JP2002344477A - マルチキャスト配信システム及びその端末用装置 - Google Patents

マルチキャスト配信システム及びその端末用装置

Info

Publication number
JP2002344477A
JP2002344477A JP2001146417A JP2001146417A JP2002344477A JP 2002344477 A JP2002344477 A JP 2002344477A JP 2001146417 A JP2001146417 A JP 2001146417A JP 2001146417 A JP2001146417 A JP 2001146417A JP 2002344477 A JP2002344477 A JP 2002344477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
group
server
multicast
multicast data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001146417A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutomo Akiyama
康智 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001146417A priority Critical patent/JP2002344477A/ja
Publication of JP2002344477A publication Critical patent/JP2002344477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャストデータの配信対象となる全端
末数が数千、数万に及ぶ大規模システムにおいて、送信
サーバにおける送達確認処理や再送処理による処理負荷
の集中を回避しつつ、同一のデータを多数の端末にマル
チキャスト配信可能なマルチキャスト配信システムを提
供する。 【解決手段】 マルチキャスト配信システムにおいて、
複数の端末と各端末のマルチキャストデータの受信状態
を管理するグループサーバとを有する端末グループを形
成し、端末グループの各端末はマルチキャストデータの
送達確認情報をグループサーバに送信し、グループサー
バは送達確認情報が受信された端末を受信済み端末とし
て特定するとともに、送達確認情報が受信されなかった
端末を未受信端末として特定し、前記受信済み端末に対
し受信済みのマルチキャストデータの転送を要求する構
成とされたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送信サーバから
複数の端末に対し同一のデータをマルチキャスト配信す
るマルチキャスト配信システム及びその端末用装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば、特開平11−5525
9号公報に示された従来のマルチプロセッサシステムの
構成図である。図9において、101〜104は端末、
105は各端末101〜104に配信すべきデータを保
持する送信サーバであり、端末101〜104及び送信
サーバ105はATM網によってメッシュ状に接続され
ている。
【0003】次に前記従来のマルチプロセッサシステム
の動作について説明する。まず送信サーバ105は、デ
ータの配信に先立って、端末101、102から構成さ
れる第一のグループ106と、端末103、104から
構成され第二のグループ107を作成する。
【0004】次に送信サーバ105は、第一のグループ
106から端末101をグループ内の代表端末として選
択し、代表端末101に対して送信データをユニキャス
ト送信する。データの受信を完了した代表端末101
は、当該データの送達確認情報を送信サーバ105に送
信する。次に、送信サーバ105は、送信データのユニ
キャスト送信が完了した代表端末101に対して、当該
送信データを同一のグループ106内の端末102に転
送するよう要求する。当該転送要求を受けた代表端末1
01は、該送達確認済みのデータを端末102に転送す
る。当該データの受信を完了した端末102は、これに
関する送達確認情報を送信サーバ105に送信する。
【0005】一方、送信サーバ105は、第二のグルー
プ107についても同様に、代表端末103を選択して
送信データをユニキャスト伝送し、当該代表端末103
から送達確認情報が送信されたら当該データの端末10
4への転送を要求する。
【0006】以上のような処理により、従来のマルチプ
ロセッサシステムでは、送信サーバ105が複数の端末
グループ106、107それぞれについて、各代表端末
101、103に対し同一のデータを順次ユニキャスト
伝送し、当該データを各グループ106、107内で転
送させることにより、端末101〜104に対する同一
送信データのマルチキャスト配信を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】前記、従来のマルチプロセッサシステムで
は、送信サーバ105と各端末グループの代表端末10
1、103との間、及び、代表端末101、103と他
の端末102、104との間においてデータをユニキャ
スト送信する。従って、このようなマルチキャスト配信
処理をデータの送信対象となる端末数が数千、数万とい
った大規模システムに適用すると、端末グループ数が増
大し、送信サーバ105から各端末グループ106、1
07に対するユニキャスト送信処理負荷や、各端末10
1〜104からの送達確認情報の受信処理負荷が、送信
サーバ105に集中するといった問題があった。
【0009】また、送信サーバ105から各代表端末1
01、103に対するユニキャスト送信処理や、各端末
グループ106、107内でのデータ転送処理によっ
て、ATM網内の伝送トラヒック量が増大し、加えて全
ての端末101〜104にデータを配信完了するまでに
非常に時間がかかるといった問題があった。
【0010】上記問題の解決手段として、同報送信機能
を有する通信衛星通信システム等を使用して、送信デー
タを送信対象の全ての端末に対してマルチキャスト配信
する方式が検討されているが、このようなシステムでは
衛星から各端末への下り方向のデータ転送のみが可能な
コネクションレスの通信形態となるため、マルチキャス
トデータを受信した各端末の送達確認をとることができ
ず、該マルチキャストデータの受信を失敗した端末に対
して当該データの再送制御を行うことができないといっ
た問題があった。
【0011】また、衛星通信システムによる下り方向限
定の接続網と別個に、送信サーバと各端末との間に双方
向で通信可能な接続網を敷設することにより、各端末か
らの送達確認を行うことが可能であるが、このような通
信システムではマルチキャストデータを受信した各端末
からの送達確認情報が送信サーバに集中するといった問
題があった。
【0012】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、マルチキャストデータの配信対象とな
る全端末数が数千、数万に及ぶ大規模システムにおい
て、送信サーバにおける送達確認処理や再送処理による
処理負荷の集中を回避しつつ、同一のデータを多数の端
末にマルチキャスト配信可能なマルチキャスト配信シス
テムを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明に係るマルチキャスト配信
システムの端末用装置にあっては、送信サーバから複数
の端末に対し同一のデータをマルチキャスト配信するマ
ルチキャスト配信システムの端末用装置であって、前記
送信サーバから配信されたマルチキャストデータを受信
する受信制御手段と、該マルチキャストデータの送達確
認情報を生成しネットワークに接続された他の端末に送
信する送達確認送信手段と、他の端末からの送達確認情
報を受信した場合に、該マルチキャストデータが該端末
で受信されているか確認し、未受信のマルチキャストデ
ータを検出する未受信データ検出手段と、未受信マルチ
キャストデータが検出された場合に、前記送達確認情報
を送信した端末に対して該未受信マルチキャストデータ
の転送を要求する転送要求手段とを備えたことを特徴と
する。
【0014】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、送信サーバから複数の端末に対し同一の
データをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信シ
ステムにおいて、複数の端末と、該複数の端末それぞれ
のマルチキャストデータの受信状態を管理するグループ
