JPH1196096A - 通信方式 - Google Patents

通信方式

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Publication number
JPH1196096A
JPH1196096A JP9255338A JP25533897A JPH1196096A JP H1196096 A JPH1196096 A JP H1196096A JP 9255338 A JP9255338 A JP 9255338A JP 25533897 A JP25533897 A JP 25533897A JP H1196096 A JPH1196096 A JP H1196096A
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JP
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data
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communication
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JP9255338A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Soma
仁志 相馬
Mitsuyoshi Yamatari
光義 山足
Koichi Yamada
耕一 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のクライアントアプリケーションに対し
てブロック化した受信確認応答のデータをサーバマシン
からクライアントマシンへ返信する場合、複数のクライ
アント制御部に対して送りたい受信確認応答のデータを
自動的に返信することができる。 【解決手段】 サーバ通信部8から転送されるデータに
対して返信する受信確認応答のデータにクライアントア
プリケーションを識別するクライアント識別子をサーバ
制御部10により付加してサーバ通信部8へ転送し、サ
ーバ制御部10から転送されるクライアント識別子を有
する受信確認応答のデータをサーバ通信部8によりサー
バキュー9に溜め、その二つ以上の受信確認応答のデー
タをサーバ通信部8により一つにまとめてブロック化し
通信回線13を介してクライアント通信部5へ返信し、
サーバ通信部8から返信されるブロック化されたクライ
アント識別子を有する受信確認応答のデータをクライア
ント通信部5により個別のデータに分け、その識別子に
基づいて対応するクライアント制御部3,4へ受信確認
応答のデータをクライアント通信部5により転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントとサ
ーバ間で通信を行う通信方式に係り、詳しくは、複数の
クライアントアプリケーションに対してブロック化した
受信確認応答のデータをサーバマシンからクライアント
マシンへ返信する場合、複数のクライアント制御部に対
して送りたい受信確認応答のデータを自動的に返信する
ことができる通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の通信方式の構成を示すブロ
ック図である。図5において、101はクライアントア
プリケーションであり、102はクライアント通信部で
あり、103はクライアントキューであり、104はク
ライアントアプリケーション101、クライアント通信
部102及びクライアントキュー103などから構成さ
れるクライアントマシンである。105はサーバ通信部
であり、106はサーバアプリケーションであり、10
7はサーバ通信部105及びサーバアプリケーション1
06などから構成されるサーバマシンである。108は
クライアントマシン104とサーバマシン107を接続
する通信回線であり、この通信回線108は、有線、無
線の何れで構成されていてもよい。ここでは、クライア
ントマシン104とサーバマシン107とが1対1に構
成されている場合である。
【0003】次に、この従来の通信方式の動作を説明す
る。送達確認型のクライアント・サーバ通信を行う場合
を説明する。クライアントアプリケーション101は、
サーバアプリケーション106と通信を行う場合、サー
バアプリケーション106用のデータa1,a2,a3
をクライアント通信部102へ転送する。
【0004】クライアント通信部102は、クライアン
トアプリケーション101から転送されるデータを受信
すると、そのデータをクライアントキュー103に溜め
る。クライアント通信部102は、そのデータがクライ
アントキュー103に一定データ量溜ると、図6に示す
ように、3つのデータa1,a2,a3を1つにまとめ
1つのデータとしてブロック化し、通信回線108を介
してサーバ通信部105へ送信する。
【0005】サーバ通信部105は、通信回線108を
