JPH1195159A - 光学視覚装置 - Google Patents

光学視覚装置

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JPH1195159A
JPH1195159A JP25037197A JP25037197A JPH1195159A JP H1195159 A JPH1195159 A JP H1195159A JP 25037197 A JP25037197 A JP 25037197A JP 25037197 A JP25037197 A JP 25037197A JP H1195159 A JPH1195159 A JP H1195159A
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JP
Japan
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display unit
pair
frame
optical
lcd
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JP25037197A
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Inventor
Yoshiaki Suzuki
良明 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH1195159A publication Critical patent/JPH1195159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイ部の小型軽量化、衝撃等に対す
る内部の保護、及び作業効率の向上。 【解決手段】 少なくとも左右一対の光学系が1つの鏡
枠207により一体的に保持されるようにして部品点数
及び総重量等を削減し、光学系の管理を簡略化する。ま
た、ユニット化された鏡枠207を、ディスプレイ部の
内部において例えばゴムブッシュなどの弾性体を介在さ
せる等して揺動可能に支持する構造とし、ディスプレイ
部の筐体が歪んだような状態となってもこの影響がほと
んど鏡枠207に及ばないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば頭部に装着
された状態において顔面の前方に位置するディスプレイ
を見ることにより映像を鑑賞するようにされた光学視覚
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光学視覚装置として、左右一対の
カラー液晶ディスプレイ(以降、LCD(Liquid Crysta
l Display)という)に表示された映像を、頭部に装着し
た状態のもとで、一対の接眼レンズ等から成る光学系を
介して拡大して視るようにされた、いわゆるヘッドマウ
ントディスプレイ装置が普及してきている。
【0003】このようなヘッドマウントディスプレイ装
置において、実際にユーザが映像を見るために設けられ
るディスプレイ部としては、バックライトと、このバッ
クライトで照射される透過型の一対のカラーLCDと、
この一対のLCDに表示された映像を、一対の接眼レン
ズ側に反射するための反射鏡を備えており、上記バック
ライトの照射によって一対のLCDに表示された映像
を、同じく一対の接眼レンズで拡大して、ユーザの左右
の眼の網膜に対して投影させるようにしている。これに
より、ユーザはあたかも数メートル先にある大画面を見
るようにして映像を視ることが可能となる。
【0004】図7は、従来としてのヘッドマウントディ
スプレイ装置を示す斜視図である。この図に示すヘッド
マウントディスプレイ装置1Aは、ディスプレイ部2
と、このディスプレイ部2と連結部4を介して連結され
た装着部3よりなる。ディスプレイ部2は、当該ヘッド
マウントディスプレイ装置1Aを頭部に装着した状態の
もとで、ユーザが映像を観察するための部位とされ、こ
の場合には、図に分解して示すように、メインボディ部
240に対して上キャビネット201及び前パネル20
3が筐体として取り付けられて構成される。装着部3
は、ユーザの頭部に装着するために設けられる機構部位
であり、この装着部3をユーザの頭部に適正に装着する
ことにより、ディスプレイ部2が、ユーザの顔面の前方
において両眼に対応する位置にて保持されるようになっ
ている。そして、この図には示されない、ディスプレイ
部2の背面側キャビネットに設けられた左右一対の窓部
250a、250aを覗くことにより、表示映像を視る
ようにされている。
