JPH1195100A - 高性能ズームレンズシステム - Google Patents

高性能ズームレンズシステム

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JPH1195100A
JPH1195100A JP10210855A JP21085598A JPH1195100A JP H1195100 A JPH1195100 A JP H1195100A JP 10210855 A JP10210855 A JP 10210855A JP 21085598 A JP21085598 A JP 21085598A JP H1195100 A JPH1195100 A JP H1195100A
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lens group
focus
lens system
performance zoom
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Ei Niiru Aiain
アイアイン・エイ・ニール
Ai Biitensukii Erisu
エリス・アイ・ビーテンスキー
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/143Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
    • G02B15/1435Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being negative

Abstract

(57)【要約】 【課題】 約14.5mmから50mmまでの焦点距離
ズーム域を有する複数の固定式高品質対物レンズと同等
の光学性能を持つズームレンズシステムを提供する。 【解決手段】 共通の光学軸上に配置された複数のフォ
ーカスレンズ群51と複数のズムレンズ群54と補助レ
ンズ群57とから構成される。複数のフォーカスレンズ
群51は、少なくとも1つの非球面かつ非平面で光学的
に折する表面を含んだ軸方向に移動可能な負の拡大力の
第1フォーカスレンズ群52と、軸方向に移動可能な正
の拡大力の第2フォーカスレンズ群53とを備える。複
数のズムレンズ群54は、軸方向に移動可能な負の拡大
力の第1ズームレンズ群55と,光学絞りまたはアイリ
スを含んで軸方向に移動可能な正の拡大力の第2ズーム
レンズ群56とを備える。上記補助レンズ群57は,比
較的弱小な正の拡大力を持ち、軸方向に静止して、少な
くとも1つの非球面かつ非平面で光学的に屈折する表面
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】これは、1997年7月25
日に出願された特許出願番号60/053,743の暫
定的な出願に基づく非暫定的な出願であり、上記暫定的
な出願から優先権を主張する。
【0002】本発明は、カメラ用の光学対物レンズシス
テムに関し、特に、全てのズーム領域に渡って高品質な
像を生み出す高性能ズームレンズシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】映画や高解像度テレビ(HDTV)や先端
テレビジョン(ATV)などの高性能光学システムは、よ
り優れた光学特性と性能を必要とする。この性能は、通
常、焦点距離によって決定されたり影響を受けたりする
異なる写真作用をなすために、異なる一定の焦点距離を
持つ別々の対物レンズを使用することによって得られ
る。対物レンズの交換を要せずして、対物レンズの有効
な焦点距離を変えるというズームレンズを使用すること
に関する撮影上の利点がある。また、コスト削減が数個
の異なるレンズを持つこと以上に可能であり、特に、非
常に広い角度から標準的な焦点距離までの範囲の通常の
写真場面で使用される所望の焦点距離の通常範囲内にお
いては、コスト削減が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以前か
ら利用できるズームレンズには、1以上の望ましくない
制限事項がある。たとえば、焦点距離の範囲や、全焦点
距離域に渡って十分に焦点をあわせることができないこ
とや、近接物体に焦点をあわせることができないこと
や、全焦点距離域およびフォーカスディスタンスに渡っ
て十分な光学性能の欠如や、コストや、大きなサイズ等
である。
【0005】本発明の目的は、全焦点距離域に渡って、
且つ、非常に近接した所から無限までのフォーカスディ
スタンスにおいて、最高な光学性能を与える高性能ズー
ムレンズシステムを提供することである。具体的には、
約14.5mmから50mmまでの焦点距離ズーム域を
持つと共に、これと同じ範囲の複数の高品質固定対物レ
ンズの光学性能を実質的に持つズームレンズシステムを
提供することが本発明の目的である。
【0006】本発明のもう1つの目的は、光学軸上に整
列された複数のフォーカスレンズ群と複数のズームレン
ズ群と単一補助レンズ群とを備え、複数のフォーカスレ
ンズ群の各々と複数のズームレンズ群の各々は、単一補
助レンズ群とカメラの実像平面は固定された位置にとど
まったままの状態で、焦点を合わせとズーミングために
光学軸に沿って軸方向に移動できる高性能ズームレンズ
システムを提供することである。さらに別の目的は、複
数のフォーカスレンズ群の基本的拡大力の形態が負であ
るズームレンズシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の高性能ズームレンズシステム
は、共通の光学軸上に整列されると共に、物体空間から
発する放射光を集め、かつ、上記放射光を軸方向に静止
した像空間に実像として伝えるために配置された複数の
フォーカスレンズ群と複数のズムレンズ群と補助レンズ
群とから構成された高性能ズームレンズシステムであっ
て、上記複数のフォーカスレンズ群は負の光学的拡大力
の第1フォーカスレンズ群と正の光学的拡大力の第2フ
ォーカスレンズ群とを備え、上記複数のズムレンズ群は
負の光学的拡大力の第1ズームレンズ群と正の光学的拡
大力の第2ズームレンズ群とを備え、上記第1フォーカ
スレンズ群と第2フォーカスレンズ群および上記第1ズ
ームレンズ群と第2ズームレンズ群の各々は軸方向に移
動可能であり、上記補助レンズ群は軸方向に静止してい
ることを特徴としている。
【0008】また、請求項23に係る発明の高性能ズー
ムレンズシステムは、共通の光学軸上に整列された複数
のフォーカスレンズ群と複数のズムレンズ群と単一補助
レンズ群とから構成された高性能ズームレンズシステム
であって、上記複数のフォーカスレンズ群は負の拡大力
の第1フォーカスレンズ群と正の拡大力の第2フォーカ
スレンズ群とを有し、各上記フォーカスレンズ群は光学
軸に沿って個別に軸方向に移動可能であり、上記複数の
ズムレンズ群は第1ズームレンズ群と第2ズームレンズ