サーバとを有する、端末グループを形成し、該端末グル
ープに属する各端末は、前記送信サーバから配信された
マルチキャストデータを受信して該マルチキャストデー
タの送達確認情報を前記グループサーバに送信し、前記
グループサーバは、前記各端末から送信された送達確認
情報を受信し、送達確認情報が受信された端末を受信済
み端末として特定するとともに、該グループサーバに送
達確認情報が受信されなかった端末を未受信端末として
特定し、前記受信済み端末に対し未受信端末を特定する
情報を送信して、受信済みのマルチキャストデータの転
送を要求する構成とされたことを特徴とする。
【0015】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、グループサーバは、端末グループに属す
る各端末の送達確認情報を含む、グループ送達確認情報
を作成し、送信サーバに対して送信する構成とされたこ
とを特徴とする。
【0016】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、グループサーバは、送信サーバにマルチ
キャストデータの再配信を要求するか否かを決定するた
めの未受信端末数の閾値を予め保持し、端末グループ内
の未受信端末数が前記閾値以上である場合に、送信サー
バに対して該マルチキャストデータの再配信を要求する
構成とされたことを特徴とする。
【0017】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、グループサーバは、該端末グループに属
する総端末数と、未受信端末の端末数とをカウントし、
前記総端末数に占める未受信端末数の割合が所定の比率
以上である場合に、送信サーバに対して該マルチキャス
トデータの再配信を要求する構成とされたことを特徴と
する。
【0018】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、送信サーバから複数の端末に対し同一の
データをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信シ
ステムにおいて、複数の端末と、該複数の端末それぞれ
のマルチキャストデータの受信状態を管理するグループ
サーバとを有する、端末グループと、前記端末グループ
を所定数備え、当該複数の端末グループそれぞれに属す
る端末各々のマルチキャストデータの受信状態を管理す
る親サーバを有する、親グループとを形成し、各端末グ
ループ内の端末は、それぞれに前記送信サーバから送信
されたマルチキャストデータを受信して該マルチキャス
トデータの送達確認情報をグループサーバに送信し、各
端末グループのグループサーバは、それぞれに前記各端
末から送信された送達確認情報に基づいて未受信端末を
特定するとともに、当該マルチキャストデータの転送を
要求するか否かを判定して、当該判定結果を前記親グル
ープサーバに通知し、前記親グループサーバは、該親グ
ループに属する何れかの端末グループから該マルチキャ
ストデータの転送要求があった場合には、該マルチキャ
ストデータを正常受信した端末グループのグループサー
バに対して、前記転送要求を送信した端末グループを特
定する情報を送信して、正常受信済みのマルチキャスト
データの転送を要求する構成とされたことを特徴とす
る。
【0019】次の発明に係るマルチキャスト配信システ
ムにあっては、各端末グループのグループサーバは、そ
れぞれに端末グループに属する各端末の送達確認情報を
含む、端末グループ送達確認情報を作成して親グループ
サーバに送信し、親グループサーバは、複数の端末グル
ープそれぞれから送信された端末グループ送達確認情報
を含む親グループ送達確認情報を作成し、当該親グルー
プ送達確認情報をマルチキャストデータの送信サーバに
対して送信する構成とされたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態1のマルチキャスト配信システムの構成図である。
図1において、1は同報送信機能を有し送信データを複
数の端末にマルチキャスト配信可能な送信サーバ、2a
〜2fは、それぞれLAN_a〜LAN_cに接続さ
れ、送信サーバ1から送信されたマルチキャストデータ
を受信する端末、5、6はそれぞれ複数の端末2a〜2
fによって構成される端末グループである。なお、図1
では簡単のため6個の端末2a〜2fのみが示されてい
るが、本実施の形態1では、端末数は数千、数万個の端
末がネットワークによって接続され、各端末2a〜2f
がそれぞれに送信サーバ1からのマルチキャストデータ
を受信する大規模システムを想定している。
【0021】以下、上記のように構成されるマルチキャ
スト配信システムの動作を図面に従って説明する。まず
送信サーバ1は、送信データのマルチキャスト配信に先
立って、配信対象となる複数の端末2a〜2fについて
端末グループの作成を行う。
【0022】送信サーバ1には、図2に例示されるマル
チキャスト配信システムのネットワーク接続構成テーブ
ルが保存されている。当該ネットワーク接続構成テーブ
ルには、マルチキャスト配送システムを構成するLAN
_a〜LAN_dそれぞれについて、伝送処理性能、設
置場所、接続端末、総接続端末数などが予め保存されて
いる。また送信サーバ1には、1つの端末グループの最
大端末数Scが予め設定されている。本実施の形態1で
は、端末グループの最大端末数Sc=1000が設定さ
れているものとする。
【0023】送信サーバ1は、前記ネットワーク接続構
成テーブルに保存された各LAN_a〜LAN_dの設
置場所及び総接続端末数を参照し、前記最大端末数Sc
を超過しない範囲で各LANの接続端末を組み合わせて
端末グループを作成する。図2に示すネットワーク接続
構成テーブルの例では、LAN_aの総接続端末数は9
00であり、前記最大端末数Sc(=1000)よりも
少ないが、他のLAN_b〜LAN_dの総接続端末数
を加えると最大端末数Scを超過してしまうので、当該
LAN_aを1つの端末グループ5とする。また、LA
N_b〜LAN_dの接続端末数の総和は前記最大端末
数Sc(=1000)より小さい。しかし、LAN_d
の設置場所は「小田原市」であり、他のLAN_b(設
置場所:「横浜市戸塚区」)、LAN_c(設置場所:
「横浜市保土ヶ谷区」)とは、地理的に離れた位置にあ
る。このような場合には、送信サーバ1は、地理的に離
れたLAN_dのみを除外し、設置場所が近接するLA
N_b及びLAN_cとを組み合わせて、1つの端末グ
ループ6を作成する。また端末グループ6から除外され
たLAN_dについても1つの独立した端末グループを
作成する。
【0024】各端末グループ5、6の作成が完了する
と、送信サーバ1は各端末2a〜2fに対してその端末
が属する端末グループを通知し、当該端末グループに属
する端末の一覧を送付する。
【0025】以上の通り端末グループ5、6が作成され
た状態において、送信サーバ1は端末2a〜2fに対し
て送信対象のデータをマルチキャスト配信する。ここ
で、マルチキャス配信処理は送信サーバ1の同報送信機
能を利用して行われ、送信対象となった全ての端末2a
〜2fに対して、同一のマルチキャストデータが一度の
送信処理で配信される。
【0026】次に、マルチキャストデータを受信した各
端末2a〜2fの動作について、端末2a〜2fの構成
図3に従って説明する。図3において、10は端末が接
続されたLANとの間でデータの送受信処理を行うネッ
トワークインタフェース部、11はマルチキャストデー
タの受信制御を行う受信制御部、12は受信されたマル
チキャストデータを保存する受信データ蓄積部、13は
受信されたマルチキャストデータの送達確認情報を生成
して他の端末に送信する送達確認送信部、14は受信済
みのマルチキャストデータと他の端末から送信された送
達確認情報とに基づいて未受信のマルチキャストデータ
を検出する未受信データ検出部、15は受信データ蓄積
部12に保存されたマルチキャストデータを他の端末に
転送するデータ転送部である。
【0027】まず、送信サーバ1から送信されたマルチ
キャストデータは、ネットワークインタフェース部10
を介して受信制御部11に入力される。次に受信制御部
11は、当該マルチキャストデータを受信データ蓄積部
12に保存すると共に、マルチキャストデータから当該
データを特定する制御情報を読出し、送達確認送信部1
3に出力する。次に送達確認送信部13は、前記制御情
報に基づいて当該マルチキャストデータの送達確認情報
を作成し、ネットワークインタフェース部10を介し
て、同一端末グループに属する他の端末に対して送信す
る。例えば、マルチキャストデータを受信した端末2a
の送達確認送信部13は、マルチキャストデータの送達
確認情報を、同じ端末グループ5に属する他の端末2b
に対して送信する。
