JPH1196198A - 図面作成装置および方法 - Google Patents

図面作成装置および方法

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JPH1196198A
JPH1196198A JP9256415A JP25641597A JPH1196198A JP H1196198 A JPH1196198 A JP H1196198A JP 9256415 A JP9256415 A JP 9256415A JP 25641597 A JP25641597 A JP 25641597A JP H1196198 A JPH1196198 A JP H1196198A
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JP
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data
manufacturing
projection
shape
dimensional shape
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Shinya Yuda
晋也 湯田
Shunsuke Minami
南  俊介
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一般に3次元形状データから図面を作成する際
に、ユーザーの入力がなければ、対象の製造方法に適し
た図面を作成することができなかった。本発明の目的は
上記のユーザー入力を軽減する図面を作成する装置また
は方法を提供することにある。 【解決手段】3次元形状データ記憶手段と製造方法特定
手段を用いて、図面データを作成し、図面データ記憶手
段に出力する図面作成手段を持つ、3次元形状データか
ら2次元の図面を生成する装置によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機によって設計
作業を支援し、対象を3次元形状データによって表現す
る3D−CAD(Computer Aided Design)に関する。特
に3D−CADにおいて、対象を任意の方向からの投影
した投影図を持つ図面を作成する装置または方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多くの3D−CAD(Computer Aided De
sign)では、図面を作成するために対象の投影図を作成
する手段を持つ。作成する図面は製図規則に従い図面を
見る人にわかりやすいように図形や寸法を配置して出力
することが要求される。
【0003】たとえば、対象が機械部品の場合、製造部
に渡されて加工作業者が製造に使う図面を作成すること
がある。この場合、作成された図面は製造に適した図面
になっている必要がある。
【0004】具体的には旋削加工で使用する図面では、
加工時の便宜を考慮する必要がある。たとえば、内径旋
削加工が必要な対象の図面は、一般に主軸を含む平面に
よる断面図が必要である。また、同一円筒面上に中心軸
を持つ複数の穴がある場合は、それらすべてが現れる面
を投影した図が必要である。
【0005】また旋盤による旋削加工において、加工の
工程が同一の部分の形状に関する寸法についてはまとめ
て記入し、工程が異なる部分の形状に関する寸法は、互
いに離して記入することが推奨されている。なぜなら
ば、工程ごとにわけて寸法が記入されていると加工者は
一つの工程に関する寸法を見落としにくくなり、すなわ
ち製造に適した図面となるからである。
【0006】必要な図面,投影方法,寸法の記入位置を
一つ一つCADシステム入力する必要があった。
【0007】一般的な3D−CADでは、自動的に対象
の図面を作成する機能を有するが、あらかじめ決められ
た方向からの投影図を作成するだけ、製図規則に適合す
る図面を作成するにはさらにユーザーによる図面の修正
が必要があった。
【0008】前述の加工作業者にわかりやすい図面を作
成するためには、少なくとも加工の主軸を含む面を断面
としてとった断面図を作ることと寸法の配置をユーザー
が指示する必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に3次元形状デー
タから図面を作成する際に、ユーザーの入力がなけれ
ば、対象の製造方法に適した図面を作成することができ
なかった。
【0010】本発明の目的は3次元形状データから製造
に適した図面を作成する装置または方法において、上記
のユーザー入力を軽減する図面を作成する装置または方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決は、3次
元形状データ記憶手段と3次元形状データが表わす形状
の製造方法を特定する製造方法特定手段と前記3次元形
状データと前記製造方法特定手段により特定した製造方
法から図面データを作成し、図面データ記憶手段に出力