群とを備え、上記第1ズームレンズ群は最小と最大焦点
距離の間の全範囲に渡って非単調に軸方向に移動可能で
あり、上記第2ズームレンズ群は最小と最大焦点距離の
間の全範囲に渡って単調に軸方向に移動可能であり、上
記補助レンズ群は軸方向に静止していることを特徴とし
ている。
【0009】請求項31に係る発明の高性能ズームレン
ズシステムは、共通の光学軸上に整列されると共に、物
体空間から発する放射光を集め、かつ、上記放射光を軸
方向に静止した像空間に実像として伝えるために配置さ
れた複数のフォーカスレンズ群と複数のズムレンズ群と
単一補助レンズ群とから構成された高性能ズームレンズ
システムであって、上記複数のフォーカスレンズ群は第
1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレンズ群とを備
え、上記第1フォーカスレンズ群は負の光学的拡大力で
あって軸方向に移動可能であり、上記第2フォーカスレ
ンズ群は正の光学的拡大力であって軸方向に移動可能で
あり、上記複数のズムレンズ群は第1ズームレンズ群と
第2ズームレンズ群とを備え、上記第1ズームレンズ群
は負の光学的拡大力であって軸方向に移動可能であり、
上記第2ズームレンズ群は正の光学的拡大力であって軸
方向に移動可能であり、第2ズームレンズ群は調整可能
な光学絞りを含み、上記単一の補助レンズ群は正の光学
的拡大力であり、少なくとも1つの非球面かつ非平面の
光学的に屈折する表面をもって軸方向に静止し、上記ズ
ームレンズシステムは実質的に少なくとも球面または平
面のいずれか1つである残る光学的に屈折する表面を有
し、そして、上記複数のフォーカスレンズ群と上記複数
のズムレンズ群を介して上記ズームレンズシステムは焦
点を合わせおよびズーミングの範囲に渡って上記実像に
おいて高レベルの光学的性能を与えることを特徴として
いる。
【0010】請求項34に係る発明の高性能ズームレン
ズシステムは、共通の光学軸上に整列されると共に、物
体空間から発する放射光を集め、かつ、上記放射光を軸
方向に静止した像空間に実像として伝えるために配置さ
れたガラスレンズ要素1乃至23から構成されている高
性能ズームレンズシステムであって、上記レンズ要素
は、第1フォーカスレンズ群52と第2フォーカスレン
ズ群53とを備えている複数のフォーカスレンズ群51
と、第1ズームレンズ群55と第2ズームレンズ群56
とを備えている複数のズムレンズ群54と、補助レンズ
群57とを形成し、上記第1フォーカスレンズ群と第2
フォーカスレンズ群と上記第1ズームレンズ群と第2ズ
ームレンズ群は各々軸方向に移動可能であり、上記第1
フォーカスレンズ群はレンズ要素1と2を備え、上記第
2フォーカスレンズ群はレンズ要素3と4を備え、上記
第1ズームレンズ群はレンズ要素5乃至10を備え、上
記第2ズームレンズ群はレンズ要素11乃至20を備
え、上記補助フォーカスレンズ群はレンズ要素21,2
2,23を備え、レンズ要素表面とダミー表面とアイリ
スと物体平面と像平面は0およびS1乃至S48として
識別されており、上記レンズ要素表面S3とS44は球
形であり、上記レンズ要素と上記レンズ要素表面と上記
ダミー表面と上記アイリスと上記物体平面と上記像平面
とは以下の関係と特性を有していることを特徴としてい
る。
【表4】
【表5】
【表6】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態が、
一設計例として添付の図や表と共に説明される。図1を
参照すると、各レンズ要素が番号1乃至23によって識
別されていて、各レンズ要素の概括的な外形が描かれて
いる。なお、各レンズ表面の実際の半径は下記の表に記
載されている。レンズの表面は、設計計算のために使用
されるダミー光学表面を含めて、文字「S」によって識
別され、S1からS48の番号が付く。
【0012】各レンズ要素は対向する表面を有し、これ
らの表面は異なる連続した表面番号によって識別されて
いる。たとえば、図1に示すように、レンズ要素1は表
面S2とS3とを持ち、レンズ要素11は表面S21と
S22とを持つ、等々。ただし、タブレットレンズ部品
1D,2D,3D,4Dに対しては、単一の表面番号が向
かいあって一致するレンズ表面に与えられる。たとえ
ば、タブレットレンズ部品1Dは、前部レンズ表面S1
1と後部レンズ表面S12とを有するレンズ要素5と、
前部レンズ表面S12(符号一致)と後部レンズ表面S1
3とを有するレンズ要素6とから構成されている。写真
が撮られる物体の位置は、特にそれがフォーカスディス
タンスに関係しており、光学軸上の垂直な線と文字
「0」によって識別されている。光学データ表に使用さ
れているダミー光学表面は、S1,S10,S40,S4
7と番号が付けられた垂直な線によって識別されてい
る。そして、実像表面は番号S48によって識別されて
いる。計算するために使用されるダミー表面S47は、
フォーカスおよびズームレンズ群の全ての位置で実像表
面S48と略一致する。レンズ表面の全ては、レンズ表
面S3とS44とを除いて、球形である。レンズ表面S
3とS44は、非球面かつ非平面であって光学軸の周り
に回転対称形である非球形表面である。
【0013】レンズ要素の詳細な特性について述べる前
に、全体が50で示されている本発明のズームレンズシ
ステムに対して、レンズ群とそれらの軸方向の位置と移
動についての概略的な説明を行う。撮影されるべき物体
0に面している端部から、すなわち、図1の左端から始
めて、フォーカスレンズ群51は、レンズ要素1と2か
ら構成されている第1フォーカスレンズ群52と、レン
ズ要素3と4とから構成されている第2フォーカスレン
ズ群53とを備えている。ズームレンズ群54は、ズー
ムコンペンセータとして機能する第1ズームレンズ群5
5と、ズームヴァリエータとして機能する第2ズームレ
ンズ群56とを備えている。上記ズームコンペンセータ
55は、図1の左から右に、レンズ要素5と6から構成
されている第1タブレットレンズ部品1Dと、単一レン
ズ要素7と、レンズ要素8と9から構成されている第2
タブレットレンズ部品2Dと、単一レンズ要素10とを
含んでいる。上記ズームヴァリエータ56は、図1の左
から右に、単一レンズ要素11と、調整可能な光学絞り
(アイリス)S23と、単一レンズ要素12乃至15と、
レンズ要素16と17とを備えた第1タブレットレンズ
部品3Dと、レンズ要素18と19とを備えた第2タブ
レットレンズ部品4Dと、単一レンズ要素20とを含ん
でいる。補助レンズ群57は、単一レンズ要素21,2
2,23とから構成されている。
【0014】各レンズ要素の正または負の拡大力は、下
記の表7〜11に記載されている。レンズの各小群の合
成された光学的拡大力は、次のようになる。第1フォー
カスレンズ群52は負であり、第2フォーカスレンズ群
53は正であり、ズームコンペンセータ55は負であ
り、ズームヴァリエータ56は正であり、補助レンズ群