介してクライアント通信部102から送信されるブロッ
ク化されたデータを個別のデータに分け、サーバアプリ
ケーション106に転送する。サーバ通信部105は、
サーバアプリケーション106が1つなので、受け取っ
た順番に受信確認応答のデータACKを通信回線108
を介してクライアント通信部108へ返信する。クライ
アントアプリケーション101は、ブロック化された最
後のデータa3に対応する受信確認応答のデータACK
をクライアント通信部102が受け取った段階で正常に
送信が終了したものと判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
通信方式では、ブロック化された最後のデータa3に対
応する受信確認応答のデータACKをクライアント通信
部102で受け取った段階で正常に送信が終了したこと
が判るが、2番目に送ったデータa2にエラーが生じて
その受信確認応答のデータACKが返信されないと、仮
に最後のデータa3が正常に送信されてもその受信確認
応答のデータACKが返信されない。このため、クライ
アントアプリケーション101は、ブロック化した最後
のデータa3が正常に送信されていないと判断して、エ
ラーが生じていないデータa3まで再送する処理を行っ
てしまい、効率のよいデータ送信処理を行う点で問題を
残していた。
【0007】上記したような従来の通信方式では、2番
目に返信するはずの受信確認応答のデータACKにエラ
ーが生じて返信されないと、仮に最後のデータa3が正
常に送信されてもその受信確認応答のデータACKが返
信されない。このため、クライアントアプリケーション
101は、ブロック化した最後のデータa3が正常に送
信されていないと判断して、エラーが生じていないデー
タa3まで再送する処理を行っていまい、効率のよいデ
ータ送信処理を行う点で問題を残していた。
【0008】また、上記したような従来の通信方式で
は、複数のクライアントアプリケーションに対してブロ
ック化した受信確認応答のデータをサーバマシンからク
ライアントマシンへ返信する場合、複数のクライアント
制御部に対して送りたい受信確認応答のデータを返信す
る場合に対応することができなかった。
【0009】そこで、本発明は、クライアントマシンか
らサーバマシンへ複数のデータをブロック化して送信す
る時にブロック化したデータにエラーが生じたり、サー
バマシンからクライアントマシンへ複数の受信確認応答
のデータをブロック化して返信する時にブロック化した
受信確認応答のデータにエラーが生じたりしても、エラ
ーが生じた送信データ、返信データの後のデータが正常
に送信されたことをクライアントマシン側で確実に知る
ことができ、無駄な再送処理をなくして効率のよいデー
タ送信処理を行うことができるとともに、複数のクライ
アントアプリケーションに対してブロック化した受信確
認応答のデータをサーバマシンからクライアントマシン
へ返信する場合、複数のクライアント制御部に対して送
りたい受信確認応答のデータを自動的に返信することが
できる通信方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ヘッダ部にクライアントアプリケーションを識別するク
ライアント識別子を有するデータを転送する複数のクラ
イアントアプリケーションと、クライアントアプリケー
ション毎に接続され、クライアントアプリケーションか
ら転送されるクライアント識別子を有するデータを転送
するクライアント制御部と、各クライアント制御部から
転送されるクライアント識別子を有するデータをクライ
アントキューに溜め、その二つ以上のデータを一つにま
とめてブロック化して送信するクライアント通信部とを
有するクライアントマシンと、通信回線を介してクライ
アント通信部から送信されるブロック化されたクライア
ント識別子を有するデータを個別のデータに分けて転送
するサーバ通信部と、サーバ通信部から転送されるデー
タを転送するとともに、サーバ通信部から転送されるデ
ータのクライアント識別子に基づいて、サーバ通信部か
ら転送されるデータに対して返信する受信確認応答のデ
ータにクライアントアプリケーションを識別するクライ
アント識別子を付加して返信するサーバ制御部と、サー
バ制御部から転送されるデータを処理するサーバアプリ
ケーションとを有するサーバマシンとからなり、サーバ
通信部により、サーバ制御部から転送されるクライアン
ト識別子を有する受信確認応答のデータをサーバキュー
に溜め、その二つ以上の受信確認応答のデータを一つに
まとめてブロック化し通信回線を介してクライアント通
信部へ送信し、クライアント通信部により、通信回線を
介してサーバ通信部から送信されるブロック化されたク
ライアント識別子を有する受信確認応答のデータを個別
のデータに分け、その識別子に基づいて対応するクライ
アント制御部へ受信確認応答のデータを転送することを
特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信方式において、クライアント通信部により、クライア