する図面作成手段を持つ図面作成装置によって達成され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。図1は本装置の構成を示している。本装置は記憶
装置1,処理装置2からなる。
【0013】1は記憶装置であり、3次元形状データ記
憶手段4と製造方法特定手段5と図面データ記憶手段6
を持つ。
【0014】2は処理装置であり、図面作成手段3をも
つ。
【0015】本発明において、3次元形状データ記憶手
段4と製造方法特定手段5と図面データ記憶手段を持つ
記憶装置2を有する処理装置2があったとき、記憶媒体
に格納された図面作成手段3が処理装置2に読み込まれ
図1と同様の構成をなすならば、図面作成手段3を格納
した記憶媒体も本発明の範囲である。
【0016】4は3次元形状データ記憶手段であり、図
面を作成する対象の形状を3次元的に表わす3次元形状
データを記憶している。
【0017】5は製造方法特定手段である。製造方法と
は加工方法、さらに具体的には切削加工方法や組み立て
作業などを指す。製造方法特定手段は、たとえば対象の
一部分の形状と加工方法を対応させた部分形状−加工方
法対応データを記憶している。また製造方法特定手段と
して、3次元形状データから自動的に製造方法を特定す
るような手段を含む装置または方法も本発明の範囲であ
る。
【0018】3は図面作成手段であり、3次元形状デー
タ記憶手段4に記憶された対象の3次元形状データと製
造方法特定データ記憶手段5に記憶された対象の一部分
の形状と加工方法を対応させた部分形状−加工方法対応
データ入力として図面を作成し、図面データ記憶手段6
に送る。
【0019】図面作成手段3はさらに図2に示すよう
に、投影図作成手段201と投影法データ決定手段20
2と寸法配置手段203からなる。
【0020】投影法データ決定手段202は部分形状−
加工方法対応データを読み込んで、この対象について図
面を作成する際に必要な投影法データを投影図作成手段
201に出力する。
【0021】投影図作成手段201は対象の3次元形状
データと投影法データ決定手段202の出力である投影法
データを入力として、投影法データにしたがって対象の
投影図を作成し、図面上の適切な位置に配置した投影図
データを出力する。
【0022】寸法配置手段は投影図作成手段201の出
力である投影図データと対象の3次元形状データを入力
として、投影図データ上に寸法を配置して図面データを
出力し、図面データ記憶手段6に送る。
【0023】本装置に3次元形状記憶手段にたとえば図
3に示すような対象の3次元形状を表わすデータが記憶
されており、製造方法特定手段に部分形状の加工方法を
特定する部分形状−加工方法対応データが記憶されてい
ると仮定する。それぞれのデータ構造は図4,図5のよ
うになっている。
【0024】図4において円筒面が「外向き」である。
または、「内向き」であるとは、以下の意味である。す
なわち、円筒面が外向きであるとは、その円筒面を無限
に延長したときに、面が分ける空間のうち円筒面の軸が
ある方の空間側が中空ではないような3次元表現である
ことを指し、逆に内向きであるとは軸がある方の空間が
中空であるような面をいう。たとえば、中身が詰まった
円筒立体の円筒面は外向きであり、穴の内面のような円
筒面は内向きである。
【0025】たとえば、3次元形状データにはf1と名
づけられた面形状403が存在し、面形状のタイプ40
2として円筒面であること、形状データ403として軸
a1を持つことが記録されている。
【0026】また、寸法404のデータとして寸法d1
は寸法を付加する面405であるf8,f9の間の距離
を指示することが記録されている。
【0027】部分形状−加工方法対応データにはたとえ
ばr1と名づけられた関係501が存在し、面f1から
なる部分形状502の加工方法503が外径加工である
ことが記録されている。
【0028】この状態で記憶装置からしかるべき入力デ
ータが処理装置に入力されると図6に示すような動作を
行う。本例では図3を例題として用いる。
【0029】まず、投影法データの決定ステップ601
を行う。
【0030】投影法データ決定手段3によって3次元形
状データ記憶手段4に記憶された3次元形状データと製
造方法記憶手段5に記憶された部分形状−加工方法対応
データからこの対象について図面を作成する際に必要と
なる投影法データを得る。
【0031】この実施例における投影法データとは以下
の3点を指定する。
【0032】1)平行投影マトリックス、 2)断面図か通常の投影図、 3)断面図であれば切断面となる面、 ここで、一般に平行投影マトリックスはa)視線方向ベ
クトルとb)対象物体の参照点,c)対象物体を投影し
たときにx軸方向にとりたい3次元の方向ベクトルの3
点から作成できる。従って、この3点のデータが得られ
れば投影マトリックスを決定できる。
【0033】本例における投影法データ決定手段の動作
を図7を用いて説明する。
【0034】形状−加工方法対応データから穴加工を検
索する701。穴加工があれば穴加工のフラグを立てる
702。
【0035】形状−加工方法対応データから外径加工を
検索する703。外径加工があれば外径加工で必要な投