57は僅かに正である。フォーカスレンズ群51の組み
合わされた光学的拡大力は負である。
【0015】レンズ群52,53,55,56の各々は、
焦点合わせおよびズーミングを行うために、光学軸に沿
って両方向に移動できる。補助レンズ群57は、固定し
た状態のままで、実像平面S48から一定の距離にあ
る。図1の上部における両端に矢じりの付いた水平方向
の矢印は、各レンズ小群52,53,56が両方の軸方向
に移動できることを示す。しかし、この移動は単調な
(すなわち、調整についての一方の端からもう一方の端
に進行するとき、唯一の方向に移動する)ものである。
また、ズームレンズ小群55の半円の矢印および矢じり
は、その動きが非単調なものであることを示している。
すなわち、その動きは、たとえば最小焦点距離から最大
焦点距離へと一つの光学方向にズーミングする間に、逆
になる。
【0016】図1には、レンズ要素のみが物理的に示さ
れているが、理解すべきは、従来の機械装置および機構
が、レンズ要素を支持するために、また移動可能なレン
ズ群を軸方向に動かすために、従来のレンズハウジング
またはバレルに設けられていることである。
【0017】上述したズームレンズシステム50のレン
ズ構成と製造データは、下記の表7〜11に記載されて
いる。表7〜11は、CODE V(登録商標)の光学設
計ソフトウェアによって作られたデータから抜粋されて
いる。上記ソフトウェアは、米国カリフォルニア州のパ
サデナのオプティカルリサーチアソシエイツ・インコー
ポレイテッドから市販され、また、図1乃至5の光学的
図を作るために使用された。表7〜11のデータの全て
は、20度C(68度F)の温度かつ標準大気圧(760
mmHg)で与えられている。表を含むこの明細書の全
体に渡って、全ての測定値は、ナノメータ(mm)で表示
された波長を除いて、ミリメータ(mm)で表示してあ
る。表7〜11において、第1縦欄の「品目」は、図1
に使用されているのと同じ番号または標号で、各光学要
素と各位置、すなわち、物体平面やダミー表面などを識
別している。第2と第3の縦欄は、それぞれ、図1に使
用されているのと同じ番号で、光学要素(レンズ)が属す
る「群」と「小群」とを識別している。第4の縦欄の
「表面」は、図1に識別されているように、物体(図1
の線「0」および表7〜11の「物体平面」)と、ダミ
ーの光学表面S1,S10,S40,S47と、アイリス
(絞り)S23と、レンズの実際の各表面の表面番号のリ
ストである。第5と第6の縦欄の「焦点位置」と「ズー
ム位置」は、それぞれ、フォーカスレンズ群52と53
の3つの代表的な焦点位置(F1,F2,F3)と、ズーム
レンズ群55と56の4つの代表的な位置(Z1,Z2,
Z3,Z4)を識別している。そこでは、第4の縦欄に挙
げた表面の幾つかの間では、距離(分離)の変化が存在
し、このことは、下記により詳細に説明される。第7の
縦欄「厚さまたは分離」は、その表面(第4の縦欄)と次
の表面との間の軸方向の距離である。たとえば、表面S
2とS3との間の距離は5.000mmである。第8の
縦欄は、銘「曲率半径」によって見出しが付けられてい
るが、各表面に対する光学表面の曲率半径のリストであ
る。マイナス記号(−)は曲率半径の中心が、図1に見ら
れるように、その表面の左にあることを意味し、「平
坦」は光学的に平坦な表面またはダミーの光学的な表面
を意味する。表面S3とS44に対する星印(*)は、
「曲率半径」が基礎の半径である非球形の表面が存在す
ることを示す。そして、これらの2表面に対する公式と
係数は、表7〜11に対する補注として*(星印)で示さ
れている。第9の縦欄「光学的拡大力」は、レンズ要素
(第1の縦欄の「品目」)が正または負の拡大力であるか
を示す。
【0018】表7〜11の次の3つの縦欄は、その表面
(第4の縦欄)と図1の右となる次の表面との間の「材
料」に関し、第10の縦欄「種類」はこれら2つの表面
の間にレンズ(ガラス)が在るのか空間(空気)が在るのか
を示す。レンズの全てはガラスであり、第11の縦欄
「コード」が光学ガラスを識別する。便宜上、レンズガ
ラスの全ては、オハラコーポレーションから入手可でき
るガラスから選択されている。そして、第12の縦欄
「名称」はガラスの種類の各々に対するオハラの識別を
列挙している。しかし、理解すべきことは、ガラスは同
等あるいは必要条件を満たすガラスならどのようなもの
でも使用できることである。
【0019】「最大開口直径」という見出しが付いた表
7〜11の最後の縦欄は、光線が通る各表面の最大直径
を与える。全ての最大開口直径は、アイリス表面S23
を除いて、全焦点およびズーム位置に対して、14.4
5mmの最大像高さに対して546.1ナノメータの波
長で、また像平面においてf/2.2という一定のf番
号で与えられている。アイリス表面S23の最大開口直
径は、ズーム位置Z4に対する像平面において、54
6.1ナノメータの波長とf/2.2というf番号で与え
られている。ズーム位置Z1,2,3に対して、アイリス
表面S23での546.1ナノメータの波長と像平面で
のf/2.2というf番号での最大開口直径は、それぞ
れ、29.30mm、33.35mm、39.26mmで
ある。像平面S48では、最大開口直径が近軸値として
与えられる。
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【0020】* 非球形面の表面S3とS44の表面外
形は、次の従来の式によって決定される。
【0021】Z=(CURV)Y2/{1+(1−(1+K)
(CURV)22)1/2}+(A)Y4+(B)Y6+(C)Y8
(D)Y10+(E)Y12 ここで、 CURV= 1/曲率半径 Y = 光学軸に対して垂直に測定された開口高さ K,A,B,C,D,E= 係数 Z = 表面の極(軸方向の頂点)から光学軸に沿っ
て測定された与えられたY値に対する表面の外形の位置 レンズ1の表面S3に対する係数は、 K=−1.5066 A= 2.0962x10-6 B=−7.9395x10-10 C= 6.1324x10-13 D=−2.8537x10-16 E= 3.1072x10-20 レンズ22の表面S44に対する係数は、 K=−2.2286 A= 2.2871x10-6 B=−2.1575x10-9 C= 9.2167x10-12 D=−1.2856x10-14 E= 0.0
【0022】表7〜11に対する前述の補注*は、値Z
に対する非球形表面S3とS44の形状を計算するため
の等式を含む。ここで、CURVは表面の極での曲率で
あり、Yはガラス表面上の特定点の光学軸からの高さす
なわち距離である。Kは円錐係数であり、A,B,C,D,
Eは、それぞれ、4つの可動レンズ群に対する位置の組
み合わせである4番目,6番目,8番目,10番目,12番
目のオーダ変形係数であって、これらは非球形表面の形
状を計算するためのよく知られた等式と値である。
