIDにより特定される一次ユーザーの情報に対応した流通先ユーザーの情報として、要求元ユーザーID、顧客DBサーバ4から読出したハンドル名及びユーザーサイトのURLを示す配信先リストデータを追加する。
ウェブ画面登録手段53は、受信したコンテンツID及び一次ユーザーIDに対応する流通先リスト画面データがウェブ画面記憶手段54内に既に登録されているため、この流通先リスト画面データを、更新した配信先リストデータを用いて更新する(ステップS580)。すなわち、流通先リスト画面データには、顧客DBサーバ4から読み出したユーザーCのハンドル名を表示するためのデータが追加され、追加したハンドル名の表示には顧客DBサーバ4から受信したユーザーCのユーザーサイトのURLへのリンク情報が埋め込まれる(ステップS580)。
また、顧客DBサーバ4のデータ管理手段43は、要求元ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定する。データ管理手段43は、この特定したユーザーCの顧客データ内のポイント数を、所定の購入ポイントを加算したポイント数に更新し、当該顧客データに、購入したコンテンツの情報として受信したコンテンツIDを追加するとともに、コンテンツの購入代金を請求するための課金情報を追加する(ステップS590)。さらに、データ管理手段43は、一次ユーザーIDにより顧客データ記憶手段44内の顧客データを特定し、この特定したユーザーAの顧客データ内のポイント数を、所定の紹介ポイントを加算したポイント数に更新する(ステップS600、S610)。
上記実施形態によれば、コンテンツ配信業者は、コンテンツ流通装置により暗号化したコンテンツを限定された数の一次ユーザーの端末1のみに配信し、その後はユーザーの端末間で暗号化コンテンツを流通させる。そして、コンテンツ配信業者は、コンテンツ流通装置が端末1から暗号化コンテンツの復号キーを送信した時に課金を行い、復号キーを送付する。よって、コンテンツ配信業者が用意するコンテンツ配信サーバは、限定された数の一次ユーザーにコンテンツを配信する能力を持つのみでよく、多くのユーザーへコンテンツを販売することができるとともに、コンテンツの流通コストを劇的に安くすることができる。また、コンテンツを購入していないユーザーにはコンテンツを閲覧できないように著作権保護を行いながら、ユーザーへコンテンツを流通させることができる。
また、公開される配信先リストにより一次ユーザーに配信されたコンテンツがどれだけ広く流通したかを知ることができるため、ユーザーの競争心を高めることができる。また、一次ユーザー希望者は、非常に熱心なファンであることが想定され、コンテンツを積極的に他のユーザーへ紹介するため、コンテンツが広く流通し、販売が促進されるとともに、コンテンツの流通スピードを劇的に上げることができる。特に、配信先リストをウェブで公開することにより、コンテンツの入手を希望するユーザーが、コンテンツを保有しているユーザーの情報を得て、コンタクトをとることが容易となり、コンテンツの入手が非常に簡単となるため、コンテンツの流通が劇的に活性化する。
また、コンテンツが流通することにより一次ユーザーへポイントが付与され、様々な特典を受けることができるため、積極的にコンテンツを紹介する動機となり、より広くコンテンツが流通し、販売が促進される。
また、公開される配信先リストにより同じコンテンツに興味のあるユーザーのユーザーサイトを辿ることができるため、ユーザー間において、交流の範囲が広がる。
また、プロモーションのコンテンツを無料で流通させることにより、プロモーションコストを下げることもできる。
次に、上述したコンテンツ流通システムの応用例について説明する。
図12は、従来の広告方法の例を示す図である。
従来、広告主が映像による広告を出す場合、例えば、1000万円を支払って放送局から電波を購入し、広告情報をテレビにより放送していた。ユーザーは各家庭におけるテレビの放映により広告情報を視聴し、商品などの情報を得ていた。しかし、これでは、放送局だけ利益を上げ、ユーザーは広告主が放送局へ支払った広告代分、単価が上乗せされた商品を購入することになってしまい、このことは、広告主にとっても販売の促進に悪い影響を与えてしまうおそれがあった。
図11は、上述したコンテンツ流通システムを用いた広告方法の例を示す図である。
先ず、広告主は、コンテンツ流通装置3を保有するPtoP事務局から視聴希望数を購入する(ステップS710)。そして、広告のコンテンツデータ(広告情報)をPtoP事務局へ受け渡し、配信を依頼する(ステップS720)。ここでは、1000人の視聴希望数について1000万円を事務局に支払うものとする。
PtoP事務局は、応募してきたユーザーから一次ユーザーとなる1000人を抽出し、ファースト1000ユーザーとする。PtoP事務局は、ファースト1000ユーザーへツールを記録したDVD等の記録媒体を配布する。このツールは、広告情報を暗号化した暗号化コンテンツや、暗号化コンテンツをコンテンツ流通装置3からダウンロードできるURL等、特定のファイルやURLである。なお、ツールの配布は、コンテンツ流通装置3などから各ファースト1000ユーザーの端末1へネットワークを介してダウンロードするような仮想の記録媒体を用いた配布であってもよい。一次ユーザーは、記録媒体(仮想の記録媒体)により配布されたツールを用いて自身の端末1からコンテンツ流通装置3へアクセスし、復号キー、あるいは、暗号化コンテンツと復号キーを取得する(ステップS730)。その後、ファースト1000ユーザーから二次流通以降のユーザーへとコンテンツが流通し(ステップS740)、コンテンツ流通装置3には、各ファースト1000ユーザーが何人の二次流通以降のユーザーへコンテンツを流通させたかの情報が蓄積される(ステップS750)。
PtoP事務局は、広告主から支払われた1000万のうち、20%を手数料として受け取る(ステップS760)。そして、残りの800万は、コンテンツの流通元となったファースト1000ユーザーへ情報伝達貢献料として還元する(ステップS770)。このとき、各ファースト1000ユーザーに還元される情報伝達貢献料は、コンテンツの流通先となった2次流通以降のユーザーの数に応じて配分する。このように、ユーザーがみんなでおすすめ情報を伝達しあうことにより、みんなで利益をシェアしあう放送モデルを確立することができる。