【0005】メインボディ部240の内部構造につい
て、図8及び図9を参照して説明する。メインボディ部
250の内部は、図8に示すように、1つのメインフレ
ーム270と、このメインフレーム270の下面側に対
して取り付けられる左右一対の鏡筒250,250と、
メインフレーム270の上面側に対して取り付けられる
左右一対のLCDホルダ260、及びLCDホルダ26
0の上部に配置されてメインフレーム270に対して固
定されるようにして取り付けられるメイン基板280よ
り成る。
【0006】図9には、上記メインボディ部250の内
部の構成部分のうち、左又は右の何れか一方に対応する
1組の鏡筒250及びLCDホルダ260を抜き出して
示している。鏡筒250には、後述するLCD261に
より表示された画像を虚像に拡大するためのレンズ及び
ハーフミラー等から成る光学系が取り付けられている。
この鏡筒250の上面パネル251にはLCDホルダ2
60の下部が位置する開口部252が形成されている。
この開口部252に対しては、LCDホルダ260の下
端部が摺動自在で、かつ隙間が無いようにされた状態で
当接可能とされている。また、開口部252の左右両側
には、位置調整ピン254、254が突出形成されてお
り、更にその前後には、各一対のボス255,255が
2組突出形成されている。また、鏡筒250上面部の左
右両縁に形成されるネジ穴253,253は、ネジN1
によりメインフレーム270に対して鏡筒250を固定
するために設けられる。また、ネジ穴253,253の
近傍に形成されている左右一対の位置決めピンは、メイ
ンフレーム270に対して鏡筒250を固定する際の位
置決めに用いられる。
【0007】図9に示すLCDホルダ260は、透過型
のカラーのLCD261や拡散板、偏光板等を支持する
ユニットとされる。このLCDホルダ260の左右に
は、一対の位置調整孔262が形成されると共に、この
位置調整孔262の両側にはそれぞれ一対のネジ穴26
3、263が形成されている。
【0008】これら鏡筒250及びLCDホルダ260
は、図8に示すメインフレーム270に対して、次のよ
うにして取り付けられる。例えば、先ずメインフレーム
270に対して鏡筒250が適切に位置決めされた状態
のもとで、ネジ穴253,253に対して下側からネジ
N1を貫通させてメインフレーム270に対してネジ止
めを行うことで、鏡筒250がメインフレーム270に
対して固定される。この状態では、鏡筒250の開口部
252とメインフレーム270に形成されている開口部
271とが連通するような状態が得られている。
【0009】続いては、上記のようにして鏡筒250が
取り付けられたメインフレーム270に開口部271の
部分に対して、その下端部をあてがうようにしてLCD
ホルダ260を適切に配置する。このとき、LCDホル
ダ260の下端部が鏡筒250の開口部252に対して
摺動自在で、かつ隙間が無いようにされた状態で当接し
ており、また、鏡筒250の位置調整ピン254,25
4がそれぞれLCDホルダ260の位置調整孔の262
に遊挿されることによりLCDホルダ260が仮止めさ
れている状態にある。この状態の元で、LCDホルダ2
60を図8に示す矢印X,Y,Zで示す各方向に動かす
ようにしてLCD261の位置調整を行った後、LCD
261の各ネジ穴263に対してそれぞれ貫通させたネ
ジ(図示せず)を、鏡筒250の各ボスに対してネジ止
めする。この取り付け作業が左右の各鏡筒250、及び
LCDホルダ260について行われることで、図8に示
ようにしてメインフレーム270に対して左右一対の鏡
筒250及びLCDホルダ260が固定的に取り付けら
れることになる。
【0010】このようにして左右一対の鏡筒250及び
LCDホルダ260が取り付けられたメインフレーム2
70に対しては、続いて図8に示すメイン基板280が
取り付けられることになる。このメイン基板280は、
例えば主として表示デバイスを駆動するための駆動回路
が備えられているものとされ、基板部281に対して
は、所要の回路部を形成する素子群と、この透過型LC
Dにバックライトを照射するためのバックライト用電源
部282等が取り付けられているものとされる。この場
合、メイン基板280の下部には、その上側からリフレ
クタ291に覆われるようにしてバックライト290が
取り付けられている。
【0011】このメイン基板280には下端部の左右両
端前方において一対の位置決め孔283,283が備え
られており、この位置決め孔283,283をメインフ
レーム270の位置決めピン272に挿入させて位置決
めするようにされる。この状態では、バックライト29