【0023】表7〜11から留意する点は、最終の光学
的屈折表面S46から実像表面S48への距離である後
部焦点距離(BFL)は、補助レンズ群57が固定位置に
あるので、レンズシステム50が提供するあらゆるフォ
ーカス条件およびズーム条件においても一定であり、ま
た、レンズシステム50の設計は、実像平面S48が固
定された軸方向位置にあって、その像面は平坦(フラッ
ト)であるという事実に基づいていることである。
【0024】また、ズームレンズシステム50には、表
面S11とS44に2つの開口/視野絞りが設けられて
おり、それらは開口直径を制御する。光線がこれらの点
において開口の直径を通して通過する。これによって、
これらの直径を越えて放射状に放たれるズームレンズシ
ステムの光線が全て阻止される。
【0025】4つのレンズ群52,53,55,56はそ
れぞれ軸方向に独立して移動でき、それらの動きが、そ
れぞれ、何らかの適切な手段たとえばカム等の従来の機
械装置によって調整されて、所望のフォーカス機能およ
びズーミング機能を果たしている。フォーカスレンズ群
52と53は、ズームレンズ群55と56とは独立して
移動する。第1と第2フォーカスレンズ群52と53の
各軸方向の移動は調整される。ズームレンズ群55と5
6は常に同時に移動し調整されるのに対して、ズームバ
リエータ56は、最小焦点距離から最大焦点距離に進む
間に、一方向のみに(単調に)移動するが、ズームコンペ
ンセータは、最小から最大の焦点距離の範囲において、
一方向に移動し、次に他の方向(非単調に)に移動する。
【0026】本発明の範囲と多用性を示すために、表7
〜11を参照すると、データに示された3つの異なる焦
点位置F1,F2,F3と4つの異なるズーム位置とが在
り、これは、事実上、4つの移動可能なレンズ群に対し
て、位置に関する12(3×4=12)の異なる組み合わ
せの特定データを提供する。焦点位置F1に対して物体
平面0は無限大にあるとされ、F2に対しては物体平面
は約330mmの中間距離にあり、F3に対しては物体
平面0は約133mmの近接距離にあるとされている。
これら3つの焦点位置F1,F2,F3の各々では、フォ
ーカスレンズ群52と53は、ズームレンズ群55と5
6の移動の全範囲に渡って、同じそれぞれの位置にある
(表7〜11のズーム位置の欄では「全」によって示さ
れている)。同様に、表7〜11に示された4つのズー
ム位置Z1,Z2,Z3,Z4の各々に対して、ズームレ
ンズ群55と56は、フォーカスレンズ群52と53の
移動の全範囲に渡って、同じそれぞれの位置にある(表
7〜11の焦点位置欄では「全」によって示されてい
る)。たとえば、焦点位置F1に対して、物体平面0か
ら図1の右の次表面への距離(厚みまたは分離の欄)は、
無限大であり(すなわち、焦点が無限遠にある)、S5か
ら右の次表面への距離は5.300mmであり、S9か
らは4.431mmである。一方、S10,S20,S3
9での可変な距離は、フォーカスレンズ群の位置すなわ
ちS5およびS9での間隔を変えること無く、無限遠の
焦点にある撮影物体をズーミングするために、全領域
(ズーム位置欄の「全」)に渡って変化できる。同様に、
焦点位置F2に対しては、物体0に対して330mmの
中間的なフォーカスディスタンスがあり、かつ、S5お
よびS9での間隔はそれぞれ7.260mmと14.50
8mmである一方、ズーム要素のS10,S20,S39
での間隔はそれらの全領域に渡って変化できる。ズーム
位置Z1,Z2,Z3,Z4は、ズームレンズ群55と5
6の4つの位置を表し、全フォーカスレンズ群の位置に
対してズーム位置Z1とZ4が一番端の位置であり、Z
2とZ3とは中間位置である。レンズシステム50の焦
点距離は異なるフォーカスディスタンスとズーム位置に
対して変化し、たとえば、無限大の焦点でズーム位置Z
1に対しては、焦点距離は15.3mmであり、ズーム
位置Z2に対しては焦点距離は23.9mmであり、ズ
ーム位置Z3に対しては焦点距離は42.5mmであ
り、ズーム位置Z4に対しては焦点距離は49.2mm
である。もちろん、レンズシステム50を用いて、一番
端の焦点位置であるF1とF3との間で連続的に焦点合
わせが得られること、一番端のズーム位置であるZ1と
Z4との間で連続的なズーミングが得られること、ま
た、上述の焦点範囲とズーム範囲内で連続的な焦点合わ
せおよびズーミングの組み合わせが得られることがわか
る。
【0027】ズームレンズシステム50の極近接フォー
カス操作すなわちマクロ操作が望まれる場合には、連続
的に焦点合わせをしながら、ズーム範囲の焦点距離は約
20mm乃至50mmに減少され得る。この範囲の減少
は、14.5mmから50mmの範囲で生じる視野の損
失を取り除く。しかし、通常は、レンズシステム50に
よって作り出される非常に大きな視野のために、より小
さな焦点距離範囲が許容できる。換言すると、ズームレ
ンズシステム50の設計は、現在めったに使用されてい
ない所謂アカデミー35mmシネ(Sine)フィルムのフォ
ーマットである像高さ14.45mm用である。したが
って、より小さな焦点距離の減少は、約12mm高さの
従来の35mmシネフィルムフォーマットに重大に影響
を及ぼすことがない。20mmよりも小さな焦点距離さ
えも達成され得るが、口径食の可能性がある。しかしな
がら、その口径食はズーム位置Z1とZ2の間のズーム
範囲を減少させることによって、また、小さな像を受け
入れることによって回避され得、これは通常許容でき
る。たとえば、約2インチのフォーカスディスタンスの
実行可能な近接/マクロ焦点は、「厚みまたは分離」に
対して表7〜11の焦点合わせのデータは、表面「0」
(すなわち、ダミー表面S1から物体平面「0」までの
距離)に対して59.137となり、表面S9に対して3
4.155となり、表面S5に対して8.558となる。
【0028】図2〜5を参照すると、ズームレンズシス
テム50がフォーカスレンズ群とズームレンズ群とが様
々な位置にある状態で示されており、また光線跡がそれ
らの位置に対して示されている。図2と4は、焦点位置
F1とズーム位置Z1を示し、それらの対するデータは
無限大の焦点と小さな焦点距離で上記表7〜11に示さ
れている。図3は、近接焦点と小さな焦点距離を持って
いる表7〜11の焦点位置F3とズーム位置Z1を表し
ている。図3は、光線跡の相違と類似性を比較する以外
に、フォーカスレンズ群およびズームレンズ群52,5
3,55,56の相対的な位置を比較するために、図2と
並置して示されている。図5は、表7〜11の焦点位置
F1とズーム位置Z4を示しており、無限大の焦点と大
きな焦点距離を持っている。図5は、同様に比較するた
めに、図4と並置して示されている。特に、図2〜5か
ら注意すべきことは、物体空間(図の左)から発している
軸に最近接した一対の光線跡は、像空間で光学軸に収束
していることである。図1は、表7〜11の焦点位置F
2とズーム位置Z2を示し、中間的なフォーカスディス