【0028】次に、端末2aから送達確認情報を受信し
た端末2bの受信制御部11は、当該送達確認情報を未
受信データ検出部14に出力する。未受信データ検出部
14は、受信データ蓄積部12を参照して、該送達確認
情報に対応するマルチキャストデータが当該端末2bで
受信済みであるか確認する。その結果、該送達確認情報
に対応するマルチキャストデータが受信データ蓄積部1
2に保存されており正常に受信されている場合には、当
該送達確認情報を破棄する。
【0029】一方、前記送達確認情報に対応するマルチ
キャストデータが受信データ蓄積部12に保存されてい
ない場合には、未受信データ検出部14は予め定められ
たデータ受信待ち時間Twだけ待機する。
【0030】当該データ受信待ち時間Twの間に前記送
達確認情報に対応するマルチキャストデータが正常に受
信された場合には、受信制御部11は、当該マルチキャ
ストデータを受信データ蓄積部12に保存し、送達確認
送信部13に対し送達確認情報の送信を指示すると同時
に、未受信データ検出部14に当該マルチキャストデー
タの受信を通知する。マルチキャストデータの受信が通
知された未受信データ検出部は、前記端末2aから送信
された送達確認情報を破棄して、データ受信待ち処理を
終了する。
【0031】これに対し、前記送達確認情報に対応する
マルチキャストデータが正常に受信されずにデータ受信
待ち時間Twが経過した場合には、未受信データ検出部
14は当該マルチキャストデータの受信に失敗したと判
断し、前記送達確認情報の送信元である端末2aに対し
て、受信済みマルチキャストデータの転送を要求する。
ここで上記未受信データ検出部14のデータ待ち時間T
wは、当該マルチキャスト配信システム内で生じるデー
タ転送遅延時間を考慮して、マルチキャストデータの受
信確認を行うために適切な値が予め設定される。
【0032】次に、マルチキャストデータの受信に失敗
した端末2bから転送要求を受信した端末2aは、受信
済みのマルチキャストデータを前記受信データ蓄積部1
2から読出し、当該マルチキャストデータをデータ転送
部15及びネットワークインタフェース部10を介し
て、端末2bに転送する。端末2aから転送されたマル
チキャストデータを受信した端末2bは、当該マルチキ
ャストデータを受信データ蓄積部12に保存する。
【0033】このような構成とすることにより、本実施
の形態1のマルチキャスト通信システムでは、複数の端
末から構成される端末グループ5、6を作成し、同一の
端末グループ5に属する端末2a、2b間で、送信サー
バからのマルチキャストデータの送達確認情報を相互に
送受信することにより、各端末2a、2bで自律的にマ
ルチキャストデータの受信成功/失敗を検出する。さら
に、マルチキャストデータの受信に失敗した端末2b
は、送達確認情報の送信元の端末2aに対して、受信済
みマルチキャストデータの転送を要求する。従って、各
端末グループ5、6内でマルチキャストデータの受信に
失敗した端末2bが発生した場合であっても、送信サー
バ1に対しマルチキャストデータの再送を要求せずに、
正常受信済みの端末2aから当該マルチキャストデータ
を受信することが出来るので、送信サーバ1に対する再
送要求の発生を抑圧し、送信サーバ1におけるマルチキ
ャスト再配信処理負荷の集中を回避することができる。
【0034】なお、本実施の形態1では、送信サーバ1
は各LAN_a〜LAN_dの総接続端末数及び設置場
所に基づいて各端末グループ5、6を作成したが、端末
グループ5、6はLAN_a〜LAN_dの設置場所及
び総接続端末数にのみ基づいて作成されるものではな
く、例えば各LAN_a〜LAN_dの通信処理速度
や、その他のパラメータに基づいて作成されるような構
成であってもよい。
【0035】実施の形態2.上記実施の形態1では、各
端末2a、2bそれぞれにおいて他の端末から送信され
たマルチキャストデータの送達確認情報を受信して、当
該マルチキャストデータの受信成功/失敗を検出し、マ
ルチキャストデータの受信に失敗した端末2bは、送達
確認情報を送信した端末2aに対して受信済みマルチキ
ャストデータの転送を要求したが、本実施の形態2では
各端末グループに、当該端末グループに属する各端末2
a、2bの送達確認情報を受信し各端末のマルチキャス
ト受信状態を管理するグループサーバを配置して、端末
グループ内において端末間のマルチキャストデータの転
送処理を行う。
【0036】なお本実施の形態2のマルチキャスト配信
システムは、前述の実施の形態1とは各端末グループ
5、6にそれぞれグループサーバを配置し、各端末グル
ープに属する端末のマルチキャストデータ受信状態を管
理する点のみが異なるものであり、その他の構成は全く
同じであるため、以下では、当該グループサーバの動作
について説明し、その他の同一の構成については同一の
符号を付して説明を省略する。
【0037】図4は、本実施の形態2のマルチキャスト
配信システムの構成図である。図4において、3a、3
bはそれぞれ端末グループ5、6に配置され、各端末グ
ループに属する端末2a、2bおよび端末2c、2dの
マルチキャストデータの受信状態を管理するグループサ
ーバである。
【0038】また図5は、前記グループサーバ3a、3
bの構成図である。図5において、20は端末グループ
5内の他の端末2a、2bそれぞれから送信された前記
送達確認情報に基づいて各端末のマルチキャストデータ
受信状態を判定する未受信端末検出部、21は当該端末
グループ内の各端末2a、2bの送達確認情報を保存す
るグループ端末データ蓄積部である。グ
【0039】ループサーバ3aの未受信端末検出部20
には、当該端末グループ5に属する全ての端末2a、2
bの端末を特定する情報が予め記憶されており、グルー
プサーバ3bの未受信端末検出部20には、当該端末グ
ループ6に属する全ての端末2c、2dの端末を特定す
る情報が予め記憶されている。また未受信端末検出部2
0は、当該端末グループに属する各端末の正常受信を確
認するためのマルチキャストデータ受信待ちタイマTr
と、当該端末グループ内の全端末からの送達確認情報の
受信待ちのための送達確認情報受信待ちタイマTaとを
備えている。
【0040】なお、各端末グループ6におけるグループ
サーバ3bおよび端末2c、2dの動作は、端末グルー
プ5と同一であるため、以下では端末グループ5のグル
ープサーバ3aおよび端末2a、2bの動作について説
明する。
【0041】以下で本実施の形態2のマルチキャスト配
信システムの動作について説明する。まず送信サーバ1
においてマルチキャスト配信の対象となるデータが発生
すると、該送信サーバ1は、同報送信機能を使用して、
送信対象データを各端末グループ5、6の全ての端末2
a〜2dおよび各グループサーバ3a、3bに対してマ
ルチキャスト配信する。なお図4では、簡単のため4つ
の端末2a〜2dのみが示されているが、実際には、当
該マルチキャスト配信システムには数千、数万個の端末
が接続されているものとし、送信サーバ1は非常に多数
の端末に対して送信データをマルチキャスト配信する。
【0042】次に、グループサーバ3aにマルチキャス
トデータが正常に受信された場合は、受信制御部11
が、当該マルチキャストデータを受信データ蓄積部12
に保存し、当該マルチキャストデータの正常受信を未受
信端末検出部20に通知する。正常受信の通知を入力し
た未受信端末検出部20は、前記マルチキャストデータ
受信待ちタイマTrを起動する。当該マルチキャストデ
ータ受信待ちタイマTrには、マルチキャスト配信シス
テム内で生じるマルチキャストデータ配信に要する揺ら
ぎ遅延を想定した待ち時間が予め設定されている。
【0043】また端末グループ5において、端末2aで
正常に前記マルチキャストデータが受信された場合は、
当該端末2aが当該端末2aを特定する情報を含む当該
マルチキャストデータの送達確認情報を作成し、前記グ
ループサーバ3aに対して送信する。
【0044】一方、端末2bで前記マルチキャストデー
タの受信に失敗した場合には、当該端末2bは送達確認
情報をグループサーバ3aに対して送信しない。ここ
で、マルチキャストデータの受信失敗とは、ネットワー
クの障害によりマルチキャストデータが端末2bに受信
されなかった場合や、受信されたマルチキャストデータ
に誤りが発生し当該データを端末2bで破棄した場合等
を含む。
【0045】次にグループサーバ3aの受信制御部11
は、前記端末2aの送達確認情報を受信し、未受信端末
検出部20に通知して、端末2aの送達確認情報をグル
ープ端末データ蓄積部21に保存する。未受信端末検出
部20は、当該送達確認情報の受信通知を入力して、端
末2aがマルチキャストデータの受信を完了したことを
認識する。
【0046】また未受信端末検出部20は、当該端末グ
ループに属する何れかの端末から、前記マルチキャスト
