JPS5811606B2 - 光学補正型可変焦点距離レンズ系 - Google Patents
光学補正型可変焦点距離レンズ系Info
- Publication number
- JPS5811606B2 JPS5811606B2 JP54080868A JP8086879A JPS5811606B2 JP S5811606 B2 JPS5811606 B2 JP S5811606B2 JP 54080868 A JP54080868 A JP 54080868A JP 8086879 A JP8086879 A JP 8086879A JP S5811606 B2 JPS5811606 B2 JP S5811606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens group
- focal length
- positive
- object side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、極めて簡単な機構によって変倍が可能で、且
つ像面位置を等しくする事のできる光学補正方式による
ホームビデオテレビカメラ用の可変焦点距離レンズ系に
関するものである。
つ像面位置を等しくする事のできる光学補正方式による
ホームビデオテレビカメラ用の可変焦点距離レンズ系に
関するものである。
一般の機械補正方式の可変焦点距離レンズ系は、変倍を
行い且つ焦点移動を補正するために、2つ以上の互いに
独立なレンズ群の移動が必要となり、カムを使用しなけ
ればならないので非常に高価なものとなってしまう。
行い且つ焦点移動を補正するために、2つ以上の互いに
独立なレンズ群の移動が必要となり、カムを使用しなけ
ればならないので非常に高価なものとなってしまう。
本発明はカムを使用する事なく、ただ一つのレンズ群を
移動させる事によって、実用上使用頻度の最も多い可変
焦点距離範囲の両端において焦点位置を等しくする事が
できたものである。
移動させる事によって、実用上使用頻度の最も多い可変
焦点距離範囲の両端において焦点位置を等しくする事が
できたものである。
またレンズ構成枚数も少なくし、且つ絞シ位置、絞り径
も一定であるので経済的に非常に安価で、しかも準広角
の画角を包括するホームビデオテレビカメラ用の可変焦
点距離レンズ系を得る事ができたものである。
も一定であるので経済的に非常に安価で、しかも準広角
の画角を包括するホームビデオテレビカメラ用の可変焦
点距離レンズ系を得る事ができたものである。
以下本発明を詳述する。
本発明は、物体側より第ルンズ群が正、第2レンス群が
L第3レンズ群が正の3つのレンズ群から構成され、第
1、第3の正レンズ群を固定し負の焦点距離を有する第
2レンズ群だけを移動させる事によって、焦点距離を変
化させ、且つ像面位置を等しくする事のできる光学補正
型可変焦点距離レンズ系において、第ルンズ群は物体側
より物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、次に物
体側に曲率の強い凸面を向けた正レンズから成り、第2
レンズ群は物体側よシ物体側に凸面を向けた1枚ないし
2枚の負メニスカスレンズ、次に物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズから成り、第3レンズ群は2群3枚
のレンズより構成され、物体側より物体側に曲率の強い
凸面を向けた正レンズ、次に非常に曲率の強い面をはり
合せ面とする正レンズと負メニスカスレンズとのはシ合
せレンズから成り、且つ ただし fw:短焦点側における全系の焦点距離 fI :第ルンズ群の焦点距離 fWI劃 :短焦点側における第1、第2レンズ群の合
成焦点距離 ΔD■ :第2レンズ群の移動量 din、p:第ルンズ群内の負メニスカスレンズと正レ
ンズとの間の空気間隔 d■n、p:第2レンズ群内の最終負メニスカスレンズ
と正メニスカスレンズとの間の空 気間隔 r■c:第3レンズ群内のはり合せ面の曲率半径の諸条
件を満足する光学補正型可変焦点距離レンズ系である。
L第3レンズ群が正の3つのレンズ群から構成され、第
1、第3の正レンズ群を固定し負の焦点距離を有する第
2レンズ群だけを移動させる事によって、焦点距離を変
化させ、且つ像面位置を等しくする事のできる光学補正
型可変焦点距離レンズ系において、第ルンズ群は物体側
より物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、次に物
体側に曲率の強い凸面を向けた正レンズから成り、第2
レンズ群は物体側よシ物体側に凸面を向けた1枚ないし
2枚の負メニスカスレンズ、次に物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズから成り、第3レンズ群は2群3枚
のレンズより構成され、物体側より物体側に曲率の強い
凸面を向けた正レンズ、次に非常に曲率の強い面をはり
合せ面とする正レンズと負メニスカスレンズとのはシ合
せレンズから成り、且つ ただし fw:短焦点側における全系の焦点距離 fI :第ルンズ群の焦点距離 fWI劃 :短焦点側における第1、第2レンズ群の合
成焦点距離 ΔD■ :第2レンズ群の移動量 din、p:第ルンズ群内の負メニスカスレンズと正レ
ンズとの間の空気間隔 d■n、p:第2レンズ群内の最終負メニスカスレンズ