タンスと焦点距離を持つ。
【0029】通常、レンズシステムのアイリスは、最後
の移動レンズ群の後方(図1〜5の右)に配置されるが、
ズームレンズシステム50はアイリスS23を第2ズー
ムレンズ群56内に配置させている。それ故、アイリス
S23はそれと共に軸方向に移動する。アイリスS23
の開口の大きさは、上述したように、ズームレンズ群5
4が軸方向に移動するときに、調整される。最大開口直
径に関しては、表7〜11に挙げられている。
【0030】また、注目すべきことは、アイリスS23
の開口の大きさは、第1と第2フォーカスレンズ群52
と53の位置に依存しないことである。この構造によっ
て、ズームレンズシステム50は、ズーム領域と焦点領
域に渡って、像空間で約2.2という一定のf番号を維
持している。
【0031】ズームレンズシステム50の光学的性能デ
ータは、下記の表12に示されている。表12には、多
色変調伝達関数(MTF)のデータが、代表例として表7
〜11に示されたズーム位置と焦点位置の7つの異なる
組み合わせにおける5つの異なる視野位置に対して、パ
ーセント(%)で示されている。また、表12には、これ
らのズームおよび焦点位置の7つの組み合わせに対し
て、最大視野歪曲データと最大視野相対照度とがパーセ
ント(%)で示されている。視野位置は2つの値、すなわ
ち、光学軸からの実像高さ(mm)と正規化された像高さ
の両方で示されている。正規化された像高さは最大像高
さによって割算された実像高さである。MTFのパーセ
ンテイジは、表12の右欄に示された波長および重み付
けにおけるものである。すなわち、20サイクル/mm
は、割合に標準的な光学性能の測定法であって、「20
サイクル/mm」という値は、チャート上で1ミリメー
タ当たり20対の白黒の線を意味し、チャートから鮮明
性が決定される。性能データの全ては、20度C(68
度F)の温度、標準大気圧(760mmHg)、像空間に
おいてF/2.2全開口で与えられている。しかしなが
ら、ズームレンズシステム50は、実質的に一定の性
能、たとえば0度から40度C(32度〜10度F)の温
度域に渡って一定のMTF値を与える。そして、性能
(MTF)が少し低下してもよいなら、作動温度範囲は−
10度から50度C(14度〜122度F)あるいはそれ
以上に拡大され得る。
【表12】
【0032】MTF性能が最大視野において欠落し、ま
た0.8の正規化された像高さにおいて幾分か減少して
欠落しているようであるが、これは、光学的視野収差に
一部分帰属している。この光学視野収差は、限定される
ものでないが視野曲率や非点収差や側色を含んでいる。
ズームレンズシステム50は、めったに使用されないか
なり大きなアカデミー35mmシネ像視野を包含するよ
うに設計されているので、実際問題として、これらの欠
落は、約0.8の最大正規化視野が全く十分である現状
では実際には重要でない。さらに、0視野位置すなわち
光軸上での、焦点位置F1とズーム位置Z1に対する見
かけ上のMTF性能は、特に重要という訳ではない。と
いうのは、この近接したフォーカスディスタンスにおけ
る物体が、極めて大きいようであり、より大きな物体空
間距離における物体に対して要求されるのと同じ高性能
のMTFを要求しないからである。その上、シネ用のレ
ンズの像品質鮮明特性を決定する重要な要因は、全ズー
ム位置および全焦点位置におけるコントラストの能力で
ある。一般に、80%以上のMTFパーセント変調(す
なわち、コントラスト)値は例外的と考えられ、50%
と80%の間の値が、非常に良いと考えられる。表12
から、MFTが40%を越えている最大視野を除いて、
各MFTパーセントの殆どが50%を越え、MFT値の
大部分が70%を越えていることがわかる。
【0033】短焦点から長焦点に像が大きさを変化させ
るズームレンズのいわゆる「ブリーシング」の問題は、
ズームレンズシステム50には事実上存在しない。焦点
合わせによるブリーシング値は、像の大きさの変化をパ
ーセント(%)で下記の表13に与えられている。表13
において、値は、(表7〜11の)ズーム位置Z1とZ2
に対して、ズーム位置Z3とZ4に比較すると、比較的
小さいことが分かる。ズーム位置Z1とZ2に対する視
野の深度が、ズーム位置Z3とZ4に比較して、比較的
大きいので、ブリーシング値は小さく、その結果ブリー
シングの影響は顕著でない。もちろん、ズーム位置Z3
とZ4におけるブリーシング値は理想的には小さくなけ
ればならないが、ここの場合のように、たとえそうでな
くとも、これらの影響は小さな視野深度のために特に顕
著であるというわけではない。
【表13】
【0034】表13の値は、焦点位置F1と焦点位置F
2とF3での最大視野主要光線角度(度で表示)の間の差
異に基づいて、546.1ナノメータの波長で測定され
ている。ここで、全ての焦点位置における最大視野主要
光線は、像平面に14.45mmの像高さを生じる。
【0035】本発明は、35mmシネ撮影機で使用する
のに適切な寸法のズームレンズシステム50に関して説
明されているが、このズームレンズシステムの寸法は、
適当に拡大または縮小され得る。これは、16mm、ス
ーパー16mm、35mm、65mm、IMAX(登録
商標)、OMNIMAX(登録商標)などを含む、だだし
限定はされない、様々なフィルム像フォーマット、およ
び、高解像度テレビジョン(HDTV)や先端テレビジョ
ン(ATV)やジェネラルデジタルテレビジョン含む様々
なビデオフォーマットで使用するためである。
【0036】この発明のズームレンズシステム50の多
くの利点の中に、シネで最も通常的に使用されている広
い範囲の焦点距離を与えるという利点があり、これが、
高品質の撮影術に対して多能性を獲得するための少なく
とも7つの固定された焦点距離の対物レンズを不必要に
する。これによって、このズームレンズシステムの使用
は、より大きなフレキシビリティとより低いコストにな
る。更に、ズームレンズシステム50の独自の設計は、
匹敵する焦点距離範囲をもつ最も高性能なズームレンズ
システムよりも小さくなレンズを作り出し、また、同じ
範囲の最大固定焦点距離対物レンズよりもほんの僅かだ
け大きなレンズを作り出している。さらにまた、ズーム
レンズシステム50の独自のレンズ設計は、焦点が短い
フォーカスディスタンスから長いフォーカスディスタン
スに変えられるときに、像が大きさを変える所謂「ブリ
ーシング」の問題を解消する。このズームレンズシステ
ム50の他の特徴と利点は、前述の説明と添付の図面か
ら当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の高性能ズームレンズシステムの光学
的図である。
【図2】 異なる焦点距離とフォーカスディスタンスを
生じさせるためのフォーカスレンズ群とズームレンズ群
の異なる位置を示す図1のズームレンズシステムの光学
的図である。
【図3】 異なる焦点距離とフォーカスディスタンスを