影法データを作成する704。外径加工がなければ内径
加工の検索705に進む。
【0036】外径加工における投影法データには、穴加
工のフラグがある場合は投影変換は決定せず穴加工と同
じ変換マトリックスを使う。断面図は不要である。穴加
工のフラグが立ってない場合は、投影マトリックスを作
成する。
【0037】投影マトリックスは以下のように作成す
る。まず外径加工をする形状の軸を主軸とする。a)視
線方向ベクトルは主軸に直角な任意のベクトルとし、
b)参照点は主軸の中点とし、c)x軸方向は主軸の方
向とする。
【0038】ここでの投影法データを一時メモリに記憶
する。
【0039】つぎに、形状−加工方法対応データから内
径加工を検索する705。内径加工があれば、内径加工
で必要な投影法データを作成する706。なければ穴加
工の検索707に進む。
【0040】外径加工による加工方法が一時メモリにあ
れば、同じ投影法データのうち断面図が必要であるこ
と、切断面は視線方向ベクトルを法線ベクトルとする主
軸を含む面とするように変更を加える。
【0041】外径加工による加工方法が一時メモリにな
ければ、内径加工で必要な投影法データをあらたに作成
する。穴加工のフラグがある場合は外径加工の場合と同
様に投影変換マトリックスは決定せず穴加工と同じ変換
マトリックスを使う。内径加工では断面図が必要であ
る。切断面,変換投影マトリックスは以下のようにして
作成する。
【0042】まず内径加工をする形状の軸を主軸とす
る。切断面は主軸を含む、主軸に直角なベクトルを法線
方向とする面とする。投影変換マトリックスはa)視線
方向ベクトルを切断面の法線ベクトルとし、b)参照点
を主軸の中点とし、c)x軸方向を主軸の三点から作成
する。
【0043】つぎに形状−加工方法対応データから穴加
工を検索707する。
【0044】穴加工があれば、穴加工に必要な投影法を
作成する708。なければ終了する。
【0045】穴加工には二つ投影図を必要とする。一つ
は断面が必要であり、その切断面は穴の軸と加工の主軸
とを含む面をとる。この時投影変換マトリックスはa)
視線方向ベクトルは切断面の法線方向とし、b)参照点
は主軸の中点とし、c)x軸方向は主軸の方向とする。
【0046】穴加工の二つ目は通常の投影図で、穴加工
と対応した形状の軸方向をa)視線方向とし、b)穴の
ある面と主軸との交点を参照点とし、主軸と視線方向に
よって決定する平面の法線方向をc)x軸の方向とする
投影変換マトリックスをもつ。
【0047】最後に一時メモリに記憶した投影法データ
を投影図作成手段201に送る。
【0048】本実施例では二つの投影法データが作成さ
れ、投影図作成手段201に送られる。一つ目の投影法
データは断面図であり投影マトリックスMaをもち、切
断面pを持つ。二つ目の投影法データは通常の投影図で
あり、投影マトリックスMbをもつ。
【0049】ここで、切断面pは面f3と面f4によっ
て決定する面である。Maは参照点を円筒面f3の軸の
中点とし、視線方向ベクトルを円筒面f3の軸の方向と
し、x軸の方向を切断面pの法線方向として作成される
マトリックスである。Mbは視線方向ベクトルを円筒面
f4の軸の方向とし、参照点を面f3の軸の中点とし、
x軸方向をMaの視線方向ベクトルと同じとして作成さ
れるマトリックスである。
【0050】この例におけるマトリックスMaによって
作成される一つ目の投影図とMbによって作成される二
つ目の投影図はそれぞれ一般に側面図,正面図と呼ばれ
る。次に投影図作成ステップ602を行う。
【0051】投影図作成手段201では、入力した投影
法データに対して対象の投影図が作成され、それぞれ図
面データ上に配置される。本実施例における投影図作成
手段201の動作を図8を用いて説明する。
【0052】投影法データ決定手段202から送られた
投影法データから一つ読み込む801。読み込んだ投影法
データに基づいて対象の投影図を作成する802。この
投影図を図面データ上に配置する803。この時の投影
法データにおける投影マトリックスをM1とする。
【0053】つぎに、すべての投影法データについて順
次、投影法データを読み込み804、これに基づいて投
影図を作成する805。このとき視線方向も同時に投影
マトリックスM1で変換する806。この変換したベク
トルのx,y成分をもつ平面ベクトルをVmとする。
【0054】ここで作成した投影図をはじめに作成した
投影図と重ならないように十分−Vm(Vmと反対方向の
ベクトル)だけ移動した位置へ配置する807。
【0055】すべての投影法データについて投影図を作
成し、図面データ上に配置する。最後に、データを寸法
配置手段203に送る。
【0056】本実施例では二つの投影図が作成され、図
10に示すように配置される。
【0057】次に寸法配置ステップ603を行う。
【0058】寸法配置手段203では、3次元形状デー
タ記憶手段4から形状に付与された寸法を読み込んで図
面データ上に配置する。本実施例における寸法配置手段
を図9を使って説明する。
【0059】すべての形状−加工方法対応データそれぞ
れについて順次以下の処理を行う。まず形状−加工方法