と正メニスカスレンズとの間の空 気間隔 r■c:第3レンズ群内のはり合せ面の曲率半径の諸条
件を満足する光学補正型可変焦点距離レンズ系である。
本発明は3つのレンズ群から構成されているわけである
が、各レンズ群内において、色収差を筆頭に諸収差の発
生を小さく押えるためには、少なくとも1枚の負レンズ
と少なくとも1枚の正レンズが必要となる。
が、各レンズ群内において、色収差を筆頭に諸収差の発
生を小さく押えるためには、少なくとも1枚の負レンズ
と少なくとも1枚の正レンズが必要となる。
しかし、第3レンズ群(マスタ一部っけ、3つのレンズ
群の中では必然的に最もパワーが強くなるので、単に1
枚の正レンズと1枚の負レンズだけでは収差を補正する
事が非常に困難である。
群の中では必然的に最もパワーが強くなるので、単に1
枚の正レンズと1枚の負レンズだけでは収差を補正する
事が非常に困難である。
それ故、従来から知られている準広角を包括する可変焦
点距離レンズ系のマスタ一部は少なくとも4枚以上のレ
ンズから構成されているが、本発明においては必要最小
限と思われる2群3枚の構成から成る従来にないタイプ
をマスタ一部に用いている。
点距離レンズ系のマスタ一部は少なくとも4枚以上のレ
ンズから構成されているが、本発明においては必要最小
限と思われる2群3枚の構成から成る従来にないタイプ
をマスタ一部に用いている。
したがって、全系においては6群7枚ないし7群8枚の
少ないレンズ枚数で構成されており、また、絞りAを固
定部の第3レンズ群に付属させる事によって、絞り位置
、絞り径を変化させる事なく口径比を一定にできるので
、鏡胴も非常に簡単なものとなり、安価なレンズ系が実
現可能である。
少ないレンズ枚数で構成されており、また、絞りAを固
定部の第3レンズ群に付属させる事によって、絞り位置
、絞り径を変化させる事なく口径比を一定にできるので
、鏡胴も非常に簡単なものとなり、安価なレンズ系が実
現可能である。
次に上記条件について述べる。
条件(1)、(2)、(3)は3つのレンズ群のパワー
配置に関するものであり、本発明は第2レンズ群だけを
移動させる光学補正方式であるために、特殊なパワー配
置を採用している。
配置に関するものであり、本発明は第2レンズ群だけを
移動させる光学補正方式であるために、特殊なパワー配
置を採用している。
条件(1) 、 (2) 、 +3)の上限値を越える
と、長焦点側のバックフォーカスが短かくなって焦点移
動を無視する事が出来なくなり、また条件(1) 、
(2) 、 +3)の下限値を越えると、反対に長焦点
側のバックフォーカスが長くなる。
と、長焦点側のバックフォーカスが短かくなって焦点移
動を無視する事が出来なくなり、また条件(1) 、
(2) 、 +3)の下限値を越えると、反対に長焦点
側のバックフォーカスが長くなる。
条件(1)。(2) 、 (3)は焦点移動を小さく押
え且つ小型で性能も補償できるパワー配置の範囲である
。
え且つ小型で性能も補償できるパワー配置の範囲である
。
条件(4) 、 (5)は特に球面収差、歪曲収差を補
正するだめのものであわ、下限値を越すと、小型化には
有利であるが、短焦点側の球面収差がアンダー、長焦点
側の球面収差がオーバーとなりその変動が大きく、上限
値を越えると、球面収差の補正には有利であるが、レン
ズ系の前玉径の増大を招き、前玉径を小さくしようとす
るとマイナスの歪曲収差が大きくなってしまう。
正するだめのものであわ、下限値を越すと、小型化には
有利であるが、短焦点側の球面収差がアンダー、長焦点
側の球面収差がオーバーとなりその変動が大きく、上限
値を越えると、球面収差の補正には有利であるが、レン
ズ系の前玉径の増大を招き、前玉径を小さくしようとす
るとマイナスの歪曲収差が大きくなってしまう。
条件(6)は第3レンズ群内のはり合せレンズに関する
ものである。
ものである。
本発明において最も重要である第3レンズ群は正、正群
の配置の非常に簡単な構成であるが、群内で色収差を補
正するために一つの正レンズ群を非常に強いはり合せ面
を有するはり合せレンズとしている。
の配置の非常に簡単な構成であるが、群内で色収差を補
正するために一つの正レンズ群を非常に強いはり合せ面
を有するはり合せレンズとしている。
条件(6)の下限値を越えると、曲率半径が小さくなり
過ぎて、明るい口径比を得る事ができなくなり、上限値
を越えると、色収差の補正が不十分となる。
過ぎて、明るい口径比を得る事ができなくなり、上限値
を越えると、色収差の補正が不十分となる。
以下本発明の実施例を記載する。
ただしfは焦点距離、ωは半画角、rは曲率半径、dは
レンズ厚もしくはレンズ面間隔、Nはd−lineの屈
折率、νはアツベ数を示す。
レンズ厚もしくはレンズ面間隔、Nはd−lineの屈
折率、νはアツベ数を示す。
fw/f1= ols 5
fw/fw1 、II−−0,257
ΔD■/、7’W = 14、
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1に対応する短焦点側のレンズ系構成図
。 第2図は実施例2に対応する短焦点側のレンズ系構成図
。 第3図a、bは実施例1の諸d(n、p/fW =ct
2/fW =O−115dIIn1./fw=d6/f
w−0・4781 rHo1/fW−l rt□l/、
f、= 0.74.5収差図で、aは短焦点側、bは長