生じさせるためのフォーカスレンズ群とズームレンズ群
の異なる位置を示す図1のズームレンズシステムの光学
的図である。
【図4】 異なる焦点距離とフォーカスディスタンスを
生じさせるためのフォーカスレンズ群とズームレンズ群
の異なる位置を示す図1のズームレンズシステムの光学
的図である。
【図5】 異なる焦点距離とフォーカスディスタンスを
生じさせるためのフォーカスレンズ群とズームレンズ群
の異なる位置を示す図1のズームレンズシステムの光学
的図である。
【符号の説明】
0…物体平面、 1〜23…レンズ要素、51…複数の
フォーカスレンズ群、 52…第1フォーカスレンズ
群、53…第2フォーカスレンズ群、 54…複数のズ
ムレンズ群、55…第1ズームレンズ群,ズームコンペ
ンセータ、56…第2ズームレンズ群,ズームヴァリエ
ータ、57…補助レンズ群、S1,S10,S40,S4
7…ダミー表面、S2〜S9,S11〜S39,S41〜
S46…レンズ表面、S23…アイリス、 S48…像
平面。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の光学軸上に整列されると共に、物
    体空間から発する放射光を集め、かつ、上記放射光を軸
    方向に静止した像空間に実像として伝えるために配置さ
    れた複数のフォーカスレンズ群と複数のズームレンズ群
    と補助レンズ群とから構成された高性能ズームレンズシ
    ステムであって、 上記複数のフォーカスレンズ群は負の光学的拡大力の第
    1フォーカスレンズ群と正の光学的拡大力の第2フォー
    カスレンズ群とを備え、上記複数のズームレンズ群は負
    の光学的拡大力の第1ズームレンズ群と正の光学的拡大
    力の第2ズームレンズ群とを備え、上記第1フォーカス
    レンズ群と第2フォーカスレンズ群および上記第1ズー
    ムレンズ群と第2ズームレンズ群の各々は軸方向に移動
    可能であり、上記補助レンズ群は軸方向に静止している
    ことを特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレンズ群
    は組み合わされた負の光学的拡大力を有していることを
    特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記第1ズームレンズ群は、上記ズームレンズシステム
    の最小焦点距離と最大焦点距離の間の焦点距離の全範囲
    に渡って、まず1つの軸方向に次にもう一方の軸方向に
    非単調に軸上で移動されることを特徴とする高性能ズー
    ムレンズシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群は非球面かつ非平面の光学
    的に屈折する表面を含んでいることを特徴とする高性能
    ズームレンズシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1または4に記載の高性能ズーム
    レンズシステムにおいて、 上記補助レンズ群は非球面かつ非平面の光学的に屈折す
    る表面を含んでいることを特徴とする高性能ズームレン
    ズシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記ズームレンズシステムは残る全ての光学的に屈折す
    る表面が実質的に球面または平面の少なくとも一方であ
    る光学的に屈折する表面を有していることを特徴とする
    高性能ズームレンズシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記補助レンズ群は弱小な光学的拡大力であり、かつ唯
    一の補助レンズ群であることを特徴とする高性能ズーム
    レンズシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記補助レンズ群は正の光学的拡大力を有していること
    を特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の高性能ズームレンズシ
    ステムにおいて、 上記第2ズームレンズ群は調整可能なアイリスを含んで
    いることを特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 固定された光学視野絞りが上記第1ズームレンズ群に設
    けられていることを特徴とする高性能ズームレンズシス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 固定された光学視野絞りが上記第1ズームレンズ群に設
    けられていることを特徴とする高性能ズームレンズシス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項1または9または10または1
    1に記載の高性能ズームレンズシステムにおいて、 固定された光学視野絞りが上記補助レンズ群に設けられ
    ていることを特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレンズ群
    は、上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレン
    ズ群の軸方向の動きによって近接物体から遠方物体へフ
    ォーカスディスタンスが変化する間の上記実像において
    現れる物体の大きさの変化を最小にするためのレンズ要
    素を含んでいることを特徴とする高性能ズームレンズシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群は少なくとも2つの光学屈
    折レンズ要素から構成され、かつ少なくとも1つの非球
    形面のレンズ表面を含んでいることを特徴とする高性能
    ズームレンズシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1または14に記載の高性能ズ
    ームレンズシステムにおいて、 上記第2フォーカスレンズ群は少なくとも2つの光学屈
    折レンズ要素から構成されていることを特徴とする高性
    能ズームレンズシステム。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 上記第1ズームレンズ群は2対のダブレットレンズ要素
    が含まれる6個の光学的に屈折するレンズ要素から構成
    されていることを特徴とする高性能ズームレンズシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項1または16に記載の高性能ズ
    ームレンズシステムにおいて、 上記第2ズームレンズ群は2対のダブレットレンズ要素
    が含まれる10個の光学的に屈折するレンズ要素から構