ントキューに溜めるデータが所定のデータ量に達したと
きに、データをブロック化して送信することを特徴とす
るものである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
信方式において、クライアント通信部により、クライア
ントキューにデータを溜め始めてから所定の時間に達し
たときに、データをブロック化して送信することを特徴
とするものである。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の通
信方式において、クライアント通信部により、クライア
ントキューに溜めるデータが所定の個数に達したとき
に、データをブロック化して送信することを特徴とする
ものである。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の通信方式において、サーバ通信部により、サーバキ
ューに溜めるデータが所定のデータ量に達したときに、
データをブロック化して送信することを特徴とするもの
である。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4記
載の通信方式において、サーバ通信部により、サーバキ
ューにデータを溜め始めてから所定の時間に達したとき
に、データをブロック化して送信することを特徴とする
ものである。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1乃至4記
載の通信方式において、サーバ通信部により、サーバキ
ューに溜めるデータが所定の個数に達したときに、デー
タをブロック化して送信することを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1の通信
方式のシステム構成を示すブロック図である。ここで
は、クライアントアプリケーションとして2つのアプリ
ケーションが存在する場合を例に挙げる。図1におい
て、1,2はクライアントアプリケーションであり、3
はクライアントアプリケーション1用のクライアント制
御部であり、4はクライアントアプリケーション2用の
クライアント制御部である。5はクライアント通信部で
あり、6はクライアントキューであり、7はクライアン
トアプリケーション1,2、クライアント制御部3,
4、クライアント通信部5及びクライアントキュー6な
どから構成されるクライアントマシンである。
【0018】8はサーバ通信部であり、9はサーバキュ
ーであり、10はサーバ制御部である。11はサーバア
プリケーションであり、12はサーバ通信部8、サーバ
キュー9、サーバ制御部10及びサーバアプリケーショ
ン11などから構成されるサーバマシンである。13は
クライアントマシン7とサーバマシン12を接続する通
信回線であり、この通信回線13は有線、無線の何れで
構成されていてもよい。
【0019】図2は図1に示す通信方式の処理フローを
示すフローチャートである。クライアントアプリケーシ
ョン1は、サーバアプリケーション11と通信を行う場
合、ヘッダ部にクライアントアプリケーション1を識別
するためのクライアント識別子aを各々付加したデータ
a1,a2をクラアント制御部3を通してクライアント
通信部5へ転送するとともに、クライアントアプリケー
ション2は、サーバアプリケーション11と通信を行う
場合、ヘッダ部にクライアントアプリケーション2を識
別するためのクライアント識別子bを付加したクライア
ントアプリケーション2用のデータb1をクラアント制
御部4を通してクライアント通信部5へ転送する。
【0020】クライアント通信部5は、各クライアント
制御部3,4から転送されるクライアント識別子a,b
を有するデータa1,b1,a2を受信すると(ステッ
プS1)、そのクライアント識別子a,bを有するデー
タa1,b1,a2をクライアントキュー6に溜める
(ステップS2)。クライアント通信部5は、データが
クライアントキュー3に一定データ量溜ると、図3に示
すように、クライアント識別子a,bを有するその3つ
のデータa1,b1,a2を1つにまとめ1つのデータ
としてブロック化し(ステップS3)、通信回線13を
介してサーバ通信部8へ送信する(ステップS4)。
【0021】サーバ通信部8は、通信回線13を介して
クライアント通信部5から送信されるブロック化された
図3に示すデータを受信すると(ステップS5)、その
ブロック化されたデータを個別のデータに分け(ステッ
プS6)、サーバ制御部10へ転送する(ステップS
7)。個別のデータには、クライアント識別子aを有す
るデータa1、クライアント識別子bを有するデータb
1、クライアント識別子aを有するデータa2に分けら
れる。
【0022】サーバ制御部10は、サーバ通信部8から
転送されるデータa1,b1,a2をサーバアプリケー
ション11へ転送するとともに、サーバ通信部8から転