焦点側の状態を示す。 第4図a、bは同じ〈実施例2の諸収差である。 図中でr、は各レンズ面の曲率半径、d、はレンズ厚も
しくにレンズ面間隔、Aは絞りを示す。
。 第2図は実施例2に対応する短焦点側のレンズ系構成図
。 第3図a、bは実施例1の諸d(n、p/fW =ct
2/fW =O−115dIIn1./fw=d6/f
w−0・4781 rHo1/fW−l rt□l/、
f、= 0.74.5収差図で、aは短焦点側、bは長
焦点側の状態を示す。 第4図a、bは同じ〈実施例2の諸収差である。 図中でr、は各レンズ面の曲率半径、d、はレンズ厚も
しくにレンズ面間隔、Aは絞りを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体側より第ルンズ群が正、第2レンズ群が負、第
3レンズ群が正の3つのレンズ群から構成され、第1.
第3の正レンズ群を固定し、負の焦点距離を有する第2
レンズ群だけを移動させる事によって、焦点距離を変化
させ、且つ像面位置を等しくする事のできる光学補正型
可変焦点距離レンズ系において、第ルンズ群は物体側よ
す物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ及び物体側
に曲率の強い凸面を向けた正レンズから成り、第2レン
ズ群は物体側より物体側に凸面を向けた1枚ないし2枚
の負メニスカスレンズ及び物体側に凸面を向けた正メニ
スカスレンズから成力、第3レンズ群は物体側より物体
側に曲率の強い凸面を向けた正レンズ及び非常に曲率の
強い面をはり合せ面とする正レンズと負メニスカスレン
ズとのはり合せ正レンズから成り、且つ ただし fw:短焦点側における全系の焦点距離 f1:第ルンズ群の焦点距離 fWI、■”短焦点側における第1.第2レンズ群の合
成焦点距離 ΔDi第2レンズ群の移動量 dI ns 計第ルンズ群内の負メニスカスレンズと正
レンズとの間の空気間隔 d■n、p:第2レンズ郡内の最終負メニカスレンズと
正メニスカスレンズとの間の空気間 隔 rIo :第3レンズ群内のはり合せ面の曲率半径の諸
条件を満足する光学補正型可変焦点距離レンズ系O
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54080868A JPS5811606B2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 光学補正型可変焦点距離レンズ系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54080868A JPS5811606B2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 光学補正型可変焦点距離レンズ系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS565518A JPS565518A (en) | 1981-01-21 |
JPS5811606B2 true JPS5811606B2 (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=13730315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54080868A Expired JPS5811606B2 (ja) | 1979-06-27 | 1979-06-27 | 光学補正型可変焦点距離レンズ系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811606B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147612A (en) * | 1981-03-07 | 1982-09-11 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Zoom lens |
JPS62187315A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-15 | Ricoh Co Ltd | 超小型なズ−ムレンズ |
JP2748370B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1998-05-06 | ミノルタ株式会社 | ズームレンズ |
JP2590944B2 (ja) * | 1987-10-16 | 1997-03-19 | ミノルタ株式会社 | 2焦点レンズ |
JP2558138B2 (ja) * | 1988-02-08 | 1996-11-27 | オリンパス光学工業株式会社 | 変倍レンズ |
CN108604001B (zh) * | 2016-02-24 | 2020-12-15 | 松下知识产权经营株式会社 | 变焦透镜系统、具有变焦透镜系统的摄像装置及具有摄像装置的车辆 |
-
1979
- 1979-06-27 JP JP54080868A patent/JPS5811606B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS565518A (en) | 1981-01-21 |
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