    成されていることを特徴とする高性能ズームレンズシス
    テム。
  18. 【請求項18】 請求項1または14または16に記載
    の高性能ズームレンズシステムにおいて、 上記補助レンズ群は少なくとも3個の光学的に屈折する
    レンズ要素から構成され、かつ少なくとも1個の非球形
    面のレンズ表面を含んでいることを特徴とする高性能ズ
    ームレンズシステム。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、 上記ズームレンズシステムは外形が下記の等式と係数に
    よって決定される非球形面のレンズ表面を有するレンズ
    要素を含んでいることを特徴とする高性能ズームレンズ
    システム。 Z=(CURV)Y2/{1+(1−(1+K)(CURV)2
    2)1/2}+(A)Y4+(B)Y6+(C)Y8+(D)Y10+(E)
    12 ここで、 CURV= 1/曲率半径 Y = 光学軸に対して垂直に測定された開口高さ K,A,B,C,D,E= 係数 Z = 表面の極(軸方向の頂点)から光学軸に沿っ
    て測定された与えられたY値に対する表面の外形の位置 上記球形レンズ表面に対する係数は、 K=−1.5066 A= 2.0962x10-6 B=−7.9395x10-10 C= 6.1324x10-13 D=−2.8537x10-16 E= 3.1072x10-20
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、上記非球形面のレンズ表面は上記
    第1フォーカスレンズ群に含まれることを特徴とする高
    性能ズームレンズシステム。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載の高性能ズームレンズ
    システムにおいて、上記ズームレンズシステムは外形が
    下記の等式と係数によって決定される非球形面のレンズ
    表面を有するレンズ要素を含んでいることを特徴とする
    高性能ズームレンズシステム。 Z=(CURV)Y2/{1+(1−(1+K)(CURV)2
    2)1/2}+(A)Y4+(B)Y6+(C)Y8+(D)Y10+(E)
    12 ここで、 CURV= 1/曲率半径 Y = 光学軸に対して垂直に測定された開口高さ K,A,B,C,D,E= 係数 Z = 表面の極(軸方向の頂点)から光学軸に沿っ
    て測定された与えられたY値に対する表面の外形の位置 上記球形レンズ表面に対する係数は、 K=−2.2286 A= 2.2871x10-6 B=−2.1575x10-9 C= 9.2167x10-12 D=−1.2856x10-14 E= 0.0
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記非球形面のレンズ表面は上記補助レンズ群に含まれ
    ていることを特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  23. 【請求項23】 共通の光学軸上に整列された複数のフ
    ォーカスレンズ群と複数のズームレンズ群と単一補助レ
    ンズ群とから構成された高性能ズームレンズシステムで
    あって、 上記複数のフォーカスレンズ群は負の拡大力の第1フォ
    ーカスレンズ群と正の拡大力の第2フォーカスレンズ群
    とを有し、各上記フォーカスレンズ群は光学軸に沿って
    個別に軸方向に移動可能であり、上記複数のズームレン
    ズ群は第1ズームレンズ群と第2ズームレンズ群とを備
    え、上記第1ズームレンズ群は最小と最大焦点距離の間
    の全範囲に渡って非単調に軸方向に移動可能であり、上
    記第2ズームレンズ群は最小と最大焦点距離の間の全範
    囲に渡って単調に軸方向に移動可能であり、上記補助レ
    ンズ群は軸方向に静止していることを特徴とする高性能
    ズームレンズシステム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレンズ群
    は組み合わされた負の光学的拡大力を有していることを
    特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群は非球面かつ非平面の光学
    的に屈折する表面を含んでいることを特徴とする高性能
    ズームレンズシステム。
  26. 【請求項26】 請求項23または25に記載の高性能
    ズームレンズシステムにおいて、 上記補助レンズ群は非球面かつ非平面の光学的に屈折す
    る表面を含んでいることを特徴とする高性能ズームレン
    ズシステム。
  27. 【請求項27】 請求項23に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記補助レンズ群は弱小な光学的拡大力であり、かつ唯
    一の補助レンズ群であることことを特徴とする高性能ズ
    ームレンズシステム。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記補助レンズ群は正の光学的拡大力を有していること
    を特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  29. 【請求項29】 請求項23に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記第2ズームレンズ群は調整可能なアイリスを含んで
    いることを特徴とする高性能ズームレンズシステム。
  30. 【請求項30】 請求項23に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレンズ群
    は、上記第1フォーカスレンズ群と第2フォーカスレン
    ズ群の軸方向の動きによって近接物体から遠方物体へフ
    ォーカスディスタンスが変化する間の上記実像において
    現れる物体の大きさの変化を最小にするためのレンズ要
    素を含んでいることを特徴とする高性能ズームレンズシ
    ステム。
  31. 【請求項31】 共通の光学軸上に整列されると共に、
    物体空間から発する放射光を集め、かつ、上記放射光を
    軸方向に静止した像空間に実像として伝えるために配置
    された複数のフォーカスレンズ群と複数のズームレンズ
    群と単一補助レンズ群とから構成された高性能ズームレ
    ンズシステムであって、 上記複数のフォーカスレンズ群は第1フォーカスレンズ
    群と第2フォーカスレンズ群とを備え、上記第1フォー
    カスレンズ群は負の光学的拡大力であって軸方向に移動
    可能であり、上記第2フォーカスレンズ群は正の光学的
    拡大力であって軸方向に移動可能であり、上記複数のズ