送されるデータa1,b1,a2のクライアント識別子
a,bを基に、サーバ通信部8から転送されるデータa
1,b1,a2に対して返信する受信確認応答のデータ
ACK(a1),ACK(b1),ACK(a2)に、
クライアントアプリケーションを識別するクライアント
識別子a,bを付加してサーバ通信部8へ転送する。受
信確認応答のデータACK(a1)には、クライアント
識別子aを付加し、受信確認応答のデータACK(b
1)には、クライアント識別子bを付加し、受信確認応
答のデータACK(a2)には、クライアント識別子a
を付加する。
【0023】サーバ通信部8は、クライアント識別子
a,bを有する受信確認応答のデータACK(a1),
ACK(b1),ACK(a2)を受信すると(ステッ
プS8)、そのクライアント識別子a,bを有する受信
確認応答のデータACK(a1),ACK(b1),A
CK(a2)をサーバキュー9に溜める(ステップS
9)。サーバ通信部8は、受信確認応答のデータがサー
バキュー9に一定データ量溜ると、図4に示すように、
クライアント識別子a,bを有するその3つの受信確認
応答のデータACK(a1),ACK(b1),ACK
(a2)を1つにまとめ1つのデータとしてブロック化
し(ステップS10)、通信回線13を介してクライア
ント通信部5へ送信する(ステップS11)。
【0024】クライアント通信部5は、通信回線13を
介してサーバ通信部8から送信されるブロック化された
図4に示す受信確認応答のデータを受信すると(ステッ
プS12)、そのブロック化された受信確認応答のデー
タを個別のデータに分ける(ステップS13)。個別の
データには、クライアント識別子aを有する受信確認応
答のデータACK(a1)、クライアント識別子bを有
する受信確認応答のデータACK(b1)、クライアン
ト識別子aを有する受信確認応答のデータACK(a
2)に分けられる。クライアント通信部5は、その個別
の受信確認応答のデータに分けられたクライアント識別
子a,bを基に、対応するクライアント制御部3,4へ
受信確認応答のデータACK(a1),ACK(b
1),ACK(a2)を転送する(ステップS14)。
【0025】クライアント通信部5は、受信確認応答の
データACK(a1),ACK(a2)をクライアント
識別子aを基にこれに対応するクライアント制御部3へ
転送し、受信確認応答のデータACK(b1)をクライ
アント識別子bを基にこれに対応するクライアント制御
部4へ転送する。クライアント制御部3,4は、クライ
アント通信部5から転送される受信確認応答のデータA
CK(a1),ACK(b1),ACK(a2)を各々
受信すると、処理を終了させる。
【0026】このように、本実施の形態では、複数(こ
こでは例えば2つ)のクライアントアプリケーション
1,2毎に対応するようにデータa1,a2,b1にク
ライアントアプリケーション1,2を識別する識別子
a,bを付加しブロック化して、クライアント通信部5
からサーバ通信部8へ送信し、クライアント通信部5か
ら送信されるブロック化されたデータをサーバ通信部5
で個別のデータa1,b1,a2に分けてサーバ制御部
10へ転送し、サーバ制御部10により、サーバ通信部
8から転送されるデータa1,a2,b1の各々のヘッ
ダ部のクライアント識別子a,bを基に、サーバ通信部
8から転送されるデータa1,a2,b1に対して返信
する受信確認応答のデータACK(a1),ACK(b
1),ACK(a2)にクライアントアプリケーション
1,2を識別するクライアント識別子3を付加してサー
バ通信部へ転送し、サーバ通信部8により、クライアン
ト識別子a,bを有する受信確認応答のデータACK
(a1),ACK(b1),ACK(a2)をブロック
化してクライアント通信部5へ送信し、サーバ通信部8
から送信されるブロック化された受信確認応答のデータ
をクライアント通信部5で個別の受信確認応答のデータ
ACK(a1),ACK(b1),ACK(a2)に分
け、各々のヘッダ部のクライアント識別子a,bを基
に、対応するクライアント制御部3,4へクライアント
通信部5から受信確認応答のデータACK(a1),A
CK(b1),ACK(a2)を各々転送するように構
成したため、複数のクライアント制御部3,4に対して
ブロック化した受信確認応答のデータをサーバマシン1
2からクライアントマシン7へ返信する場合、複数のク
ライアント制御部3,4に対して返信したい受信確認応
答のデータを自動的に返信することができる。
【0027】また、本実施の形態では、サーバ通信部8
から返信されるブロック化された受信確認応答のデータ
をクライアント通信部5で個別の受信確認応答のデータ
ACK(a1),ACK(b1),ACK(a2)に分
け、各々のヘッダ部の識別子a,bを基に対応するクラ
イアント制御部3,4へクライアント通信部5から受信
確認応答のデータACK(a1),ACK(b1),A
CK(a2)を転送するように構成したため、クライア
ント通信部2は、サーバ通信部8から返信される各クラ