なお、上述の端末1、顧客DBサーバ4、ウェブサーバ5、コンテンツ配信サーバ6及びキー発行サーバ7は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した端末1のウェブ出力制御手段14、メール送受信手段16、コンテンツ取得手段17、キー取得手段19、コンテンツ閲覧手段20、及び、コンテンツ配布手段21、顧客DBサーバ4のデータ管理手段43、ウェブサーバ5のウェブ画面登録手段53、ウェブ画面送信手段55及び配信先リスト管理手段56、コンテンツ配信サーバ6の応募受付手段63、通知手段64、及び、コンテンツ配信手段66、ならびに、キー発行サーバ7のキー送信手段74及びデータ更新指示手段75の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施の形態によるコンテンツ流通システムの全体構成図である。 同実施の形態による端末の構成を示すブロック図である。 同実施の形態による顧客DBサーバの構成を示すブロック図である。 同実施の形態によるウェブサーバの構成を示すブロック図である。 同実施の形態によるコンテンツ配信サーバの構成を示すブロック図である。 同実施の形態によるキー発行サーバの構成を示すブロック図である。 同実施の形態によるコンテンツ流通システムの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコンテンツ流通システムの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコンテンツ流通システムの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコンテンツ流通システムの動作フローを示す図である。 同実施の形態によるコンテンツ流通システムの応用例を示す図である。 従来の広告方法の例を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c…端末
3…コンテンツ流通装置
4…顧客DBサーバ
5…ウェブサーバ
6…コンテンツ配信サーバ
7…キー発行サーバ
11、41、51、61、71…制御手段
12、45、52、62、72…通信手段
13、42…入力手段
14…ウェブ出力制御手段
15…出力手段
16…メール送受信手段
17…コンテンツ取得手段
18…記憶手段
19…キー取得手段
20…コンテンツ閲覧手段
21…コンテンツ配布手段
43…データ管理手段
44…顧客データ記憶手段
53…ウェブ画面登録手段
54…ウェブ画面記憶手段
55…ウェブ画面送信手段
56…配信先リスト管理手段
57…配信先リスト記憶手段
63…応募受付手段
64…通知手段
65…コンテンツ記憶手段
66…コンテンツ配信手段
73…キー情報記憶手段
74…キー送信手段
75…配信データ更新指示手段

Claims (9)

  1. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられるコンテンツ流通方法であって、
    前記コンテンツ流通装置は、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、
    前記コンテンツ流通装置が、
    前記コンテンツデータを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、
    一次ユーザーの端末が、
    前記コンテンツ流通装置から前記コンテンツデータを受信し、
    受信したコンテンツデータと、自身のユーザー識別情報とを出力し、
    流通先ユーザーの端末が、
    一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力したコンテンツデータと、該コンテンツデータの配付元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信し、
    自身のユーザー識別情報と、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、
    前記コンテンツ流通装置が、
    前記流通先ユーザーの端末から流通先ユーザー識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信し、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段に追加する一方、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末装置が、
    配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、
    前記コンテンツ流通装置が、
    流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、
    前記流通先ユーザーの端末が、
    前記コンテンツ流通装置から受信した前記情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示し、
    表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスし、
    前記コンテンツ流通装置は、
    前記流通先ユーザーの端末から前記選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを前記流通先ユーザーの端末へ返送し、
    前記流通先ユーザーの端末は、
    前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示し、
    前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、受信した前記アクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記コンテンツデータと、該コンテンツデータの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  2. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられるコンテンツ流通方法であって、
    前記コンテンツ流通装置は、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、
    前記コンテンツ流通装置が、
    暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの復号キーを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、