データに関する送達確認情報を最初に受信した際に、前
記送達確認情報受信待ちタイマTaを起動する。当該送
達確認情報受信待ちタイマTaには、マルチキャスト配
信システム内で生じるマルチキャストデータ配信に要す
る揺らぎ遅延を想定した待ち時間が予め設定されてい
る。
【0047】次に未受信端末検出部20は、端末グルー
プ5内の未受信端末を検出し、マルチキャストデータの
転送処理を行う。以下で未受信端末検出部20によるマ
ルチキャストデータ転送処理を処理フロー図6に従って
説明する。
【0048】まず、上記マルチキャストデータ受信待ち
タイマTrと送達確認情報受信待ちタイマTaの何れか
一方がタイムアウトすると(ステップS1)、未受信端
末検出部20は、グループ端末データ蓄積部21に保存
された送達確認情報を参照し、当該端末グループ5に属
する端末2a、2bのうちで、該グループサーバ3aに
送達確認情報が受信されなかった端末を未受信端末とし
て特定する(ステップS2)。上述の例において、端末
2bはマルチキャストデータの受信に失敗し、送達確認
情報をグループサーバ3aに送信していないので、当該
端末2bが未受信端末として特定される。
【0049】上記未受信端末特定処理の結果、未受信端
末が1つでも特定された場合には(ステップS3、ye
s)、未受信端末検出部20は、受信データ蓄積部12
を参照して当該マルチキャストデータが当該グループサ
ーバ3aに正常受信されているか参照する(ステップS
4)。その結果、該マルチキャストデータが当該グルー
プサーバ3aに正常受信されている場合には(ステップ
S4、yes)、受信データ蓄積部12に保存されたマ
ルチキャストデータを前記未受信端末2bに転送する
(ステップS5)。
【0050】一方、マルチキャストデータがグループサ
ーバ3aに正常に受信されておらず、当該マルチキャス
トデータが受信データ蓄積部12に保存されていない場
合には(ステップS4、no)、未受信端末検出部20
は、グループ端末データ蓄積部21に保存された送達確
認情報のうち、最も早く送達確認情報を送信した端末
を、マルチキャストデータの転送を要求する「転送要求
端末」として特定する。上述の例において、端末2aの
送達確認情報がグループサーバ3aに最初に受信された
場合には、未受信端末検出部20は当該端末2aを転送
要求端末として特定する。次に未受信端末検出部20
は、当該転送要求端末2aに対して正常受信済みのマル
チキャストデータを未受信端末2bに対して転送するよ
う要求する(ステップS6)。
【0051】グループサーバ3aから未受信端末2bへ
のマルチキャストデータ転送処理(ステップS5)、若
しくは転送要求端末2aに対するマルチキャストデータ
転送要求処理(ステップS6)が完了すると、未受信端
末検出部20は、マルチキャストデータ受信待ちタイマ
Trを起動して未受信端末2bからの送達確認情報が受
信されるのを待つ(ステップS7)。
【0052】その結果、前記未受信端末特定処理(ステ
ップS2)で特定された全ての未受信端末から送達確認
情報が受信された場合には(ステップS8、yes)、
未受信端末検出部20は、当該端末グループ5内の全て
の端末2a、2bがマルチキャストデータを正常に受信
したと判定して、前記マルチキャストデータ受信待ちタ
イマTrを停止する。
【0053】一方、未受信端末2bから送達確認情報が
受信されずマルチキャストデータ受信待ちタイマTrが
タイムアウトした場合は(ステップS8、no)、端末
グループ5内のマルチキャストデータの転送処理を繰り
返す(ステップS4〜S8)。ここで、未受信端末検出
部20には、マルチキャストデータ転送処理の繰り返し
回数Nが予め保存されており、マルチキャストデータの
転送処理(ステップS4〜S8)が当該転送回数Nを越
えた場合には、未受信端末に対するマルチキャストデー
タの転送処理を行わない(ステップS10、yes)。
【0054】未受信端末の特定処理(ステップS2、S
3)及びマルチキャストデータ転送処理(ステップS4
〜S8)が完了すると、未受信端末検出部20はマルチ
キャストデータ転送処理後の未受信端末数をカウントす
る。
【0055】未受信端末検出部20には、マルチキャス
トデータの再配信の要否を判定するための未受信端末の
許容数Mが予め保存されており、前記未受信端末のカウ
ント数と許容数Mとを比較する。その結果、未受信端末
のカウント数が許容数M以上である場合には、上記送信
サーバ1によるマルチキャストデータの再配信が必要で
あると判定し、未受信端末のカウント数が許容数M未満
である場合には、送信サーバ1によるマルチキャストデ
ータの再配信は不要であると判定する(ステップS1
1)。
【0056】なお、前記未受信端末の許容数Mを当該端
末グループ5に属する全端末数とすると、当該端末グル
ープ5に属する全ての端末が未受信端末である場合にの
み、マルチキャストデータの再配信が必要であると判定
される。
【0057】次に未受信端末検出部20は、端末グルー
プ5に属する全端末2a、2bのマルチキャストデータ
の受信状態と、前記マルチキャストデータの再配信の要
否判定結果とを含む、端末グループ送達確認情報を作成
し、送信サーバ1に対して送信する(ステップS1
2)。
【0058】端末グループ5から端末グループ送達確認
情報を受信した送信サーバ1は、前記マルチキャスト再
配信の要否判定結果に基づき、送信サーバの同報送信機
能を使用して端末グループ5に対するマルチキャストデ
ータの再配信を行う。
【0059】このような構成にすることにより、本実施
の形態2のマルチキャスト通信システムでは、各端末グ
ループ5、6の各端末2a〜2dのマルチキャストデー
タの受信状態を、それぞれに管理するグループサーバ3
a、3bを配置し、端末グループ5、6内で未受信端末
が発生した場合には、当該グループサーバ3a、3bか
ら正常受信済みのマルチキャストデータを転送する。ま
た、グループサーバ3a、3bがマルチキャストデータ
の受信に失敗していた場合には、端末グループ5、6内
でマルチキャストデータを正常受信している端末を転送
要求端末として特定し、当該転送要求要求端末から未受
信端末に対して正常受信済みマルチキャストデータを転
送する。したがって、端末グループ5、6内で未受信端
末が発生した場合であっても、各端末グループ5、6内
でマルチキャストデータの転送処理を繰り返し行うこと
により未受信端末数を抑圧し、送信サーバ1に対するマ
ルチキャスト再配信の要求を出来るだけ低減させて、送
信サーバ1のマルチキャスト再配信に要する処理負荷の
増大を回避することができる。
【0060】また、各グループサーバ3a、3bが、そ
れぞれに各端末グループ5、6に属する各端末のマルチ
キャストデータ受信状態を管理し、端末グループ送達確
認情報を作成して送信サーバ1に送信するような構成と
したことにより、各端末2a〜2dの送達確認情報が送
信サーバ1に集中することがなく、送信サーバ1の処理
負荷の急騰を防ぐことができる。
【0061】なお本実施の形態2では、各端末グループ
5、6それぞれにおいて、端末2a、2b及び2c、2
dとは別個にグループサーバ3a、3bを配置したが、
各端末グループ5、6の構成はこのように限定されるも
のではなく、各端末グループ5、6に属する複数の端末
2a〜2dの何れかの端末がグループサーバ3a、3b
として選択され、マルチキャストデータの受信対象であ
る端末2a〜2dとして動作すると共に、該端末グルー
プ5、6におけるグループサーバ3a、3bとして動作
するような構成であってもよい。
【0062】また未受信端末検出部20は、端末グルー
プ5内で最初に送達確認情報が受信された端末を転送要
求端末として特定したが、転送要求端末の特定はこのよ
うな方法に限定されるものではなく、未受信端末検出部
20において各端末のデータ処理能力が参照可能である
場合には、送達確認情報が受信されている端末の中で最
もデータ処理能力の高い端末を転送要求端末として特定
してもよい。
【0063】また未受信端末検出部20は、マルチキャ
ストデータの再配信の要否を判定するための未受信端末
の許容数Mを予め保存し、当該端末グループ内の未受信
端末数が当該許容数M以上である場合に、送信サーバ1
に対してマルチキャストデータの再配信を要求したが、
マルチキャスト再配信要求の要否判定はこのような方法
に限定されるものではなく、当該端末グループの総端末
数と前記未受信端末数とに基づいて、端末グループ全体
に占める未受信端末の割合を算出して、当該未受信端末
の割合が予め規定された判定値(例えば20%)以上で
ある場合に、送信サーバ1に対してマルチキャストデー
タの再配信を要求するような構成であってもよい。
【0064】また送信サーバ1は、各グループサーバ3
a、3bからそれぞれに送信された端末グループ送達確