0が、左右一対のLCD261の上側に位置するように
される。この状態において、メインフレーム270の所
定箇所(例えば複数箇所)の下側からネジN2を貫通さ
せるようにして、メイン基板280のフレームに対して
ネジ止めすることで、メイン基板280を固定するよう
にされる。なお、メイン基板280と左右一対のLCD
261(LCDホルダ260)とは、それぞれフラット
ケーブル284により電気的に接続されている。
【0012】これまでの工程により、鏡筒250,25
0、LCDホルダ260,260、及びメイン基板28
0がメインフレーム270に対して一体的に取り付けら
れると、このメインフレーム270をメインボディ部2
40の筐体内に適正に配置して納め、例えばメインフレ
ーム270の後ろ側の左右に設けられたフレーム固定用
ネジ穴273,273に対してネジ(図示せず)を貫通
させて、メインボディ部240の筐体の所定箇所にネジ
止めするようにされる。これにより、図7に示すように
して、メインボディ部240内に対して図8に示した各
パーツが組み合わされた状態で固定的に取り付けられる
ことになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図7〜
図9に示した構造のヘッドマウントディスプレイ装置1
Aでは、ディスプレイ部2の内部構造として、左右でそ
れぞれ独立した2つの光学ブロック、即ち、鏡筒25
0,250を有しており、これら2つの鏡筒を1つのメ
インフレーム270に対して固定するようにしている。
このため、例えばメインフレーム270については左右
の光学系の精度維持等のために充分な剛性が必要であ
り、そのサイズも比較的大きく、かつ相応の重量も有し
ていた。また、2つの鏡筒250,250をメインフレ
ーム270に固定したり、メインフレーム270をメイ
ンボディ部240に対して固定するためにビスやネジ等
を用いるようにしていることで、それだけ、部品点数が
増加すると共に、取り付けのためのスペースの確保も必
要とされていた。
【0014】また、ヘッドマウントディスプレイ装置で
は光学系を形成するレンズ等をはじめとする部品の性能
の左右のばらつきをある範囲内にとどめる必要がある
が、ヘッドマウントディスプレイ装置1Aのように左右
の鏡筒がそれぞれ独立している場合、例えば左右の光学
系について、上記のような光学系の特性を考慮してレン
ズ等を選別して左右1対の鏡筒を組み立てた後は、最終
的に図8に示す状態に組み上げるまでは、常にこれら左
右1対の鏡筒の組ごとに管理する必要が生じることにな
る。
【0015】このように、図7〜図9に示したヘッドマ
ウントディスプレイ装置1Aの構成では、ディスプレイ
部2の小型軽量化が困難であると共に、組立時における
工程数が増加したり、製造工程のもとでのパーツ管理が
煩雑化するという製造能率上の問題を抱えている。
【0016】更に、図7〜図9にて説明したようなディ
スプレイ部2においては、例えば衝撃が与えられる等し
て、ディスプレイ部2に対して外部から負荷がかかって
筐体に歪みが生じたような場合、筐体に直接ネジ止め固
定されているメインフレーム270等にも歪みが生じや
すいことになる。これによって、メインフレーム270
に対して固定されている光学系、即ち鏡筒にも物理的な
ずれ等が生じる可能性があり、それだけ製品としての信
頼性の向上も妨げられることになる。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
課題を解決するため、画像表示を行う表示手段とこの表
示手段により表示される画像を虚像として拡大する左右
一対の光学系からなる光学視覚手段が内部に備えられ、
当該光学視覚装置が頭部に装着された状態において虚像
として拡大された表示画像が視認可能な位置状態にある
ようにされるディスプレイ部を有した光学視覚装置とし
て、このディスプレイ部の内部においては、光学視覚手
段を形成する所定部位のうち、少なくとも左右一対の光
学系を一体的に保持することのできる1つの保持部材を
設けることとした。また、上記保持部材を、ディスプレ
イ部の内部において揺動可能な状態で支持する支持手段
を設けることとし、例えばこの支持手段は、光学視覚手
段を形成する所定部位が取り付けられた保持部材におい
てほぼ重心とされる位置に対して設けられる被支持部
と、この被支持部に対応してディスプレイ部の筐体の内
壁側の所定位置に形成された支持部とを、弾性部材を介
して連結するように構成することとした。
【0018】上記構成によれば、先ず、左右一対の光学
系が1つの保持部材により一体的に保持されることにな