    一次ユーザーの端末が、
    前記コンテンツ流通装置から暗号化コンテンツ及び復号キーを受信し、
    受信した暗号化コンテンツと、自身のユーザー識別情報とを出力し、
    流通先ユーザーの端末が、
    一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信し、
    自身のユーザー識別情報と、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、
    前記コンテンツ流通装置が、
    流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信して復号キーを返送するとともに、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段に追加し、
    前記流通先ユーザーの端末が、
    前記コンテンツ流通装置から復号キーを受信する一方、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末装置が、
    配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、
    前記コンテンツ流通装置が、
    前記流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、
    前記流通先ユーザーの端末が、
    前記コンテンツ流通装置から受信した前記情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示し、
    表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスし、
    前記コンテンツ流通装置は、
    前記流通先ユーザーの端末から前記選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを前記流通先ユーザーの端末へ返送し、
    前記流通先ユーザーの端末は、
    前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示し、
    前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、受信した前記アクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  3. 前記顧客データ記憶手段は、ユーザー識別情報に対応した課金情報をさらに記憶
    前記コンテンツ流通装置は、
    前記流通先ユーザーの端末から受信した流通先ユーザーの識別情報に対応する課金情報を前記顧客データ記憶手段に書き込む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ流通方法。
  4. 前記コンテンツ流通装置は、
    前記一次ユーザーの端末へ当該一次ユーザーのユーザー識別情報を埋め込んだ暗号化コンテンツを送信し、
    前記一次ユーザーの端末は、
    前記コンテンツ流通装置から自身のユーザー識別情報が埋め込まれた暗号化コンテンツと、復号キーとを受信し、
    自身のユーザー識別情報が埋め込まれた前記暗号化コンテンツを出力し、
    前記流通先ユーザーの端末は、
    一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した、一次ユーザーのユーザー識別情報が埋め込まれた暗号化コンテンツを受信し、
    自身のユーザー識別情報と、受信した暗号化コンテンツに埋め込まれた一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコンテンツ流通方法。
  5. 前記顧客データ記憶手段は、ユーザー識別情報に対応したポイント数の情報をさらに記憶し、
    前記コンテンツ流通装置は、
    前記流通先ユーザーの端末から受信した一次ユーザーのユーザー識別情報に対応した前記記憶手段内のポイント数の情報を、所定のポイント数を加算した情報に更新する、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかの項に記載のコンテンツ流通方法。
  6. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムのコンテンツ流通装置に用いられるコンテンツ流通方法であって、
    前記コンテンツ流通装置は、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段を備えており、
    暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの復号キーを一次ユーザーの端末に送信するとともに、該一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加し、
    流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と、一次ユーザーのユーザー識別情報を受信して復号キーを返送するとともに、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータに、受信した一次ユーザーのユーザー識別情報に対応させて、受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報とを追加する一方、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送し、
    前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末から、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  7. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムであって、
    前記コンテンツ流通装置は、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段と、
    暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段と、