認情報に含まれる、マルチキャスト再送信の要否判定結
果に基づいてマルチキャスト再配信を行ったが、これは
このような構成に限定されるものではなく、送信サーバ
1が、各端末グループ送達確認情報に含まれた、各端末
2a〜2dのマルチキャストデータの受信状態を参照し
て、マルチキャストデータ再転送の要否を判断するよう
な構成であってもよい。
【0065】実施の形態3.上記実施の形態2では、マ
ルチキャスト配信システムの複数の端末グループ5、6
それぞれにグループサーバ3a、3bを配置し、該グル
ープサーバ3a、3bにより各端末グループに属する端
末のマルチキャストデータの受信状態を管理したが、本
実施の形態3では、複数の端末グループ5、6から構成
される親グループを作成し、当該親グループ内に、複数
の端末グループ5、6それぞれにおけるマルチキャスト
データの受信状態を管理する親グループサーバを配置し
て、マルチキャストデータの受信状態を階層的に管理す
る。
【0066】なお本実施の形態3のマルチキャスト配信
システムは、上記実施の形態2とは、複数の端末グルー
プから構成される親グループを設定し、マルチキャスト
データの受信状態を階層的に管理する点のみが異なるも
のであり、その他の構成は全く同じであるため、以下で
は、親グループにおけるマルチキャストデータの受信管
理処理について説明し、その他の同一の構成については
同一の符号を付して説明を省略する。
【0067】図7は本実施の形態3のマルチキャスト配
信システムの構成図である。図7において、7aは端末
グループ5a及び5bから構成される親グループ、7b
は端末グループ5dから構成される親グループ、4a、
4bはそれぞれ親グループ7a、7bに配置され、各親
グループ7a、7bに属する端末グループ5a、5b及
び5dのマルチキャストデータの受信状態を管理する親
グループサーバである。図7では、説明の簡単のため、
親グループ7a内に端末グループ5a、5bのみが、ま
た親グループ7bに端末グループ5dのみが示されてい
るが、実際には各親グループ7a、7bそれぞれに複数
の端末グループが属するものとする。
【0068】以下で親グループ7a、7bの設定の処理
フローを図8に従って説明する。まず、上述の実施の形
態1に示す方法により、LAN_a、LAN_b、LA
N_dそれぞれについて、端末グループ5a、5b、5
dが予め設定されている状態において(ステップS1
0)、送信サーバ1は当該マルチキャスト配信システム
に設定された全端末グループ数をカウントする(ステッ
プS11)。
【0069】当該送信サーバ1には、同時に送達確認情
報が受信処理可能なグループサーバの最大数Sgが予め
保存されている。当該グループサーバの最大数Sgは、
送信サーバ1の受信データの処理能力を勘案して適切な
値が設定される。
【0070】送信サーバ1は、上記全端末グループのカ
ウント数と当該グループサーバの最大数Sgとを比較し
て(ステップS12)、端末グループのカウント数が最
大数Sgよりも大きくなった場合には(ステップS1
2、yes)、複数の端末グループからなる親グループ
の作成処理を行う。
【0071】送信サーバ1には、ひとつの親グループ作
成の単位となる端末グループ数Kが予め保存されてお
り、上述の図2に示すネットワーク接続構成テーブルを
参照の上、互いに近接する位置ににあるK個の端末グル
ープを選択する(ステップS13)。図7の例では、端
末グループ5a(LAN_a:鎌倉市大船)及び端末グ
ループ5b(LAN_b:横浜市戸塚区)が近接するの
で、これらに近接する複数の端末グループをK個選択す
る。
【0072】次に送信サーバ1は、当該選択されたK個
の端末グループで、ひとつの親グループ7aを作成する
と共に、当該親グループ7aに属する端末の中から、デ
ータ送受信処理能力の最も高い端末を選択し、該端末を
当該親グループ7aに関する受信状態の管理処理を行う
親グループサーバ4aとして選択する(ステップS1
4)。
【0073】次に送信サーバ1は、当該親グループ7a
に属する各端末グループ5a、5bのグループサーバ3
a、3bに対して、各端末グループが属する親グループ
7aと、当該親グループ7aの親グループサーバ4aと
を特定する情報を通知する(ステップS15)。
【0074】ひとつの親グループ7aの設定が完了する
と、送信サーバ1は当該親グループ7aに属するK個の
端末グループ5a、5bを1つの端末グループとみなし
て、当該マルチキャスト配信システムに属する全ての端
末グループ数を再度カウントする(ステップS11)。
その結果、全端末グループのカウント数が、依然、グル
ープサーバの最大数Sgよりも大きい場合には(ステッ
プS12、yes)、上記と同様の方法により別個の親
グループ7bの作成処理(ステップS13〜S15)を
行う。
【0075】一方、親グループ作成処理の結果、全端末
グループのカウント数がグループサーバの最大数Sg以
下となった場合には(ステップS12、no)、親グル
ープ設定処理を修了する。以上が送信サーバ1による親
グループ作成処理である。
【0076】次に本実施の形態3におけるマルチキャス
トデータの受信状態の階層的な管理について説明する。
始めに送信サーバ1は、同報送信機能を使用してマルチ
キャスト配信システムに属する各端末2a〜2f、グル
ープサーバ3a、3b、3d及び親グループサーバ4
a、4bに対して送信データをマルチキャスト配信す
る。
【0077】次に、端末グループ5aのグループサーバ
3aは、上記実施の形態2に示す方法により、端末グル
ープ5aのマルチキャストデータの受信状態を監視し、
端末グループ5a内でマルチキャストデータの転送処理
を行う。また、グループサーバ3aは、端末グループ5
aに属する全端末のマルチキャストデータの受信状態
と、前記マルチキャスト再配信の要否判定結果とを含
む、当該端末グループ5aの端末グループ送達確認情報
を作成する。また上記と同様に、端末グループ5b、5
dのグループサーバ3b、3dも、それぞれに各端末グ
ループの端末グループ送達確認情報を作成する。なお、
各親グループ7a、7bにおけるマルチキャストデータ
の受信状態管理処理は同一であるため、以下では親グル
ープ7aにおけるマルチキャストデータの受信状態管理
処理についてのみ説明し、親グループ7bについては説
明を省略する。
【0078】次に、親グループ7aに属する端末グルー
プ5a、5bのグループサーバ3a、3bは、送信サー
バ1から通知された親グループサーバ4aを特定する情
報に従って、それぞれの端末グループ送達確認情報を親
グループサーバ4aに対して送信する。
【0079】親グループサーバ4aは、グループサーバ
3aから端末グループ送達確認情報を受信し、端末グル
ープ5aに関する前記マルチキャストデータ再配信の要
否判定結果を読み出す。ここでは、端末グループ5aに
おいて正常にマルチキャストデータが受信され、マルチ
キャスト再配信の要否判定結果として「マルチキャスト
再配信:不要」が記入されているものとする。
【0080】また、グループサーバ3bの端末グループ
送達確認情報から、端末グループ5bに関する前記マル
チキャストデータ再配信の要否判定結果を読み出す。こ
こでは、端末グループ5aに関するマルチキャスト再配
信の要否判定結果として「マルチキャスト再配信:必
要」が記入されているものとする。
【0081】次に、親グループサーバ4aは、当該親グ
ループ7aに属する全ての端末グループのうち、「マル
チキャスト再配信:必要」とされた端末グループ5b
を、マルチキャスト配信失敗端末グループとして特定す
る。また、該親グループサーバ4aに端末グループ送達
確認情報が受信されなかった他の端末グループ(図7に
図示せず)も、マルチキャスト配信失敗端末グループと
して特定する。
【0082】次に、親グループサーバ4aは、「マルチ
キャスト再配信:不要」である端末グループ送達確認情
報を親グループ7a内で最初に送信したグループサーバ
を、グループ間転送要求サーバとして特定する。図7に
示す例では、グループサーバ3aが該グループ間転送要
求サーバとして特定されたものとする。
【0083】次に、親グループサーバ4aは、前記グル
ープ間転送要求サーバ3aに対して、前記マルチキャス
ト配信失敗端末グループのグループサーバ3bを特定す
る情報を送信し、正常受信済みのマルチキャストデータ
の端末グループ間転送を要求する。グループ間転送要求
サーバ3aは、当該要求に従い、受信済みのマルチキャ
ストデータをグループサーバ3bに転送する。
【0084】端末グループ間転送されたマルチキャスト
データを受信したグループサーバ3bは、端末グループ
5b内で、前述の図6に示したマルチキャストデータ転
送処理を行って、当該端末グループ5bに属する未受信
端末に対し、前記グループ間転送要求サーバ3aから転
送されたマルチキャストデータを送信する。次に、グル