るため、例えば左右の光学系をそれぞれ独立的に備えた
2つの鏡筒を1つのメインフレームに取り付ける場合よ
りも、部品点数及びその総量が削減されることになる。
また、この保持部材を、ディスプレイ部の内部におい
て、その支持部位の機構により制限される範囲内で揺動
可能に支持するようにしたことで、保持部材はディスプ
レイ部の筐体内部においてその動きが固定的に制限され
ずに、ある程度の遊びを有した状態が得られることにな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態のヘ
ッドマウントディスプレイ装置の外観を示す斜視図であ
る。この図に示すヘッドマウントディスプレイ装置1
は、ユーザが映像を視るための部位であるディスプレイ
部2と、当該ヘッドマウントディスプレイ装置1をユー
ザの頭部に装着するための装着部3からなる。これらデ
ィスプレイ部2及び装着部3は連結部4により連結され
ることにより一体化されており、当該ヘッドマウントデ
ィスプレイ装置1が頭部に装着された状態では、ディス
プレイ部2はユーザの顔面の前面部における両眼に対応
する位置にあるようにして支持される。
【0020】ディスプレイ部2内部には、後述するよう
にして、カラーの透過型LCD及びバックライト等から
成る表示デバイス、レンズやハーフミラー等から成る光
学系、及び表示デバイスを駆動するための回路系等が備
えられている。また、ディスプレイ部2の筐体は、上キ
ャビネット201、下キャビネット202、前パネル2
03及び、後キャビネット204が組み合わされて形成
される。なお、ここでは図示しないが、後キャビネット
204においては、ユーザが画像を視るための左右一対
の透明性を有する窓部205,205がはめ込まれるよ
うにして設けられている。本実施の形態においては、上
記キャビネット及びパネル部分のうち、後キャビネット
204は例えばABS樹脂などの合成樹脂により形成さ
れ、上キャビネット201及び下キャビネット202
は、マグネシウム等の金属系の材質により形成される。
つまり、後キャビネット204については熱伝導性の低
いとされる材質を用い、上キャビネット201及び下キ
ャビネット202については熱伝導性が高いとされる材
質を用いるようにされる。
【0021】装着部3においては、先ず、装着時におい
ては頭部前側に位置するとされる前フレーム31が設け
られる。この前フレーム31の中央下部は連結部4と連
結されており、その中央上部には装着時においてユーザ
の額に当接する額パッド37が設けられる。また、前フ
レーム31の両端はヒンジ31a,31aを介してサイ
ドフレーム32と連結される。サイドフレーム32は、
その上部において頭頂パッド35の両端を伸縮ベルト3
6を介して支持すると共に、その後部両端に対して長さ
調節部34,34が設けられる。頭頂パッド35は、装
着時においてユーザの頭頂部に当接することにより当該
ヘッドマウントディスプレイ装置1を支持する部位とさ
れ、両端の伸縮ベルト36,36により、ユーザの頭部
のサイズに応じて長さが調節可能とされている。長さ調
節部34,34は後部のベルト33と、サイドフレーム
32,32とを長さ調節可能な機構を有しながら連結し
ている部位とされ、この長さ調節部34,34を動かす
ことにより、前フレーム31、サイドフレーム32,3
2、及びベルト33から成る頭周りのサイズを調節する
ことができるようになっている。
【0022】このような構造を有するヘッドマウントデ
ィスプレイ装置1をユーザの頭部に装着した状態を、図
2に示す。この図に示すように、装着部3の頭頂パッド
35はユーザYのほぼ頭頂部に当接すると共に、額パッ
ド37の背面側に設けられたクッション部材37aがユ
ーザの額に当接するようにされる。更に、前フレーム3
1、サイドフレーム32,32、ベルト33から成る頭
周りのフレーム部分がユーザの頭部周囲を取り巻くよう
にされる。このようにして、装着部3が頭部に対して装
着されることで、ディスプレイ部2は、ユーザYの顔面
前方のほぼ目の位置において安定的に位置するように支
持されることになる。この状態において、ユーザYはデ
ィスプレイ部2の背面側に設けられた左右一対の窓部
(ここでは図示せず)から映像を視るようにされる。
【0023】次に、ディスプレイ部2の内部を含めた構
造について、図3〜図6を参照して説明する。図3はデ
ィスプレイ部2の内部構造を示す正面図である。また、
図4は、図3に示すA−A視矢(左眼側の表示/光学系
の略中心位置)を切断面とする側面図であり、図5は、
図3に示すB−B視矢(ディスプレイ部2自体の中心位
置)を切断面とする側面図である。図6は、ディスプレ