イアント識別子を有する各受信確認応答のデータACK
を受信することにより、どのクライアントアプリケーシ
ョン1,2用の受信確認応答のデータかを認識すること
ができる。このため、受信確認応答のデータACK(b
1)にエラーが生じた時、受信確認応答のデータACK
(b1)の後に受信確認応答のデータACK(a2)が
返信されるため、エラーが生じた受信確認応答のデータ
ACK(b1)の後に受信確認応答のデータACK(a
2)が送られることをクライアントマシン7側で確実に
知ることができる。また、データb1にエラーが生じた
時、データb1の後に送られるデータa2に対しても受
信確認応答のデータACK(a2)が返信されるため、
エラーが生じたデータb1の後にサーバマシン12側に
送られたデータa2がサーバマシン12に確実に送られ
たことを送信側のクライアントマシン7側で知ることが
できる。従って、無駄な再送処理をなくして効率のよい
データ送信処理を行うことができる。なお、クライアン
ト通信部5は、データb1に対応する受信確認応答のデ
ータACK(b1)が返信されないことでデータb1に
エラーが生じたことを認識すると、その旨をクライアン
ト制御部4を通してクライアントアプリケーション2に
非同期で通知する。その後、クライアントアプリケーシ
ョン2は、データb1を再送する。
【0028】なお、上記実施の形態では、2種類のクラ
イアントアプリケーション1,2用のデータa1,b
1,a2を3つブロック化してクライアントマシン7か
らサーバマシン12に送信する場合を説明したが、要は
2種類以上のクライアントアプリケーションに対して2
つ以上のデータをブロック化して送信する場合であれば
よい。
【0029】上記実施の形態では、クライアント通信部
5により、クライアントキュー6に溜めるデータが所定
のデータ量に達したときに、データをブロック化して送
信する通信回線13を効率よく使うことができる点で好
ましい態様を説明したが、クライアント通信部5によ
り、クライアントキュー6にデータを溜め始めてから所
定の時間に達したときに、データをブロック化して送信
するように構成してもよい。この場合、時間制御によ
り、通信速度などの性能面を向上させることができる。
【0030】また、クライアント通信部5により、クラ
イアントキュー6に溜めるデータが所定の個数に達した
ときに、データをブロック化して送信するように構成し
てもよい。この場合、処理するデータ数が固定されるの
で、処理するデータの個数が不定の場合よりも、構成を
簡略化することができるとともに、処理時間を短縮する
ことができる。
【0031】上記実施の形態では、2種類のクライアン
トアプリケーション1,2用の受信確認応答のデータA
CK(a1),データACK(b1),データACK
(a2)を3つブロック化してサーバマシン12からク
ライアントマシン7に送信する場合を説明したが、要は
2種類以上のクライアントアプリケーションに対して2
つ以上の受信確認応答のデータをブロック化して送信す
る場合であればよい。
【0032】上記実施の形態では、サーバ通信部8によ
り、サーバキュー9に溜める受信確認応答のデータAC
Kが所定のデータ量に達したときに、受信確認応答のデ
ータACKをブロック化して送信する通信回線13を効
率よく使うことができる点で好ましい態様を説明した
が、サーバ通信部8により、サーバキュー9に受信確認
応答のデータACKを溜め始めてから所定の時間に達し
たときに、受信確認応答のデータをブロック化して送信
するように構成してもよい。この場合、時間制御によ
り、通信速度などの性能面を向上させることができる。
【0033】また、サーバ通信部8により、サーバキュ
ー9に溜める受信確認応答のデータACKが所定の個数
に達したときに、受信確認応答のデータACKをブロッ
ク化して送信するように構成してもよい。この場合、処
理する受信確認応答のデータ数が固定されるので、処理
する受信確認応答のデータの個数が不定の場合よりも、
構成を簡略化することができるとともに、処理時間を短
縮することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数のク
ライアントアプリケーション毎に対応するようにデータ
にクライアントアプリケーションを識別する識別子を付
加しブロック化して、クライアント通信部からサーバ通
信部へ送信し、クライアント通信部から送信されるブロ
ック化されたデータをサーバ通信部で個別のデータに分
けてサーバ制御部へ転送し、サーバ制御部により、サー
バ通信部から転送されるデータの各々のヘッダ部のクラ
イアント識別子を基に、サーバ通信部から転送されるデ
ータに対して返信する受信確認応答のデータにクライア
ントアプリケーションを識別するクライアント識別子を
付加してサーバ通信部へ転送し、サーバ通信部により、
クライアント識別子を有する受信確認応答のデータをブ
ロック化してクライアント通信部へ送信し、サーバ通信