ープサーバ3bは当該端末グループ5bに関するマルチ
キャスト再配信の要否を判定して、端末グループ送達確
認情報を親グループサーバ4aに送信する。
【0085】親グループサーバ4aは、マルチキャスト
配信失敗端末グループ5bから送信された端末グループ
送達確認情報を受信し、当該親グループ7aに属する全
ての端末グループ5a、5bの端末グループ送達確認情
報に基づいて、各端末グループ5a、5bのマルチキャ
スト再配信の要否判定結果と各端末のマルチキャストデ
ータの受信状態とを含む、親グループ送達確認情報を作
成し、送信サーバ1に送信する。
【0086】送信サーバ1は、親グループ7a、7bの
親グループサーバ4a、4bそれぞれから親グループ送
達確認情報を受信する。その結果、何れかの親グループ
送達確認情報にマルチキャストデータの再配信要求が含
まれていた場合には、対応する端末グループに対して当
該データのマルチキャスト再配信を行う。
【0087】このような構成にすることにより、本実施
の形態3のマルチキャスト通信システムでは、複数の端
末グループ5a、5bから構成される親グループ7aを
作成し、当該親グループに各端末グループ5a、5bの
マルチキャストデータの受信状態を管理する親グループ
サーバ4aを配置する。そして、マルチキャスト再配信
を要求する端末グループ5bが発生した場合には、マル
チキャストデータが正常受信されている端末グループ5
aのグループサーバ3aから、前記端末グループ5bの
グループサーバ3bに対して、端末グループ間でマルチ
キャストデータの転送を行う。したがって、親グループ
7a内で発生するマルチキャスト再配信の要求を出来る
だけ抑圧して、送信サーバ1のマルチキャスト再配信に
要する処理負荷の増大を回避することができる。
【0088】また、グループサーバ3a、3b、3dの
総数が上記グループサーバの最大数Sgを上回る場合で
あっても、親グループサーバ4aが、当該親グループ7
aに属する各端末グループの5a、5bの端末グループ
送達確認情報をひとつの親グループ送達確認情報にまと
めて送信サーバ1に送信するので、送信サーバ1におい
て各端末グループの端末グループ送達確認情報の受信の
際に生じる処理負荷集中を回避することができる。
【0089】なお、本実施の形態3において、送信サー
バ1は複数の端末グループ5a、5bから構成される親
グループ7aを作成し、各端末におけるマルチキャスト
データの受信状態を、各端末グループ5a、5bと親グ
ループ7aとによって階層的に管理したが、マルチキャ
スト配信システム内の端末グループの構成は、親グルー
プと端末グループとの2階層構成に限定されるものでは
なく、例えば、送信サーバ1による親グループ設定処理
の結果、当該マルチキャスト配信システムに属する親グ
ループサーバ7a、7bの総数が、前記グループサーバ
の最大数Sgよりも大きかった場合には、作成済みの複
数の親グループから構成される上位グループ設定し、当
該上位グループに属する端末の中から上位グループサー
バを選択することにより、3階層以上のグループ構成
で、各端末のマルチキャストデータの受信状態を管理す
るような構成であってもよい。
【0090】また、本実施の形態3において、送信サー
バ1はそれぞれの親グループ7a、7bからデータ処理
能力が最も高い端末を親グループサーバ4a、4bとし
て選択し、当該親グループサーバ4a、4bが固定的に
各親グループ7a、7bに関するマルチキャストデータ
の受信管理を行ったが、これはこのような方法に限定さ
れるものではなく、例えば、送信サーバ1は、親グルー
プ4a、4bそれぞれから送信される親グループ送達確
認情報の各端末のマルチキャスト受信状態の履歴を保存
し、過去にマルチキャストデータの受信に成功した比率
が高い端末グループの中から、データ処理能力の高い端
末を新たに親グループサーバ4a、4bとして選択し直
すような親グループサーバの選択方法を採用してもよ
い。
【0091】
【発明の効果】このように本発明によれば、マルチキャ
スト配信システムに属する端末相互間で、送信サーバか
らのマルチキャストデータの送達確認情報を相互に送受
信することにより、各端末で自律的にマルチキャストデ
ータの受信成功/失敗を検出し、マルチキャストデータ
の受信に失敗した端末は、前記送達確認情報の送信元の
端末に対して、受信済みマルチキャストデータの転送を
要求する。したがって、マルチキャストデータの受信に
失敗した端末が発生した場合であっても、送信サーバに
対するマルチキャストデータの再配信要求の発生を抑圧
し、送信サーバにおけるマルチキャスト再配信処理負荷
の集中を回避できるといった効果を奏する。
【0092】また次の発明によれば、マルチキャスト配
信システム内で、複数の端末と該複数の端末それぞれの
受信状態を管理するグループサーバとからなる端末グル
ープを構成し、当該グループサーバは、各端末の送達確
認情報に基づいてマルチキャストデータの正常受信済み
端末と未受信端末とを特定し、前記受信済み端末から未
受信端末へのマルチキャストデータの転送を要求する。
したがって、端末グループ内で未受信端末が発生した場
合であっても、送信サーバに対するマルチキャストデー
タの再配信要求の発生を抑圧し、送信サーバにおけるマ
ルチキャスト再配信処理負荷の集中を回避できるといっ
た効果を奏する。
【0093】また次の発明によれば、各端末グループの
グループサーバは、それぞれに各端末グループに属する
端末各々から送信された送達確認情報に基づいて端末グ
ループ送達確認情報を作成し、送信サーバに送信するの
で、送信サーバにおける送達確認情報の受信処理負荷の
集中を回避できるといった効果を奏する。
【0094】また次の発明によれば、前記グループサー
バは、それぞれに各端末グループ内の未受信端末数をカ
ウントし、当該未受信端末数が所定の閾値よりも多い場
合に、送信サーバに対して送信済みマルチキャストデー
タの再配信を要求するので、前記送信サーバに対して、
未受信端末それぞれからマルチキャスト再配信要求が発
生することがなく、送信サーバにおけるマルチキャスト
再配信処理負荷の増大を回避できるといった効果を奏す
る。
【0095】また次の発明によれば、前記グループサー
バは、それぞれに各端末グループ内の未受信端末数をカ
ウントし、端末グループ全体に占める未受信端末の割合
が所定の比率を超える場合に、送信サーバに対して送信
済みマルチキャストデータの再配信を要求するので、前
記送信サーバに対して、未受信端末それぞれからマルチ
キャスト再配信要求が発生することがなく、送信サーバ
におけるマルチキャスト再配信処理負荷の増大を回避で
きるといった効果を奏する。
【0096】また次の発明によれば、前記端末グループ
を所定個数有し、各端末グループそれぞれの受信状態を
管理する親グループサーバを備えた親グループを構成
し、当該親グループ内でマルチキャストデータの転送を
要求する端末グループが発生した場合には、前記親グル
ープサーバが、当該マルチキャストデータを正常受信し
たグループサーバから前記転送要求端末グループへのマ
ルチキャストデータの転送を指示するので、各端末グル
ープから送信サーバに対するマルチキャストデータの再
配信要求の発生を抑圧し、送信サーバにおけるマルチキ
ャスト再配信処理負荷の集中を回避できるといった効果
を奏する。
【0097】また次の発明によれば、前記親グループサ
ーバは、当該親グループに属する複数の端末グループそ
れぞれから送信されたグループ送達確認情報を含む、親
グループ送達確認情報を作成して、前記送信サーバに送
信するので、送信サーバにおけるグループ送達確認情報
の受信処理負荷の集中を回避できるといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のマルチキャスト配信
システムの構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のネットワーク接続構
成テーブルの例を示した説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の端末の構成図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態2のマルチキャスト配信
システムの構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態2のグループサーバの構
成図である。
【図6】 本発明の実施の形態2のグループサーバによ
るマルチキャストデータ転送処理のフロー図である。
【図7】 本発明の実施の形態3のマルチキャスト配信
システムの構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態3の送信サーバによる親
グループ作成処理のフロー図である。