    ームレンズ群は第1ズームレンズ群と第2ズームレンズ
    群とを備え、上記第1ズームレンズ群は負の光学的拡大
    力であって軸方向に移動可能であり、上記第2ズームレ
    ンズ群は正の光学的拡大力であって軸方向に移動可能で
    あり、第2ズームレンズ群は調整可能な光学絞りを含
    み、上記単一の補助レンズ群は正の光学的拡大力であ
    り、少なくとも1つの非球面かつ非平面の光学的に屈折
    する表面をもって軸方向に静止し、上記ズームレンズシ
    ステムは実質的に少なくとも球面または平面のいずれか
    1つである残る光学的に屈折する表面を有し、そして、
    上記複数のフォーカスレンズ群と上記複数のズームレン
    ズ群を介して上記ズームレンズシステムは焦点を合わせ
    およびズーミングの範囲に渡って上記実像において高レ
    ベルの光学的性能を与えることを特徴とする高性能ズー
    ムレンズシステム。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、 各上記非球面かつ非平面の光学的に屈折する表面は非球
    形面であることを特徴とする高性能ズームレンズシステ
    ム。
  33. 【請求項33】 請求項31または32に記載の高性能
    ズームレンズシステムにおいて、 上記複数のフォーカスレンズ群は組み合わされた負の光
    学的拡大力を有していることを特徴とする高性能ズーム
    レンズシステム。
  34. 【請求項34】 共通の光学軸上に整列されると共に、
    物体空間から発する放射光を集め、かつ、上記放射光を
    軸方向に静止した像空間に実像として伝えるために配置
    されたガラスレンズ要素1乃至23から構成されている
    高性能ズームレンズシステムであって、 上記レンズ要素は、第1フォーカスレンズ群52と第2
    フォーカスレンズ群53とを備えている複数のフォーカ
    スレンズ群51と、第1ズームレンズ群55と第2ズー
    ムレンズ群56とを備えている複数のズームレンズ群5
    4と、補助レンズ群57とを形成し、上記第1フォーカ
    スレンズ群と第2フォーカスレンズ群と上記第1ズーム
    レンズ群と第2ズームレンズ群は各々軸方向に移動可能
    であり、 上記第1フォーカスレンズ群はレンズ要素1と2を備
    え、上記第2フォーカスレンズ群はレンズ要素3と4を
    備え、上記第1ズームレンズ群はレンズ要素5乃至10
    を備え、上記第2ズームレンズ群はレンズ要素11乃至
    20を備え、上記補助フォーカスレンズ群はレンズ要素
    21,22,23を備え、 レンズ要素表面とダミー表面とアイリスと物体平面と像
    平面は0およびS1乃至S48として識別されており、
    上記レンズ要素表面S3とS44は球形であり、上記レ
    ンズ要素と上記レンズ要素表面と上記ダミー表面と上記
    アイリスと上記物体平面と上記像平面とは以下の関係と
    特性を有していることを特徴とする高性能ズームレンズ
    システム。 【表1】 【表2】 【表3】
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて上記ダミー表面を除いて、S1から
    S48の各表面での最大開口直径(mm)が下記であるこ
    とを特徴とする高性能ズームレンズシステム。 S2において 124.80、 S3において 90.57、 S4において 90.24、 S5において 73.22、 S6において 73.95、 S7において 68.33、 S8において 64.89、 S9において 62.41、 S11において 48.90、 S12において 47.92、 S13において 45.43、 S14において 45.15、 S15において 44.15、 S16において 44.47、 S17において 43.55、 S18において 41.81、 S19において 41.84、 S20において 41.17、 S21において 41.12、 S22において 41.10、 S23において 40.98、 S24において 42.20、 S25において 41.99、 S26において 41.96、 S27において 44.73、 S28において 47.12、 S29において 47.81、 S30において 47.23、 S31において 48.06、 S32において 48.29、 S33において 51.41、 S34において 52.55、 S35において 57.81、 S36において 58.48、 S37において 58.93、 S38において 59.41、 S39において 58.70、 S41において 29.97、 S42において 29.72、 S43において 29.34、 S44において 28.50、 S45において 28.58、 S46において 28.75、 S48において 28.90
  36. 【請求項36】 請求項34に記載の高性能ズームレン
    ズシステムにおいて、上記非球形面のレンズ表面S3は
    下記の等式と係数によって決定される外形を有している
    ことを特徴とする高性能ズームレンズシステム。 Z=(CURV)Y2/{1+(1−(1+K)(CURV)2
    2)1/2}+(A)Y4+(B)Y6+(C)Y8+(D)Y10+(E)
    12 ここで、 CURV= 1/曲率半径 Y = 光学軸に対して垂直に測定された開口高さ K,A,B,C,D,E= 係数 Z = 表面の極(軸方向の頂点)から光学軸に沿っ
    て測定された与えられたY値に対する表面の外形の位置 上記非球形面のレンズ表面に対する係数は、 K=−1.5066 A= 2.0962x10-6 B=−7.9395x10-10 C= 6.1324x10-13 D=−2.8537x10-16 E= 3.1072x10-20
  37. 【請求項37】 請求項34または36に記載の高性能
    ズームレンズシステムにおいて、上記非球形面のレンズ
    表面S44は下記の等式と係数によって決定される外形
    を有していることを特徴とする高性能ズームレンズシス
    テム。 Z=(CURV)Y2/{1+(1−(1+K)(CURV)2
    2)1/2}+(A)Y4+(B)Y6+(C)Y8+(D)Y10+(E)
    12 ここで、 CURV= 1/曲率半径 Y = 光学軸に対して垂直に測定された開口高さ K,A,B,C,D,E= 係数 Z = 表面の極(軸方向の頂点)から光学軸に沿っ
    て測定された与えられたY値に対する表面の外形の位置 上記非球形面のレンズ表面に対する係数は、 K=−2.2286 A= 2.2871x10-6 B=−2.1575x10-9 C= 9.2167x10-12 D=−1.2856x10-14 E= 0.0
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