部から送信されるブロック化された受信確認応答のデー
タをクライアント通信部で個別の受信確認応答のデータ
に分け、各々のヘッダ部のクライアント識別子を基に、
対応するクライアント制御部へクライアント通信部から
受信確認応答のデータを各々転送するように構成するこ
とにより、複数のクライアント制御部に対してブロック
化した受信確認応答のデータをサーバマシンからクライ
アントマシンへ返信する場合、複数のクライアント制御
部に対して返信したい受信確認応答のデータを自動的に
返信することができるという効果がある。
【0035】請求項1記載の発明によれば、サーバ通信
部から返信されるブロック化された受信確認応答のデー
タをクライアント通信部で個別の受信確認応答のデータ
に分け、各々のヘッダ部の識別子を基に対応するクライ
アント制御部へクライアント通信部から受信確認応答の
データを転送するように構成することにより、クライア
ント通信部は、サーバ通信部から返信される各クライア
ント識別子を有する各受信確認応答のデータを受信する
ことにより、どのクライアントアプリケーション用の受
信確認応答のデータかを認識することができる。このた
め、受信確認応答のデータにエラーが生じた時、その受
信確認応答のデータの後に受信確認応答のデータが返信
されるので、エラーが生じた受信確認応答のデータの後
に受信確認応答のデータが送られることをクライアント
マシン側で確実に知ることができるという効果がある。
また、データにエラーが生じた時、データの後に送られ
るデータに対しても受信確認応答のデータが返信される
ため、エラーが生じたデータの後にサーバマシン側に送
られたデータがサーバマシンに確実に送られたことを送
信側のクライアントマシン側で知ることができるので、
無駄な再送処理をなくして効率のよいデータ送信処理を
行うことができるという効果がある。
【0036】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の通信方式において、クライアント通信部により、ク
ライアントキューに溜めるデータが所定のデータ量に達
したときに、データをブロック化して送信するように構
成することにより、データ量で制御することができるの
で、通信回線をフルに使用することを考慮すると、通信
回線を効率よく使用することができるという効果があ
る。
【0037】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の通信方式において、クライアント通信部により、ク
ライアントキューにデータを溜め始めてから所定の時間
に達したときに、データをブロック化して送信するよう
に構成することにより、時間で制御することができるの
で、通信速度などの性能面を向上させることができると
いう効果がある。
【0038】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の通信方式において、クライアント通信部により、ク
ライアントキューに溜めるデータが所定の個数に達した
ときに、データをブロック化して送信するように構成す
ることにより、処理するデータ数が固定されるので、処
理するデータの個数が不定の場合よりも、構成を簡略化
することができるとともに、処理時間を短縮することが
できるという効果がある。
【0039】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至4記載の通信方式において、サーバ通信部により、サ
ーバキューに溜めるデータが所定のデータ量に達したと
きに、データをブロック化して送信するように構成する
ことにより、データ量で制御することができるので、通
信回線をフルに使用することを考慮すると、通信回線を
効率よく使用することができるという効果がある。
【0040】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至4記載の通信方式において、サーバト通信部により、
サーバキューにデータを溜め始めてから所定の時間に達
したときに、データをブロック化して送信するように構
成することにより、時間で制御することができるので、
通信速度などの性能面を向上させることができるという
効果がある。
【0041】請求項7記載の発明によれば、請求項1乃
至4記載の通信方式において、クライアント通信部によ
り、クライアントキューに溜めるデータが所定の個数に
達したときに、データをブロック化して送信するように
構成することにより、処理するデータ数が固定されるの
で、処理するデータの個数が不定の場合よりも、構成を
簡略化することができるとともに、処理時間を短縮する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の通信方式の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信方式の処理フローを示すフロ
ーチャートである。
【図3】 図1に示す通信方式におけるクライアント通