対応データを読む901。読み込んだデータをRxとす
る。Rxの形状に含まれる寸法それぞれについて、Rx
の加工方法が外径加工であるかどうかを調べる902。
外径加工なら側面図の中の対象より上方または右に配置
する903。Rxの加工方法が内径加工であるかどうか
を調べる904。内径加工なら側面図の中の対象の下方
または左に配置する905。Rxが穴加工かどうかを調
べる906。穴加工であれば正面図に配置する907。
【0060】最後に、図面データを図面データ記憶手段
6に送る。
【0061】本実施例では図11に示すような図面を表
現する図面データが送られる。
【0062】図面データ記憶手段6では、図面作成手段
3からの出力を受け取って図面データを記憶する。
【0063】本発明の二つ目の実施例は図12に示すよ
うな構成である。
【0064】本実施例では製造方法特定手段125が製
造方法特定データ作成手段をもち、3次元形状データか
ら自動的に製造方法特定データを作成する。
【0065】本発明の二つめの実施例を図を用いて説明
する。図12は本装置の構成を示している。本装置は記
憶装置121,処理装置122からなる。
【0066】121は記憶装置であり、3次元形状デー
タ記憶手段124と図面データ記憶手段126を持つ。
【0067】122は処理装置であり、製造方法特定手
段125と図面作成手段123をもつ。
【0068】図面作成手段123のより詳細な構成は一
つ目の実施例の3次元図面作成手段3と同じであり、そ
れぞれの構成要素も同じ動作をする。3次元形状データ
記憶手段124と図面データ記憶手段126はそれぞ
れ、一つ目の実施例の形状データ記憶手段4と図面デー
タ記憶手段6と同じ動作をする。
【0069】本発明において、3次元形状データ記憶手
段124と製造方法特定手段125と図面データ記憶手
段126を持つ記憶装置121を有する処理装置122
があったとき、記憶媒体に格納された製造方法特定手段
125が処理装置2に読み込まれず、処理装置122と
同様の構成をなすならば、図面作成手段3を格納した記
憶媒体も本発明の範囲である。
【0070】本装置の記憶装置1に3次元形状データ記
憶手段4にたとえば図3に示すような対象の3次元形状
を表わす3次元形状データが存在すると仮定する。デー
タ構造は図4のようになっている。
【0071】この状態で記憶装置からしかるべき入力デ
ータが処理装置に入力されると図13に示すような動作
を行う。本例では図3を例題として用いる。
【0072】まず、製造方法特定データを作成する13
1。
【0073】製造方法特定手段125によって3次元形
状データ記憶手段126から3次元形状データを読み込
み製造方法特定データを作成する。
【0074】本実施例における製造方法特定手段125
の動作を図14を使って説明する。まず、主軸を抽出す
る141。
【0075】3次元形状データに含まれる面のうちタイ
プが円筒面であるすべての面について軸方向の長さが一
番長い面に含まれる軸を主軸とする。ここで得られた主
軸を主軸aと呼ぶことにする。
【0076】次に3次元形状データに含まれるすべての
面401について以下の処理を行う。
【0077】面を一つ読み込む142。ここではこの面
を面fxとよぶ。
【0078】面fxが外径加工する形状かどうかを判定
する143。判定は面fxが外径加工形状の条件C1に
適合するかどうかによって決定する。
【0079】面fxが外径加工する形状であるための条
件C1はa)面fxのタイプが円筒面であること、b)
円筒面fxが外向きであること、c)面fxの軸が主軸
aと重なることである。
【0080】面fxが条件C1に適合すれば、面fxの
加工方法を外径加工と対応付けて形状−加工方法対応デ
ータとして一時メモリに記憶する。
【0081】面fxが条件C1に適合しなければ、次に
進む。
【0082】同様に面fxが内径加工する形状かどうか
を判定する144。判定は面fxが内径加工形状の条件
C2に適合するかどうかによって決定する。面fxが内
径加工する形状であるための条件C2はa)面fxのタ
イプが円筒面であること、b)円筒面fxが内向きであ
ること、c)面fxの軸が主軸aと重なることである。
面fxが条件C2に適合すれば、面fxの加工方法を外
径加工と対応付けて形状−加工方法対応データとして一
時メモリに記憶する。面fxが条件C2に適合しなけれ
ば次に進む。
【0083】面fxが穴加工する形状かどうかを判定す
る145。判定は面fxが穴径加工形状の条件C3に適
合するかどうかによって決定する。面fxが穴加工する
形状であるための条件C3はa)面fxのタイプが円筒
面であること、b)円筒面fxが内向きであること、
c)面fxの軸が主軸aと重ならないこと、d)面fx
の軸が主軸aと平行であることである。
【0084】面fxが条件C3に適合すれば、面fxの
加工方法を外径加工と対応付けて形状−加工方法対応デ
ータとして一時メモリに記憶する。面fxが条件C3に
適合しなければ、次の面を読み込むステップに戻る。
【0085】読み込むべき面がなくなったら終了する。
【0086】本実施例では、図5に示すような形状−加