    前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段と、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末から、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスによりを用いたアクセスを受け、アクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段とを備え、
    前記一次ユーザーの端末は、
    前記コンテンツ流通装置から暗号化コンテンツを受信する第1のコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ流通装置から復号キーを受信する第1のキー取得手段と、
    自身のユーザー識別情報と、前記第1のコンテンツ取得手段が受信した暗号化コンテンツとを出力するコンテンツ配布手段とを備え、
    流通先ユーザーの端末は、
    一次ユーザーの端末あるいは他の流通先ユーザーの端末が出力した暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する第2のコンテンツ取得手段と、
    自身のユーザー識別情報と、前記第2のコンテンツ取得手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報とを前記コンテンツ流通装置へ送信し、該コンテンツ流通装置から復号キーを受信する第2のキー取得手段とを備え、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの前記端末装置は、さらに、
    配信先リストの送信要求を前記コンテンツ流通装置へ送信し、該コンテンツ流通装置から返送された情報で示される一次ユーザーと流通先ユーザーとの対応付けを表示させ、表示された前記流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて前記コンテンツ流通装置へアクセスする配信先リスト取得手段を備え、
    前記第2のコンテンツ取得手段は、該コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を表示させ、前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報を閲覧した前記流通先ユーザーによりコンテンツ送信依頼の出力指示が入力された場合に、前記コンテンツ流通装置から受信した前記選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報を用いて前記選択された流通先ユーザーの端末へアクセスし、前記暗号化コンテンツと、該暗号化コンテンツの配布元の一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通システム。
  8. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられる前記コンテンツ流通装置であって、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段と、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段と、
    暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段と、
    前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段と、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末からのアクセスを受けアクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ流通装置。
  9. ユーザーの端末とコンテンツ流通装置とをネットワークを介して接続してなるコンテンツ流通システムに用いられる前記コンテンツ流通装置のコンピュータを、
    ユーザーサイトのアドレスをユーザー識別情報と対応付けて記憶する顧客データ記憶手段、
    コンテンツ配信対象のユーザーである一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記一次ユーザーへ配信したコンテンツを他のユーザーから入手したユーザーである流通先ユーザーのユーザー識別情報とを含む配信先リストデータを記憶する配信先リスト記憶手段、
    暗号化されたコンテンツデータである暗号化コンテンツを一次ユーザーの端末に送信するコンテンツ配信手段、
    前記コンテンツ配信手段が送信した暗号化コンテンツの復号キーを前記一次ユーザーの端末に送信するとともに、流通先ユーザーの端末から流通先ユーザーの識別情報と一次ユーザーのユーザー識別情報とを受信して復号キーを返送するキー送信手段、
    前記コンテンツ配信手段が暗号化コンテンツを送信した一次ユーザーのユーザー識別情報を示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加するとともに、前記キー送信手段が受信した一次ユーザーのユーザー識別情報と、前記キー送信手段が受信した流通先ユーザーのユーザー識別情報との対応付けを示す配信先リストデータを前記配信先リスト記憶手段へ追加する配信先リスト管理手段、
    他の流通先ユーザーからコンテンツを入手する流通先ユーザーの端末から配信先リストの送信要求を受信し、前記配信先リスト記憶手段内の配信先リストデータにより特定される一次ユーザーと、当該一次ユーザーに対応付けられた流通先ユーザーと、当該流通先ユーザーのユーザー識別情報に対応して前記顧客データ記憶手段から読み出したユーザーサイトのアドレスとの情報を返送するとともに、返送した前記情報が示す流通先ユーザーの中から選択された流通先ユーザーのユーザーサイトのアドレスを用いて、前記配信先リストの送信要求の送信元である前記流通先ユーザーの端末からのアクセスを受けアクセスに用いられた前記アドレスにより特定される前記選択された流通先ユーザーの自己紹介の情報と、当該選択された流通先ユーザーへのアクセスに関する情報とを返送する配信先リスト送信手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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