イ部2の内部に備えられる鏡枠207を示す正面図、平
面図、背面図、及び側面図である。なお、ディスプレイ
部2の左右の表示/光学系の構造はほぼ同一であること
から、右眼側の表示/光学系の構造は図4による説明に
準ずるものとする。
【0024】ディスプレイ部2の外形を形成する筐体
は、図3〜図5に示すように、上キャビネット201、
下キャビネット202、前パネル203、及び後キャビ
ネット204が組み合わされて形成される。なお、図3
において破線C,Dで示す位置は、上キャビネット20
1と下キャビネット202との接合位置を示している。
そして、上キャビネット201、及び下キャビネット2
02はマグネシウムなどの金属系により形成されて高い
熱伝導性を有し、後キャビネット204はABS樹脂な
どの合成樹脂により形成されて熱伝導性が低くなるよう
にされているのは前述したとおりである。
【0025】後キャビネット204には、左右一対の窓
部205,205がはめ込まれるようにして設けられて
いる(図4参照)が、これら窓部205,205は、例
えば透明性を有する樹脂或いはガラス等の材質により形
成される。また、前パネル203(図4,図5参照)は
その前面部が透明性を有する樹脂やガラス等により形成
されているものとされ、窓部205,205から、後述
する平面ハーフミラー209,209、凹面ハーフミラ
ー208,208を介して外部の景色を見ることができ
るようにされている。
【0026】ディスプレイ部2内部においては、左右両
眼に対応するようにして一体に形成された略眼鏡型の鏡
枠207が設けられる。図6(a)(b)(c)(d)
には、それぞれ鏡枠207の正面図、平面図、背面図、
及び側面図が示されている。これらの図に示すように、
鏡枠207は、上面部を形成するプレート部301が左
右の光学系の装着部位にまたがるようにして存在する。
そして、このプレート部301の下側の前面側におい
て、左右一対の凹面ハーフミラー208,208を取り
付けるための枠部である、左右一対の凹面ハーフミラー
取付部302,302が形成されており、この凹面ハー
フミラー取付部302,302に対して、図4に示すよ
うにして凹面ハーフミラー208,208が取り付けら
れる。また、この凹面ハーフミラー取付部302,30
2の奥側には、平面ハーフミラー209,209を取り
付けるための枠部である左右一対の平面ハーフミラー取
付部303,303が形成され、この平面ハーフミラー
取付部303,303に対して、所定の傾斜角度を有す
るようにしてそれぞれ平面ハーフミラー209,209
が取り付けられる(図4参照)。この取り付け角度は、
平面ハーフミラー209,209の入射光が凹面ハーフ
ミラー208,208に向かって反射し得る角度として
設定されている。
【0027】また、プレート部301には、左右一対の
凸レンズ取付部304,304としての窓部が形成さ
れ、図3及び図4に示すようにして、凸レンズ210,
210が取り付けられる。更に凸レンズ取付部304,
304の周囲に対しては、LCDホルダ305を位置調
整可能な状態で取り付けるための枠部であるLCDホル
ダ取付部305,305が形成されており、ここに対し
て図3及び図4に示すようにLCDホルダ305が位置
調整されて取り付けられる。なお、LCDホルダ305
については後述する。
【0028】また、プレート部301において、鏡枠2
07の左右における中心で、かつ、プレート部301の
若干後方の位置に対しては、図6(b)に示すように穴
部207aが形成される。この穴部207aは、後述す
るようにして鏡枠207に対して光学系や表示デバイ
ス、基板部等が装着された状態において、ほぼ重心とな
る位置に対応しているものとされ、当該鏡枠207をデ
ィスプレイ部2の筐体に対して支持されるようにして取
り付ける際の取り付け箇所とされる。また、左右の光学
系装着部分の間にはリブ306が形成され、鏡枠207
に対して光学系が装着されて相応の重量を有する状態で
も、充分な強度が得られるようにしている。位置決めピ
ン307は、鏡枠207に対して後述するバックライト
214を取り付ける際の位置決めに用いられる。鏡枠2
07は、このような形状が樹脂等によって一体的に形成
されるものである。このような構造により、左右の両眼
に対応してそれぞれ独立的に存在する2系統の光学系
は、一体の鏡枠207により一体化されて保持されるこ
とになる。
【0029】また、凹面ハーフミラー208,208の
前面側と前パネル203との間には、例えば、その下部
が下キャビネット202に形成された溝部に支持される
ような状態で、左右一対のフィルム液晶シャッター20