工方法対応データが出力され、図面作成手段123に送
られる。
【0087】本例では製造方法特定データは図5に示す
形状−加工方法対応データが作成される。
【0088】次に投影法データの決定ステップ132,
投影図作成ステップ133,寸法配置ステップ134を
行う。
【0089】これらのステップは図面作成手段123に
よって実行される。図面作成手段123は3次元形状デ
ータ記憶手段124に記憶された3次元形状データと製
造方法特定手段125によって作成された形状−加工方
法対応データから図面データを作成し、図面データ記憶
手段126に送る。
【0090】最後に図面データ記憶手段126は図面作
成手段からの出力された図面データを記憶する。
【0091】本実施例では図11に示すような図面を表
現する図面データが記憶される。
【0092】
【発明の効果】本発明を利用すれば3次元形状データか
ら製造に適した図面を容易に作成することができる。具
体的にはユーザーによる投影図の投影法データの指示と
加工作業者に見やすい寸法の再配置が不要になる。
【0093】対象の部分形状と加工方法の対応が存在す
ると、3次元形状データから図面を作成した際に寸法が
加工作業の工程ごとにまとめて配置され、かつ異なる工
程どうしは離れて配置されるので加工作業者にとって見
やすい図面を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図面作成装置の構成である。
【図2】本発明の図面生成手段の構成である。
【図3】本発明の装置で扱う具体的なデータの例であ
る。
【図4】図3のデータの3次元形状を表わすデータ構造
である。
【図5】図3のデータの製造方法特定データのデータ構
造である。
【図6】本発明の図1に対応する装置の処理手順であ
る。
【図7】本発明の投影法データ決定手段の処理手順であ
る。
【図8】本発明の投影図作成手段の処理手順である。
【図9】本発明の寸法配置手段の処理手順である。
【図10】本発明の装置の出力の途中の図である。
【図11】本発明の装置の出力の図である。
【図12】本発明の図面作成装置の別の構成である。
【図13】本発明の図12の装置に対応する処理手順で
ある。
【図14】本発明の図12の装置における製造法データ
決定手段の処理手順である。
【符号の説明】
1,121…記憶装置、2,122…処理装置、3,1
23…図面作成手段、4,124…3次元形状データ記
憶手段、5,125…製造方法特定手段、6,126…
図面データ記憶手段、201…投影図作成手段、202
…投影法データ決定手段、203…寸法配置手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3次元形状データから2次元の図面を生成
    する装置において、3次元形状データ記憶手段と3次元
    形状データが表わす形状の製造方法を特定する製造方法
    特定手段と前記3次元形状データと前記製造方法特定手
    段により特定した製造方法から図面データを作成し、図
    面データ記憶手段に出力する図面作成手段を持つことを
    特徴とする図面作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の図面作成装置において、
    製造方法特定手段が部分形状を特定するデータと加工方
    法を示すデータを対応付けた形状−加工方法対応データ
    を記憶していることを特徴とする請求項1に記載の図面
    作成装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の図面作成装置において、
    製造方法特定手段が3次元形状データから製造方法特定
    データを導出する手段である製造方法特定データ導出手
    段を持つことを特徴とする請求項1に記載の図面作成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の図面作成装置において、
    図面作成手段が投影変換を算出する手段を持つことを特
    徴とする請求項1に記載の図面作成装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の図面作成装置において、
    図面作成手段が寸法の位置を特定する手段である寸法配
    置手段を持つことを特徴とする請求項1に記載の図面作
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079952A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Amada Co Ltd 寸法生成システム及びその方法
JP2008123242A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Aisin Seiki Co Ltd Cadシステム及びこのシステムに実装されるプログラム

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