【図9】 従来のマルチプロセッサシステムの構成図で
ある。
【符号の説明】
1、105 送信サーバ 2a〜2f、101〜104 端末 3a、3b、3d グループサーバ 4a、4b 親グループサーバ 5、5a、5b、5d、6、106、107 端末グル
ープ 7a、7b 親グループ 10 ネットワークインタフェース部 11 受信制御部 12 受信データ蓄積部 13 送達確認送信部 14 未受信データ検出部 15 データ転送部 20 未受信端末検出部 21 グループ端末データ蓄積部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信サーバから複数の端末に対し同一の
    データをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信シ
    ステムの端末用装置であって、 前記送信サーバから配信されたマルチキャストデータを
    受信する受信制御手段と、 該マルチキャストデータの送達確認情報を生成しネット
    ワークに接続された他の端末に送信する送達確認送信手
    段と、 他の端末からの送達確認情報を受信した場合に、該マル
    チキャストデータが該端末で受信されているか確認し、
    未受信のマルチキャストデータを検出する未受信データ
    検出手段と、 未受信マルチキャストデータが検出された場合に、前記
    送達確認情報を送信した端末に対して該未受信マルチキ
    ャストデータの転送を要求する転送要求手段とを備えた
    ことを特徴とするマルチキャスト配信システムの端末用
    装置。
  2. 【請求項2】 送信サーバから複数の端末に対し同一の
    データをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信シ
    ステムにおいて、 複数の端末と、該複数の端末それぞれのマルチキャスト
    データの受信状態を管理するグループサーバとを有す
    る、端末グループを形成し、 該端末グループに属する各端末は、前記送信サーバから
    配信されたマルチキャストデータを受信して該マルチキ
    ャストデータの送達確認情報を前記グループサーバに送
    信し、 前記グループサーバは、前記各端末から送信された送達
    確認情報を受信し、送達確認情報が受信された端末を受
    信済み端末として特定するとともに、該グループサーバ
    に送達確認情報が受信されなかった端末を未受信端末と
    して特定し、前記受信済み端末に対し未受信端末を特定
    する情報を送信して、受信済みのマルチキャストデータ
    の転送を要求する構成とされたことを特徴とするマルチ
    キャスト配信システム。
  3. 【請求項3】 グループサーバは、端末グループに属す
    る各端末の送達確認情報を含む、グループ送達確認情報
    を作成し、送信サーバに対して送信する構成とされたこ
    とを特徴とする、請求項2に記載のマルチキャスト配信
    システム。
  4. 【請求項4】 グループサーバは、送信サーバにマルチ
    キャストデータの再配信を要求するか否かを決定するた
    めの未受信端末数の閾値を予め保持し、端末グループ内
    の未受信端末数が前記閾値以上である場合に、送信サー
    バに対して該マルチキャストデータの再配信を要求する
    構成とされたことを特徴とする、請求項2ないし3に記
    載のマルチキャスト配信システム。
  5. 【請求項5】 グループサーバは、該端末グループに属
    する総端末数と、未受信端末の端末数とをカウントし、
    前記総端末数に占める未受信端末数の割合が所定の比率
    以上である場合に、送信サーバに対して該マルチキャス
    トデータの再配信を要求する構成とされたことを特徴と
    する、請求項2ないし3に記載のマルチキャスト配信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 送信サーバから複数の端末に対し同一の
    データをマルチキャスト配信するマルチキャスト配信シ
    ステムにおいて、 複数の端末と、該複数の端末それぞれのマルチキャスト
    データの受信状態を管理するグループサーバとを有す
    る、端末グループと、 前記端末グループを所定数備え、当該複数の端末グルー
    プそれぞれに属する端末各々のマルチキャストデータの
    受信状態を管理する親サーバを有する、親グループとを
    形成し、 各端末グループ内の端末は、それぞれに前記送信サーバ
    から送信されたマルチキャストデータを受信して該マル
    チキャストデータの送達確認情報をグループサーバに送
    信し、 各端末グループのグループサーバは、それぞれに前記各
    端末から送信された送達確認情報に基づいて未受信端末
    を特定するとともに、当該マルチキャストデータの転送
    を要求するか否かを判定して、当該判定結果を前記親グ
    ループサーバに通知し、 前記親グループサーバは、該親グループに属する何れか
    の端末グループから該マルチキャストデータの転送要求
    があった場合には、該マルチキャストデータを正常受信
    した端末グループのグループサーバに対して、前記転送
    要求を送信した端末グループを特定する情報を送信し
    て、正常受信済みのマルチキャストデータの転送を要求
    する構成とされたことを特徴とするマルチキャスト配信
    システム。
  7. 【請求項7】 各端末グループのグループサーバは、そ
    れぞれに端末グループに属する各端末の送達確認情報を
    含む、端末グループ送達確認情報を作成して親グループ
    サーバに送信し、 親グループサーバは、複数の端末グループそれぞれから
    送信された端末グループ送達確認情報を含む親グループ
    送達確認情報を作成し、当該親グループ送達確認情報を
    マルチキャストデータの送信サーバに対して送信する構
    成とされたことを特徴とする、請求項6に記載のマルチ
    キャスト配信システム。
JP2001146417A 2001-05-16 2001-05-16 マルチキャスト配信システム及びその端末用装置 Pending JP2002344477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146417A JP2002344477A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 マルチキャスト配信システム及びその端末用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001146417A JP2002344477A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 マルチキャスト配信システム及びその端末用装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002344477A true JP2002344477A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18992082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001146417A Pending JP2002344477A (ja) 2001-05-16 2001-05-16 マルチキャスト配信システム及びその端末用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002344477A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175934A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Fujitsu Ltd 連携情報管理装置及び連携情報管理システムに用いられるゲートウェイ装置
JP2009524961A (ja) * 2006-01-25 2009-07-02 フランス テレコム マルチブロードキャストデータ伝送の信頼性を改善するシステム
JP2009218988A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nec Corp 分散管理システム、クライアント端末、分散管理方法、及び分散管理プログラム
JP2010113523A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Fujitsu Ltd コンテンツの削除更新プログラム