6が設けられる(図4参照)。このフィルム液晶シャッ
ター206は、図示しない操作部に対する操作などによ
ってその濃度(透過光量)を調節可能とされており、フ
ィルム液晶シャッター206の濃度を明るくすると後述
するLCD212による表示画像の他に外部の景色も見
えるようにされ、暗くすれば表示画像のみが見えるよう
にされている。
【0030】鏡枠207の凸レンズ取付部304,30
4に対して取り付けられるLCDホルダ213,213
は、それぞれ、カラーによる透過型のLCD212と、
このLCD212と凸レンズ210との間に位置するよ
うにして配置された光学フィルタ211等が設けられる
(図3,図4参照)。さらには、LCD212と所定の
位置関係を保つようにして、偏光板や拡散板等が備えら
れているものとされる。ここで、光学系が組み込まれた
鏡枠207に対して、LCD212を一体化して取り付
けるようなことはせずに、LCD212及び凸レンズ2
10等を備えたユニットであるLCDホルダ213,2
13により取り付けを行うようにしたのは、鏡枠207
に対するLCDホルダ213の取り付け時においてその
取り付け位置を調整可能とすることで、左右の画像の位
置調整を可能とするためである。
【0031】また、バックライト214の電源となる回
路部位であるバックライト用電源部216は、図3及び
図5に示すように、ディスプレイ部2内部空間のほぼ中
央部において、鏡枠207の真上あたりに所定方法によ
り固定された状態で設けられる。このバックライト用電
源部216は、図5に示すように、バックライト214
の中央部を含むようにして形成されるフレーム部217
により覆われることで、バックライト214と一体化さ
れた状態で支持される。このフレーム部217は、例え
ば金属系などの高い熱伝導性を有する材質が用いられ
る。
【0032】バックライト214は例えば一本の長尺の
蛍光灯とされて、図3〜図5に示すように、左右一対の
LCD212,212の上部にまたがって位置するよう
にして設けられる。また、このバックライト214の上
側に対しては、図4に示すように略半円筒状のリフレク
タ215が固定的に設けられ、これにより、上側方向に
照射されたバックライト214の照射光を下側に反射さ
せ、この反射光がLCD212に対して入光されるよう
にしている。なお、リフレクタ215を備えたバックラ
イト214の鏡枠207に対する取り付け機構について
は図示していないが、前述した鏡枠207の位置決めピ
ン307が挿入される位置決め孔が所定位置に形成され
ているものとされる。そして、この位置決め孔に位置決
めピン307が挿入されて位置決めを行って図3及び図
4に示す位置状態としたうえで、例えばボスやネジ等を
用いた適当な方法によって鏡枠207に対して固定する
ようにされる。
【0033】この場合、基板218にはLCD212,
212を駆動するための駆動回路や、フィルム液晶シャ
ッター206の濃度を可変するための回路部等が搭載さ
れ、所定の取り付け方法に従って、ディスプレイ部2内
部において図3〜図5に示す位置状態で、バックライト
214の所定部分に対してボスやネジ等によって固定さ
れる。ここでは、基板218とLCD212,212と
が、図4に示すようにしてフラットケーブル219など
により接続されている状態が示されている。
【0034】このような構造によれば、ディスプレイ部
2内に備えられる左右一対の光学系、バックライト21
4、リフレクタ215、バックライト用電源部216、
及び基板218は、鏡枠207をその取り付け基盤部と
して、一体的に形成されることになる。
【0035】ここで、上記構造によるディスプレイ部2
における画像の表示原理について、図4を参照して説明
する。例えば、本実施の形態のヘッドマウントディスプ
レイ装置1を図2に示したようにして装着した状態で、
ユーザが窓部205,205を覗いたとすると、左右一
対のLCD212,212に表示された映像がバックラ
イト214により映像光として照射され、先ず、この画
像光が左右一対の平面ハーフミラー209,209に到
達することにより、同じく左右一対の凹面ハーフミラー
208,208に対して反射される。この凹面ハーフミ
ラー208,208に到達した映像光はここで拡大され
た虚像となり、この虚像の映像光が平面ハーフミラー2
09,209を透過して、左右の眼の各網膜(なお、図
4ではこれを瞳位置Pとして示している)に投影され
る。このような原理により、ユーザは数メートル先にあ
る大画面を見るようにして映像を鑑賞することができ
る。
【0036】この際、左右一対の凹面ハーフミラー20
8,208の前面に設けられたフィルム液晶シャッター