信部でブロック化されたデータ構造を示す図である。
【図4】 図1に示す通信方式におけるサーバ通信部で
ブロック化されたデータ構造を示す図である。
【図5】 従来の通信方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 図5に示す通信方式におけるブロック化され
たデータ構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 クライアントアプリケーション、3,4 クラ
イアント制御部、5クライアント通信部、6 クライア
ントキュー、7 クライアントマシン、8サーバ通信
部、9 サーバキュー、10 サーバ制御部、11 サ
ーバアプリケーション、12 サーバマシン、13 通
信回線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダ部にクライアントアプリケーショ
    ンを識別するクライアント識別子を有するデータを転送
    する複数のクライアントアプリケーションと、クライア
    ントアプリケーション毎に接続され、クライアントアプ
    リケーションから転送されるクライアント識別子を有す
    るデータを転送するクライアント制御部と、各クライア
    ント制御部から転送されるクライアント識別子を有する
    データをクライアントキューに溜め、その二つ以上のデ
    ータを一つにまとめてブロック化して送信するクライア
    ント通信部とを有するクライアントマシンと、 通信回線を介してクライアント通信部から送信されるブ
    ロック化されたクライアント識別子を有するデータを個
    別のデータに分けて転送するサーバ通信部と、サーバ通
    信部から転送されるデータを転送するとともに、サーバ
    通信部から転送されるデータのクライアント識別子に基
    づいて、サーバ通信部から転送されるデータに対して返
    信する受信確認応答のデータにクライアントアプリケー
    ションを識別するクライアント識別子を付加して返信す
    るサーバ制御部と、サーバ制御部から転送されるデータ
    を処理するサーバアプリケーションとを有するサーバマ
    シンとからなり、 サーバ通信部は、サーバ制御部から転送されるクライア
    ント識別子を有する受信確認応答のデータをサーバキュ
    ーに溜め、その二つ以上の受信確認応答のデータを一つ
    にまとめてブロック化し通信回線を介してクライアント
    通信部へ送信し、 クライアント通信部は、通信回線を介してサーバ通信部
    から送信されるブロック化されたクライアント識別子を
    有する受信確認応答のデータを個別のデータに分け、そ
    の識別子に基づいて対応するクライアント制御部へ受信
    確認応答のデータを転送することを特徴とする通信方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方式において、クラ
    イアント通信部は、クライアントキューに溜めるデータ
    が所定のデータ量に達したときに、データをブロック化
    して送信することを特徴とする通信方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信方式において、クラ
    イアント通信部は、クライアントキューにデータを溜め
    始めてから所定の時間に達したときに、データをブロッ
    ク化して送信することを特徴とする通信方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の通信方式において、クラ
    イアント通信部は、クライアントキューに溜めるデータ
    が所定の個数に達したときに、データをブロック化して
    送信することを特徴とする通信方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の通信方式におい
    て、サーバ通信部は、サーバキューに溜めるデータが所
    定のデータ量に達したときに、データをブロック化して
    送信することを特徴とする通信方式。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4記載の通信方式におい
    て、サーバ通信部は、サーバキューにデータを溜め始め
    てから所定の時間に達したときに、データをブロック化
    して送信することを特徴とする通信方式。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4記載の通信方式におい
    て、サーバ通信部は、サーバキューに溜めるデータが所
    定の個数に達したときに、データをブロック化して送信
    することを特徴とする通信方式。
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