US8059561B2 (en) 2005-08-19 2011-11-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information communication system, information communication method, node device included in information communication system, and recording medium having information processing program recorded on it
US8239722B2 (en) 2008-09-19 2012-08-07 Fujitsu Limited Packet retransmission control method and apparatus in multicast communication
US8542690B2 (en) 2006-02-27 2013-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information communication system, information collection method, node device, and recording medium
JP2019082953A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 キヤノン株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム
WO2022181096A1 (ja) 2021-02-26 2022-09-01 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置および方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175934A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Fujitsu Ltd 連携情報管理装置及び連携情報管理システムに用いられるゲートウェイ装置
US7577105B2 (en) 2003-12-11 2009-08-18 Fujitsu Limited Cooperation information managing apparatus and gateway apparatus for use in cooperation information managing system
US8059561B2 (en) 2005-08-19 2011-11-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information communication system, information communication method, node device included in information communication system, and recording medium having information processing program recorded on it
JP2009524961A (ja) * 2006-01-25 2009-07-02 フランス テレコム マルチブロードキャストデータ伝送の信頼性を改善するシステム
US8542690B2 (en) 2006-02-27 2013-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information communication system, information collection method, node device, and recording medium
JP2009218988A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Nec Corp 分散管理システム、クライアント端末、分散管理方法、及び分散管理プログラム
US8239722B2 (en) 2008-09-19 2012-08-07 Fujitsu Limited Packet retransmission control method and apparatus in multicast communication
JP2010113523A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Fujitsu Ltd コンテンツの削除更新プログラム
US8359330B2 (en) 2008-11-06 2013-01-22 Fujitsu Limited Contents deletion/update apparatus, contents deletion/update method and recording medium
JP2019082953A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 キヤノン株式会社 通信装置、通信方法、及びプログラム
WO2022181096A1 (ja) 2021-02-26 2022-09-01 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 情報処理装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4750109A (en) Method and system for expediting multi-packet messages in a computer network
KR0150275B1 (ko) 멀티캐스트 통신의 폭주 제어방법
EP0374132B1 (en) Local area network for digital data processing system
EP0491397B1 (en) Data integrity guarantee system
EP0854610A2 (en) Ethernet communication redundancy method
Hofmann Enabling group communication in global networks
JP2004537206A (ja) マルチホップ無線ネットワークにおいてパケットを配信するための装置及び方法
US7385978B1 (en) Method and apparatus for reliable multicast distribution
US8428065B2 (en) Group communication system achieving efficient total order and state synchronization in a multi-tier environment
JPH10243016A (ja) ネットワーク制御装置
JP2002344477A (ja) マルチキャスト配信システム及びその端末用装置
JP3101604B2 (ja) 分散コンピュータ・システムのエラーを報告する方法
WO2005069552A1 (en) Redundant pipelined file transfer
JPH06326713A (ja) データ伝送制御方法
JPH09160858A (ja) データ再送方法及びサーバ
CN113992740B (zh) 一种基于自主可控的中间件及数据传输方法
JP2004201111A (ja) マルチキャストパケット配信システム、方法及びプログラム
KR101405533B1 (ko) 고가용성 멀티캐스트 전송 기반의 메시지 전송 시스템
JPH0962624A (ja) オンライントランザクションの処理方法および処理システム
Wang et al. Self-healing on ATM multicast tree
JPH10200577A (ja) パケット配信システム
JP2004120137A (ja) マルチキャスト配信システム、マルチキャスト配信方法およびマルチキャスト配信プログラム
KR100310285B1 (ko) 실시간 객체지향 분산 플랫폼에서 고장감내 서비스를지원하는 그룹통신 방법
JPH09270798A (ja) 分散共有データ伝送方式
KR19990053166A (ko) 멀티포인트 통신 시스템 및 멀티캐스트 경로 오류 제어 및경로 재배정 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040614

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219