206の濃度が明るくなるように操作を行うと、前パネ
ル203側から入射する光が透過して、表示画像と共に
周囲の景色もより明るく見えてくるようにされる。ま
た、フィルム液晶シャッター206の濃度を暗くするよ
うに操作を行えば、周囲の景色は見えない状態で表示画
像のみを見るようにすることもできるようにされてい
る。
【0037】続いて、ディスプレイ部2の筐体に対する
鏡枠207の取り付け構造について説明する。前述のよ
うにして、左右一対の光学系、バックライト214、リ
フレクタ215、バックライト用電源部216、及び基
板218等が一体的に取り付けられてユニット化された
鏡枠207は、図3及び図5に示すようにして、その中
央部において段付きビス220により下キャビネット2
02に対して物理的に連結されるようにして支持され
る。つまり、鏡枠207のほぼ中央に設けられた穴部2
07aに対して弾性体であるゴムブッシュ221をはめ
込んだ上で、このゴムブッシュ221の貫通孔221a
に対して段付きビス220のネジ部分を貫通させた後、
下キャビネット202の内壁側に突出するようにして形
成されたネジ受け部202a(図5)に対して、段付き
ビス220のねじ部分を締結するようにされる。
【0038】このような取り付け構造とした場合、ユニ
ット化された鏡枠207は、段付きビス220により取
り付けられた箇所のみが支持位置とされたうえで、ゴム
ブッシュ221が有する弾性の作用によってある程度の
揺動が可能な状態で筐体内において支持されることにな
る。この際、段付きビス220による取り付け位置、即
ち、穴部207aの形成位置は、ユニット化された鏡枠
207のほぼ重心位置とされ、かつ、ゴムの弾性力によ
って支持されていることから、定常状態では、左右及び
前後のバランスが許容範囲を超えて崩れて傾かないよう
にされて適正な位置状態が保たれるようになっている。
これにより、例えばディスプレイ部2の筐体に対して外
部から強い負荷が加わって筐体にある程度の歪みが生じ
たとしても、ユニット化された鏡枠207には筐体の歪
みによる影響がほとんど及ばないようにされることにな
る。
【0039】なお、上記のようにして段付きビス220
によりネジ止めを行う際には、段付きビス220の段差
部分に対して図5に示すように板バネ222の一部を挟
み込んで固定するようにようにしている。この板バネ2
22は、図3及び図5に示すように、段付きビス220
による固定部分から上側に返すようにして折り曲げられ
ており、その折り曲げられて段付きビス220の頭の上
側に位置する面が、付勢力を持ってバックライト用電源
部216を収納したフレーム部217に対して当接する
ようにされている。これにより、本実施の形態ではバッ
クライト用電源部216にて発生した熱の多くが、フレ
ーム部217→段付きビス220→(ネジ受け部202
a→)下キャビネット202に伝達されて、主として下
キャビネット202側により効率的に放熱が行われるよ
うにしている。
【0040】また、本発明は上これまで説明した構成に
限定されるものではなく各種変更が可能であり、例え
ば、LCD以外の表示デバイスを採用した場合であって
も、本発明の適用が可能とされる。また、鏡枠207
や、その他の各構成部位の形状や配置位置の細部等は、
実際の使用条件等に応じて適宜変更されて構わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスプ
レイ部の内部において、少なくとも左右一対の光学系が
1つの保持部材により一体的に保持されることになるた
め、例えば左右の光学系ごとに独立的に設けた2つの鏡
筒を1つのメインフレームに取り付ける構造と比較し
て、部品点数及び総重量等を削減することが可能とな
り、それだけディスプレイ部の小型軽量化を促進するこ
とが可能になる。また、組立時において鏡筒をメインフ
レームに取り付ける作業も省略されると共に、常に左右
一対の鏡筒を組で管理する必要も無くなり、それだけ作
業効率も向上することになる。
【0042】更に、上記保持部材を、ディスプレイ部の
内部において例えばゴムブッシュなどの弾性体を介在さ
せる等して揺動可能に支持する構造としたことで、例え
ば外力を受けてディスプレイ部の筐体が歪んだような状
態となってもこの影響をほとんど受けずに済むことにな
る。このため、衝撃などによって内部の光学系等に物理
的ずれが生じるような可能性も著しく軽減され、それだ
け製品としての信頼性が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのヘッドマウントデ
ィスプレイ装置の外観例を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態としてのヘッドマウントディスプ
レイ装置を装着した状態を示す側面図である。
【図3】ディスプレイ部の内部構造を示す正面図であ
る。
【図4】ディスプレイ部の内部構造を側面より示す断面
図である。
【図5】ディスプレイ部の内部構造を側面より示す断面
図である。
【図6】鏡枠の構造例を示す正面図、平面図、背面図及
び側面図である。
【図7】従来例としてのヘッドマウントディスプレイ装
置全体の外観例を示す斜視図である。
【図8】従来例のヘッドマウントディスプレイ装置にお
いてディスプレイ部の内部構成例を示す斜視図である。
【図9】従来例のヘッドマウントディスプレイ装置に備
えられる鏡筒及びLCDホルダを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッドマウントディスプレイ装置、2 ディスプレ
イ部、3 装着部、4連結部、31 前フレーム、31
a ヒンジ、32 サイドフレーム、33ベルト、34
長さ調節部、35 頭頂パッド、36 伸縮ベルト、
37 額パッド、37a クッション部材、201 上
キャビネット、202 下キャビネット、202a ネ
ジ受け部、203 前パネル、204 後キャビネッ
ト、205 窓部、206 フィルム液晶シャッター、
207 鏡枠、207a 穴部、208 凹面ハーフミ
ラー、209 平面ハーフミラー、210 凸レンズ、
211 光学フィルタ、212 LCD、213 ホル
ダ、214 バックライト、215 リフレクタ、21
6 バックライト用電源部、217 フレーム部、21
8 基板、219 フラットケーブル、220 段付き
ビス、221 ゴムブッシュ、221a 貫通孔、22
2 板バネ、301 プレート部、302凹面ハーフミ
ラー取付部、303 平面ハーフミラー取付部、304
凸レンズ取付部、305 LCDホルダ取付部、30
6 リブ、307 位置決めピン、Y ユーザ、P 瞳
位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示を行う表示手段と、この表示手
    段により表示される画像を虚像として拡大する左右一対
    の光学系からなる光学視覚手段が内部に備えられ、当該
    光学視覚装置が頭部に装着された状態において、虚像と
    して拡大された表示画像が視認可能な位置状態にあるよ
    うにされるディスプレイ部を有し、 上記ディスプレイ部の内部においては、上記光学視覚手
    段を形成する所定部位のうち、少なくとも上記左右一対
    の光学系を一体的に保持することのできる1つの保持部
    材が備えられていることを特徴とする光学視覚装置。
  2. 【請求項2】 上記保持部材を、上記ディスプレイ部の
    内部において揺動可能な状態で支持する支持手段が備え
    られていることを特徴とする請求項1に記載の光学視覚
    装置。
  3. 【請求項3】 上記支持手段は、上記光学視覚手段を形
    成する所定部位が取り付けられた保持部材においてほぼ
    重心とされる位置に対して設けられる被支持部と、この
    被支持部に対応してディスプレイ部の筐体の内壁側の所
    定位置に形成された支持部とを、弾性部材を介して連結
    するように構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の光学視覚装置。
  4. 【請求項4】 上記保持部材に対して、上記表示手段を
    形成する所定部位が固定的に設けられることを特徴とす
    る請求項1に記載の光学視覚装置。
JP25037197A 1997-09-16 1997-09-16 光学視覚装置 Withdrawn JPH1195159A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116182A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 株式会社日立エルジーデータストレージ ヘッドマウントディスプレイ
JPWO2016113908A1 (ja) * 2015-01-16 2017-05-25 三菱電機株式会社 表示モジュール
WO2023021662A1 (ja) * 2021-08-19 2023-02-23 日本電信電話株式会社 透明度制御装置および透明度制御方法

Cited By (3)

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Effective date: 20041207